とある山中にある教会。
いつからそこにあったのか知る者はいない。どうやってそこに辿り着いたのか知る者もいない。
けれど訪れた者たちは皆知っている。そこにはこの世のものとは思えぬ至上の快楽と、それを与える女神の如きシスターがいる事を。
「はぁーあ」
もっとも今の有様はおよそ神に仕える者とは思えない。
聖母の像の前、祭壇にクッションを持ち込んでだらしなくそれに体を預けるその怠惰の姿と頭部から伸びた山羊の角は悪魔か淫魔のようだ。
「今日は全然お客様が来ませんねぇ」
ステンドグラスと天窓を透過する日の光は既にオレンジ色。外ではカラスが鳴いている。
この教会を訪れる方法は三つある。一つは偶然迷い込むという運に任せた方法、もう一つは通行権、或いは鍵とも呼べる彼女手製のロザリオを成長させ、再訪する方法。
後者はともかく、前者はほとんどいない。この教会は人里から少し離れた山の中。決して楽な道ではなく、かといってそれほど過酷な道程というわけでもない。
きちんと準備をすれば初心者でも踏破するのは難しくなく、きちんと準備せずに登るような山でもない。つまりは前回のように偶然迷い込むような場所ではないのだ。
どうしてそんな中途半端な立地なのか。本音を言えば彼女も人里の中に建てたかった。もっと桃色のネオンとかつけたいし、デカデカと案内板だって出してみたい。
しかしそれを何処かの誰かが許してはくれなかった。命令というよりはお願いだったが、それを無視する事も出来ない。そんな事をすれば今の爛れた生活とはおさらば、余計な面倒事を抱える事になる。
面倒事は御免だ。現状はライフワークだけれど、ただのワークはしたくない。そういうのは他の同属に任せておく。
「今まで結構お客さんを取ったから、最近は日替わりで来てくれてたんですけどねぇ」
一見様もいいが再訪者も勿論良い。特に二度、三度と重ねる内にどんどん幅が広がっていく。欲とは満たされれば満たされる程広がるもの。望めば叶うこの場所でなら尚の事。次はどんな無茶な欲望を持って来てくれるのか、それが楽しみで堪らない。
「なのに今日はだーれも来なーい。ちょっと皆さん無欲すぎますよぉ」
彼女の作ったロザリオは欲望によって成長するが、その材料は彼女ではなく別の者によって用意されたもの。彼女に一から任せたら成長速度が速すぎて縛りになったものではないと多少の細工が施されている。とはいえそれでも今の回転率はその者の予想を越えていた。人間とは欲深いものだ。
その事に気づかず、頬を膨らませて無意味に足をばたつかせ彼女は唸り声を上げた。
「あー、神様どうか私の願いを聞き届けたまえー」
神はあなたでしょう、と聞く者が聞けば呆れそうな台詞を吐き出していた彼女が唐突にがばりと体を起こした。
「おっ? おおっ? この感じは……来た! 来た来た、来ましたよぉ!」
ロザリオに施された角の意匠が完全に伸びきった時、それは鍵の役割を持つと同時に彼女にそれを報せる。まさに今、その報せが彼女に届いたのだ。
「ふむふむ、これは……成る程ぉ!」
さらに言えば鍵を持つ再訪者の欲望すらも読み取る事が出来る。初回に限れば彼女が自ら触れて読み取るのだが、二回目以降はそれすら煩わしいし、どうしても欲望が解放されるまでに間を開けてしまう。隠された欲望を引き出すのも楽しいが、やっぱり扉を開けて即開始が望ましい。当教会ではシャワータイムもシンキングタイムもプレイ時間には含まれません。こうしてはいられないと彼女はすぐさま再訪直前のお客様の欲望を読み取り、段取りを立てる。
「さあて、どうしてあげましょう♪」
そして、ギィィと軋んだ音を立てて、扉は開かれた。
◇◆◇◆
悶々とした気持ちで自室の扉を開いたはずの少女は困惑した。
「えっ……」
自宅の玄関を潜り、自分以外誰も帰っていない家のリビングを素通りし、階段を上って部屋の扉を開けたはずなのに、軋んだ音と共に開かれた扉の向こうは見慣れた自室ではなかった。ただ一度だけ見た、とある教会の聖堂が目の前に広がっていた。
「なん、で……」
振り向けばゆっくりと閉まっていく扉が目に入る。僅かに見えた外の景色は間違っても家の中ではない。
どうしてまた此処に。湧き出る疑問に答える者はいない。無意識の内に制服の内ポケットに仕舞ったロザリオを上から握りしめ、思い出す。
『この角が伸びきった時に、また会いましょう』
あの時、夢見心地の中で告げられた再会の言葉。それが現実になったのだと、あれが現実だったのだと悟る。
ゴクリ、と少女の喉が鳴り、汗が噴き出る。
汗とは別の液体が自分を濡らすのを感じていた。
「ようこそ。久しぶりね、お嬢ちゃん?」
「っ──!」
そしていつの間にか少女の背後に忍び寄った女が、後ろから回した手で少女の顎を掴んだ。その声だけで分かる。あの時のシスターで間違いない。此処はあの教会に相違ないのだと。
