※この作品はR-18です。

海軍史上最悪の男   作:チャリ丸

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遅れますた。

理由その1。花粉症で体力を持っていかれた。
理由その2。黒ひげの扱いに迷った。この話での戦争の結末に思うところがある方もおられるかもしれませんが、この形にしました。

今回は若干エロ要素多めでございます…。


進む日常

「ゼハハッ! 力が、体の中から湧き上がってきやがる……ッ! すげぇ能力だぜ! この世の全てを思い通りにできそうだ!」

「……てめぇ」

 

 これまで何百年も世界の海を守り続けた要塞が半壊し、広場も既に荒れに荒れている。

 そんな中、黒ひげは白ひげに受けたダメージなど気にすることなく叫び続けた。

 

「どれ、手始めに……。このマリンフォードでも沈めるとするか……!」

「おいセンゴク……!」

「あぁ……ッ!」

 

 そしてその結果、2人の男を怒らせた。

 

「最大輪・六王銃ッ!」

「ぬんっ!」

 

 3000人近くの海賊を殺しながらも一切の疲労を見せることなく、六式究極奥義を放つジャックハート。

 そして同じく、ヒトヒトの実モデル“大仏”の能力を発動させ、衝撃波を放つ海軍本部元帥であるセンゴク。

 

「ぐわァアアッ!」

 

 その2人のあまりの衝撃の強さに血を吐きながら吹き飛ばされる黒ひげ海賊団。

 彼らの前に、2人は立ちはだかった。

 

「―ここは、世界のほぼ中心にある島、マリンフォード。世界中の人々にとって、ここに我々がいるということに意味がある! 軽々しくここを沈めるなどと口にするな、青二才がァ!」

 

 センゴクが叫ぶ。

 要塞の存在ではないのだと。世界の中心に、正義を貫く人物が集まることこそが大事なのだと。

 

「俺ァ、センゴクより甘くねぇぞ。てめぇらは俺の獲物を奪い、俺の大事なモンがあるマリンフォードを沈めるっつったんだ。……生きてられると思うなよ?」

 

 ジャックハートは宣言した。

 この男にも、正義の心が無い訳では無い。人並み程度には存在している。

 ゆえに、自分が大切にしているものを傷つけられようとしている所を黙って見逃すことも無い。

 

「ゼハハ……! じゃあ……守ってみせろよ……!」

「上から物言ってんじゃねぇよ。…!」

「ジャックハートッ! ちゃんと見てきた(・・・・)か!?」

「ったりめェだッ!」

 

 時と場合を考えて、センゴクはジャックハートに言葉遣いを訂正させる時ではないと考え、ジャックハートが海軍本部に所属した時に出した指示を覚えているか確認した。

 それに荒く答えたジャックハートは、“剃”で黒ひげの目の前まで移動し、左手で狙いを定め―

 

「“(ピストル)”」

「ゴガァッ!!?」

 

 ―誰の目にも映らぬ程の速さを持ち、ありったけの武装色の覇気を纏った拳で、黒ひげの腹部を捉えた。

 

「ッ! 今のは…!」

「あ? んだよ、海兵が海賊の技使っちゃいけねぇのか?」

「喧嘩を売る場所を間違えたな、黒ひげ海賊団……! 俺やガープはともかく、このジャックハートがいる場所でとは」

「黙れよセンゴク。……今は、こいつらの息の根を止めるのが先だろ?」

 

 センゴクからジャックハートに与えられていた指示。

 それは、多くの場数を踏み、数多の能力者の戦いを見てこいというものだ。

 

「次世代の最強は間違いなく、ジャックハート……この男だ!」

「男に褒められても吐き気がするだけだ」

「ゼハハハ……! 悪魔の実を食べずして、悪魔の実の能力を再現するとはな……ッ!」

「目ェ腐ってんのか。腕は伸びてねぇだろうが、よォッ!」

「グガハァッ!」

「船長ッ!?」

 

