※この作品はR-18です。

AV女優 Asuna   作:アマゾンバイキング

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 遅くなってすみません!
 
 何とかスランプも回復してきたので二か月振りの新作投稿です。まだ、微妙に前とは違う雰囲気になっていたりするかもしれませんが楽しんでいただけると嬉しいです。

 それでは本編をどうぞ!


二人目:匿名希望さん(24)

【二人目:匿名希望(24)希望プレイ:コスプレエッチ、立ちバック等】

 

 次にアスナがやってきたのは古いアパートの一室。

 前回の名無しの部屋よりも狭く散らかっている場所に彼女は通された。今回の素人である匿名希望は「ここにどうぞ」と床に散乱する物をどけながらぶっきらぼうに答えた。

 自らも床に胡坐をかきアスナと向かい合う。

 

「よろしくお願いします」

「……よろしくっす」

 

 明るい雰囲気で声を掛けてきたアスナに匿名はやや緊張した様子でうなずいた。

 自分から進んで応募し当選したのにこちらとめを合わせようともしない匿名にアスナもどうしていいか戸惑ってしまう。

 スタッフが気を使った(それとも居心地が悪かった)のか早々に部屋を出て行ってしまい二人きりとなった。

 沈黙する二人。アスナは場を和ませようと自分が着ている洋服のことや今日の天気の話題を振るも匿名からの反応は薄かった。

 ただ、なぜ企画に応募したのかだけは簡単に答えてくれた。

 匿名希望は自分の容姿にコンプレックスを抱いており、また頭も悪く運動もできなかったことから女子から相手にされずうまくいかなかったらしい。

 上京してからも変わらずむしろ職場に女性が少ないことから交流は更に減った。

 それでもめげずにイメチェンをしてみるも結果は変わらなかった。

 そんなとき、アスナのAVと出会い強く惹かれ童貞を捨てるなら彼女がいいと思い応募したとのことだった。

 改めて匿名を見つめる。

 ニキビで肌荒れした鼻に絆創膏を張っている顔。太ってはいないが痩せてるわけでもそれほど鍛えているわけでもない身体。どぎつく漂う香水の濃い臭い。

 中でも、人工的に染められた赤い髪が目を引くが正直な話、匿名にはあまりにあっていなかった。

 女優としてではなく一人の女性として匿名を見た場合、確かに声を掛けようとは思わなかった。

 それでも、この匿名希望という一人の男は今、勇気を振り絞って企画に応募してくれたのだ。

 匿名の盛り上がった股間とそこから微かに立ち込める匂いを嗅ぎ、アスナはスイッチを入れる。臭いは匿名は隠したいのかそれよりも強く消臭剤の香りがするが、既に二桁近い男性と交わったアスナの鼻はごまかせない。

 

「ねぇ、匿名さん?」

「は、はい……」

 

 匿名へと更に近づき触れるギリギリまで迫る。普通の女子にさえ深く接されたことのない彼はただでさえパンクしそうな頭にアスナという絶世の美少女に互いの心音が聞こえるのではないかという位に迫られ呼吸が荒くなっていく。

 深呼吸をして理性を保とうとするも、アスナから放たれるなんとも言えない芳醇な体臭が匿名の理性を鈍らせていく。

 

「匿名さんは、私に何をさせたかったのか覚えてる?」

「……た、たしかコスプレと顔射に胸射、それに立ちバックだ。った」

「うん、そうだね。それでな匿名さん、今日は私があなたの童貞を食べちゃう日だからあなたの希望通りの物を持ってきたよ。ほら!!」

 

「う、おぉぉぉぉぉ!!」

 

 アスナがカバンから取り出した衣装に匿名が叫ぶ。それは背中を大きく露出することになる競泳水着だった。

 学生時代、水泳部だった匿名希望がリクエストしたものでかつての劣情を晴らしたいとのことだった。

 加えて、補足をするとこの競泳水着はアスナがプライベートで使っているものでこのリクエストを受けて彼女自らそれほど傷んでいないものをチョイスしたのだ。

 

「早速、これに着替えたいんだけどね。着替える場所ってどこかな?」

 水着をヒラヒラなびかせながら脱衣所を探すアスナ。しかし――

「この部屋、脱衣所無いですよ」

「えっ……、だってこの扉……」

「そこはトイレで着替えられるスペースじゃ……だからお風呂の時はいつもここで」

 

