ザンクティンゼルを出発した時ならともかく、団員が増えた今のグランサイファーでは物資の納入はかなりのものになる。
グランたちが旅を始めた頃は各々で買い出しを行っていたが、今では飲み水や燃料など大量に必要なものは島々に停泊する度々に、島の業者に頼み港まで届けこさせている。
物資の確認と受け取りは団員たちが交代で請け負っており、今回はゼタがその当番に当たっていた。
「――うん、量も数も注文通りね。ありがと、船への積み込みはこっちでやっとくから」
「いえいえ! こんなにたくさん買っていただけたんですから積み込みもこちらでやらせていただきますよ!」
「そう? じゃあ甘えちゃおうかな」
業者の男は部下たちに物資の積み込みを命令すると、改めてゼタへと、具体的にはゼタの身体へと目をやる。
美しい女だと男は下卑た眼で品定めしながら思う。蜂蜜を溶かしたような金色の髪、切れ長の青い瞳と筋の通った鼻立ち。薄い桃色の唇はすぐにでもむしゃぶりつきたい瑞々しさを蓄えている。
顔立ちだけでなく身体つきも素晴らしい。
緑色のジャケットから覗く、すらりとした白い首筋から下り、肩はなだらかに女性らしい丸みを帯びたラインを描く。
黒のキャミソールを盛り上げる乳房はその大きさを確かに主張し、露になったウエストははっきりとくびれていながらも、うっすらと腹筋の輪郭が見て取られ、彼女が鍛え上げられた戦士だということを静かに主張する。
黒いミニスカートから伸びた足は驚くほど長く、しなやかだ。
「お姉さん達の騎空団は今日はこの島で停まってくのかい?」
「んー? そうね、今日はここで休んで明日出発って聞いてるわ」
男はゼタの言葉を聞くとにやにやと笑いながら彼女に近づくと小声で話しかける。
「……今夜これでどうかな?」
男は自らの財布から幾らか金を取り出しこそこそとゼタに見せる。
どうやらこの男は自分と今夜同衾をしたいらしい。つまり売春を持ち掛けているのだ。
その金額は街の高級娼館と比べても随分と高い。中々儲けている男なのだろう。
「ふーん……随分気前が良いと言うか。その辺のそういう店でならもっと安く済むと思うけど?」
「へへへ、お姉さんみてえな美人と楽しめるなら安いもんだよ」
男はスケベ心丸出しの視線をゼタの身体に注ぐ。遠慮のない、見て当然といった視線だ。
確かにその辺の女ならば悩みながらでも頷いてしまう金額だろう。特に騎空士などという金の必要となる仕事をしているような女ならばなおさらだ。
そうやって何人も女を買ってきたのだろう、男の頭の中は既にどうやって目の前の女を可愛がってやろうかという考えで埋め尽くされていた。
「悪いけど他所当たってくれる? あたしそういう女じゃないから」
ぽかんと、まさか断られるとは思っていなかった男が口を開けたまま固まる。
間抜けな面をさらしたままの男をゼタは一瞥し、さっさと男から離れ船内へと戻っていく。
「ちょっ、ちょっと待った! 値段が不満なのか!? わかった、倍出そう。いや3倍! 3倍出しても――」
「――しつこい」
ゼタに睨みつけられた男は蛇を前にしたカエルの様に息を呑む。
顔を青白くして黙り込んだ男を一瞥したゼタは、ふんと鼻を鳴らし歩みを進める。
最後に船内へと戻る前にゼタは振り返ると男に告げる。
「悪いけど、もうあたし売約済みだから」
ラカムに物資の納入を報告し、自室へと続く廊下を歩く。
先ほどの男に絡まれていささか気分を悪くしたしベアでも誘い街に出かけようかと考えていると、見知った後ろ姿を視界にとらえる。
「――グラン!」
名前を呼び駆け寄る。
先ほどの男への態度とは打って変わり、ゼタは彼の腕へと抱き着くと自らの胸を押し付けていく。
