本番行かなかった……次は、次こそは……!
あと、ルフィってサブキャラとして動かすの難しいですね。今回の話の後半のキャラも動かす…ってか展開がムズいのなんの…。
「んっ……。ここ、は……?」
「お、ようやく起きたかマーガレットちゃん。君が最後だ」
「っ! 貴様、あの時の……! ここはどこだ!」
「ん? しばらく君たちの家になる船の中だ」
窓のない部屋。
そこで目を覚ましたマーガレットは、意識を失う直前に目にしていた男が視界に入るや否や、叫んだ。
「それにしても綺麗な身体してんじゃねぇの。やっぱ起きてる方がいきいきしてんな」
「何のこと……なっ! き、貴様ッ! 私の服をどこにやった!」
「俺の部屋に大事に保管してるよ」
男に言われ、自分の格好を見直す。
いつも身につけていた装束が剥ぎ取られており、乳房はおろか陰毛が程よく茂った陰部すら丸見えになっていた。
「くっ……っ! ち、力、が……」
「無理に動こうとすんな。ってか、俺の本気の“覇王色”受けて数日間はまともに動けると思うなよ」
「……っ!」
俗にいう女座りで可愛らしく座る彼女だが、その表情は強ばったものになっており、ひたすらにジャックハートを睨みつけていた。
「ん〜っ、いいねいいねぇ。綺麗だ。そして俺好みのナイスバディに強気な瞳。こりゃ益々俺のモンにしたくなる」
「何を……んむぅっ!? ……んっ、ちゅぴっ、ちゅ、ん、ふ、あっ……!」
そんな彼女の目の前で屈み、ジャックハートは強引に唇を奪った。
ルフィと出会うまで男という生物がどんなものかすら知らなかった彼女。
もちろん男とのキスなど知るはずもなく、ただジャックハートの口内の蹂躙を受けるしかなかった。
「ん〜……ぷはっ! 初めてのキスの味はどうだ?」
「……はっ! ……さっ、最悪だ!」
「へぇ……。ここは、そうは言ってないみたいだが?」
「そ、そんな所触るな!」
くちゅり、と僅かな水音を奏でるのはマーガレットの陰裂。
愛液が少し漏れており、ジャックハートの指によってかき混ぜられていく。
「んっ、あ……や、ぁ……」
「ケハハ。そうだよな。初めてが指は嫌だよなぁ……。てなわけで、動くぞ」
「きゃっ! ど、どこにいくんだ!」
「楽しいところだ」
マーガレットを横抱きにして、ジャックハートが部屋を出る。
すると、マーガレットの耳に聞き覚えのある声が、何やら変な声を出していた。
「あんっ! あっ、ひぅ……あはぁっ!」
「んあぁんっ! やら、しゅ、しゅごいぃっ!」
「さ、サンダーソニア様っ!? マリーゴールド様っ!? き、貴様! 何をした!」
「ありゃセックスって気持ち良いことをしてるんだ。ほら、見てみろ。二人とも気持ちよさそうな顔してるだろ?」
部屋を出るとそこには、長い長い廊下があった。
その壁一面が牢屋となっており、その中では彼女が崇拝しているうちの二人、サンダーソニアとマリーゴールドが別々の部屋で全身裸で男とくっついていた。
「セックスとはなんだ!」
「まあ単純な話、子作りだ。愛し合ってるんだよ」
「愛し合う……? あの棒を私たちの穴に突っ込むことが、か?」
「マーガレットちゃんもこれから俺と愛し合うんだ。その時に分かる」
マーガレットを抱えたまま歩き続けるジャックハート。
流れていく景色の中で、リンドウやデージー、コスモスにスイトピーなど、ジャックハートの選定から漏れた戦士たちがそのセックスとやらに励んでいる様子が分かる。
「私はお前を愛してなどいない!」
「はいはい。そういうのはもう聞き飽きたから大丈夫だっての」
