※この作品はR-18です。

海軍史上最悪の男   作:チャリ丸

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遅れて申し訳ないです。

ライブ参戦やらレポートやらで…という言い訳などこれぐらいにして、どうぞ。

やりすぎた感。まあいいや。


彼の侵略

 

「はぁ……はぁ……。ジャックハート、様……」

「おめでとう、ヒナちゃん。……ありがとう」

「ふふっ……、それを言うのは、私の方よ……。私を母にしてくれて、ありがとう……」

 

 再建が進む海軍本部に戻ったジャックハートを迎えたのは、なんと元帥であるセンゴクだった。

 ヒナの陣痛が始まったことを伝えられ、二人で病院へと直行。

 彼女の出産に無事間に合い、現在ヒナの腕の中には産まれたての女の子が抱きかかえられている。

 

「スピカ……。お前も、よく元気に産まれてきてくれた……!」

「母子ともに健康そのもの……。流石ヒナ少将と、そのお子さんだ……」

「……ジャックハート様、私は大丈夫だから……早く、お仕事に……」

「そうはいくか。……とは、言えないんすか?」

「あぁ。……ガープの報告曰く、偉大なる航路前半と東の海に、かなり海賊が増えているらしい」

「……了解っす」

「この子はちゃんと、私が見ておくわ…」

「頼むぜヒナちゃん」

 

 息たえだえな彼女の頬に優しくキスを落とし、センゴクと共に分娩室を出るジャックハート。

 

「あっ! パパだーっ!」

「こら、リリー!」

 

 そんな彼を迎えたのは、小さな一人の女の子と、その少女を追いかけるカリファ。

 

「よっ、と。元気にしてたか?リリー」

「うんっ! さっきまでママと遊んでたんだー!」

 

 その少女こそが、8年前に誕生したジャックハートとカリファの愛の結晶である、ジョー・リリーだ。

 

「そうか、良かったな」

「うん! パパも遊ぼ?」

「……あー、ごめんなリリー。パパこれからお仕事なんだわ」

「えーっ! またー!? この前もそうだったじゃん!」

 

 現在8歳の彼女は、当時10歳のジャックハートと17歳のカリファの間に産まれた子。

 ジャックハートの子どもの中でも年上に位置しており、はっきりと自分の意見を述べることも出来る。

 

「ママじゃない別の女の人連れて帰ってきたし!」

「リリー。その女の人たちは、パパのペットなんだ。ちゃんとママのことはママとして愛してる」

「そうなの?」

「あぁそうさ。なあ、ママ」

「……は、はい」

 

 抱きかかえられたリリーとジャックハートの会話を聞き、顔を耳まで真っ赤に染めるカリファ。

 

「あっ、ねぇパパ! 私もパパに着いてく!」

「えっ……。……どうします?」

「むぅ……」

 

 そこに突如、リリーの手により落とされた爆弾。

 ジャックハートの後ろで控えていたセンゴクに判断を委ねる。

 

「……ジョー・リリー一等兵(・・・)。これから君のパパは、偉大なる航路での長期間の任務に出るんだ」

「はいっ! 知ってます! 今朝、マリンフォード内の新聞に載っていたので!」

「そこに、着いていくつもりかい?」

「……ダメ、ですか?」

 

 ジョー・リリー一等兵。

 それこそが、ジャックハートの次女の現在の海軍での地位だった。

 

「ダメとは言い切らん。だが、一等兵の君にはまだ早い任務だろう。パパも、愛する君にはまだ無茶はさせたくないと思うぞ?」

「本当? パパ」

「あぁ。リリーはゆっくり、今のままで強くなればいい。軍曹とか中尉とかになった時は、どこへでも連れて行ってやる」

「本当っ! 約束だよ!?」

「分かった。約束だ」

 

 ゆーびきーりげーんまーん、とジャックハートと小指を絡ませるリリー。

 その指同士が離れると、彼女は軽い身のこなしでジャックハートの腕の中から飛び降りた。

 

