今までのペースで考えたら久しぶりなので忘れられていないか不安。
社会人になって出勤する日々が少し続きましたが、これは辛い。
在宅勤務じゃダメなんですか……どうして……。
宣伝になりますが、ワンピ原作が手元に無い時にエロ書く感覚を忘れないために短編集的なものを投稿させていただきました。
まだ原作数は少ないですが、もし良ければ一度読んでみてください。
前回の後書きとは少し展開が変わってます。
「あぁっ! は、んぁあっ! イッ……くぅぅぅううっ!」
立ちバックの状態でジャックハートに突かれ続けていたレイジュが盛大に果てた。
後ろを向いた彼女と交わるジャックハートにはもう一人、彼の唇を貪る女性が1人密着していた。
「んぅっ、ちゅぷっ……。んむぅっ、ちゅぱっ、ん……はぁ……」
ジャックハートがレイジュを責め立てる動きを妨げないような位置どりで、彼の口内に舌をねじ込み続けるのは、ナミ。
あれからすでに、ナミが2回、カリーナが3回、ノジコが1回。そして今現在のレイジュが3回目。
「んっ……あぁ。ナミちゃん、一旦ストップで。そろそろロビンちゃんたちが帰ってくる頃だし、出迎えてやってくれ」
「はぁーいっ」
キスを堪能したナミが床に落ちたドレスをカゴに入れ、クローゼットの中にある新しいドレスを手に取り身に着ける。
女性用の衣服はジャックハートが揃えたものが大量にあるためそれを咎めるものは誰1人としていない。
「さて。今まで1人で気持ち良くなってたみたいだが、レイジュちゃん。俺もそろそろ射精したいんだが」
「んぅっ、はぁ……。おね、がい……。思いっきり、突いてほしいわ……っ!」
初めて男というものを知り、その快楽に身を委ねて溺れるように落ちていったレイジュ。
正常位、騎乗位、そして立ちバック。
3回目の今回のジャックハートの責め方が、どこか今までと違うものがあるということが何となくだが分かるぐらいにまでなっていた。
「ケハハハハッ! んじゃあ、お言葉に甘えて、そうさせてもらうぜ」
「んぁあっ! あっ、あぁんっ! い、いいっ……いいのぉっ! こんな、の……っ、はじめてよぉっ!」
今まではジェルマ王国が誇るジェルマ66の一員として働いて彼女は、もちろん異性を好きになれる環境などなかった。
そんな彼女がある日実の父であるヴィンスモーク・ジャッジに見せられたのが、海賊"麦わらの一味"の崩壊を取り上げた記事と、その立役者でもある海軍本部大将のジョー・ジャックハートの写真。
国の安定と海軍とのコネと資金を得るためにジャックハートと結婚しろというのが、ジャッジの言葉だった。
国王でもあり父でもあるジャッジの言葉と、相手が海軍本部大将であるということからこの結婚を断ることなどできず。弟たちに揶揄われながら流され、今に至る。
「一つここで言っておくがな、レイジュちゃん。ここでは君は俺の女だ。それ以上でもそれ以下でもない。……楽しませてくれることを期待してるぜ」
「〜〜〜っ! あっ……ぁああっ!!」
この結婚に、ジャックハートと対面するまでは肯定的でも否定的でもなかったレイジュ。
しかし彼女もまた、ジャックハートの周囲を囲む女性たちのように、理解させられてしまったのだ。
この男には勝てないことを。そして、彼に流されるしかないことを。
「さっきも言ったが安心しな。レイジュちゃんが俺と幸せに生活してくれるってんなら、ジェルマは悪いようにはしねぇよ。口約束ではあるが、ババアが間に入ったってこともあるからな。簡単にレイジュちゃんを離すつもりもねぇし、離れていってもらっちゃ困るな」
「あっ……!」
何度も絶頂を迎えていたところで、3回目の射精を膣内をすると言われたそのタイミングで、ジャックハートの陰茎がレイジュの膣から抜かれる。
立ちバックで責められていたレイジュの体がジャックハートの手により反転させられて彼の方を向く。
振り向く勢いそのままに、彼に唇を奪われる。
「んんっ……。んむっ、ちゅるぅ……んくっ、あっ……んぅ……。ちゅむっ、ちゅっ……ちゅぱっ」
舌が絡み合い、ジャックハートの唾液がレイジュに送られ、レイジュも自分の唾液をジャックハートに流していく。