 再び黒ひげの腹部に、深々と右の拳を突き刺す。

 この技は、元々麦わらのルフィが使っていたものだ。彼の食べた悪魔の実“ゴムゴムの実”の能力が無ければ、絶対に放てない技。

 しかしそれを、腕が伸びるという部分以外を再現したのだ。

 

「……シリュウ、てめぇもかかって来いよ。……“鷹の目”からは、色々と仕入れたんでな」

「チィッ!」

 

 煽られ、そして目の前で数時間前に仲間になった黒ひげを吹き飛ばされたシリュウがジャックハートへと斬り掛かる。

 刀を振り上げるシリュウを見て、ジャックハートの口角が吊り上がる。

 

「嵐脚ッ!」

「ぬぐ……ォ……ッ!」

「ケハハハハッ! 誰も、“鷹の目”から仕入れたものを使うとも言ってねぇよ! ……最も―」

「まずい……ッ! シリュウ、避けろ!」

 

 無防備に拓けたシリュウの腹部を嵐脚で斬りつける。

 そして、持っていた刀を横に振るう。

 

「ガフッ……」

「―使わねぇとも言ってねぇがな。ケハハハッ!」

 

 シリュウの胴体と口から噴き出す鮮血。

 仰向けに力無く沈んでいくシリュウ。

 

「まず一人。裏切り者からだ」

 

 彼の心臓に刃を突き刺そうとした、その時だった。

 

「そこまでだァァァァアッ!!!」

 

 サカズキがいた方から、一人の海兵の高い声が聞こえた。

 

「……あ? なんだアイツ」

「もうやめましょうよ! これ以上戦うのを、やめましょうよ!! ……命が、もったいないっ!!」

「ケハハッ! おいセンゴク、あんなクソガキをてめぇ、なんで本部に置いてんだァ……ッ!」

 

 その声に、その主張に、ジャックハートはさらなる苛立ちを感じた。

 

「目的は果たしてるのに、戦意の無い海賊を追いかけて……! 止められる戦いに欲をかいて……!」

「ケハハハハッ! 戦意がないだと? 戦争吹っかけて勝手に死んだのはジジイだろうが」

 

 そんな苛立ちを越えて、次第に呆れたような表情を浮かべる。

 

「今、手当てすれば助かる兵士を見捨て、その上に犠牲者を増やす……ッ! 今から倒れていく兵士達は、まるで……バカじゃないですか!?」

「ケハハァッ! そりゃそうだろ! 弱ぇ奴から死んでいく! てめぇみてぇになぁ、シリュウッ!!」

 

 サカズキに向かって大声で叫ぶその様子に、少し目を奪われたがどうということは無かった。

 ただの腰抜けのみっともなく生きていたいと主張する、かつて新世界から逃げた兵士達と同じだと思い返し、ジャックハートは刃を進める。

 

「あぁ? ……この覇気、まさか……」

 

 だが、再び止まる。

 

「よくやった……若い海兵……」

 

 覚えのある覇気。そして声。

 

「お前が命を懸けて生み出した“勇気ある数秒”は、良くか悪くかたった今、世界の運命を大きく変えた!」

 

 白ひげと同等とも言える存在感と、圧倒的な気迫。

 

「この戦争を、終わらせに来た!!」

 

 四皇の一人、赤髪のシャンクスが、マリンフォードに降り立った。

 

「てめぇ赤髪ィッ! 邪魔してんじゃ―――ガッ!」

「っ、待てッ!! ジャックハートォオッ!!」

「ぬぇいっ!」

 

 瞬間、ジャックハートの身体が地に沈んだ。

 

「何しやがるクソジジイ共が!」

「落ち着けジャックハート……! 気持ちは分からんでもないが、今は仕掛けるな!」

「あ゛ぁ゛ッ!? 賊を前にして逃げるってかァ!?」

「そうではないッ! ……いいから落ち着くんじゃッ!」

 

 ジャックハートの身体を抑えたのは、近くにいたセンゴクとガープ。

 大海賊時代以前からの重鎮2人が、抑え込んだのだ。

 

「ここがどこか、分かってるのか……!」

「……クソが。離せよクソジジイ。俺に密着していいのは女だけだ」

「ったく。あいも変わらずと言ったところじゃのぉ」

 

