※この作品はR-18です。

異世界で出会いを求めるのは間違っているだろうか   作:もっち~!

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縦横無尽な異世界の旅

4周目ともなると手順は頭に入っている。まず、拠点を作る。トラザユーヤの揺り篭の奪取、それに伴い、ミーアの解放、ナナ達7名のメイドの強奪である。

 

トラップや迷路は、4周目ともなると、簡単であり、ナナ達との戦闘は意識を狩るだけである。そうそう、起爆装置を先に無効化しておこう。そして、リッチと成り果てたゼンを灰にして紫色の珠を二つ消しておく。

 

ミーアを無事回収。ナナ達を手懐けて、ミーアとナナとで、セーリュー市へ転移した。何でも屋にミーアを預け、ナナと共に、迷宮核、都市核を奪った。その辺の手順は、ミトから習っており、問題はない。

 

次は奴隷になっている女体の回収か…まず、リザ達だな。リザの纏っているオーラを探索する。町にいるようだな。その場所へ転移した。

 

馬車の馬達の世話をしているリザ達。今までで一番見窄らしい姿である。

 

「なんだ?てめぇは?」

 

チンピラが寄って来たので、相手の胸板を透過して直に心臓を握り潰した。その場で崩れるチンピラ。

 

「貴様!何をしやがる」

 

血気盛んなチンピラ達の心臓を次々に握り潰していく。そして、殲滅してリザ達に近寄り、

 

「一緒に来るかい?」

 

と、手を差し出した。その手を握るリザ、タマ、ポチ。尻尾が踊っている。

 

「いいか?今から、名前をつける。リザ、タマ、ポチだ。間違えるなよ」

 

「え!名前を下さるんですか?」

 

「いらない?」

 

「いえ…ありがとうございます」

 

長くいると目立つので、5人で揺り篭へ転移した。

 

◇

 

「イチ、この子達をお風呂に入れて、綺麗にしてくれ!」

 

「わかりました。ご主人様」

 

「マスター、私を洗って欲しいと申告します」

 

って、ナナ。コイツの話し方は個性があるので、言語中枢を弄らずに放置してある。

 

「そうか。では全裸になれ!」

 

「了解」

 

手際良く全裸になるナナ。濡れタオルで拭きながら、感度を確かめていく。

 

「悶悶としておかしくなりそうだと報告します」

 

胸が感じ易いらしい。淫乱堕ちすると厄介なので、程々にしておく。問題は股間である。割れ目があり穴が1つあるだけである。クリが無い…う~ん…ゼンは女性を知らないのか?手を翳して、気持ちの良かったセーラの股間をコピーした。

 

「何か違和感があると報告します」

 

「慣れろ!」

 

「了解」

 

「洗ったから、服を着て」

 

「了解」

 

「ご主人様、この子達の服はどうします?」

 

イチが、見せてくれた服…麻袋の方が綺麗に見える色合いで、ボロボロだった。

 

「町へ行って、調達してくる。サイズを計測してくれ」

 

「わかりました」

 

「僕が町へ行っている間に、彼女達に食事を食べさせてくれ」

 

「分かりました」

 

「これがサイズです」

 

ニーがサイズをメモした紙を持って来た。

 

「じゃ、行って来る」

 

◇

 

何故かナナまで転移していた。あれ?

 

「マスターといつも一緒でありたいと、希望をあげます」

 

希望なのか…ガードでは無いのか…ナナと腕を組みながら、リザ達の下着や服、靴、靴下などを買う。今までに稼いだ金があるので、取り敢えず、3着ずつ購入した。まぁ、途中で見つけた金持ちや、腹黒そうな奴らから、財布を『強奪』していくけど。

 

次に、アリサ達か…まだ町にいないよな。探索するが、いないようだ。購入した物を揺り篭へ置きに行き、アリサ達を探しに行く。攫われた方角は分かっているので、その方角へ続く道を探索していく。

 

見つけた♪

 