彼に促されるままに身体の位置が動かされていき、柔らかくベッドに押し倒される。
「じゃあ一発、受け取ってくれ」
「えぇ……っ! 早く、して……? もう、待ちきれないわ」
「ケハハハハ。積極的な子は好きだぜ、俺は。ならお望み通りにしてやるよ」
「っはぁぁああんっ! ぁっ、ダメ……!」
「イッたか。随分とまあ、敏感な身体だな……!」
仰向けに寝かされたレイジュに、ジャックハートの肉棒が再び挿入される。
すでに行為を何度も重ね、レイジュはただその快楽に落ち、ジャックハートは彼女の体を把握していた。
彼女の弱い部分、好きなタイミング、感じやすい深さや角度。
自分好みの感度を持つ身体へと、知らず知らずのうちにジャックハートの手によって調教されていく。
「あんっ! んぁ、んぅあっ、ひぅっ! あっ……んぁあ!」
ジャックハートが腰を突き動かす度にレイジュの整ったプロポーションが淫らに揺れる。
汗が彼女の肢体をより美しく魅せようと光沢を産み出し、奥を突かれることで絶頂を迎えることで潮が陰部から吹き出し、ジャックハートの体を濡らしていく。
「イッ……! あああぁぁぁあっ! イクッ……! んはぁあっ!」
「……相当な名器、かつ俺好みの身体だ……! 突く度に全身でイッてやがる……!」
2回、3回。ジャックハートの大きなピストンに合わせてレイジュが達する。
彼の精液を強請るかのようにもぞもぞと蠢くレイジュの膣肉にジャックハートの肉竿が扱かれる。
肉と肉がぶつかり合う音が、膣肉と陰茎が擦れ合う水音でかき消されるほどに愛液で満たされているレイジュの蜜壺を、ただひたすらに突いていく。
「〜〜〜っ! カッ……はぁっ! んひゃっ、あぁあっ!!」
4、5、6回。続けて絶頂を迎える。
「あんっ! んっ……ダメぇ……」
続けて7、8と連続していき、意識が飛びそうになる。
無意識のうちにレイジュの陰部からは絶え間なく潮が噴き出ており、それでもなおジャックハートの動きは止まらない。
「イッ……! イッ……くぅぅぁああっ!」
盛大に果てたのは、小刻みに絶頂を繰り返すこと15回。
それは、ジャックハートの精液がレイジュの膣内に放たれたのと同時だった。
「ケハハハ。よかったぜレイジュちゃん」
「はっ、はっ……。はぁ……。私も、よかったわ……」
息絶え絶えになりながら全身で呼吸をしながら酸素を取り込もうとするレイジュ。
そんな状態の彼女から肉棒を抜き、ジャックハートは一つ息をついた。
「ふーっ。……っと、
ジャックハートの視線の先。
巨大なエレベーターのドアがゆっくりと開かれる。
「おいおい。お呼びじゃねぇおっさんが一人、紛れ込んでるじゃねぇか」
フロアにいる女性たちの裸体は布類で隠し、帰ってくるはずの女性たちを待つジャックハートの元に戻ってきた人物たちの中には、見慣れたようであまり会ったことのない、一人の男性が中央に佇んでいた。
「……どうやら、お邪魔してしまったようだな」
「分かってるんなら、お帰り願いたいんだが」
「まあそう邪険に扱わないでほしい。いい酒と、情報、そしていつも通りの報酬を持ってきた。……久しぶりなんだ。ゆっくりと話をしようじゃないか。ジャックハート大将」
「できるなら時と場所を考えて欲しかったが、アンタと会うのは確かに久しぶりだからな、いいぜ。ノジコちゃん、椅子を用意してくれるか」
「は、はいっ」
"覇王色の覇気"を纏っている訳ではないし、何より今の彼は愛刀を腰に携えていない、完全な丸腰。
そんな状態ですら、ジャックハート以外のこの場にいる人間たちを震わせていた。
「あまり、威圧しないでやってくれ」
「過保護すぎるのもどうかと思うが、キミがそういうのなら控えよう。それにしても、またいい女の子たちが増えてるみたいだな」
「あぁ。サカズキさんには好きにやれと言われているからな」
ジャックハートが腰掛けた華美な椅子の前に、持参した酒とスーツケースに入った多額の金を置く。
ノジコが椅子を持ってくるまでの間、彼は部屋の中を見渡していた。
「……この生活は、確かに羨ましくもあるな」
「ある意味、俺みたいな男が行き着く最高の結果だろうよ。……って、そんな話しにきた訳じゃねぇだろ?
