そして、朗報……かもしれない報告。
原作最新刊の92巻で作者の性癖にこれまたダイレクトアタックを直撃させたキャラが出てきました。
ワノ国編まで書かなきゃいけなくなったじゃないか!(憤怒)
ワノ国一の遊女……? ほーん……、かかってこいやァっ!
門出、再出発
頂上戦争からおよそ2年後。
シャボンディ諸島。
「ケハハハハハァッ! 最っ高の天気じゃねぇか。こりゃあこんな日に船出を迎える一味は、さぞ良い運命になるんだろうな」
二回目の空島への訪問からわずか6ヶ月。
しかしその期間はジャックハートが肉体をより高度なものへと進化させるのに十分な時間であり、そこから派生する新たにできるようになったことを完璧に習得するのにも十分すぎる時間であった。
「……そうは思わねぇか? ロビンちゃん」
「んぶっ、ぐぷぅ……ん〜っ、ぐぽっ。……えぇ、そうね。本当にいい天気よ」
「ん、どうした。俺たちの愛の結晶であるオルビアが気になるのか?」
「っ……。本当に、その名前をあの子につける気?」
「当然。ロビンちゃんが嫌がるなら今度生まれてくるコアラちゃんかランちゃん、ポルチェちゃんの子どもにつけてもいいんだぜ?」
「……いえ。それなら、その名前は私の子につけてほしいわ」
今ジャックハート
その最上階のフロアを丸々一室にした部屋で、ジャックハートはシャボンでできた天井から覗くことができる快晴の空を眺めながら、道中で捕まえたロビンにフェラをさせていた。
「コアラ……」
「どうしたんですか? ロビンさん。……あっ、そっか! 今度こそジャックハート様の性奴隷になりたくなったんですね?」
「……魅力的なお誘いだけど、私はまだあの船に乗っていたいから」
「えーっ。あんな船に何もないですよー? ただ弱くて貧相なインポのアホばっかりが乗ってるんですよ?」
「……それでも、私にはあの船に乗りたい理由があるの」
かつて仲間になりかけていたコアラの大きくなった腹部を見ると同時に、どこからかくる申し訳なさのような感情に顔を歪める。
ジャックハートの元に来たばかりの彼女からは想像できないほどに、堕ちて調教された彼女。
あの時の自分の交渉次第では救えていたのではないか、という自責の念に今更駆られる。
「まぁまぁ、その辺にしておいてやれよコアラちゃん。ロビンちゃんやナミちゃんには二人なりの人生がある。コアラちゃんの人生はどうだ?」
「一生ジャックハート様の性奴隷としてお仕えすることですっ!」
「革命軍はもういいのか?」
「……はい。もう、いいですよあんな組織。だって、たった一人をたった一人から奪い返せない、奪い返そうともしない組織ですもの」
革命軍の話題をジャックハートがコアラに振った途端、彼女の目から光が消えた。
ジャックハートが彼女に行った調教。それは鞭やひたすら犯し続けるといったものではなく、言葉による洗脳のようなものだ。
革命軍は幹部である自分が捕まっても行動すらしない組織。その傷心のコアラをジャックハートは慰めている。
毎日そう囁かれながら体を愛され、妊娠が発覚して彼女は生まれ変わったのだ。
「てかおい、ロビンちゃん。止まってんぞ」
「っ、申し訳ありません」
「まあいいわ。ここに来るまでしこたまハンコックちゃんをぶち犯してきたからな。ロビンちゃんの立場を分からせる前戯はこの辺にして、そろそろ本番と行こうか」
「えぇ」
跪いていた状態から立ち上がり、来ていた衣服を脱ごうとするロビン。
胸元が大きく開いた半袖のジャケットに包まれている大きな乳房がこぼれ落ちるように飛び出し、その先端にある乳首からは白い液体が滴り落ちている。
「おいおい、ブラジャーも着けねぇでそのままとは……。赤ん坊を育てるって意識があんのか?」
「っ……えぇ、あるわ。服の内側にパッドはつけているから」