「じゃあ私、もっと強くなる! パパとかママみたいに、強くなる!」

「その意気だ、リリー」

「うおおおおっ! 頑張るぞぉーっ!」

「あっ、こら、リリー! 病院の中は走っちゃダメよ!」

 

 とてててて、と幼いながらも全速力で外へと駆けていくリリー。

 その容姿からは想像出来ないほどに強いのだから、彼の遺伝子の強さがよく分かる。

 

「……さてとママ。どうするか」

「せ、セクハラです……」

「何がだよ。てか今更そんなこと思ってないだろ、カリファちゃん」

「……はい」

「んんっ! ……ジャックハート中将。そろそろ出航だ」

「早いな。まあ、俺の船に乗せていくモンは大体決まってっからな」

 

 そう言ってカリファの腰に手を回す。

 

「行こうぜカリファちゃん。リリーにもそろそろ、カリファちゃんの子どもでのお姉ちゃんになってもらいたいしな」

「ジャックハート様……!」

「いちゃいちゃせずに早う行けぃ!」

「へぇ〜い」

「ちょっと元帥さん! 病院内ではお静かに!」

 

 センゴクに怒鳴られたため、渋々歩き出すジャックハートとカリファ。

 看護師に怒られるセンゴクを尻目に、病院を後にするのだった。

 

 

 それから数時間後。

 

 

 物資の補充を終え、後は共に出航するガープの船の準備を待つだけだったジャックハートは、自室の電伝虫で通話をしていた。

 

「んで、報告ってなんだ? ヴィオラちゃん」

『それがね、あなた。私もモネも妊娠したの!』

「おぉ! やったな!」

『えぇ! ……これで私もモネも、しばらく戦線から離脱できるわ。ありがとうあなた。何もかも、あなたが私たち二人を孕ませてくれたからよ』

「よせよ。……俺とヴィオラちゃん、モネちゃんとの愛が実った。それだけだろ?」

 

 ―ただ排卵させてそこに俺の精子ぶち込んだんだから、愛が実るのは当然だがな。

 

 口にはしないが、ムードもへったくれもないことを考えるジャックハート。

 それもそのはず。

 自分が手を出した女性からの妊娠報告など、既に耳にタコができるほど聞き飽きたのだ。

 

『ねぇあなた。私たちの子は、あなたの何番目の子になるの?』

「あん? ……双子とかで変わってくるが、60番台の子になるだろうな。ついこの前、俺の性奴隷のポーラが妊娠して、それが62番目の子だ」

『そ、そんなに多かったのね……』

「俺だぜ? 今まで男の子が28人、女の子が33人……だな。皆健やかに成長してる」

『ふふっ。あなたの子ですものね』

 

 今現在ジャックハートが把握している受精した女性は、ポーラ、ヴィオラ、モネの3人。

 60番目の子をベビー5が、61番目の子をヒナが出産したため、彼女たちは60番台の子を出産する確率が高い。

 

「近い将来には、もっともっと俺の子を増やしたい。……手伝ってくれるか?ヴィオラ」

『えぇ、もちろん。……愛してるわ、あなた』

「俺もだ」

 

 別れの挨拶を終え、電伝虫の受話器を置く。

 椅子から立ち上がり甲板に出ると、隣の船の甲板にもガープが出ていた。

 

「ジャックハートぉ! 出航準備はできておるか!?」

「てめぇの方が遅かっただろがクソジジイ! 引退前にもうボケ始まってんのか! 時間余りすぎて愛する妻に電話してたとこだボケ!」

 

 さりげなく自分の方が遅いと指摘してきたガープに中指を立てながら反論しつつ、部下の元へと歩み寄る。

 

たしぎ(・・・)。今日は出航してからしばらくは訓練だ。セックスはお預けだからな」

「はい。……ガープ中将が近くにいると邪魔される可能性もあるから、ですか?」

「ケハハ。分かってきたじゃねぇか」

 

