「――……っ、っ、……っ!」
「……っ! ……っ、……っ!」
「っ……! ――……っ、っ、っ!」
厚みを増した黒雲が月を塗り潰し、夜の色は濃く深みを増し続ける。灯りを絞られ暗くされた大広間には、情炎で溶かされたそれぞれの汗が散らされ、淫猥な空気が満たされていた。
熱と匂い、蒸気と薫り、情欲と欲情。それらが立ち込める温室で、下着も取り払い
「――っ、あっあっ! 深っ、そこっ、そこっ……! ああんっ!」
「あぁあっ! いいっ、ですっ! 貴方のっ、逞しいのがっ――うぅんっ!」
「んんんッ! ん、あ、はぁっ、あぁっ! もっとぉ、もっとついてぇっ……!」
蓮は座る壮年に正面から抱き着き、胸を押し当てながら尻を動かし。
ユーリヤは寝そべる肥えた中年の腰の上に跨り、背を向けながら腰を振り。
真魚は胡座をかいた白髪の中年に背を預け、両脚を広げられながら突き上げられ。
その全員が、下腹の内へ埋められている肉柱により悦に浸った雌声を上げていた。
「……っく……はぁ。んぐ、くっ……あー……」
そして一人残された、先程蓮に精を搾り取られた青年は、栄養ドリンク片手にそれぞれが繋がり合う様子を眺めている。
しかしすぐ眼前で蓮達が没頭している交わりを見せられている事により、牡竿は次が待ちきれないとばかりに先程までの硬さを取り戻していた。
「キスッ、キスしましょ、おじさまっ――んむ、ちゅ、んぅっ……!」
「むっ、ふ……全く、蓮ちゃんは相変わらずキス好きやなぁ。ベロ舐め回されると、すーぐとろーんとして」
「んぅっ、は、ちゅる、ふぅっ……はぁ、んっ、ああんっ!」
壮年の頭を抱きながら、蓮は深く唇に吸い付き舌を伸ばす。求めに壮年が舌で応えて絡めれば、蓮は瞳をふやけさせ、互いの舌を掛橋として唾液を壮年の口内に流し込んでいく。
妙に甘く感じられる蓮の涎を壮年は喜んで啜りつつ、腰を揺らして蓮の内側を肉棒で押し上げる。男を悦ばせる為に降りてきている蓮の最奥は、それだけで歓喜に打ち震える。
蓮が口付け、尻を下に押し付ける。壮年が受け入れ、腰を前後に揺らす。お互いが同じ様に相手の身体を求め合い、同じ快楽を共に愉しんでいた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ! ヘン、へんなんです、わたしっ! 奥、疼きっぱなし、でっ! あっ、はあんっ!」
「っく……シスターもようやく、素直になりましたねぇ……!」
「あうぅんっ! はぁっ、あ、ああんっ! もっと、もっとくださいっ……!」
ユーリヤは床に手をつき、中年へ向けた尻を勢い良く肉杭に振り下ろしていた。腰を上下に大きく動かし、豊かな尻臀を中年の股座に、何度と無く杭打つ様に落とす。
ただ男達に受け身で応じていたのとは違う、積極的な淫行。男に犯されるだけだったこれまでの立場が反転した様に、ユーリヤは中年の肉杭を貪り、それにより声を上げて喘ぎ続ける。
すぐ近くにいる蓮や真魚の存在など、今ではもはや快楽のスパイスでしかない。軽蔑されるべき自分の淫奔な行為を、声を、心を。ここにいる全てに自分自身の本性を曝け出し、晒し上げ、見せつける。
心身を自らの行為全てで満たし、ユーリヤはかつてない高揚の中で性交に耽っていた。
「はぁっ、うあ、あっ! すき、これすきっ、なのっ!」
「全く、こんな股開いてチンコ受け入れて……誰がこんなスケベ好きに育てたのやら」
「んんっ、んう……! おじさんも、えっちなコドモ、すきでしょ……?」
「当たり前じゃの。……ふんっ!」
「ああっ! あ、はぁっ……! すきぃ、おじさんすきぃっ……!」
白髪の中年は真魚の脚を抱えつつ、真横に開かせて背後から突き上げ続ける。抱きかかえられた状態で膣の天井を擦られる度、真魚は媚声を跳ねさせていた。
隠す事を許されずに開いた股と秘部を、男根と繋がる様を全ての男達へ晒す。声を高く上げれば、蓮やユーリヤを犯している男達も一瞬こちらの痴態へ視線を向ける。
男根に犯される秘部に他の男の視線が刺されば、それだけでぞくぞくとした性感が走る。自身の快楽の為、男達の愉悦の為、真魚は自分の悦びを甲高い嬌声で示していった。
「あっ、イクッ、イッ、く! イかせて、おじさまっ……! 早く、早く――んっ!」
「そーんなエロいおねだりされちゃ、聞かん訳にゃいかんなぁ。んじゃ、遠慮なく……っ!」
「あぁあっ! 奥っ、いい、イイのっ! イクッ、いくいくっ、イっちゃ――ああぁぁんッ!!」
知性をかなぐり捨て、蓮は壮年の本能を淫靡に煽る。隠すべき性欲を剥き出しにし、誰もが目を奪われる整った面立ちを蕩けさせ、極上の肉体を全て壮年へ委ねる。
恥も外聞も無く男を求める蓮に応え、壮年は自らの肉棒を蓮の奥へと突き上げる。そうして壮年に膣奥を圧され揺さぶられた蓮は、感じるままに意識を手放した。
思考という
「すみませんっ、また私っ、もうっ、もうっ……! ん、はっ、あっあっ!」
「良いですよシスター。そのまま、浅ましくイきなさいっ……!」
「はいっ、わたしっ、イきます、イッ、あッ――んああぁぁッ!!」
「っ、う!」
肥えた中年へ尻を振り続けるユーリヤの頭に、もはや中年の存在は無かった。あるのは自らの内で蠢く雄の熱と雌の火だけ。
”奉仕”など微塵も関わらない、ただ自分が気持ち良くなるだけの交尾。ひたすらに快楽に溺れるユーリヤの腰振りに合わせて中年が肉杭を動かせば、ユーリヤの昂りは一気に頂点へ達した。
腰から頭の上まで、全身を目一杯に反らし天を仰いで達する。ユーリヤの絶頂によってびくびくと断続的に震え上がる肉壺に締め上げられ、中年は存分に溜め続けた精の全てを放った。
「あうっ、あぁ、うあぁんっ! だしてぇっ、ナカ、ナカに、ほしいのっ!」
「ぐっ……ギュウギュウ締めおって、そんなにわしの精子が欲しいんかっ……!」
「おちんちんっ、おちんちんがほしいのっ! あぁっ、きもちいいっ、きもちいいよぉっ!」
「そんなに欲しいなら、好きなだけくれてやる、わい……っ!」
「んはッ――はあぁあぁッ!」
自由を奪われたまま白髪の中年に一方的に犯され続け、それでも真魚は歓喜を顔に見せていた。
腹の裏で硬さと熱を増していく男根に責め立てられ、身体の疼きと心の虚空が満たされていく。もっと満たして欲しい、もっと埋めて欲しい、もっと欲しい。もっと、もっと。
”欲しい”というそのモノの欲求が真魚の心から身体へと伝播し、中年の男根を絶え間無く締め上げる。そんな真魚の身体からの要求を受け、中年は抱えた真魚の脚を引き寄せながら射精した。
男根以外のスペースなど無い真魚の若い秘所を、熟れた中年の精液が白く染め上げていく。吐き捨てられる様に無責任に流し込まれる精液を、真魚は悦んで胎で呑み込んでいった。
「あぁっ……はぁっ、はぁっ……イ、っちゃった……」
「はぁぁっ……ちゃんと、気持ち良く、出来ましたか……?」
「……あはぁっ……せーえき、ナカダシ、すきぃ……」
もはや男達と同じかそれ以上にこの場を楽しみ始めている蓮達の痴態に、男達四人は何度と無く交合を繰り返しながらも、興奮は冷めるどころか高まる一方だった。
蓮の妖艶さ、ユーリヤの従順さ、真魚の淫蕩さ。三者三様の女を、遊具の如く好きな時に好きなだけ愉しめる。そんな至福の時間が、今ここにある。
男と女の放つ熱が、それぞれの汗と匂いを揮発させ、部屋の内側が性の熱帯夜と化していく。発した情欲は逃げ場も無く篭もっていき、そんな獣の空気が人である事を今だけ忘れさせる。
止まらない。止められない。空気に漂う雌の甘い薫りが、それを許さなかった。
