※この作品はR-18です。

三国最強夫婦が参ります   作:やまかっちゃん

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明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。


孫家との出会いと今後について

結局、この時間帯では、遅いということで明日の朝から孫家の人達と闘うことになった。

 

それと、このまま街の入り口にいても邪魔になってしまうということで、ひとまず孫家の人達が保証人ということで、黒曜達とともに街の中に入ってきた。また、今日は孫家の家で泊まるように言われた。

 

そして、今は孫家の人達の家に向かっている道中だった。その道中では、予想通りに街の人々は黒曜達の姿を見た瞬間に家へと慌てるように隠れてしまった。

甘寧も僕達がとりあえず街に入れるようになったため自分の家へと帰って行った。

 

「っ母親!何故恩を返そうという話しから皆と闘うような話しになってしまったのですか!」

 

「仲謀、ひとまずその話しは家に帰ってからだ!」

 

「っぐ!………わかりました。しかし帰ったら絶対説明してください」

 

「わかってるって!てめえもいちいちしつこい奴だな!」

 

そうこう言い合っている内に城の目の前で来ていた。どおやらここが孫家の人達の家らしい。どこから見ても家というよりも城なのだが、名家になってくると規模も一般人とは違ってくるらしい。

 

「おっ!もう着いちまったか。よし今日は、この後で重臣どもに召集するつもりだ!そこで今回のことの説明、またそれぞれの自己紹介をするつもりだ。夕餉前には始めるつもりだから遅れるんじゃねえぞ」

 

「わかりました。それでは、一度部屋に戻り身支度(みじたく)を整えましたら王室に向かいます」

 

「ああ、それでいい。それと呂布と呂飛といったか?これは母親としての言葉だが、仲謀を虎から助けくれてありがとうな。それと悪いが案内人が来るまでは客室で待っていてくれ。あと獣どもも流石に庭に放置することはできねえから、孫家でも飼っている虎と熊猫(パンダ)がいるんだが、そいつらと同じ小屋にいてもらうつもりだ」

 

(孫家にも虎や他の動物がいるのか。なんだか今回の闘いの話しの筋が見えてきた気がする)

 

こうして、僕達は案内人が来るまでは城の客室で待つことになった。

 

 

〜客室〜

 

 

「恋は今回の戦闘のことはどう思う?」

 

「……?……勝てばいい…それだけ…」

 

「まあ、確かにそうだね。それじゃあ、多分だけど孫家も名家だから色々責任などがあるだろうし、街に入れるための理由が欲しかったんじゃないかなって僕は考えたんだけどどう思う?」

 

「………多分、当たってると思う」

 

「そっか、こりゃあ孫家について悪く思うことはできないね。それに黒曜達のいた小屋やこの客室を見てみても接待しようという感じを感じ取れるからやっぱりこの考えが一番、的を射てるかな」

 

コンコン

 

恋と話しているとドアをノックされた。案内人の人が来たようだ。

 

「どうぞ!」

 

「それじゃあ入るわね」

 

入ってきたのは孫権だった。

 

「あれ?案内人は孫権だったの?」

 

「ええ、よく考えれば一番恩があるのは私なんだから当たり前よね」

 

「それもそうだね。孫権が来たということだしもう向かうんでしょ?」

 

「そうよ。こちらの重臣も全員揃ったから向かいましょ」

 

そして、僕達はいつも軍義やこのような時に使われているという王室に向かった。

 

 

〜王室〜

 

 

「おう!これで、全員揃ったな!今回は孫権の恩人達の件についての話しだが、ここにいる武官どもと闘うという話しでまとまっているが、ぶっちゃけこれはただの理由づけだ。オレとしてはそんなことせずにとっと街に入れちまえばいいと考えてるんだがなあ」

 

僕は玉座に座っている孫権の母親に顔を向けながらもその両端で立って並んでいる人達を見ていた。

この場には孫権のお姉さんらしき人や黒髪の眼鏡をかけている人、銀髪の小さい子ども?や、やはりこちらも子どもぐらいの背だがどこか人懐っこい子、雰囲気がほんわかしている眼鏡をかけている人や薄紫色の髪の人と薄青色の髪の人がいた。