 申し訳なさそうにする匿名。流石に着替える場所のなかったことは想定外だったが覚悟を決めてジャケットに手を掛けた。

 

「あ、あのアスナ……さん」

「ん? どうした匿名さん?」

 

 ワンピースの腰紐に手を掛けたところで匿名から止められる。

 

「アスナさんが脱ぐところ、下から見てもいいですか!!」

「ええっ!? し、下からぁ……?」

 

 強く頷く匿名希望。何でもアスナが裸になる様子を下から眺めたいとのことだった。

 アスナの了解を得ることなく床に寝そべってその時を待つ。

 「もう、仕方ないなぁ」と呆れたみたいに言いつつも口角をやや緩ませながらワンピースの裾を掴みがに股で匿名を跨いだ。

 

「うわぁ、アスナちゃんの生パンティ……」

 

 手に持ったスマホでアスナの股下を撮影する。

 匿名のカメラと脳内にアスナの食い込んだ桃色ショーツが焼き付いた。

(裸じゃなくてパンツで興奮するなんて、可愛いなぁ)

 そんなことを思いつつも、表に出すことはなくアスナは照れた表情のままワンピースの紐を解きボタンを一つ一つ外していく。

 匿名が楽しめる様に上からワンピースを脱いだ。アスナのしなやかな肉体がくすんだ室内灯に照らされ男を魅了する色気が解き放たれた。

 匿名は生唾を飲み込み言葉を失う。 初めて見る女体――それも夢にまで見たアスナの身体に理性が消えていく。彼女のショーツにカメラを向ける。

 ピンクの生地にほのかに浮き出てしまった汗シミを匿名は愛液のシミだと錯覚し興奮を昂らせていく。ブラカップに包まれた実り豊かな双丘に視線を変える。

 下乳を舐める様に見つめ視姦する。アスナの呼吸に合わせ息づく母性の象徴は苦しげに蠢き解放の時を今か今かと待ちわびているようだった。

 

「匿名さん、もういいかしら?」

 

 いつしか匿名を見下ろしていたアスナは彼へと曇りのない眼差しを向ける。

 彼女の透き通った瞳に欲に溺れかけただらしない自分の顔が映ってしまい申し訳なるがアスナは「気にしないで、楽しみはこれからだからね」と匿名の頬を撫で背中へと手を回しカップから乳房を開放して外気に晒す。

 

「――んんっ……」

 

 現れたEカップバストに匿名は息を飲む。恐らく彼が母親以外で初めて見るそれは一瞬にして脳裏に焼き付いて、心が頭が全てが魅了されて離れられなくなる。

 下から見上げるそれは実際よりも大きく見え下乳が作り出す影もその輪郭も一層卑猥に思えた。

 そうしている内にアスナも興奮したのか乳首がムクムクと勃ち上がりその存在を大きく主張した。

 

「下もそろそろ脱ぐわね」

 

 アスナの声が興奮しきった匿名の頭にぼんやり届く。無意識にコクコクと頷いて了解する。

 

「行くわね。危ないかもだから気を付けてね」

 

 足元――それも股の間にいる匿名に気を使いながらアスナはショーツを脱ぎ始めた。

 腰に手をやり大きな尻を捩りながら布地をゆっくり焦らすように降ろす。アスナの肌は手入れをきちんと行っていることや彼女自身がもとより持つその瑞々しさからほとんど抵抗なく生地が滑り落ちていくのだが、今回は下に匿名がいるという状況や最近また少し大きくなった臀部が僅かに干渉し手間取った。

 それがまた匿名の興奮を煽ってしまう。

 男の荒い鼻息がクロッチ越しに当たってるような気がして震える。アスナは意を決してその長い足を上げるとショーツを抜き取っていく。

 

「うおぉぉぉ……」

 

 アスナの動きに匿名は思わず声を漏らす。

 先程までやや食い込んでいたクロッチはアスナが足を上げたと同時に開放され汗シミを明らかにした。

 そしてそれは徐々に徐々にと下へと降りていき、比例するように漂う雌の香りやチラチラ覗くアスナの女性器と陰毛、そして背後の肛門をいい具合に隠し見えそうで見えないもどかしさが性良くを掻き立てる最高のスパイスとなっていた。

