シリアスはほとんどありません。エロメインを考えてます。
続くかは未定です。その割にはエロががが…。
シャボンディ諸島の終わり辺りから始まります。
その男、最悪につき
「どこじゃあーっ! どこへ行ったあぁーッ!」
昼の海軍本部に、老兵の怒号が響き渡る。
「が、ガープ中将! お疲れ様です!」
「お疲れ様です!」
「ん? おぉ、お前たちもご苦労さん……って違うわいっ! お前たち、ジャックハートの奴を知らんか!?」
老兵の名はガープ。
廊下を慌てた表情で駆けるその姿からは想像しにくいが、現在に至るまでに積み上げてきた功績は凄まじいものであり、世界中に『海軍の英雄』として知られている伝説の海兵だった。
「はっ! ジャックハート中将なら、先ほどパトロールに出てくると……」
「アイツめ……。また物色しに行きおったか」
「ガープ中将。ジャックハート中将に、何かご要件が?」
「何、大した事じゃないんじゃが……」
そう言って、ガープが言い淀む。
こう聞いてくるということは、この若い二人の海兵はアイツのことを深くは知らないということ。
教えるのもはばかられるような事だが、それでも部下には教えなければならない。
「アイツが無類の女好き、というのは知っとるか?」
「は、はい」
「とっ捕まえた女海賊どもを……あいつは、自分のモノにしておる」
「なっ……えっ……?」
「孕ませとるんじゃよ。抵抗させずに」
ジョー・ジャックハート。
まだガープの目の前にいる海兵達ともさほど変わらぬ年齢でありながらも海軍本部中将という異例の地位に付いている人物。
しかし、その素行に問題があった。
「い、良いのですか……そんなこと……!」
「言わば黙認じゃ。……アイツは戦闘に関しては天才じゃからのぉ」
「し、しかし!」
「実力があるからこそ認められる、ということじゃ」
海兵でありつつも、その『行き過ぎた正義』を行使する者もいる。
しかし、ジョー・ジャックハートの場合は話が別だった。
「1週間で7000人……1日あたりに1000人か。アイツが一人で先週捕まえた海賊の数じゃ」
「そ、そんなにも……」
「悪魔の実も食べずにそれじゃからのぅ。軍としても、戦力は置いておきたいらしい」
その悪行を拭い去るかのような仕事っぷり。
他の追随を許さない彼の成果は、上層部に彼の内情を黙認させるには十分だった。
「……そ、それで、そのジャックハート中将にはどう言った要件が?」
「おぉっ、忘れておったわい。お前たちも会ったら伝えておいてくれ」
―懸賞金が1億を越えるルーキーが、11人もシャボンディ諸島に集まった。
若い海兵達にとっても衝撃的なニュースをガープは当然のように言い放った。
時を同じくして。
海軍本部の一部で話題に上がっていた、ジョー・ジャックハート本人はというと。
「あぁんッ! や、やめっ、んひぃっ!?」
「おー? どした、やっぱ感じてんの?」
「そんなわけ……あはぁんっ!」
とある国で女性と性行為に耽っていた。
その部屋には二人以外の誰もおらず、寝室と呼ぶにはあまりにも広いそこには、ただただ女性の嬌声が響くだけだった。
「あっ。もう一発膣内に出すわ」
「ふ、ふざけないで!」
「あれ、いいの? 俺、ビビちゃんに拒否されたらショックでアラバスタ守ることなんて忘れちゃうかも知んないよ?」
「ッ! 最ッ低……!」
女性の名はネフェルタリ・ビビ。
ここ砂漠の国アラバスタの王女であり、容姿端麗な少女だ。
王家としての立場、責任を良く理解し、優しく真面目な性格の彼女。
そんな彼女がなぜ彼に抱かれているかというと。
「クロコダイルが倒されて以降、誰がアラバスタの平和を守ってると思ってんだ? ビビちゃんでも、国王でも、麦わら海賊団でもねぇよ。俺だ」
