「……ふふ、こちらはもう待ち切れない様で」
呆けてソファーへ座るだけの西田の傍へ、蜜柑と蓮が座り体を寄りかからせる。西田の左腕に胸を当てながら、蜜柑は西田の膨らんだ股間を見下ろして薄く笑った。
栗色の髪より香水が薄く混じった”女”の香りがふわりと漂い鼻先に届く。僅かに主張するだけに留められた柑橘系の爽やかな香りが、今から行われようとする行為に酷く反し、却って西田の心を揺らす。
西田が香りに惑っている間に、蜜柑は西田のスーツの上着に指をかけ、するすると脱がし始める。意識を目前の蜜柑に奪われながらも、西田はその動きに合わせる様に体をソファーから浮かし、袖を抜きやすい様に腕を曲げる。
取り払われた上着をソファーの角にかけ、続いて蜜柑はネクタイを慣れた手付きで正面から解いてくる。その胸を上から見下ろしやすい様に角度を変えゆっくりと結び目を解くその仕草が、目の前の女が人妻である事を思い知らせてくる。
「……っ」
西田が目を逆側へ向けると、愛しい旦那にする様に微笑みながら次々に服を脱がせていく蜜柑の所作をじっと見つめる蓮の姿がある。
その体を西田に押し付けながらも、蓮は蜜柑を見つめるだけで動こうとしない。蓮も西田と同じく蜜柑の
年頃の少女の様に口を閉じて色事に目を向けながらも、腕には確かに成熟した女の柔らかさを伝えてくるそのギャップが、西田の興奮を煽った。
「ほら、蓮。じっとしてないで、貴女も手伝いなさい。上の方お願いね」
「――えっ。あっ、わ、わかった、わ」
ネクタイを外し終えた所で、蜜柑が西田より体を離し惚けて見ているだけの蓮を咎める。
それを受けて蓮も一旦西田の腕から離れ、わたわたという音が聞こえそうになる程慌てた様子でワイシャツの中央のボタンへ両手を伸ばす。
意図的に自身の体を見せつけるべく緩慢にしていた蜜柑と違い、誰かの服を脱がす事にどこか抵抗が見えるたどたどしい手付きで、蓮は西田の服を開けていった。
「下も脱がしますね。失礼します」
スムーズとは言い難い蓮の服を脱がす手付きと黒い下着に覆われた確かな起伏を西田が上から眺めていると、腰のベルトに蜜柑が手をかける感触が届く。
そのまま淀み無くズボンを留めるベルトは引き抜かれ、続いてベルトを失ったズボンも脹脛の足首の所まで下ろされてしまう。丁度その辺りでボタンを取り外すのに苦戦していた蓮もワイシャツを開け終える。
蓮は眉をハの字に上げながら蜜柑のやっていたのを真似る様に袖を抜くと、続いて西田の前に体を乗り出しインナーシャツの裾に手をかけた。
「……し、失礼、します」
遠慮がちに断りを入れ、蓮は裾を持ち上げて西田の腹から胸までを晒していく。裾が胸上まで来た所で蓮は少しソファーから立ち、西田の顔にシャツが当たらぬよう気を払いながらゆっくりと襟と袖を上へ持ち上げ脱がしていく。
その途中、体勢の関係で自然と正面に来る蓮の形の良い胸に西田の目が留まる。シャツを脱がすのに少し手間取る度に豊かな乳房が僅かに揺れ、その度に少しずつ下半身に熱が注がれていった。
「あら、もうこんなに逞しくなって。いつもよりも興奮されていませんか?」
その途中、屹立した西田のモノに伸びた布が引っかかる。視界を覆う蓮の肢体から自分の太腿に視線を横に落とせば、目の前にしゃがみこんだ蜜柑が自分の下着に指をかけて下ろしているようだった。
興奮をそのままに表した西田のモノを避けること無く下ろされた下着は、その布地を山の様に形を変えながらも少しずつ力を加えられ、それに伴い根本から角度が変わっていく。
