異世界で出会いを求めるのは間違っているだろうか 作:もっち~!
戦力は補充した。戦闘メイドが沢山いる。イチからロクを先遣隊として、オーユゴック公爵領へ派遣した。ナナとリンクしてあるので、逐次報告が聞けるはずだ。
「攻めるの?」
ミトに訊かれた。
「どこを責められたい?」
「そうじゃなくて、オーユゴック公爵領だよ」
「そろそろセーラが襲われると思うんだよ」
「助けて恩を売るの?」
「助けて人質も有りかと…」
「さすが鬼畜ですね~」
って、イビルアイ。まぁ、否定はしない。
「悪魔を信奉する人間は喰っていいから」
と、新戦力に伝えた。
「それ以外の人間を食らったら、わかっているよね?」
涙目になっていく戦闘メイド達。その辺りは、しっかりと調教したつもりだ。
「イビルアイとアルベド、後はルプスレギナ、ナナは僕と行動だ。ユリとナーベラルはニナの手伝いを頼む。ソリュシャン、セバス・チャンはガード兼執事及びメイドとして、ニナをサポートしてくれ」
「「「御意!」」」
「リザ達は、市民達と、復興作業を頼む」
「わかりました」
代表してリザが頷いた。
「ねぇ、ボクは?」
「ミトはオーユゴック卿と交渉してくれ。ムーノ家対策は、カリナが担当だいいな」
「わかりました。大役を引き受けます」
僕達は、公都へ転移をした。
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公都では僕達よりも大変な問題が起きていた。『魔王降臨』との神託があった後、神託の巫女が3名も行方不明になったそうだ。
「どうします?」
ルプスレギナが訊いてきた。
「ルプスレギナでもしばこうかな?」
「う~ん…微妙っす」
苦笑いしている。しばくは軽い躾であるから。もっとハードなことを要望しているようだ。
「じゃ、先ず誘拐された巫女を、奪うか」
「いいっすね~」
で、アルベド。あぁ、コイツの角は見えないようにしてある。魔族と間違えられると困るから。
地下に出来た迷宮へ転移した。イチからロクに命じて、座標点のチェックをさせているので、公都内ならたいての場所へ転移できるのだ。
「ナナ、迷宮核を確保してくれ」
「迷宮核を手懐けると宣言します」
「アルベド、ルプスレギナよ。巫女以外、やっていいよ」
「了解♪」
「がんばるっす」
二人が魔族や魔王、魔王信奉者と殺戮ゲームを始めた。
「イビルアイ、あっちのふたりを頼む」
「了解です」
ボクは抜け殻となったセーラを修復して、蘇生コンポを発動した。
『セーラを同化吸収、オーナも同化吸収させてくれ』
仲間に念話で指示を出した。目の前のセーラとオーナが消え、イビルアイの後に二人が出現した。
「シュウさん、お久しぶりです」
セーラとオーナが抱きついて来た。
「あぁ、おひさ。ちょっと離れてくれるかな?今、殺戮中だから。イビルアイはガードに特化してくれ」
「了解です」
この世界の魔王はアルベドの敵では無かった。アルベドが強いのか?
「アルベド!完璧にロストさせて置けよ。ミスったら、スルー3日だからな」
結構寂しがり屋のアルベドには、スルーの刑が良く効く。
「わかりました。その代わり、ご褒美くださいね」
ご褒美…ドエスプレイである。コイツ、結構ドエムだった。
---ミト・ミツクニ---
オーユゴック公爵と交渉している。
「ミト様がムーノ領を治めるのですか?」
「そういうことだよ」
「広くて大変でしょ?」
「問題は無い。領土全域に戦力を配備してある」
「税収は見込めますか?」
「ムーノ男爵が無能過ぎたのだろう。領土の全域の集落を把握し、税収の確保も出来ている」
「ムーノ男爵に領土を明け渡さないってことですか?」
ここで切り札でも切るか。
「公都を占領出来るだけの戦力は持ち込んでいるが、どうする?」
「魔王で混乱している公都を狙うのですか?」
目を見開いてボクを見つめているオーユゴック公爵。
「魔王?もう倒したよ。我々の戦力でね。捕らえられていた神託の巫女のうち、2名はもらったから」
「貰った?どういう意味ですか?」
「ボクの領土に教会を作るから、そこの巫女をして貰うんだよ」
「あなたは独裁者ですか?」
「ボクか?違うよ。ボクは領民の為に働く公僕だ。うん?撤収命令が来たようだ」
シュウから念話で撤収指示が出た。倒すべき者は全て倒し、貰う物は全て貰ったようだ。
「では、ご機嫌よう」
ボクが合図を送ると、強制転移してもらった。
---ディアヴロ---
初めての完敗だった。シェラとレムは、彼女達の意志で、アイツに付いていってしまった。急に仲間がいなくなった喪失感が半端ない。アイツ、何者なんだ?
食らったことの無い術の数々。魔術はカウンター出来る筈なので、あれはスキルなのであっろうな。精神攻撃をしてくるとは…それも俺の弱い部分への攻撃。沢山の女に囲まれて話掛けられているイメージが脳裏に送り込まれてきた。コミュ障の俺には対処出来ない事態でパニック状態に陥り…アイツは一瞬で、俺の弱点を見抜いたのか?
