~ 崩壊世界シリーズ ~ モテない男の元にアルトリア・ランサー(ヤンヤン)が来るというテンプレチックなドロドロイチャイチャするだけの話 不定期 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
今回は最初からクライマックス。
なんで日間ランキング5位になっているんですかねぇ・・・(ガチ困惑)
ヤンデレ好き、もっと増えろ!!(KBTIT)
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
それは壮絶な戦いだった。
光り輝く聖槍から放たれる、
黄金の光の奔流と、黒き
聖剣から撃たれるどす黒い
熱線。
それらがぶつかりあうと、
あたりに熱気と衝撃波が
広がり、俺たちを狙っていた
獣たちが蒸発していく。
あまりのまぶしさと、
激しい突風に耐えるために
手で顔を覆い、その場で
足に力を籠め、踏ん張る。
(な、な、なんだこれっ・・・・!!)
アルトリア・オルタに指名され、
殺されそうになったら、今朝逆レしてきた
アルトリア・ランサーが乱入して
俺のことを助けてくれている。
両者は拮抗していたが、徐々に
ランサーの方が押され始めたことに
気が付く。
黒い光が白く輝く光を飲み込み始め、
徐々にこちらに狭まってきているのだ。
出力が違うのか、向こうの方が単純に
威力が高いからか、理由はわからないが
このままでは彼女が死んでしまうだろう。
---だが。
「---あああああああああっ!!!」
それでも、彼女は俺の前に立ちふさがり、
まるで、そう、俺のことを守るように
その場に力を込めて立ち尽くす。
---その横顔に、思わず見とれた。
苦しそうにうめきながらも、俺に
ちらりと目線を配り、そして
ほんのわずかな、一瞬だけであるが、
にこり、と微笑んできた。
なぜ、どうしてそこまで。
俺のために何で----。
「---終わりだ。出力全開っ!!!」
黒い光が彼女と俺を飲み込む。
熱気によって服の表面が焼かれ、
顔がひりつくように痛み出す。
「・・・う・・・うう・・・。」
----そして、背を向け、
俺を守るように槍を支えにして
立ち上がるランサー。
そして、そんな彼女に向かって
黒い聖剣を上段に構えるオルタ。
「・・・・あ・・。」
「・・・・消えろ。」
----ざしゅり、という音と主に、
血しぶきが舞った。
◆
田中という男はおおよそ平凡だった。
両親は彼が幼いころに死別しており、
児童養護施設にて育った彼は、
生まれながらにして『愛』や『絆』と
言ったことに対して深い不信感を募らせたまま
生きることとなる。
別段、コミュニケーション能力に問題はなかった。
しかし、あまりにも根強い人間への不信感は
彼の挙動を不自然なものにし、彼の人生に
悪影響を及ぼすこととなった。
学校に行けば、誰とも交わることはなく、
1人で行動し、1人の力で生き抜いてきた。
誰にも頼らず、信じず、そして、助けられず。
そんな時、彼はとあることがきっかけで
再会したとあるおさなじみに誘われ、ある
ゲームに出会うこととなる。
『---は?FGO?』
『ああ。結構有名な創作物のソシャゲなんだが、
知らないか?』
『--いや。』
彼にとって、fateという作品こそ聞き覚えのある
ものではあったが、詳しくは知らないレベルであった。
二次創作で見た程度で、結局どういう
サブカルチャーなのかさっぱりわかって
いなかったのである。
『----興味ないわ。』
『おいおい。・・・・だったらお試しで
いいからやってみてくれよ。』
『・・・・。』
唯一仲が良かった幼馴染に誘われ、
彼はしぶしぶと始めることになる。
----そして、とあるキャラクターに惚れ、
のめり込むことになるとは、誰も
予想できないことであっただろう。
まさか、無料で手に入れた聖晶石で
ピックアップのアルトリア・ランサーを
引くなど。
◆
身体が痛い。熱い。動かない。
頭痛がする、吐き気もだ。
---ああ。そうか。俺。
「マスター!!マスター!!」
目を開けると、俺の頭を抱きかかえるように
アルトリア・ランサーが泣きながら
俺の名前を呼び続けていた。
「---馬鹿な。そんな、そんな、
ありえない。こんな。」
近くでは、呆然とした様子のオルタが
自分の両手をじっと凝視しながら
壊れたように同じことを繰り替えし
うわごとのようにつぶやき続けていた。
---まさか、自分の好きな二次元キャラを
かばって死ぬとは。
人生、何があるかわからないものだ。
なあ、火口。
糞みたいな、俺の人生にも、
ちょっとは意味があっただろうか。
「駄目!!死んでは駄目っ!!あなただけを
失うのは!!耐えられないっ!!」
「・・・・・。」
俺の手を取り、俺に生きていてほしいと
言ってくれ彼女の言葉を無視し、
確信をもって尋ねる。
「・・・・なあ、アルトリア。」
「喋らないでっ!!今、今ッ・・!!」
「お前、俺がFGOで最初に引いた、☆5のキャラだろ・・・・?」
「・・・・っ!」
「ああ。いい。隠さなくっても。・・・・ありがとうな。
ごめんな。俺の元に来てくれたのに。」
「マスター。」
彼女がすっと懐から何かを取り出し、
俺の前に差し出す。
目が掠れてきてよく見えないが、
何か杖みたいな細長いものであることが
辛うじて分かった。
「あなたを絶対に失いはしません。
この世界がどうなろうとどうでもいい。
有象無象の行く末など価値はない。
でも、あなただけは、マスターだけは、
何があっても・・・。」
何か言っているようだが、聞こえない。
どうやら耳がイカれたらしい。
「マスター。一緒に、"永遠"に私が
傍にいます。」
彼女が手に持っている細長い形状の
物が光りだした。
あれあれー?
なんだかおかしな路線に
入ってきているぞー?(コナン風)
シリアスぶっているけど結局
シリアスなんてどこにもないんだよなぁ(確信)
鬱要素はないから安心するといいゾ。
永遠・・・あっ(察し)
次回からヤンとデレ、増量100%のアルトリアを
お送りするゾ。
読者の感想がほしい・・・ほしい・・・
感想、くれ
れ(おかわり)
読者の感想をもとに書いているから
くれくれおくれまん
KEY(ドM)