二人の距離
「――ん、ん……」
「……あ、結城。目、覚めたんだな」
唐館市にある病院の個室で、
視線の先に、白い天井を整った四方形に分ける溝のみが映る。気分が悪い。自分がなんでこんな所にいるのかがわからない。記憶は混濁し、ここまでの事が靄がかかった様に思い出せない。
横から聞き覚えのある声が聞こえた。クラスメイトの男子の声だ。その声を忘れる事は無い。
「……大井、くん?」
「入院したって聞いたから心配してたけど……怪我とか無くて、良かったよ」
声のした方向へ頭を力無く転がし、目を合わせる。クラスメイトの、大井くん。夢が密かに好意を寄せている相手が、安心した様な顔でこちらを伺っている。
顔を動かし視線が動いたことで、天井以外の景色が視線に入る。清潔感のある綺麗なカーテン、匂いのしない真っ白なシーツ、慣れた感触の無いベッドと枕。学校の保健室とも違う見覚えの無い風景に、夢はようやく自分が病院に居る事を理解した。
「……私、なんで……」
「覚えてないのか?俺達のいる学校がいきなり、変わっちまったんだよ。あのビルの事件の時みたいに」
「……事件……」
大井の説明を受けて、寝覚めの頭へ少しずつ血が巡っていく。大井と巻き込まれたビルの事件。ビル全体が気色の悪い生き物の腸の様な物に覆われ、多くの生徒と共に閉じ込められた事件。
自分が大井についての想いに自覚した切っ掛けとなったあの事件。それと同じ事が、学園で起きた?夢の記憶に無い説明が、鈍い思考をさらに記憶の奥を擽り、正常な思考能力が戻っていく。
順々と記憶が思い出されていく。ビルの事件から解放され、いつも通りの日常が戻った事。ある時から、同級生から唐突に暴行を受けるようになった事。泣き喚いても止まる事は無く、その状態がしばらく続いた事。そして――
「――う゛ッ!あ、あぁ、あ゛ああっ!!」
「結城!?おい、落ち着け、結城っ!!」
体の傷以上の心への強い衝撃によって閉じていた記憶が、全て思い返される。思い出したくもない思い出。誰も助けてくれず、誰もが敵になった様な、ただ日常を過ごすだけだった自分に対する、あまりにも理不尽で残酷な仕打ち。
未だに理解出来ないいきなりの男子生徒達の暴行と、脅される毎日。授業中でも下校時でも休日でも、日時も場所も一切関係無く繰り返されたそれら。自分の心を折り砕いた、彼らの一言。
鮮明にフラッシュバックした全ての記憶に、夢は血の気を引かせて狂乱する。なんで。どうして。あの時から記憶が無い。何故病院にいる?大井が見舞いに来ている?知ら、れた?ああ、そんな。そんな、事。
受けた心の傷が再び開くと同時に、自身の今の状態と、”大井が目の前にいる”という事に対する意味を考える。錯乱した思考は、それら全ての事に対しての結論を勝手に考えられ得る最悪の事態として捉え、それがまた夢の心を掻き乱す。
夢は息を乱しながら、考えた思考を頭から離す為に、あるいはただ心が乱れるままに頭を掻き毟る。指と爪を立て、頭に痛みを与えていく。
「落ち着け!もう終わった!終わったんだよ、結城!!」
「ハッ!ハッ!あ、あぁっ……!はぁっ、はぁっ……お、わった……?」
「そうだよ!解決したんだ!もう、怖いことなんて無いから!」
「…………はぁっ。……解、決……」
自分を傷付ける夢の両手首を、大井が強く握り両腕を頭から離れさせる。
過呼吸により体の空気濃度が減り、逆に体が勝手に呼吸を繰り返そうとする負の循環が、強く夢の手首を握り呼びかけてくる大井の声によって抑えられる。
終わった、解決した。悪い方向にばかり結論付けがされ続ける脳へ、自身を真っ直ぐに見つめる大井の言葉が染み込んで行く。それの意味する事はわからない。だけど、目の前の男の子が嘘をついていない事は、その強い眼差しから理解出来た。
