※この作品はR-18です。

異世界で出会いを求めるのは間違っているだろうか   作:もっち~!

40 / 65
05/25 誤字を修正


塩漬けされたシスティーナ

---シュウ---

 

メリーエスト姫もシスティーナと同様に、サトゥーの嫁にして貰った。でっぱい好きのサトゥー好みだったし♪

 

「なぁ、なんか分不相応な気がするが…」

 

姫二人を嫁にすることになっているサトゥーが不安げなようだ。

 

「問題は無い。エチゴヤの後盾が増えたと思えば良いだろ?でっぱい好きなんだし♪」

 

「いや、確かに巨乳は好きだよ。だけど…」

 

不満が有るようだ。では、あらゆる選択肢をテーブルに載せるか♪

 

「なぁ、サトゥー君。ミトだけを嫁にするのと、でっぱいな姫二人を嫁にするのと、どっちがいいって?」

 

「他に選択肢は無いのか…」

 

頬がピクつくサトゥー。

 

「それとも、ゼナだけを愛し、ゼナだけを嫁にして、ゼナ以外の女性は認め無いのを唯一の道にするのかい?」

 

「え…」

 

顔から血の気が失せていくサトゥー。

 

「いやいや、もっと良い道がある。サトゥー君の性器を女性にして、モモンと結婚って言うのは♪」

 

「いえ…でっぱいな姫二人…で…お願いします」

 

サトゥーが折れた。さすがに、モモンとの性交は耐えられないだろうな♪

 

「では、そういうことで…」

 

「さすがは鬼だ…」

 

ミトの頷くような声が聞こえた。

 

「次の裁定は、勇者か…能力は戻すが、僕達には無効って感じでいいかな?」

 

「いいんじゃ無いの」

 

ミトが肯定したので、決定だな。

 

「後はなんかある?」

 

「あの~、いいかな?で、狩り場はどうなったんだ?」

 

って、リーン。

 

「ここでもいいけど、二つの迷宮都市を行き来も有りかな。例えば、週末はアッチでグルメ三昧とか」

 

「肉を希望します」

 

「ハンバーグ先生なのです♪」

 

「焼き肉?」

 

肉食系娘のリクエスト。

 

「肉は、兎さんの世界が一番うまいかな?」

 

うなずく3人。

 

「まぁ、ここの中層で狩りをしつつ考えよう」

 

 

 

---サトゥー---

 

なにげに、アイツの不要品が眷属や嫁になっているような。まぁ、贅沢な布陣なので、文句は言わないが。サガ帝国、シガ王国の姫を一人ずつ。どうせ人質だから、奴隷扱いで良いと言われた。現役の姫を奴隷って、豪華すぎる。

 

パーティーの方は、女神様、ほぼ無敵な防御の聖戦士、爆裂魔法を使わせたら右に出る者がいない魔導師、不死身な薬剤師であるリッチ。そして、元リッチのサトルさん…

 

クセがありすぎるメンバーである。どうするんだ、これ…まぁ、俺一人で潜れば問題は無いが…

 

「眷属にリッチが二人もいるんですか」

 

メリーエスト姫が唸っている。

 

「さすがはペンドラゴン卿ですわ♪」

 

って、システィーナ姫。

 

「二人とも、俺でいいのか?」

 

一応確認をする。

 

「魔王風情の策略ですが。いつか、ペンドラゴン卿と共に、アイツを倒します」

 

意気込むメリーエスト姫。そのいつかは来ないに一票だな。アイツを敵にすると、恩恵が目減りしてしまう。高級娼館のVIP待遇…金で買えないステイタスである。

 

「それより、あの件は何かわかりましたか?」

 

システィーナ姫に訊かれた。アノ件?あぁ、あの名の無き神かぁ…

 

「散々会っただろ?」

 

「えっ?会った?」

 

たぶん、アイツで間違いは無い。

 

「アイツは魔王風情じゃないぞ」

 

システィーナ姫が固まった。まぁ、宿敵だと信じている者が、憧れの君だもんなぁ。

 