 暴れようとしたジャックハートを二人がかりで止め、その後、“赤髪のシャンクス”の提案を海軍側が飲んだ。

 

 

 ――その結果、“白ひげ”と“火拳”を赤髪が弔うということで、戦争は幕を閉じた。

 

 

 それから数時間後。

 マリンフォードには、海兵だけが残っていた。

 

「……なぁセンゴクさんよぉ。“赤髪”が来ることは分かってたんすか?」

「そんな訳ないだろう、ジャックハート」

「じゃあなんで、あんな締まりの悪い形で戦争を終わらせた」

「……あの若い海兵の言う通り、負傷者の手当てに回ろうと思っただけだ」

「ケハハハッ! 素直に言えよ。ボロボロの状態で“赤髪”と戦うのが怖かったってよぉ」

 

 赤髪のシャンクスがマリンフォードに降り立ち、“頂上戦争”は白ひげとエースの死をもって幕を閉じた。

 白ひげ海賊団の代わりに場を受け持つと宣言した“赤髪海賊団”。

 彼らの提案を、センゴクが飲んだのだ。

 

「あの時俺を止めてなきゃ、黒ひげにも赤髪にも多少の手傷は負わすことができた」

「分かってるッ! ……だからこそ、だ」

「はぁ?」

 

 ジャックハートが眉を歪めてセンゴクを睨む。

 ジャックハートの考えでは、黒ひげ海賊団と赤髪海賊団の両者と戦うことは出来た。しかし、それはセンゴクも同じ考えだった。

 だからこそ止めたのだと、センゴクは言った。

 

「お前という戦力を、今ここでは削がれたくない。お前も未来を分かってるからこそ、指示に従ったんだろう……!」

「チッ。……面白くねぇ」

「……すまないな、ジャックハート。禁欲させたのは私だと言うのに……!」

「別に、もう戦争は終わったんで気にしてないっすよ。極上の女の人魚5人で手を打ちます」

「……前向きに検討しよう」

「ケハハッ、殺すぞ。ちゃんと用意しろ」

 

 白ひげが死んだ今、世界の秩序は大きく乱れていくことが予想されている。

 白ひげの脅威が去り、荒れ狂うことを予想したからこそセンゴクはジャックハートを止め、またジャックハートも止まった。

 

「……それに、流石のお前も黒ひげ海賊団と赤髪海賊団に挟まれれば命は無かっただろう」

「どうっすかねぇ。……少なくとも黒ひげの方は、ほぼ全員ぶち殺せそうでしたけど」

「……我慢しろ。今はまだ、黒ひげは王下七武海だ」

「めんどくせぇ制度だよ、マジで。海賊には変わりねぇだろ」

 

 断言もしないセンゴクと、それを否定しないジャックハート。

 当然といえば当然だが、2人の間には他の中将達とは違う信頼があった。

 

「センゴクさん」

「なんだ」

「……新世界に、狩りに行っても?」

「当然だ。本来、敵船の上こそがお前の土俵。黒ひげが七武海を脱退すれば……存分に暴れて来いッ!」

「うっす。丁度、実家の掃除もしたかったんで」

 

 ここマリンフォードの建て直しが一段落付けば、世界中に海兵を回すことになる。

 様々な海がある中で、最も過酷な海をジャックハートは選び、センゴクも了承した。

 

「よっこらしょ、と」

「……どこへ行く?」

「そりゃあ、帰るんすよ。新世界に行くとなったら、しばらく会えねぇ。たっぷりと愛情を注いでやらねぇと」

「はぁ……。大概にしておけよ」

「絶対無理っす。俺若いんで、性欲有り余ってんすよ」

「全く……。血気盛んな18歳だ……」

「ケハハッ。拾ってきたのはアンタでしょうが」

 

 センゴクとの話も終わり、ジャックハートは立ち上がる。

 

「……もし誰か一人でも死んでたら、真っ先にてめぇを殺すぞ……黒ひげェ……ッ!」

 