「ケハハハ。ならいい。いずれ、親子揃って俺の元に来るんだからな。健康体でいてもらわねぇと」
衣服を全て脱ぐと、彼に手振りで促されてシャボンでできた壁に手をつく。
尻を突き出した状態で彼の方を振り返ると、長らく会っていなかった間に鍛え上げられたジャックハートの肉体が姿を現していた。
「す、ごい……」
「ん、何がだ?」
「い、いえ……。その、体がより鍛えられていて……」
「あぁ、それか。自分でもここまでなるとは思ってなかったぜ。そのお陰かどうかは分からねぇが、こっちの方も進化してるぜ」
「あぁんっ」
立ちバックの姿勢で始まろうとしている、ロビンにとって久しぶりの性行為。
完全な勃起状態となったジャックハートの肉棒の先端、亀頭のさらに先の鈴口がロビンの膣口に密着する。
「さて。久しぶりだな、ロビンちゃんとするのは。そのお祝いとロビンちゃんのこれからの無事を祈って、俺からもう一回どデカいプレゼントくれてやるよ」
「っ! ま、待ってっ! そんな話聞いてないわ!」
「今言ったんだからそりゃあ初耳だろうな。安心しろって。ただロビンちゃんの膣内に射精するだけじゃねぇか」
ジャックハートの言葉に若干の抵抗の意思を示すロビンだが、その行動は決して激しいものではない。
そもそも尻肉をがっしりと掴まれており、その上彼の意にそぐわない行動をしてしまうと自分にも仲間もまずい状態になってしまうかもしれない。
そして何より痛感させられるのが彼との地力の差であり、"武装色の覇気"を纏えないロビンがジャックハートの肉体に抗えるとは到底思えなかったのだ。
「さて、それじゃあ」
「ひうっ―」
一気にジャックハートの腰が前に進み、亀頭、カリ、竿がロビンの膣内へと侵入し、満たす。
根元まで挿入されるまでにロビンの弱い部分を刺激するのも当然ながら、挿入しきったと同時に膣奥に懐かしい感触を思い出し、彼女の体がビクビクと震える。
「……イッたか。おかえりロビンちゃん。また隅まで愛してやるよ。これからもな」
「はあぁうっ、あぁ……! は、ぁ……、はぁ……!」
覆いかぶさるように上半身を密着させたままの立ちバックで挿入されたロビン。
耳元で囁かれたロビンは、彼の言葉にあった通り再びジャックハートに引き戻された感覚に陥った。
「ケハハハハ。そんなに愛おしそうに絡ませねぇでも、俺が気持ち良くさせてやるから安心しなって」
「んっ! はぁあんっ、あぁっ、すっ……すっごぉいっ!」
「おっ、いいねぇ。ノリノリじゃねぇか。なぁコアラちゃん。もっと素直に求めた方が気持ち良くなれるってのに」
「もちろんですっ! ん〜、私たちみたいにジャックハート様のところにいた方がいいと思うんだけどなぁ……」
「や……あっ、んぅうっ! あぁっ、あぁんっ!」
始まった激しいピストンに呼応するように、一度だけだが彼に抱かれて孕まされた記憶が蘇る。
その強烈な快感を膣内全体で受け止め、豊かに育った体全体を快楽に震わせる。
奥を突かれる度に細かく絶頂を繰り返し、息を乱しながらロビン自身も乱れていく。
「はぁあっ! イイっ、これ……イイのぉっ!」
「ケハハ。そう言ってやるなよコアラちゃん。ロビンちゃんはあの船に乗って海賊を続けながら、子どもも育て、それでいてたまにやってくる俺に抱かれてぇのさ」
「あははっ! 何それ、すっごくわがままですね」
にこやかに笑いながら軽い足取りでジャックハートの愛を一身に受け止めているロビンに近寄るコアラ。
数ヶ月前に彼に抱かれた時に身籠り、少しばかり大きくなったお腹に気を使いながらも軽快に進む。
「ねぇロビンさん」
「んっ、あぁんっ! あっ、ダメ……イッちゃう……!」
「ジャックハート様に一生懸命なのはいいですが、一つ、考えておいてくださいね」