「まさか…根拠はありますか?」

 

「根拠?アイツの能力、スペックだ。あと、上流者の態度だ」

 

アイツのスペックは測れない。俺の犯した罪を帳消しにしてくれた。今もゼナさんの笑顔が見られるのは嬉しい限りだ。

 

「まあ、敵にしない方が良い」

 

「ペンドラゴン卿なら、勝てるのではないですか?」

 

たぶん、この二人は誤解している。

 

「俺の手柄はあまり無い。ほとんど、アイツの丸投げだからな」

 

俺は神託の巫女のセーラを助けたことは無い。でも、俺が助けたことになっていた。

 

「丸投げ?手柄を?有り得ない」

 

「その有り得ないことをするのがアイツだよ。アイツには性欲以外の欲が無いらしい。だから、出世欲も無いし、独占欲も無いんだ」

 

目が点になっている姫二人。

 

「ちょっと、兄ぃ、いる?」

 

ヒカルがやって来た。

 

「なんだ?」

 

「歓迎パーティーだって。ペンドラゴン卿と新しい嫁二人で出てね」

 

えっ?パーティーの招待を丸投げか?

 

「そっちは?」

 

「今後の生活基盤を固めるって。週末は向こうで過ごすことになったから♪」

 

「週末は向こうかぁ♪」

 

週末は娼館三昧だな♪

 

「兄ぃは娼館からの通いで、食事当番だって♪」

 

娼館からの通い…毎晩…寝不足になりそうだ。

 

「わかった。まかせろ♪」

 

ヒカルが帰っていった。

 

「ペンドラゴン卿、娼館とは?」

 

あっ、聞かれた。マズいなぁ…

 

「将来受け継ぐお店だよ」

 

って、誤魔化す。

 

「商館なんですね♪」

 

たぶん違う「しょうかん」だと思う。

 

--------

 

パーティーの主役は両手に姫の俺だった。この街の名士な方々から挨拶を受ける。

 

「今宵は、あの方はいらっしゃらないのですか?」

 

アシネン夫人に訊かれた。

 

「来ないです」

 

「そうですか…」

 

アシネン夫人は残念そうに去って行った。

 

「次期アシネン公爵ですよね?アイツに用ってなんで?」

 

システィーナが怒りを纏った。

 

「アイツは、この街で名医って噂だよ。どこか悪かったのでは?」

 

「そんなのペンドラゴン卿が、治して上げましょうよ。アシネン夫人!」

 

メリーエスト姫が、アシネン夫人を呼び止めた。

 

「あんな魔王風情に頼まなくても、ペンドラゴン卿が治して差し上げますわ♪」

 

アシネン夫人…いや、この会場にいる者達が、俺達に怒りを向けているような。

 

「サガ帝国の姫に言っておきます。あの方は魔王風情ではありません。今後、そのような言葉を口にするのであれば、こちらにも考えがありますわ!」

 

アシネン夫人の言葉で、パーティーはお開きになったようだ。アイツの信者ばかりだったのではと思いたくなる現実…

 

「主役がいるのに、パーティーをお開き?有り得ないわ!」

 

メリーエスト姫が吠えるが、誰も耳を貸さない。

 

「アイツは何者なんですか?!」

 

システィーナ姫が、参加者達に声を掛けた。だけど、誰も耳を貸さない。俺達は部外者になったようだ。

 

-------

 

夜中に、アイツの元へ一人で訪れた。

 

「みんなを怒らせたって?ダメだよ。君は僕の代理で参加しているのに…」

 

コイツの代理人って地位だったらしい。まぁ、影武者って言い方の方が格好いいかな。

 

「だが、お前はこの街で、何をしているんだ?」

 

「仕事を少々と、みんなで楽しく生活を♪」

 

「仕事って、なんだ?」

 

「言えないよ。君が知って良い範囲の話では無い。帰れ!」

 

次の瞬間、自分の屋敷に強制転移させられた。アイツ、何かをしているんだな。俺に言えないことを…

 

 

 