 ここ、マリンフォードにある自分の部屋に住まわせている性奴隷の元へ帰るために。

 

 

 ◇

 

 

「うーい。死んでないかー、お前らー」

「いやん! ダーリン、無事だったのね!」

「当たり前だろポルチェちゃん。俺が戦争の一つや二つで死ぬわけねぇ」

「あら。それは十分、死ぬのにはふさわしいわよ?」

「えらく辛辣じゃねぇか、カリファちゃん」

 

 自室に戻ったジャックハートを出迎えたのは、ジャックハートが気まぐれで海を泳いでいた時に偶然遭遇し壊滅させた海賊団にいたポルチェと、元CP9のカリファの2人。

 その2人以外にも、ジャックハートの部屋には複数の性奴隷がいた。

 

「随分とお疲れのようね」

「そりゃな。これでも頑張ってきたんだぜ?俺」

「分かってるわよ、ダーリン!」

 

 その2人を両腕に抱いて部屋の奥へと歩いていく。

 進む度に鼻腔を擽る強烈な雌の匂いが、ジャックハートの溜まりに溜まった性欲を駆り立てる。

 

「よぉ。無事だったか? お前ら」

「じゃ、ジャックハート様……」

「キャハハ……。ジャックハート様……は、早く……おまんこに精子を……!」

「ジャックハート様ぁ……」

「ケハハッ。今は安否確認だけだ。今抱くのはてめぇらじゃねぇよ」

 

 まんぐり返しの状態で拘束している、ミス・ダブルフィンガーことポーラ。

 拘束はされていないものの、ジャックハートを見つけた瞬間に股間ににじり寄ろうとする、ミス・バレンタイン。

 そして、寂しそうにもの惜しげな声を出すジュエリー・ボニー。

 その誰も、今は抱かないと言ったのだ。

 

「もしかして、彼女を抱くの?」

「あぁ。だから身体は綺麗にしておきたいんだよ」

「分かったわ。なら、私が手伝ってあげる」

「私も誘ってくれないといやんっ」

「分かってるよ、ポルチェちゃん」

 

 まずは身体を清めなければならない。

 ジャックハートを待ちわびる性奴隷達を一旦置いておき、ジャックハートはポルチェとカリファを従え、脱衣場へと入っていった。

 

「ポルチェちゃん、脱がせてくれ」

「はぁいっ! ……ん、はぁ……。すっごい身体ぁ……いい匂いぃ……」

「じゃあ私は先にバスルームの用意を済ませておくわね」

「あぁ。すまねぇな、カリファちゃん」

 

 ジャックハートの鍛え抜かれた身体を触りながら服を脱がせていくポルチェ。

 彼女が衣服を脱がせている間に、カリファは着ていたバスローブを脱ぎ去り、全裸でバスルームへと入っていく。

 

「いやん、ダーリンのえっち。私は逃げないわよ?」

「マーキングさ」

 

 同じく白いバスローブに身を包むポルチェの胸を、正面から鷲掴みにする。

 

「マーキング? ……ふふっ、そんなの意味無いわ」

「と言うと?」

「私はもうとっくに、ダーリンのものですもの!」

 

 そう微笑みながらジャックハートの手に自分から胸を押し付けるポルチェ。

 むにっ、とジャックハートの手の中でポルチェの胸が卑猥に形を変える。

 

「ジャックハート様、お風呂の準備ができました」

「おぉ、ありがとよカリファちゃん」

「他の女の胸を揉みしだきながら名前を呼ぶなんて、セクハラよ」

「なんでだよ。……あっ、もしかして嫉妬してんのか?」

「……さあ、どうかしら」

「ケハハッ、可愛い子だ」

 

 ポルチェの柔らかい身体を堪能していると、バスルームからカリファがじっと見つめていることに気づいた。

 せっかく用意してくれたのだ。直ぐに入らなければカリファに申し訳がない。

 

「さて、ポルチェちゃんも行こうか」

「はぁいっ!」

 

 ポルチェのバスローブを剥ぎ取り、そのまま肩を抱いてバスルームへ入る。

 ポルチェとジャックハートの二人を待っていたのは、泡で溢れた浴室だった。

 