裸で激しく愛し合う二人。
そこから奏でられるロビンの柔らかく豊満な尻肉とジャックハートの鍛えられた肉体がぶつかり合う音を聞きながら、喘ぎ続けるロビンに顔を近づける。
「海兵に捕まって犯されて、孕まされて、出産して、それに気持ちよさそうに喘いで……」
「ケハハハハハハ。おいおいコアラちゃん、犯されてってのはおかしいだろ? 求めてきたのはお前らじゃねぇか」
「あっ、そうでした。ごめんなさい。……でもね、ロビンさん」
どこか悲しそうな表情で、コアラは続ける。
「これからまた孕まされるロビンさんを……子連れになったロビンさんを、麦わらの一味の男衆はどう思うんですかね?」
「っ、や、やめ……て……」
「……私はもう、諦めました。その道に行くなら、頑張ってくださいね」
「ケハハハハッ! 悪ぃ子だなコアラちゃんは。ロビンちゃんのメンタル崩しにいくなんてよ」
コアラがロビンに話しかけている間に動きを止めていたジャックハートの腰が引かれる。
先ほどまでのピストンにより刺激されたロビンの膣内は愛液に塗れており、結合部からはポタポタと溢れた液体が零れている。
「コアラちゃんに関しては構わねぇよ。その状態でもまだ革命軍に戻ろうとする気力があるんなら、素直に尊敬するぜ。ま、無理だろうがな」
「っ、ジャックハート……様……」
「だが、ロビンちゃんは絶対に落としてやるよ。俺の好みにドストライクだからな。もし船に乗って無事に合流したら、ナミちゃんも本気で落としにいくって伝えといてくれ」
「んぁう……! は、あぁあっ!」
彼女たちの心情を完全に読み取った上での発言と宣言。
さらに精度を上げた"見聞色の覇気"により二人の考えていることを見抜き、自分にとって気分の良くないことを未然に防ぐジャックハートの姿に、改めて敵わないと察した。
「ほら、下りなコアラちゃん。母体に何かあったらいけねぇからな。下がる時にハンコックちゃん呼んできてくれ。湯浴みしてると思うから」
「はい」
「さてと。んじゃあハンコックちゃんが来るまでに一発どデカく気持ち良くなろうや」
グッ、と尻肉を掴む両手に力を込める。
元々程よく脂肪がついた臀部だったが、出産を経たことによりより一層女性らしいラインを見せつけるそこにジャックハートの情欲が駆り立てられる。
「いやぁ、相っ変わらず最高の締まり具合と絡み具合、熱さ加減だぜロビンちゃん。俺と出会うために生まれてきたんじゃねぇのかってぐらいにな」
「んはぁあっ、あんっ! ん……あぁああっ、イクっ、イクぅううっ!」
「ケハハハ。気持ちいいだろ? つっても、こんなに敏感になってるとは思っていなかったがな」
「だ、だって、ずっとシテなかったもの……! オナニーでも満足できないし、あの子を産んでからも疼いて疼いて仕方なかったのッ!」
「ほう。ようやく本音を出したか。で、どうして欲しいんだ?」
最奥付近まで挿入された肉棒が微妙に動かされ、ロビンを焦らしていく。
抉って欲しいところに竿が来ない寂しさを解消するためにロビン自身が動こうとしても、その動きを先読みされて快感を得られない。
「おね、がい……」
「あん?」
焦らしに焦らされ、ついにロビンが我慢の限界を迎えた。
ずっと我慢していたものを突き入れられ、しかしそれでも自分の欲しいところには来てくれない。
出産してしばらく。一度も絶頂できなかったロビンが、彼の前で本音を零してしまう。
「お願い……お願い、します。ジャックハート様……。私を、あなたの好きに犯して、ください……!」
「いいのかよ。また予期せず子どもを孕んじまうかもしれねぇぞ?」
「いいのっ! お願いだから、いっぱい突いて、いっぱいイカせて! 膣内にいっぱい出して欲しいのぉっ!」