ポーラもバレンタインもポルチェもボニーも最初はそうだった。
しかし、時が経つにつれて自分から愛してくれ、注いでくれと喧しいほどに訴えてくるのだ。
「ポーラ、この子で最後だ」
「かしこまりました」
「分娩には立ち会う。陣痛が始まったら連絡してくれ」
「はいっ」
廊下の一番奥にある、巨大な扉。
その前に立っていた女の腹部は異常な膨れ方をしており、マーガレットには見慣れないものだった。
「な、なんだその腹は……」
「このお腹? ここにはね、ジャックハート様との子ども、赤ちゃんがいるのよ」
「あ、赤子!?」
「えぇ。あなたも孕ませてもらえるわよ、きっと」
いってらっしゃい。そう言って、腹部が大きな女性、ポーラは扉を開けた。
「さあようこそマーガレットちゃん。ジャックハート部隊専用軍艦、通称『
そこにはすでに数人の、自分と同じく全裸の戦士たちがいた。
「キキョウ! ネリネ!」
「マーガレット……」
「よかったっ! あなたもここなのね!」
「今から何をされるの……」
自分が最初目覚めた時と同じように力なく座る彼女たち。
キキョウの円錐型の胸とネリネの半球型の胸が、振り返る反動でぶるんと揺れた。
「さて、キキョウちゃん、ネリネちゃん、ランちゃん、マーガレットちゃん。ようこそ俺の部屋へ」
マーガレットを他の三人の近くに下ろしたところで、ジャックハートは巨大なベッドに彼女たちに向かい合うように腰掛けた。
一切隠しもしない彼女たちの胸が息をするたびに僅かに上下し、陰部には違う色、違う濃さの陰毛が生え揃っていた。
「ここはどこだ、なぜこんなところにいるのか、なぜ裸なのか。その全ての疑問をとある人物に解決してもらおう。……おい」
「はい」
ジャックハートが声をかけたのは、部屋の隅に設置されていたシャワー。
カーテンの奥から現れたのは、彼女たちの元皇帝・ボア・ハンコックだった。
「へ、蛇姫様!?」
「今のわらわは蛇姫ではない。……ここにおられるジョー・ジャックハート様の性奴隷の1人。ボア・ハンコックじゃ」
「アマゾン・リリーはどうなったのですか!?」
「わらわは……いや。わらわたちは、ジャックハート様に敗北した。アマゾン・リリーが無くなったが、わらわたちはこうして、ジャックハート様にご奉仕できる立場を頂いたのじゃ」
「ご奉仕、ですか?」
「あぁ。それを今からわらわが実践する。よく見ておけ」
カーテンから出てきたハンコックは、いつも通りの絶世の美しさを誇っていた。
何より目につくのが、下腹部に彫られたハートと子宮の形が合わさった紋章のような刺青。
躊躇うことなくジャックハートの隣に座ったハンコックは、ジャックハートの唇を奪った。
「んむっ、ちゅぷ……んっ、あ、むぅ……。あむ、くちゅ……ちゅう……!」
この口づけをするのも何度目か、とハンコックは数時間前を思い出しながらジャックハートの口を貪り食らった。
◆
マーガレットがジャックハートの部屋に運び込まれる6時間前。
「ジャックハート中将! 『孕女艦』の準備が整いました!」
「ご苦労。俺の好みじゃねぇ奴は好きに犯してこい」
「よっしゃあああぁ!!」
「九蛇をぶち犯せるなんて思ってもなかったぜ!」
「く……っ!」
自分の仲間だったもの達が意気揚々として海兵たちに船に運ばれていくさまを眺めていたハンコックの表情は、苦しげなものだった。
「こんなものまで、彫られて……!」
下腹部に入れられたハートと子宮が合わさった、淫紋の刺青。
ハンコック自らが美しいと誇ることに何の違和感も抱かせないほどのその肢体の雌としての一番大事な部分には、ジャックハートの所有物になった証が刻まれていた。
