※この作品はR-18です。

思いつくままエロパロ   作:デスイーター

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 というワケで今度のタイトルは『ロクアカ』です。時間軸は10巻終了後となっていますが、11巻がまだ出てないので辻褄合わせの為に独自設定を盛り込んでいます。仮に11巻が出てもこれはイフのストーリーとし、改定等は行いません。
 最初は勿論、システィーナです。


『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』
グレン=レーダス×システィーナ=フィーベル


 「うー、ひっく…」

 アルザーノ帝国魔術学院の講師、グレン=レーダスはある邸宅の一室でグラス片手に酔っぱらっていた。顔を赤らめ、だらしなく弛緩するその表情を見る限り先日の雄姿が嘘のようだと誰もが思うだろう。

 つい先日、ジャティス=ロウファンによるルミア誘拐に端を発した『メギドの火』に関わる一連の騒動で、グレンはシスティーナを始めとした魔術学院の生徒や教師陣、かつて所属していた特務分室の者達の協力によって魔人アセロ=イエロを撃破し、『炎の船』を消し去った…フェジテ消滅の危機を救った彼は正しく英雄と呼ばれるに相応しい偉業を成したと言えるが、偉業を成したからと言って普段の生活がそれに相応しいものであるかどうかはまた別の話だ。

 そんな彼が今いる場所は、今まで住んでいたセリカの邸宅ではない…一連の騒動でセリカの家は文字通り消し飛んでしまった為、新しい住居を用意するまでの間、セリカの家に居候していたグレンは文字通り家なしとなった。

 無論セリカには新たな住居を用意する当てはある。だが、彼女は先の一件で無理をした所為で療養が必要な状態である為、現在は静養中だ…なんだかんだでグレンを溺愛しているセリカはグレンの仮住居を用意しようとしたのだが、そこに待ったをかけたのはグレンの生徒、システィーナ=フィーベルだった。

 システィーナ、グレンに『白猫』と呼ばれる彼女は色々と理由を付けてセリカの療養が終わるまでグレンを自分の家に滞在させると申し出た。セリカとしても生活力皆無なグレンを一人で過ごさせるのは心配であった為、快く了承した。女生徒の家に男性教師が泊まり込むのは外聞上色々問題があるが、そこはセリカの影響力で黙らせた。職権乱用ここに極まれりである。

 フィーベル家の邸宅もジャティスの襲撃により色々破損していたが、アルフォネア邸のように消し飛んだワケではない為、既に修繕済みであり、暮らすには全く問題ない。こうして、フィーベル邸にルミア、リィエルに続く三人目の居候が住み込む事になった。

 この事は当然同居人のルミアやリィエルも了解しており、グレンに好意を抱く彼女達からしてみればむしろ望むところだった。素直になれないシスティーナだけはあれこれと理屈をこねていたが、その本心は付き合いの長いルミアには筒抜けであった。

 グレンからしてみれば家なしになって焦った所に降りて来た救いの手であり、この時ばかりはシスティーナが天使に見えた。生活力皆無のグレンにとって、三食食事付きで生活出来るだけで非常にありがたい環境と言えた。

 そこに美少女3人との同居もセットで付いて来る為むしろ楽園と言っても過言ではないが、グレンは普段から絶世の美貌を持つセリカを見慣れている為、表向き騒ぐ事はなかった。あくまで表向きは、であるが。

 特務分室時代からの付き合いの所為か、リィエルは容姿はともかく素行が幼く『女性』というより『手のかかる妹』のような認識であり、一緒に生活したところで意識する事はあまりなかった。故にリィエルだけなら問題ないと言えるのだが…他の二人が予想以上にグレンの頭を悩ませていた。

 ルミアはその圧倒的なプロポーションもさることながら、性格も控えめで非の打ちどころのない美少女であり、しかもグレンに好意的で全幅の信頼を置いている…学園で接する分には『教師と生徒』という立場があり問題なかったが、一緒に生活する以上普段以上に無防備な姿を目にする機会が多くなり…結果として、グレンの理性をガリガリ削る結果となっていた。女王陛下にルミアの事を頼まれている事に対する責任感と、『ルミアは守るべき生徒』という自己暗示でなんとか理性を保っている有様だ…もっとも、当の女王陛下…ルミアの本当の母親であるアリシア七世はルミアがグレンへ向ける感情にはとうに気付いており、二人が結ばれた時には全力で応援する心づもりなのだが…その事はグレンは当然、ルミアすら気付いていなかった。