 最初の忠告は何だったのかと思うほどアスナは抜群のバランス感覚でブレることなくパンツを脱ぎ全裸を初対面の男の前に晒した。

 

「凄ぇ、めっちゃキレイだ……」

「ふふ、どうかしら? 気に入ってくれたかしら?」

「さ、最高です。……いや、それ以上だ」

 

 立ち上がりアスナの身体を頭の天辺から爪先までじっくり観察していく。

 動画で何度も何度も見返し夢どころか目を閉じるだけでも簡単に妄想できたアスナの優れた身体。

 今は自分の目の前に。それも自分の部屋にいるのだ。匿名の興奮は最高潮に達し、射精寸前まで肉槍は膨れ上がる。

 両手で乳房を隠し股で挟むように股間を隠しつつ火照った赤い頬のままアスナの視線は匿名の股間へと向かう。

 

「匿名さん、まだまだこれからよ」

 

 床にしゃがんで置いていた競泳水着を手に取った。匿名の股間が更に盛り上がり雄の香りを放ち始める。

 もう一度足をゆっくり上げて競泳水着に足を通す。体を引き締め水中で動きやすくするためのそれは美貌を維持するためにトレーニングを欠かさない弾力を保ちつつも細くしなやかなアスナの身体でさえ例外なく締めつけ着衣を難しくさせている。

 加えるなら、この競泳水着はアスナの私物ではあるがそれは昔の話であり、今の成長し類まれなる美ボディを誇るアスナの身体を包むには小さく役不足であった。

 

 「最高だ。最高すぎる……」

 

 水着を着たアスナを見て男はカメラを落とした。自分もまたカメラに収められていることを忘れ、匿名はアスナに飛びつくように近づき。その姿を肉眼で食い入るように見つめる。

 自分が望んだとおりになった競泳水着姿のアスナ。抜群なスタイルはより美しくすらりとしたラインを描き、出るところは更に盛り上がり引っ込むところはその細さを増した。

 アスナにお願いして様々なポーズを取ってもらう。

 腕を頭の後ろで組む格好はこれまで隠れていた脇が曝け出され日に当たっていない真っ白な箇所がじっくりと見えた。手入れは怠っていないのかムダ毛はなく汗がほんのり浮かんでいた。気づかれぬように息を深く吸うとアスナの脇から少し酸っぱいような臭いが鼻を突いた気がした。

 腰を曲げた胸を腕で抑える格好はアスナの女性の象徴達がより布地に密着し丸井線を浮かばせ微かに覗く谷間で男の鼻は伸びお尻の割れ目は思わずむしゃっぶりつきたい魅力を感じさせた。

 ふと匿名の視線があることに気づく。アスナの乳肉の上、薄布越しに乳首が浮き上がっていた。興奮は既に限界まで来ていたはずが上がり続ける一方で火照る身体を覚ますために服を一気に脱ぎ捨て裸を晒す。

 古いアパートの一室にだらしない体つきの匿名希望と全セクシー女優の中でもトップクラスのボディと絶世の美女とも称される容姿を持つアスナ。

 まったく釣り合わない二人だが思いは同じだった。

 

”彼と(彼女と)セックスしたい!!”

 

 二人は軽く触れ合うキスをすると、どちらかともなく手を引き一緒にベッドへ向かう。

 

「それで匿名さん、まずは私に何がしたいの?」

 

 ベッドに腰掛けながら匿名希望に期待と興奮の入り混じった視線を向ける。興奮からかその顔はは赤く上気し瞳は潤んでいた。

 

「ま、まずは……マッサージから」

「マッサージ、気持ちよくしてくれるの?」

「お、俺……整体師だから。アスナちゃんのために勉強して覚えたんだ」

 

 意外にもマッサージをしてくれるという匿名希望。てっきり自分が責めると構えていたアスナは拍子抜けしたがそれを表に出すことはなくシーツに身を預けた。男の汗臭い臭いがした。

 

「それじゃあ、いきます……」

「はい!! お願いします」

 