---シュウ-----

 

アシネン夫人の元へ行き、当面の青汁を渡した。

 

「ありがとうございます」

 

大切に受け取る夫人。

 

「あのバカ、昨晩、何かをやらかしましたか?」

 

「いえ、サガの姫ですよ。貴方様を魔王風情って…育ちが悪いのかしらね」

 

あぁ、サトゥーではなく、でっぱい姫2号の方か。

 

「僕は魔王風情でも良いです。呼び方ってものは、立ち位置で変わるものだと思います」

 

「そうおっしゃると思いました。でも、私達の心情の問題ですから、気にしないで下さいね」

 

そうだ、お土産があったんだ。

 

「これで、栄養でも付けてください」

 

一角兎の腿の唐揚げをプレゼント。

 

「これは?」

 

「異国の地の兎の腿の唐揚げです。うちの肉食娘達に評判なんです」

 

「あぁ、ポチちゃん、タマちゃんですか。それは楽しみだわ」

 

ポチタマは、上流貴族の奥様方のアイドルである。モフモフしても嫌な顔をしないから。

 

「では、また、来ます」

 

アシネン夫人の家を後にして、今日の往診先を廻っていく。

 

--------

 

家に戻ると、性懲りも無く、アイツがいた。

 

「今日はなんだ?でっぱい1号♪」

 

「ちょっと失礼ではない?でっぱいって!」

 

だって、でっぱいじゃん。ミトとゼナ、ポチタマ、アリサ、ミーアを敵に回した時点で、お前の相手はしたくない。ポチとタマをモフモフする。喜ぶ二人。

 

「あんた、ロリコン?」

 

「お前、可愛い者が嫌いなんだろ?このひねくれでっぱいが!」

 

「ふん!ロリコンに言われたく無いわ。そうか、貧乳好きなんだ♪」

 

ミトは怒りを纏い、ゼナが固まっている。

 

「貧乳って言うな!脳へ行く栄養が胸に行っただけの女に言われたく無い!」

 

「貧乳好きなのか…」

 

勝ち誇った目で見るシスティーナ。

 

「ダーリンは分け隔ては無いです!」

 

アーゼが怒りを纏っている。

 

「で、何をしに来たんだ?でっぱい1号君♪」

 

固まったゼナを抱き、安堵のオーラで心を解していく。サトゥーに捨てられたのを貧乳のせいだと思っているようで、感情がフィードバックしたようだった。

 

「ほら、また貧乳の娘に♪」

 

「おい!用が無いなら、死ね!」

 

苦しみ出したシスティーナ。

 

「ちょっと、何をしでかしたの?」

 

ミトがヤバいと判断したのか、声を掛けてきた。

 

「アイツの周囲の酸素を無価値にしてやっただけだ」

 

「ダメだよ~、本当に死んじゃうよ…あぁ、死んじゃったし」

 

窒息死。蘇生してから、墜落死。蘇生してから、水没死。蘇生してから…まぁ、デスマーチ三昧をして上げた。

 

「鬼だわ…」

 

って、アーゼ。

 

「そうだよ。鬼の子だし♪」

 

 

 

---システィーナ---

 

様々な死に方を体験した。アイツ、何者だ?殺すことに躊躇が無い。そして、蘇生して、また殺す…

 

「鬼だわ…」

 

ハイエルフ様が呟いた。

 

「そうだよ。鬼の子だし♪」

 

えっ!鬼の子供…魔王では無くて、鬼なのか…って、鬼ってなんだ?

