結論から言ってしまえば、ルミアに手を出してしまった事に関してシスティーナがグレンを責める事はなかった。
というのも、どうやらルミアはあの日グレンの入浴中に乱入するという暴挙を犯す前、事前にシスティーナに話をしていたらしいのだ…つまり、自分がグレンに抱かれてもいいか、という相談を。
普通であれば自分の男と寝ていいかなどという相談など言語道断であり、下手をすればその場で刃傷沙汰になってもおかしくない暴挙だ…だが、ルミアがグレンに好意を抱いていた事はシスティーナも十分承知しており、成り行きとはいえ抜け駆けのような真似をしたという罪悪感も感じていた…更に言えば、この件でルミアとの関係を壊れるのが嫌だった、という本音もあった。
これが他のよく知らない女性相手だったらシスティーナも首を縦には振らなかっただろうが、相手は自分の親友のルミアである…今まで散々自分を抑えつけて来た彼女が、常では考えられない我儘を言い出したのだ…その意志を尊重したいという思いもあり、システィーナはルミアがグレンと関係を結ぶ事を承認したのだ。
勿論、自分の男が他の女性を抱く事に対して何も思わないワケではなかった為、グレンを一度吹っ飛ばす事で鬱憤を晴らしたのはまた別の話だ。
ともあれ、こうしてグレンはシスティーナだけではなくルミアとも関係を結ぶ事となった。流石にルミアの処女を奪った晩はシスティーナも遠慮したのか部屋には現れなかったが、次の夜からは二人が共にグレンの部屋を訪れるようになった。タイプの違う美少女二人に迫られてグレンの理性が保つ筈もなく、グレンは毎日二人の身体を思う存分貪っていた。
だが、3人は一つ、失念していた事があった…幾ら深夜になってから事を始めているとはいえ、毎晩のようにそれを続けていれば…もう一人の同居人が、いつまでもそれに気付かない筈はないのだという事を…
「グレン、私も混ぜて」
深夜、システィーナとルミアが部屋を訪れ、今から情事を始めようというまさにその時、扉が開いて現れたリィエルは開口一番そう宣った。システィーナとルミアは既に服を着崩して胸元や秘所を露出させ、グレンはズボンを下げて下半身の陰茎を晒した状態であり…誰が見ても情事一歩手前の状況下で、3人はあまりの事態に絶句していた。
「…そっか、そうよね…毎日続けてたら、そりゃ気付くわよね…」
「確かに…むしろ、今まで気付かれなかった方がおかしいというか…」
システィーナもルミアも、考えれば当たり前の話に思わず嘆息する。リィエルは確かに就寝時間は早い方だが、それでもトイレ等で夜中に起きる事はあるだろう…恐らくその時に偶々、3人の情事を覗き見てしまったのだろう。
「な、なぁリィエル…混ぜてって、お前何言ってるか分かってるのか?」
混乱の中、グレンはリィエルに恐る恐るそう尋ねた。リィエルは彼女の生まれ育ちの影響もあって、精神的にはかなり幼い。肉体的には15歳の少女でも、その精神性は幼い子供と大差ないのだ。システィーナ達との関わりで幾らか情緒が育って来たとはいえ、根本的には内面の幼さが抜け切れていない。
そんなリィエルが、自分達の行為を見てその意味を理解しているかどうか甚だ疑問だ。敵意や悪意に敏感なリィエルの事だ、システィーナ達が合意の上で事に及んでいる事は理解出来るだろうが…何をしているか、という事までは分からない筈だが…
「…ん、わかってる。セックス、って言うんでしょ…? アルベルトから聞いた」
「ちょ、ちょっと待て…っ! お前まさか、俺達がしてる事をあいつに…」
「うん、聞いた。ルミア達がグレンと裸で抱き合ってたけど、あれ何してるのって」
リィエルの言葉に、グレンはあんぐりと口を開けて絶句した。学院の関係者でないだけまだマシだが、自分達の関係が他人もバレてしまった…アルベルトなら口外する心配はないだろうが、後で嫌味を言われるのは確実だろう。
「あと、アルベルトがグレンにこれを渡せって」
そう言ってリィエルがグレンに手渡して来たのは、1枚の手紙だった。その手紙には、几帳面な字でこう書かれている。
『生徒に手を出した事については黙っておいてやる。だが、リィエルを泣かすようなら相応の対処を取らせて貰う』
(うわぁ…これもう、詰んだんじゃね?)