後部ハッチが鉄格子になっている馬車に乗せられていた。奴隷商人は消す方向である。まず、御者の心臓を迷わず潰した。馬車から転げ落ちた御者。ソレを不審に思った輩が近づいて来た。ソイツらの心臓も…そして、奴隷商人の一団を殲滅し、アリサとルル以外の奴隷を、治安の良いオーユゴック公爵の公都へ強制転移させた。

 

「君達を迎えに来た」

 

「アナタは誰?」

 

アリサに訊かれた。ルルは怯えている。まぁ、この世界では初対面だしな…

 

「誰だといい?」

 

「う~ん、白馬の王子様かな?って、お前は誰なのよ!」

 

アリサとの会話は楽しい。ミトがいなくてもアリサがいれば、いいかな?三人で揺り篭へ転移した。

 

「ここはどこ?って?今の転移術だよね?あなたは魔法使い?」

 

「僕は魔導戦士だよ、アリサ♪」

 

抱き締めた頭を撫でた。

 

「なんで、私の名前を…あなたは、一体誰なの?」

 

「駄馬に載ったモブだよ」

 

「転移者?転生者?」

 

あぁ、この世界にモブって言葉は無いのか。

 

「しいて言えば転移者かな?こことは違う並行世界から、転移させられたんだよ」

 

「そうなんだ…だから、名前を知っているんだ…ねぇ、私は…私達はあなたの仲間だったの」

 

「あたり前田のクラッカーだよ」

 

「そうなんだ♪」

 

転移者、転生者の証明は割と簡単だ。この世界には無い、フレーズを言えば良いだけである。

 

「服のサイズを教えてくれ。買って来る」

 

「うん」

 

アリサに二人のサイズを聞いた。

 

「じゃ、お風呂に入って、食事をして待っていて」

 

「ここは安全なの?」

 

「あぁ、ダンジョンの最深部だから、入って来る輩はいない」

 

「ダンジョンの?迷宮核を手に入れたの?」

 

「そんな感じだよ」

 

◇

 

ナナと二人でセーリュー市に来た。アリサとナナの着る物を購入しながら、生活費を稼ぐ。

 

そうだ。次に住む場所を考え無いと。お日様の当たる場所で暮らした方がいいよな。そうなると、どこだ?迷宮都市の蔦の館なんか、どうだろうか?

 

等と考えていたら、

 

「君、身分証を見せてくれる?見かけない顔だよね」

 

って、選りに選ってゼナに職質をされてしまった。咄嗟に揺り篭へ転移した。

 

「ここはどこ?今の転移魔法だよね?スゴい!」

 

って、ゼナも転移していた。う~ん、これでは誘拐ではないか。

 

「アリサ、ルル、買ってきたよ。服を着て食事の続きをしな」

 

「あいよ♪」

 

右手を挙げて、応えるアリサは、最後の一口の様に、スプーンで何かを口に入れ、着替えに行った。

 

「あの子達、奴隷だよね?あなたは奴隷商人?でも無いか…名前呼びしていたし」

 

「ゼナ…置かれた立場を分かっているのか?」

 

「え!なんで…名前を知っているの?」

 

「顔に書いてある」

 

「うそっ!」

 

携帯用の手鏡で顔を調べている。

 

「書いてないわよ。どうして知っているの?」

 

面倒なので、スルーする。

 

「教えなさいよ!」

 

「そだな~、ベッドの上でならいいよ」

 

「いいわよ。ベッドはどこ?」

 

この世界のゼナは軽いのか?寝室へ連れて行った。ベッドサイドに座るゼナ。

 

「さぁ、教えなさいよ」

 

ベッドの上って、そういう意味では無いのだが…おもむろに全裸になる僕。そして、意味を間違えていたことに気づくゼナ。

 

「いや、そういうことは…」

 

ベッドから立ち上がり、部屋を出ようと…させないよ♪ベッドに押し倒した。そして、上着を脱がして、上から載り、胸の感触を愉しむ。

 

「あの…どこかでお会いしましたか?」

 

涙目のゼナ。割れ目の辺りに指を這わす。

 

「うっ!そこは…ダメです…いや~ん♪」

 

なんか、喜んでいないか?