決して陰茎へ痛みを伴わない様に少しずつ下着を下げていくそのやり口は、明らかに故意的なものだった。張り詰めた布地の感触がそのまま自身の興奮を証明し、そんな陰部に注がれる視線と僅かに感じられる吐息がまた一層背徳感を煽り立てる。
やがて角度が平行に近付いた所で、放たれた様に陰茎が外気に飛び出る。間近で見ているだろう蜜柑はそれに何の反応も見せぬまま、するすると西田の下着を下ろしきった。
「さて。いつもであれば、すぐに奉仕に移させてもらう所ですが。今日は非礼の詫びも兼ねていますので――」
西田を二人がかりで全裸にした所で、蜜柑が再び体を起こし蓮と共に西田の両側に座り込む。そこで蜜柑は一度蓮へ目配せをし、西田の胸に自分の胸を当てるようにしなだれかかった。
それを受け、少しの躊躇を挟んでから蓮も反対側から西田に自身の体を寄せる。ブラ越しに伝わってくる二人の確かな柔らかさと温もりに、鼓動が早められる。
自分の体に押し付けられて形を変える柔肉を目と肌で味わっていると、蜜柑が西田の下半身へと左手を伸ばした。
「う、むっ」
「ゆっくり、お楽しみ下さい」
伸ばされた左手で覆い隠す様に、蜜柑が西田の肉棒へ掌を添える。その状態でその滑らかな肌を教え込む様に、優しい手付きが裏側を撫で上げていく。
軽く撫でられ小さく震えを返す肉棒の先、亀頭の裏筋へ蜜柑はその細い中指を立て、弄ぶ様に突付いていく。いつもの様な西田の性欲を処理するだけの強い愛撫とは違う、より快感を際立たせる為の奉仕が西田の肉棒の硬度と感度を増していくのを感じた。
「蓮、ぼーっとしてないで貴女も手貸しなさい」
「へっ、や、ちょっ」
そうして蜜柑は肉棒を扱きながら、ただ体を寄せているだけの蓮の右手を取り、自分と同じ様に西田の下半身へと持っていく。
困惑している間に、半ば蜜柑によって押し付けられた形で蓮の右掌が西田の陰茎の表を覆い、それを逃さぬように蜜柑は左掌を広げて裏側から押し上げて肉棒を押し付ける。
二人の掌に包まれる形になった肉棒は掌の感触以上に、”美女達の掌に自身のモノを押し付けている”という普段有り得ぬ状況を味わい、その膨らみを増すことでより二人の指と手を堪能しようとする。
「ほら、私に合わせて上下させなさい。ちゃんと西田さんが気持ち良くなるようにね」
「う、ううっ……こ、こう……?」
掌で覆い切れないほど怒張した西田のモノに、蜜柑と蓮の滑らかな掌が上下していく。
遠慮がちだった蓮に合わせ最初はゆっくりとしか動いていなかった二つの掌は、蜜柑の主導により少しずつ速度を上げていく。慣れてきたのか少しずつ力を込められた掌が、弱く揉む様に陰茎を刺激していく。
西田はその感触に委ねるように、気付けば無意識の内に腰を浮かべ蜜柑達の掌に小さく擦りつけていた。
「……滑りが足りませんね。蓮、口開けなさい」
「蜜柑さん、何――んむっ!?」
そうしていると、少し手を動かすのに抵抗を覚えた蜜柑は蓮の口内へ自らの左手の人差し指から薬指までを唐突に突き込んだ。
口の中へ指を入れた状態のまま、蜜柑は手を動かし始める。舌の表を撫で、歯茎に指を押し付け、口蓋を閉じれぬように指を動かし続ける。
つい先程まで西田の陰茎を撫でていたものが口の中を掻き回していき、その臭みに蓮は顔を歪める。そうして蓮の口内を弄り回しながら、蜜柑は右手の指先に自身の舌を乗せ、その先から自らの唾液を垂らしていく。
「んっ、むぅっ、ふっ、うっ」
「……こんな所かしら」
「うおっ……!」