荒れた息を止め、強く息を吐く。大井からの言葉を反芻し、意味を考えようとする。少なくとも悪いニュアンスは感じられない。平静を一旦戻した夢は、事態を把握しようとする。
「……その、大井、くん」
「何だ?どこか、痛むのか?……あっ、看護師さん呼ばなきゃ、か!」
「う、ううん、それはいいの。……その、大井くんは、知ってるの?」
「知ってる?ええと、何が?」
「…………私の、こと」
「結城の事?……どういう事だ、あの時何かあったのか?」
目の前で夢を心配し続ける大井からは、知っている事を隠すような素振りも、こちらを見る目に妙な感情が混じっている様子も見られない。ただただ、純粋に夢の体調を気遣っている。
知られて、いない。大井の表情や口振りから、夢は最もあってはならない事態が起きていない事をようやく理解する。その瞬間、夢の中の不安は溶け落ちた。
「あの時は皆と一緒に教室に篭ってて、バケモノ相手に籠城してたから……結城も見当たらなかったから探しに行きたかったんだけど。……ごめん、助けに行けなくて」
「……ううん。いいの。むしろ――」
「え?」
「――何でもない」
あんな姿を見られていれば、それこそ夢は死ぬしか無かった。いつか終わると信じて耐え続けたあの地獄。
負を引き寄せ続ける思考が現実に止められ、安堵の息を漏らす。あのビルの時の様な事件がまた起きた事は恐ろしい。だけど、夢が気を失っていた間に終わっていたらしい出来事の為、当事者としての実感は無い。
それよりも、再び思い出された数々の仕打ちによる痛みだけがじくじくと心を蝕み続ける。あの男子生徒達はどうなったのだろうか。この病院から出たら、また同じ日々が待っているのだろうか。今度は、知られてしまわないだろうか。今の不安が消えると共に、先への苦悩が湧き上がってくる。
そうして表情を沈ませていると、自分の手首へかかり続けている力に痛みを思い出す。自分の顔を心配そうに覗き続ける大井へ、夢は申し訳なさそうな顔を向けた。
「大井くん」
「どうした、結城?」
「……その、手首、痛くて」
「手首?……っ!ご、ごめんっ!」
夢の自傷を止める為に強引に掴み、今も腕を開かせ続けた姿勢のまま留めている自分の手の事を、大井は思い出す。焦っていたとは言え、とても女子相手に向けるような力ではない。急いで大井は手を引いて離した。
夢を止めていた手が勢い良く離れると同時に、その力に引かれて夢の力の抜けた体は前に倒れる。上体だけを起こした夢の不安定な姿勢は、体の勢いを止め切れない。そのまま夢の体が、大井の体と重なった。
「おわっ!?ちょ、わ、悪い!」
「あ――」
重ね重ねのクラスメイトへの失礼に対し、大井が大きく慌てる。これでは自分が引っ張って抱きつかせたみたいだ。誰かに見られれば、十人中十人が「お前が悪い」と言う状況だろう。
引いて空中に浮かせた大井の両腕が、下ろす場所も見失い空を泳ぐ。こういう時どうすればいいのだろうか。すぐに結城の体をベッドに戻すべき?入院中の体だから、優しく支えるべき?それとも勢いのままに抱きしめるべき――は無い。絶対に無い。それ絶対ただの欲求だ。落ち着け俺。
大井が夢の体の感触と自身の思考の二つに困惑し続ける中、夢はただ大井の体から伝わる暖かさと、焦りのあまり早鐘を打っている鼓動にのみ意識を向けていた。
「……ぁ」
好きな人に抱き留められてる。その事を自覚し、自分の鼓動も自然と速くなる。夢よりも一回り大きな体の、異性特有の硬さを持つ感触と暖かさ、その奥から聞こえてくる自分の鼓動よりも早いリズムに気を向けていくと、心が思い出した痛みが薄れていく。
痛みが、消えて行く。この暖かさから離れたくない。考えるよりも先に、夢の両腕は大井の背中に添えられた。
「って、ええ!?ちょ、結城!?マズいって――」
「……ごめん、なさい。ごめん、なさい、ごめんなさい」
「……結城?」