 ニコリと笑みを浮かべ匿名に身体を委ねる。

 慎重な手つきでアスナの腰をゆっくり優しく揉み回していく。普段、激しく腰を使っているであろう彼女のためにそこを重点的に解していく。

 

「んっ、気持ちいい……」

 

 匿名の手つきに思わず声が漏れる。整体とマッサージは目的が違うが彼は中々の腕前なのか揉み解された部分から疲れが取れていき眠気が襲ってくる。

 普段アスナが通っているマッサージ店も確かに気持ちいいが、されていることがある意味問題なので疲れのほうが上回ってしまう。

 これが本当のマッサージかと一人感傷に浸っていると匿名のてがふっくらとした臀部に伸びてきた。

 一風変わってやらしい手つきで尻肉を揉み回してくる。円を描くように力強く握られる。顔を近づけられているのか荒い鼻息が聞こえてくる。尻の割れ目近くで生暖かい空気の流れを感じる。

 

「んっ、匿名さん。そこ、揉みすぎじゃ……あっ」

「でもここ、すっごく硬いからさ。解さないと……」

 

 どこかで聞いたようなことを言ってなおも揉み続ける匿名希望。いつしか彼は顔を臀部に埋めてスハスハとそこの臭いを飽きることなく嗅ぎ続ける。

 普通なら化学繊維の臭いが微かにするだけだろうが、汗は掻いてないだろうかとかシャワーでちゃんと洗っていてだろうかなど考えてしまいアスナの羞恥は高まっていく。事実、匿名の反応は普通ではなく若干恐怖を感じるほどだった。

 

「んっ、匿名さん……」

 

 それからしばらくアスナの下の臭いを嗅いだ後、匿名は顔を離し身体を密着させてきた。スリスリとたるんだ腹を擦り合わせうつ伏せで潰れている乳房を揉み解す。

 競泳水着の中に腕を入れ遠慮なく触る。

 

「ア、アスナちゃんのおっぱい……柔らかい。マシュマロみたいでたまらないよ」

 

 遠慮なく胸を揉みながらうなじを舐める。これまで大きな反応を見せなかったアスナがびくりと跳ねて身を震わせた。

 肌が粟立ち肩を撫でてくる匿名の手つきに身震いする。同じ手でも目的が変わるとここまで感じ方が変わるのかとアスナは思った。

 

「アスナちゃん、上向いて。あとお股も開いてね」

「――うん。わかった」

 

 命じられるままに上を向くアスナ。開いた股の間に匿名が膝立ちになれば布越しとはいえこれで互いに性器を向かい合わせたといえるだろう。

 男が覆いかぶさってきて影ができる。彼が「触っていい?」と一言いうと胸をさらりと撫でた。

 

「んんっ」

 

 仰向けながら重力にしっかり抵抗する豊かなふくらみは男にいいように扱われ弄ばれていく。浮き立つ乳首はもちろんのこと何度も動画で見て記憶した乳輪の範囲を思いのままに撫で気のむくままにその柔肉をこねる。

 

「んっ、あっ、匿名さっ……激しいぃ」

 

 腰を捩り快楽に悶える。水着越しで引くつく腹筋は更に映えシーツと擦れる音は二人の官能のBGMとなる。

 

「んっ、んんっ、うんっ、あっ」

 

 匿名はアスナの唇をベロリと舐め唾液でデコレーションする。そのまま彼女を待たずに舌を刺し入れ口内を責めていく。アスナの口の中は男のモノを簡単に咥えられるように広く心地よい温度だった。

 そこから溢れる涎も何故か甘く感じて脳が麻痺していく。自分の唾液が混じった汁も堪らなく感じた。

 

「んっ、ううっ、うんっ、うっ、うあっ」

 

 流石はプロというべきかアスナはすぐに順応し匿名のつたない舌の動きに合わせ舌を合わせてあげる呼吸が苦しくならないようにペースを調整し身体を抱き寄せ背中を撫でてあげる。”おじさん”に仕込まれた売春婦の技術が役に立った。

 匿名の身体が滑るように降りていく。胸の横にはみ出たふくらみを通って細い腰回りや腹、大きなお尻を最後に男の顔はアスナの局部の前で止まった。

 

「アスナちゃん、ここ、スゲェ濡れてる……」

 