「おぉ……。流石“アワアワの実”の能力だな」

「脱力する成分も入れてるの。疲れた身体に効くわよ」

「そりゃ助かる」

「だったら、お礼はたっぷりとしてもらわないとね」

「あぁ、分かってる」

 

 カリファがCP9にいた頃に食した悪魔の実である“アワアワの実”。

 その能力を使い、疲労を回復しやすい泡を生成したのだ。

 

「むぅー! 私もご褒美が欲しいわっ!」

「今夜いっぱいぶち込んでやるよ」

「いやぁんッ! ダーリン、カッコイイッ!」

「……ほら、行くわよジャックハート様。足元に気をつけて」

「怒んなってカリファちゃん」

 

 バスルームの入り口でジャックハートを待っていたカリファ。

 彼女の手も取り、バスルームの中へと入っていく。

 

「ジャックハート様。まずはどうなさいますか?」

「そうだな……。今は、すぐにさっぱりしたい気分だ。長居もできねぇしな」

「かしこまりました。ポルチェ」

「はいはーいっ!」

 

 バスルームに入ってすぐ、ポルチェが準備に取り掛かった。

 既に膨らませていたビニールで出来たマットを床に置き、その上にお湯で溶いたローションをまぶしていく。

 

「さっ、ダーリン」

「行きましょう、ジャックハート様」

 

 自らもローションに塗れてマットの上に座ったポルチェが両腕を大きく広げてジャックハートを待ち、彼女が座るマットへとカリファが誘導する。

 

「ポルチェちゃんも変わったよなぁ。最初、俺に捕まった時は泣き叫んでたってのに」

「んもぅ、そんなこと思い出さないでっ。あの時はパニックだったの」

「あんぐらいでパニックになっちゃダメだぜ?」

「……普通、素手の一人の人間に海賊船が半壊させられたらパニックにもなるわよ」

「そうか?」

 

 ポルチェの元まで行くと、まるで絡めとるかのようにジャックハートの腕に彼女の腕が伸びた。

 そのままジャックハートをマットの上に誘い込み、ポルチェはジャックハートの鍛え上げられた身体に正面から抱きついた。

 

「あぁん! この身体……この身体なのぉっ!」

「おいおいポルチェちゃん」

「ポルチェ。今は奉仕する時間よ」

 

 マットの上に座るジャックハートの背に、今度はカリファが抱きつく。

 

「ダーリン、チュー……」

「んむっ……、ちゅる……じゅるるる……あむ、んっ……」

「じゃ、ジャックハート様……」

「……ぷはっ。カリファちゃんも、我慢出来ねぇんだろ?」

「はい。んッ!? ……ちゅぱっ、ちゅぷ……んちゅ……」

 

 性奴隷2人に身体を挟まれるや否や、ポルチェから求められたキスにすぐさま応え、背中に抱きついていたカリファからも求められ、それにも応える。

 

「……っ、と。挨拶のキスはこれぐらいだ。2人とも、頼む」

「いやんっ。ダーリンったら……」

「かしこまりました、ジャックハート様」

 

 合図と共にポルチェとカリファがマットの上下へと移動する。

 その空いたスペースに、ジャックハートがうつ伏せになって寝転ぶ。

 

「いやん、ダーリン。マッサージを受けてる間、私の相手をして?」

「最初っからそのつもりだ」

 

 寝転んだジャックハートの眼前に来たのは、M字開脚をしたポルチェの陰部。

 彼の少しの余興に、彼女達は全力を尽くすのだ。

 

「ではジャックハート様。私は、マッサージを始めさせて頂きます」

「あぁ。いつも通り、完璧に頼むぜ」

「かしこまりました」

 

 ジャックハートの言葉を聞いてカリファが“アワアワの実”の能力を発動する。

 力が抜けていく泡を纏った彼女の細い指が、ジャックハートの脚を揉んでいく。

 