 別に公開セックスをすることが嫌な訳では無い。

 むしろ身内同士ならば何度か見られたことはあるし、言ってしまえば普段からジャックハートの性奴隷の誰かには見られている。

 

「だからトレーニングルーム行ってきな。今日は“見聞色の覇気”の訓練だ」

「はいっ! ……目だけで見るのではなく、何もかもを研ぎ澄まして周囲の気配を察する…ですよね」

「あぁ。だから、俺が自室で誰とどんな体位でセックスをしてるかをトレーニングルームから当てな。答えが分かったら電伝虫で連絡してこい」

「え、えぇっ!?」

「5回連続で当てられるまで、お前とはヤらねぇからな。早く極めるこった」

「……分かりました。すぐに完璧にして、戻ってきます!」

 

 そう言い残し、たしぎはトレーニングルームへと駆けていった。

 こうなると、やる事と言えば限られてくる。

 

「おいジャックハート! そろそろ出航するぞー!」

「黙れやクソが! むさくるしい声で叫ぶんじゃねぇ! 定年前に俺がぶっ殺すぞ!」

「年長者に向かってなんちゅう口の聞き方じゃクソガキ!」

「ケハハハハ! 俺が丁重に扱うのは愛した女と俺の子だけだ!」

 

 船を出すこと、ただそれだけである。

 もう少しで中将を辞め、後進の育成に励むであろうガープと海軍本部最年少中将のジャックハート。

 彼ら二人の任務先は、通るルートは違うがほぼ同じだった。

 

「……んじゃあ、出航」

『はっ!』

 

 気の抜けた掛け声と共に、彼の部下が慌ただしく動く。

 

「出航じゃあああっ!」

「うるせっ。……とっとと抱きに行くか」

 

 中将を乗せた船が二隻、マリンフォードから出航した。

 

 

 ◇

 

 

 ガープの船はシャボンディ諸島を一度経由し、その後各島々を警備したのち東の海に入る。

 そしてジャックハートの船もほぼ同じく、ウォーターセブンとアラバスタを経由して東の海に入り、諸々の島を警備し、マリンフォードに戻るルートである。

 

「あんっ! んっ、はぁっ! あぁんっ! イクっ、あっ、はぁんっ!」

「おいおい、感じすぎだろ。膣肉もすげえ締め付けやがって」

「だ、だってぇ!」

 

 マリンフォードを出て十数日。

 ウォーターセブンで警備と少しの休息、物資の補充をして再出発したジャックハート一行。

 あと数日でアラバスタに着くという所でジャックハートは毎度の如く、自室で行為に及んでいた。

 

「久しぶり……なんですよ? あっ、はぁ……! け、“見聞色の覇気”のせいか、凄くジャックハートさんの気配を、強く感じるんです……!」

「ケハハハ、いいねぇ。どんな感じだ?」

「強くて、たくましくて……凄く男らしい。かっこいい気配です……」

「ったく、孕ませがいのあるいい女に育って俺は嬉しいぜ。たしぎちゃん」

 

 相手はたしぎ。体位は正常位。

 マリンフォードを出てからウォーターセブンまでの道のりで大幅に“見聞色の覇気”の精度を磨き、つい先程5回連続で当てたのだ。

 余談だがたしぎが当てた時のものは、ポルチェに種付けプレス、ポーラとアナルセックス、カリファと立ちバック、バレンタインと駅弁スタイル、そして最後に、カリファとポルチェの二人のパイズリからの顔面にぶっかけとなっている。

 

「……ジャックハートさん。その、言いにくいことなんですが……」

「あん? なんだ、言ってみろ」

 

 たしぎが真面目な表情で見つめてくる。

 その顔に、ジャックハートも珍しく腰を止めた。

 

「わ、私を孕ませるのは、もう少し先にしてくれませんか!?」

「……何?」

「わがままを言ってる自覚はあります! で、でも! ジャックハートさんの赤ちゃんを私が授かるのは、私がもっと立派な海兵になった時のご褒美にしてくれませんか!?」

 