 競泳水着のクロッチ部、そこが濃く変色していることに匿名は目ざとく気づいた。そこに触れるとジワリと愛液が滲んで匿名の指をぬらした。

 

「それにほら、こんなにも濡れてる……」

「いやぁぁん、匿名さん、やめてよぉ……」

 

 口では嫌がりながらも身体は正直に濡れ声には艶が混じっている。足をM字に開くと匿名は顔を更に近づけアスナの秘所に舌を這わせた。

 

「きゃっ、うっ、ううっ、うんっ、あっ」

 

 口を手で押さえ声を漏らす。匿名の舌は一切の手加減なしにアスナの媚肉を責めたて愛液をかすめ取る。加えて、彼の興奮した息がクリトリスに当たる度に足がピクリと跳ねアナルが反応した。

 

「アスナちゃん、気持ちいい?」

「うん、匿名さん。すっごく気持ちいいよ。だからもっとして」

 

 彼がより楽しめる様に責めを催促する。気持ちいいのは本当だったがこれ以上やられると先に達してしまうのはアスナだった。

 

「それじゃ、いくよ……」

「いいよ、き……きゃあああああ!!」

 

 力強く吸い込んだはずみでクリトリスが巻き込まれアスナは大きく啼いた。太腿を担ぎ股間に顔を埋めた匿名はジュルジュルと音を立てて汁を啜られ鼻がクリに触れる。剃り残しの髭がチクチク敏感な箇所に当たってくすぐったい。アナルに息がかかって心地よさで力が抜ける。

 

「あっ、だめっ、ダメっもう、もっ……イっ、あぁぁぁ!!」

 

 背中が大きく反りたって腰を跳ねさせアスナはゲストである匿名希望よりも先に達してしまった。吹いた潮が布地から染み出て匿名の顔に掛かった。わずかな雫が断続的に宙を舞いそのたびにアスナの太腿や腹筋が痙攣した。

 

「はぁっ、はぁ、はぁ……、ああっ」

 

 上がっていた尻が落ちて足がだらりと伸びる。荒い息で空気をむさぼり余裕のない表情で天井を見つめるアスナに対し顔面愛液まみれながらもしっかりと落ち着いた眼でアスナを心配そうに見つめている。

 顔に突然潮を吹きかけられたことで一度我に返ったらしく立場が逆転していた。

 

「アスナちゃん、大丈夫?」

 

 ぐったりとしたアスナを介抱し全身に掻いている汗を拭う。冷蔵庫から水を取ってきて飲ませた。

 

「匿名さんありがとう……」

 

 ペットボトルを返しながらアスナはベッドの上にペタンと座る。匿名の頑張りもあってかかなりのところまで回復しており会話も行うことができた。。

 

「匿名さん凄いね、初めてなのに落ち着いていて。それに意外に上手で……私のほうが先にイッちゃった」

「いや、ただただ実感がわかなくて……アスナちゃんが俺なんかの部屋にいて、水着で感じてイって、それでこうして、はなしていることが」

「俺なんかってそんのこと……まだ一度もイってないだけでも充分凄いよ」

 

 事実、匿名希望は撮影が始まってから一度も達していなかった。名無しのように接触が多くないこともあるだろうが、数々の女優の優れた身体を飽きるほど見てきたスタッフ達が敗れたアスナの前でこれは凄いと言えた。

 

「そんなに褒めないでください。これまで女の子に一度だって相手にされたことなんてないんです。こんな、セックスが上手いだけなんて何の役にも 『匿名さん』 ――えっ?」

 

 匿名希望を優しく抱きしめるアスナ。頭を乳房で包み込みそっと撫でてあげる。

 

「いままで辛かったんだね。誰からも相手にされないのは。わかるよ、その気持ちは――」

 

 マイクに聞き取られない音量で囁き続ける。

 

「私も前はそうだったもの。皆、私とは会話して仲良く見える様にふるまってくれるけど、本当は違う。皆はただ私と仲が良いってことを他に見せつけて優位に立ちたかっただけなの。誰も、私のことなんか見てない。誰も私の話なんか聞いてなかった。上辺だけの関係」

 

 匿名を更に抱き寄せるアスナ。何か怖がっているのか微かな震えと心臓の高鳴りを感じた。

 