「あぁ。……
「天下の四皇
バスタオルだけを腰に巻いたジャックハートに対面する形でノジコが持ってきた椅子に座るシャンクス。
その目は、鋭くジャックハートを射抜いていた。
「そのまさかだ」
「あ? ……カイドウか?」
「確かに"ワノ国"に陣取っているのは不気味、というか警戒しなければならない。が、ドフラミンゴをお前が潰したことで動きが多少は鈍くなる」
「ビッグマムは俺と……っつーか海軍と交戦する気はない。となりゃ、残りは」
「あぁ。"黒ひげ"だ」
彼の口から飛び出したのは、"四皇"、黒ひげの討伐依頼。
同じ四皇として海に名を馳せるシャンクスの口からそんな言葉が出てくるとは、微塵も考えていなかった。
「別にお前に頼まれなくても、海軍の優先度で言えば四皇なら"黒ひげ"が最優先だ。他と比べればお世辞にも戦力が綺麗とは言えねぇし。端っから皆殺し前提でぶつかって良いって言われてんだ。奴が根城にしてる……ハチノスだったか? そこに大将式バスターコール打ち込む話も出てんだ」
「大将式?」
「クザンさんが凍らせて、サカズキさんが溶かす。イッショウさんが動きを潰して、俺が残党をぶち殺す。ボルサリーノさんと緑牛さんは念のための本部待機」
「ほう……。そりゃあまた、穏やかじゃないな。緑牛とはまだ、交流はないのか?」
「ねーな。最初にちょいと顔合わせしたぐらいだ。こう見えても俺、忙しいんだぜ?」
「知っているさ。昼も夜も大忙しということは。海賊としては、少しぐらい休んでいてほしいんだが」
「そうもいかねぇんだわ。あんたはまだ良いが、どこにでも喧嘩を売る阿呆どもを始末していかなきゃならんのよ」
ジャックハートとシャンクスの間で行われる会話。
腹の中の探り合いが行われている訳ではないが、海軍本部大将と四皇の話し合いということもあり、周囲にはピリついた雰囲気が流れていた。
「話をまとめると、だ。金や酒はやるから見逃してほしい、その間は"黒ひげ"で暇をつぶせと」
「そうなる。……すまないな」
「いやいや、俺個人としてはもらえるモン貰えりゃそれでいい。アンタがこのタイミングでここに来てんだ。大方、"世界会議"中に何かするつもりなんだろ?」
「……流石に聡いな。どこから漏れた」
「単なる推測だ。このタイミングでマリージョア周辺に来る海賊なんて、馬鹿か何か企んでる奴かの二択だろ」
「違いないな。現に、各国の王を狙う輩も出てきているらしいが」
「みたいだな」
"世界会議"のために各国から集まる王たち。
その護衛には多くの海兵が徴収されており、日夜緊張感に溢れた現場となっている。
「他人事のように話しているが、いいのか?」
「いいだろ。いつでもどこでも俺がいる訳じゃねぇし、他の大将さんもだ。2年前の頂上戦争でもそうだったが、少将以下の奴らがどうも弱すぎんだよ。王族の護衛ってなりゃ、文字通り死ぬ気で仕事するだろ」
「スパルタだな」
「尻尾巻いて逃げ出すって選択肢を消すだけだ。せっかく海兵になったからには、それなりに戦力として働いてもらわなきゃ費用対効果が満足に得られねぇ」
ジャックハートの元で戦ったことがある人間は、期間の長い短いに差はあれどそれなりの人数がいる。
その人材が中将や少将、大佐といった地位にもいるため、実質的にジャックハートが教えたことになる人物が増えているのだ。
「本来遊撃に回ることができる人間が情けねぇ後進のために時間を割かなきゃならねぇってのは、割りに合わねぇ。海軍は組織だ。全員に好き勝手に動かれるわけにはいかないだろ」
「海賊なら行き当たりばったりになりがちだが……。確かにそうか。海兵となると色々あるもんだな」
「そういうこった。っつー訳で面倒ごとを増やさねぇためにも、雑魚どもには大人しくしておいてほしいんだが」
「まあ、好き勝手やるのが海賊だ」