「ハァッ、ハァッ……次、次オレっ、オレの番っ……!」
「うわ、目ぇ血走りすぎやろ。流石にドン引きするわ」
その空気に当てられ、それまでただ眺めるだけだった青年が汗を浮かべながら蓮達の元へにじり寄ってくる。青年の性欲は陰茎の大きさだけでなく、脂ぎった表情にまで現れていた。
何度射精しても、収まる所が無い。誰でもいいから犯して、射精して、気持ち良くなりたい。壮年にも引かれる程に先走る欲求には、青年自身も怖じけていた。
しかし今夜、それを抑える理由も必要も無い。青年はただ自分の性欲の次の捌け口を探し、蓮達三人を見やった。
「おにーさん、わたしっ、わたしとシてっ……? もっと、いっぱいナカダシ、してっ……?」
「……っ」
そんな青年を見た真魚は、自分を抱えていた中年から離れる。そのまま布団に四つん這いとなった真魚は、青年へ尻を向けつつ自身の秘部を右手で拡げて見せた。
真魚自らが割り開いた陰裂より、濃厚な精液と愛液の塊がごぽり、という幻聴が聞こえる程にまとめて布団の上に落とされる。陰部を見せつけながらも青年へ振り向けた真魚の横顔は、青年にも劣らない程に色に狂っていた。
視線一つで互いの熱情と色情が交わり、混ざる。淫靡な誘惑に心を決めさせられた青年は、迷いの無い足取りで真魚の方へと近寄っていった。
「……真魚ちゃん、こっち。そこ、そこに立って、ケツ向けて」
「んっ。……どうぞ?」
青年は真魚の腕を乱暴に引き上げ、無理矢理立たせて窓側へと引っ張っていく。そしてそのまま、先の
その指示に従い真魚は両手で机の縁を掴んで、青年の方へと尻を突き出す。真魚の秘部は半開きになったままひくひくと蠢き続け、漏らし続ける白濁に代わる新しい種汁を求めている。
喜んで、自分に犯されるのを待っている。その事実に青年は喉を鳴らし、真魚の細い腰をがっちりと掴んで固定する。
絶対に
「――ふうっ!」
「うあッ! ……ふぅっ、うっ……! あは、は、きたぁ、きたぁっ……!」
しっかりと狙いを定めた上で、青年が真魚の腰を引き寄せながら男根を突き出す。男を受け入れるべく緩められた膣内へ容赦無く打ち込まれた男根は、瞬き一つの間に真魚の膣を奥まで貫いた。
最奥まで男根を埋め込んだ状態のまま、青年は腰をうねらせ亀頭を子宮口にねじ込もうとする。掴んだ細腰は肌が薄く色変わる程に指を立てられており、その扱いはもはや真魚という少女が青年の快楽の為の肉筒でしか無い事を示していた。
しかし、それを止める人間は誰一人としていない。すぐ近くに居る男達も、同様に男達のモノでしか無い蓮達も、そして犯されながら昏い微笑を零している真魚本人も。
この場の全てが、真魚を好きに犯す事を許していた。
「あぁっ! んあっ、あ、んっんっ! おにーさんっ、はげしっ、ああっ!」
「っ、キッツ……! 犯されながらこんな喜んで、ホント、エロい子だなっ……!」
「うんっ、うんっ! すきっ、えっちすきっ、犯されるのっ、だいすきぃっ!」
心のブレーキを放棄し、青年が腰を力の限り振り始める。受け入れた男根を食い付く様に強く締めてくる真魚の膣内を、単なる力だけで挿抜して隅々まで躙っていく。
小柄な身体と性器に合うわけも無い、暴力的なピストン。男根を埋め込んで擦る以外の意図が介入しない、強姦とすら言えるだろう行為に、しかし真魚は嬌声を上げて悦びを発露させていた。
身体の内側を、腹の裏側を、胎そのものを。抉り、割り、削り、潰り。獣に等しい欲求を直接押し付けられ、教え込まれて。それが、どうしようも無い程に気持ち良い。
「んっ、ああっ、あぁあぁっ! もっとっ、もっと、乱暴に、してえっ! ぐちゃぐちゃに、してほしいのっ! あは、はっ、あああっ!」
青年の激しすぎる突き込みに跳ね飛ばされようとする身体が、痛い程に腰を掴む青年の手によって無理矢理その場に繋ぎ止められる。意識が飛ぶ寸前の刹那を、何度と無く味わわされる。
真魚のブレーキはとうの昔、どこか遠い過去に壊れたままだ。直す必要も無い。どうしてこんな気持ち良い事を止める必要があるのかと、直す思考すら壊れている。
自分が望み、全ての男が望む。誰もが望んでいるだろう、身体の髄に刻み込められている欲。自分の心根に刻み付けられた欲。それを我慢する方がおかしい。
これが全てだ。これがいい。全部、これだけで、良い。
「あーっ! あ、あ、あっ! おくっ、ごりごり、するのっ、いいのっ、いいのぉっ!」
「はぁっ、はぁっ……やっば、メッチャ、良いっ……!」
際限無く高まり続ける真魚の喘ぎ声と反応が、青年の昂りを後押しして腰を止まらせない。
蓮やユーリヤとは根本的に異なる、根本から奥まで狭く締め・強く搾る圧に満ちた膣。引き抜こうとすれば襞全てが引き止めようとし、男根を押し込めばその度に入口が引き絞られる。
少女の口から放たれているとは思えない程に艶めかしい声を、それが演技でないと確信させる程に真魚の身体は正直に男を求めて悦ばせようとする。
自分よりも淫行を愉しみ善がっているのでは無いかと思わせる程の真魚の身体に、青年は自身の本能その物を示す様に男根を叩き込んでいった。
「……あの、私も、もう大丈夫、です……」
「なんやなんや、シスターさんもノリノリやんけ。そんなにシたいんか?」
「……は、はい……まだ、まだ……皆様に、もっとご奉仕を、したく……」
「えらい素直になったもんじゃのう。ま、その方が良いに決まっとるが」
布団に横向きに転がるユーリヤが、口元にシーツを引き寄せながら傍観する男達に横目を向ける。ほんのりと熱を残すその顔色は、ユーリヤ自身の期待を如実に示していた。
いくら犯されても、快楽を得ても、精を呑んでも、まだ足りない。身体そのものが飢えている、そう表現するしか無い奥底からの火照りがユーリヤの胎を熱し続けている。
それでも良い。それで良い。誰もそれを責めない、それは悪くない。既にユーリヤの頭は限りなく赤に染まり、ただただ自らの色欲を正当化させる事だけに使われていた。
「そんじゃ、次は俺とヤろうや。どう犯されたいか、希望あるんなら聞くで?」
「……貴方の好きに……その、激しく、されたい、です……」
「ええなぁええなぁ、男心わかっとるやないかユーリヤさん」
恥ずかしがりながらも己の肉欲を隠す事をやめたユーリヤの返答に、思わず壮年は舌舐めずりする。
嫌がる女を犯して屈服させるのも良いが、尻尾を振る女を悦ばせるのもまた男としての本懐。ましてやそれがユーリヤの様な、稀に見る美女であれば尚更の事だった。
「んじゃ、あっち。あっちの……襖の辺りでヤろうや」
「は、はい……」
青年と真魚が立ちながら交わっているのを見て、壮年もまた近い欲求を抱く。布団から立ち上がった壮年は大広間の入口の方を見やり、ユーリヤの手を引いて立ち上がらせる。
壮年の誘導にユーリヤは一切抵抗せず、言われるがままに入口へと歩いていく。二人が襖の近くへ辿り着くと、壮年はその傍にある太い木柱にユーリヤの背中を預けさせた。
「――んむっ! ……んっ、ふ、んんっ……じゅるっ、ちゅ、んぅふっ……」
そして直様に、壮年がユーリヤに自身の身体を押し付け密着する。柱と身体の間に挟まれ縫い留められたユーリヤに対し、壮年は勢い良くユーリヤの唇を吸い始めた。
壮年の左手がユーリヤの右手を壁に押し付け、右手が柔らかな乳房を揉みしだき、肉杭が下半身に押し付けられる。その上で壮年から齎されるディープキスに、ユーリヤは唇を奪われてすぐに応えた。
ユーリヤは重ねられた唇を角度を細かく変えて受け入れ、伸ばされた舌に舌を絡め、自らを射抜く瞳に潤んだ視線を返す。押し付けられた左手の指間に自らの右手の指を入れ、掌を強く重ねる。胸を揉まれて身体の力を抜き、当てられた肉杭を下腹部で小さく擦り上げる。