 たしぎの欲求。

 それは普段からジャックハートの虜にされている女からは聞けないであろうセリフだった。

 

「一応、理由を聞こうか」

「……ヒナさんやカリファさんは、ジャックハートさんとお付き合いが長いです。……でも、私は短いです。そんな私がジャックハートさんとの子どもを持つなんて……」

「なるほどな。たしぎちゃん自身が許せねぇのか?」

「はい。……申し訳、ございません」

 

 彼女はジャックハートの子を持つ資格は、今の自分にはないと主張したのだ。

 付き合いが長いヒナとカリファは特別として、抱かれて間もない自分にはそうやって愛してもらう資格はないと、そう言ったのだ。

 

「謝ることはねぇ。近々、たしぎちゃんも愛人……いや、妻にしたくなってたところだ」

「……えっ」

「海軍本部の中将になれ。大将になる俺の後釜、そこに入った時には、お前を一人の女として愛させてくれよ。たしぎ」

「はいっ。私からも、よろしくお願いします……!」

「あぁ。つっても、今も既に愛してるんだがな」

「っ……! 卑怯、ですよ……! そんな、女性が喜ぶようなことを言って……。……ちゅ、んむ……ちゅぱっ、ちゅむ、んっ……」

 

 だがしかし彼はそれでも待ち、今もすでに愛していることをたしぎに告げた。

 性奴隷ではなく、愛人でもなく、妻。

 嬉しさがこみ上げてきたのか、ジャックハートと舌を絡ませ合うたしぎの目尻から滴が零れた。

 

「どうしたよ。気分でも悪いか?」

「いえ……嬉しいんです。ちゃんと、愛してもらえることが」

「ケハハ。……ちゃんと愛してほしいなら、強さも必要だぜ?」

「分かってますっ!」

「だが今は、愛のあるセックスを愉しむとしようや」

「んっ、あ……はぁっ! じゃ、ジャックハート……さん……っ!」

 

 ぬぢゅぬぢゅと独特の音を奏でながら膣肉と肉棒が擦れ、愛液が満ちていく。

 太く硬く大きく長い。

 それでいて反り返りも強く、カリと亀頭も大きい。

 裏筋も膣内で感じられるほどにたくましく、どくどくと強く脈打っている。

 そんな陰茎が、たしぎを快楽の底へと引きずり込む。

 

「あんっ、んっ、あぁっ! ふ、あっ……んぁあっ!」

「っ、どうしたよ……。今日はえらく、可愛らしく喘ぐじゃねぇか」

「だ、だって、きもちいいんですぅ!」

 

 しかし、たしぎの膣もまた、ジャックハートを快楽へと誘っていた。

 ジャックハートが処女を奪ってから既に1ヶ月以上が経過している。

 意外と長い船の旅で、ほぼ毎日ジャックハートと身体を交わらせていたたしぎ。

 彼女の身体は、完全にジャックハート専用のものになっていた。

 

「もっと、もっとお願いしますっ! あっ、は……あぁんっ!」

「くぅっ……! やっべえなおい……!」

 

 数万回を超えるピストンで膣内の形は彼のモノの形にフィットし、根元から鈴口まで隙を与えることなく刺激していく。

 その睾丸の中身を全て吸い取られてしまいそうな感覚に、思わずジャックハートの腰も速まった。

 

「いいぜたしぎ……! すんげぇ気持ちいいわ……!」

「あぁっ! んぁっ、は、あっ、んぅっ! わ、わたし……もぉっ! さっきから、イッてばっかり……はぅあっ!」

 

 びくびくとピストンの衝撃以外でたしぎの身体が痙攣してつられるように膣肉が締め上げる。

 Gスポットを擦るジャックハートのカリに合わせて突き入れられた時には膣が包み込む。

 どちらが先に達するかという勝負、というわけではないが、やはり上手いのはジャックハートだった。

 

「イグ……ッ!」

 