「そこまでせがまれたなら仕方ねぇな。んじゃ、覚悟しろよっ!」
「っ……ああぁぁぁああんっ!」
そして突き上げるように膣奥に一気に挿入された肉棒が、ロビンを数ヶ月振りの絶頂の海へと誘う。
これまでも細かく噴いていた潮を、さらに盛大に噴き出し足元を濡らす。
以前交わった時よりもサイズアップしたジャックハートの肉棒が、これまで以上にロビンに快感を与える。
「はひっ、んぅうっ! あんっ……あぁっ! いいぃっ、しゅっ、しゅご、いぃのぉっ! あぁああっ、イクッ……あぁああんっ!」
「っ、いい乱れっぷりだぜロビンちゃん。こんなどエロい女が俺の子を産んで、これから孕んでくれると考えただけでも興奮してくるぜ」
「んんぅ、んっ……はぁん……。お願い、奥に注いで……」
「ケハハハ。疲れちまったか? ま、いいぜ。お安い御用だ」
加速していくピストン。
膣口と膣内の弱点を刺激される度に絶頂を繰り返していたロビンだが、彼の肉棒がこのッマジ割で一番深いところまで突き入れられた瞬間に、文字通り意識を飛ばした。
「受け取れ」
「イッ……ッ! イクゥゥゥうううううッ! ああっ、んっ……はあぁぁぁぁあんっ!」
自分の体が自分のものではなくなってしまうような強烈な刺激。
しかしそれは同時に、ロビンが喉から手が出るほどに欲していた快感でもあった。
忘れたい感覚がいつの間にか忘れたくない快感に変わり、それを何とか堪能するために必死に意識を食い止める。
「はーっ、はーっ……。は、ぁあ……」
「あー、すっげぇ射精たわ。ありがとよロビンちゃん。気持ち良かったぜ」
「……えぇ。私もよ、ジャックハート様」
「ケハハハハ。マジで相当ロビンちゃんも気持ち良かったみたいだな。孕んでも責任は取らねぇぞ。麦わらんトコに居る限りはな」
ジャックハートが自覚できるほどにロビンの子宮に大量に注がれた精液。
もちろん最初から彼女を孕ませるつもりでこのラブホテルに連れ込んだため、いつもの"覇気"の応用で排卵させることも忘れてはいない。
「っと。さて、お別れだロビンちゃん。オルビアの子育ては任せたぜ。将来的に強い海兵に育てたいからな」
「はぁ……はぁ……。この子の将来は、この子が決めるわ」
「まあ確かにそうだが。ロビンちゃん、俺がお前たちの航海中にも狙いに行くの忘れてねぇか?」
「えっ……?」
まだ激しく主張を続ける肉棒が抜かれると、ロビンの淫裂からは子宮と膣内に収まりきらなかった精液が床へと零れ落ちる。
そのうちの幾らかがポタポタと音を立てる間が空き、彼女の口から少し気の抜けた声が出た。
「あれ、知らねぇのか? 俺はフットワークの軽い海軍大将として期待されてんだ。んで、これからもその軽さと単純な強さを買われて"新世界"での任務が続くってわけだ」
「……"青雉"では、ないの……?」
「そこまで言う義理はねぇな。"頂上戦争"で
「と、いうことは……」
「あぁ、安心しな。"新世界"でもまた会える。そん時はナミちゃんと一緒に愛してやるよ」
ジャックハートの言葉にドキリとする。
彼との性行為がまた恋しいものになるのではないかと考えていたのも事実であり、彼と交わりたいという気持ちが強くなっているのもまた事実。
子を産み、子を孕み、仲間と同じ船に乗っている。そんな状態で彼に会ったらどんなことになるのか。
「もしかしたらその時にナミちゃんと二人で俺の元に来るかも知れねぇな。ケハハハ」
「ジャックハート様っ。わらわに何か御用ですか?」
「おぉ、来たかハンコックちゃん」
近い将来に来るかもしれないそんな場面をロビンが想像しているうちに、ハンコックが部屋に入ってきた。
彼女もまた、赤子の出産を終えた身であり、今は連れてきていないがマリンフォードにはジャックハートとの愛の結晶である愛しの娘、ジョー・シャルロットに愛を注いでいる。
