異世界で出会いを求めるのは間違っているだろうか 作:もっち~!
---シュウ---
アーゼに呼ばれた。展望室へと向かう。
「シュウ様、あれ、どうにかなりませんか?」
って、アーゼの指差す方向には、クラゲらしき生物が大量に発生していた。
「殲滅すれば良いのか?う~ん、殲滅したらアーゼで遊んでいい?」
「勿論です。私はシュウ様の物ですからね♪」
人間では無い分、多少の無理も出来る。じゃ、殲滅に向かおうか。展望室から外へと出て、クラゲの大群の元へと向かう。この手のって、細胞分裂するかもな。どうするかな。大樹の枝に纏わり付いているクラゲ達。枝は傷つけちゃダメだろうな。そうなると、物理的に粉砕は出来無い。ゾラートの削除能力だと、枝も削除しちゅうし。う~ん…そうか、『強奪』で集めてロストさせれば良い…あぁ、僕のオーラで灰にすれば良いんだな。早速、宇宙空間に踊りでて、枝にオーラが届かない位置まで、宇宙遊泳した。ちなみに僕には血が無い為、ヘモグロビンが無いので、酸素を必要とせず、無呼吸でも大丈夫である。で、身体はオーラで形成されているので、真空でも問題は無い。
リミッターをはずして、クラゲに対して『強奪』した。僕に引き寄せられるクラゲ達。僕に触れると灰に成っていく。ほんの5分程度で、殲滅完了。リミッターを掛けてから、アーゼの元へと戻った。
「もう退治したんですか?」
アーゼが何かの装置で確認している。
「スゴいです♪」
僕に抱きついてきたアーゼ。そのまま、彼女の唇を堪能する。彼女の口の中を堪能する。彼女は自ら衣服を脱いでいく。彼女の胸を堪能する。
「うぅん…いいです…もっと吸って下さい」
僕の与える刺激を貪欲に受けとめていく。人間だったら、失神レベルだと思うのだけど。
「うぅ~ん…そこは…」
舐めて居ると、股を閉じようとするので、強引に開脚させていく。
「恥ずかしいです…うぅ~ん…あっ!いい…」
敏感な部分を一舐めするとエロフスイッチが入ったみたいだ。あれだけ、股を閉じようとしていたのに、自ら大股開きをしていく。
「来てください…」
彼女にコネクトインをした。おぉぉぉぉ~♪相変わらず、彼女の内部はサイコーである。神様用に作られているだけはある。他の生物とは比べ物にならないほど、気持ちが良い。ただ入れているだけなのに、内部が前後に波打っている。こんな生物っていたんだ。
そう…僕は忘れていた、ハイエルフがエロフになると、異常なくらいタフになることを…思いっきりエナジードレインをしたのに、ヘロヘロである。毎日は無理なレベルだよ、まったく…気持ちの乗ったプレイの後の回復力も尋常では無い。スイッチが入る前とは別人レベルである。
「また、お願いしますね♪」
アーゼの言葉に頷く僕。毎日アーゼとすると、僕がダメになりそうだ。
---サトゥー---
体調が戻りつつあるヒカル。この世界ではミトと呼ばれているそうだ。俺のパーティーメンバーはルルを失った代わりに、ミトが参加することになった。カリナもいるので、前衛が3で、後衛がアリサだけだ。パーティーバランス的には良くないが、他に人材がいないので、このメンバーでエルフの里を目指し、出発した。俺とミトがチート持ちであるので、そこそこ楽勝で道中を進んでいく。
途中でミトの相棒のテンちゃんなる女性が参加した。彼女も前衛である。しかもカリナよりも強い。うん、戦力アップだな。
「ほぉ~、新メンバーを投入か?」
何の前触れも無く、アイツが現れた。今日は何だ?ミト、テンちゃん、カリナ、アリサが身構えた。
「うん?4人で僕をボコるのか?面白い。そのケンカを買おう♪」
「いや、5人だ。俺もいる」
「お前は入っているよ。人数に入れていないのは、ミトだよ♪」
俺の次に強いミトを戦力的に除外だと?どういうことだ?
「ミト、調教した成果を見せてくれよ♪」
調教だと…ミトの目は涙目であった。何かに抵抗をしているようだ。身体が小刻みに震えている。
「ミトに何をしやがった!」
テンちゃんが殴り掛かる。が、クロスカウンターで、吹き飛ばされた。このパーティー内で一番の防御力持ちである彼女が、一発のパンチで戦闘不能にされた。
「お前も、ホムンクルスか」
ホムンクルス?たしか、人造人間だっけ。ステイタスにはそんな表示はなかったはずだ。
「あぁ、あの時のドラゴンが、入っているのか」
アイツは画面が開けないと言っていたのに、開けるようになったのか?