全身と全心で男を受け入れる。そうして壮年を悦ばせる中で、ユーリヤはふわふわと浮いた心地の充足感で満たされていた。
「ぷは……ええやんユーリヤさん、積極的な方が女はカワイイと思うで」
「あ、ありがとうございます……もっと、しますか……?」
「それもええけど、やっぱいい加減俺んが限界やわ。ほれ、もうカッチカチやろ」
「んんっ……はい、とてもお辛そうです……」
唇を離し、混ざった唾液がユーリヤの口端から漏れ落ちていく。涎を垂らしてだらしなく顔を緩めているユーリヤは、誰から見ても男を求めている様相だった。
そんなユーリヤの腹部に壮年は膨れ上がった肉杭を当て、身体の外から胎の内を抑え込む。疼きの中心部を男の硬さで圧され、抑え切れない期待がユーリヤの背筋を駆け上っていく。
この熱に尽くしたい。この硬さに貫かれたい。この逞しさに、滅茶苦茶に乱されたい。
ユーリヤの意識は、すぐに訪れるだろう色事への空想で沸騰してしまっていた。
「ほれ、片脚上げてこっちにもたれかかりぃな」
「……どうか、よろしくお願いします……」
「おう、ちゃーんとおっさんのこのチンポで気持ち良くしてやるからなぁ」
何も考えない。ただ壮年の命じるがままにユーリヤは左脚を高く掲げ、自分へと差し出されている壮年の右腕に添える。
その太腿を壮年はしっかりと抱え込み、ユーリヤの身体を引き込み抱きつかせる。互いに密着した状態のまま壮年は肉杭に秘裂を探り、ユーリヤは股座を肉杭の近くへと擦り寄らせていく。
ぴたり、と亀頭が滴る入口に当たった。ここだ。ここに挿れる・ここに挿れて欲しい。
互いの身体と意思が、完全に繋がった。
「……ふ、うっ……!」
「ふあっ、あぁあっ……! はぁっ、大き、いぃっ……!」
尖端の狙いが反れない様に、壮年が少しずつ腰に力を加えてユーリヤの内へと肉杭を埋め込んでいく。
ユーリヤはゆっくりと自身に
肉杭を進める毎に耳元を震わせるユーリヤの艶声を受けた壮年は、肉杭その物を子宮へと誘い込む様に蠢く膣の味も相俟って、思わず射精にも至りそうな程の快楽を挿入だけで得ていた。
「……あっ! んっ、ふっ、奥までっ、届いてますっ……!」
「それがええんやろ? ほれ、ほれっ」
「んぅっ……! はいっ、もっと、もっと深くっ、突いてくだっ――はあんっ!」
身体の外も内も深く密着しながら、壮年が腰を揺すり始める。それまでとはまた異なる角度と深さを以て膣内を掻き分ける肉杭の動きに、ユーリヤはたまらず壮年へ懇願を始める。
もっと深く、もっと激しく、もっと気持ち良く。もっと、もっと。ユーリヤは口と身体の両方で肉欲を発露し、無意識の内で腰を振って行き来する肉杭からの快楽を感じていた。
「いいんか、そんなに声出して? ここ、襖一枚だから廊下に響くで?」
「……っ!」
「ま、旅館の人間みーんなにそんなよがってんの聞かれたいんなら、ええんやけど……なぁ?」
ユーリヤがただ感じるままに声を荒げていると、壮年がにたりと嗤って釘を刺す様にに囁きかけてくる。
すぐ傍にある薄い襖一枚を超えれば、そこはすぐ旅館の通路だ。防音を二の次とした板の扉は、厚みを考えればこれまで大広間の中央で上げていた嬌声もある程度は廊下へと届いていただろう事は想像に難くない。
距離を考えれば、これまでの声は廊下の前を通り過ぎなければ届かなかった筈だ。しかし今ユーリヤが立っている位置で声を上げれば、もっと遠くまで――それこそ、どこかで働いているだろう旅館の従業員にまで届くかもしれない。
それどころか、見えていないだけですぐそこに、たった今、自分達の悲鳴にも等しい大声を聞きつけてそこにやってきているかもしれない。一度浮かんだ仮説が、頭を駆け巡って止まらない。
聞こえてしまう。聞かれてしまう。そんな想像に至ったユーリヤは――
「――……あっ、ああっ……! はっ、はぁっ、はぁぁ……!」
「……マジか。流石に自分から開けるとは思わんかったわ」
――襖に指をかけ、少しだけ力をかけた。それによって開けられた幅は数センチほどではあったが、声を遮る効果を無為とするには十分な空白。
声を聞いて誰かが廊下にやってくれば、襖の前にいる自分の姿も絶対に見られてしまう。
これで良いんだ。誰も今の自分を責めない。皆も許してくれる。赦してくれた。
これが、今の自分だから。
「んじゃ、お望み通り……いっぱい、聞かせたれや!」
「はぁあんっ! あ、っはぁ! ああっ、あ、あああっ!」
壮年の抽挿が再開され、それを受けてユーリヤも再び嬌声を上げ始める。
誰かに聞かれる事への恐れを欠片も抱かず、むしろ聴こえる様に高らかに艶声で歌う。廊下の先のどこかに居る誰かへ、自分の今の姿を、今の自分を知らしめる為に。
心の枷を失ったユーリヤは、男達の道具である自分を完全に受け容れ、それを愉しむ事を選んだ。
「ほれ、ほれ! 今自分がどうなっとるか、ちゃんと聞かせたれや!」
「は、はいっ! いまっ、貴方の逞しい、ペニスに突かれてっ! 気持ち良くされて、いますっ! ああっ、はあっ!」
「こんなデカイ声上げてっ! そんな誰かに見られたいんか、ええ!?」
「み、見られたい、ですっ! 見てっ、他の人に、見られながらっ、イきたいん、ですっ! ああ、ああんっ!」
裸体に肢体を擦り合わせ、
狂ってなどいない。これが正しかった。これが、本当の自分だった。纏っていた”自分”を全て剥ぎ取った裏にある、肉欲の獣。
今この場に於いて、『ユーリヤ・ミハイロフスカヤ』という一人の人間は必要無い。自ら男に身を擦り寄る一匹の雌、それだけが求められていた。
「ん、んっ……ちゅ、じゅ、んっ、ふ、んぅっ……」
「っ……はぁ、全く、蓮さんは本当にキスが好きなんですねえ」
「……少し滑りが足りんくなってきたな。蓮さん、ちょっと股開けてくれんか」
「あっ、ん……! もう、勝手なんだからぁ……」
真魚とユーリヤが離れた後、蓮は残された中年二人と絡み合っていた。肥えた中年と唇と舌を合わせながら、白髪の中年の牡竿を掌で包んで細かく擦る。
潤滑油として掌に纏わせた蓮の唾液が薄れる度に、白髪の中年が蓮の秘部に指を差し込み、膣内でぐちゃぐちゃと掻き混ぜた愛液を汲み上げて自身の牡竿に塗り直していく。
そんな中年の行いを窘める声には甘さが宿っており、非難はそこに無い。中年が掬った愛液を蓮は掌で受け取り、再度手淫に戻った。
「ふ、う……蓮さん、休憩は終わりでいいですよ。そろそろこちらも堪らなくなってきたのでね」
「ちゅ、ぅ――そうみたいね。もうこんなに、大きくしちゃって」
肥えた中年が蓮から唇を離す。中年の肉棒は既に先程の射精も忘れて膨れ上がっており、雁高の穂先は蓮の下腹部へと向けられていた。
言葉通りに熱された鉄の棒の様に勃った肉棒は、早く蓮の身体に挿れたい、内側を貫きたいという衝動が押し込められて張り詰めている。
歪な醜悪さがむしろ増した様な形を見て、蓮は笑みを零す。何もかもを失い、何の自由も失くなった今、蓮が好きに出来るのは男達を悦ばせる事だけ。
そんな中で男を自分の思う様にしているという事実は、虚しくも確かな達成感と優越感を蓮へ齎してくれていた。
「さて、シスターの時は私が口の方でしたし、マンコの方は貰って良いですね?」
「うむ。わしは今度はどうするかのう」
「ん、あ……っ」
蓮を挟み、中年二人が次の行為について相談する。当の蓮を尻目に、二人はただどの様に蓮を