「……っ!」
国の平和のためである。
彼は強い。『偉大なる航路』の前半にあるアラバスタ周辺にいる海賊など、一人で壊滅させてしまうほどには強い。
そんな彼に国を守ってもらうために、ビビはジャックハートとの交渉に応じたのだ。
「それに、国王にはちゃんとしたお付き合いをしてるって言ったろ? 誰も仲介せず、個人的に知り合って恋に落ちたって。……そっから離れちゃったら、アラバスタだけじゃなくて国王達もやばいよ?」
交渉内容は、アラバスタ国内全てを守るから好きな時に抱かせろ、というもの。
もちろん最初は断ろうと思った。しかし、王下七武海であったクロコダイルがいなくなり、名乗りを上げようとした海賊達が後を絶たないことも事実だった。
そんな海賊達を、彼は一人で倒していたのだ。
彼の申し出を断ってしまえば、アラバスタを危険に晒してしまうかもしれない。
そう考えた末の、決断だった。
「……かに……」
「ん?」
「……なか、に……」
「聞こえないなぁ?」
「ッ! ……わ、私の膣内に、出してください……ッ!」
「そこまで言うんなら」
悲痛な叫び。
ビビの顔は悔しさに歪み、目の前の男に嫌悪を通り越して殺意すら感じ始めていた。
しかし、身体は正反対の反応を見せた。
「っ、は、あんっ! ぁ、うぅ……お、おく……まで……!」
「そりゃそうでしょ。ビビちゃんには、俺たちの可愛い赤ちゃんを産んでもらわないと」
「っ、くっ、うぐぅ……」
ついにビビの眼から涙が落ちる。
それと共に、ビビの秘部から激しい卑猥な水音が鳴り始める。
「はっ! なんだ、ビビちゃんもやっぱ感じてんじゃん」
「あぁっ! か、感じてなんか…!」
「嘘は良くないなぁ? こんなに、締め付けてきてんのに」
「くっ……ふ、あ……! や、やぁんっ!」
悔しいが、男の言う通りだった。
膣は濡れ、愛液が滴り、そして身体と子宮は彼の精液を待ち望んでいた。
彼と肉体関係を持って数ヶ月。すっかり彼のお気に入りに調教されてしまったビビの身体は、彼だけのものになっていた。
「ほらよ、ありがたく受け取りなッ!」
「あああぁっ! イクッ、イックウゥゥッ!! ああぁんっ!」
正常位で膣内に出される。
これで本日6度目。にも関わらず全く衰えない彼の射精に、抱かれているビビも絶頂した後に呆れるしかなかった。
「はぁ……、はぁ……。は、早く抜いて……」
「いやー、もうちょっと二人だけのこの感触を楽しもうよ」
「……もう。勝手にしてください」
「はぁーい」
ぐでっと自分に倒れ込んでくるジャックハートを見て、ビビは苦笑いをするしか無かった。
こんな人に頼ることしか出来ない自分と、こんな人に抱かれる自分。そして、こんな人が世界最強の強さを持っていることに。
「……ジャックハートさん」
「ん?まだ欲しい?」
「違いますっ! ……その、他の女性や国にも、こういったことを?」
それはビビの本音から出た素直な疑問だった。
アラバスタを守るためという交換条件の元、ビビは彼に身体を差し出している。
そんなことを他の国にもしているのか、と気になったのだ。
「……今んとこ、ビビちゃんとアラバスタだけだよ」
「えっ?」
「一目見た瞬間、この子がいる国には絶対手出しはさせねぇって決めたんだ。……まあ、クロコダイルの後処理に来た時が初めてだったから、遅すぎたんだけどな」
「あ、あはは……」
「海賊はしょっぴいた後に好みがいたら犯してるけど」
「っ、そ、そんなことしてるんですか!?」
「俺が捕まえた海賊だもん。何するかは俺の勝手でしょ? 殺さないだけマシだと思ってよ」
自分とアラバスタだけが特別。
