※この作品はR-18です。

海軍史上最悪の男   作:チャリ丸

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あけおめです。2019年内に投稿できず、申し訳ないです。

年明けにおめでたいことが。

活動報告にも書かせていただきましたが、なんとこの度、この小説のUAが100万を突破いたしました!

突破記念……というよりは感謝ですね。特別編なんかももしかしたら書かせていただきたいなと考えています。


しばらく不定期、亀更新となってしまうかも知れませんが、今後ともよろしくお願いいたします!


あ、あともう1つ。Twitterにて小説専用アカウントを作ったので、よろしければフォローしてください。@ChariNovel


露見する格差

「ケハハハハハッ! いいねぇ。若くてハリのあるこの巨乳。今まで剣闘士として戦って、よく質が落ちなかったもんだ」

「んぁっ……ん、うぅっ、あっ!」

「感度も良し。ケハハ、こりゃあまたいい子だ。ナミちゃん、ロビンちゃん、ビビちゃん、ハンコックちゃんに並ぶ逸材だな」

「あら。私の体じゃ不満なの?」

 

 コリーダコロシアム、来客用大浴場。

 たった二人で占拠するにはあまりにも広すぎるこの場所で、ジャックハートは一人の少女と共に湯に浸かっていた。

 少女の名はレベッカ。

 このコロシアムで剣闘士として戦っている少女であり、2年前からジャックハートが目をつけていた人物でもある。

 

「おっ、ヴィオラちゃん。ようやく来たか」

「遅れてしまってごめんなさい。それで、レベッカとはもう馴染めたのかしら?」

「あぁ、もう早速な。ヴィオラちゃんが来る少し前に、ここに一発ブチ込んだところだ」

 

 その空間に入ってきた新たな人物、ヴィオラ。

 彼女が開いた扉の真正面にいたレベッカとジャックハートの姿は一切隠されることなく丸見えになっており、ヴィオラが真っ先に目にしたのは最愛の人物が自分と血縁関係にある少女の胸を揉みしだいていた光景。

 しかし彼女は、その光景を見て嫌悪感を示すことなく、むしろ好意的な瞳をしていた。

 

「ヴィオラ、さん……」

「ふふっ、久しぶりねレベッカ。さっきは気持ちよさそうに大きな声で喘いでいたけれど、すっかりジャックハート様の虜かしら」

「どうかな。今はただ契約(・・)としての肉体関係だからな。とはいえ、満更でもなさそうっていうのも事実だ」

 

 隣に男がいると言うこの状況でありながら、布や手などでその美しい裸体を隠すことなく二人の方へと歩いてくるヴィオラにレベッカは少しの違和感を抱いた。

 今までの物心がついてからの人生の長くを剣闘士として過ごしてきたレベッカにやってきた突然の来訪者。それが、自らの叔母にあたる目の前の女性、ヴィオラだったのだ。

 

「『剣闘士として負けない戦い方を教え、そしてドフラミンゴの勢力を常に一定以下に保ち続ける。その代わりに、ドフラミンゴを倒す算段がついた時に、嫁に来て欲しい』。我ながら、素晴らしい契約だったと思うぜ?」

「誇るべきよレベッカ。あなたのお陰で、ドフラミンゴとその一味は今日明日にでも滅びるわ」

「……この契約をしなければ、戦い方を教えないし、ドフラミンゴも放置する。そう言われたら、守るしかないでしょう……!」

「あらら、そういやそんなこと言っちまった気がしないでもないな」

 

 ジャックハートの本音としては、もちろんそんなことをするはずがない。

 将来有望な少女に傷がつくことも我慢ならない上に、ヴィオラやモネ、ベビー5がいる時点でドフラミンゴをそのままにしておくと言うこともない。

 しかし、その契約を作ってしまえばレベッカは首を縦に振るしかないということは一目瞭然だったのだ。

 

「さて、じゃあ役者も揃ったところで、現状の報告でも始めるとしよう」

 