十分に互いの唾液が両手を濡らした所で、蜜柑は左手を蓮の口の中から引き、右手と一緒に西田の怒張を覆う様に包み、その水気を塗り込んでいく。
生暖かく粘り気のある唾液が蜜柑の手によって満遍なく肉棒へ塗り広げられ、掌の動きが早められる。蜜柑の左掌は先程と同じく肉棒の裏側を、それまでしていたよりも早く往復し、右掌は亀頭の先端を覆いながら優しく撫でていく。
蜜柑の手に合わせて蓮の手も意図せぬままに早まり、自分や蜜柑の手によって興奮を増していく西田の肉棒の様子を、蓮はどこか他人事の様にじっと見つめていた。
「く、うっ……蜜柑さんっ……!」
「ふふ。何もしなくて、いいのですか?」
「ひゃっ!?」
なすがままにされ続ける西田を見上げ、蜜柑は右手を今度は蓮のブラへ伸ばし、カップに指をかけて下にずらし胸を晒し出す。続いて蜜柑自身もブラジャーを持ち上げ、自分の胸も西田の前へ差し出した。
「どうぞ、ご自由に」
「ッ!」
誘うような顔で蜜柑は西田に無言で訴えかけ、それに応えて西田は無防備に晒された二人の胸を鷲掴みにする。
右手に蓮の、左手に蜜柑の胸を収めながら、掌に力を込めて自分の思うように揉みしだき、自由に形を変えていく。
自身の妻とは比べ物にならない程大きく若さに満ちた柔肌を、二人同時に手の内にする。”両手に花”という言葉を情欲により叶えた様なこの状況を、西田は自らの手を大きく動かし味わった。
「く、うっ……!あっ、ぅ……!」
「……っふ、……んっ……」
「く、う……!これは、堪らん、な……!」
右手を大きく動かせば、右側よりしなだれかかる蓮が耳元で小さく甘い声を上げる。左手を動かせば、左側で平然としながらも確かに顔を赤くし、押し殺しながらも抑えきれない蜜柑の息遣いが届く。
その状態で、蓮と蜜柑が二人がかりで肉棒を扱き上げてくる。視覚・聴覚・触覚、その全てで肉欲を煽り立てる二人の女を前に、西田は顎を引いて快感に耐えながらも両手の指の動きを少しずつ早めていった。
「……蓮は、乳首が弱いんですよ。触ってあげて下さい」
「んぅッ!?あ、やっ!そ、それっ……!」
「うおっ……!」
二人の胸を西田が堪能していると、蜜柑が顔を耳元に寄せてきて囁くように耳打ちをしてくる。その言葉に導かれる様に西田が蓮の右胸の乳首に触れると、上擦った声が横より上がると同時に上から肉棒を抑えている手に力が籠もる。
西田が円を描くように乳輪をなぞったり先端を弾くと、それに反応して蓮の手付きと声が変化する。直接的に自分の快楽に繋がる愛撫を続けていけば、蓮の胸の先が芯が芽生える様に膨らんでいく。
尖るように自己主張する右乳首はやがて摘めるほどの大きさになり、その硬さを確かめるべく西田は人差し指と親指で蓮の先端を摘み上げた。
「あんっ!だめ、強っ――ん、くっ!」
「んっ……!……蓮、手を止めちゃダメよ」
「お、おおっ、くうっ……!」
与えられた刺激に思わず蓮は西田の肉棒を軽く握り、その拍子で西田は左掌に力を入れて蜜柑の胸も強く圧し潰す。その事で声を抑えていた蜜柑も思わず鼻がかった吐息を漏らしてしまう。
胸に受けた刺激により蓮が肉棒への奉仕を止めているのを咎めつつ、蜜柑は陰嚢全体へ掌を広げて律動的に揉みながらも肉棒の根本に中指を添えてなぞっていく。
根本を蜜柑に、茎を蓮に愛撫される事によって高められた快感は、少しずつ先走りとなって抑える事も出来ず亀頭の先から漏れ出し始めていた。
「く、おおっ……!み、蜜柑さんっ……!」
「……まだ尚早、ですよ」
「あっ……?」
肉棒が脈動によって跳ね始めた所で、唐突に蜜柑が手を離す。そのまま離した手をそのまま蓮の手にもかけ、肉棒を握る指を解いた。