「放せ! この変態!」
「あらあら」
顔を背け、手から逃れた少女は距離を取って身構える。その時初めて女の格好を認識した。
以前会った時のシスター服(とも呼べない何か)とは違う。格好すらもシスターから掛け離れている事に気付く。
「なっ、何よその格好……!?」
「うふふ、似合うかしら?」
女が身を包むのはレザー製の黒いボンテージ。まるで絵に描いたようなSM嬢の格好だった。
「知らないわよこの変態!」
そう吐き捨て、拳を構えた少女は女を睨み付けて放さない。前回は不意を打たれたが、今度は油断などしない。
少女の名前は
「ふふっ、相変わらずかわいい」
女は後ろ手から鞭を取り出し、それを弄びながら妖しく笑う。
鞭といっても乗馬用か、それよりも短い。多少リーチが伸びた所で、あの程度なら腕の動きを見て対処出来る。振り下ろすよりも速くその懐に飛び込む自信が響花にはあった。
「安心して? これはあなたに使う物じゃないの」
「だったら何に使うって言うのよ」
「この子たちに、よ」
風切り音と共に女は鞭を響花の方に向けて振る。響花本人に届く距離ではない。では一体何故? その疑問はすぐに晴れた。
「なっ……!?」
粘着質な音を立てて聖堂に並べられた長椅子の影から『それ』は姿を現した。
大小、形状も様々な『それ』は人外の『触手』と言い表すしかない。唾液のように粘液にまみれて光るグロテスクな形容はまさにファンタジーに登場するモンスターそのものだ。
「うわっ! くっ、このっ!?」
突如として現れた未知の怪物に反応が遅れ、気付いた時にはもう遅い。あっという間に触手は響花の手足へと纏わり付き、体の自由を奪い去る。
「ごめんなさいねぇ。私、痛いのは嫌いなのよ」
「放せっ、放せよっ!」
「それは勿論、い、や、よ?」
触手により空中へと吊り下げられる形になった響花を見上げ、ゆっくりと女が近づく。
下半身から上半身、そして顔までをじっとりと舐めるような視線を送り、わざとらしく声を上げた。
「あらぁ? この子たちの粘液、じゃないわよねぇ?」
「ひうっ!?」
強引に開かれた響花の足を伝う液体。太股を撫でながらそれを指で触れ、手を掲げて糸を引く指を見せつける。
「し、知らないっ!」
「嘘はいけないわぁ。この子たちは堪え性がないけれど、こーんなに透明なお汁は出さないもの。じゃあ何処から出てるのかしら?」
鞭をスカートの内側に差し込み、徐々に隠された下着が露わになっていく。響花はもがいて抵抗するが無意味、触手たちはびくともせず、むしろもがけばもがくほどさらにいやらしく響花の体に巻き付いた。
「んふふっ、みーつけた。もうびしょ濡れじゃない?」
「やめっ、ぐりぐりするなぁっ!」
ショーツ越しに秘部を鞭の先端で刺激され、響花は子供のように首を左右に振って拒絶する。だが水を吸ったスポンジのように刺激すればする程、ショーツの染みは広がり愛液が滴り落ちる。
「んー? ぐりぐりはいやぁ? それならぁ……ぐっちゃぐちゃにしてあげる」
「は──んきゅうううう!!?」
鞭が秘部から離れると同時、響花を拘束していた触手の一部が獲物に飛びかかる蛇のように太股を滑り、ショーツの内側、性器の内部へと入り込んだ。
強すぎる刺激に響花の体が仰け反り、悲鳴じみた嬌声を上げた。いや事実それは悲鳴と同じだ。人外の怪物に性器を、体内を犯されているのだから。
「かっ、は……っ」
一切の容赦なく性器の最奥まで入り込んだ触手はそこで停止するが、響花は呼吸すらままならない。喉が震え、視界がちかちかと明滅していた。
「子宮に迎え入れるのは初めて? 入っただけですっごい快楽でしょう? 自分でも、どんな巨根の男にだってそこまでは入り込めないもの。この子たちでしか味わえないのよぉ?」「ひっ、ひっ……」
膝が地面につく高さにまで下ろされた響花の顔を女が覗き込むと、目は限界まで見開かれ、眼球はぐるんと限界まで回転し、白目に近い状態だった。
「まともに声も上げられないのねぇ。じゃあそんなお口、塞いじゃいましょうか♪」
「おっ、んぶぅぅぅううう!?」
ビュン! と再度振り下ろされた鞭を合図に、性器へと入り込んだのとは別の触手が今度は響花の口内を通り、喉へと殺到する。
上と下、まるで串刺されのように触手が響花を貫いていた。
「おごっ、がぶっ、ぐぶぶぶっ」
「あっははははは! すっごぉい! 一、二、三、四──何本まで入るかしらぁ!」
「ぶっ、ぎっ、ぐごごごッ」
既に響花の口は発声機関としての役目は果たしていない。
発せられるのは声ではなくただの音だ。女を興奮させる淫靡な音色を奏でる
(し、死ぬぅ……触手に犯されて、殺される……)
今、自分の体がどうなっているのか。想像する事も恐ろしい。
(気持ち良くて、おかしくなりゅぅ……!)