 

「しかし炎蓮様!理由がなければ民が納得しませんぞ!」

 

「ばあ、そんなに怒鳴るな!そういうわけで孫家も武家として名家に連ねているからな。孫家が虎などを飼っていられるのも力があるからと民から思われてるからこそだからだ。そして、闘う理由としては、その孫家の武官と闘い勝つか、負けてもそれなりの力を我等に見せれば、民に対して言い訳できる。理由としてはこんなところだが誰かこれに対して不満の奴はいるか?」

 

孫権の母親は辺りを見回したが反対の者はいないらしい。

 

「仲謀も納得したか?」

 

「はい。確かにここに来るだけでも民は黒曜達を見ただけで逃げ回っていましたから。周々と善々と共に街を出歩く時は民からも驚かれはしません」

 

周々は虎で善々が熊猫の名前らしい。

 

「そうだ。だからその孫家が認めれば民も納得するだろ。それと街に入るためだけの資格だけじゃ不公平だから勝てば、呂飛や呂布を孫家としての客将として扱う!勿論、何かさせるわけではないが、何かしらの理由で孫家に身を置けば民からも下手な扱いは受けまい!なによりオレの直感だがこいつらとは何かしら形で縁を結んでおきてえしな!これに対しても文句のあるやつはいるかあっ!」

 

孫権の母親は周りそう聞いたが、これもまた反対の意見は出なかった。

 

「あと、まだ自己紹介をしていなかったな!オレの姓名は孫堅、字は文台だ。よろしく頼むぜ!」

 

「じゃあ次は私かしら?孫権の姉で姓名は孫策、字は伯符よ!よろしくね♪」

 

予想通りにやはり孫権のお姉さんだった。

 

「では、次は私ですね。私の姓名は周瑜、字は公瑾だ。よろしく頼むぞ」

 

孫策の隣にいた黒髪の眼鏡の人は周瑜というらしい。

 

「ではでは、次は私の番ですね~。姓名は陸遜、字は伯言と申します~。よろしくお願いいたしますね~」

 

もう一人の眼鏡の人は陸遜というらしい。やっぱり雰囲気どころか口調までもほんわかしていた。

 

「ふむっ、次はわしかの。姓名は張昭、字は子布じゃ。わしは文官じゃから今回の件ではお主達とは闘わない人間じゃ」

 

「そうだな。私も軍師ではあるが、武将ではないから闘わないぞ」

 

「そうですね~。私も軍師ですから闘いませんね~」

 

(ということは、それ以外のこの場にいる人が僕達と闘うことになるのか!)

 

銀髪の子ども?らしき人は張昭というらしい。張昭の言葉に続き周瑜と陸遜も同調してきた。

また、後で聞いた話しだが孫家の中で、最も歳上は張昭らしい。その事を聞いた時は驚いた。その話しを一緒に聞いていた恋も驚いた顔していたのだから今回の件で一番驚いたことはいきなり闘うことよりも張昭の歳を知ったことだろう。

 

「雷火先生の次は私かしら?」

 

そう言ったのは薄青色の髪の人だった。

 

「私の姓名は程普、字は徳謀よ。よろしくね、呂飛君、呂布ちゃん」

 

雰囲気的には優しそうなお姉さんだったが、これでも武将なのだからそれなりに強いだろう。実際、気を抜いたような感じには見えなかった。

 

(この人、強い分類に入るな)

 

「では、儂で最後かのう?儂の姓名は黄蓋、字は公覆じゃ。よろしく頼むのう」

 

薄紫色の髪の人は黄蓋というらしい。黄蓋さんが自己紹介を終えると、慌てながら黄蓋さんに文句を言っている子どもがいた。

 

「ひ、酷いです、祭様!まだ私の自己紹介をしていません!」

 

「むっ!すまんかった!すっかり忘れておったわ」

 

「む~…あっ!すみません!!私の姓名は周泰、字は幼平です!よろしくお願いいたします!」

 