「あぁ〜……効くぜ……。これが終われば、また2週間は戦える……」

「ダメよ。早く帰ってきなさい」

「……ねぇダーリン。早く、ポルチェのおまんこでも遊んで?」

「そうだな。……ってか、剃ったんだな」

「あんっ!」

 

 ジャックハートの指がポルチェの晒された陰核を弾く。

 彼が言った通り、ポルチェは自身の陰毛を全て剃っていた。

 

「ケハッ。どうしたよ、ポルチェちゃん。弾いただけで汁が溢れてきたぜ?」

「だ、だって……我慢出来なくて……っ、いやぁんっ!」

「ほら、膣内だってぐっちょぐちょじゃねぇか」

 

 今度は彼の指が、ポルチェの膣内へと侵入していく。

 長い指が、ポルチェの弱い部分を優しく刺激する。

 

「や、あっ……んぅっ、あ、はぁっ……!」

「エロい声が漏れてるぜ?」

「ジャックハート様、仰向けになってくださいっ」

「おいおい、あんまり怒んなってカリファちゃん。……お前は俺の何だ?」

「っ、……せ、性奴隷、です」

「そうだ。……だったら何をすればいいかは、分かるよな?」

「……はい、ジャックハート様」

 

 ポルチェの膣から指を引き抜いて仰向けに寝転ぶジャックハート。

 頭はポルチェの下腹部に置いてカリファの奉仕を待つ。

 

「先程は申し訳ございませんでした」

「あぁ、許してやるよ。代わりに、ちゃんと気持ち良くしてくれたらな」

「もちろんです」

 

 ジャックハートが仰向けになることでカリファの眼前には先ほどまでは見えていなかったものが現れる。

 彼の、凄まじく大きく屹立した陰茎が。

 

「凄い……」

「カリファちゃん。我慢しなくてもいいぜ?」

「では、失礼します」

 

 そう言い、ジャックハートの股間部へと跨るカリファ。

 その顔は恍惚な笑みを浮かべており、じっと彼を見つめていた。

 

「はぁ……ぅっ、んっ……! は、入りました……」

「見りゃ分かる。ほら、早く動け」

「はいっ……。ん、あっ! す、ごい……ゴリゴリ、ってぇ……!」

 

 寝転んでいるジャックハートは決して動かず、ただ気持ち良さそうに上下に動くカリファを眺めるだけ。

 ただそれだけでも滾る程に、彼女の姿は美しく乱れていた。

 

「あぁんっ! やぇ……あっ、はぁっ! ひっ、はぁあんっ!」

「いいぞカリファちゃん……。膣内(ナカ)がぬるぬるしてて、良く滑る……」

「はぁんっ! ジャックハート様のっ、おちんぽがぁっ!」

「俺のがどうした?」

「きもちいいですぅっ!」

 

 普段の凛としたカリファからは考えられないほどに、大きく、そして激しく啼く。

 以前所属していたCP9にいた時にはこんなことをするなどありえなかったが、それは今も同じ。

 ジャックハートの前でのみ、彼女はこうなってしまうのだ。

 

「わた、ひの……よ、よわい……とこぉ……! いっぱいぃい…っ!」

「可愛いやつだ。そらっ!」

「あひぃんっ!」

 

 ジャックハートが彼女に向かって腰を突き上げる。

 今まで自分だけが上下に動いていた時に、急に下から突き上げてきたその快感に、カリファは一瞬だけ意識を飛ばしてしまった。

 

「イクッ、イッちゃうぅ……」

「さっきからイッてんだろがっ!」

「あひっ、んっ……あぁっ!」

 

 どんどんとカリファを突くペースが早くなり、絶頂ながらも必死にジャックハートを気持ち良くさせようとカリファも腰を振る。

 その彼女の献身的な愛おしい行動からか戦争後の疲労からか、ジャックハートも珍しく早いタイミングで達しそうになっていた。

 

「……カリファちゃん。どこに出してほしい?」

「膣内っ! 膣内に射精してぇっ!」

「おらよ、受け取れっ!」

 

 肉ヒダが竿に絡みつき、何があっても離さないようなカリファの膣肉。

 彼女の上下の口の意見が一致したようなので、彼女の要望通り全ての精液を膣内に吐き出していく。

 