順調に高められていた快楽が途切れ、どういう事かと西田が蜜柑の顔を見つめる。名残惜しげな表情を隠せない西田へ、蜜柑は悪戯っぽい微笑を返した。
「手だけで出すのは勿体無い、でしょう?足を大きく開いて下さい」
そう言いながら蜜柑は離した手を西田の内腿へかけ、優しく撫でる様な力で股を開かせていく。足が半ば程まで開いた所で、蜜柑は胸を掴む西田の手から離れ、ソファーを立った。
そして片足を十分に開かせた所で、蜜柑は床に跪き西田の肉棒の前に両手をついて座り込む。そこまで来た所で、蜜柑は目付きを鋭くして蓮を睨み上げた。
「蓮、何してるの。貴女もこっちに座りなさい」
「へっ、あっ」
何をするのか理解をしていない蓮に指示を出し、慌てて蓮もまた西田から離れて前へ座る。
自身の股の間に半裸の美女が二人、自身を見上げる形で座り込むその光景に西田は釘付けとなる。一方、二人の唾液と先走りが混ざり込み、その匂いを強く漂わせる様になった肉棒を前に、蓮は思わず表情を歪めた。
「今度は、こちらで奉仕させて頂きます」
「ぬおっ……!っく、う……!!」
蓮が嫌悪感から肉棒から目を背けようとした所で、蜜柑が西田の股座へと顔を寄せ、亀頭の先端をいきなり口に含んだ。
その状態のまま、蜜柑は小さな口の中で亀頭を舐め回し、雁首の裏側にも舌を這わせていく。その最中、時折口の中へ肉棒を含んだまま息を吸い、音を立てながらも体のどこよりも汚い場所が舐め上げられていく。
清楚な見た目に合わぬ蜜柑の激しい口淫を受け、西田は思わず腰を引きながら声を上げた。
「ぷぁっ……ほら蓮、今度は貴女の番よ」
「ちょ――んむッ!?」
「ぬうっ!?」
一通り亀頭が舐め回された所で蜜柑が口を離し、今度は蓮の頭を抑えて強引に西田の肉棒へと近付ける。想定外の事に目を瞬かせながらも、蓮は思わず目の前の肉棒を口に含んでしまう。
その拍子に僅かに蓮の歯が肉棒を掠り、強い刺激が走る。蜜柑が頭を抑えたままでいる為に口を離すことも出来ない蓮は、鼻奥から喉奥を殴り付ける様な強烈な生臭さの肉棒から逃れようと舌を動かそうとする。
しかしどう動かしても蓮の口内の大半を占める様に膨らんだ肉棒から舌を離すことは出来ず、その動きはそのまま肉棒を濡らして心地良くさせ、西田を喜ばせるものにしかならなかった。
「んッ、んゥッ、んんんッ」
「おッ、あ……ぬううっ……!」
「ふふ、どうですか?私と蓮、どちらが気持ち良いですか?」
「く、っ……!な、中々、これは……!」
蜜柑は蓮の頭を抑え込んだまま、西田へ感想を求める。そうしている間も蓮はなんとか肉棒から逃れようと頭を角度を変え、それがまた刺激となって肉棒への奉仕となる。
快感のみを的確に与えた蜜柑の口淫とは異なる、蓮から齎される不均一な刺激に西田は言葉を返せず、たどたどしさを残すその口内を犯す事に夢中になっていく。
次第に西田は蓮の喉奥へ自らを送り込む様に腰を突き出し、蜜柑の手により頭を引く事が出来ないでいる蓮は、涙を浮かべながら肉棒を口内で扱き続けた。
「んーっ!ン、んんッ!」
「……あら、もう限界みたいね。もういいわよ、蓮」
「んはっ!……けほっ、はーっ、はぁーっ」
呼吸が苦しくなった蓮は蜜柑の手を小刻みに叩き、自身の意志を訴える。さすがにもう無理そうだと感じた蜜柑は素直にそれを受け入れ、蓮の頭を解放する。
肉棒から口を離した蓮は荒れた呼吸を直し、口の中の空気を取り替える。それでも残り続ける生臭い後味と性臭に、思わず口を抑えて顔を顰めた。