 だが、それ以上に問題なのがシスティーナだった。スタイルはルミアと比べて控えめであり、性格も意地っ張りな直情傾向でありながら色々とひねくれているのだが…彼女はかつてのグレンの同僚であり、好意を抱いていた女性…セラ=シルヴァースと似過ぎているのだ。

 無論、表面上の性格は異なる。だが、その根本にある性根や時折垣間見せる包容力が強烈にセラの姿をダブらせるのだ。

 グレンとしてはシスティーナにセラの事を重ねるのは失礼だと重々承知しており、システィーナを呼ぶ時『白猫』と呼ぶのは、かつて『白犬』と呼んでいたセラと明確に区別する為でもあるのだが…似たような呼称を付けている段階で、どうしても二人を重ねて見ている部分があるのは否定出来ない事実だった。

 そんなシスティーナと一緒に生活していると、まるでセラが今も生きているかのような錯覚に陥り、その都度グレンは酒に逃げていた。自分でも情けないと思うが、グレンにとってセラの存在はあまりにも大き過ぎた…愛した女性を目の前で失った悪夢の記憶は、今も確実にグレンを苛んでいる。

 (チッ、散々『あいつとセラは違う』と言っておいてこれかよ…ったく、女々しいにも程がある)

 グレンは苛立ち紛れにグラスの酒を喉に流し込み、舌打ちする。プライベートでも毎日システィーナと顔を会わせている為、ふとした事でシスティーナにセラの面影を重ねてしまい、その都度自己嫌悪に襲われ酒に逃げる…今のグレンはそんな、一種の悪循環に陥っていた。

 『彼女なんて、所詮、君にとっては、セラの代替物だろう?』

 (…っ! 黙れ黙れ黙れ…っ! 白猫は、あいつとは別人だ…っ! なのに、俺は…っ!)

 先の一件の最中、ジャティスに言われた言葉が脳裏に蘇る。あの時は激昂し即座に否定したが、今の状況を思えば彼女をセラの代わりとして見ている事を完全に否定しきれる要素はない。以前、アルベルトにもシスティーナとセラを重ねているのではないかと指摘されたが、他者にそう言われてもおかしくない程、自分はシスティーナの中にセラの姿を垣間見ようとしているのだ。

 「先生、入りますよ」

 不意に部屋の扉が開き、寝間着姿のシスティーナが姿を現したのはそんな時だった。システィーナは何かを言いかけた様子だったが酒の入ったグラスを持つグレンを見るとため息を吐き、苦笑を浮かべた。

 「まったく、また飲んでいたんですね…確かにアルフォネア教授から先生の生活費は受け取ってますけど、お酒の飲み過ぎは体に良くないですよ。遠慮しろとは言いませんから、少しは気を付けて下さい」

 以前ならば問答無用でグレンを罵倒し説教に繋げていたであろう場面だが、なんだかんだで先の一件以降システィーナのグレンに対する態度が若干柔らかくなっていた…学院ではそうでもないが、こういった日常生活の中ではグレンがだらしない姿を見せても、苦笑しながらやんわり注意するに留まっていた…皮肉な事にその態度の変化も、グレンがシスティーナにセラを重ねて見てしまっている一因ともなっていた。

 『グレンくん…』

 不意に、幻聴が聞こえる。システィーナの穏やかな笑みに触発されたのか、一瞬彼女の双眸にセラの顔が重なって見える…酔いが見せる、幻覚だろうが…今のグレンには目の前にいるのがシスティーナなのかセラなのか、わからなくなっていた。グレンの脳裏から現実感が消え、現実と空想の区分が曖昧になっていく。

 「その様子だと休んだ方がいいでしょうし、今日は失礼します。おやすみなさい、先生」

 そんなグレンの様子には気付かず、システィーナはそう告げると背を向け部屋から出て行こうとする…その姿があの日のセラと重なり、得体のしれない焦燥感がグレンの心を支配する…気づけばグレンは乱暴に立ち上がり、システィーナを背後から抱きすくめていた。