 右手で大きく育ったレベッカの乳房を揉み、左手では先ほど精液を注ぎ込んだ子宮が奥にある下腹部を撫でていた。

 レベッカの若い柔肌を堪能していたジャックハートの左に密着するほど近くにヴィオラが座り、挨拶代わりと言わんばかりのキスが始まる。

 下腹部に触れていた左手をヴィオラの背中から乳房へと回し、口を離してジャックハートがこれまでの状況を話す。

 

「まずはレベッカちゃんに言っておくことからだ。ここにいるヴィオラちゃん、そしてドンキホーテ・ファミリーのモネちゃん、ベビー5ちゃんは秘密にはしているが俺の妻だ。そして、あのクソを倒せる状況となった今、君も俺の妻の一人となったわけだ」

「倒せる状況って、あの男は……っ、んぁっ、はぁああっ!」

「安心しろって。誤報だろうがなんだろうが、王下七武海脱退というニュースが流れたのは事実だ。そもそも、なんでそんなことになったかを追求するところから始まるんだ。だからレベッカちゃんは、安心して俺とセックスしてりゃあ良いんだ」

 

 右手でレベッカ、左手でヴィオラの胸をゆったりと揉みしだく。

 まだ経験が浅いレベッカは慣れない感覚に声を抑えながら身を悶えさせ、ヴィオラはその快楽に抗うことなく身を委ねる。

 ジャックハートの肉棒が屹立していく様を、レベッカは未だ物珍らしそうに頬を赤らめながら確認している。

 

「それに、奴が王下七武海を脱退してねぇなんて言っても、もうそんなのは通用しねぇよ」

「え?」

「王下七武海の制度が認めてるのは、海賊行為のみだ。配下でも無ぇ海賊や他の国に武器や人造悪魔の実の元を流すのはちと頂けねぇ。政府が上。それを植え付けるためにサカズキさんが少し前に制度の中身を少し変えたってわけだ」

 

 美女二人を両手に侍らせながら、ジャックハートは海軍本部でのやり取りを思い出す。

 海賊行為。一見分かりやすそうなものだが、意外と線引きが難しいのだ。

 それゆえに王下七武海たちの行き過ぎた行為なども黙認されていた部分があり、それを大々的に変えたのだ。

 

「って、今はそんなことどうでもいいんだ。あいつをブチ切れさせる手はもう二重三重にも打ってある。今俺たちがすべきことは、お互いを愛し愛されることだろ?」

「えぇ、その通り。ねえジャックハート様、私、またたっぷり愛して欲しいわ。ずっとドフラミンゴの近くにいたせいでストレスが溜まってるの。一緒にたくさん発散しましょう?」

「あぁ、もちろんだ。レベッカちゃんもな」

 

 二人の胸から手を離し、ジャックハートが立ち上がる。

 それに釣られるようにヴィオラも腰を上げ、レベッカも彼女に続いて風呂から出る。

 三者三様の音を立てながら広々とした浴室内を歩き、目的の場所へと向かう。

 

「嬉しいねぇ。俺の好みを完璧に把握して、そのプレイを楽しむためにヴィオラちゃんが用意してくれるとは」

「私もアレ好きなの。ぬるぬるしてて気持ちいいでしょ?」

「ケハハハハハッ! 俺の船に乗れば、好きなだけできる。特化した能力者もいるしな」

 

 船に乗れば、という言葉に首を傾げるレベッカ。

 そもそも今から何をするのかも分かっていない上に、これからの話をされても意味が分からないのも当然のことである。

 そして、この場には彼女のそんな考えを簡単に読み取れる人物もいる。

 

「ケハハハ。大丈夫だぜレベッカちゃん。難しく考えすぎる必要なんてない。さっきも言った通り簡単なことだ。君はただ俺を愛し、俺に愛されればいい。ただそれだけだ」

「……分かってるわ。それで、今から何をするの?」

 

 広大な浴室を歩き、向かった先にあったのは一枚の大きなマット。

 コロシアムの中での生活が長かったレベッカには見慣れないものだったが、ジャックハートとヴィオラにとっては逆に見慣れたものでもあった。

 