「ハンコック」
「はぁんっ!」
身につけているセパレートタイプのドレス。その上の大きく開いた胸元に入り込む一人の男の手。
ハンコックの胸を鷲掴みにするように、それでいて指で乳首を愛撫するようなその手の動きに、思わず喘いでしまう。
「ジャックハート……様……!」
「ようやく誰が主か分かってきたか? ……だがまだ反抗的だな。なんなら、ここでお前の妹たちを海に突き落としてやってもいいんだが」
「っ! ……も、申し訳ありません、ジャックハート様……。わらわ、あなた様の愛撫に感じすぎてしまい、失礼な態度を……」
「ケハハハハハ! なんだ、そうだったのか。可愛いやつだ」
ジャックハートの正面から抱きつき、わざとらしく大きな胸を押し当てるハンコック。
今、彼女が元皇帝として出来るのは、なんとかこの男に媚びて妹達の命を少しでも引き伸ばすこと。
自分が何か不始末を起こしてしまえば、たちまち皆殺しにされてもおかしくないのだ。
「褒美にキスをやろう。んっ」
「……んっ、ふぅ……。あむっ、ちゅ、んちゅ、ん、ふぁ……」
彼から押し付けられるように交わすキスも、決して拒まない。
舌を入れられれば入れ返し、唾液を流し込まれれば流し返す。
「あぁん、ジャックハート様……。わらわ、皆がおる前ではしたない格好を見せたくないのです……」
「ん? そうか。なら俺の部屋に行くか。お前の処女を貰ってやるよ」
「あんっ!」
服の下に手を突っ込まれ、直接尻を揉みしだかれながら歩く。
彼の腕を取りこれでもかと言わんばかりに胸を押し当て、挟む。
「お手柔らかに、お願いします……」
「ケハハ。検討してやるよ」
まるで彼専用の娼婦のよう。
その姿勢とは裏腹に、ハンコックは心の中でとある決心をしていた。
(いくらこの男が強いとはいえ、隙を見せぬ時がないはずが無い。……一瞬でも隙を見せた瞬間に芳香脚で首を蹴り砕く……!)
民のために今は耐える。
そのいつまで続くか分からない地獄に、ハンコックは自ら身を投じたのだ。
「この『孕女艦』は、その名の通り俺が遠征で捕まえた女を捉え、孕ませておくための船だ。お前もしばらくここにいてもらう予定だが、俺が気に入ったら本船の自室に呼んでやるよ」
「精進いたします」
「……ところでハンコックちゃん。お前、マジに処女か?」
「……はい」
甲板にある重々しい扉を開き、船内へと入っていく。
階段をただただ降りる間、ジャックハートはハンコックの事を問いただしていた。
「歳は」
「今年で29に」
「ケハハ。その年で処女患ってて世界一の美女か。こりゃ、愛しがいのあるいい女だ」
尻肉を揉むジャックハートの左手の小指が時折割れ目の中に入り、肛門の周辺をいやらしく撫でる。
「ジャックハート様……。わらわ、早くしとうございます……」
「なんだ、意外と乗り気じゃねぇか。慌てんなよ。この廊下の最奥が俺の部屋だ」
素足のハンコックの足音と革靴のジャックハートの足音が同じタイミングで響き、部屋の前まで辿り着いた。
「あぁ、船の操縦は部下に任せてるから安心しろよ」
扉を開け、部屋の中へと入るジャックハート。
その中には大きなベッドやジャグジー、シャワーなどが設置されており、何を目的とした部屋かは言われずとも分かった。
「さて、と」
バサリ、と部屋に入るや否やジャックハートの白いコートが地面に落ちた。
「あっちぃなおい」
そのままハンコックに背を向けた状態で服を脱いでいくジャックハート。
――今ッ!