 「せん、せい…?」

 「…行くな、行かないでくれ、セラ…」

 突然の行動にシスティーナが混乱する中、グレンの懇願するような呟きが耳に入り、システィーナはようやくグレンの異変に気付いた。グレンの身体は小刻みに震えており、その声も親を求める幼子のように頼りなさげだ。そして、その口から出た『セラ』という名前…それは、以前グレンから聞かされた『自分と似ている』という…グレンが愛していた、既に故人である女性の名だった。

 (そっか、先生は、私にその人を重ねて…)

 全てを理解したシスティーナは胸の奥にチクりとした痛みを感じつつも、自分を抱き締めるグレンに対して強烈な庇護欲求が沸き上がるのを感じた。この人を放っておけない、そんな気持ちが心の奥底から湧いて来る。

 システィーナの脳裏に、先日の…アセロ=イエロとの決戦の為、『イヴ=カイズルの玉薬』を一人で調合していた時のグレンの姿が浮かび上がる。在りもしない幻影に怯え、錯乱したように叫ぶその姿…それを見て、胸が締め付けられるような痛みを覚えた事を思い出した。あの時、泣き叫ぶ程のトラウマと向き合いながらも必死に自分達を救う為に奮闘するその姿を見て、力になりたい、と心から望んだ。

 結局、あの時は自分が調合に立ち会う事でなんとかグレンは心の平静を取り戻し、『イヴ=カイズルの玉薬』の調合に成功した。その事自体は嬉しかったが、グレンが落ち着く事が出来たのは…自分の中に、そのセラという女性の面影を見た為だという事もなんとなく分かっていた。

 正直、悔しかった。自分がグレンの助けになれたのは、たまたまそのセラという女性と自分が似ていた為だった…なら、今度はちゃんと自分自身を、システィーナ=フィーベルという一人の人間として見て貰い、その上で力になりたい…その想いが、今まで素直になれなかった自分との決別を決意させた。

 「先生…」

 「…っ! す、すまん、白猫…!」

 システィーナの『先生』という言葉に、グレンは我を取り戻した。そして背後からシスティーナを抱き締めている現状を認識し、慌てて離れようとするが…今度はそんなグレンの手をシスティーナが掴み、正面から抱き締めた。

 「お、おい、白猫…」

 「いいんです、先生…家にいる間、あまり私と目を合わせてくれなかったのは…セラという方と重ねてしまうから、なんですよね」

 「…っ!」

 システィーナのその言葉に、グレンは冷や水を浴びせられたような感覚に陥った。酔いは急激に冷めていき、圧倒的な自責の念が胸中に渦巻き始める…だが、そんなグレンの心境を察したのか、システィーナがグレンを抱き締める力を強めた。

 「私とその人を重ねてしまう事に関して、全く思うところがないワケじゃないです…けど、どんな形であれ先生の負担が軽くなるのなら…私、なんでもやります。私がその人になる事はできないけれど、先生のしたい事なら私、なんでもさせてあげますから…」

 「そ、そんな事出来るかよ…っ! 大体、こんな俺にお前に優しくして貰う資格なんかねぇんだ! 口ではお前とセラは違うと言いながら、お前とセラを重ねて心の中でお前にセラの『役』をやらせてたんだぞ…っ!? 今だって正気に戻るのが遅けりゃ、何してたか分かったもんじゃねぇ…! だから、俺は…っ!」

 もう此処にいるべきじゃない、そう続けようとしたグレンの唇が…システィーナの唇で、塞がれた。茫然とするグレンを尻目に、唇を離したシスティーナが顔を赤らめながら口を開く。

 「…だから、それでも構わないって言ってるんです。どうしても私とその人を重ねちゃうなら、私の事をもっと知って貰って、身体で覚えて貰います…キスは、その人とはしてなかったんですよね」

 「お、まえ…」

 赤らんだ顔で告げるシスティーナの言葉に、グレンの理性が悲鳴をあげた。頭の中は再び酔いが回ったかのようにおぼつかなくなり、抱き締めているシスティーナの柔らかな感触に動悸が早まっていく…彼女の唇の感触が脳裏に蘇り、目の前の少女への認識が徐々に書き換わっていくのを感じる。