何より、現状で快楽を覚えている自分の体が恐ろしい。
そう、あの時もそうだった。
初めてこの教会を訪れたあの日も響花は人外の怪物に襲われ、犯された。
巨大な芋虫のような怪物に頭から丸呑みにされ、衣服を溶かされ、体が溶けていく恐怖と脳がとろけていく感覚に感じたことのない快楽を感じていた。
(頭ぐちゃぐちゃで、体ぐちょぐちょになって、わけが分からなくて……気持ち良い事しか、分かんない……!)
「これからよぉ? 上のお口はいっぱいだけど、下のお口はまだまだ広がるものねぇ?」
(無理ぃ、これ以上気持ちいいのなんて、絶対……)
響花の心を知ってか知らずか、女は耳元に唇を近づけ、告げる。
「気持ち良さに限界なんてない事、教えてあげる」
性器へと突き刺さった二本の触手が子宮口を広げ、其処に向かって一直線に最も大きな触手が侵入する。
先端はブラシのように無数の細かい触手が蠢き、子宮へと到達すると同時に激しく振動を始める。それが合図だった。
(おっほぉぉぉぉおおお!? 無理ッ、むりだって言っひゃのにぃぃぃいいいいいい!?)
心の奥底、ほんの僅かに残った思考する空白すらも暴力のような快楽で染め上げられる。
最早、響花には思考する隙間など残っていない。心も体も快楽で埋め尽くされていた。
(子宮の奥っ、赤ちゃん部屋まで入ってりゅ! ごしごしっ、あたしの中お掃除してりゅのぉぉおおおおおお!)
「あはっ、お腹ぼこぼこしてるぅ。よーちよーち、お嬢ちゃんのお腹の中の居心地はどうでちゅかー?」
触手の形が浮かび上がった腹部を愛おしげに撫で回し、響花の狂態を女は優しげな目で見守っている。
「おぼっ、ごっ、ごっ、ぶぐぐっ!」
(あひゅううう! お腹っ、おまんこっ、いっぱいっ、気持ちいいのでいっぱいになってるぅぅううう!)
「んー? うんうん、そうだねぇ。気持ちいいねぇ。それじゃあいっぱい気持ちよくしてくれたお嬢ちゃんにありがとう、ってしなくちゃ」
物言わぬ、果たして意思が存在しているのかも分からない触手に語りかけた女の手が響花のお腹から胸を通り、触手が蠢く喉に触れた。
「まずは上のお口にしましょうか。ちゃんとありがとうって出来るかなぁ?」
(にゃに!? 今度はにゃんにゃのぉ!?)
女の言葉に反応するように喉を犯す触手が脈動するのを感じる。
ビクンビクンと何かが触手の内部を通るのを感じる。
それが一体何の前兆なのか。それすらも分からず、しかし響花の体は快楽の中で何かの到来を予感し、打ち震えていた。
「じゃあいくよぉ? せーの……どっぴゅうううううう♪」
「ごっ、おぼぼぼぼぼぼぼっっ!?」
一瞬だけ動きを止めた触手は女の声を合図に一際大きく脈動する。
白濁とした液が喉から直接、響花の胃の中へと発射され、人のそれとは比べものにならない勢いと量で響花の胃を埋め尽くす。
射精、いいやそれを受け止める響花の有様を見ればそれは吐精、排精とでも呼ぶべきか。
(ごぷっ、うぎゅぅぅぅうううううう!?)