そんな会話の最中にも二人の掌は欲望のままに動いていた。蓮の前方から肥えた中年が秘裂を掌で擦って水音を鳴らし、後方から白髪の中年が肩口から回した手で双丘の片方を揉みしだく。
前戯というよりは単なる手持ち無沙汰で行うだけの手付きにも、蓮は身体を弛緩させて受け入れる。何も考えず、ただ身体の感覚に集中する。感覚に、身体を委ねる。
快楽に、支配される。
「――ねえ、おじさま達」
「ん、何かね蓮さん」
「……コッチの方にも、挿れてみない?」
「……ほう。なるほど、なるほど」
そう言いながら蓮は自らの尻肉に指をかけ、背後の白髪の中年へ菊門を見せつけた。
壮年の愛人として毎日の様に欲望の捌け口として扱われた身体は、余す所無く男の慰み物とされていた。舌や喉、胸と乳首、陰核と陰唇、膣の浅深、尻の内外。一度火が灯れば、それら全てが飢えて男を求める。
足りなかった。全部を犯されるまで、満たされるまで、身体は満足しない。そんな自分を蓮はとうの昔に理解しており、その活かし方も知り尽くしていた。
「……足りないの。お尻にもおじさまの太いのを挿れられて、ずぽずぽナカ掻き回されて、滅茶苦茶にイカせて欲しいの……」
「ククッ、なんじゃなんじゃ、蓮さんもユーリヤさんに負けず劣らずのヘンタイじゃのう。こんな自分から尻穴開いて、チンポ欲しがって」
「幻滅、させてしまったかしら」
「美人に求められて悪い気はせんよ」
白髪の中年は蓮の提案に暗に応じ、自身の陰茎をどろどろに濡れそぼった蓮の秘部の表面に滑らせ、愛液でコーティングしていく。
自分から尻を犯して欲しいと言うほどに淫らな女には相応しい、蓮本人のローション。それにより十分な水気を得た中年は、前にいる肥えた中年の方へ蓮の身体を突き飛ばし、押し倒させる形で両手足を布団に付かせた。
「では、わしの方から挿れさせてもらおうか。ふうむ、二穴も思えば久々じゃなぁ」
「シスターも尻を虐められるのは大好きですよ。後で頼んでみては?」
「全く、ここは変態女しかおらんの……うっ……!」
「あっ、ん、んんうっ……! 凄っ、太いっ……!」
犬の様な姿勢の蓮の菊門へ、白髪の中年はゆっくりと自分の牡竿を埋めていく。出口でしかない門を強引に割り開き、剛直が腸内を逆さまに捲り上げる。
抵抗感と異物感、身体の裏側が逆行する生理的な嫌悪感が蓮の脳に警鐘を立てる。これは違うモノだ、してはいけないコトだ。そんな身体からの悲鳴ですら、蓮の中の獣は悦びを見せる。
挿れられる。使われている。満たされていく。埋め込まれていく男の太い感触が、惨めな身体も、自分の思考も、心の虚しさも。蓮の中の全てを埋め立てていった。
「……ふう。全く、こんな咥え込みよって。これ程拡がっていては、マンコと変わらんの」
「あっ、あっ……! 奥までっ、ささってっ……ん、ふうっ……」
「一息つくにはまだ早いですよ、今度は私の番なので、ね……!」
「はっ、あああっ……!」
白髪の中年の牡竿はゆっくりと押し込まれ、蓮の尻穴はその根本に近い所にまでそれを受け入れる。広がりきった肛門は元の窄まりを忘れ、ただ男の為だけに拡げているという事実をはっきりと主張していた。
挿入を終えて一先ず蓮が呼吸を挟んだのを見て、今度は蓮に押し倒されて下にいる肥えた中年が待っていたとばかりに自身の肉棒を秘部へ挿れ始めた。
尻に埋め込まれながら、膣に挿れられる。後ろの穴と、前の穴が男その物に抉じ開けられる。腹の裏側の肉壁を、二本の肉棒に圧されて潰される。
純粋に男からの快楽を得る事に特化した肉壺から、男の手によって快感を覚えさせられた肉穴から。二つの肉欲が男の雄に満たされ、蓮の思考は女から雌へと変質していった。
「では、動かせてもらおうかの」
「ああっ、は! あ、ああっ! ごりごり、後ろっ、あばれてっ、あぁんっ!」
蓮の前後に完全に二本の肉棒が挿し込まれた所で、間髪入れず白髪の中年が蓮の尻肉を掴んで腰を振り始める。
尻穴から異物が抜けようとする排泄に等しい感覚を外から強制されたかと思えば、再び牡竿が根本まで打ち込まれる。腸内を前後正誤に掻き回され、堕ちきった身体がその全てに反応を返していく。
加えて牡竿による圧迫は、自身の膣にも埋め込まれているもう一本の男の感触を鮮明に感じさせた。
「全く、この様に目の前で乳を揺らされては、たまりませんなぁ」
「ひゃ、うぁっ! やっ、それ、揉まれながら、はっ……!」
「おうおう、こっちも締まるの。前はどうかね?」
「ええ、きゅうきゅうと悦んでますよ。これだけ感度が良いと、弄り甲斐があるというものです」
突き込みに合わせて床へ向けてふるふると揺れる蓮の巨乳を、下にいる肥えた中年が揉み上げる。
掌から悠に溢れる双房に手を沈め、尖りきった乳首を指で撫でる。手付きの強さに応じて蓮の声が甘みを増し、二つの肉穴が小刻みに締まる。
胸を揉まれ、尻を掴まれ、膣を突かれ、尻を抉られ。あらゆる雌の感覚を浴びせられた蓮は、歪んだ瞳で虚空を見つめながら涎を唇から溢し始めた。
「く、う……! こりゃ、たまらん、のぅっ……!」
「あっ、はあ、ああんっ! いいっ、イイのっ! もっと、もっと激しく、犯してっ! んんっ、ん、あ、あぁっ!」
「っ……これは、中々……!」
締まる腸内の抵抗を強引に振り切り、白髪の中年が自分の腰を力一杯に蓮の尻に叩き付ける。それに合わせて肥えた中年も肉棒を下から突き上げ、蓮の身体を打ち上げる。
男のモノに貫かれ、男の物にされる。自分の心身を放棄し、蓮はただ性器に与えられる快感だけを感じて、溺れていく。
もはや自分の口から飛び出す言葉の意味すらわからなくなった中で、蓮は二人の男の好きに犯される今の状況を享受した。
「あぁん、あ、ああんっ! だめっ、これ、気持ち良すぎてっ、おかしくっ――くぅ、ああぁっ!」
「うっ……全く、こっちが食われてるようじゃわいっ……!」
「どっちでも良いでしょう、お互いに気持ち良くなれてればそれ、で!」
「あああっ! んぁっ、あぁぁっ! もっと奥っ、突いて、ついてぇっ!」
尻穴の奥にまで牡竿が押し込まれ、身体が押される。肉壺の奥にまで肉棒が突き上げられ、身体が跳ねる。
男達の興奮のままに蓮の全身が前後と上下に激しく揺さぶられ、それに合わせて蓮自身も腰をくねらせて刺激を助長する。無意識に口から飛び出す言葉は男達の情欲に油を注ぎ、心中の熱を引き上げる。
挿れられ、挿され、貫かれ、擦られ、引かれ、掻かれ。蓮の身体の中に押し付けられる全ての男の感覚の全てが気持ちが良い。身体を激しく駆け巡る快楽と、心中を満たしていく安堵がぐちゃぐちゃに掻き混ざっていく。
なんでもいい。もっと、もっと突いて欲しい。もっと乱れて、満たして、
「おにー、さぁんっ! わたしっ、イクッ、イっちゃ、あ゛――あああッ!!」
「くお、お……! し、締まるっ……!」
その時、窓際の広縁で青年に犯されていた真魚が大声を上げた。
ただ机に手を置いていただけの真魚の体勢は大きく変わり、今では上体を天板に押し付けて机全体を抱え込む様に縋っていた。そうでもしなければ身体がどこかへ飛んでいく、そう思わせる程に青年からの抽挿は激しくなっていた。
真魚の全身が痙攣し、行き過ぎた快楽が爪先を立たせる。誰がどう見ても達している、そんな真魚に対しても青年は自身の男根の挿抜を止めようとはしない。
男根の根本から持っていかれそうな程に吸い付く、いや食い付いてくる真魚の膣の感触を存分に感じる為に、青年は我武者羅に腰を振り続けた。
「あ、っは、あぁあっ! イクッ、イっちゃうの、とまんないのっ! おにーさんの、あっ、すごくてっ、イイッ、イイよぉっ!」
「はぁっ、はぁっ……! やば、止まら、ねっ……!」