彼もどうやら一仕事を終え船へと戻ってきた様だった。彼と出かけていたルリアとビィは既に部屋に戻り休んでいるらしい。
その話を聞くとゼタは興奮した様子でグランに提案する。
「ならさ、あたしの部屋に来なよ。こっちも仕事終わったし。それに……」
グランの手を取り、自らの股間に押し当てる。
スカートの下、下着越しのそこは確かに熱を感じさせ、期待からかじんわりと湿り気を帯び始めていた。
「最近あたしの事躾けてくれてないしさ……ね? ペットの面倒見るのも飼い主のお仕事でしょ?」
しな垂れかかり、媚びる様に体を擦り付ける。先ほどの男が今のゼタの姿を見れば我が目を疑うだろう。
大金を積んでも相手にしてくれなかった女が、見るからに成人もしていないような子供に媚びを売り、抱いてくれとねだっている姿に。
業者へのそっけない態度とは打って変わりゼタは必死だ。
当たり前だ、この機会を逃せば次はいつ可愛がってもらえるのか。ただでさえ最近は彼にかしづく女が増えているのだ、少ない機会はモノにしたい。
「団長さんもしっかり気持ちよくするからさぁ、今日はあたしで楽しんでいきなよ、ね?」
ゼタの懇願が届いたのか、グランはしょうがないなぁとワザとらしくため息をつきながら了承する。
以前の彼女なら苛つきを覚える反応に、彼女は感謝を述べる。
「やった! ありがと団長さん! じゃあ時間もったいないしさっさとあたしの部屋に行こっか!」
先導し、自らの部屋へと案内する。
道中、彼の手が無遠慮にこちらの身体へ伸び、尻を揉み秘部を撫でる。
声を荒げ拒むべき行為に、ゼタは自ら望むように腰を押し付け、心地よさげな声を上げながら受け入れる。
「は、ああッ、ん」
陰裂に指を這わされ、くちくちと音を鳴らしながら擦られる。
絶頂には程遠い刺激だったが、その物足りなさがこれからの行為への期待を高めさせてくれる。
股間と尻をいじられながら、彼と初めて会った日を思い出す。彼のペットにしてもらった日を。
星晶獣を圧倒的な力でたたき伏せた彼の強さに、姿に惹かれた。組織に勧誘するという体で彼らの騎空団に同行し、出会ったその日に自らねだり犯してもらった。
一晩中彼に貫かれ、何発も種を植え付けられたあの夜は今までの固定概念を壊すには充分だった。
今までの価値観が壊れ、アイデンティティを粉々にされた後に、新しい生き方を教えてもらった。
それからは彼の奴隷として媚び、奉仕し生きている。プライドも尊厳も随分失ったが、得たものを考えるとお釣りがくるくらいだ。
自身の部屋へとたどり着き、扉を開き招き入れると彼は当然のように上がり込む。
ベッドの前に立たされると、彼は顎でしゃくり服を脱ぐように命じてきた。
反論などない、むしろ恍惚さえ覚え、待ってましたとばかりに服を脱いでいく。
見せつけるように、視界でも彼を楽しませられるように、ゆっくりと肌をさらしていく。
普段は雪のように白い肌は性的興奮でほんのりと朱に染まり、服の上からでもわかるほど豊かな乳房は、衣服から解き放垂れる瞬間、ふるんと震えその柔らかさを表す。
重力に負けることなく張り出すその先端には、服従を示すピアスが光り輝いていた。
スカートを落とし、ショーツに手をかける。べっとりと肌に張り付いた布が取り払われる。
右脚、左脚と交互に抜く。役目を失ったショーツが湿った音を立てながら床に落ちる。
露になった下腹部から、淫らな匂いが立ち上がる。
丁寧に整えられた陰毛は蜜に濡れ、へばり付いている。あの日から幾度となく躾けられた秘裂は、快楽をねだるようにひきつき蜜をこぼす。
割れ目の端、淫らな肉核には乳首と同じようにピアスが貫通していた。