「この上でするんだ。いやぁ、まさかヴィオラちゃんがこれを手配してくれるとは思わなかったぜ」

「気持ちいいことをしたいもの。それに、三人でするなら大きくないと、ね?」

 

 事の発端は、ジャックハートとカリファがサイファーポールの訓練生だった頃まで遡る。

 上官すら瀕死に追い込む問題児兼優等生であったジャックハートと紅一点と言ってもいいカリファの行為は、互いの部屋で行われていた。しかし、あまりにベッドや部屋が汚れるため、風呂で行為を始めたのが全ての始まりだった。

 

「先に言っとくぜレベッカちゃん。ここでヤルのはマジで気持ちいいからな」

 

 カリファとの風呂場での行為により、ジャックハートの性欲が勢いを増したのだ。

 水分過多と言ってもいい、そしてお互いの肌が嫌でも密着し合う状況。

 そこにいつからかローションという代物が入り、さらに加速していったのだ。

 

「私が準備をするわ。だからジャックハート様は、レベッカをよろしくね?」

「あぁ、任せておけ。存分に解してやるよ。レベッカちゃん、こっちに」

「わ、分かった」

 

 レベッカ以外手慣れているというこの状況に、彼女はどこか違和感のようなものを抱いていた。

 まるで自分が今まで知らなかった世界に連れて行かれるような、不思議な感覚。

 しかし、目の前にいる男の圧倒的な強さと嬉しそうに何かの準備を進めていくヴィオラの姿、そして全員が一切隠すものを身に纏っていないというこの非日常な光景が、若干16歳の彼女を狂わせた。

 

「ほら、もう一度仕切り直しだ。今後は、周りに誰かがいる状態でも思いっきりセックスを楽しめるようになってもらわねぇとな。つっても、俺の船に乗る頃にはそうなってるだろうがな」

「ま、周りに人がいる中でッ!? さ、先ほどのような、せ、セック……ス、をする……の?」

「あぁ。見ろよヴィオラちゃん。このレベッカちゃんのピュアな反応。この身体同様、真っ白でなんの汚れもねぇいい反応だろ?」

「えぇ。あなた好みの、染め甲斐のある女の子よ」

 

 ヴィオラが着々と準備をする様を眺めながら、ジャックハートはレベッカと向かい合うように立つ。

 と言っても、二人の身体の距離は異様に近い。レベッカの年不相応に発達した立派な乳房やジャックハートのいきり立った肉棒が相手の体に触れてしまいそうな程の距離で、レベッカは視線をあちこちに動かし、ジャックハートからの視線を避けていた。

 

「おいおい、寂しいじゃねぇか。なんでこっちを見てくれねぇんだ?」

「は、恥ずかしいのよ……」

「ケハハハハハッ! もう処女じゃねぇし、なんならついさっき絶頂して潮まで吹いてただろ? 何を今更恥ずかしがってんだよ、なあヴィオラちゃん」

「そうよ、レベッカ。あなたは、今はただジャックハート様に任せていればいいの。自分から動けるようになるのは、これからでも遅くないわ」

 

 彼の言葉の通り、レベッカはつい先ほど処女を散らし、その際に派手に潮を吹いた。

 意気揚々とした雰囲気を保つヴィオラと目の前の男を交互に見て、自分と彼がしていた行為を二人に置き換えて想像してみる。

 まぐわい合うヴィオラとジャックハート。その光景を思い浮かべた時に、レベッカは自分でも信じられないようなことを考えていた。

 

「ん? なんだ、もう調教する必要がねぇくらいにハマってんのか? レベッカちゃん。俺に隠し事が通用しねぇって言うのを言い忘れてたが、そこまで露骨に表情が変わると、"覇気"もいらねぇわ」

「っ!? そ、そんなこと……!」

「いやいや。誤魔化すのは無理があるって。俺の下半身とヴィオラちゃんのおっぱい見比べて、ずっと楽しそうな顔してたぞ? 息も荒かったし、ここも、ほら」

「きゃあぅっ!」

 