「こういう事もお好きでしょう?……蓮、胸出しなさい」
「う……こ、こう?」
「おおうっ……!?」
蓮が十分に息を整えた所で、蜜柑は今度は蓮と一緒に両胸を西田の肉棒に押し付け、お互いの胸の隙間で抑え込む。
その状態で二人は自分の胸を両側から手で抑え、肉棒を逃さぬように柔肉を寄せ上げる。その状態で手を上下させる事で、内側の肉棒を擦り上げていく。
蜜柑一人の胸に奉仕されている時よりは圧迫感は薄いものの、四方を完全に乳房で覆われる感覚と、蓮と蜜柑が自身の肉棒を挟み込む様子を上から見る事による視覚的興奮が、それを補って余りある程の充足感を西田に与えていた。
「んっ、ふうっ……蓮、もっとペース上げなさい」
「ううっ……ふっ、うっ、んっ、んっ」
「っふ……ほら、先も使って」
「っひ、あっ……!」
「ぐおっ……!」
蜜柑は今度は胸を交互に擦り合わせ始め、蓮もその動きを遅れて真似る。あまりの快感に暴れる肉棒をより大きな動きで二人の胸は押さえ込み、その速度は少しずつ早まっていく。
途中で蓮は蜜柑に言われるがままに少し胸を離し、硬くなった自分の乳首を亀頭へと押し付ける。敏感になっている自身の部位を男根で擦るという行為に、蓮は背筋をぞくぞくとさせて震わせる。
柔らかさしか無かったそれまでの感覚に混じりその
「み、蜜柑さんっ、も、もうっ……!」
「そうですね、もう十分でしょうか」
「ぐぅっ……!?」
なんとか長く楽しもうとこれまで二人の奉仕に耐えてきた西田も、流石に限界が近付いてきていた。西田は蜜柑に対し、まるで許可を求める様に射精が近い事を訴える。
それを聞いた蜜柑は、自身の胸の谷間へ肉棒を押し付ける事は止めぬまま、顔を寄せて舌を伸ばし亀頭を舐め始めた。
「ん、はっ、んんっ――蓮、貴女もよ」
「……う、うっ……!……んんっ」
「お、あ、あっ……!!」
亀頭の片側だけを重点的に舐め上げ続け、蜜柑は口を一旦離して蓮を誘う。少しの逡巡を挟み、蓮は蜜柑が舐めていないもう片側の亀頭へと顔を寄せ、舐め始めた。
雁首や尿道口など、性感帯を狙い刺激に慣れさせないようにペースを変えながら舐めていく蜜柑。どこか不慣れさを見せながらも空いた部分に必死に舌を這わせ唇を付けていく蓮。
二人の胸と口の両方を感じながらも、自分の肉棒を挟んで美女二人がディープキスを交わしている様な非現実的な光景に西田は息を呑んで眺め続けた。
「んんっ、ふっ、ちゅっ、ふぅっ……」
「ンッ、ンンッ、はぁっ、んんッ……!」
「ぐ、ああ……ッ!く、
「ッ!」
「ひゃっ!?」
そんな状態でいつまでも耐え切れる筈も無く、西田は急激に押し寄せる射精感に従うがままに自身の欲望を解き放った。
いつもではあり得ない程の勢いで肉棒の先から精液が噴出し、二人の顔を交互に汚していく。蜜柑は軽く目を閉じてそれを受け止めるものの、蓮は思わず顔を背けてしまう。
一度強く吐き出されても止まること無い精液が二度、三度と小刻みに放たれ、その度に蜜柑や蓮の顔や胸、髪に降り掛かっていく。自身が若かった頃でもこれ程の事があっただっただろうか、そんな疑問すら浮かばせながら西田は吐精を終えた。
「――んむっ、ンッ、ちゅぅっ」
「くぉっ……!」
勢いが収まった所で蜜柑が西田の肉棒を口に入れ、汚れた茎と内側に残っている精を吸い取るように舐め回す。射精直後に刺激された西田は頭が白く染まる様な感覚に一瞬浸った。
蜜柑の口による丹念な”後始末”に西田はただ体を委ね、されるがままに快感に震える。一
「……蓮」