 ほぼ種付けプレスのような体位に変わり、何度も何度も子宮口に亀頭が打ち付けられる。

 その度に軽い絶頂を繰り返していたたしぎの脚がジャックハートの腰に絡みつく。

 

「あぅ……! ひ、あ、あぁぁあっ!」

「く、オォ……ッ!」

 

 潮と愛液が溢れた膣内と決して逃すまいと力が入れられている両脚。

 二つの異なる柔らかさと刺激に、ジャックハートの快感が絶頂へと達した。

 

「あ、ひぃ……。すご、い……出てる……」

「ケハハハ。そりゃあ、俺の射精だからな」

「……ジャックハートさん。キス、してくれませんか?」

「お安い御用だ。んっ、ちゅぱ……くちゅ、んっ……ちゅる……」

 

 どくどくと子宮にジャックハートの精液が流し込まれてから数秒。

 陰茎と淫裂の結合部から少し精液が溢れ、体を重ね合ったままで二人は唇を重ねた。

 

「っ、ぷはっ。……後どれぐらいでアラバスタだ?」

「えっと……、10時間ほどですね」

 

 現在、ジャックハートはこれでも結婚式を控えている身。

 しかもその後にビビからしばらく滞在して子作りに専念しないか、と誘われているのだ。

 だが―

 

「もう一回、しませんか?」

「望むところだ。中将になる前に赤ん坊がデキても知らねぇぞ?」

 

 ―据え膳食わぬは男の恥。というよりも、この男が我慢などできるはずがなかった。

 

 ここから10時間強という長い時間。ジャックハートとたしぎは互いの愛を激しく確かめ合った。

 

 

 ◇ ◇

 

 

「遅いですっ!」

「悪ぃ悪ぃ。ちょいと海が荒れててな」

「……それなら、しょうがないですね」

 

 たしぎの体をくまなく堪能していたせいで遅れた、とは言わず。

 ジャックハートはアラバスタの王宮にある一室で、ビビの手助けを受けながらタキシードに着替えていた。

 

「あ、そうだそうだ。ビビちゃん。俺ビビちゃん以外にももちろん女作ってるから、そこんとこよろしくな」

「それ今言うことですか!? ……はぁ。まあ、薄々気づいてました。この人は一人愛するだけで満足するような人じゃないって」

「よく分かってんじゃねぇか」

 

 ミニスカートにオフショルダーという少しばかり大胆なウエディングドレスに身を包んだビビだけが着替えを手伝うという少しばかりおかしな光景がそこにはあるが、これには訳がある。

 

「にしても、大々的なモンにしねぇんだな」

「えぇ。パパが結婚式自体は身内で執り行いたいって。一応、映像電伝虫は用意しているみたいだけど」

「ケハハハ。いい気遣いしてくれるなぁ、コブラさんは」

「え?」

 

 ネクタイを締め終えたビビが背伸びをやめる。

 

「こんなにも綺麗な俺の妻の姿を、大衆に見られたくねぇんだ」

「ジャックハートさん……」

 

 彼のその率直な言葉にビビの顔が紅潮していく。

 恥ずかしいという意味合いもあるだろうが、この場合は嬉しさに少しの照れが混じったのだと考える方が妥当だ。

 

「誓いのキスには、少し早いか?」

「いいえ?もう今まで、散々したでしょう?」

「だな」

 

 タキシードに着替えたジャックハートとウエディングドレス姿のビビの唇が重なり、舌が絡み合う。

 正装を崩さぬように力を緩めながら互いを抱き寄せあいながら唾液を交換する。

 

「んっ……。確かに、他の女の人の味がしたわ」

「そりゃ、俺のことを一途に想ってくれてる可愛い部下の唾液の味だろうな」

「むぅ。少し、妬いちゃいます。そんな身近な女性とばかり一緒にいるなんて」

「それについては安心してくれ。いつか、君をここから連れ出す」

「まあ、素敵ね」

 

 ジャックハートの言葉にビビが微笑み再び背伸びをする。

 結婚式本番での誓いのキスを前にして、二人は何度も唇を重ねた。

 