 「好きです、先生。教師としてだけではなく、一人の男性として…もう私は、私の気持ちを誤魔化したりはしません」

 システィーナの言葉に、グレンは口付けで応じた。システィーナは腕に更に力を籠め、グレンに身を委ねた。グレンの舌がシスティーナの唇を割り開き、舌と舌が絡まり合う…二人が唇を離すと、その間には唾液の橋がかかっていた。

 「…いいのか?」

 「はい、私の全部、先生にあげます」

 システィーナは微笑みつつそう告げると、シュルリシュルリと衣服を脱いでいき…やがて、一糸纏わぬ姿となった。真っ白なその裸身はまるで妖精のようで、グレンはごくりと生唾を飲み込んだ。胸はお世辞にも巨乳とは言えないが、少女らしいなだらかな線を描いており、未成熟で危うげな色香を感じさせる…手足はスラリと細く、シミ一つない肌を惜しげもなく晒している。無駄な贅肉のない、一個の芸術品のような肢体がそこにはあった。

 「えっと、こうすればいいんですよね…」

 システィーナはその場に膝を突くとグレンのズボンをずり下げ、服の中で勃起していた陰茎を露出させた。そしてグレンの腰に手を当てると、躊躇いつつもそのペニスを口いっぱいに頬張った。

 「うぉ…っ!?」

 「んむ、あむ、んちゅ…」

 グレンのペニスを口内に収めたシスティーナは拙い舌遣いでチロチロとペニスを刺激し、その度にグレンの背筋に言いようのない快感が沸き上がり、腰がびくびくと震える。

 「うぁ…」

 「あむ、んむ、ちゅぅぅ…」

 そんなグレンの反応を気を良くしたのか、システィーナは髪をかき上げながら一心不乱にペニスをしゃぶり始めた。端正な美貌を持つ少女の口を己の欲望で穢しているその光景は予想以上にグレンの理性を溶かし、気付けばシスティーナの頭を掴んで喉奥で射精を開始していた。

 「んむ…っ! むぅぅ…っ!」

 「う、お…っ! ぐ…っ!」

 びゅるるるるるるるる!と凄まじい勢いでペニスから精液が放たれ、瞬く間にシスティーナの口内を埋め尽くしていく。システィーナは突然の射精に驚きながらも抵抗する事なくそれを受け入れ、こくり、こくりと精液を喉に流し込んでいく。

 「はぁ、はぁ、はぁ…」

 「ぷは…っ! うぅ、苦い…けど…先生のだったら…」

 ようやく射精が終わり、グレンが頭を掴んでいた手を離すとシスティーナはペニスから唇を離し口元から垂れ落ちる精液を腕で拭った。拭いきれなかった精液がシスティーナの胸元を汚し、少女を己の精で汚したという実感が背徳的な興奮を抱かせる。グレンのペニスは、未だ衰えてはいなかった。

 「まだ、硬いですね…なら…」

 そんなグレンの様子を見たシスティーナはそのままベットに腰を下ろし、おずおずと股を開く…ぴたりと閉じた秘所からは愛液が滴っており、グレンはその光景から目が離せない。

 「私の処女、貰って下さい。先生」

 「白猫…っ!」

 グレンの理性の糸がぷつりと切れ、グレンはそのままシスティーナの上に覆い被さるように彼女を押し倒した。そして煩わし気に服を脱ぎ捨てるとペニスをシスティーナの秘所に宛がい、一気に突き入れた。

 「んあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…っ!」

 「く、うぉ…っ!」

 ぶちり、という音と共にシスティーナの処女膜が破れ、シーツに血が滴り落ちる…グレンのペニスは根元までシスティーナの膣内に埋まっており、腰も隙間なく密着している。処女を失ったばかりの初々しい少女の胎内は侵入してきた陰茎をきゅうきゅうと締め付け、グレンは快楽に呻き衝動のまま抽挿を開始した。

 「うぁ、うぅ、あぁ…っ!」

 「うぉ、お、おぉぉぉ…っ!」

 処女の切ない締め付けに耐え切れず、グレンは激しく腰を打ち付ける。パンパンパンパンッと肉を打つ音が響き渡り、その度に血と愛液が結合部から飛び散り、シーツを体液で汚していく。

