異世界で出会いを求めるのは間違っているだろうか 作:もっち~!
---シュウ---
メリーエスト姫もシスティーナと同様に、サトゥーの嫁にして貰った。でっぱい好きのサトゥー好みだったし♪
「なぁ、なんか分不相応な気がするが…」
姫二人を嫁にすることになっているサトゥーが不安げなようだ。
「問題は無い。エチゴヤの後盾が増えたと思えば良いだろ?でっぱい好きなんだし♪」
「いや、確かに巨乳は好きだよ。だけど…」
不満が有るようだ。では、あらゆる選択肢をテーブルに載せるか♪
「なぁ、サトゥー君。ミトだけを嫁にするのと、でっぱいな姫二人を嫁にするのと、どっちがいいって?」
「他に選択肢は無いのか…」
頬がピクつくサトゥー。
「それとも、ゼナだけを愛し、ゼナだけを嫁にして、ゼナ以外の女性は認め無いのを唯一の道にするのかい?」
「え…」
顔から血の気が失せていくサトゥー。
「いやいや、もっと良い道がある。サトゥー君の性器を女性にして、モモンと結婚って言うのは♪」
「いえ…でっぱいな姫二人…で…お願いします」
サトゥーが折れた。さすがに、モモンとの性交は耐えられないだろうな♪
「では、そういうことで…」
「さすがは鬼だ…」
ミトの頷くような声が聞こえた。
「次の裁定は、勇者か…能力は戻すが、僕達には無効って感じでいいかな?」
「いいんじゃ無いの」
ミトが肯定したので、決定だな。
「後はなんかある?」
「あの~、いいかな?で、狩り場はどうなったんだ?」
って、リーン。
「ここでもいいけど、二つの迷宮都市を行き来も有りかな。例えば、週末はアッチでグルメ三昧とか」
「肉を希望します」
「ハンバーグ先生なのです♪」
「焼き肉?」
肉食系娘のリクエスト。
「肉は、兎さんの世界が一番うまいかな?」
うなずく3人。
「まぁ、ここの中層で狩りをしつつ考えよう」
---サトゥー---
なにげに、アイツの不要品が眷属や嫁になっているような。まぁ、贅沢な布陣なので、文句は言わないが。サガ帝国、シガ王国の姫を一人ずつ。どうせ人質だから、奴隷扱いで良いと言われた。現役の姫を奴隷って、豪華すぎる。
パーティーの方は、女神様、ほぼ無敵な防御の聖戦士、爆裂魔法を使わせたら右に出る者がいない魔導師、不死身な薬剤師であるリッチ。そして、元リッチのサトルさん…
クセがありすぎるメンバーである。どうするんだ、これ…まぁ、俺一人で潜れば問題は無いが…
「眷属にリッチが二人もいるんですか」
メリーエスト姫が唸っている。
「さすがはペンドラゴン卿ですわ♪」
って、システィーナ姫。
「二人とも、俺でいいのか?」
一応確認をする。
「魔王風情の策略ですが。いつか、ペンドラゴン卿と共に、アイツを倒します」
意気込むメリーエスト姫。そのいつかは来ないに一票だな。アイツを敵にすると、恩恵が目減りしてしまう。高級娼館のVIP待遇…金で買えないステイタスである。
「それより、あの件は何かわかりましたか?」
システィーナ姫に訊かれた。アノ件?あぁ、あの名の無き神かぁ…
「散々会っただろ?」
「えっ?会った?」
たぶん、アイツで間違いは無い。
「アイツは魔王風情じゃないぞ」
システィーナ姫が固まった。まぁ、宿敵だと信じている者が、憧れの君だもんなぁ。
「まさか…根拠はありますか?」
「根拠?アイツの能力、スペックだ。あと、上流者の態度だ」
アイツのスペックは測れない。俺の犯した罪を帳消しにしてくれた。今もゼナさんの笑顔が見られるのは嬉しい限りだ。
「まあ、敵にしない方が良い」
「ペンドラゴン卿なら、勝てるのではないですか?」
たぶん、この二人は誤解している。
「俺の手柄はあまり無い。ほとんど、アイツの丸投げだからな」
俺は神託の巫女のセーラを助けたことは無い。でも、俺が助けたことになっていた。
「丸投げ?手柄を?有り得ない」
「その有り得ないことをするのがアイツだよ。アイツには性欲以外の欲が無いらしい。だから、出世欲も無いし、独占欲も無いんだ」
目が点になっている姫二人。
「ちょっと、兄ぃ、いる?」
ヒカルがやって来た。
「なんだ?」
「歓迎パーティーだって。ペンドラゴン卿と新しい嫁二人で出てね」
えっ?パーティーの招待を丸投げか?