 

ペンドラゴン邸に帰り着き、ペンドラゴン卿に訊いた。

 

「鬼って、何ですか?」

 

「地獄に住んでいる魔物だよ」

 

魔物なのか、アイツは…魔王より下なのか。

 

「あぁ、アイツの事だったら、舐めない方がいいよ。単なる魔物では無いと思うから」

 

「どういう意味ですか?」

 

「そういう意味だよ。魔物にしてはスキルや術が豊富すぎるんだ。そもそも、魔物は蘇生術は使えない。だから、アイツは単なる魔物では無いと思う」

 

「魔物なら退治しましょうよ」

 

「害は無いんだ、放って置けばよい。それとも、何か害があったのか?」

 

「私に盾を突くのは、重罪です」

 

「王が認めた男だ。それに盾を突く、お前の方が重罪だと思うぞ」

 

まさか、ペンドラゴン卿までもが、あの魔物に毒されていたのか…

 

 

翌日、神様の御使い様に、あの魔物の退治を依頼した。

 

 

 

---シュウ---

 

僕を塩漬けにしに来た奴らを、塩漬けにしてやった。

 

「セーラ、こいつら、どこの神の御使いだ?」

 

「この辺りだと、テニオン様ですが、まさかねぇ」

 

塩漬けにしたので、記憶が読めない。う~ん…そうだ。僕に悪意を持つ者を『強奪』で引き寄せた。すぐに犯人は割れた。でっぱい1号である。

 

「お前か?お使いに依頼した奴は」

 

塩漬けにされた御使い共をみて、腰をぬかしているシスティーナ。

 

「ミト…コイツ、ウザいんだけど…」

 

「そうね。こんなマネをするとは…」

 

「神への冒涜です」

 

って、セーラ。

 

「同意です、ダーリン♪」

 

アーゼも怒っているようだ。

 

「じゃ、塩漬けにしてやる」

 

指を鳴らし、システィーナのある部分を塩漬けにしてあげた。

 

「今後、その身体で生きよ♪」

 

「何をやらかしたのよ~」

 

ミトに訊かれた。

 

「膣を塩漬けにした。使い物にならないだろうな、二度と!」

 

「さすがは、鬼ですね…」

 

って、ゼナ。さすおにのように言わないで欲しいところだ。

 

「生温い!あの胸の袋も塩漬けにしてよ~」

 

って、ミト。でっぱいは敵なんだろうな。では、指を鳴らし、ミトの望みを叶えてあげた。

 

「今後、乳首からは塩が出る!」

 

「え?マジに?」

 

願ったミトの顔から血の気が失せる。お前が言ったんだぞ♪塩漬けでっぱいをサトゥーの元へ強制転移させた。

 

 

 

---サトゥー----

 

システィーナ姫が転移してきた。また、アイツにちょっかいをだしたのか。

 

「ねぇ、乳首を吸ってみて…」

 

システィーナにお願いをされた。いいのか?乳首だぞ、乳首♪で、吸ってみた。物凄い後悔をした。

 

「なんだよ~!痛いくらいに辛いぞ…何をされてきたんだ?」

 

言わないでもわかる。乳房の中は塩でミタされているのだろう。

 

「あの魔物に…体内を塩漬けにされた…」

 

塩分の取り過ぎになるんでは無いなのか?この場合、腐敗防止で、死んだらミイラになるのかな?

 

「ねえ、助けて下さい」

 

「アイツを怒らせたんだろ?無理だよ」

 

巻き添えはゴメンである。ようやく良い隣人関係になりつつ有るのに。

 

 

 

---シュウ---

 

あの塩漬け女は、父親に泣き付いたようだ。王様から、今回だけは見逃してくれと書簡が届いた。

 

「今回だけって、もう何度も見逃しているんだけど、甘いなぁ」

 

「甘いよね~。でも、塩漬けはまずいよ」

 

いや、ミトも同罪だ。お前が望んだんだし♪

 

「まぁ、後1週間位で溶け出すようにするか」

 

「で、明日は狩りの日ですが…」

 

リザが訊いて来た。そうだね。週末だねぇ。

 

「リザ達は兎狩りに引率かな。ミトは買い物だな」

 

「え?狩りに行きたい。運動したいよ~」

 

頷く女性陣。まだ、甘味三昧のアレが残っているのか?

 

「ねぇ、最近してくれないのは、小太りになったからだよね?」

 

「それは…ちょっとだけだよ。単に忙しいだけだ。僕は夜行性だから」

 

夜の方が活動し易いのだった。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。