「いや、開けないよ。僕はねぇ、オーラで種族が分かるんだよ、ヤリ逃げチート君♪」
アイツの言葉には怒りが載っているようだ。ゼナさんのことか?
「ゼナさんの件は聞いた。彼女には申し訳無いことをしたよ」
「それだけか?なら何で、彼女にあんなマネをしたんだ?!」
俺との会話でノーマークになったカリナが、仕掛けた。でも、全身血塗れになって、倒れた。
「ノーマークだけど、空気の流れで分かるんだよ。愚かな女だ」
ミトは自ら衣服を脱ぎ、アイツの下腹部に顔を埋めていた。
「おい、手で自分のを準備しておけよ!」
『助けて…イチロー兄ぃ~』
ミトからメッセージが届いた。俺はアイツに向けて『流星雨』を叩き込んだ。それと共に『瞬動』でミトを救出した。
「ほぉ~、これがお前の必殺技か」
『流星雨』を真面に受けたはずのアイツはピンピンしている。もう一発!『流星雨』は確実に、アイツに降り注いでいる。だけど、アイツは無傷だった。
「何を驚いている?まだ、サプライズをしていないのに…ヒカルよ、性欲のままにイチローを襲え!」
アイツの指示通り、ミトが俺を押し倒してきた。強引に唇を重ねて…俺の服がいつの間にか脱がされていて、俺はミトと交わっていた。
「ヒカルよ。イチローを骨抜きにしろ!じゃぁな、サトゥー♪」
アイツが転移アウトしたが、ミトは俺を犯し続けている。くそっ!
---シュウ---
物資の買い付けのついでに、高杯光子の願いを叶えてあげた。供物はサービスである。
出発前に一悶着が待っていた。せっかく送り届けたミーアが、一緒に来ると言う。それを見たアーゼが便乗して、一緒に来ると言い出した。どうしたものか…
「アーゼは週一で逢いに来るから待て!」
不満顔のアーゼ。問題はミーアだな。
「では、アーゼ様にお会いになる時に、ミーアを連れて来て下さい」
と、ミーアの父親が提案をしてきた。転移術での移動である。危険性は無いけど、旅に危険は憑き物のである。
「皆さんの戦力を信用しています。名の無き神様を筆頭に、神託の巫女様もいますしね」
って、しらっと、正体をバラしたな。凹む僕。そんな僕を、宥めてくれているアーゼ。
そして、その案に乗り、迷宮都市へ向けて出発した。
---サトゥー---
男としての尊厳を踏みにじられた気分である。まさか、ヒカルに襲われて犯されるとは…
「ごめん…イチロー兄ぃ…」
抑えてきた欲望を暴走させてしまった彼女は凹んでいた。まさか、俺にそういう感情を抱いていたとは。アイツはヒカルの秘めた感情すら読み取っていたのだろう。
テンちゃん、カリナは完敗であったことに落ち込んでいた。
「アリサから見て、アイツの戦力はどうだ?」
一人戦闘をしなかった人物に訊いた。
「どうって…勝てる気はしないわよ。だって、本気で無かったみたいだよ」
本気で無かった?本気でやったら、俺達が死んで仕舞うレベルなのか?
「サトゥー…私も、彼のパーティーに入りたい…ルルの傍にいたいよ~」
アリサが本音を漏らした。姉妹が離れ離れでは寂しいよな。どういう商談に持ち込むかだな。アリサとゼナさんのトレードがベストに思えるが…商人としての腕の見せ所になりそうだ。
---シュウ---
山頂から思いっきりのショートカットをした。迷宮都市が見えたので、馬車ごと都市の近くまで転移したのだ。
「物資を買い込む必要性が無かったですね」
白音に小言を言われた。確かに…都市に着いたら、強奪三昧で小銭を稼がないとなぁ。そして、都市の関所へ…思いっきり並んでいるのですが…
セーラがツンツンしてきた。
「どうしたんだ?」
「爵位持ちは、あちらの関所から入れるのですよ」
と、空いている関所を指差した。
「爵位なんか無いよ」
「これですよ」
公爵に貰った身分証明書である。あぁ、そういう使い方をするのか。
「セーラにまかせる」
「はい♪」
セーラが御者台に乗り移り、御者のリザを誘導して、関所へと向かった。
「オーユゴック公爵の身内の方でしたか…えっ!現国王のお孫様が2名も!どうぞ、お通りください!」
門番が街へ入る許可をくれた。セーラとリーンって、国王の孫なのか。それだけで良い気がする。
「男の方が一緒でないとダメなんですよ」
って、リーン。「入り鉄砲に出女」って、ヤツかな?だから、僕の身分証明書が要るのか。で、街に入ったのはいいが、住む場所はどうするんだ?国王の孫達を安宿に泊める訳にいかないし。う~ん…
「シュウ!」
僕を呼ぶ声がした。声の主を見ると、僕の専属メイド長のフィアがいた。
「どうしたんだ?」
「綾香様に言われたので、シュウのことだから、住処で悩むって。だから、先に来て、家を用意していました」
『ヘルプ』という救難信号を出した時に、爆睡していた姉ちゃんの穴埋めだろうか?
