「ねぇ、クルルシファー…そういえば、彼とは何処まで行ったの?」
悪戯っぽい笑みを浮かべてクルルシファーにそう尋ねるのは、ユミル教国の七竜騎聖、メル・ギザルトである。クルルシファーは彼女の副官でもある為、時折こうしてメルが新王国を訪れたりする事がある…今日もまた打ち合わせ等の為にやって来たのだが、用事を終えるなりメルは「ちょっとお茶しましょう」とクルルシファーの部屋に押しかけ、現在の状況に至る。
メルは年齢の割にませた所があり、かつては未だ関係が進展しないルクスとクルルシファーの仲を冗談交じりに揶揄した事もある…どうやらメルもルクスに多少なりとも好意を抱いている様子であり、ルクスの女性関係が気になるというのも嘘ではないようだ。
しかし、メルははルクスと同様かそれ以上にクルルシファーに対しても並々ならぬ好意を寄せている…禁断の感情というよりは、単純に年上の姉のような存在として慕っているのだ。ルクスに好意を寄せているのも、半分以上はクルルシファーが興味を持っている相手だから、という理由が大きい。
現在、クルルシファーはルクスと肉体関係を持っている…ただし、彼と肉体関係を持っているのは彼女だけではない。彼に好意を持つ女性は多く、リーシャの提案を切っ掛けとして今では学園に在籍する彼に好意を持つ少女達はほぼ全員がルクスと肉体関係を持つに至っている…ハッキリ言って、尋常な事態ではない。
メルはませているとはいえ、人並みの常識はきちんと持ち合わせている…今のルクス周りの女性関係の現状を知られれば、どういう反応をするか予想出来ない…だが、勘がいいこの少女相手に隠し事を続けるのは無理がある。クルルシファーはメルの副官であり、ルクスはメルと同じ七竜騎聖の一人だ…クルルシファーが隠し通したとしても、隠し事が苦手なルクスを標的にされれば秘密を守り通す事は難しいだろう。
「…そうね。肉体関係を持ってる、と言えば信じるかしら?」
「…っ!? へ、へぇ…つ、つまりもう交際を始めたという事かしら? あの奥手そうな王子様を、どうやってたらしこんだの?」
クルルシファーの言葉に、メルは眼に見えて動揺していた。瞳は左右に揺れ、頬も心なしか赤みがかっている…矢張り、ませているだけで初心である事に変わりはないらしく、普段の彼女と比べて明らかに落ち着きを欠いている。その辺りは、年頃の少女らしいと言えるだろう。
「正確には、ハーレムの一員になったと言うべきかしらね。私の他にも、彼に好意を寄せる女の子は多かったから」
「は…? 一体、どういう事…?」
メルはワケが分からない、といった風に首を傾げてクルルシファーに訝し気な眼を向けた。それはそうだろう…クルルシファーは今、
正直な話、此処で単純にルクスと交際していると告げても良かったのだが…そうなった場合、何かの拍子にルクスと他の少女との関係をメルが知る所になればこの少女はクルルシファーの為、と言って過激な手段に出かねない。そうなるよりは、最初から事情を説明した方がまだマシとクルルシファーは判断したのだ。
「話せば長くなるけど、聞く気はあるかしら? 最初に言っておくけど、全員が同意の上の話よ。納得するかどうかは別として、それだけは了解しておいて頂戴」
「…分かった。聞かせて」
そして、クルルシファーはルクスがハーレムを築かされた経緯をメルに話し始めた。最初の方は驚き、七面相をしていたメルだが…やがてその瞳の奥に一つの決意が宿った事を、クルルシファーは後になって気付く事になる…
「えーと…これは一体、どういう事…?」