 目の前のジャックハートに、"覇気"すら使われることなく読まれてしまったレベッカの思考。それこそ、彼が言った通りのものであった。

 確信を突かれ咄嗟に嘘で誤魔化そうとするが、彼女の身体は本能に忠実だった。

 ジャックハートが手を伸ばした先、レベッカの隠部はすでに大量の愛液が滴っており、彼の指先が触れるだけで彼女の身体を熱く燃やしていた。

 

「ケハハハ。最近の俺は運がいい。名器を二人も発見できたんだからな」

「あっ、あぁんっ!」

「まだ何もしてねぇのにこの乱れっぷり。今後が楽しみだ……」

「ジャックハート様。準備ができたわ」

「おう、助かるぜヴィオラちゃん」

 

 たった今ジャックハートがレベッカした事。それは、ただ片手で彼女の秘部に軽く触れただけという、テクニックも何もないもの。

 陰核はおろか、薄らと生えた隠毛にも軽く触れるかどうかという、愛撫と呼んでいいのか怪しいその程度の動きで、レベッカは感じてしまったのだ。

 ヴィオラに呼ばれ、マットへと少しの距離だけ歩く中で、ジャックハートは確信していた。

 

 この少女、レベッカは最高の女になるということを。

 

「さ、よろしく頼むぜ二人とも。ヴィオラちゃんはレベッカちゃんにいろいろ教えながらになると思うが、任せる」

「分かったわ。じゃあ、うつ伏せに寝転んでくれる?」

「了解」

 

 ローションが全体に撒かれたマットの上にジャックハートが横たわる。

 身体にもローションを塗りながら、レベッカは歳が僅か4つしか違わないとは思えないほどに鍛えられたその肉体に頬を染めていた。

 

「ケハハハハ。やはりいいな、この時間は。俺好みの極上の女が、俺の身体に絡みつくように奉仕する。言葉にしても最高だ」

「そんなに楽しみにしてくれているなら、私たちも頑張らないといけないわね。あなたのお家でする時も来るでしょうし」

「基本的に風呂にも常に二人以上は連れているからな。普通にあるだろ」

 

 うつ伏せのジャックハートと視線を交わさずに話すヴィオラは、そのローションに塗れた完璧なプロポーションを誇る肢体で彼の身体に覆いかぶさった。

 彼の背中の上で優雅に舞うように体をくねらせているヴィオラに視線で誘導され、レベッカも口を一文字に結びながら彼の背中の右側へと覆いかぶさった。

 

「おぉ……。予想通りイイもん持ってるな、レベッカちゃん。手で揉んでた時にも分かりきってたことだが、形も柔らかさも大きさも、全てがいい」

「はっ、恥ずかしいことを大きな声で言わないでよっ!」

「ケハハハ。なら恥ずかしいついでにもう一つ。レベッカちゃんの乳首ビンビンに勃ってるぜ」

「〜〜〜ッ!」

 

 顔から火が出るほどに赤く染まり上がるものの、レベッカは決して動きを止めることなくジャックハートの背中に自らのローション塗れの体を絡みつかせていく。

 ジャックハートがレベッカを手に入れるためにとった手法は、ビビとの関係を持った時のものに限りなく近い。

 

「もうっ、あなたったら……。私にも何か言って欲しいわ」

「っと、すまねぇなヴィオラちゃん。相変わらずの完璧な奉仕精神で嬉しいぜ。これからも末長く、よろしく頼むぜ」

「ふふっ、冗談よ。あなたが私を大事にしてくれることは分かっているわ。私からもよろしくね、あなた」

 

 未だ自分が何をしているのかということを完全には把握できていないレベッカとは真逆。すでに彼の子を孕み、出産も済ませているヴィオラは、ジャックハートの好みをよく把握していた。

 ただ自分の乳房を押し当てるだけのレベッカに動き方を教えるように長い手足を使って彼の体を何度も往復する。

 