王女として、自分の国だけが特別扱いされるのはどうかと思った反面、女として少し嬉しく思ってしまった自分がいた。
「あ、何。もしかしてビビちゃん怖かった?」
「……はい?」
「他の国に取られるかもーって。……安心してよ。君と俺がいる限り、アラバスタは絶対に平和だ」
彼にバレたくはないが、正しくそれはビビの本心だった。
若しかしたら他の国でもこんなことをしているかもしれない。ならば、彼が他国に赴いている間にアラバスタが襲われればどうなるのか、と。
想像もしたくない事だったが、杞憂だったようだ。
「そんなことよりさ、ビビちゃんまたおっぱいデカくなったよね」
「っ! な、なんてことを!?」
「いやいや、膣内射精されてるし、今更恥ずかしがるようなことじゃないでしょ。俺は好きだよ、揉み心地のいいおっぱい」
「あっ……んぅ……。くすぐったい、です……」
そんな彼に、両胸を揉みしだかれる。
先ほどまでは嫌悪していた彼だが、自分を開発しただけあってやはり上手く、ビビの感じるところを的確に攻めていた。
「あんっ! は、ぁ……っ!」
「どう?またしたくなってきた?」
「……はい」
「ハッハッハ。そういうエッチに素直な子、俺は好きだよ」
「あぁんっ!」
再び、ビビの声が彼女の寝室に響き渡ることとなった。
◇
「ねぇビビちゃん。今日のはどうだった?」
「……気持ち良かったです」
「なら良かった。俺も、ビビちゃんには気持ち良くなってほしいしね」
あれからさらに4回戦。
全てのフィニッシュをビビの膣内で迎え、これでもかと言わんばかりにビビの子宮に精液を放ったジャックハートとビビは、ベッドの中で抱きしめあっていた。
「抱いてる時もだったけどさ、やっぱりビビちゃんって可愛いよね」
「あ、ありがとう、ございます……」
「うん、やっぱり海賊共には見せたくないな。この美貌は」
反抗的な態度を見せても、どうせ交渉のことを持ち出されて最終的には丸め込まれる。
ならばもう、感じたままのことを言えばいいのだと、ビビは割り切っていた。
「じゃあ、悪い海賊達から守ってくれますか?」
「そりゃあもちろん! ビビちゃんだけじゃなく、ビビちゃんが好きなこの国ごと守るよ」
悪い海賊。
そこに過去アラバスタを救ってくれた英雄である麦わら海賊団は含まれるのか、とは聞かなかった。
今自分を抱きしめている男は、海軍本部の中将の中でも、あのガープを差し置いて最強と言われるほどの傑物。
どうするかは決まりきっているのだ。
「それなら良かったです」
「……ねぇビビちゃん。俺の子を産んでくれる気になった?」
「最初から、そのつもりで
「そっか。その気があるんなら良かった。俺とビビちゃんの子なら、絶対いい子が産まれるだろうしね」
ビビは、アラバスタの国民たちに交際を発表していない。
そんな自分がいきなり妊娠した、と言えばどうなるだろうか。
相手が裏でアラバスタを守っている英雄で無ければ酷い言葉を浴びせられるかもしれない。
「……ビビちゃん」
「……ジャックハートさん……」
ピロートークに花を咲かせ、そして生々しい話へと移り変わり、だんだんと彼の顔が近づいてくる。
ここからまた唇を奪われて行為に発展するのだろう。
ビビがそう予想していた、次の瞬間。
「ぷるぷるぷるぷる」
「あぁ?」
ベッドの枕元に置いていた彼の子電伝虫が鳴った。
「チッ。……なんだ」
『ジャックハート中将! 海軍本部より、緊急召集がかかりました!』
「今忙しいんだ。悪ィ行けねぇ」
『……ガープ中将から、サボったらセンゴク元帥へ報告のち、罰則を与えると』
「あんのクソジジイがぁ……! ……で、どこに行きゃあいい」
子電伝虫を介し、渋々自分の部下を会話をしていくジャックハート。