「ンな全人類が好き勝手にしていい世の中になってたまるかっての。ワガママが通るのは実績を残せている奴だ。アンタや俺みたいにな」
だがその人材不足という現状も、少しずつ改善されてきてはいる。
サカズキ元帥の元、ガープとセンゴクが一線を退き、海兵として戦うことはなくなった。その彼ら二人が海軍本部で若手の育成にあたるというのは、海軍にとって非常に大きかった。
本人の才覚による部分も大きいが、センゴクにはジャックハートを育てた一人であるという肩書きもあり、ガープはそのジャックハートと共に何度も仕事をこなしていた。
年も近い、若い海軍本部大将の活躍。その人物に近い老兵から教わることは海兵たちにとって大きな財産となる。
「ってことで、アンタからの話は"黒ひげ"を再起不能にしろってことでいいか?」
「そうなる。まあ、再起不能とまではいかなくてもいいが」
「いいや、俺の独断だ。アイツは俺の手で殺してやるよ。危険性や影響力なんかじゃねぇ。単純にキモいからな」
「そうか。……なら、そろそろお暇させてもらおう」
「そうしてくれ。せっかくのお楽しみの時間を奪われてんだからな」
ジャックハートとシャンクス。
二人の話し合いの結論は"四皇"の一角となった海賊"黒ひげ"の討伐。
それを聞き入れたジャックハートの元に多額の金と酒を残し、シャンクスは椅子から立ち上がった。
「……最後に一つ、いいか」
「あ?」
「この中に数人……手配書で見慣れた顔がいる。"麦わらの一味"に所属していたはずだが」
「お前も"麦わら"に入れ込んでるタチかよ。ナミちゃんとロビンちゃんは
登ってきた巨大なエレベーターに向かう途中、シャンクスが立ち止まりジャックハートの方へと振り返った。
その目には鋭い眼光が宿っており、ジャックハートを射抜くように捉えていた。
「で、それがどうしたよ。一海賊を海兵が捕らえる。何の問題もねぇだろ」
「あぁ、何の問題もない。ただ、少し見知った顔でな」
「そうか。まあ、海賊を続けていくにはあいつらはアホすぎて、お前は賢い。そんだけだろ」
「……失礼する」
彼が聞こうとしたこと。
それは、ガープが聞いたものと同じく"麦わらの一味"についてのこと。
何か言いたげではあった様子だが、ジャックハートの言葉を聞いてそのままエレベーターへと向かっていった。
「……"麦わら"が何だってんだ? なあ、ナミちゃん」
「えぇ、ホントに」
シャンクスが下に行ったことを見届け、離れた場所で立っていたナミを呼び寄せる。
全裸の上から軽くバスローブを羽織っただけの状態からたった一枚の布を剥ぎ取られる。
「ロビンちゃんたちは買ってきたものをとにかく置いていってくれ」
「分かりました」
「さて、と。お邪魔虫もいなくなったところで楽しむとするか……ん?」
シャンクスが降りたタイミングでジャックハートももちろん着用していた布は取っ払っており、後は身体を重ねようとしている者同士欲求を高め合うだけ。
そのタイミングで、登ってくるエレベーターの音と共にジャックハートの"見聞色の覇気"が複数人の気配をその中に捉えた。
「……ケハハハハッ! 最ッ高だぜ! まさか、このタイミングでもう我慢できずに来てくれるとはな!」
全裸のナミを抱き寄せて膝の上に座らせる。
隠すものが一切ないが、ナミが恥ずかしがることはない。ジャックハートが、来る人物が誰か判別できていて動かないのだから、彼女も動く必要はない。
「待ってたぜ。俺の愛しい妻の一人」
エレベーターの扉が開く。
白を基調としたドレスに身を包み、腕の中には一人の赤子を抱えている。
美しい
「えぇ。……本当にえっちな旦那様ね。ナミさんたちがいるってことは、あの報道はやっぱり本当?」
「あぁ。ビビちゃんのお願い通り、殺してはない」
「なら良かったわ」
アラバスタ王国王女、ネフェルタリ・ビビ。