己の乳首と股間を彩るピアスを見るたびに、ゼタは恍惚のため息を漏らす。
初めてこれを付けた日は痛みのあまり部屋に閉じこもり一日中呻いていたが、今やそれもいい思い出になっている。
鏡を見るたびに自分が浅ましい身分に堕ちたことを自覚できるし、自分と同じように彼の雌となった女たちも付けているというのだから、妙な連帯感を感じられる。
ジータが考案し広めたらしいが全く良い考えだと、常に身に着け日々を過ごしている。
にやつきながらグランは近づいてくるとゼタの顎を掴み顔を持ち上げた。期待するように口を開ける。
「んふっ、ぢゅる、んぐっ」
唇が重なり、舌が入り込んでくる。舌同士を絡ませあい、彼の歯を裏まで嘗め回す。
流し込まれる口内で転がし、風味を楽しむ。こく、こくと音を鳴らし飲み込んでいく。
彼の唾液を飲み込むたびに脳みそが蕩け、視界が滲んでいく。
「んふぅっ、んんっ、ンッ、んぐぅ…ぢゅるるっ、んぐっ、ぷはぁ」
舌が絡み合う度に膝ががくがくとかくつき、股間から汁が溢れる。
数十秒ほどのキスの後、グランが離れるころには、ゼタは既に立っていられず、腰が抜けたように床に座り込む。
女性らしい肩を上下させ、息を整えるように大きく息を吐いている。頬はすっかり紅潮していた。
座り込んだゼタを一瞥した後、グランはベットに腰かけ、脚をわずかに開く。
入念に躾けられた彼女はぞれだけで何を求められたか察し、彼の下に四つん這いで近寄る。
「んむっ」
口で彼の下衣を咥え、下ろしていく。手は使わない。その方が彼を楽しませられるし、何より雌犬の自分に相応しい作法だ。
ペニスが引っ掛かり手間取りながら下ろし、ボロン!と音を立て彼のそれが姿を現す。
「あはっ」
むわっと大好きな雄の一番濃い匂いが鼻腔を刺激する。鼻筋をくっ付け息を吸い込むと、それだけで子宮がきゅんと疼き、種を付けられることを期待してしまう。
既に勃起しているそれに今すぐにでも腹の奥につきこまれ、子種を注がれたいところだがまずは主人を満足させるのがペットの役目だ。
「じゃあ、ご奉仕するからね団長……んあっ」
口を開け、舌を出す。先端に触れると独特の熱と味が舌に伝わってきた。
そのまま先端から根本まで沿うように舐め上げる。
塩気の混じった独特の臭みのある味が口内に広がる度に、舌が痺れ腰が痙攣する。
「ちゅっ、ちゅ、ちゅるっ、んぶっ」
ひとしきり嘗め回し後は、亀頭に数回口づけをする。男好きのする艶やかな唇がグロテスクなペニスに吸い付く。この口づけはゼタなりの奉仕の挨拶だ。
挨拶を済ませ本格的な奉仕を始める。亀頭を唇でくわえ込み、中でレロレロと嘗め回し吸い付く。
ゆっくりと竿を咥えこんでいき、頬を窄めペニスをしごき上げていく。
「んむっ、んぐぅ、おぐっ、んぼっ」
ぐぽっ、ぐぽっ、と空気の抜ける音が響き渡る。普段の凛とした顔の面影はなく、無様なひょっとこ面を晒しながら彼女は首を振りたくる。
鼻先がグランの陰毛に埋もれるほど深く飲み込み、喉の奥でしごくように引き抜いていく。その度に胸とクリのピアスが揺れちゃりちゃりと音を鳴らす。
涎を口端から垂らし、じゅるじゅると男の竿をしゃぶるその姿は街の売春婦よりも淫らで下品だ。
だが、それがいい。
今の自分は組織の戦闘員でも、騎空士でも、娼婦でもない。彼のペットなのだ。彼を喜ばせ、奉仕し、股を開く存在なのだ。
眉を垂れ下げ、媚びを売る表情を作り、ちんぽをしゃぶる作業に没頭する自分に相応しい姿だ。
「ぢゅるっ、んむっ、んふっ」
自然と指先が己の披裂へと延びる。1本2本と本数は増え、膣内で自在に動き回る。