 

 それから数時間後。

 

 

「あんっ! あっ、ひぃあぁっ! じゃ、ジャックハートさん……っ! ジャックハートさんっ! すき、すきぃっ!」

「俺もだぜ、ビビっ!」

 

 結婚式を無事に終えて見事夫婦となったネフェルタリ夫妻は、ケーキ入刀という形だけの共同作業ではなく、文字通り彼らにしかできない共同作業に勤しんでいた。

 夫婦の広い寝室周辺には誰も近づけることなく、ジャックハートとビビはネフェルタリ家の跡継ぎ誕生のために、一心不乱に体をぶつけ合っていた。

 

「射精すぞ……!」

「んう……っ! あぁ、あ、はぁ……」

 

 夜もしっかりと更け、窓の外を見てもただ真っ暗な空に星々と大きな満月が輝いているだけ。

 披露宴を終え、すぐさまこの部屋へと来た二人はそこから休むことなく子作りに励んでいた。

 

「辛くないか?」

「はぁ、はぁ……。少しだけ、休ませて……」

「了解」

 

 たくし上げられていた純白のミニスカートの中にあるビビの美しい陶器のような両脚。

 その間の淫裂に突き刺していた肉棒を抜くと、白い粘液がこぽりと音を立ててこぼれ落ちた。

 

「はぁ……んっ、あぁ……。気持ち、いい……」

「愛のあるセックスってのはこんなもんだぜ」

「じゃあ、ジャックハートさんは今まで、私を愛してくれてなかったんですか?」

「んなわけねぇよ。ただ、二人がより深く愛し合ってりゃ気持ちよく感じるもんだ」

 

 豊かに育った胸をさらけ出したまま、ビビは息を整えていく。

 

「てか本当にこの5日間で確実に妊娠するのか?」

「えぇ、おそらく。お医者さんに診てもらって、排卵日を予想してこの日程を組んだんです」

 

 ジャックハートが他の航路ではなく、できるだけ最短経路を辿ってアラバスタに来た理由がここにある。

 ビビから、この日がいいと言ってきたのだ。

 その訳が分かったジャックハートは、不敵に笑った。

 

「なら、うまくいけば世界会議では二児の母になってるかもな」

「も、もうっ! あなたったら……」

「あっ。今のヤベェわ。また勃ってきた」

「……じゃあ、12回戦、よろしくお願いしますっ」

「こちらこそ」

 

 寝転ぶビビにジャックハートが覆いかぶさる。

 

「ウェディングドレスもいいが……ッ!」

「きゃっ!」

 

 そしてそのまま、はだけていたとはいえビビが着用していたウェディングドレスを片手で引きちぎった。

 

「やっぱこうじゃないとな」

「もう……。それだったら、ジャックハートさんも全部脱いでくださいね?」

「一人だけ全裸は恥ずかしいか?」

 

 そう言いつつも、ウェディングドレスを引きちぎった勢いそのまま右手一本でネクタイを外し、タキシードを脱ぎ捨てた。

 

「ビビ……」

「んっ、ちゅぅ……んちゅ、あむっ……んぅ、ちゅるる……」

 

 唇を半ば強引に押し付けると、ビビから舌が突き出され、ジャックハートの口内に滑り込まされる。

 ジャックハートもそれに答えるようにビビの舌に絡ませ、歯の裏側や口内を味わっていく。

 

「っ、ぷはっ。5日間で3桁超える回数できそうだわ」

「ふふっ。跡継ぎのためって言ったら色々なものを用意してくれたの。ただの子作りじゃなくて、いっぱい楽しみましょう?」

「もちろん」

 

 そう言って、ジャックハートは12度目の膣内射精のために、肉棒を深く深くビビの陰裂へと突き立てていった。

 

 

 ◇ ◇

 

 

「んっ、は、ぁんッ……! ルフィ……ん、あぁっ!」

 