「ってか、ヴィオラちゃん的にはどうなんだ? レベッカちゃんは姪っ子になると思うんだが、その子と旦那が関係を持つってのは」

「私は全然問題ないわよ? 9年間、ドフラミンゴに乗っ取られたこの街を裏で救い続けていた英雄のお嫁さんになれるなら、本望よ」

「救ったって、そんな大したことはできてねぇって」

「そうかしら。あなたは当時たった11歳の小さな海兵。史上最強の海兵とは言え、そんな少年が王下七武海の中でもトップクラスに用心深い彼を抑えることが、どれだけ難しいか」

 

 ジャックハートの背中に時折吸い付き、手足だけでなく口まで使って彼に甘美な刺激を与えていく。

 そんな叔母であるヴィオラの姿を見習い、見様見真似ではあるもののレベッカも奉仕を続ける。

 次第に上達していくレベッカの技量を背中で感じながら、ジャックハートはいつものように言葉を零していく。

 

「ま、俺のことはどうでもいいんだ。これから先も似たようなやつが何人も出てくるだろうしな。……で、だ。レベッカちゃん。さっきは契約っつったが、君の身分は一応王女ってことになる。俺のとこに来るのがどうしても嫌だってんなら、ここに残ってもいいぜ」

「えっ? え……っと……」

「判断の遅い子は嫌いなんだ。俺の元に来るか、それとも王女として俺と結婚するか。どっちだ?」

 

 彼が話を振った先は、契約のため一心不乱に彼の体に自分の歳不相応なほどに発達した肢体を絡ませていたレベッカだった。

 まさかこのタイミングで、行為に慣れていない自分に話が来ることはないと勝手に思っていたレベッカに、実質一択の二択が突きつけられる。

 

「あぁ、だが契約内容は変わらねぇよ。君が正式に俺の妻となり、俺の元に来ないというのであれば、俺が今後ドレスローザを訪れるのは君を抱くためだけ。どんな海賊が現れても俺たちは助けない。例え、ドフラミンゴみたいなやつでもな」

「っ! だ、ダメッ! そんなこと……」

「なら選択肢はひとつだぜ。俺の元に来ること。そうだな……俺の元に来れば、確実に世界最高峰の生活を送れることを保証しよう。君も、この国の国民もな」

 

 二択に見せかけた一択。

 それまでの関係から既に圧倒的上位に立つジャックハートにこの選択肢を突きつけられて跳ね除けることができた者は男女問わず誰一人としていない。

 全てが地獄に堕ちるか、全てが救われるか。

 レベッカもまた、王女の素質に溢れてしまっていた。

 

「……この国で苦しんでいる人々を、これからも助けてください……!」

「お、ってことはいいのか? 俺と結婚するってことで」

「えぇ。これからよろしくお願いね、あなた。愛してるわ」

 

 惨劇があったとは言え、レベッカはこのドレスローザの王女であり、また、そこには民もいる。

 今後国が一切の海軍からの援助が得られないということと、自らの一生。それを天秤にかけた時、レベッカにとって国が大事だった。

 

「ケハハハハハハハッ! 最高だぜレベッカちゃん。俺も君を愛してるし、君の愛する物を愛する。何、一生ドレスローザの地を踏めねぇわけじゃない。みんなで幸せな家庭を作って行こう」

「そ、そんなこといきなり言われても……」

「ケハハハ。心配しなくても大丈夫さ。レベッカちゃんはレベッカちゃんの思うまま、過ごせばいい」

 

 レベッカとヴィオラの動きを止めて、ジャックハートが仰向けになる。

 彼女達の前に、普段よりもさらに大きく感じる屹立した肉棒が現れる。

 

「さてレベッカちゃん。正式な夫婦となった祝いだ。おいで」

「……はい」

 

 ヴィオラが二人の側から一旦離れ、マットの上にはジャックハートとレベッカの二人だけの世界が完成した。

 

「んっ……、ちゅ、あむっ……んんっ、はぁ……ちゅぷっ」

 