自分の身体だからこそ遠慮がないのか指先は屁げしく動き回り、噴き出した潮が床に淫らな染みを作る。
そんな自分の姿がよほど無様なのか、グランがバカにしたような笑みを浮かべる。その笑みを見るだけで絶頂しそうになった。
「んぐっ――」
頭を掴まれ、押し込まれる。射精が近いのだろう、口の中のペニスがより一層固くなり、膨らんでいく。
力を抜き、彼に体をゆだねるように受け入れる態勢をとる。
そして彼は腰を引き
「ごぼっ――!」
力強く彼女の喉に叩きつけられる。両手で固定され動けぬ頭に激しくピストンされる。
彼の腹筋が顔面にぶち当てられ、雄々しい肉棒が容赦なく喉奥に突きこまれる。
「ぐぉっ、うぐっ、ぐブっ!」
ゴリゴリと喉奥にカリが引っ掛かり、抉られていく。道具のように使われる事実に腹の奥がきゅんきゅんと疼き熱くなっていく。
喉がペニスにより蹂躙され、ごぼごぼと排水するような音を立てる。非人道的な扱いを受けながらも必死に舌を伸ばし、唇を窄める。
使われるだけならそこらの女でもできる、使用者を楽しませ、気持ちよくさせることができなければ彼のペットには相応しくない。
ゼタの奉仕が気に入ったのかグランは口端を歪めさらに速度を上げていく。
気遣いなど一切ない自分勝手な抽送だ。口はがぽがぽと音を上げ、飛んだ涎が床にまき散っていく。
脳みそまで犯される感覚に、己を慰める指の動きもますます激しくなる。
「ごふっ! んごぉ! ごっ、んぐ、ぢゅるぅ、んぐうっ!!」
射精の瞬間、グランは己の腰を突き出し、ゼタの思い切り頭を引き寄せ、彼女の喉を今まで一番強烈に貫く。
どぢゅん! と頭の奥で音がした後、ゼタの口内に男の欲望が解き放たれた。
食道まで入り込んでいたペニスが体内に直接白濁を流し込んでいく。
「んごぉ!? おっ! ぐぶぅ!!」
射精しながらもグランは腰の動きを止めなかった。
自らの白濁を彼女の最奥まで押し込むように突きこんでいく。
「───ッ! ────ッ!!」
ほとんど声は上げられなかったが、ゼタは確かに絶頂していた。全身が痙攣しがくがくと震える、両足の間から激しく潮がぶちまけていた。
若干満足げな表情を見せグランが己のいち物を引き抜き始める。ペニスが喉を通り、口内も舌も歯も唇も白濁を塗りつけながら姿を現す。
ぶぼっ、とゼタほどの美女から出たとは思えない音を立てペニスが彼女から出ていく。
グランと違いゼタの顔は酷い有様だ。半ば白目をむき、鼻水だけでなく逆流した精液が鼻腔から流れ、ひゅうひゅうと荒い呼吸を繰り返す口からは涎と精子が垂れ流しになっている。
絶頂から降りてこれないのか、未だ全身がびくびくと痙攣するばかりだった。
見るも無残な姿になった彼女をグランは軽く抱え上げ、ベットへと放り投げる。
「あんッ……あは、ああっ」
ベットに着地する衝撃でゼタは意識を取り戻す。気が付いた時には既にグランは覆いかぶさっており、両足を抱えられ、押し広げられていた。
犯される。胸が期待で高鳴る。
膣口に亀頭が押し当てられ、くちゅくちゅと触れ合う。じらすように入り口で擦り付けられゼタは気が狂うような感覚に襲われた。早く早くとせかすように腰を動かし披裂をペニスへとこすり合わせる。
浅ましくねだる自分のペットを見たグランはまたも口端に笑みを浮かべると彼女の足首をしっかりと掴み、狙いを定めると勢いよく腰を突き入れた。
「あ、あっ……あああぁぁっ!」
肉と肉がぶつかり合い、ぱぁん!と破裂音が響き渡る。船内に響き渡るようなその音を皮切りに性交が始まる。
「あひっ、ひぎッ! あっ、ひぐぅっ!!」
最初から躊躇のない速度で突きこまれる。体重の乗ったストロークで、膣の中をゴリゴリと抉られていく。