「今だけ、少しだけでいいからっ……もうすこしだけ、こう、させてっ――」
「――……」
縋り付くように、甘えるように、赦しを乞うように。夢はただ、静かに涙を流しながら大井の胸に顔を沈めた。
夢が何を思っているかはわからない。だが単に痛みを訴えている訳では無い、只ならぬ夢の様子から大井は言葉を失う。ただ、胸の内で震えるクラスメイトが、見た目よりもずっと小さく、今にも壊れそうに思えた。
小声で咽びながら、自身の背中に回した手に確かな力を見せる目の前の少女へ、大井は何もしなかった。何もするべきでない、と思った。浮かんだままの自分の両手を、軽く夢の両肩に乗せる。
ただそれだけの事にも夢の体は怯える様に跳ねた。少しだけという口に反し、背中に回った夢の手がその瞬間学生服の表面を強く掴む。まだ離れたくない、まだ終わってない。そういう風に感じられた。
「……うん、いいよ」
「……ひくっ、ぅっ」
「少しだけ、な。……お前が思う、少しだけ。こうしてていいよ」
「うくっ、うっ、あ、あぁっ、あ――」
夢の肩へ添えた手の力を抜き、大井は目を瞑る。胸の中の嗚咽が、少しずつ確かな大きさとなっていく。震えと服を掴む手の力も次第に強くなり、気付けば夢は大声を上げて泣いていた。
自分の受けた痛みを訴えるように、耐え続けて積もった何かを吐き出すように。涙が止まらない。声が止まらない。感情が止まらない。自分の心が体を使い、傷の精算を求める。
そのまま夢は、これまでの人生の中で最も長く泣き続けた。
◆ ◆ ◆
「――んじゃ、今日も一緒に帰るか、結城」
「……うん、大井くん」
葉月学園を襲った事件から一週間。教職員・生徒含めて多数の死者を出したものの、「正体不明の凶悪犯による立て籠り事件」として処理を終えた葉月学園は、臨時休学から明けて通常通りのカリキュラムに戻っていた。
実際の所は何もかも元通りになった訳ではない。多くの職員・生徒が亡くなった事による責任問題、犯人の素性、殴殺や銃殺とも異なる遺体の死因。様々な問題は宙ぶらりんになったまま、その多くは着地する先を失っている。
それでも生徒の受験や将来の事を考えると、学園本来の業務を止める訳にはいかない。反対の声や次以降の対策など、蚊帳の外から届けられ続ける答えの無い意見を受けながらも、葉月学園は再開されていた。
とはいえ、今もまだ警戒や調査の為に警察が敷地内に留まり続け、学生の放課後の活動は一切が禁止。当然部活の時間も無くなり、一日の終わりを告げる担任からの連絡が終わり次第、生徒は寄り道もせず直帰する事を指示されていた。
「あれから十日、か。なんか、ほんと現実感無いよなぁ」
「……うん」
外傷の無い夢はすぐに退院し、休学明けにもすぐに登校して来ていた。最初の頃は事件を気にしてか、顔を真っ青にして挙動不審に周囲を見ながら歩いている姿が大井を心配させたものの、少しずつその顔色は戻りつつあった。
ただ、見ていてどうにも心配になる。元からそれほど明るい印象があった訳ではないが、事件の後からは学校に来る事すら悲痛といった風な表情をしており、その様子は事件の生存者の中でも群を抜いて暗く、重々しい。
さらに言えば、十日前に病院で夢が見せた異様な程の慟哭が、大井の中では忘れられないでいた。どれ程苦しい目に遭ったのかはわからないが、あの様子は単なる事件に対する恐怖というだけには到底見えなかった。
そういう事もあって、一昨日ふらふらと力無く下校しようとする夢を見て、大井は思わず声をかけてしまっていた。
一緒に帰らないか、と。
「結城の方は、まだ警察来てるのか?俺の所は落ち着いたんだけど」
「……大体終わったみたい。結構、長く聞かれたけど……」
「そっか。なら、ゆっくり出来るな」
「うん……」