フィアの案内で、この街の住処に着いた。母屋は2階建てで、離れもある広めの敷地な館であった。中に入ると、僕の専属メイドであるラムとレムの姉妹と、回復役のエリザベスがいた。
「シュウ様、ご無事でしたか」
エリザベスが抱きついて来た。う~ん、相変わらず、抱き心地がいいなぁ、アーゼと双璧をなしそうだ。馬車から降りたパーティーメンバー達も、館に入ってきた。
「高そうですが、資金は大丈夫でしたか?」
リーンがフィアに訊いた。
「大丈夫ですよ。こう見えても、シュウはお金持ちですから。前回の魔核と別の世界の魔石を売りました」
と、フィアから報告を受けた。あぁ、オラリオで貯めた魔石か。
「まだまだ、売れそうでしたけど、ギルドに支払能力が無いようで」
なんか大量に売ったようだな。
「どのくらい売ったんだ?」
「貯蓄量の1%にも満たないです。思ったより、この街は財力が無いようです」
なら、当分、金欠にならないでも済むか。他の街で売ってくるって手もあるし。
「で、メンバーを紹介してくれますか?メイド長として、皆さんにしっかりと接していきたいですから」
フィアに言われた。そうだな。
「じゃ、まずメイド長のフィアだ。種族は悪魔だ」
ざわめくこの世界の者達。あぁ、悪魔だからな。
「で、メイドは双子の姉妹で、桃毛がラムで、青毛がレムだ。種族は鬼だよ」
これにもざわめきが起きた。この世界に鬼っていないのかな?
「回復役のエリザベスだ。種族は女神」
絶句するこの世界の皆様。うん?
「シュウ様、女神様が眷属にいらっしゃるのですか?」
セーラに訊かれた。
「いるよ。エリザベスは僕の配下の女神で、一番攻撃力が無い代わりに、回復能力はピカイチなんだよ♪なぁっ!」
話を振ると、照れた表情のエリザベスは、顔を真っ赤に染め上げていた。
「で、この世界のメンバーだけど、トカゲ人のリザ、犬人のポチ、猫人のタマ、転生ドラゴンにしてしまったゼナ、蘇生したセーラ、魂に活力を与えたリーン、エルフのミーア、黒髪のルル、人造人間、いや人工生命体かな。それのナナだ。みんな仲良く頼むよ!嫉妬は厳禁、ケンカは両成敗だからね♪」
「あの…純粋な人間って私だけなのですか?」
ルルに訊かれた。
「そうだよ。問題は無いよね?」
「何故、私だったんですか?」
「かわいいから♪」
「はい?私ってかわいいのですか?言われたことが無いですよ」
頬を赤らめたルル。この世界の者達の好みの基準が変なのだろう。
「僕の好みだ。気にしないで、楽に生きてくれ」
「質問です。悪魔と女神って仲が良いのですか?」
リーンが訊いて来た。
「少なくても僕の眷属達は、仲が良いよ。なぁ、フィア」
「はい♪」
「魔なる者と聖なる者ですよね?」
リーンの言いたいことはわかる。
「僕がいるからだよ。僕は鬼と天使のハーフだ。聖魔光闇の全ての属性を有している。だから聖魔融合が出来ることを知っている。融合出来るってことは、混じり合う事が出来るってことだ。それは、心を酌み交わすことも可能ってことだよ、リーン。ただ、この世界の悪魔は、フィアの世界の悪魔とは違い、魔物属性が濃い。もっと言うと、この世界の魔王は悪魔の王ではなく、魔物の王だと思うんだよ」
「なるほど…」
「まぁ、配下に魔王が数名いるから、呼び出して、この世界の魔王をボコるのもいいなって思っている」
フィアと白音が苦笑いしている。
「魔王が配下にいらっしゃるんですか?」
セーラに訊かれた。
「いるよ。って言うか、僕の長男が魔王だよ♪」
セーラ達が驚いている♪
「お子さんがいるんですか?」
「あぁ、二男四女だったけど、二人は戦争で死んじゃったよ」
「あっ!ごめんなさい。変なことを訊いてしまって…」
セーラが頭を下げた。フィアが僕の肩を揉んでくれている。僕が悲しみに飲み込まれないように。