ナミやロビン、バロック・ワークスにいたときの顔見知りたちもいる中で、彼女たちが最も注目していたのはビビの腕の中の存在。
「び、ビビ……?」
「久しぶりね、ナミさん。もしかして、この子が気になる?」
「えぇ、そりゃもちろん」
「この子はティア。生まれた順で言えば、ベルメールちゃんの一つ前になるわ」
「ふぅん」
ジャックハートとビビの間に生まれた愛娘、ティア。
ティアが生まれ、ベルメールが生まれ、オルビアが生まれ。
ビビ、ナミ、ロビンの出産の流れはジャックハートから事前に聞いていたナミだが、やはり
「でも、二人目はまだなんでしょ?」
「っ……。久しぶりに会ったのに、そんなこと言うんだ。ナミさん」
「そりゃあだって、今日からジャックハート様の元で一緒に過ごすんでしょ? 負けたくないって思うのは当然じゃない?」
ナミよりも早くに娘を授かり出産したビビ。
ビビよりも早くに第二子を授かり出産したナミ。
お互いに、思うところがあるのだ。
「ケハハハハ。いきなり二人で話を進めてたら周りもついてけねぇよ。紹介しておくと、簡単な話ヴィオラちゃんと同じような境遇の一児の母ってとこか」
ジャックハートの元にきた女性たちが共に丁寧な自己紹介をすることはよくあることだ。
その過程で抱かれる仲間だけではなく、同性の友として仲良くなる場合もある。
「ナミちゃんもビビちゃんも、こっちに来てくれよ。……つもる話は、後でもできるだろ?」
もちろんそれは、優先順位で言えば彼の次になるのだが。
◇
「ここが、海軍本部……ですか?」
「そうじゃ。今慰安旅行に出かけておるジャックハートと合流し次第、お前が生活する場所じゃ」
「慰安、旅行……」
同時刻、ニューマリンフォード。
一線を退いたガープに付き添われて遠路遥々ここまで来た一人の女性が、巨大な施設を眺めていた。
「……お前も、来るタイミングが良いのか悪いのか。忙しくなる代わりにほぼ確実にジャックハートと共に居れる時に来たのぉ」
「そうなんですか?」
「あぁ。何せ、これから行われるのは"世界会議"。各国の王たちが集う。その警備の後は、あやつは世界中で海賊相手に大立ち回り。そこにお前さんたちは帯同することになる」
「……はい」
以前から親交があったということでガープに付き添ってもらい、ここまで来た彼女。
その顔に後悔などなかった。
「エースに続き、ルフィとサボもじゃ。エースはジャックハートが直接捕らえた訳ではないが、サボとルフィはジャックハートが捕まえたも同然。お前は、大丈夫なのか? マキノ」
「えぇ。……ガープさんの言う通りだったわ。海賊になっても、最後まで無事で帰ってくることができる人なんていないのよね……」
「そうじゃのぉ。世界は繋がっておる。その中で、老衰で寿命を終えることができる海賊などおらんじゃろう」
ジャックハートをはじめ、緑牛や藤虎、そしてサカズキと少し争いはあったものの海軍大将の座に座り続けているクザン。
彼らがいる限り、そしてジャックハートがこのまま成長を続ける限り、海軍に負けはない。
「……ここにいたら、ルフィたちにも会えるでしょ?」
「まあ海兵の、それも大将の関係者ならばインペルダウンには一般人よりかは遥かに近づきやすいが……」
「なら大丈夫。一人檻の中は、流石に寂しいでしょ?」
そう言って、儚げに微笑むマキノ。
そんな彼女の姿を見て、ガープが言葉を溢す。
「わし個人の本心としては、ルフィだけは見逃して欲しかった」
「……」
「海兵だったわしが言ってはならんことだとは分かっとる。それでも……」
「……ジャックハートさんの言う通り。と言うか、確かに海賊は悪とされているもの」
海賊は、悪である。
その事実を裏づけするかのように、世界中の大半の人間が"麦わらの一味"の崩壊と、ドフラミンゴ、ローの王下七武海脱退を喜んだ。