こうして歩いていても、夢の顔は暗い。まるで事件の後から何かを失ってしまった様に、疲れた顔を保ち続けて表情が変わらない。そんな彼女の姿が、今にも壊れてしまいそうに見えたあの時と重なって見える。
夢の友達に聞いても、何も話そうとせずにずっとこのまま、としか聞く事が出来なかった。明らかに普通じゃないその様子をなんとかしてやりたい、と大井は思っていた。
あの時、あの病室内で縋ってもらえた自分なら、何か特別な事が出来るんじゃないか。……だけど、実際にはそんな事は無い。『何か悩んでいるのか』『事件の時何かあったのか』。そういった質問をしようと思っても、地面へ落ちる彼女の横顔を見ると、何も言えなくなった。
彼女が抱える何かに触れて、それで彼女を傷付けるのが怖かった。彼女の傷に触れるだけの勇気が無かった。何が特別だ。自分の思い上がりが、何よりも悔しかった。
「……あれからさ。何かあった?」
「何も、無いよ。……何も」
「……そっか。そう、だよな」
結局、お互いに逃げ場がある言葉しか口に出ない。すぐに話題は打ち切られ、その言葉の奥まで追求する事も出来ない。何度目かもわからない沈黙が、再び訪れる。
気まずい。自分からこうして下校に付き合う事を提案しておいて、いざって時に何も出来ないというのはどうなんだ。表情は平静なまま、心中はどうしていいかもわからず冷や汗に塗れている。
ずっとこのまま、という訳にもいかないだろう。目の前のクラスメイトは、元々引っ込み思案な節がある。自分の意見を口に出す、というのは縁遠い。となると、やはり自分がどこかで核心を突く必要がある。
わかってはいる。わかってはいるのに、どうにも口は動いてくれない。また泣かれたらどうしようとか、これ以上深く関わらない方がいいのではないかとか、相手を気遣う優しい言葉を内心で逃げの口実にしてしまっている。
今日もまた、何も聞けないまま別れるのだろうか。そう思い、眉を寄せて天を仰いだ。
「――ん?」
ふと空を見上げれば、下校直後には晴れ渡っていたそこに暗い雲がかかっている。どう声をかけるか悩んでいる間に、空模様は一転していた。
雲は目に見える程の速度を持ち、次々に見上げる先へと流れ込んでいく。そういえば、今日の天気予報は夜から降水確率が跳ね上がっていた、ような。随分と雲が流れていくのが早いな、と思う。その暗さは、まるで今にも降り出しそうな――
「……って、降り始めてる!?結城、傘は!?」
「え?……今日、雨、降るの?」
「降ってるだろ今まさに!……っだー!?」
瞬く間に空は灰色の雲で覆い尽くされ、夕立がその場に降り始める。話している間にも雨足は強まり、大井と夢の体を打ち付けていく。
静かな住宅街が、雨の音のみに満たされる。頭を覆う手の甲が雨に弾かれ、痛い程だった。大井はすぐに雨宿りが出来る様な屋根を探し、雨に打たれてもなお表情を落としたまま呆け続ける夢の手を引いてその下へと走り込んだ。
「……はー。くそー、夜からじゃないのか。酷ぇ目に遭った……結城はだいじょ――」
雨を身に受けた僅かな間で、雨は服の下まで染み込んでしまっていた。張り付く服の感覚に不快感を覚えながら、手を引いた夢に目をやる。気にかける声が、夢の姿を見て思わず止まった。
大井と同じくずぶ濡れとなった夢の髪は輪郭に沿って張り付き、顔や首筋には雨が滴っている。雫は喉下と鎖骨を過ぎ、服の間へ向けて緩やかに落ちていく。
カーディガンによってゆったりとした印象を与えていた服は、大量の水気を吸った事により重さを得て、体へと張り付いている。年頃の女子としては不釣り合いな程の胸部の膨らみが、確かな輪郭を得て現れている。
スカートは雨を弾き表面に留め、折りひだを
表情を落として濡れたまま立ち尽くす夢のその姿に、大井は目を奪われてしまっていた。
「――って、あっ!わ、悪い!服、絞らなきゃな!」
「……」
