※この作品はR-18です。

異世界で出会いを求めるのは間違っているだろうか   作:もっち~!

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ゼナとの出会い*

忘れていた。そうだ!ゼナはどこだ?ゼナのオーラを探す。なんてこったい…虫の息では無いか。彼女の元へ転移をした。イオナ、リリオがゼナの容体を診ている。二人を押し除け、ゼナに修復魔法を掛けて、回復魔法を掛けて、治療した。

 

「あんた…神官か何か?今の神聖魔法だろ?

 

イオナに訊かれた。神格魔法ですが、何か?ここはスルーして立ち去ろうとすると。

 

「なぁ、待ってくれ。酷い怪我の奴が多いんだ。もう少し、手を貸してくれないか?」

 

ゼナ以外興味は無いのだが、そう言えば、リザ達は?巻き込まれていないか?オーラを探すが、巻き込まれていないようだ。サトゥーのようなマップ探索のような能力が有ると便利なんだが…

 

「お礼はする。だから、力を貸してくれ!」

 

イオナがしつこい。

 

「助けてもらって、お願いって、都合が良すぎますが…お願いします」

 

ゼナにも頼まれた。断れないよな、今後を考えると。

 

「わかった。だけど、魔力を多く使う。そんなに数は、こなせないからな」

 

「ありがとうございます」

 

ゼナにお礼を言われた。イオナ達は白衣を着た女性達にトリアージを頼んでいる。重症な順に順位をつけてもらうようだ。魔力は無限に近い程あるが、ここは出し惜しみをした方が、無理難題は出されなくなるだろう。一度やっちゃうと、前例にされてしまうから、

 

重傷者以外の者は一箇所に集められて、女神官二人が前に出た。一気に治すのか。

 

「これより巫女オーナ様より、パリオン教の奇跡が授けられます。みなさま、そのまま静粛にしていてください」

 

パリオン神殿の巫女か…布教活動か?大柄の神官は前口上だけど、小柄のオーナという巫女が、神聖魔法の詠唱をし始めた。

 

 

「■■■■■ ■■■■ ■■■」

 

「■■■■ ■■■■ ■■■ ■■■」

 

「■■■■■ ■■■■ ■■■ 範囲回復」

 

ほとんどの人は、回復したようで、まだな人達には、大柄の女神官が、追加で回復魔法を掛けていった。

 

神官二人に気をとられているゼナ達。僕は僕の割り当ての重傷者を治して、アリサ達を引き取りに行き、宿屋へと戻った。

 

------

 

「大丈夫でしたか?」

 

震える声のルルに訊かれた。

 

「問題無い。あれくらいの敵なら」

 

街の様子を見れば、戦闘があったのは明らかである。塔は破壊され、壁も壊され、広場周辺の建物は全壊もしくは半壊状態で、死体がゴロゴロころがっているから

 

「何が出たの?」

 

アリサに訊かれた。

 

「悪魔か魔族だな。僕的には魔族だと思うけど」

 

この世界の神は神では無いし、悪魔は悪魔では無いから、悪魔かもしれないけど。

 

夕食後、水で濡らしたタオルで、アリサとルルの全身を拭いた。う~ん、まだ出来そうもない…予想通りだ。がっくりきたのと、疲れたので、今夜はもう寝るか。そうそう、だいぶ魔力を使ったので、地脈からマナを『強奪』して、補給しておく。

 

-------

 

街は復旧作業で賑やかだった。あんなことが有ったのに、カフェは営業していた。アリサ達にはパンケーキセット、僕はお茶だけをオーダーした。

 

穏やかな日差しを浴びて、ウトウトする僕。

 

「あの…」

 

そんな僕の眠りをジャマする者が現れた。

 

「ありがとうございました。私、ゼナ・マリエンテールと申します。セーリュー伯爵領の領軍で魔法兵をしております」

 

ゼナか…もうすっかり元気のようだ。

 

「僕はシュウ。この二人は、アリサとルルだ」

 

「シュウさんは、どちらの神殿の方ですか?」

 

あぁ、この世界の修復、治癒魔法は神官にしか唱えられないからか。回復魔法は、他の系統の魔法で可能らしいけど。

 

「はぐれ神官だ。どこにも属していない」

 

「属していないんですか?どうして?」

 

「神を信じないから」

 

目を丸くするゼナ。

 

「神様を信じないのに、魔法は使えるんですか?って言うか、神官なんですか?」

 

「使えるから、ゼナは元気なんだろ?」

 

頷くゼナ。耳が少し朱い。

 

「何か、お礼をしたいんですが…」

 

「この街の観光案内してくれるかな?」

 

「それだけで、いいんですか?」

 

「あぁ、神を信じないんだ。だから、お布施なんかもいらない」

 

「では、非番の日に、必ずします。今日は見回りの最中なので、これで失礼します。あぁ、どこへ行けば会えますか?」

 

「門前宿屋に宿泊しているよ」

 

「わかりました。では♪」

 

なぜか嬉しそうなゼナ。尻尾が有れば、踊っているんだろうな。

 