そもそも、俺が魔王で無いと見切っていた。レベルも読まれていた。あんな奴、ゲームには出て来なかったぞ!ラスボス…そんな臭いがする。まったく、勝てる気がしない。どうするか。
「ディアヴロさん…」
セレスティーヌが心配そうに俺を見ている。
「アイツは何者だと思う?」
「ヒーラーでした。エミールさん、レムさんの怪我を一瞬で治しましたし」
ヒーラー?いや、アイツはただのヒーラーじゃない。
---シュウ---
ファルトラ冒険者協会の会長さんと遊んでいる。なんで、こんな脱がし易い服なんだ?脱がして良いってサインかと思い、脱がして抱き締めて、口付けをしている。
「もっと、突いて下さい…」
華奢な身体であり、壊れちゃいそうだけど…グラスウォーカーって種族だそうで、兎人のようだ。貰って行こうかな。うちにはいない種族だし。
協会の他の事務員は、普通の巨乳なので、催淫させて放置してある。
協会を出て、魔王もどき君の元へと行く。
「よぉ!」
地味な女性と密会をしていた魔王もどき君。
「貴様…何?シルヴィをどうするんだ?」
あぁ、このバーニーちゃんはシルヴィって言うのか。全裸で担ぎ上げている。
「貰って帰る。ウチにはいない種族だから」
「貰うだと?それって、誘拐では無いのか?」
「力尽くで奪うか?って、言うかお前も奪いに来たんだよ」
室内にいる4名で転移した。
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「ここは?」
「あぁ~、ディアヴロだぁ」
魔王もどき君はディアヴロって言うのか。魔乳エルフが抱きついている。
「何?シェラ、お前…首輪は?」
「うん?あぁ、主様に外してもらったんだよ」
僕は魔乳エルフの主になった覚えは無い。この魔乳エルフには、同種のミーアですら近寄らない。アリサ曰く、魔乳は敵だそうだ。
「で、ここはどこだ?」
「ミツクニ公爵領のミト市だけど…」
「なんだ?その黄門様チックな都市名は…」
その知識は…コイツ、転移者か?転生にしては、強すぎるしな。
「どう?新戦力は?」
「あぁ、兎と魔王もどきと、地味子さんをお連れしたよ」
「地味子では無いです。私はセレスティーヌ・ボードレール。辺境都市ファルトラで魔術師協会で長をしております」
「ファルトラって、どこ?」
ミトが訊いた。もっともな質問である。この大陸には無い都市である。
「え?!どういうことですか?」
「そういうことだよ。まぁ、別の世界に来たと思ってくれ」
力無く地面に座り込むセレスティーヌ。
「別の世界だと!」
「そうだな。君達の世界の魔族より、ここの魔族の方が強い」
「何…」
「君達には、この領土の復興に手を貸して欲しいんだよ」
「ふざけるな!俺は異界の魔王だぞ!」
「だから?僕は異界から召喚されたラスボスだけど」
ディアヴロの目が点になった。
「その気になれば。この星を一瞬で破壊出来るけど…君はどうかな?」
---ディアヴロ----
「その気になれば。この星を一瞬で破壊出来るけど…君はどうかな?」
って…ラスボスだと…マジかよぉ~。
「レベルは?」
「カンストしているので、わからない。って、レベルで力量を測る時点で、弱いってことだよ。いいか?レベルなんて物は、ゲームの世界で生きるパラメータだし」
確かに…コイツの言い分はもっともだ。って、マジにラスボスなのか…
「お前の種族は?」
「僕?鬼と天使のハーフだけど」
有り得ない種族…聖属性の天使に、魔属性の鬼か?
「違うよ。闇属性の鬼だよ」
コイツ、読心術をマスターしているのか?
「言って置くが、ウチの騎士団の入団資格は、一人で魔王を倒せる実力保持者だけだ」
おい…なんだ、その戦力は…こいつの騎士団は魔王クラス以上ばかりなのか。
「シュウの騎士団に勝てる奴はいない。ケンカは売るなよ。この星自体が危険になるから」
なんだ、その破壊力は…
「まぁ、お前らは、騎士団の予備兵扱いだ。シルヴィは玩具候補だけどね」
玩具…あんなこと、そんなこと、こんなことをするのか?
「そうだよ。一緒にするか?お前には、魔乳エルフを授ける」
魔乳エルフ?シェラが俺を見つめている。コイツを玩具にか…妄想が暴走していく。
---シュウ---
ディアヴロ君は純情すぎるようだな。妄想が暴走して、マインドロストって、なんだよ…
「アインズ様は、仲間にはしないのですか?」
セバス・チャンに訊かれた。
「見た目が目立ち過ぎる。いくら強くても、目立っては奇襲が出来ない。まぁ、ジャマになったら考えるよ」
「なるほど…だから、アルベド様以外は、目立たない人選だったのですね」
「そういうことだ。普通の人間と思わして、恐怖を植え付けた方が良いだろ?占領戦なんかだと」
「確かに…おっしゃる通りですね」
「もう少し、復興が進んだら、彼女を呼び寄せるから、少し辛抱をしてくれ」
「はっ!ご配慮、ありがとうございます」
今日は誰で遊ぼうかな…