目の前の絶世の美女との11回戦をお預けされたことから、相当に苛立っていた。
『シャボンディ諸島です!』
「……ほぉ。本部にしちゃ、いい暴れ場所くれたじゃねぇか」
獰猛な笑みが浮かび上がる。
今まで自分を抱いていたただの女好きの顔ではなく、そこには史上最強とまで言わしめる中将の姿があった。
『では、報告は以上です』
「あぁ。ジジイ共に言っといてくれ。必ず行くってな」
『はっ!』
部下のその言葉を聞き、ジャックハートは子電伝虫の通信を切った。
「悪いなビビちゃん。11回目の膣内射精はお預けだわ」
「は、はい……」
「だから。……んっ」
身体を起こしていた彼に、強引に唇を奪われる。
「んむっ、ちゅ、じゅるぅ…あむっ、んっ…!」
舌を入れられ、歯の裏まで舐められ、口内を蹂躙され尽くす。
二人が唇を離せば、そこに唾液の橋がかかる程に濃厚なキスをした彼は、ベッドから降りた。
「今はこれで我慢しといてね。またすぐ、戻ってくるから」
すぐさま服を着て、白いコートに袖を通さずに羽織り、彼はビビの寝室から出ていった。
「……はぁ。疲れちゃった……」
朝から彼の無限とも言えるような性欲に付き合わされ、ビビの体力は底をつきかけていた。
行為に耽っていたせいで抜いていた昼食を取ることもなく、ビビは沈むように眠りに落ちた。
◇ ◇
そこから数時間後。
六式という特殊体術のうち「剃」と「月歩」を同時に使い、常人には考えられない程の速さで飛び、ジャックハートは中将としてシャボンディ諸島へ着いた。
「ご苦労様です、ジャックハート中将!」
『ご苦労様ですっ!』
「あーい、お前らもお疲れさーん。……で、俺は何すんの?」
部下の揃った言葉に適当に言葉を投げかけ、任務と現状を聞き出す。
「今は特にこれといった抗争は…ムグッ!?」
「これといった抗争じゃねぇだろ。ここに、犯罪者の、海賊共がいる。……ならず者の、無法を好むクソ野郎共だ。居るってのが分かってんなら、とっとと探しに行けやッ!」
『は、はいっ!』
報告にきた部下の口を片手で掴み、そのまま上に持ち上がる。
それ相応に鍛え抜かれ、武器も装備していたその海兵の身体は相当に重いはずだ。
それが、まるで紙切れを掴んでいるかのように軽々と持ち上がった。
その光景と彼の気迫に、部下も従わざるを得なかった。
「……お前もだよ、マージ」
「はっ!」
口を掴んでいた部下から手を離し、解放する。
「……ジャックハート中将」
「あぁん?」
「……天竜人が、麦わらのルフィに殴り飛ばされたと、報告が」
「……なぜそれをさっき言わなかった」
「申し訳ございません! 要らぬ混乱を招いてしまう恐れがあったためです!」
部下から入ってきた情報。
それは、世界貴族として知られている天竜人を、海賊“麦わらのルフィ”が殴り飛ばしたというものだった。
「まあ、いい。それは俺らの出る幕じゃねぇ。サカズキさん、センゴクさんが出てくるような案件だ。俺の部下にも連絡入れとけ。テメェらじゃ、麦わらにしてやられるだけだってな」
「はっ!」
ジャックハートの指示は、特に何もするな、というものだ。
自分に直接連絡が来なかったということは、今回の凶悪事件の解決に自分の力が必要ではないと本部が判断したということ。
ならば、自分がやるべき事をやるだけだ。
「んじゃあ、行ってくるわ」
「……ジャックハート中将は、どこへ?」
海軍将校だけが身につけることを許される、背面に「正義」と書かれた白いコート。
それを覆い隠すような大きな黒いローブを羽織った。
「パトロールだ」
そう言い残してその場から消え去るジャックハート。
残された部下のマージも、急いで海賊を見つけに行くのだった。