「そっちは?」
「今後の生活基盤を固めるって。週末は向こうで過ごすことになったから♪」
「週末は向こうかぁ♪」
週末は娼館三昧だな♪
「兄ぃは娼館からの通いで、食事当番だって♪」
娼館からの通い…毎晩…寝不足になりそうだ。
「わかった。まかせろ♪」
ヒカルが帰っていった。
「ペンドラゴン卿、娼館とは?」
あっ、聞かれた。マズいなぁ…
「将来受け継ぐお店だよ」
って、誤魔化す。
「商館なんですね♪」
たぶん違う「しょうかん」だと思う。
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パーティーの主役は両手に姫の俺だった。この街の名士な方々から挨拶を受ける。
「今宵は、あの方はいらっしゃらないのですか?」
アシネン夫人に訊かれた。
「来ないです」
「そうですか…」
アシネン夫人は残念そうに去って行った。
「次期アシネン公爵ですよね?アイツに用ってなんで?」
システィーナが怒りを纏った。
「アイツは、この街で名医って噂だよ。どこか悪かったのでは?」
「そんなのペンドラゴン卿が、治して上げましょうよ。アシネン夫人!」
メリーエスト姫が、アシネン夫人を呼び止めた。
「あんな魔王風情に頼まなくても、ペンドラゴン卿が治して差し上げますわ♪」
アシネン夫人…いや、この会場にいる者達が、俺達に怒りを向けているような。
「サガ帝国の姫に言っておきます。あの方は魔王風情ではありません。今後、そのような言葉を口にするのであれば、こちらにも考えがありますわ!」
アシネン夫人の言葉で、パーティーはお開きになったようだ。アイツの信者ばかりだったのではと思いたくなる現実…
「主役がいるのに、パーティーをお開き?有り得ないわ!」
メリーエスト姫が吠えるが、誰も耳を貸さない。
「アイツは何者なんですか?!」
システィーナ姫が、参加者達に声を掛けた。だけど、誰も耳を貸さない。俺達は部外者になったようだ。
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夜中に、アイツの元へ一人で訪れた。
「みんなを怒らせたって?ダメだよ。君は僕の代理で参加しているのに…」
コイツの代理人って地位だったらしい。まぁ、影武者って言い方の方が格好いいかな。
「だが、お前はこの街で、何をしているんだ?」
「仕事を少々と、みんなで楽しく生活を♪」
「仕事って、なんだ?」
「言えないよ。君が知って良い範囲の話では無い。帰れ!」
次の瞬間、自分の屋敷に強制転移させられた。アイツ、何かをしているんだな。俺に言えないことを…
---シュウ-----
アシネン夫人の元へ行き、当面の青汁を渡した。
「ありがとうございます」
大切に受け取る夫人。
「あのバカ、昨晩、何かをやらかしましたか?」
「いえ、サガの姫ですよ。貴方様を魔王風情って…育ちが悪いのかしらね」
あぁ、サトゥーではなく、でっぱい姫2号の方か。
「僕は魔王風情でも良いです。呼び方ってものは、立ち位置で変わるものだと思います」
「そうおっしゃると思いました。でも、私達の心情の問題ですから、気にしないで下さいね」
そうだ、お土産があったんだ。
「これで、栄養でも付けてください」
一角兎の腿の唐揚げをプレゼント。
「これは?」
「異国の地の兎の腿の唐揚げです。うちの肉食娘達に評判なんです」
「あぁ、ポチちゃん、タマちゃんですか。それは楽しみだわ」
ポチタマは、上流貴族の奥様方のアイドルである。モフモフしても嫌な顔をしないから。
「では、また、来ます」
アシネン夫人の家を後にして、今日の往診先を廻っていく。
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家に戻ると、性懲りも無く、アイツがいた。
「今日はなんだ?でっぱい1号♪」
「ちょっと失礼ではない?でっぱいって!」
だって、でっぱいじゃん。ミトとゼナ、ポチタマ、アリサ、ミーアを敵に回した時点で、お前の相手はしたくない。ポチとタマをモフモフする。喜ぶ二人。
「あんた、ロリコン?」
「お前、可愛い者が嫌いなんだろ?このひねくれでっぱいが!」
「ふん!ロリコンに言われたく無いわ。そうか、貧乳好きなんだ♪」
ミトは怒りを纏い、ゼナが固まっている。
「貧乳って言うな!脳へ行く栄養が胸に行っただけの女に言われたく無い!」
「貧乳好きなのか…」
勝ち誇った目で見るシスティーナ。
「ダーリンは分け隔ては無いです!」
アーゼが怒りを纏っている。
「で、何をしに来たんだ?でっぱい1号君♪」
固まったゼナを抱き、安堵のオーラで心を解していく。サトゥーに捨てられたのを貧乳のせいだと思っているようで、感情がフィードバックしたようだった。
「ほら、また貧乳の娘に♪」
「おい!用が無いなら、死ね!」
苦しみ出したシスティーナ。
「ちょっと、何をしでかしたの?」
ミトがヤバいと判断したのか、声を掛けてきた。
「アイツの周囲の酸素を無価値にしてやっただけだ」
「ダメだよ~、本当に死んじゃうよ…あぁ、死んじゃったし」
窒息死。蘇生してから、墜落死。蘇生してから、水没死。蘇生してから…まぁ、デスマーチ三昧をして上げた。
「鬼だわ…」
って、アーゼ。
「そうだよ。鬼の子だし♪」
---システィーナ---
様々な死に方を体験した。アイツ、何者だ?殺すことに躊躇が無い。そして、蘇生して、また殺す…
「鬼だわ…」
ハイエルフ様が呟いた。
「そうだよ。鬼の子だし♪」
えっ!鬼の子供…魔王では無くて、鬼なのか…って、鬼ってなんだ?