時刻は深夜、今日の夜伽相手であるクルルシファーを待っていたルクスは部屋にやって来たメルの姿を見て、困惑の表情を浮かべた。てっきりクルルシファーが来ると思って情事の前のラフな格好で待ち受けていたルクスだったが、顔を赤くしたメルがそこにやって来たものだから対処に困っているのだ。
アイリに手を出した事で周囲の少女達全員と肉体関係を持ったルクスは、毎晩のように少女達との情事に勤しんでいた。基本的に複数人で情事に及ぶのが常であり、毎晩2、3人の少女がやって来てルクスの相手を務めているのだが…一週間に一度のペースで、相手が一人だけになる日があるのだ。その日は毎週ローテーションで別々の少女が一人でルクスの部屋を訪れ、その一夜はルクスを独占出来る決まりだ。今日はクルルシファーの番なので彼女が来るものと思っていたが、やって来たのはメル一人…ルクスは現状が理解出来ず、疑問符を浮かべるばかりだった。
「…その、貴方達の関係の事をクルルシファーから聞いたのよ」
「え…っ!?」
メルの言葉に、ルクスは文字通り飛び上がる程仰天した。まさか、クルルシファーが自分の事実上の上官に当たるメルとはいえ外部の者に自分達の関係を話すとは思っていなかったのだ…それはつまりメルを信用しているという事だが、ルクスにとってメルは幾度かの共闘を経て親密になったとはいえその距離は自分のハーレムのメンバー程ではない…だが、クルルシファーが信じたのであればルクスとしては否と言うワケにはいかなかった。
「それで、えっと…私も、ハーレムに入れてくれないかなって…」
「うぇ…っ!? な、なんでそうなるの…?」
--だが、メルの発した次の言葉にルクスは今度こそ驚愕した。いや、
既に多くの情事を重ねたルクスには、これから情事に臨もうとする少女が纏う空気というものを本能的に理解出来るようになっていた。メルが部屋に入って来た時、彼女が纏っていた空気が正にそれだったのだ…上気した肌に、チラチラをこちらを伺って来る視線…その様子からルクスの本能は据え膳がやって来た気配を感じ取ったのだが、どうやらそれは間違っていなかったらしい。
「…不思議? 私、今まで私なりにアピールして来たつもりなのに…私は、お兄ちゃんの事が好きだよ。好きな人に抱かれたいって思うのは、不自然? まあ、クルルシファーもハーレムに入ってるんだから私も仲間になればもっと親密になれそうだしね」
ルクスの勘は、メルは嘘は言っていないが理由としては後者の
「あ、クルルシファーの事を心配してるなら大丈夫だよ。一応、許可は取って来たから…お兄ちゃんが受け入れるなら、私をハーレムに入れてもいいって」
「…クルルシファーさん…」
ルクスはメルの言葉を聞き、思わず溜め息を吐いた。なんだかんだで身内に甘いあの少女の事だ…メルの魂胆を見抜きつつも、彼女のルクスへの好意自体は本物であると察し、許可を出したのだろう。ルクスとしても、複数の少女達に手を出している現状を鑑みれば強く拒否する理由はない…心配があるとすれば、ルクスとの情事にメルの身体が耐えられるかだ。
メルの肉体は未だ成熟しきっておらず、ルクスが抱いた中でも彼女程幼い体躯の者はいなかった…出来ない事はないだろうが、ルクスは己が相手の処女を奪った際には理性が飛んで朝まで情事を続けてしまう事を経験から理解している…恐らく、一度処女を奪ってしまえばルクスの理性はそれでぷっつりと切れてしまうだろう。そうなれば、メルが気絶しようが朝まで情事を続けるであろう事は明らかだった。
「その…僕って一度理性が飛ぶと止まらないみたいで、多分加減もなしに朝まで続けちゃうと思うんだけど…本当に大丈夫…?」