「今、俺はものすごく機嫌がいい。なぜだか分かるか?」
「ニコ・ロビンを抱いたから、ですか?」
「あぁそうだ。そこで、俺の女の中でもとびきり美しく、ここ最近かなり頑張って俺に尽くしてくれるハンコックちゃんに、ご褒美をやろう」
「わ、わらわに、ジャックハート様からのご褒美を……?」
「何だっていい。お前の欲しいもの、して欲しいことを言ってみろ。なんでも叶えてやろう」
息を整えるロビンの近くですぐさま2人の世界に入り込むジャックハートとハンコック。
何かを決心した表情をしながら頬を赤く染めたハンコックが、ジャックハートに近づいた。
「それならばジャックハート様。一つだけ、叶えて欲しい願いがございます」
「ん?」
「わらわには未だ、過去の名である"蛇姫"を連想させる、ボア・ハンコックという名があります。その名を、ジャックハート様が書き換えてはくれませぬか?」
「……つまりは、ジョー・ハンコックになりてぇってことか」
「はい。無礼は承知でございます。ですが、どうか……!」
ハンコックの要求は、まさかの結婚だった。
目の前で繰り広げられる茶番のような2人の会話に唖然とするロビンだったが、その立っていた時間を後悔することとなる。
「いいぜ、ハンコックちゃん。正真正銘、俺の女になれ」
「〜〜っ! はいっ! 愛しています、ジャックハート様っ!」
「俺もだ、ハンコック」
ハンコックからの告白を受け入れたジャックハート。
指輪を渡されることも、正式な式を挙げることもしていないが、今この瞬間に2人は夫婦となった。
「特別だぜ。俺が元海賊を妻に迎え入れるなんて、そうはねぇ。ハンコックが俺のことを思い、主人ではなく一人の男として愛してくれていたのは分かっていたからな」
「ありがとうございます……!」
「だから、だ。その硬っ苦しい呼び方も終わりでいい。お前の好きに呼べ」
「……では、貴方様と呼んでも?」
「あぁ」
ハンコックからジャックハートに迫り、互いの身体の距離が無くなる。
四肢を絡め合うように抱きつき合う2人のその姿は、心に少しばかり闇を抱えるロビンにとっては見ていられないぐらいに甘ったるい空気を醸し出していた。
「貴方様……。永遠に、お慕いしております……」
「お前がそれだけ愛してくれるのなら、俺もお前を愛してやる」
ベッドに押し倒されるハンコック。
ハンコックが普段身につけている赤いドレスの裾が捲り上げられ、すでにぐっしょりと濡れた秘部が露わになる。
「準備万端か?」
「もちろんです。……貴方様と愛し合えるのですから」
「ケハハ。可愛いやつだ」
「んっ……ちゅぅ、ちゅぱっ、あむっ……んっ、ふ、ぁ……」
仰向けになったハンコックに覆いかぶさるジャックハート。
一切の躊躇いもなく重ねられた唇。舌が扇情的に絡み合い、唾液の橋がかかる。
「……抱いて、ください」
「あぁ」
どこか優しさを感じる手つきではだけた服を完全に脱がされる。
隠すものが無くなったその美貌は、出産を経てもなお完璧を保っていた。
「ケハハ。おいロビンちゃん。もう俺に用がねぇんなら出て行っていいぞ。これからはハンコックちゃん相手に忙しいからな」
「っ、そう、させてもらうわ」
これから始まろうとしている二人の濃厚な絡み合い。
そんなものを視界に入れたくないと思い、衣服を整えて部屋を出ようとするロビン。
「……ふふっ」
部屋を出て行く瞬間に振り返り、交差してしまったハンコックとの視線。
どこか勝ち誇ったようなその笑みに、ロビンは謎の敗北感を覚えるのだった。
◇
「おいおい戦桃丸くんよぉ。いくら"麦わらの一味"復活っつっても、大将の俺まで出ねぇといけねぇほどか?」