 

「男性にこんなことをされたの初めてなんです。私でいいんですか?」

 

「ゼナがいいんだよ」

 

「そうですか…」

 

僕を押し除け、自ら全裸になったゼナ。乳首がかわいらしく立っているし。既に、濡れているし。

 

「私を愛して下さい」

 

ゼナと愛し合った。

 

◇

 

翌朝、ゼナに刺さったままで起床した。何故か、ゼナが上にいて、果てている。僕の上で踊っていたようだ。

 

ゼナをベッドに寝かしつけ、リビングへ向かった。あぁ、『着衣』をしておこう。リビングではメイド達の横に並んでいたリザ達。

 

「「おはようございます」」

 

皆が一斉に朝の挨拶をしてくれた。

 

「あぁ、おはよう。今日の予定だけど、引っ越し先を探してくるよ。ここだと、小さい子達に良く無いからね」

 

いや、その前にアレだ。リザ達の奴隷の首輪に手を翳し、『封印無効』能力で奴隷から解放していく。

 

「え?強制で奴隷にされたのに…ご主人様、スゴい!」

 

目を丸くして驚いているアリサ。

 

「奴隷で無くて良いのですか?」

 

リザに訊かれた。

 

「今から、お前達は仲間だ。奴隷では無い。但し、命令には逆らうなよ。まず、飯を食え。イチ、食事の用意をしてあげてくれ」

 

「はい、ご主人様」

 

ドン!

 

微かな衝撃の後、背中に柔らかい物が貼り付いた。

 

「感動しました」

 

って、ゼナの声だ。ゼナの胸気持ちええなぁ~。

 

「奴隷から解放してあげるなんて…優しいのですね」

 

「だから、ゼナは現状を理解してくれるかな?」

 

「現状?」

 

「ここ、セーリュー市で無いんだよ」

 

「え!ここどこ?」

 

今更?

 

「きっと大騒ぎだろうよ。関所を通らずに消えたんだから」

 

「あぁ、通らなかったよね…どうしよう…このまま一緒にいようかな♪」

 

やはり、この世界のゼナは軽かった。

 

「このまま帰っても、せーリュー伯爵の持ち物に過ぎないし、気持ちよかったし♪」

 

そこに至るのか…男運の無いゼナらしいと言え無くもない。まぁ、今までにないことである。良しとするか。

 

「どこか安全に暮らせる場所ってあるか?」

 

「う~ん…迷宮都市かな?関所を取らないとダメだけど…」

 

やはり、あそこか…

 

「ニー、食事が終わったら、引っ越しをする。準備をしてくれ」

 

「わかりました。ご主人様」

 

「ゼナ、引っ越しをするから、服を着てきてくれる?」

 

「ねぇ、私にも服を買って…軍服じゃマズいよ~」

 

あぁ、服を着ない理由はそこか。

 

「わかった。買ってくる。ナナ、転移するぞ」

 

「マイマスター、了解です」

 

二人で迷宮都市の蔦屋敷に転移した。『結界無効』『封印無効』を併用して、屋敷の中に入った。

 

「お前、何者だ?」

 

この家を護る家妖精で、レリリルというブラウニーが声を掛けてきた。

 

「マイマスター、偽核の所有者の書き換え成功です。都市核、迷宮核を書き換えます」

 

「頼む。レリリルに告げる。今日からここは、僕達の家にする。異論反論は認め無い。あぁ、これが、証拠だ」

 

トラザユーヤの日記を手渡した。

 

「これは賢者様の日記…お弟子様ですか?」

 

「関係者だよ」

 

「そうですか。何なりと用を申しつけください」

 

「仲間を連れて来る。なので、掃除を頼めるか?」

 

「わかりました」

 

転移術で、セーリュー市へ転移して、ゼナの着る物を買って、揺り篭に戻った。

 

 

 

 

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