「それも聞いてるわ。私は大丈夫って言ったんだけど、ある程度時間が経ったらクルルシファーが混ざる事になってるの。彼女曰く、そうしないと私がヤバイらしいけど…そんなに凄いのかしら?」
「…ああ、そっか…」
流石にクルルシファーも暴走する事が確定しているルクスの性欲を前に無策でメルを放り出す事はしなかったらしい…恐らく、2、3度情事を終えた辺りで乱入して来る心づもりなのだろう…そうしなければ、ルクスはメルを壊してしまいかねない。それ程までに、情事を重ねて強化されたルクスの精力は尋常なものではないのだから。
「だから、その…優しくしてね、お兄ちゃん」
メルはいつの間にか自分の服に手をかけ、スルリと脱ぎ捨てながらそう呟いた。彼女の幼くも蠱惑的な肢体が露わになり、赤みを帯びた彼女の裸体はルクスの理性を吹き飛ばすのに充分な威力を持っていた。
「メル…っ!」
「んむぅ…っ!?」
ルクスは辛抱たまらず、メルの身体を抱き締めてその唇を奪った。突然のキスにメルは目を白黒させるが、抵抗はせず口内を蹂躙するルクスの舌を受け入れ眼を蕩けさせていく。
「ぷは…っ! もう、お兄ちゃんって想像以上にケダモノなのね。まさか、いきなりファーストキスを奪われるとは思わなかったわ」
「ご、ごめん…なんかもう、止まれなくて…」
ルクスが唇を離すとメルは涙目で抗議して来るが、ルクスの身体は正直なもので股間の逸物は既にギンギンに勃起している。メルは服越しにお腹に当たっているルクスのモノを認識し、顔を真っ赤にしながらルクスの股間に目を向けていた。
「う…わ、私が脱いだんだから貴方も脱ぎなさい。不公平よ」
「う、うん。分かった」
メルに急かされ、ルクスは上着を脱いだ後ズボンとパンツを脱ぎ捨て、全裸になってその逸物の姿がメルの眼前に晒された。ルクスの逸物は目の前の少女を一刻も早く貪りたいと涎のように先走り汁を漏らし、メルの視線はその逸物に釘付けになっている。
「こ、これがお兄ちゃんの…え、っと…確か、舐めればいいのよね?」
「う…っ!」
耳年増だった為かメルはどうやらフェラチオというものを知っていたようで、ルクスの逸物を左手で掴むと舌を出したチロチロと舐め始めた。舌先の愛撫がルクスのペニスを刺激し、ルクスは絶妙な快感に呻き声をあげる。メルの右手は無意識のうちに彼女の秘所に伸び、恐る恐る秘所を指で弄っている…完全に発情したのかメルの眼は完全に蕩けており、秘所からは愛液が零れ落ちている。
「あぅ…っ!?」
ルクスはそんな彼女の胸に手を伸ばし、なだらかではあるが確かに存在する膨らみの弾力を楽しみながら愛撫を行っていく。乳房に手を食いこませ、桜色の乳首を指で弾くとメルの口から嬌声が漏れ、彼女はへなへなと脱力してしまう。
「…そろそろいいかな」
「あ…」
ルクスはそんなメルを抱き起こすと、そのままベットに腰かけメルの身体を持ち上げて自分の腰の上に抱え上げた。メルの秘所にルクスの逸物が押し当てられ、その膣口をぐにぐにと刺激している。
「…いいわ。私の処女、お兄ちゃんにあげる。私を女にして、お兄ちゃん」
「うん。メルの処女、僕が貰うよ」
「…っ!?」
メルの了解を得たルクスはゆっくりとペニスをメルの秘所へと押し込み始めた。その膣内は想像以上に狭く、裂けてしまうのではないか、という懸念をルクスに抱かせた。
だが、メルは胎内に異物を受け入れる違和感を何とか受け入れようと悲鳴を噛み殺している…これ以上時間をかければ、痛みが長引くだけだ。そこでルクスは意を決し、メルの腰をがっしりと掴むとそのままの勢いでペニスを根本まで突き入れた。
「…っ!!??」