だが、彼らのように"麦わらの一味"を深く接してきた一部の人間だけは違った。
「個人の感情で特定の海賊にのみ恩赦なんて与えられない。一度そうして許してしまったら、もう止められなくなる」
「……そうじゃな」
「冷たくなるけど、海賊なんだから仕方ない……のよね」
「そうとしか言えん。それが
実際、彼ら"麦わらの一味"は海賊としてはかなり優しかった。
殺しや窃盗、無差別な暴力や略奪などを自分たちから引き起こすことはほとんどなかった。
しかし、新聞がそれを報道することはない。ただの危険な海賊として、一般市民には認知されていた。
「海賊は英雄などではない。世界から求められてはおらんからな、海賊は」
「世界が求めているのは、悪を取り締まる正義の味方、か」
「絶賛活躍中の若手大将に捕まったんじゃ。新聞や世論にもあるように、対比として極悪人と認知されておるのは知っとるじゃろ」
「えぇ、よく」
さらに言えば、"麦わらの一味"にとって捕まったタイミングと場所が悪すぎたのだ。
"王下七武海"の中でも特に黒かったドフラミンゴの失態、そしてその討伐に出た
彼らやドレスローザにいた大勢の海賊たちの捕縛のために駆り出されたのが大将二人。
そのうちの、頂上戦争でも活躍を見せた方に捕まってしまったのだ。
「……変わりそうですね、世界は」
「どうなるかは分からん。……じゃが、
平和。
海賊が溢れ、程遠くなってしまったそれを、手繰り寄せる。
◇ ◇
場所は変わり、先ほどから数時間後のシャボンディ諸島。
人数も増え、ジャックハートに誰が多く愛されるのかという勝負が秘密裏に繰り広げられていた、ホテルの最上階。
ロビンやハンコック、カリファといった子を身篭っている女性陣は参加していないそれは、一人が優勢となり、続いていた。
「ッ! あっ、あ……!」
「はぁんっ! あぁっ、ん……んん〜〜っ!」
ナミとビビがほぼ同時に果てる。
この状況で、この場面で、彼女たちが二人だけで愛し合っている訳がなく。
「なんか、二人ともどんどん敏感になってねぇか? 指入れてちょっと動かしただけでイキまくってんな」
「はぁ……っ! あぁあっ!」
「んぅ、そ、そこぉ……」
「……流石に、これ以上シーツがぐっちゃぐちゃになった上で寝転んでするのもアレだな」
やはりというべきか、現在この部屋で全ての女性陣相手に優勢に出ることができる人物はただ一人。
ジャックハートである。
マーガレット、ヴィオラ、ノジコ、レベッカらなど、ジャックハートの独断で選んだ女性陣の相手をして、最終的にジャックハートの情欲を最も駆り立てたものとする。
そして今、その最後の二人であるナミとビビが、共にベッドの上で愛撫を受けているところだった。
「っと、やめだ。ヤリたい子も決まったしな」
「えぇ……っ」
「ケハハハ。そんな物欲しそうな顔されてもな。残念だが俺は一人しかいない。ということでナミちゃんたちを弄る時間は一旦終わりだ」
愛液に塗れた二人の秘部からジャックハートの指が抜き去られる。
物欲しそうにぱくぱくと開閉を繰り返すナミの膣口と、ここに来るまでの間ずっと女としての、雌としての魅力に力を注いできたビビの体液に濡れた肢体。
その二つの肉体を交互に見比べ、すでにベッドを降りた女性陣たちの方を向く。
「ジャック、ハートさん……」
その中で一人、より一層熱い視線を送る女性。
先日無事に本部中将へと昇進を果たしたたしぎである。
中将への昇進ということで、待ち望んでいたものが、彼女にはある。
「……確かに、その約束を今果たさない訳にはいかねぇな。まず一人目はたしぎちゃん、二人目はビビちゃんだ」
「ま、今回はやっぱりそうなるわよね」
「すまねぇな、ナミちゃん」
「い、いえ! ジャックハート様に対して言っている訳では!」
「ケハハハハ! また、たんまりと愛してやるさ」