 仰向けで寝転ぶジャックハートの身体の上に、豊満な肉体を彼にすべて預けるように載せるレベッカ。

 契約云々という会話もあったが、そもそもの話自分に戦士としてのレベルアップのノウハウを教えてくれ、かつドフラミンゴを裏で10年近く抑えていた年も近い海兵。

 少しエロい面もあるが、顔は整っており、実績と将来性も共に完璧。

 16歳のうら若き少女が惚れるには、要素は十分すぎた。

 

「ジャックハート、さん……」

「堅苦しいな、レベッカちゃん。もっと素直になってくれよ」

「……なら、あなた、と」

「あぁ、それでいいぜ。……じゃあ、自分で挿れてくれるか?」

「えぇ」

 

 ヴィオラが来る前の行為で既にジャックハートの精液がレベッカの膣内に注がれている。

 彼女にはまだ伝えていないが、ジャックハートがレベッカほどの女性をそのままにしておくはずがなく、一度目の行為で既に彼女は排卵をしており、ほぼ妊娠することが確定していた。

 

「あぅっ! んっ、あ……ぁんっ!」

 

 再びレベッカの狭い膣に挿入されるジャックハートの肉棒。

 今後彼女がどんな成長をするか想像しているのか、彼らの側でヴィオラが女神のように微笑んでいた。

 

「レベッカちゃん、もう一発……欲しいか?」

「えぇっ、欲しい……わぁっ!」

 

 レベッカの思うもう一発とは、二度目のセックスやそれに伴う絶頂。

 ジャックハートが言ったもう一発とは、二度目の排卵とそれに伴う受精。

 つまり、レベッカをもう一度孕ませることで、双子を妊娠してもらうということだ。

 

「着実にどエロい女の子に育ってくれているようで嬉しいぜ。なら、一発とは言わずにこれからずっと楽しもうや」

 

 自分の身体の上で、本能に身を委ねて淫らに腰を振り続けるレベッカを見て、ジャックハートは笑う。

 レベッカとヴィオラと正式に関係を結ぶことで着実に進めることができる作戦を思い出し、より一層竿が大きくなる。

 

「永遠に楽しむ方法は、もう見つけてるんだ」

 

 ジャックハートのその呟きに、二人は妖しく笑った。

 

 

 ◇

 

 

「よしっ! ナミもロビンも、二人とも母子共に健康そのものだぞ!」

「ありがとうチョッパー」

「いつもゴメンなさいね。モモの助も、オルビアとベルメールをありがとう」

「と、当然でござる! せっしゃは兄ゆえ、子どもたちの面倒ぐらい、簡単でござる!」

 

 時を同じくして、サウザンドサニー号。

 船内の医療室に現在サニー号にいる人間全てが集まっており、ナミとロビンの健康状態のチェックを行っていた。

 チョッパーによる診察結果は良好。二人とも母子ともに健康であり、ベルメールとオルビアにも何の問題も無かった。

 

「じゃ、俺は船の周りの見張りをしてくるからな! モモもついてきてくれ!」

「悪者がいれば、せっしゃが成敗してやるでござる!」

 

 意気揚々と医療室を出ていくチョッパーとモモの助。

 微笑ましい光景ではあるが、実際外にはとんでもなく強い海兵がいるかもしれない。

 そう心配したロビンとナミであるが、彼女たちが彼との契約を守っている限り、彼が仲間を襲うことはない。

 チョッパーも可愛らしい見た目をしているが、そう簡単に負けるほど弱くもない。

 

「……ねぇロビン。この子の名前、どうした方がいいと思う?」

「……そう、ね。私の子の名前のこともあるし、一度彼に会った方がいいんじゃないかしら」

「そう、よね……」

 

 二人っきりになって広がる話は、やはり彼。

 話し合いで分かっていたが、彼も今現在このドレスローザにいることはほぼ確定している。

 

「やっぱり、来るのかしら──ッ!?」

 