自分が変な視線を向けている事を自覚し、大井は焦って背中を向ける。途中からは完全に下心が混じってしまっていた。何も言われなかったとは言え、じろじろと観察する様な真似をされて気持ちの良い人間などいないだろう。
せめて上着のブレザーだけでも脱いで、軽く絞る。元々ブレザーは雨を弾くし、絞った所で固い生地からはそれほど雨が出る訳でも無いが、それを忘れる程に気が動転していた。
変な目で見ておいて、どういう顔で夢と顔を合わせればいいのかわからない。何を話すべきか、いやまず最初に謝るべきか。大井はぐるぐると考え続けた。
「……あの、大井くん」
「す、すまん!その、えーと、そういうつもりじゃなくて、いやどういうつもりだ、とにかく変な目で見るつもりはなくて、単にその、濡れて冷えてないかって――」
「うち、来る?」
「……え?」
夢から珍しく自発的に言葉が出てきて、自身の先程までの視線について責められるかと思った大井がまとまらない弁解を始める。
が、その次の夢の言葉は予想だにしないものだった。思わず言った夢の顔を確認するべく、体を向ける。
「ここからじゃ、うちが近いから。タオルもあるし、服も乾かせるよ」
「……いやでも、まずいだろ、そういうの」
「でも、この雨の中傘も無く走るのは、心配だから」
「…………」
「そのままじゃ、風邪引いちゃう。……お願い、大井くん」
目の前の夢の様子を見る。表情こそ暗さが残っているが、それ以上に心配の色が強かった。
他意の無い、ただ大井の身を案じての言葉である事を理解する。自分が気遣うべき少女から、逆に心配されている事に対する情けなさやら申し訳無さが湧いた。
が、目の前で心配そうに自身を見上げて見つめる夢の目を見て、その心遣いを無下に出来る程大井は情に薄くは無い。人の厚意は素直に受け取るもの、と母から言われた言葉を思い出す。
透けた自分のワイシャツが体温を奪い続けるのも無視出来ない。格好をつけてこのまま帰る事は出来るだろうが、翌日に風邪を引くのは素直に困る。
はぁ、と自分自身に大井は溜息をついて、答えを出した。
「わかった、今日は素直に甘えさせてもらうよ。ほんと悪いな、結城」
「いいの。……もうちょっとだから、そこまで走ろう?」
「そうだな」
申し出を受け取ると、夢の表情の陰りは少し減り、ほんの僅かだが微笑みが浮かんだ。誰かに優しくする事に笑顔を向けられる目の前の少女の素直さに、こちらも笑いが浮かぶ。
結局今日も夢の悩みについて触れる事は出来なかった。が、予想外のイレギュラーは仕方ない、そう開き直りながら大井は雨を落としたブレザーを着直す。
何度か夢を家まで送った事で、家までの道のりは頭に入っている。ここからなら走れば二分とかからないだろう。夢と目線を合わせ、いつでも行けるというニュアンスを込めてで頷く。
夢もそれに会釈を返す。そして二人は、夢の家へと向けて並んで走り始めた。
ここから先がR指定だ
一般小説の方で色々練習出来たので、こういう短編にも挑戦してみる事にしました。人生勉強と挑戦や。男は度胸。
なお、書きたい時に書くのでペースは度外視です。
当小説でもっと見たいヒロインは誰ですか?
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蓮ちゃん
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ユーリヤさん
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真魚ちゃん
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蜜柑さん
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夢ちゃん