「――でもね。ある日、とある人に出会ったの。その人は初対面なのに私の心の中全部見透かして、それでその人に丸裸にされて私には”裸の女”としての価値があるって思い知らされたの。たっぷりじっくりね」

 

 アスナの狂った告白に身震いする。ネットの掲示板で見たことあるアスナに関する噂。『彼女の家はかなりの名家』とか『父親が某メーカーの大物、母親が〇〇大学の教授』であるとかだ。

 その中でも興味を惹かれたのが『アスナは名前も出せない超大物に飼われていて誰も逆らえない』という噂だった。

 最初は半信半疑だったが今の話からすれば恐らく――

 

「だからね匿名さん。匿名さんも恥ずかしがらずに素直になって。裸とハダカ。男と女になればきっと何か変われるから。だから頑張ろう」

 

 匿名の手をそっと握り諭してくれる。

 今の匿名にはそれが絶対に逃がさないという悪魔の手錠にも見えるが、彼は躊躇うことなくその手を握り返した。

 

 彼女に手を惹かれるままに窓際へと向かい彼女はそこに手を置き腰を突き出した。匿名のもう一つの希望である立ちバックでの挿入だった。

 

「布、ずらしてくれない?」

 

 丸い尻に手を置きずらすように催促する。

 匿名はそれに応じてクロッチを横に滑らせるとすかさずアスナは自ら尻を割り開き陰唇と肛門を露わにした。

 

「匿名さん、来て……」

 

 切なげに言われると共に匿名は自らのモノをアスナの秘部にあてがい勢いよく挿入した。

 

「ん゛ん゛つ……」

 

 ズプズプと飲み込まれていくペニス。一度、達したせいかアスナの膣は抵抗なく受け入れながらも程よい締め付けで童貞喪失したばかりの肉棒を歓迎していた。

 ペニスが進むごとに愛液は太腿を伝って落ちていく。

 

「んあっ、き、気持ちいいよぉ……」

 

 口で手を押さえることを忘れ思ったことを口にする。男のイチモツが入ってくる度になんとも言えない多幸感が押し寄せ嬉しさで満たされていく。

 匿名が腰を振り始めると共にアスナも尻を前後させ喘いでいく。

 

「アッ、アッ、アッ、ア゛ッ、アアッ……アンッ!!」

 

 水着の脇から手が差し込まれ胸を鷲掴みにされる。自分のことしか考えていない愛撫に痛みを覚えるが既に開発され切っているアスナにはそれさえ快楽へと変わり悦びが次から次へと湧いてくる。

 

「はぁっ、はっ、はっ、はっ、はあぁぁぁ」

 

 いつしかアスナは自分では立っていられなくなっており体重を匿名に預けいい様に扱われていた。

 

「と、匿名さん。もっと、もっと欲しいのぉ!! ああぁ……」

「ア、アスナちゃん……も、もう限界 うわぁ」

 

 匿名の身体が限界にきて足が折れる。

 彼が尻を強く打ちつけた衝撃でペニスは一気に最奥の子宮と衝突しアスナに凄まじい快感を与えた。

 

「きゃっ、いやぁぁぁぁぁぁ!! あっ、あぁぁぁぁぁ……あふぅ」

 

 足をはしたなく開き二度目の絶頂を迎えたアスナ。前より激しく痙攣し口から唾液を垂れるがままにした。

 同時に匿名も達しゴム越しに初膣内射精を経験した。二人を激しい余韻が襲う。

 

「あ、あっ、ああっ」

 

 土下座するように蹲り匿名に無防備を晒すアスナ。

 

「アスナちゃん、気持ち、気持ちよかったよ。……でも」

「ツッ……!?」

 

 カメラの死角からアスナのアナルへと指を突っ込み中を刺激する。突然の予期せぬ箇所への責めに彼女は飛び上がり背を雌豹みたいに反らせた。

 

「俺、全然満足できない。もっとアスナちゃんを感じたい。セックスしたいんだ」

 

 軽い指ピストンで完全に主導権を握っていく匿名。今の彼に先程までの卑屈な童貞のオーラはなく、男優ともとれる雰囲気へと変わっていた。

 