剃で移動すること数分、彼は自分以外に海兵が誰もいない所を練り歩いていた。
「『キャプテン・キッド』、『殺戮武人』、『死の外科医』、ねぇ……。ケハハハッ! カッコイイ名前だけが懸賞首の理由なんじゃねぇか?」
彼が眺めているのは、先ほどシャボンディ諸島に着いた時に渡された賞金首達のリスト。
最悪の世代、超新星とも言われるほどに億越えルーキーが多く、その数なんと11人。
「……まぁ、新世界前に3億が2人ってのはそうあることじゃねぇ」
どれもこれも市民にとっては凶悪な存在である海賊。
その中でも危険度がかなり高い懸賞首の中で、この時点で3億を越えるというのは中々無いことだ。
「ケハハ。人魚買ういい小遣い稼ぎにはなんだろ」
海兵が奴隷を購入してはいけないことは無い。
限りなくグレーに近い主張を、ジャックハートは上層部に強引に通していた。
「さてと。ひとまず物色しますか」
向かう先は28番GRにある
海賊に犯罪者、果ては魚人や人魚、巨人族に至るまで、『人攫い』達が持ってきた人間を売買するのだ。
「女の人魚、いねぇかなぁ」
「ぷるぷるぷるぷる」
「チッ、またかよ……。はーい、こちらジャックハート中将」
『おー…ジャックハート君。こちら、黄猿ぅ。元気そうだねぇ……』
「あっ、黄猿さん。お久しぶりです」
いい女がいれば買って文字通り性奴隷にしてやろう。
そう思っていた矢先の電話。
だが、以前のように苛立ちはしなかった。
『今ぁ、27番GRの港に来てるんだけどぉ……。ちょっとー、打ち合わせをしたいんだけど〜』
「27番っすね。すぐ近くなんで、行きます」
『オ〜……。待ってるよ〜』
かけてきた人物が違うのだ。
海軍の中でも数人しかいない、自分が上司だと認めている人物。三大将の一人、黄猿ことボルサリーノ。
彼からの招集ならば、応じるしか無かった。
「ほっ」
再び剃と月歩を使い、一瞬にして28番GRを後にする。
空を駆けて27番GRの港に着けば、見慣れた軍艦がそこに鎮座していた。
「じゃ、ジャックハート中将! お疲れ様です!」
「おう。黄猿さんどこだ」
「奥に―」
「来る必要は無いよォ……ジャックハート君……」
「黄猿さん、ご無沙汰してます」
彼を待っていたかのように船の内部から出てきた黄猿。
その顔は、普段通り飄々としていた。
「打ち合わせ、とは?」
「今いる海賊達、誰を狙うか―」
「『大食らい』ジュエリー・ボニー。……あの女を捕まえたらまた連絡するんで、その時は指示を」
「……君の女好きも、変わらないねぇ〜」
黄猿がジャックハートに持ちかけた話は、今シャボンディ諸島にいる超新星たちの中で、誰を狙うかというものだった。
ジャックハートが食い気味に答えるも、その人物を挙げることは黄猿も想定していたことだ。
「じゃあわっしは麦わら共を狩るよォ〜」
「海賊共には、それが一番の脅威かと」
三大将の一人、黄猿。
海軍本部最強の中将、ジャックハート。
海賊達にとってこれ以上に無いと言ってもいい脅威が迫っていた。
そこから僅か数分後のこと。
「ぐっ、ああああっ!?」
「船長!!」
シャボンディ諸島を、戦火が包んでいた。
「よおボニーちゃん。迎えに来たぜ?」
「んだてめぇ……!」
「海軍本部中将、ジャックハート。……お前たちを捕まえに来た」
「なっ、なにぃぃいいっ!?」
「て、『天災』、ジャックハートォォオッ!?」
ジャックハートの標的になったのは彼が黄猿に宣言していた通り、ボニー海賊団の一味だった。
「……チッ!」
「なんで能力が効かねぇのかって顔してんなぁ?」
「っ、くそ……!」
「お見通しだよ、君らの考えは。俺をガキにしてボコって殺す。それが出来なかったから、今こうして君のクルーは死んでんだよ」