その瞬間、ハンコックは音を出すことなく高速で動いた。
彼女の長い脚で放たれる『
「ま、だろうとは思ってたよ」
しかしそれは、首を捉えることは無かった。
「な、に……?」
「だから覇気の使い方が甘ぇって言ってんだよ。いったいいつまで“見聞色”は気配の察知、“武装色”は見えない鎧とか思ってんだ?」
首を穿つ寸前、ブレて見える程の速さで動いたジャックハートの右手が、ハンコックの足首を捕まえたのだ。
「“見聞色”は鍛えりゃ未来が見える。“武装色”は鍛えりゃ神経系統や筋肉に直接干渉させて肉体の速度を大幅に上げられる。“覇王色”は鍛えりゃ、その気になればそれだけで絶命させることができる」
「そ、そんなのデタラメじゃ!」
「俺が今実践してんだろうが。いるんだよ、ハンコックちゃんみたいに“悪魔の実”の能力者で覇気が使えるってだけで調子に乗る奴がよ」
ハンコックは知らないが、ルスカイナでルフィと相対した時に使った技も全く同じ原理だった。
普通、“武装色の覇気”には肉体の単純な防御力や攻撃力を上げる効果しかなく、多少鍛えたとしても肌の張力が上がる程度。
しかし、ジャックハートは違った。
骨、筋肉、内臓、そして神経。人体の中で武装色の覇気を特に強く纏わせる部位を指定できる程に、繊細なコントロールを得ているのだ。
「新世界乗り切るために重要な二つ手に入れてはい、お終いってな。そっから改めて鍛えねぇとこうして海軍に捕まるだけだ。……ま、そういう俺も最近まだまだ鍛えられてねぇとは痛感してるが」
「くっ……! は、離せ!」
「離してもいいがてめぇ、勝てるつもりか?」
ぞくり、と足首を掴まれることで蹴りを止められたハンコックの背筋が凍る。
同じ“覇王色の覇気”を操ることが出来るもの同士とは思えぬほどの実力の違い。
ハンコックの知る中でレイリーとルフィ、そして自分の3人が今まで扱えていたが、文字通り次元が違った。
「……申し訳、ありませんでした」
「ケハハ、分かりゃいいってもんよ。それに、冗談抜きでハンコックちゃんが俺に付き添うのは悪い話じゃねぇんだ」
「と、言いますと?」
「そりゃベッドで教えてやる。来るのか来ねぇのかはハンコックちゃんが決めな」
蹴りを止められた時点でハンコックに選択肢は無かった。
強すぎる鎧は一切の攻撃を通さないとはよく言ったもので、事実武装色で骨の髄までを染め上げた彼の手は、石化するどころか微塵の傷も負ってなかった。
「ジャックハート様……。こんな生意気な性奴隷を、お許しくださいませ……」
「さあな。悪ぃが俺は気分屋なんだ。世界最高峰の身体を持った美女が全身全霊をかけて奉仕してくれるってんなら、話は別なんだが。なぁ、ハンコックちゃん」
「……かしこまりました。このボア・ハンコック、全力をもってご奉仕させていただきます」
渾身の一撃が通用しなかったハンコックは、今度こそ悟った。
目の前の男に自分は絶対に勝てないのだと。
「まずは何を」
「服を脱がしてくれ。さっきのハンコックちゃんのせいで、途中で止めちまったからな」
「……はい」
諦めたかのようにジャックハートに歩み寄るハンコック。
その足取りは重く、そして女ヶ島にいた頃の彼女からは考えられないほどに弱々しかった。
「嫌ならいいんだぜ。そん時はお前の妹たちを海に沈めるだけだ」
「っ……! いえ、申し訳、ありません……!」
「分かりゃあいい。さ、早く頼むぜ。俺たちの愛を育まなきゃいけねぇからな」
そう言ってハンコックに向き合って両手を大きく広げたジャックハートは、笑みを浮かべて俯くハンコックを迎え入れた。
「まずは上からだ。ネクタイを外せ」
「……はい」
ジャックハートの元にある程度まで近づいたハンコック。
まだあと一歩距離を縮められるが、長い手足を持つ彼女からすればネクタイを外すなど容易いこと。
「もっと近くだ」
「きゃっ!」
「これから体を重ね合うんだ。もっと距離を縮めようぜ?」
だが、ジャックハートはそれを良しとしなかった。
左手をハンコックの腰に回して強引に抱き寄せ、右手で尻肉を掴んで揉みしだく。