「やだっ、やだあ! とめないでっ、もっと、もっとぉ! んあっ、はっ、あーッ!!」
力任せに犯し続ける青年に合わせる形で、真魚は自分の尻を揺らして男根に押し付けていた。
男根の衝撃によって壊れた真魚の感覚の堤防より、獣欲の津波が絶えず押し寄せる。処理しきれない感覚があられもない嬌声となり、窓を震わせ外へ放っていく。
全ての感覚が腹の中に埋められた男根に支配され、真魚の身体は膣を収縮して愛液を噴くだけのモノに成り下がる。それが、何よりも心地良い。
酒と男に酩酊している真魚は、もはや自分が達しているのかどうかもハッキリと区別出来ない昂りの中、何度と無く子宮へと打ち込まれる暴力的な雄の塊に喘ぎ続けていた。
「イク、イくぅっ! もっと、もっとイきたいのっ! すきっ、イクの、すきぃっ!」
「あ、あっ……! 出るっ、もうっ、出るっ……!」
「なかっ、ナカにちょーだいっ! ぜんぶっ、ナカに欲しいよぉっ! んはっ、あぁあッ!」
常に達し続けているも同然な膣に扱かれ、限界を悟った青年はスパートをかけ始める。
尻肉を小刻みに弾く肉音、撒き散らされる愛液の水音、張り裂けんばかりの雌声。広縁で奏でられる淫欲の多重奏の中心で、真魚と青年は交じり合う。
互いに互いを至らせる為、自分自身が達する為。生殖本能の過程にある快楽だけを求めて、情の一つも無く繋がり続ける。
気持ち良い、気持ち良くなる、もっと気持ち良くなりたい。それだけしか、考え
「キたっ、キちゃうッ、イクッ! あ゛っ――ああぁぁッ!!」
「う、
「――……~~ッ!!」
子宮その物が悲鳴にも近い官能の稲妻を発し、真魚の秘部から頭頂までを刹那に焦がす。身体の感覚が消えた瞬間、青年もまた忘我の中で精を解き放った。
胎の最奥で跳ねて弾ける男根の感触によって、真魚は呼吸すら出来ない程の深く高い絶頂へと飛ばされる。
口は魚の様に小さく開閉を繰り返し、全身は痙攣しながら波打ち、肉壺は精を搾り尽くそうと限界まで収縮される。気を失う一歩手前で、感じる男根と精液の熱だけが真魚の意識の楔だった。
「――ッ、んあ゛ッ、はっ、あぁぁ……ッ!!」
「ちょ、待っ……腰、溶けるっ……!」
そんな感覚の楔が、再び真魚の意識を塗り潰した。感覚が戻って最初に感じた男根の太さと硬さ、膣を満たす精液の熱と感触が真魚の正気を再び吹き飛ばす。
ぎちぎちに締まる陰唇が男根の根本を締め、膣の中が波打ちうねる。少女とは思えぬ程に熟しきった女の味に、青年は腰から下の感覚を失わされる。
固定された様に男根を引く事が出来なくなった青年は、ただ痙攣し続ける真魚の最奥に自身を押し込む事しか出来ず、それを感じた真魚が再び男根を締め上げ。一瞬の快楽が無限に引き伸ばされていく。
「……ッ、ふっ、う、うっ!」
「あッ、ああッ、あああッ!? あ、あ゛、あーッ!!」
真魚の身体に意識を因われ続けた青年が、全ての思考を奪われる。射精の余韻を味わう事もせず、本能に突き動かされて腰を再度動かし始めた。
深い絶頂で全身の力を失った真魚の身体を強引に引き寄せ、あらんばかりの力で男根を押し込む。青年が腰を引いても縋り付く秘部からは離れられないが、今の青年にとってはそれが良かった。
どう腰を動かしても、真魚の身体は追従する。奥を突くか最奥を突くかの二つしか選択出来ない性交の中、男根の全てを常に包み込もうとする真魚の内側を力の限り責め続ける。
青年の暴力的なまでのピストンを受け、真魚は濁った艶声で叫ぶだけのただの肉穴と化した。
「あはっ、は、あああッ! あは、はぁッ! あ゛、あぁ゛ッ、あ゛あぁッ!」
そんな中でも、真魚は笑っていた。割れる様な喘ぎと壊れている様な笑いが入り混じった、狂った濁音を放ちながら表情を淫らに歪ませていた。
何度と無く子宮を殴られ、身体の奥底にまで男根の衝撃が打ち込まれる。もはや立つ事も意識出来ない中で、男に腰を引き寄せられて強引に立たされ続ける。絶頂に快楽が上書きされ、快楽の中で絶頂を繰り返す。
男根の存在を快感という形で受ける、ただそれだけしか身体が機能してくれない。雌としての至福の時間に、真魚は望んで溺れていた。
「あー出るッ、また出る、出るッ……!」
「はあ、ああ、あああッ! んッ、く――ん゛ッ!!」
「
「んはぁッ――……あ゛ぁあぁあッ!!」
青年の腰の動きが、再度の終わりに向けて早まる。意識が朦朧としている真魚は自分の快楽だけしか考えられていなかったが、それでも男を知り尽くした身体は本能で動いた。
力の入らない下半身を気持ちだけ引かせ、自分から降りきった子宮を捧げる。最奥を収縮させて尖端を抑え込み、膣全体を痙攣させながら限りなく入口を窄める。
真魚の身体に媚びられた青年の男根は、自分では無く真魚の意思に従って精を破裂させ。跳ね上がる男根と押し寄せる濁流が、真魚という存在を掻き消した。
「あ゛ッ、あッ……ハッ、ハッ……ぁぁ……」
「うあ、ぁ……はぁっ、はぁっ……もう、出ね……」
無我のままに机の上で断続的に跳ねる事しか出来なくなった真魚から、青年が男根を引き抜く。
それにつられる様に、これまでの人生で一番の量を出したのでは無いか、そう錯覚させるだけの精液が真魚の秘部より逆流して、広縁の床にぼとぼとと落ちていった。
痙攣する性器がポンプとなって、収まりきらない精液の塊を愛液ごと吐き出す。それだけの生理的な反応だけで真魚は達し続ける。
愉悦、愉楽、愉絶。心の全てを満たされながら、真魚の視界は白く薄れていった。
「――んんっ、っちゅ、うぅむっ! んぁっ、やあぁあっ!」
「むっ……全く、欲しがりやなぁユーリヤさんは……」
「はいっ……! もっと貴方がっ、欲しいですっ……!」
「はぁ、全くたまらん女やわ……!」
「あんッ! あ、そこ、気持ちいいっ、イイ、ですっ!」
真魚達とは真反対の入口の辺りでは、僅かに開いた襖の前でユーリヤと壮年が絡み合い続けている。
片脚を上げて全体重を壮年に委ねるユーリヤは、両腕を壮年の首へと回して自分から唇を捧げていた。全身をよじり、壮年の身体に胸や秘部を
柔らかい女体の感触に加え、唇を離している間も舌を伸ばし続けるユーリヤのふやけた表情が、壮年の獣欲を燃え上がらせていた。
「んんっ、イッ、イクッ、イきますっ! はっ、あっ、あぁぁッ!!」
「うっわ、またイったんか。これでもう何回目や?」
「……よ、四回、です……」
「もっと、
「ああっ! はいっ、四回っ、よんかいイってしまいましたっ! は、あぁんっ!」
壮年は狙ってユーリヤが特に反応を返す膣奥の一点を突き続け、それを求めてユーリヤも腰をくねらせる。自ら弱い性感帯を差し出す事によって、ユーリヤは壮年を置いて短い間隔で絶頂を重ねていた。
呆れた様に壮年はユーリヤへ、部屋の外にまで聞こえる様にその回数を申告させる。もはや誰が聞いても言い逃れ出来ない程の大声で、ユーリヤは喘ぎ続ける。
知らない誰かに醜態を晒していると思えば思う程、心は燃え上がり身体が熱されていく。今やユーリヤの身体は頭では無く、抑え切れない欲情によってのみ突き動かされていた。
「ひあっ、はっ、んあぁんっ! ダメ、ダメェッ! わたし、イきすぎて、あたまっ、おかしく、なっちゃっ、ああっ!」
「安心せえ、女はおかしいぐらいがエロくてええんやから、もっとイケやっ!」
「はぁあんッ! だめ、だめだめッ! また、イッ、ちゃ、あ――……んんッ!!」
もはや壮年よりも積極的に、ユーリヤは腰を振って肉杭を自分の深い場所へ向け抜き挿しさせる。ダメだと何度も口では言いながらも、ユーリヤの動きはむしろ激しさを増していた。