「ねぇ、今の子も、並行世界では仲間なの?」

 

って、アリサ。

 

「そうだよ。でも、出会い方が違うから、仲間になるとは限らない」

 

並行世界は、微妙に関係性がズレるんだよな。

 

------

 

宿への帰り道に、スリの集団を見つけたので、有り金を全部『強奪』した。そして、そのお金で、アリサ達に本を買ってあげ、宿屋へ引き上げた。

 

窓から外を見ると、家畜の脇に首輪をされた奴隷の少年少女達がいた。リザ達を速く救い出さないと…どこにいるんだ?窓から見える奴隷達の目は死んでいた。その上、身体に怪我を負っている者も少なくない。全員解放してあげたいが、いなくなれば、新たに奴隷にされる者達が発生してしまう。ルールや風習を変えないと、一過性の慈善は、自己満足で終わってしまう。

 

 

翌日、ゼナがやって来た。上品なワンピースである。簡単に脱がせしまえるでは無いか。これは挑発か?良い方へ理解をする僕。

 

「休みを変わって貰いました。約束通り、案内しますよ♪」

 

アリサ達は気を利かせてくれ、ゼナと二人で出掛けた。

 

「あ~!ゼナが男連れだ~~!!」

 

「え、ホントだ。顔はともかく、身なりの良さそうな、しかも年下か!やるな、ゼナ」

 

「あんた達、冷やかさないの。奥手のあの娘が頑張ってるんだから、生暖かく見守ってあげなさい」

 

巡回業務中のゼナの同僚達の陰口が聞こえる。ゼナはバツの悪そうな苦笑いをしている。それよりも、生暖かく見守るって何だ?

 

「ボーイフレンドって、初めてなんです…」

 

と、ぼそっと、僕に囁き…え?!まさか、百合なのか…

 

ゼナは顔を真っ赤にして口をパクパクさせている。同僚達に言葉を返そうとしているようだ。

 

「ち、違います!昨日、助けて貰ったお礼に、街を案内する約束なんです」

 

「助けて貰ったって、まさか!この人が、はぐれ神官さん?」

 

真っ赤な顔で頷いているゼナ。

 

「…そのぅ~…そうですけど…何か?」

 

「でもでも、それを好機に、粉かけてるわけだ!」

 

「あんたじゃあるまいし、ゼナにそんな甲斐性あるわけ無いでしょ」

 

ゼナはいじられっ子なのか?真っ赤な顔で言い返せなくなっている。

 

「初めまして、はぐれ神官で冒険者見習いのシュウと申します。しばらくこの街に滞在する予定ですので、よろしくお願いします」

 

と、割り込んで挨拶をした僕。

 

「お兄さん、本当にゼナっちの良い人じゃないの?」

 

だと、良いのだけど…百合だとなぁ…

 

「昨日会ったばかりですよ。それに皆さんが呼んでいるのを聞いて、初めてゼナさんの名前を知ったくらいですよ」

 

と、うそぶく僕。

 

「でもでも、ゼナっちが、ワンピースを着て、デートなんて!」

 

「デートじゃありません」

 

真っ赤な顔で否定しているゼナ。えっ?デートじゃないんだ…少し凹む僕。

 

「いつもは休日でも、スカートなんて穿かないじゃん」

 

ゼナが同僚達と楽しそうに会話をしている。

 

「良かったらゼナさんとデートしてあげてくださいな。この娘ったら、この年まで、恋人どころか、異性と出歩く事もしたことないんですよ」

 

百合では無いんだね?少し、希望が…

 

「うん、没落貴族で金も地位も無いけど、いい子だから!ツルペタだけど風魔法も使える将来有望な軍人なんだから」

 

同僚にツルペタって言われて、更に真っ赤になっていくゼナ。

 

残りの2人が、ゼナを勧めて来た。僕的には、好きなんだけどね。口説いていいのかな…う~ん…難しい処だ。序盤で動き過ぎて、死亡フラグが立つとマズいしなぁ。

 

「没落してません!!ちゃんと弟が爵位を継いでます。士爵だし官職も無いから金も地位も無いって所は事実ですけど……」

 

ツルペタの件は否定しないのか…うん?弟さんが爵位を継いでいる?では、父親は既に他界なのか。障害が少なくて助かるなぁ♪

 

「ゼナさんを弄るのも、このくらいにして、城に戻りましょう。交代の時間に遅れたら、隊長の特訓が待ってるわ」

 

そうだ!仕事に戻れ!、ジャマするなよ、貴重な二人だけの時間を。

 

「じゃ~ね~、ゼナっち。後で根掘り葉掘り、色々聞かせてもらうよ~」

 

「ゼナ、可憐さと無防備な色気で押しまくれ!たまには、そっち系の根性を見せてみろ!」

 

ゼナの同僚達は、お城の方へと去って行った。二人っきりになったゼナは、とっても恥ずかしそうである。

 

ん?一人だけ戻ってきて、何かをゼナに手渡して、去って行く。渡された物…サックを見て考え込むゼナ。だが、その用途に気づいたのか、慌ててポケットにしまい込んだ。更に真っ赤な顔になっていくゼナ…おい、貰った時点で、気づけよ!本当に縁が無かったようだ。

 

「騒いじゃって、ごめんなさい。悪い子達じゃ無いんですけど、私が男の人といるのが、珍しかったみたいで……」

 

今度はオドオドしだしたゼナ。大丈夫か?