その結果ハンコックとジャックハートの体の距離はなくなり、1mを超える破壊的なトップを誇る乳房が形を変えてジャックハートの肉体に押し付けられる。
「さあ、ネクタイを外してくれよハンコック。ちょいと近すぎる気はするが、できないことはないだろ?」
「……っ!」
腰と尻に手を回され逃げ場がなくなったハンコックは、すぐに離れるべく、ジャックハートの首元に手を伸ばした。
少し前なら自らの能力でその命を狙いにいったのだが、もうそれを諦めてしまった彼女は、ただひたすらに素早くネクタイを解いた。
「こ、これで良いのか?」
「あぁ。次はこいつだ」
ジャックハートが自分の手で胸元を引っ張ったのは、コートの中に着ているYシャツ。
紺色のそれの中に直接ジャックハートの地肌が見えるので、それ以外には身につけていないのだろう。
「一つ一つ、丁寧にな」
「……かしこまりました」
ジャックハートのYシャツのボタンを言われた通り一つ一つ丁寧に外していくハンコック。
「お、中々手慣れてんじゃねぇか。前に男でもいたか?」
「いえ。ジャックハート様が初めてです」
「へぇ。じゃあそれほど急ぐってことはそんだけ早くしてぇってことか?」
「っ、……は、い……」
ボタンが全て外れたことでシャツがはだけ、ジャックハートの鍛え抜かれた肉体が少しだけ露わになる。
「じゃ、ジャックハート様……。失礼ですが、今の年齢は……?」
「あ?何ヶ月か前に18になったとこだ」
「そ、その若さでこの肉体を……」
「一応海軍本部中将だからな。ただ女とセックスだけしてるわけじゃねえんだよ、俺は」
その言葉と共にジャックハートがYシャツを脱ぐ。
そこには、胸部や腹部だけではなく、肩や腕にまで刀傷が走っていた。
「んなこたぁ今はどうでもいい。次は下だ」
「っ……はい……」
彼のその言葉に従うようにハンコックの視線がジャックハートの股間を射抜く。
「おいおい。そんなに見なくても逃げねぇよ。ほら」
「…………分かりました」
それまでよりも長く息を整える時間を取り、しゃがんだハンコックがズボンのベルトを外し始めた。
先ほどと同じく手際よくベルトを緩め、ボタンを外し、そしてジッパーを下ろす。
「は、あぅ……」
「ん?どうしたよ。……あぁ、そういやこの前めんどくさかったから
ジッパーを下げただけでハンコックの鼻腔に衝撃を与えたジャックハートの股間部の淫臭。
精液、汗、母乳、愛液、唾液、などなど。様々なものが混ざった匂いになっているのだが、処女のハンコックには分からない匂いが多すぎた。
「な、なんなのじゃこの濃い匂いは……」
「ケハハハ。ベッドの上で教えてやるよ。そら、早く下ろせ。全部一気にな」
その言葉に一瞬だけ止まったハンコックだが、躊躇うことなく彼の下着ごとズボンを下ろした。
「キャッ!」
「驚くなよ。まだこっからデカくなるんだ」
「こ、これ、が……」
「ち……いや、オチンポ、だな」
「男の……いえ、ジャックハート様のオチンポ……」
「ケハハハハハッ!」
元とはいえ、あの海賊女帝のボア・ハンコックに下品な言葉を覚えさせ、それが当たり前の言葉かのように口にするハンコックを見て高笑いするジャックハート。
そんなジャックハートには気付かず、ハンコックは初めて見た男性器を珍しそうに眺めていた。
「こ、こんなに大きいのか……」
「まあ俺のはだいぶと大きいがな」
ハンコックの眼前に現れた陰茎はどう見てもハンコックの両手に収まるようなサイズではない。
ここからさらに、大きくなるのだという。
「それについてもベッドの上で、だ。さて、次だ」
足首まで下ろされたズボンを脚だけを使って器用に脱ぎ捨て、これで文字通り全裸となったジャックハート。
彼が、しゃがみこんでいたハンコックに手を差し伸べた。
「っ。かしこまりました……」
ついにその時が来てしまったのか、とハンコックは覚悟を決めた。
大きなベッドがある方向へ足を向けようとする彼女だが、意外なことにジャックハートに腕を掴まれ、止められてしまった。
「俺は脱いだ。次はお前だ、ハンコックちゃん」