「パシフィスタを2体用意はしているが、念のためだ。ここで確実に仕留めるか、戦力をダウンさせたいそうだ。……って、あんた知らねぇのか?」
「んなもん深く考えてねぇよ。視界に入った海賊は誰であれぶっ殺す。お前も正式に海兵になったんなら、一つにこだわるんじゃねぇぞ」
ハンコックと熱い行為を終えたジャックハートは、黒いワイシャツと白いスーツを身に纏い46番GRに向かっていた。
大将となった今、ジャックハートは自分の部隊は持っておらず、直属の部下は形式上はいない。
中将の時の部下やたしぎなど個人的にジャックハートを師事している面々はいるが、今はそれぞれ別の任務に当たっており、たしぎも今は"新世界"に移った海軍本部に待機している。
「それに、今回の作戦は"麦わら"が本命じゃねぇだろ。サカズキさんもそう言ってたんじゃねぇか?」
「……どうしてそう思う」
「単純さ。船員全員が一対多の大立ち回りを得意としている。そんな奴らを相手にしようとするんなら、選りすぐりのメンツで個人を叩き潰す方がいい。大方、"麦わら"復活騒動にはしゃいでるアホどもを一網打尽にするのがメインってとこだろ」
二年前にここ、シャボンディ諸島でパシフィスタや黄猿とともに"麦わらの一味"を文字通り一時解散まで追い詰めた一人でもある戦桃丸。
その時は海軍本部科学部隊隊長であったが正式に海兵となった彼だが、当時のまま黄猿の部下という形になっている。
「まあ、そういう理由も確かにある」
「だろ? 俺もどっちかっつうと大立ち回りの方が好きなんだ。てな訳で、今日はやる気が出ねぇ。なんでよりにもよってシャボンディ諸島でやるんだよ。戦力分析して奴らの慣れねぇ"新世界"でぶっ潰した方が楽だろ」
とは言うものの、ジャックハート自身は誰にも言っていないが、現時点で"麦わらの一味"を崩壊させる気はさらさらない。
そもそもロビンとナミが所属しており、かつ彼女たちが残りたいと言っているのだ。海で偶然遭遇したのならともかく、今シャボンディ諸島に集結している海賊を無視してまで捕まえなければならないほどの状況でもない。
「それに、戦力の分析ってことなら俺たちも他人事じゃねぇ。部下がどれだけできるか、上としては把握しておかなきゃいけねぇからな」
「上司……いや、海軍のトップとしての自覚はあるのか」
「ったりめぇだ。部下と組織のことを考えてるからこそ、あいつらに場数踏まそうとしてんじゃねぇか」
「死人が出るとは思ってねぇのか?」
「出ねぇよ。俺がいるからな」
今回の"麦わらの一味"と戦うことになるかもしれないが、ジャックハートは最前線に出て戦うつもりは皆無だ。
妊娠した女性クルーがいるという点から、仲間思いで有名な彼らが激しい戦闘を行うことはないと考えているためだ。
「前から疑問だったんだが、なんで海軍って"覇気"の習得を義務付けねぇんだ?」
「"覇気"は中将クラスまで鍛錬を積まねぇと引きだせねぇ。ワイはともかくとして、あんたみたいに幼少期からほぼ全てをマスターしてる奴なんざそうはいねぇよ」
「そうか。……面白くねぇな」
「何?」
戦桃丸は耳を疑った。
いったい今の会話の何が面白くないのか、そもそも何を面白いと感じているのか。
「張り合いがねぇんだよ、どいつもこいつも。麦わらには"覇王色"のセンスがあるってことで一応期待はしているが、こりゃしばらくは"新世界"から帰ってきたくはねぇな」
ジャックハートのその言葉を聞き、戦桃丸は戦慄した。
強いものと戦いたい。張り合いがある戦いがしたい。
それは思い上がった馬鹿な海賊たちがよく口にするものであり、その一時の気持ちから強者に挑んで敗北する。よく見、そして彼自身そう言った海賊たちをよく倒してきた。
「ケハハ。最近性欲の方もそうだが、刺激的な戦いがしてぇって気持ちもやばいぐらいに高まってきてんだわ。発散してぇが鎮めたくねぇ。どうすりゃいいんだろうな」