 「く…っ! もう、出そうだ…っ!」

 「だ、出して下さい、先生…っ! 全部、私の中で…っ!」

 初めての女体の快感に呆気なく限界が訪れ、グレンは外へ出そうと腰を引くが、腰にシスティーナの白い足が絡まりそれを押し留める。両腕をグレンの背中に回し、種付けをねだる少女になけなしの自制心を吹き飛ばされ、全身を密着したまま精を解き放つ為激しく腰を打ち付ける。

 「いいんだな…っ! 出すぞ、白猫…! システィーナ…っ!」

 「はい、下さい、先生…っ!」

 グレンはシスティーナの背中に手を回し、逃がさないよう抑えつけるとぱぁんっ、と鋭く腰を打ち込み、腰と腰を隙間なく密着させた…そして、膣奥に亀頭を押し付けたまま腰を震わせ、射精を開始した。

 「う、おぉぉぉ…っ!」

 「あぁぁぁぁぁぁぁ…っ! でて、る…先生のが、出てます…っ!」

 亀頭がぷくりと膨れ上がり、びゅるるるるるるるる!と堰を切ったかのような激しい勢いで精液がシスティーナの胎内に放たれた。それはすぐさまシスティーナの膣内を白く染め上げ、システィーナはその熱さを感じて身悶える。

 「うぉ、まだ、出る…!」

 「あぁ…先生の、いっぱい…」

 グレンがぶるぶると腰を震わせる度、びゅくり、びゅくりと新たな精液がシスティーナの胎内に注ぎ込まれる。白濁液がシスティーナの膣奥を叩く度、グレンの身体の下でシスティーナの身体がびくり、びくりと震え、愛しい雄の体液を受け入れていく。

 「はぁ、はぁ、はぁ…」

 「ふぅ、ふぅ、ふぅ…」

 やがて射精が終わり、グレンはシスティーナの身体の上に倒れ込む。結合部から収まりきらなかった精液が流れ落ち、シーツをぐしゃぐしゃに汚している。グレンはシスティーナの身体の柔らかさを堪能しながら、ため息を吐いた。

 「悪ぃ、白猫…中に出しちまって…」

 「いいんですよ、私が望んだ事ですし。それに、今日は大丈夫な日の筈ですから」

 システィーナはにこりと笑い、グレンの背に回した腕に力を込めた。こうして彼女と抱き合っていると、日頃の鬱憤が全て晴れたかのような安心感を覚える…自身の生徒に手を出してしまったバツの悪さを感じながらも、グレンはこれまで以上にシスティーナが愛しく感じる自分に気が付いた。

 『もう、大丈夫だね』

 ふと、グレンの耳にそんな幻聴が聞こえた気がした。改めてシスティーナを見据えても、もうその顔にセラの姿が重なる事はない…身体を重ね愛し合った事で、ようやくグレンは己の中のセラの幻影とシスティーナとの間に区切りを付けたのかもしれない。

 完全に吹っ切れたワケではないが、それでもこれからはきちんとシスティーナ自身を見る事が出来る。根拠はないが、そんな予感がした。

 「先生の、まだ硬いですね…続き、します…?」

 「馬鹿野郎、まだ痛ぇんだろ。無理すんな」

 「あはは、バレちゃったみたいですね。すみません、じゃあ…もう少しこのまま、いて下さい。痛みが治まるまで、抱き締めて下さい」

 システィーナの言葉通り、グレンは少女の華奢な体を抱き締めた。安堵するようにシスティーナは目を閉じ、グレンに身体を預けた。

 暫くしてシスティーナの痛みが治まった後、部屋には再び、システィーナの嬌声が響き始めた。その夜、その部屋から嬌声が途切れる事はなかった。

 

 




 最初はどういうシュチュにするか悩んだんですが、この設定でセラの事を使わない手はないなと思い酔った勢いでシスティーナをセラと誤認させ、そのまま流れに任せる感じにしました。10巻の描写を見る限り、もうシスティーナの好意はカンストしてそうですしね。基本はツンデレなんだけど、時々母性的な包容力があるのがシスティーナの魅力だし、求められたら割と簡単に落ちそうな気がする。
 次は勿論ルミアです。システィーナとはまた毛色が違ったキャラですが、彼女も中々いいキャラしてると思います。
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