「立ってアスナちゃん、ベッドに行こう」

「わ、わかったわ……」

 

 すっかり変わってしまった立ち位置に流されアスナはもう一度ベッドに横たわる。息つく間もなく男はアスナの股を開き挿入した。

 

「ああぁぁぁ!!」

 

 体重をかけ種付けプレスとなってアスナを責める。嬌声を響かせようとする口はキスで塞ぎ動きを封じていく。

 

「はっ、はぁん、んはっ、はぁぁぁん!!」

 

 男に成すすべなく責められアスナは身動きが取れずにいた。男優相手にもあまりなかった一方的なシチュエーション。”おじさん”以外の男に許したことはないがそれが侵されていると思うと興奮は更に高まった。

 

「アスナちゃん、アスナ!! 出る……そろそろ出すぞぉ!!」

「いい!! いいよぉ!! 出して、早く出してよ匿名さぁぁぁん!!」

 

 なりふり構わず叫び互いに限界が近いことを知らせあう。目と目が合うと自然とキスをして手を恋人のように重ねる。

 今日初めて会った二人だが今この時だけは長年連れ添った夫婦のように心がシンクロしていた。

 

「アッ、アッ、アッ、アッ、アッ」

 

 汗を全身に浮かべ滑る掌で必死につかみ合う二人。

 先に限界を迎えたのはアスナで、ぼやける視界が涙で更に霞んで見えなくなって耳鳴りと目が回る感覚の中、意識が揺れていきそして――

 

「もうダメっ!! もうっ……イク、イク、イッ――アアァァァァァァ!!」

 

 耳を裂くような絶叫と共にアスナは絶頂を迎え愛液を吹き白目を剥いた。匿名も同時に射精しドクドクと長い間、精液を放ち続けた。

 

 「ハ、ハァ、ハァ……アスナちゃん、気持ちよかったよ。はぁ」

 

 萎んだペニスが膣から抜かれた。長い性交による疲れはある物のアスナの壮絶なイキ姿を見て身体も肉棒も回復していった。

 

「アスナちゃん、ねぇ、起きてよアスナちゃん」

「……ん、んんっ?」

 

 気絶したアスナを揺さぶって起こす。

 目覚めた彼女はぼんやりとした意識の中でもはっきりと一部始終を覚えていて、女優でリードする立場なのに先に達したことなどを謝罪してきた。

 

「気にしないでアスナちゃん。おかげで自信がついたから」

 

 最初とは見違えるようになった匿名にアスナはどこかうれしくなってニコリと笑みを浮かべた。そして、スタッフが来る直前までお話しようかと思った瞬間、局部に違和感を感じた。

 

「と、匿名さん。あの……トイレは借りてもいいかしら?」

 

 股間をモジモジとさせるアスナ。匿名が指さす扉を慌てて開く。

 

「あ、ここ……」

「うん、ごめん。古いアパートで安いから、トイレ和式なんだ」

 

 匿名希望のアパートはかなり古いためトイレの設備も旧式だった。老朽化してはいるがしっかり掃除された和式便所がそこにはあった。

 

「ううっ、ヤバイかも……」

 

 耐えきれない尿意に促されアスナは競泳水着を手早く脱ぎ捨てるとトイレへと駆け込んだ。

 

 一人残された匿名希望。アスナに成長したと褒められたことを思い出し嬉しくなる。

 少しだけカッコつけて、彼女の来ていた水着を掴んだ瞬間、トイレから水音が聞こえてきた。匿名の手が止まる。

 今、彼の手には美少女が脱ぎ捨ててばかりの生水着で着ていたのはアスナでそのアスナは今、トイレで用を足している。

 汚れた股間部の布にペニスを擦りつけ気持ち悪い息遣いでしごき始める。

 

 彼が本当に成長するのもまだ少し、先の話だった。




 良ければ感想や表か意見などお願いします。
 リクエストもそろそろ別枠で消化していこうと思いますので何かございましたら活動報告にお願いします。

 それではまた次回。

まだ先の話ですがドラマ形式のストーリーを書くとして読んでみたいものは?

  • 潜入捜査官もの
  • 人妻もの
  • 正義のスーパーヒロインもの
  • 女教師もの
  • 幼馴染もの
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