 憂鬱そうな、しかしそれでいてどこか期待しているような声をナミが漏らした、その瞬間。

 

 大きな爆発音が甲板に響いた。

 

「チョッパーッ!? モモの助!?」

 

 慌てて、しかしお腹の子と自分たちの娘を大事にしながら、二人で甲板へと出る。

 二人の脳内にあった最悪の光景は、彼とは別の海兵に二人が襲撃されたこと。

 

 しかし、甲板にあったのはその二人の想像をさらに超える光景だった。

 

「あーっ! やっぱりいたよ、お兄ちゃん! 私たちの新しいママと妹たち!」

「はぁ……。父さん、また増えてますよー」

 

 甲板に転がっていたのは、全身アザだらけのモモの助と、腹部に深く刀を突き刺され、全身が焼け焦げているチョッパー。

 そして、サニー号の甲板に立っているのはたった二人の少年少女。

 

「あ。あなたたちはこうしないよ? 見て分かる、私たちの家族だもん!」

「家族って、ま、まさ、か……」

「……あぁ、父から海軍内部の情勢や自分たちのことを教えてもらっていないんですね」

 

 薄々、見た瞬間から嫌な予感はしていた。

 しかし、それは話していて確信に変わったのだ。

 

「俺は海軍本部大尉、ジョー・ダレス」

「私は"G-5"の少尉、ジョー・リリーだよ!」

 

 現在11歳と10歳の少年少女は、ナミとロビンを妊娠させた男の、長男と長女だった。

 

「ま、待って! あなたたちのお父さんとの約束で、私たちが……その、彼の言いなりになる代わりに、仲間には手を出さないはずよ!?」

「それは父とあなたたちの間の約束です。俺たちには関係ないでしょう」

「それにー、パパじゃなくて良かったって考えなきゃ。パパなら、そんな約束してても、海賊から手を出して来たら正当防衛で殺しちゃうよ?」

 

 彼の理不尽はこんな小さな子供にも受け継がれているのかと思ってしまうほどの圧。

 相手は子供とはいえ彼の血を引いている。妊娠している状態の二人で対処できるかと言われれば難しい。

 

「……ですから、警戒しなくても大丈夫です。あなたたちを怪我無く連行することが、俺たちの任務なので」

「ついてきてくれなきゃ……」

 

 リリーがチョッパーに刺さっている刀の柄を握る。

 かろうじて意識があるのか、チョッパーから呻き声が上がる。

 

「分かったわ! あなたたちについていくから、それだけはやめて!」

「賢明な判断です。では、行きましょう」

 

 船はどうするのかとも聞けず、ナミとロビンは手錠を掛けられ、その手で子供を抱きながら船を降りた。

 短時間で全身に深い傷を負ったチョッパーとモモの助を抱えるダレスとリリーがその前を行く。

 

「それにしても、流石お兄ちゃんッ! 一撃で二人を気絶させるなんて」

「お前にも素質はあるだろ。あれぐらい、父さんの子どもなら全員できる」

 

 何の話か、と聞き耳を立てるが、二人は後にその行為を後悔することとなる。

 

「んー。確かに最近、"覇王色の覇気"は使えるようになったけど、要らなくない? 自分の手で仕留めた方が確実だし」

「弱い海賊相手に体を動かさなくてもいいだろ?」

 

 この小さな子どもですら"覇王色"を使えるという事実。

 さらに、ナミやロビンは気絶させないように調整できるレベルになっているということも、彼女たちの危機感を更に煽ることとなる。

 

 そんな二人に、ダレスが憐みの目を向けていた。




前書きにも書いていた特別編ですが、時系列はガン無視して書こうと思っています。
本編に繋がるかもしれませんし、繋がらないかもしれません。

とにかく、何かしらを。

詳しくは活動報告をご覧ください。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=230875&uid=80825


コメント、評価などお待ちしております。

今後の本番シーンについて、主にどんな内容が良い?

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  • 主要キャラメインで大人数を書く
  • 作者好みのキャラで濃く
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