女性陣たちも薄々感じていた、今回の相手。
出来レースのようなものだったが、ジャックハートに対して文句は言えない。
遠路はるばるアラバスタから来たビビと、中将昇進の際の約束があったたしぎ。
"世界会議"を控え、これからは圧倒的に忙しくなることが予想されている今この状況で、彼がこの二人を選ばないはずがない、と。
「じゃあ、二人とも」
「えぇ」
「よ、よろしくお願いします!」
つい先ほどジャックハートからの前戯が終わっただけであるため、身体も気持ちも準備が完璧に整っているビビが先に彼に迫り、後に続くようにしてたしぎもベッドに登る。
空気を読んだのか、他の女性陣は静かに部屋を後にする。
「ねぇ、ジャックハートさん。私は孕ませてくれないの? ティアも大きくなったし、これからはもう、ずっと貴方の側にいるのよ。もうそろそろ、二人目が欲しいわ」
「っ! じゃ、ジャックハートさん!」
「ケハハ。了解、ビビちゃん。数少ない、俺の正式な妻だ。ビビちゃんの願いは、優先的に聞き入れる。たしぎちゃんも、な」
「え……?」
肝心の行為を先にビビに取られてしまうのではないかと焦ったたしぎが声を張り上げる。
しかしその声は、ジャックハートの優しい声と、枕元から取り出された紺色の小さな箱によって遮られた。
「言ったろ? 中将に昇進したら
「そんなはず、ありません……!」
その小さな箱にあるのは、銀色の指輪。
たしぎの回答を聞くなりそれを取り出し、たしぎの左手の薬指に嵌める。
「ありがとうございます……!」
「安心してくれよ、たしぎちゃん。君との指輪も、ここにつけてる」
「あっ。そのネックレスってそういうことだったんですね」
普段はジャックハートの白いコートの内側のポケットに入れている、複数個の指輪に通されたネックレス。
その中にはビビやヴィオラ、カリファやアインにハンコックのものなど、ジャックハートの正式な妻となった女性たちとの結婚指輪しかない。
「そういうことなら、最初はたしぎさんにお譲りします」
「えっ、い、いいん……ですか?」
「えぇ。本来なら、夫婦として最初のセックス……それも、赤ちゃんを授かろうとしている場所に違う女がいるってことはありえないでしょ? 償いって訳じゃないけど、それは譲ってあげないと」
「てな訳で、ビビちゃんからのお許しも出たんだ。容赦はしねぇよ、たしぎ」
「あっ……」
左手に輝く見慣れない、憧れていた光にうっとりと見惚れていたたしぎの手が強い力に引き寄せられる。
唇が重ねられ、胸を揉みしだかれ、数十分前に受けていた愛撫をもう一度受ける。
しかし、それは今までに感じたことがないほどに優しく、たしぎにとって今までで最も気持ちの良いものとなっていた。
ビビちゃん合流&マキノちゃん合流確定演出。
ここからだいぶ強引な進め方になると思いますが、アンケート通り作者好みのキャラでゴリゴリのゴリ押しで進みます。
【目標】一刻も早く小紫に会う。
コメント、評価などお待ちしております!
今後の本番シーンについて、主にどんな内容が良い?
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主要キャラの一部を濃く
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主要キャラメインで大人数を書く
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作者好みのキャラで濃く
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現在対象キャラ全員
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このキャラを!(感想に書いてください)