 大きな大きなベッドの上。

 そんなベッドがすっぽりと入るさらに大きな部屋に、絶世の美女と謳われる女の、可憐な嬌声が響いていた。

 

「切ないのじゃ……、んぁっ、はぁんっ! わ、わらわは、切ない……んうううっ!」

 

 そして、本日幾度目かの絶頂した声と共に、女の秘部から少しばかりの潮が溢れる。

 

「はぁ……はぁ……。……足りぬ、な。……ルフィ……」

 

 ここは女ヶ島、九蛇城。

 アマゾンリリー皇帝のボア・ハンコックの寝室であり、その上で自慰に励んでいるのは正しくこの部屋の主だった。

 

「はぁ……ルフィ……」

 

 先ほどから名前を呼ぶのは、彼女の愛しの人物の名。

 出会いこそ良くはなかったが、時が経つにつれてどんどんと惹かれていったのだ。

 

「……いや。ルフィが無事に強くなれるのならば、それでいい」

 

 彼女は自分がモンキー・D・ルフィに恋をしているのを自覚している。

 だがしかし、それと同時に彼の歩みを止めてはいけないとも思っている。

 

「んっ、あぁっ……」

 

 実らない恋心、そして溜まっていく欲求。

 女ヶ島の北東にある島、ルスカイナで現在モンキー・D・ルフィは新世界へと乗り込むために“冥王”シルバーズ・レイリーに師事し、“覇気”の特訓に明け暮れている。

 

「はぁっ、くぅ……っ!」

 

 想い人が近くにいるが、彼のことを思うと会わない方が良い。

 そんな辛くもどかしい現実が、ハンコックの恋心と共に欲求不満な心を焦らすように燃やしたのだ。

 

「ああぁぁあんっ!」

 

 左手で右胸の先端にある、薄桃色のぷっくりとした小さな乳首を抓り、右手で陰部にある皮を剥いた陰核を弄る。

 誰に教わったでもない、自ら見つけた方法で自分を慰め続ける。

 

「はぁ……! はぁ……っ! 足りぬ、足りぬのだ……」

 

 しかし、どれだけ自慰に耽ったとしても彼女の恋心に寄り添う性欲のせいで愛しの人物に会いたいという欲求は収まらず。

 胸を触り、陰部を弄り、達する度に彼の顔、声を思い浮かべてしまう。

 

「ルフィ……ルフィ……ッ!」

 

 そして再び自慰を始めてしまう。

 そこには王下七武海としてのハンコックも、アマゾンリリー皇帝としてのハンコックはいない。

 ただ一人の女としてのボア・ハンコックがそこにいた。

 

「くぁっ、んっ、ふ、ぅ……あっ!」

 

 陰核から陰裂へと右手が移動し、その白魚のように美しく長い指が、中へ中へと入っていく。

 

「んっ、あっ、はぁんっ!」

 

 ぐちゅぐちゅと卑猥な水音が響き始め、昂っていた彼女をさらに高めていく。

 

「あぅっ、イクッ……! く、はぁあああっ!」

 

 この絶頂でハンコックが達した回数は2桁になる。

 ぷしゅっ、と再び少しだけ潮を噴き、ようやく彼女の自慰は止まった。

 

「はぁ……、はぁ……。汗をかいて、しまったな……」

 

 その彫刻のように美しい肢体には玉のような汗が浮かび、丸みを帯びた部分を伝い、下に落ちる。

 浮いた汗を流すため、ハンコックの脚がベッドから降りる。

 

「湯浴みに行くとしよう」

 

 赤いドレスを身にまとい、彼女は九蛇城にある大きな浴場へと向かう。

 

 男に会う時に恥ずかしくないように、その美しい身体にさらに磨きをかけるために。




という訳で、メインヒロイン格のキャラでの一番最初はハンコックです。
あぁ^〜、ハンコックをペットにして飼い慣らしたいんじゃあ〜

コメント、評価などお待ちしております!

今後の本番シーンについて、主にどんな内容が良い?

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  • 作者好みのキャラで濃く
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