「あぁぁぁああっ! イクッ、イグ……イックううぅぅぅッ!」

 

 最奥を突いたと同時に、カリファが果てた。

 びくびくと全身を震わせながら肩で息をする彼女に、ジャックハートが声をかけた。

 

「ケハハ。大丈夫か?」

「は、はひ……」

 

 呂律が回らない中で何とか返事をし、息を整えていく。

 

「良かったぜ、カリファちゃん。気持ち良かった」

「はぁ……はぁ……、こ、光栄です……」

 

 ジャックハートのイチモツを抜き、カリファが彼の隣に寝転んだ。

 寝転んだと同時。意識を飛ばした。

 

「さてと。俺はもう上がる」

「えぇっ!? 私の番は!?」

「ポルチェちゃんはカリファちゃんの面倒を見てやってくれ」

「そ、そんなぁ……」

 

 2人を残し、ジャックハートはシャワールームを出た。

 

 

 ◇ ◇

 

 

「……今、なんと?」

『黒ひげが正式に王下七武海を脱退した。もう既に、新世界に行っている』

「へぇ……。ってことは、今行けばぶち殺してもイイってことっすよね?」

『行くな、とは言わん。だが白ひげが死んだ今、世界各地でいざこざが起きるだろう』

「それの処理をしろってかぁ?」

 

 浴室から出てバスローブに着替えたジャックハートが部屋に戻ると、彼の机の上に置いていた電伝虫がなっていた。

 そのかけてきていた相手は、海軍本部元帥である、センゴクだった。

 

『そうだ。……お前も、鬱憤が溜まっているだろう』

「ケハハハッ! そりゃそうさ。ジジイ2人に止められたんだからな」

『うむ、ならば頼んだぞ。単独での新世界においての長期任務となる。準備は怠るなよ』

「うーい」

 

 元来、ジャックハートに中将として任されていた仕事は、単独遠征が大半を占めていた。

 基本的に長距離の月歩で移動するジャックハートのスタミナに着いてこれず、海上での奇襲の速度にも着いていけない者が部下に多いのだ。

 

『それとだ。……ガープが、実質職を降りる。おれも、近いうちに元帥から退く』

「あっ、そうなんすか。なんでまた?」

『今回の責任を取った、と言えばいいのだろうがな。いつまでも老兵がのさばっていても意味は無いだろう』

「ほー。若いのを育てるってことっすか」

 

 センゴクとガープ。

 頂上戦争でも海軍側の支柱となった二人が辞める、となれば幾らか変わってくることもある。

 だが、ジャックハートにとってはさほど大事ではなかった。

 

『あぁ。そして、ここからが本題だ。ジャックハート中将。次の元帥に、お前は誰を推す?』

「あー……。ボルサリーノさんっすかね。あの人が上司だと気が楽そうですし」

『そうはいかん!』

「分かってますって。……普通に考えて、サカズキさんじゃないんすか? 俺の海賊は基本皆殺しって考えにも理解してくれてますし」

『そう、か』

 

 ジャックハート自体、現在海軍本部においてトップクラスと言ってもいい地位についているのだ。

 まだ若く、将来更に強くなることも予想されており、現在以上の地位はほぼ確定。

 ゆえに、彼にとって大事となるのは、上司がどう変わるかという事だった。

 

『なら、元帥が誰になるかで、お前の仕事も変わってくるかもしれん、とだけ思っていてくれ』

「了解っす。……あっ、人が来たんで、この辺で」

『あぁ、分かった』

 

 話の途中に扉がノックされた音を聞き、センゴクとの電話をきる。

 つい先程センゴクに言われたことを頭の中で思い出しながら扉の前まで行き、開ける。

 

「やあ、たしぎちゃん。待ってたよ」

「ひぅっ!」

 

 ジャックハートの部屋の前の廊下に立っていたのは、海軍本部少尉のたしぎ。

 頂上戦争が終わった直後。ジャックハートがたしぎを自室へと誘ったのだ。

 