「――ンンッ!!?」
西田の精を口の中に残したまま、蜜柑は蓮の両頬を掴み不意を打つ様に唇を奪う。
そのまま蜜柑は驚愕に蓮が口を開いた隙を突き、舌を侵入させて自身の口の中の西田の精を蓮の口内にも強引に押し付け始めた。
いきなり唇を奪われた挙げ句、口内に苦い白濁を送り込まれながら深くキスされ、蓮は蜜柑を引き剥がすという発想も思い浮かばぬまま目を白黒させ続けた。
「んっ、んふっ、んぅっ、むっ」
「んんーッ!!んッ、んううッ!!」
「――ぷはっ」
お互いの口内で涎と精が混ぜ合わさり、蜜柑の舌によってそれは掻き回されていく。
自身が何をされているのか、それを遅れて理解し体を捩り抵抗をし始めた蓮を見て、ようやく蜜柑は口を離した。
「ダメじゃない、蓮。”謝罪”なんだから、ちゃんとしないと」
「けほっ、えほっ!……そ、それにしたって、いきなりこんな事すること無いでしょっ……!」
「あら、もっと欲しかったのかしら。半分ぐらいは受け持ったつもりなのだけど」
顔にこびり付いた精液を手で拭いながら、蜜柑は何事も無かったかの様に振る舞う。
未だに唇を奪われた事によるショックと、送り込まれた精液の味に眉間を寄せながら蓮は今しがたの行いを非難するも、対する蜜柑の表情には悪い事をしたという思いは全く浮かんでいなかった。
「さて、これぐらいで……あら」
蜜柑が蓮の責めるような視線を無視して顔を戻すと、そこにはソファーに体を深く預けて脱力しながらも、未だに自身のモノを屹立させ続ける西田の姿があった。
直前の責めに息を整えてはいるものの未だ興奮は冷めていないのか、或いは今し方の後始末によって熱を取り戻したのか、射精により一回りは小さくなったものの西田の肉棒は衰えてはいない。
「……ふぅっ……」
「まだ少し、物足りませんか?」
「……当然だよ」
深く深呼吸をし、西田は表情を整えて蜜柑を睨み付ける。
西田は元々今回、蜜柑の体を貪るつもりでいた。例えどれだけ気持ち良くされたとしても、”満足だ”と言ってしまえばその目は失われてしまう。
確かに二人がかりでの奉仕はいつもの蜜柑とのやり取りから見れば格段に良い行いだったと言えるが、これだけであれば性交を伴わない以上、”いつもの延長”と言っても良い。
どんな難癖を付けてでも、ここで蜜柑を自分のモノとする。その決意だけが、西田を奮い立たせていた。
「……なるほど、それは困りましたね。そうなると、仕方ありません」
西田の目を見て蜜柑もまたそんな心情を感じ取り、溜息を一つ吐く。
こうなっては同じ様に前戯の繰り返しで満足させるという事も出来ないし、元はと言えば蜜柑の方の不手際の謝罪という以上、西田の要求を強く否定出来る立場では無い。
とはいえ、蜜柑としても夫以外の者と交わる事は承服しかねる。それならば、蜜柑の取る手段は
「――蓮。脱ぎなさい」
「…………えっ」
当然の事の様に、蜜柑はにこやかな顔を蓮へ向けた。
~次回予告~
西田「馬鹿もーんっ……!通るかっ……こんなもんっ……!」
蜜柑「通るっ……!!」
当小説でもっと見たいヒロインは誰ですか?
-
蓮ちゃん
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ユーリヤさん
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真魚ちゃん
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蜜柑さん
-
夢ちゃん