「……はい」
ジャックハートの大きな手が、ハンコックのドレスの胸元へと伸びる。
「性奴隷がこんないい服着る必要ねぇな」
そしてそれを、躊躇うことなく素手で引き裂いた。
「っ……!」
「ほう。隠さない、とは学んだな。……それにしても綺麗な身体だ。こりゃ、愛しがいがあるってもんだ」
「はぁ、ぅ……んっ……!」
彼の左手がハンコックの下乳を撫でる。
くすぐったいような心地よいようなその感覚に、思わずハンコックの口から艶めかしい声が漏れる。
「ん? なんだハンコックちゃん。腋毛も丁寧に剃ってんじゃねぇか」
「く、九蛇に生まれた者にそのようなものは生えないのです……。首より下で生える毛は、陰毛程度で……」
「ケハハハハハッ! いいねいいねぇ。男に犯されるためのいい体質になってんじゃねぇの」
ハンコックの脇には一切毛が生えておらず、少しばかり芳しい匂いが漂う。
女体にはムダ毛が無い方が興奮する、これまたジャックハート好みの身体だった。
「下も邪魔だな」
「はぁんっ!」
「……ハンコックちゃん。下着も一切着けてないのも、九蛇の特徴か?」
「は、はい。必要が、ないので……」
「それでこのプロポーションを保てるってのは、これも体質か」
ハンコックの発言からジャックハートの中で九蛇のイメージが固まっていく。
気絶させて船の中に運んでいる際にハンコック以外の面々も物色したが、彼女たちもそのような体質なのだろう。
「さて、今度こそ行こうか。ハンコックちゃん」
「はい……。優しく、お願いいたします……」
全裸のジャックハートとハンコックが二人並んで大きなベッドへと向かう。
その手は、まるで長年連れ添った恋人同士のように指をすべて絡めて繋がれていた。
◆ ◆
「……ん、……る、く……ッ! ……フィ、んッ!」
「ん……」
「ルフィ君ッ!!」
「……ハッ! じ、ジンベエッ!? っ、イテテ……」
「ふぅ……ようやく目を覚ましよったか」
ルフィが目を覚まして真っ先に視界に入り込んできたのは、インペルダウンや頂上戦争でも何かと世話になった元王下七武海”海峡のジンベエ”の姿。
辛そうな表情で肩で息を続ける彼に向かい合うように、ルフィも身体を起こした。
「うっ……! 頭が割れるみたいにいてぇ……っ!」
「ジャックハート中将の”覇気”を纏った拳をまともにもらったからじゃ……。ワシも、腹に痛手を負ってしもうた」
「……ッ! そうだ、ハンコックはっ!?」
「そのことについて、もう新聞が出とる。先ほど出て行ったが、トラファルガー・ローが置いていったものじゃ」
パサリ、とジンベエの懐から投げられた新聞。
その一面にはでかでかとハンコックの手配書が載っており、その上に大きな×印が付けられていた。
「『女帝・七武海剥奪。九蛇海賊団はジャックハート中将の恩赦により海軍での奉仕活動へ』……なんだよ、これ……!」
「書いている通りじゃ。九蛇海賊団……いや、アマゾン・リリーの全住民がジャックハートによって捕まえられた」
「あ、あいつらだって”覇気”使えんのに……」
「ジャックハートの”覇気”には一切通用せんかった。そういうことじゃ」
「奉仕活動って……」
「インペルダウン送りにしない代わりに、永遠にジャックハートの奴隷になるようなもんじゃ」
「っ!」
「待てルフィ君っ! 何をするつもりじゃ!」
「決まってんだろ! ハンコックたちを助けに行くっ!」
新世界で名乗りを上げようとしている海賊の中では珍しく、”麦わらの一味”は人数が極端に少なく、そして互いの仲間意識が非常に強い。
それは船長であるルフィの人柄が出ているのかは分からないが、ジンベエはこの少年の思いを踏みにじってでももこの愚行を止めなければならないと決意した。
「ならんっ! 同じ一味の仲間ならともかく、今のお前さんが助けにいく義理も、取り返す実力もありゃあせんっ!」
「うるせぇっ! そんなもん、やってみねぇと」
「やらんでも、もう分かったじゃろうっ!」
ジンベエの慟哭が、ルフィの興奮を鎮めた。