ジャックハートとボニー海賊団の戦闘が始まったのは、一分前にも満たない、ほんの数十秒前。
そんな一瞬のうちに、ボニー海賊団の中でも腕利きの賞金首達が殺されたのだ。
「……ロクに戦えもしねぇのに、長居するからこういうことになる」
「テメエエエッ!!」
怒りに身を任せた攻撃。
しかし、そんなものが通用するような相手ではなかった。
「『ショット』」
「ガッ……ア……!」
「船長ォーッ!」
向かってきたボニーの額に、デコピンをしたジャックハート。
普通に鍛え上げられたそれならばただ痛いだけで済む。しかし、ボニーはそのデコピン一発で意識をもぎ取られてしまった。
「よいしょと」
気絶したボニーの両手首に、悪魔の実の能力者の能力行使を封じる効果がある海楼石で出来た手錠をかける。
「……これでようやく、皆殺しの時間って訳だ」
殺戮の時間が、始まった。
◇ ◇ ◇
「うっ、く……。……ハッ! ど、どこだココ!?」
「俺の船の、俺の部屋だよ。ボニーちゃん」
「ッ! ジャックハート……っ!」
ジュエリー・ボニーが意識を取り戻した場所は、あろう事か海軍の軍艦。それも、とびっきりのヤバい奴の部屋だった。
「てめぇ! ウチの仲間はどうした!」
「殺したよ。お陰で財布が復活したぜ」
下卑た笑みを向けるジャックハート。
海楼石の手錠で拘束され、彼の言うことが真実ならば仲間は皆殺され、ボニーにとってこれ以上に屈辱的なことはなかった。
「殺してやる……ッ!」
「君じゃあ無理だ」
椅子に座っていたジャックハートが立ち上がる。
「むぐっ……!」
「ほほう……。近くで見れば、より良い女に見える」
「はっ! てめぇなんぞ、お断りだ!」
「断る権利があるとでも思ってんのか?」
近距離で彼に口答えした、その瞬間。
ボニーの口に猿轡が嵌められた。
「ん゛……! ん゛ん゛ーッ!!」
「イラマチオも良いけどさぁ……。やっぱ気の強い女海賊ってのは、反抗的な目を向けられながら犯すってのがたまんねぇよなぁ?」
じたばたと暴れるボニー。
しかし海楼石を付けられ力が抜けている自分と、化け物として知られているジャックハートの地力の差には従わざるを得なかった。
「ほれ。ここが、今日から俺とボニーちゃんの愛の巣になるベッドだ」
抱き上げられ、ベッドの上に寝かされる。
両手がバンザイの形で拘束されているせいで、ボニーの巨乳がより一層大きく主張する。
「へっ。揉んでくださいってか?」
「んっ……ふ、ぅ……」
白いシャツを強引に捲り上げられ、直接胸を揉みしだかれる。
その際の乳首への快感に、思わずボニーの口から熱い吐息が漏れた。
「諦めて、降参して、俺の女になって、ようやく色っぽくなってきたじゃねぇの。ボニーちゃん」
「んんぅっ! んーっ!」
くりくりと乳首を抓り、弄られる。
今までに感じたことのない快感に思わず身を捩ってしまう。
「損だよなぁ、今の女海賊ってのは。本物のセックスの楽しさ、気持ち良さも知らずに死んでいくんだから」
ホットパンツとその中に履いていたショーツすら下ろされる。
今ボニーの陰部を覆うのは、その髪色と同じ桃色の陰毛だけだった。
「今までもクルーとヤッてたのかも知れねぇけど、俺が本当のセックスを教えてやるよ」
その日、ボニーは海賊団の船長を捨て、一人の女としての人生をスタートさせることとなった。
◇ ◇ ◇ ◇
「おーう。お前ら、飯できてるか?」
「あっ。お疲れ様ですジャックハートさん。あの女は?」
「失神して股からザーメン流しながら寝てるぜ」
少将の言葉に答えて食堂の席に着く。
会話の内容は、先ほどまでジャックハートが抱いていた、ジュエリー・ボニーだった。