堕ちきった心に従った身体が、自ら迎えた肉杭に抉られて再び達する。がくがくと痙攣する身体で壮年に縋り付き、肉杭を締め上げながら愛液を撒き散らす。
どれだけ乱れてもいい、どれだけ達してもいい。許され、淫らな自分を肯定される度にユーリヤの心の底が満たされていく。
乱れ切った本能に身を任せている今こそが、ユーリヤにとっては最上の幸福の時間だった。
「あー、こっちも流石にもう、イきそうやわっ……」
「はいっ、はいっ! 下さいっ、貴方のを、いっぱいくださいっ!」
「俺の何を、どこに欲しいんや? ちゃーんと言ってみいっ!」
「あ、あっ! 貴方のっ、子種、をっ! 精液を、私のナカに、子宮の奥にッ! いっぱい出して、気持ち良くなってくだ、さいッ! はっ、あ、あぁッ!」
壮年も自分が果てるべくユーリヤを肉杭で責め立て、震え続ける膣内で自らを扱いていく。どれだけ激しく犯しても、ユーリヤは悦んで豊満な肢体を押し付けてくる。
凝り固まった乳首と膨らんだ双丘に胸板を擦り付け、ユーリヤは壮年へ狂った様に射精を懇願する。今にも破裂しそうな本能と肉杭の衝動を、雌の感触と甘声が揺さぶっていく。
それを拒む理由も、堪える必要ももう無い。壮年は自分の精子を待ち侘びるユーリヤの最奥に、深々と肉杭を突き入れ捩じ込んだ。
「ん゛ッ――あぁあぁあッ!!」
一際強い衝撃により、燃える様に火照るユーリヤの身体が再度脳裏を真っ白に焦がす。それに呼応して激しく肉杭を締め上げる蜜壺に乞われ、壮年もまた絶頂を迎えて精を迸らせた。
一滴残らず自らの種を子宮に流し込まんとばかりに壮年はユーリヤの脚を抱き込み、ユーリヤもそれを望んで肢体を擦り付けて子宮を差し出す。
抱き合う二つの身体が肉欲で溶けて混ざり、繋がる性器が性欲で熔けてどろどろに交わる。互いの身体の境界すらも忘れて、壮年とユーリヤは悦楽の深みを全心身で味わった。
「あ゛あッ、あ゛ッ――んむうっ! ちゅ、じゅる、んむ、ふ、んんぅっ……!」
「む、ぅ、ふっ……!?」
そんな絶頂の中で、ユーリヤはさらに壮年の口に飛び付く様にキスを始める。精液を呑み込む子宮から命じられた様に、一切の思考を介さず雌として雄を求める行為。
一ミリの隙間も許さないとばかりに肉杭へ腰を押し付ける事は止めず、それと同じ強さでユーリヤは唇を壮年へ押し当てる。そのまま了解も求めず、ユーリヤは壮年の唇の隙間に潜らせた舌を深くへ伸ばし、深くにある壮年の舌を根本から絡め取り始めた。
「んふっ、ん、じゅ、ちゅうぅっ……! ふっ、うぅッ――ん、ぅうッ……!!」
壮年がユーリヤの脚を引き込んで肉杭をねじ込んでいるお返しの様に、ユーリヤも壮年の頭を両腕で抱き込んで舌を入れ込む。深くで繋がり留まった性器の代わりに、ユーリヤの口と舌は壮年の口内で淫らな水音を鳴らしていく。
壮年へ奉仕し快楽を与える事が、そのまま今のユーリヤにとっての快楽だった。舌を重ねる摩擦によってユーリヤは恍惚にも似た快感を得て、今いる忘我の境地をさらに維持させる。
気持ち良い。きもちいい。溢れんばかりの脳内物質で満たされた快感の沼に、ユーリヤは自分自身の存在すら忘れて沈んでいた。
「……っは、はぁっ……あっ、ああっ……い、いいっ……」
「ぷは……いやぁユーリヤさん、最高やったぞ……?」
「はい……私も、すごくきもちよかった、です……あっ、はっ……」
ユーリヤが極致の果てからようやく我に返り、瞳が失っていた視覚を取り戻す。
それと同時に、身体の感覚が戻ってくる。ユーリヤはここに来て、自分の脚が自分自身が撒き散らした潮でびしょびしょに濡れている事に気付いた。
それ程までの快楽で、それすら忘れて浸っていた。未だに身体に力は入らず、男の腕と肉杭でようやく立たされている。未だ腹の奥で突き立てられている男自身を意識し、ユーリヤは身体を細かく震わせ続けた。
「――うあっ、あぁあッ! すごっ、またイクッ、イ゛ッ……んああッ!」
部屋の中央では、中年達に責められ続ける蓮が黄色い悲鳴を上げ続けていた。
胎と肚を同時に、乱雑に突き上げてくる雄の象徴を感じさせられ、蓮はもう何度も達していた。昂った蓮の肉体はどこもかしこも性感帯に化しており、今では身体を流れる汗の一粒にすら感じられていた。
そんな状態の蓮の身体を、中年達は好き放題に貪る。常に愛液で満ちて吸い付く蜜壷に肉棒を擦らせ、追い出そうと蠢く尻穴で牡竿を扱かせる。
そんな男達の身勝手な陵辱が、蓮を喘ぐだけの獣に成り下がらせていた。
「あっ、あっ! イイ、イイのッ! ごりごりされてっ、イクッ、イっちゃうッ!」
「おほっ……! いかんの、また出てしまうわっ……!」
「い、いいから、イイからぁっ! 奥っ、奥に出してえっ!」
「なら、遠慮なく……うッ!」
「はっ、あぁぁッ……! おしりにっ、出されてッ……あ、イッ、っくぅ……!」
蓮の尻穴に搾られ、白髪の中年は躊躇も抑止もせずに精を流し込む。既に蓮の腸内に満ちていた中年の精液が新しく注がれた精と混じり合い、熱流によって蓮の性感も押し上げられた。
蓮の尻穴に挿入してから二度目の射精。呑み込みきれなかった蓮の尻は接合している牡竿の隙間から白濁を漏らし、挿入によって撹拌された事で泡立ち始めていた。
「全く、忘れられては寂しいですねぇ。ほら、しっかりマンコも締めて下さい、よ!」
「ああんッ! あ、はあっ! やあ、あぁんッ!」
「おほっ……! いい具合ですよっ、蓮さん……!」
しかし片方が達した所で、もう片方が止まる事は無い。肥えた中年は絶頂で震える蓮の両乳首を強く摘んで捻り、意識を強引に自分へ向けた上で肉棒を突き上げる。
蓮の膣の弱い場所を知った中年が尖端でその一点を穿つ、たったそれだけで蓮の頭は一瞬で蜜壷と内側に埋められた中年の肉棒に持っていかれ、肢体を男に受け渡してしまう。
「あッ、あッ! またイクッ、イクッ! もっと中にっ、精液っ、中出ししてっ、イカせてぇっ!」
「心配せんでも、そう腰を押し付けられては中に出す以外出来んません、よっ……!」
「はぁ、全くたまらんケツじゃのうっ……!」
「あはあ、あッ! だめっ、イク、イっちゃ、あッ! イくぅッ、イッ、んぅうッ……!」
膣内で肉棒が震えるのを感じ、蓮は恥ずかしげも無く男の種を求め出す。そうすればもっと高みへと昇れる、そう考えて蓮はどこまでも雌として堕ちていく。
蓮が下腹に力を入れ、膣と尻を同時に締める。それによって蓮は自分の内側を埋め尽くしている二本の肉棒を搾り、淫らな声で脳を揺らしながら射精を促す。
美女が恥も外聞も無くして狂った様によがり、自分達を求めている。それを自身の分身が持っていかれんばかりの肉圧で感じ取る。
獣欲を掻き立てる蓮の反応によって、射精したばかりの白髪の中年も肚の中で怒張を取り戻し、肥えた中年は胎へ向けてスパートをかけ始めた。
「イクッ、イクイクッ、イくぅッ! ンッ、あ、あ゛ッ――あぁあぁあんッ!!」
「おっ、お、ッ!」
雌の二点の最奥を激しく雄で責め立てられ、蓮は女としての尊厳を全てかなぐり捨てて喜悦に至る。性感を抑え切れない肢体は限界まで反り返り、それまで以上に二つの雌穴が引き絞られた。
細かな肉襞一つ一つが蠢いて吸い付き、その上で熱く蕩ける蜜壷がうねりながら肉棒を搾る。溜め込んだ精液を全て呑もうと渇求する蓮の胎へ、中年は望み通り自身の獣欲を破裂させた。
縮み切った膣の中で中年の肉棒が激しく跳ね上がり、噴出する種汁が蓮の内側を征服して自分の色に塗り潰していく。
「あ、あ、あぁッ……! だされッ、だめ、また、イッ、んううッ……!」
「おっほ……! ほれ、もっと締まるじゃ、ろっ……!」