「相手は次期海軍本部大将候補の筆頭。今のお前さんやワシよりも、数倍は強い」
「……ッ!」
「じゃが、それなら強うなればいいだけ。二年後にシャボンディ諸島に集まると約束したんじゃろう!」
「あぁ……。でもよジンベエ、ハンコックたちは……」
「あやつらも海賊。捕らえられる時はエースさんと同じ、情け無用という覚悟でジャックハートに挑んだはずじゃ」
「……」
「悔しいのならば、強くなれ。今度は誰もバラバラにせんのじゃろう?」
「……あぁっ!」
ハンコックが海軍に捕えられた。
その原因に自分も含まれている、と考えるルフィだったが、ジンベエに諭されて現状を冷静に把握した。
「気の毒じゃが、今はボア・ハンコックのことよりもお前さん自身の事じゃ」
「……分かった」
相手が今どこにいるのかも分からない、しかし、その相手が見つかったとしてもその相手の方が自分よりも数倍強いことは分かっている。
ハンコックの助けもあってインペルダウンに侵入することはできたが、今回は話が別だ。
「何、あの気の強い女帝たちじゃ。そう簡単にはジャックハートに支配はされん。恐らく新世界に行けば嫌でもジャックハートと出会う機会はある。今悔しいのならば、その時に取り返せ!」
「おうっ!」
手に武装色の覇気を纏い、森の奥へと駆けていくルフィ。
そんな彼を見送るジンベエに近づく人物が一人。
「うぅむ。私がコーティングの仕上げで離れている間に、色々と起きてしまったようだな」
「おぉ、レイさん」
「娘たちが捕まってしまったか。あのジャックハート中将に……」
”冥王”シルバーズ・レイリー。
その表情はかつての知り合いが海軍に捕まったこともあり、晴れないものだった。
「私も若ければ、もしかすれば助けることができたかも知れないのだが……」
「今は難しいじゃろう……。相手が悪すぎる」
「……ルフィ君の育成に専念するとしようか。あぁ、それとジンベエ君」
「む?」
森の奥へと向かったルフィを追いかけるようにしてゆっくりと歩いていくレイリー。
離れざまに振り向き、ジンベエに向けて忠告を残す。
「今は、シャボンディ諸島に近づかないほうがいい。新世界に通じる島ということもあり、今は大将”黄猿”や中将の姿を頻繁に見かける。能力者や覇気使いばかりだ。キミでも掻い潜るのは苦労するだろう」
「ぬぅ……っ! あの頂上戦争からすでに数ヶ月経っていてもその警備か」
「ろくにコーティング作業が進まないほどだ。海軍は戦争を機に、相当の改革を行っているようだな」
すでに新元帥の入れ替えが終わり、それに着任したのは”赤犬”サカズキ。
そこから新しく大将などは決まっていないが、豪傑揃いの中将達と元の大将であった”黄猿”がマメに動いているらしい。
「……強くなれ、ルフィくん。生き残れるかどうかは、船長のキミにかかっているぞ」
彼の未来を守るため、”冥王”もまた動く。
ハンコックさん、あまりにえげつない所に収容されたため一旦諦められる模様。
話の進ませ方に迷い、模索している途中ですが好きに書きます。
そうでもしないと話が進まん……。
コメント、評価などお待ちしております!
お褒めのコメントなどは特に執筆意欲を掻き立てられますので、些細なものでも構いません!
今後の本番シーンについて、主にどんな内容が良い?
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主要キャラの一部を濃く
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主要キャラメインで大人数を書く
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作者好みのキャラで濃く
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現在対象キャラ全員
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このキャラを!(感想に書いてください)