「ぎゃはははっ! ジャックハート中将、途中聞こえてたぜ?アイツがジャックハート中将にどんどんメロメロになっていく声!」
「ほう。例えばどんな?」
「ウチから離れないでぇ! とか?」
「離れるつもりなんざ微塵もねぇ。アイツが俺好みのうちは、ひたすら犯してひたすら孕ませる。それだけだ」
「好みじゃなくなったら?」
「インペルダウンに決まってんだろ」
「ヒューッ! さすがジャックハート中将、えげつねェ!」
会話の内容から察することができるように、僅か1日持たずにボニーは陥落した。
クルーを失ったこと。そして、死刑かインペルダウンか、可能性を見つけるためにジャックハートの性奴隷になるかで、彼女は逃げる可能性を見出そうとした。
その結果、ジャックハートの虜になってしまったのだ。
「お前らも六式と覇気極めたらヤリたい放題だぜ?」
「いや、それ出来んのあんたぐらいですよ……」
「そうか?武装、見聞、覇王。それらを同時に完璧に使うだけだぞ」
「「「いやいやいや」」」
この男がこれ程までにやりたい放題出来ている理由。
それは特殊体術である六式と、「意志の力」である覇気を完全に極めているから、という単純なものだった。
「そもそも覇王色は珍しいですって!」
「そりゃそうか。…まあでも、残り二つを完璧にしたらいいんじゃねぇか?」
「…さ、さすがに言うことが違うぜ…!」
その二つを極めたジャックハートだからこそ分かるものがあった。
「悪魔の実なんてのはぁ、飾りだ。結局戦うのは自分の肉体と心。そいつらを鍛えんのが、一番効率的だ」
事実、ジャックハートは能力者相手でも引けを取らない。どころか、互角以上に渡り合い、最終的には捕獲してくる。
「海賊の能力者共は、たまたま食った実の能力を自分の力だと勘違いしてやがる奴が多い。そこを生身でぶっ叩いた時の表情が、たまんねぇのよ」
ジャックハートが凶悪な笑みで舌舐めずりをする。
自然系、超人系、動物系、全ての能力者に対してそれは有効であり、自分の能力は強いと過信している海賊達を一網打尽にできる。
「んっ、はぁん……」
「おっ、ボニーちゃん起きたみたいだ」
「じ、ジャックハートさん……もしかして、また?」
「当たり前だろ。上物の女が俺を求めてんだ」
ジャックハートの部屋から聞こえてきた艶めかしい女の声。
思い当たる人物はもちろん一人しかおらず、ジャックハートが食事を待たずして部屋へと戻ろうとしていた。
「ジャックハート様……どこ行ったんだ……?」
「ここだぜ、ボニーちゃん。さ、子作りの再開といこうじゃねぇの」
「うん……」
部屋から出てきたボニーの肩を抱き、再び部屋へと入っていく。
「夜は、長ぇぞ」
ビビで発散できなかった分の全てを、この日、ジャックハートはボニーの膣内に吐き出した。
前書きでも書きましたが、続くかは未定です。
コメントや評価をお待ちしています。
今後の本番シーンについて、主にどんな内容が良い?
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主要キャラの一部を濃く
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主要キャラメインで大人数を書く
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作者好みのキャラで濃く
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現在対象キャラ全員
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このキャラを!(感想に書いてください)