上から覆いかぶさられなければそのまま浮き上がってしまいそうだった。
「あッはあっ! ああッ! いぎっ、はあぁっ!」
肉棒が抜き差しされるたびにごりゅごりゅと体の中で音が響き渡る。子宮口をノックされる度に目の奥で火花が散り、頭の中が真っ白になっていく。
一突きされるたびに思考が押し流され、人ではなくなっていく。それでいい。この快楽の前に人だのなんだのは不要だ。
今の自分はただの雌。雄に躾けられ、雄に鳴かされ、雄に支配される一匹の雌犬だ。
「んひっ、んはぁっ、ああッ! はぎっ、んおっ!」
ゼタの足首を掴んでいた手を離すと、グランは彼女の腰を掴みなおし、より一層抽送のスピードを上げていく。
それが何を意味するのか、もはや意味のある言葉すら発せられないゼタでも本能的に察した。
両手を彼の背に回し、両足を彼の腰に巻き付け必死に抱き着く。膣穴をきゅうきゅうと締め付け、彼にアピールする。
中に射精してほしい。子種を植え付け、畜生のように孕ませてほしい。
彼女の願いが通じたのか、グランのピストンより激しくなり、絶頂へと駆け上がっていく。合わせるようにゼタの腰もくねり振りたくる。
互いに絡み、交じり合いながら快楽の段階を上げていく。そして最高潮に達する瞬間、彼の腰が最奥へと突きこまれる。
「あっはッ、アッ、来たッ、精子ッ、精子きたッ、あはアぁッ……ぉひぃアぁああああああああッ!」
意識が蒸発してしまいそうだった。雪崩のような快感がすべて押し流していく。先ほど射精したとは思えないほどの欲望が解き放たれ、彼女の中を汚していく。
喜びの声を叫びながら、ゼタは膣内射精の快楽に悶えていた。背はエビの様に反り返り、グランの背に回された脚がピンッと伸びる。
両腕だけがこの快感を逃さないようにと力の限り彼を抱きしめていた。
「あっひッ、あはぁッ、ひぃ、はぁッ……あはぁっ、あぁ、はっ……」
絶頂はたっぷりと数十秒ほど続いた。ようやく満足したようにグランがゼタから離れていく。
未だひくつく淫口が、己の主であるペニスから離れたくないというように吸い付いていた。
ゼタの姿に、普段の面影は一切なかった。体力も気力も使い果たし、ベッドへと力なく転がされている。
涙と涎と鼻水、さらに精液でその美貌は汚され台無しだ。全身はいまだ痙攣をつづけ、がに股となったその股座からは、品のない音を立てながら入りきらなかった白濁が零れだす。
もはやゼタが指一つ動かす気力のない明白だった。もっとも、そんなことはグランに関係などない。
彼女の身体に手をかける。
「あんっ……」
転がされ、うつ伏せの姿勢になる。手を支える気力もないので、尻だけ彼に捧げる形だった。
未だに白濁を垂れ流す膣口を開かれ、まるで萎えていないペニスが押し当てられる。
「っはぁっ!」
ぱあん!と大きな破裂音の後に悲鳴が続く。向けられたゼタの尻肉をグランが叩いた音だった。
主人が満足する前に絶頂した奴隷を躾けるように2発、3発とスパンキングしていく。丸く美しかったゼタの尻は、もとが白かったせいかすぐに赤い跡が残っていく。
「あっ! あんぅ! ま、待って団長! すぐ、すぐに用意するから……」
未だ震える手を支えにしながら、なんとか四つん這いの姿勢をとる。
たった一度の交尾ですでに限界を迎えていることはゼタもわかっていた。だが、逃げなどしない。
主人が求めれば応える、それが自分たちこの騎空団に所属する雌のルールなのだ。
「あっはッ、あぁああああああッ!」
貫くような勢いで腰が突き出され、嬌声が響き渡る。間髪入れず始まる抽送に、ヨガり、蕩けた声が上がっていく。
肉欲の宴は、まだまだ終わりそうもなかった。