言葉を紡げない、という意味では響花の心と体がシンクロした。
内心も視界も全てが真っ白に染まり、もう何も見えない。
「わぁ! 良く出来ましたねぇ。それじゃあ次は下の子の番でちゅよー。同じように上手にお礼、出来るかなぁ?」
「ぶっ、うごぶぶぶぶぶっ!」
排泄を終えた触手たちが響花の喉から抜き出る。それを追うように精液たちが胃を逆流し、迫り上がっていく。
「ちゃーんと赤ちゃんのお部屋の中、ぜーんぶに届くようにするんでちゅよ? 卵子さんがさびしいよーってしないように、みんなでぎゅーってしてあげるんでちゅからねー? ……今までで一番すっごいの、イクわよぉ?」
女の言葉は既に届いていない。届いた所でどうにも出来ない。
これ以上の快楽に対する覚悟など、決めようがない。
「せーのっ……どっぴゅうううううううううう♪」
胃へと流し込まれるよりもさらに大量の精が女の掛け声と共に響花の子宮へと排泄される。それが合図だった。
「──っお、おぼぉぉぉほおおおおおおお!!?」
子宮内を瞬時に埋め尽くし、卵子を蹂躙し、逆流した精液が性器から、迫り上がった精液が喉から同時に噴水のように吹き出し、響花の体へと降り注ぐ。
「んぐっ、おっ、んっへっええええええええええ!!」
勢いよく口から吹き出した精液が呼び水であったかのように、二度三度と響花の体が跳ね回り、さらに精液を吹き出し続ける。
性器からは精液の勢いに触手が押し出され、その様を見守っていた女をも真っ白く染め上げる。
嗅覚が麻痺してしまいそうな程の濃厚な精の臭い、誰もが目を背けてしまいそうな惨状のただ中で、女は精に汚れる自分の体など気にもせず、嬉しそうに、愛おしそうに、これが何よりも素晴らしい絶景であるかのように慈しむような笑みを浮かべていた。
「おっ、おっ、いっ、ひぃ……」
どれだけの時間、精を吹き出し続けたのか。
触手から解放され、精液の海に体を横たえた響花は舌をだらんと垂らし、女と相対した時の凜々しさとは無縁のだらしない表情で小刻みに痙攣を繰り返していた。
「はぁい、お疲れ様でしたぁ♪」
◇◆◇◆
教会の奥には西洋の建物には不似合いの和風の浴場が設置されている。
石畳に檜風呂、シャワーヘッドまで木製で作られた風呂場にて響花の意識は回復した。
「……はっ!?」
「お湯加減はどうですかぁ?」
心地よいお湯の温もりと檜の香り、そして背中に感じる豊満な感触。
理解は相変わらず追いつかないが反射的に立ち上がろうとして、盛大に水飛沫を上げて倒れ込んだ。
「駄目よぉ、今回もまたハードだったから体を労らないとぉ」
胸に顔からダイブする形で女に抱き留められ、そう窘められる。
女の言う通り、体は響花の言う事を利かない。筋肉痛にも似た怠さが全身にあった。
「それにしても、んふぅ、あなたって相変わらず良い趣味してるわぁ」
「は? …………あっ、あ゛ああああああああああああ……!」
何の事か分からず、間抜けな声を上げた響花だがすぐに記憶が蘇った。いや記憶自体はほとんど定かではないが、ともかくとんでもない目に遭った事を思い出す。それもこの女の手によって。
「あんっ、暴れないのぉ」
「あ、あんたっ……あんたァ! またあたしにあんな……!」
「んもう、まだ素直になってくれないの? 私はあなたの欲望を満たしてあげてるのにぃ。そりゃあ感謝されたくてやってるわけじゃないけどぉ、そういう態度は傷つくわぁ」
女の下手な泣き真似とまるであの仕打ちを響花自身が望んだような口ぶりに怒りが湧き出てくる。
思い出せば、喉や体の節々に違和感が残っている事にも気付く。あんな死ぬかもしれない目を自分が望むはずがない、そう言ってやりたいが……。
「……」
誰にも晒した事はない、だが以前にもこの教会を訪れた後から自覚し始めた秘めたる欲求に、心当たりがないわけではなかった。
自分では手も足も出ないような存在に蹂躙されたい、抵抗も出来ずに滅茶苦茶にされたい、そんな自分でも信じられない欲望に。
「でも、そうねぇ」
「なっ」
否定できない自分に失望する響花を女は抱きしめ、ショートカットの髪に触れ、頭を優しく撫でた。
「やっぱり人の女の子には怖いわよねぇ、ああいうビジュアルって」
「や、やめろよ……」
口ではそう言いながらも女の手には拒絶のし難い温もりと優しさがあった。
まるで母に抱かれる赤子のような、無条件で安心して、甘えたくなるような魔力があった。
響花は知らず、目を細めその手を受け入れてしまう。
「でも大丈夫っ、次はその恐怖も快感に直結させてあげるわ! パブロフの犬みたくぶくぶくぶくっ」
「死ねっ!」
が、次の瞬間には頭を鷲づかみにして湯船に沈めていた。
此処は清貧清廉とは無縁の教会。
異界の神性『シュブ=ニグラス』を崇める肉欲の教会。
此処では全ての欲望が満たされる。
此処では全ての欲望が許される。
次の来訪者はどんな欲を抱えているのか。
「死ね! マジで死ね! ってか殺す!」
それとも残念、神は此処で死んでしまうのか。