「はい!それと皆さん、僕の姓名は呂飛、字は太原といいます。短い間ですか宜しくお願いいたします」

 

「………呂布、奉先……よろしく」

 

「ふむ、すまないのお、本来なら蓮華様のお命を救ってもらった者に対してこのようなことになってしまって」

 

「いえいえ、孫家の方達の事情も理解できているつもりですので、構いませんよ」

 

「なかなか、心(しん)ができておる。闘いの時は手加減はできんが、それ以外では何かあれば力になろう」

 

「そういえば、誰から闘うの?できれば私から闘(や)り合いたいんだけど」

 

そう、孫策さんが言うと。

 

「結局、全員と闘り合うのだから誰から始めたって変わらねえよ!」

 

孫堅さんがそう言い返した。

 

「でも蓮華と同じぐらいの歳の子よ?そう体力があるわけじゃないんだからどうしても後半は疲れて動きが鈍くなってくるじゃない」

 

「そんなことは百問承知よ!しっかり休憩をいれて万全の状態に決まってるだろうがっ!」

 

「ならいいんだけどね♪」

 

「よしっ!めんどくせえ話しはこれで終しめえだ!この後、蓮華を助けてもらった呂布や呂飛のための宴を開く。おめら、準備ちゃっちゃかしやがれ!」

 

「はあー、ただ炎蓮様が酒を飲みたいだけじゃろうが」

 

「まあーいいじゃないですか雷火先生?一応は蓮華様を助けてもらった恩を返すつもりの宴なんですから♪」

 

「すまぬのうお主ら。炎蓮様はあんなんだが、お主たちのことには、感謝している。勿論孫家の皆も同じきお主達に感謝している。蓮華様を助けてくださってありがとうのう」

 

張昭さんはそう言った後、孫堅さん達がいる方へと歩いて行った。

 

「ええ、僕も孫家の皆さんが優し方達であることは知っています。だから今回の件は気にしないでください」

 

僕は誰にも聞かれていないことを承知でそう言って宴が開かれる中庭へと向かった。

 

 

宴が開かれてからは、いろいろなことがあった。

 

孫堅さんが、肉が喰いてえっと突然言い出して僕達がいた山の麓にある森へと行ってしまい、それに賛同した恋も孫堅さんに着いていってしまったり、帰って来たら帰って来たで、孫堅さんは自分の2倍ぐらいの猪を抱えあげ、恋も自分の3倍の牡鹿を孫堅さんのように抱えあげ帰って来たり、孫堅さんが、いきなり酒飲み勝負を黄蓋さんと始めたりなどをしていた。

 

大体のことが孫堅さんが理由で始められていた。今の孫家はこうやって成り立っているのだと僕は感じた。

 

「っう、ぐっ!」ズキリッ

 

僕が孫家のその光景を眺めていると、不意に頭がズキリッと痛くなった。

 

その痛みで若干、体がよろけるとその姿を見た恋が慌ててこちらにより、体を支えてくれた。

 

するとすぐに頭の痛みは引いたが恋は心配そうにこちらを見ていた。

 

「…大丈夫?……無理、してない?」

 

「大丈夫だよ、ただもしかしたら忘れてしまった記憶を思い出そうとしたかもしれない」

 

「…そう、……好恋が思い出したいのなら、頑張って。……でも、無理しないで」

 

僕達の様子を孫家の方達も見ていたが、皆、僕のことを心配そうに見ていた。

 

そして、闘いを延期するかと聞いてきたが、僕自身の事情を話し、大丈夫だと伝えるとそれぞれいろいろな反応をしていたが、皆、僕のことを気遣っていることはわかった。

 

僕は不意に恋や黒曜達以外にも心配されていることが嬉しかった。

 

こうして、僕達は明日の闘いのために今日の僕の出来事を含め早めに休むことにした。また、闘い自体は今日の宴のこともあり皆、朝は寝ている可能性があるため、お昼頃から始めることになった。

 

そして、闘いの日を迎えた。

 

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