「んぅあッ!? や、うしろから、潰されるのッ……! イく、イきすぎてッ、だめ、だめッ――……~~ッ!!」
肉棒と精液と絶頂に意識が尽きている最中、蓮の後方から白髪の中年が全身で伸し掛かる。腸の遥か奥へ体重の全てが託された牡竿が突き刺さり、その上で仰け反る蓮の身体が強引に前に倒された。
肉棒で突き上げられた膣内が、その上から牡竿によって下半身ごと押し込まれる。達する一点が男その物に挟まれ圧し潰され続けれ、蓮はただ甘い声で鳴く様に悶える事しか出来ずにいた。
満たされている。二人の男に求められ、雄に奪われ、頭も身体も白く染められて。自分が雌である事を肉体で享受し、どうにもならない幸福が満ちていく。
永い射精と深い挿入に、蓮という人間の全てが
「――っ、はぁぁっ……いやはや、最高ですねえ……」
「ほぉっ……あぁ、良かったぞい、蓮さん……?」
「はッ、あッ、あッ……私も、スゴいイっちゃっ、たぁっ……んう、ンッ……」
中年の射精がようやく収まり、内を満たした濁流が秘部と肉棒の隙間から漏れ出し始める。蓮と中年二人は疲労感に覆われ、全員が重なったまま床に臥せる。
それまでの激しさから一転し、余韻の中でただ息を整える事だけの時間。しかし蓮は過敏になった半身で、精を吐き終えながらも萎み切らない肉棒、尻穴の奥の奥で留まり続ける牡竿を感じ続けていた。
男二人に挟まれ、自由を奪われ。その気になれば、中年達が腰を動かすだけで自分はまた喘ぎ狂うだけの雌に戻ってしまう。そんな女としては屈辱的な筈の状況を、今の蓮は内心で淡く期待する程に成り下がっていた。
「――あー、悪ぃ……真魚ちゃん、気ぃ失っちゃったんだけど。コレどうしよ、親父」
「……はぁー。全く、お前はいつもがっつきすぎるなぁ」
「ぁっ……ん……ぁ……っ」
繋がりながら布団の上で脱力する三人の元へ、青年がぐったりとした真魚を肩に担いでやってくる。真魚の閉じる寸前の瞼から覗く瞳はもはや視力を放棄し、手足は意思という芯を失い垂れ下がっていた。
精液を零しながら震える秘部と腰と除き、人形の様になっている真魚を見て、肥えた中年が溜息をつく。致し方ない、そう思って離れたく無いとすら思っていた蓮の肉壺から自身を抜き、蓮の身体を横に退けて上体を起こした。
この息子は、こうして何度も自身の
誰に似たのやら。現状と今の自身の姿を棚に上げ、もう一度中年は大きい溜息を吐いた。
「んぅ……おじさま、お尻の方も抜いてもらえないかしら」
「む、悪いの。……っと」
「あんっ」
未だに蓮の背に乗り、尻奥の感触を牡竿で味わい続けている白髪の中年へ、蓮は身体を捻り上目を遣う。勃起こそすれど、一度の射精である程度満足していた中年は、その願いに素直に従った。
牡竿が拡がった尻穴から抜き取られ、閉じない菊門からつられて白い雫が流れ落ちる。二つの秘部に遺された残滓に、蓮は肉棒と牡竿の感触と熱を再度思い出し、思わず悦びを口端から漏らしてしまう。
ようやく身体の自由を取り戻した蓮は、疲労で重い身体をなんとか起こし、青年に視線を向けた。
「真魚ちゃん、こっちに渡してくれないかしら」
「あぁ、はい。……あの、なんかゴメンね、蓮さん」
「いいのよ、別に」
青年が項垂れたままの真魚をゆっくりと布団の上に下ろし、蓮に預ける。眠る様に涎を垂らして脱力する真魚を見やり、蓮は苦笑する。
「……ん、ちゅっ……れ、ちゅる、んん、じゅるっ……」
「――っ!? んっ、ぅあぁ、あぁぁっ……!」
そして何の躊躇も無く、蓮は真魚の唇を一方的に奪う。同時に、弛緩してどろどろと精液を流すだけの秘部に、人差し指と中指を突き入れた。
ぴちゃぴちゃ、ぐちゅぐちゅ。男達が突然の事に目を瞬かせる中で、二つの淫音が真魚から奏でられる。
当の蓮は困惑の視線を気にも留めずに、ただただ真魚の上下を悦楽で虐めていく。それを受けた真魚は強引に意識を引き上げられ、起きた瞬間に自分が受けている異常を真っ先に思い知らされた。
「ああっ、は、あぁあっ……!? 蓮ちゃ、やっ、そこっ……! は、きもち、いッ、んあッ、あはぁっ……!」
目が醒めながら、眼は眩む。弾かれた様に起きた真魚は天を仰ぎ、指先が膣を擦る刺激が神経を通し、背筋から脳天へ向けて稲妻が遡っていく。
力の抜けた真魚の肉体は、反射的に背を伸ばす事しか出来ない。何も出来ずにいる真魚へ、さらに蓮は掌で秘部全体を覆う様にし、勃った肉芽を撫で始める。
さらに蓮の手付きは加速し、真魚の陰核と膣の天井が磨り上げられる速度が上がっていく。気付けば真魚の秘部から出る物は精液では無く、真魚自身が噴き出す愛液が殆どになっていた。
「……目、覚めた? 真魚ちゃん」
「んぁっ、はぁッ、あはぁ……蓮ちゃんっ、いまのっ、もっと、もっとシてぇっ……!」
「欲しがりねぇ。でも、真魚ちゃんが本当に欲しいのは――」
それまでの疲労も忘れたかのように、真魚は蓮の身体に縋り付きそれまでの快楽を求める。蓮の柔胸に真魚が乳首を擦り付け、太腿に秘部を押し付け腰を揺らし、その場で自らを慰める。
乱れて渇望して真魚を、蓮はただ抱き留める。暴走寸前の真魚に対し、蓮は優しく子供をあやす様に頭を軽く撫で、視線を横に向ける様に目配せした。
「――あっちの、もっと太くて、アツいモノじゃないかしら?」
「……っ」
そうして目を向けた先には、蓮達を無言で熱く見つめている三人の男達が居る。より言えば、真魚の視線はそそり立ち主張している三本の肉棒へと向けられた。
蓮という美女が真魚という少女を、責め立て犯して、無理矢理に起こす。そんな非現実的な光景は真魚の意識と共に男達の本能を揺さぶり、一度眠ろうとしていた
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……! おちんちん、誰でもいいからっ、おちんちんちょうだいっ……! ん、むっ……!」
「お、おっ!? 起き抜けに、随分とまぁ……うっ……」
「ちゅ、む、んんっ、じゅるうっ……! あはっ、は……! 精子、せーしっ……! くさくて、すっぱくてっ、おいしいっ……!」
それまで気を失っていたとは思えない程の気勢を見せ、真魚は近くに居た肥えた中年の股座に近寄り、頭を沈め汚れ切った肉棒を一度に口腔の奥へ迎えた。
血管を浮かばせ醜悪に屹立する肉棒に、真魚は自身の熱愛を舌使いを捧げる。様に蓮と交わった際に残る白い汚濁を、真魚は豪奢な夕食よりも美味に平らげていく。
それだけでは足りないとばかりに、その口淫を前のめりに見ていた他の二人へ向けて真魚は両手を伸ばし、右の掌は陰嚢を撫で上げ左の指は牡竿に一本ずつ巻き付けていく。
「んむっ、ふ、んんっ……! っは、あ……もっと、もっとシよっ、みんなっ……!」
「……なんと、まぁ……」
「ハハハ、子供は元気が一番というワケじゃのぉ」
「っつーか、あんだけヤられてまだ足んないの……?」
「たりないっ、全然たりないよぉ……! クチも、ナカも、オクも、全部っ……ぜんぶぜんぶ犯してっ、メチャクチャに、ぐちゃぐちゃにしてよぉ……!」
根本から尖端まで一本の肉棒の掃除を終えれば、真魚は包み隠さず性欲を雌声で発し、満足に動かぬ身体を這わせて隣の男へ向かう。
それは白髪の中年か、それとも青年か。真魚は奉仕する相手を選ぶどころか考えもせず、そこに勃起した逸物がある、ただそれだけを認識して目の前のモノに再度口淫を行う。
ああ、男だ、雄だ。自分が頬一杯に含む熱の塊からそれを感じ、真魚は唇を締めて頭を振りつつ自分の股間に両手を差し入れ、欲求のままに自らの陰部を弄り始めた。