ペンドラゴン邸に帰り着き、ペンドラゴン卿に訊いた。
「鬼って、何ですか?」
「地獄に住んでいる魔物だよ」
魔物なのか、アイツは…魔王より下なのか。
「あぁ、アイツの事だったら、舐めない方がいいよ。単なる魔物では無いと思うから」
「どういう意味ですか?」
「そういう意味だよ。魔物にしてはスキルや術が豊富すぎるんだ。そもそも、魔物は蘇生術は使えない。だから、アイツは単なる魔物では無いと思う」
「魔物なら退治しましょうよ」
「害は無いんだ、放って置けばよい。それとも、何か害があったのか?」
「私に盾を突くのは、重罪です」
「王が認めた男だ。それに盾を突く、お前の方が重罪だと思うぞ」
まさか、ペンドラゴン卿までもが、あの魔物に毒されていたのか…
翌日、神様の御使い様に、あの魔物の退治を依頼した。
---シュウ---
僕を塩漬けにしに来た奴らを、塩漬けにしてやった。
「セーラ、こいつら、どこの神の御使いだ?」
「この辺りだと、テニオン様ですが、まさかねぇ」
塩漬けにしたので、記憶が読めない。う~ん…そうだ。僕に悪意を持つ者を『強奪』で引き寄せた。すぐに犯人は割れた。でっぱい1号である。
「お前か?お使いに依頼した奴は」
塩漬けにされた御使い共をみて、腰をぬかしているシスティーナ。
「ミト…コイツ、ウザいんだけど…」
「そうね。こんなマネをするとは…」
「神への冒涜です」
って、セーラ。
「同意です、ダーリン♪」
アーゼも怒っているようだ。
「じゃ、塩漬けにしてやる」
指を鳴らし、システィーナのある部分を塩漬けにしてあげた。
「今後、その身体で生きよ♪」
「何をやらかしたのよ~」
ミトに訊かれた。
「膣を塩漬けにした。使い物にならないだろうな、二度と!」
「さすがは、鬼ですね…」
って、ゼナ。さすおにのように言わないで欲しいところだ。
「生温い!あの胸の袋も塩漬けにしてよ~」
って、ミト。でっぱいは敵なんだろうな。では、指を鳴らし、ミトの望みを叶えてあげた。
「今後、乳首からは塩が出る!」
「え?マジに?」
願ったミトの顔から血の気が失せる。お前が言ったんだぞ♪塩漬けでっぱいをサトゥーの元へ強制転移させた。
---サトゥー----
システィーナ姫が転移してきた。また、アイツにちょっかいをだしたのか。
「ねぇ、乳首を吸ってみて…」
システィーナにお願いをされた。いいのか?乳首だぞ、乳首♪で、吸ってみた。物凄い後悔をした。
「なんだよ~!痛いくらいに辛いぞ…何をされてきたんだ?」
言わないでもわかる。乳房の中は塩でミタされているのだろう。
「あの魔物に…体内を塩漬けにされた…」
塩分の取り過ぎになるんでは無いなのか?この場合、腐敗防止で、死んだらミイラになるのかな?
「ねえ、助けて下さい」
「アイツを怒らせたんだろ?無理だよ」
巻き添えはゴメンである。ようやく良い隣人関係になりつつ有るのに。
---シュウ---
あの塩漬け女は、父親に泣き付いたようだ。王様から、今回だけは見逃してくれと書簡が届いた。
「今回だけって、もう何度も見逃しているんだけど、甘いなぁ」
「甘いよね~。でも、塩漬けはまずいよ」
いや、ミトも同罪だ。お前が望んだんだし♪
「まぁ、後1週間位で溶け出すようにするか」
「で、明日は狩りの日ですが…」
リザが訊いて来た。そうだね。週末だねぇ。
「リザ達は兎狩りに引率かな。ミトは買い物だな」
「え?狩りに行きたい。運動したいよ~」
頷く女性陣。まだ、甘味三昧のアレが残っているのか?
「ねぇ、最近してくれないのは、小太りになったからだよね?」
「それは…ちょっとだけだよ。単に忙しいだけだ。僕は夜行性だから」
夜の方が活動し易いのだった。