そして、ルクスのペニスはメルの処女膜を突き破り結合部から破瓜の血が流れ出る。ルクスとメルの腰が隙間なく密着し、メルは破瓜の痛みに顔を歪めて漏れ出そうな悲鳴を堪えている…窮屈な膣壁はルクスのペニスを盛大に歓迎し、挿入しているだけで凄まじい快感を与えて来て今すぐにでも動きたい衝動に刈られたが…ルクスはメルの痛みが退くまで、歯を食い縛って欲望に耐え続けた。
「…はぁ、はぁ…いいわよ、お兄ちゃん。動いて…辛いんでしょ?」
「…大丈夫…?」
「う、うん…思ったよりは、平気…それより、早く動いて。私はお兄ちゃんに気持ちよくなって貰いたいんであって、苦しんで欲しいワケじゃないんだよ?」
処女を失ったばかりで自分も辛い筈だが、メルは本気でルクスを心配している様子だった。此処は彼女の厚意を受け取るべきだと直感したルクスはメルの腰を抱え直し、ゆっくりとピストン運動を開始した。
「…っ! うぅ、あぁ…っ! うあぁ…っ!」
「くっ、きつ、い…っ!」
メルの腰を上下する度にルクスのペニスがメルの膣内を往復し、その狭すぎる膣壁はルクスのペニスを痛い程締め付けこの上ない快感を与えて来る。メルはなんとか悲鳴を噛み殺しているが、その声に徐々に艶が混じり始める…まだ完全ではないが、彼女が快感を感じて来ている証拠だ。ルクスは幼い彼女の嬌声に本能が刺激され、気付かないうちにピストン運動のスピードを上げて行く。
「や、ば…っ! もう、出そう…っ!」
「お、兄ちゃん…っ! 中に、出して…っ! 大丈夫、だから…っ!」
メルの懇願にルクスの理性が焼き切れ、最後にパァン!と勢いよく腰を突き上げメルと腰を密着させるとルクスの腰がぶるぶるぶるっと震え、灼熱の白濁液がメルの胎内に吐き出された。
「うぁ、あぁぁぁぁぁぁぁぁ…っ! 出てる、お兄ちゃんの、熱いの…っ!」
「くぅぅぅぅぅぅ…っ!」
ルクスが快感の呻きを漏らす度にびゅるるるるる!と凄まじい勢いで精液が噴射され、メルの胎内を白く染め上げて行く。どくりどくりとペニスが脈動する度、その脈動がメルのお腹を揺らし、彼女の幼い肢体に精液が注ぎ込まれて行く様子が生々しく露わになっている…メルは胎内を打ち付ける白濁液の感触に身体を震わせ、ルクスの精液を受け入れている。
「はぁ、はぁ、はぁ…っ!」
「うぅ、あぁ…こんなに、一杯…熱いよぉ…」
ようやく射精が終わった時にはメルは息も絶え絶えになっており、ルクスもまた荒い息を吐いている。結合部からは胎内に収まりきらなかった精液が溢れ出ており、心なしかメルのお腹がぽこりと膨らんでいるように見える。幼い少女であるメルのそんな姿は、この上なくルクスの獣欲を刺激した。
「あ、あれ…? お兄ちゃん、私の中でまた固く…も、もしかしてまだ…」
「…うん。悪いけど、付き合って貰うよ。大丈夫、やり過ぎる前にクルルシファーが来てくれる筈だし…取り敢えず、今日で痛みを忘れるくらい感じて貰うね」
「ちょ、ちょっと…ホント、待…うぁぁ…っ!」
そしてルクスはピストン運動を再開し、メルは再び嬌声をあげ始めた。結局3度程ルクスが射精した所でクルルシファーが乱入し、その夜は二人の少女の嬌声が夜通し響き渡る事になった…
リクエストがあったので、メルのお話を書きました。彼女をどういう風にルクスと絡ませるか悩みましたが、クルルシファーがルクスとエッチした事を知って仲間に入れて貰うってのが一番自然なパターンに思えたのでそうしました。
長編が完結したので、こっちも気が向いた時に更新しようと思います。あちらと違ってこちらの更新は不定期ですが、話が思いつき次第書こうと思いますので。