「……はぁっ、はぁっ……みな、さん……」
「あ、シスターさん。……も、なんか凄い疲れてるみたいだね」
「はい――あっ、ん……! あっ、やぁ、そこは……っ」
真魚が二本目の口淫に完全に没頭し始めた所で、入口の付近で交わっていたユーリヤと壮年が戻ってくる。
その顔からは未だに赤色が引いておらず、呼吸は荒れたまま。目尻が下がり呆けた表情のユーリヤは、なんとか壮年に半身を傾ける事でなんとか歩く事が出来る、といった様を見せている。
そして隣の壮年はユーリヤが自身を支えとしている事をいい事に、乳房や乳首、臍下や細腰、股間や臀部の全身をねっとりと撫で回し、肢体の感触と共にユーリヤの甘声を堪能していた。
「すみません、下ろして、ください」
「ま、流石にちょっとは休みたいわな。ほれ」
「うあっ……はっ、はっ、はぁ、あぁ……」
布団の中心近くまで来た壮年は、蓮達に向けてユーリヤの身体をぞんざいに投げ捨てる。人間よりも優しい布団にユーリヤは力無く横に転がされ、ようやく休息に浸る。
しかし、床に臥しながらもユーリヤの息遣いはまるで戻らない。横になりながらユーリヤは身体を丸め、何かを堪えている様に眉を寄せながら短い呼吸を繰り返していた。
「……はぁ、あのっ、はぁ、はぁっ……」
「どうしました、シスター」
「――……さいっ」
「は?」
苦しげにしているユーリヤから、呟きが漏れる。真魚の口淫の水音よりも小さな声は空気に乱され、男達の耳に届かなかった。
ユーリヤの吐息が布団の海に刻まれていく。はぁ、という呼気に込められた何かが、高まっていく。目に見えない”何か”は、何かの気配だけを男達の耳へ、心へと察しさせていた。
”何か”。ユーリヤの息に確かに含まれているそれを、男達は誰よりも理解していたが故に。
「くだ、さいっ……! 私に、皆さんのペニスを、もっと、もっとっ……! 私にっ、私をつかって、きもちよくなってぇっ……!
「――ッ」
ころりと仰向けになり、ユーリヤは自分を魅せつけた。疲れ切った身体に残った力を、両腿を広げる事と自分の陰部に指先を引っ掛けて拡げる事だけに尽くす。
刻まれる吐息は、募り続ける”何か”に引かれて大きくなり続け、表情は”何か”によって薄く歪んだ笑みに変容し、頬を染める熱は呼吸によってむしろ燃え上がっている。
「自分が何と言ってるのか、わかっていますか? シスター」
「はい、はいっ……! 欲しいんです、みなさんがっ……! おなかが、みなさんの逞しいモノを欲しがって、ほしくて、ほしくてっ――」
「……っ、シスターさんっ!」
「きゃあぁ、あんっ!!」
繰り返される淫らな熱願に触発され、青年は再び獣と化した。無抵抗に男と雄を待ち望むユーリヤへ飛びかかり、全身で覆い被さって身体の権利を奪い取る。
仰向けになっていても上向き膨らむ乳房を揉みしだき、体表に浮かぶ汗粒を舐め取っていく。本来は感じる筈の塩気もユーリヤより湧き上がるフェロモンがそれを甘さへと転じさせていた。
犯す、犯し尽くす。そんな青年の意思を重ねた肉体で感じたユーリヤは、それを歓迎する様に両腕を青年の背に回し、腰を浮かせて肢体を押し付けた。
「……しまった。シスターがすっかり出来上がっているのに、出遅れてしまいましたよ」
「さっきまで散々にあっちでヤってたんやが……ホンマスケベなんやなぁ」
ユーリヤの誘いに青年に先を越された肥えた中年は、頭に拳を当てて判断を惜しむ。
抵抗こそ薄いものの基本は受動的なユーリヤが、ここまで直接的かつ自発的に男達を誘って
「おほっ、おっ、真魚ちゃん、そこ、ええぞっ……!」
「んっ、んっ、んっ……! ちゅ、むっ……!」
「あー、真魚ちゃんも完全にノっとるなぁ……」
さらに隣では、白髪の中年の男根を必死の勢いでしゃぶり回している。唇を強く窄めて頭を激しく揺さぶるその姿からは、男根から精子を吸い取る事を望んでいるとしか思えない印象だけを感じさせた。
その証明として、真魚は口淫の最中にも腰を浮かし、自らの指で秘部を掻き回して愛液をだらだらと垂らしている。その最中に、一度真魚は勃った肉芽を一度摘んで擦り上げて、その瞬間のみ愛液は小さく噴き出された。
男根に突かれて悦ばされるのではなく、男根そのものに興奮して悦ぶ。そんな真魚の姿もまた、ユーリヤと同じ程に蠱惑的な姿だった。
「ふふっ、でも、おじさま達もまだまだイケそうじゃない」
「……こんなモノを見せられては、男としては黙ってられませんよ」
「蓮ちゃんもまだイケるやろ。……今日はもう、とことんヤらな気が済まんわ」
「あら怖い。私、どれだけ鳴かされちゃうのかしら……」
そして、最後の一人。蓮は両脚を横に揃えて座りながら、両腕を胸下で組んで男達に微笑みかけていた。
横座りに崩された脚は閉じ切っておらず、白の混濁を垂らす秘部が見えている。腕で持ち上げられている両胸は肘の内側で寄せられ、つんと尖った乳頭と共に男達の眼を意図的に惹かせていた。
同じだ。男の精に飢えて貪っている真魚、男に自分の全てを捧げるユーリヤ、そして蓮。ここにいる三人の女は皆、同じく自分達を・雄を・犯される事を望んでいる、同じ淫婦。
今日何度射精をしたのか、そんな数などを無視して己の分身はそそり勃つ。どこから来るのかもわからず際限無く湧き上がる性と精は、異常な程に四人の男を女へと駆り立てていた。
「……その余裕面、ひぃひぃ言わせたる。さっさと股開けや」
「あぁ、少しだけ待ってくれるかしら。……あっちの襖、閉じないと」
「おや、そんな事を今更気にする程の羞恥心がお有りで?」
「心外だわ。……だって、
この夜、何時までも犯される事を認める。その前提を仄めかせ、蓮はその場から立ち上がる。
蓮の身体に引っかかっていただけで、汗や汁を吸っていただけの浴衣が同時に布団へ自然と落ちる。女の全てを晒した姿のまま、尻と股からだらだらと精液の雫を落としつつ蓮は入口へ歩いていく。
もはやその姿にすら壮年と白髪の中年の睾丸が煮えていく。気持ち良くなる、よがらせる、種を植え付ける。蓮が戻って来た時、その極上の女体に打ち付ける欲求を高め、決まりきった行末を想像する。
焼き付く様な二人の視線を、蓮は背に感じ続ける。そうでなくては困る、心がそう呟いた。
(全く、
ぴしゃりと蓮が襖を閉じる。再び空間は閉ざされ、充満する香りは逃げる先を失う。
廊下から差し込む光も無くなり、それによって
誰一人として、気付く事が出来ない。それぞれの匂いや薫りに蒸されるこの部屋全体が、蓮から
(……ふふっ。これから鳴かされるのは、どちらの方かしらね)
この一夜の長さを知らないのは、むしろ男達の方だ。
蓮は心中で男達を嗤いながら、蓮は淫欲で満たされた舞台へと歩を戻していった。
フハハハ まだだ!ごれがるが ホンバナだっ
そうとうイッてしまってるな……
もうちょっとだけ続くんじゃ。マジで?(自問自答)
当小説でもっと見たいヒロインは誰ですか?
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蓮ちゃん
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ユーリヤさん
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真魚ちゃん
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蜜柑さん
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夢ちゃん