獰猛な笑みを浮かべるジャックハート。
戦桃丸よりも幾分小さい背ではあるが、彼から圧倒的な力を感じ、額に汗が流れた。
「っ、あそこか……?」
「みてぇだな。行って来い戦桃丸、大将命令だ。俺はお前らが取り逃がした奴らを追う」
「了解っ!」
広場が見え、そこに集まる大勢の海賊たち。
ジャックハートの命令という許可が下りたところで、因縁の相手を捕まえるべく戦桃丸は従えていたパシフィスタ2体と共に飛び出していった。
「……さてと。気に入ってるシャボンディ諸島で暴れんのもアレだし、奴らの出航現場でも見届けるとするか。天竜人にクレーム入れられんのも面倒くせぇしな」
続々と海兵たちが"麦わらの一味"の集合地に集まる中、ジャックハートは一人逆方向へと歩いていく。
「楽しみだぜ、新世界。今までセンゴクさんは俺が若ぇってだけで"偉大なる航路"前半の任務多めだったからな。これからはサカズキさん主導の"実力主義"。海賊たちも文字通り実力者が"新世界"に集まる。ケハハハ、血が騒ぐぜ」
休暇を終え、存分な修行期間を経てジャックハートがサカズキから受けた命令。
それこそが当初から彼に期待されていた、"新世界"での蹂躙だった。
「部隊の編成に
誰にも聞かれていない、ただの独り言。
もちろんジャックハートも誰かに聞かせる気もなく、誰かに聞かれているとも思っていなかった。
「ふふっ。安心したわ、ジャックハート
「え……?」
遠い昔に聞いた、聞き覚えのある愛しい女性の声を聞くまでは。
いつもの彼からは想像もできない、本人自身も自分で間抜けな声を出したと分かるほどに気の抜けた声がジャックハートの口から漏れる。
ゆっくりと振り返る。
そこには。
「久しぶりね、ジャックハートくん。いくら長期の任務でずっと海軍本部を離れていたからって、先生よりもあなたのことを選んだ私に報告なく多くの女性に手を出すエッチな男の子になってるとは思わなかったわ」
「アイン……ちゃん……?」
「えぇ。あなたに
およそ10年前に出会った、文字通り初めての思い出の女性であるアインが立っていた。
き、気づけばお気に入り登録者数5000人という大台目前に……! 読者の皆さん、お気に入りに登録してくださっている方、いつもコメントをくださる方、ありがとうございます。これから就活が本格化し、もしかしたら投稿ペースがかなり遅くなってしまうかもしれませんが、待っていただけると幸いです。
この作品……他の作品もですが、完結目指して頑張るので、応援のほどよろしくお願いします。
勝手にSBSのコーナー!
Q:過去編の後、アインはどうなったのですか? 一部の読者さんより
A:映画とは違い、フツーに海兵として働いてます。詳しいことは次の話で書くので、次回もお楽しみに!
コメント、評価などお待ちしております!
今後の本番シーンについて、主にどんな内容が良い?
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主要キャラの一部を濃く
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主要キャラメインで大人数を書く
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作者好みのキャラで濃く
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現在対象キャラ全員
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このキャラを!(感想に書いてください)