「さ、中へどうぞ」

「し、失礼しますっ!」

 

 その彼女を部屋の中に招き入れる。

 浴室にいるポルチェとカリファ以外の性奴隷は既に別室へと移動させており、たしぎに見えている部屋には、彼と彼女の2人しかいない。

 部屋の奥まで行き、ジャックハートは自分の椅子に腰掛け、たしぎは彼の大きな机を挟んで反対側に立った。

 

「それで、話だが」

「ジャックハート中将ッ! 私……私っ、新世界に行きたいんですッ!!」

「……ほう。なるほどね」

 

 ジャックハートが今日ここにたしぎを呼んだのは、自分の部下にならないか、という提案をするためだ。

 事実、ジャックハートの素顔を知りながらも、その海兵としての実績から男女問わず部下に志願してくる者も少なくはない。

 

「それで俺の今日の誘いを受けたってことは、俺に“覇気”を教えてほしいってことか」

「……な、なぜその事が……?」

「“見聞色の覇気”の応用さ。近くにいる人間の考えてること、次の行動は数手先まで読める」

 

 幼少期に育った環境より、元々ずば抜けていた戦闘のセンスが磨きあげられ、その過程でまず育ったのが“見聞色の覇気”だった。

 もっとも、女を抱き始めた今は相手が達するタイミングを測りながら鍛えているのだが。

 

「そして、たしぎちゃんに使える“覇気”はあと一つ」

「“武装色の覇気”、ですね」

「そうだ。……これから先、たしぎちゃんが“悪魔の実”を食わねぇってんなら、何より先にこれを鍛えた方がいい」

 

 ごくり、とたしぎがジャックハートに聞こえる程に大きな音を立てながら唾を飲んだ。

 たしぎが行きたがっている“新世界”は、偉大なる航路の前半とは比べ物にならないほど過酷な環境だ。

 それに伴い、新世界にのさばっている海賊達も、それ相応の実力を身につけている。

 

「いくら見聞色を鍛えても、武装色を纏ってない刃は自然系には通用しない」

「武装色……。あの、黒くなる……」

「そう。まあでも、刀に纏えるようになれば黒くなるのはそこだけだ。こんなふうに」

 

 壁に立てかけていた刀を手に持ち、ゆっくりと抜く。

 その刀身をたしぎに見せる。

 

「普通の刀が……」

「っ! く、黒く染まって…」

「これが、武装色をちゃんと纏えてる証拠だ。これを極めることが攻撃力の増加に繋がる」

 

 最初のたしぎが見慣れた色から、真っ黒に刀身が染まっていく。

 たしぎやジャックハートのように“悪魔の実”の能力者でない場合は、基本的にこの“武装色の覇気”を身体や武器に纏わせていくこととなる。

 

「……ジャックハート中将。私に、稽古をつけてください!」

「おれに頼むなら、対価は何か分かってるよなぁ?」

「……はい」

「よし、じゃあ早速ベッドに行こう」

 

 一瞬で机を挟んでいたたしぎの隣に現れ、横抱きにするジャックハート。

 ヒナに言われていたように口説いた訳では無いが、同僚を合法的に抱けるのでいいだろう、と考えながら足をベッドへ運ぶ。

 

「えっ、えと……。ジャックハート、中将……」

「中将、なんて呼ぶなよ。今から、俺とたしぎちゃんはただの男と女だ」

「……ジャックハートさん……」

「ケハハ。……ベッドでも、存分に“覇気”の勉強をさせてやるよ」

「あんっ!」

 

 

 その日。たしぎは女になり、海軍最強の覇気の使い手とも言える彼の真髄を見ることとなった。




ジャックハートさんがなぜ素直に止まったかは、彼の持つとあるモットーと一緒にまたいずれ書かせていただきます。

コメント評価など、お待ちしております。

今後の本番シーンについて、主にどんな内容が良い?

  • 主要キャラの一部を濃く
  • 主要キャラメインで大人数を書く
  • 作者好みのキャラで濃く
  • 現在対象キャラ全員
  • このキャラを!(感想に書いてください)
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