 

「そうだな。ゼナさんのことを、想ってくれているようだ」

 

「そう言って貰えると助かります。あぁ、さん付けはいらないです」

 

真っ赤な顔で俯いたゼナ。

 

「わかったよ。で、ゼナ、どこへ案内してくれるのかな?」

 

ゼナを優しく抱き締めた。ワンピース越しにゼナの胸を感じる。ツルペタでは無いじゃん。谷間もあることはある。僕に抱き締められて、ゼナの乳首が…正常な反応だね。

 

「えっ…あの…あのですね…」

 

上目遣いで僕の顔を見るゼナ。少し涙目になっている、身体に起きた変化に戸惑っているようだ。そんな彼女の額に口付けをした。目を軽く瞑るゼナ。唇を重ねて、舌を入れて、背中を撫でる。あれ?ノーブラ?まさか、サイズが無いのか…お尻に手を回すと、パンツは履いているようだ。

 

「で、どこに案内してくれますか?」

 

耳元で囁き、耳タブをハムハムしてみた。下腹部から、ゼナの香りが漂ってきた。当のゼナは戸惑っている。こんな事態は、初めてなのか?まさか、セルフもしていないのかな?

 

では、このまま、連れ込み宿か?

 

------

 

歓楽街を歩き、目的の場所に二人で入り、ベッドまでお姫様抱っこをしていく。ゼナをゆっくりとベッドに下ろし、ワンピースを脱がし、パンツ1枚の姿になったゼナ。

 

「あの…」

 

さっきもらったサックを出そうとするが、そんな小さな物は入らない。パンツを脱がし、僕も全裸になり、準備オーケーなゼナと一体になった。

 

「あ…えっ…いいんですか?私で…」

 

「ゼナがいいんだよ」

 

ゼナの胸を優しく揉みながら、乳首を口に含み、彼女の胸を蹂躙していく。

 

「いい…もっと…もっと…」

 

初めてにしては、激しいゼナ。力一杯突いていく…溜まっていた僕は、大量に中で…ひくつているゼナの下腹部から、大量の僕の体液が流れ出している。

 

 

そして、あっという間の2時間…腰が抜けたゼナを背負って行く。

 

「ごめんなさい…まさか、腰が抜けるとは…」

 

「気にしちゃダメ。大切なのは、お互いの気持ちだからね」

 

「はい♪」

 

これでゼナに、死亡フラグが立たないことを、祈るだけだな。

 

「旦那様、お花を買ってください」

 

花が入った小さい手提げの編み篭を持った小さな女の子に呼び止められた。女の子は花を差し出した姿勢で止まっている。押し売りか?

 

「幾らだ?」

 

「一束、賤貨1枚です」

 

一束買って、背中のゼナに渡した。

 

「あ、あ、ありがとうございます」

 

素直に受け取ってくれたゼナ。素直が一番だよ。

 

「で、ですね…露店通りを通って、神殿に行きゅませんか?」

 

口調が怪しいゼナ。舞い上がっているのか?

 

「ええ、良いですね。出来れば、この街の名物なんかも、教えて貰えると嬉しいです」

 

「はい♪」

 

僕の頬に自分の頬を重ねるゼナ。

 

------

 

露店で、ゼナの一押し…水飴である。

 

「どうですか?お口に合いますか?」

 

「美味しいです。懐かしいなぁ~」

 

「シュウさんの故郷にもあるんですか?」

 

「有りますよ。優しい甘さですよね」

 

僕が産まれた世界…ずいぶんと帰ってないけど、縁日って文化は残っているかな?今川焼き食べたい…が、ここの露店には無かった。

 

-------

 

露店通りから何本か離れた通りに、パリオン神殿があった。神殿前には少し人が集まっている。

 

「どうしたんでしょうね?」

 

「ちょっと聞いてきます」

 

ゼナが僕の背中から降りて、あの大きな女神官に訊きに行った。

 

ゼナが訊いてきた話では、、あの巫女の所に王都の神殿から使者が来ているらしく、手が離せないそうだ。で、こことは違う神殿を薦められたらしい。

 

なので、薦められたガルレオン神殿へと向かった。途中、一辺100メートルほどの公園の横を通った。街路樹の陰に猫が数匹丸くなっている。かわいい…ゼナと二人でしゃがんで見とれる。

 

「ゼナの夢って何?」

 

「いつか、飛行魔法を覚えて、お空の上でデートしてみたいなぁ~。なんてねぇ♪」

 

そんなこと?今すぐにも出来るけど、人が多い時はダメだな。見世物になりそうだ。今度、月明かりの綺麗な夜にでも、空中デートをしようかな。

 

 

 

 

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