冷淡に見えて身内には甘いアルベルトの事だ。この場でリィエルを拒み、悲しませるような結果になった場合、相応の報復が待っていると考えて間違いない…既に、グレンの退路は断たれたも同然だ。
「ん…セックスは、お互いが大好きな男女がやる事なんだって…一生に一人相手にしか出来ないから、相手は慎重に選ばなきゃならないって言ってたけど…私、誰かを選ぶならグレン以外考えられない…二人がしてるのに、仲間外れは、いや…」
リィエルは何処か縋るような表情で、こちらを見つめている。知識は不十分であっても、行為の本質は直感で察しているのだろう…恐らく、仲の良い3人が同じ行為をしている中で、自分だけがやっていない事に疎外感を感じていたのだろう…その顔には、何処か寂しげな感情が見え隠れしていた。
「リィエル…本当に、いいのか…こればっかりは、取り返しがつかないぞ」
「ん、勿論。私も、グレン大好きだし…後悔は、しないと思う…」
リィエルは常に眠たげな目を開き、グレンを正面から見据えながらハッキリとそう口にした。その目からはリィエルの覚悟が感じられ、その想いが本物であると否応なしに理解した。
「先生…リィエルなら、いいよ」
「うん。他ならぬリィエルだし、それに…私がダメって言えた義理はないしね」
そんなリィエルの想いを理解したのか、システィーナとルミアはグレンを後押しするようにそう告げる。完全に納得したワケではないようだが、その顔からはここはリィエルの望みを尊重しようという思いが伝わって来る…3人から視線を向けられたグレンは、嘆息した後リィエルを見つめ返した。
「よし、分かった。リィエル、お前の初めて、貰うぜ」
「ん…いいよ、私のしょじょ、あげる…」
リィエルはそう言うなりスルスルと自分の服を脱ぎ捨て、あっという間に一糸纏わぬ姿になった。他二人と比べても一回り小柄なその体は凹凸こそ乏しいが、少女らしい丸みはしっかりと存在し、なだらかな胸部や小ぶりな尻からは倒錯した色気が漂っていた。
「二人のを見てたから、やり方はわかる…任せて…」
「え、あ、おい…」
グレンが止める間もなくリィエルはグレンをベットに押し倒すと、迷う事なくグレンのペニスを自身の秘所に宛がい…そのまま、力任せに腰を下ろして胎内にペニスを捻じ込んだ。
「…っ!!!!!!!!!!」
「ぐっ…っ!」
リィエルが破瓜の痛みに目を見開いて痙攣し、脱力してグレンの身体に倒れ込む。秘所からは純潔の証が流れ出てグレンの腰を濡らしており、リィエルの幼い膣はグレンの陰茎で痛々しい程広げられていた。
「お、おいリィエル、大丈夫か…? ったく、いきなり入れる奴があるか」
「…ん、でも…前、ルミアは、こうしてた…」
「あ…」
リィエルの言葉に、ルミアはハッとなって冷や汗を流す。ルミアは昨夜、グレンとの交わりに期待して部屋に入る前から秘所が濡れていたのをいいことに、部屋に入ってグレンに飛びつくなり前戯もなしに挿入して乱れていたのだ…恐らくそれを見ていたリィエルがすぐに挿入しても平気だという間違った知識を得てしまい、今回の暴挙に至ったのだろう。処女の濡れてもいない秘所にいきなりペニスを挿入するなど、正気の沙汰ではない。普通の少女ならば、泣き叫んで暴れている所だ。
だが、リィエルは確かに痛みは感じているようだが、徐々にその表情から苦痛の色が消えていた。魔造人間故の回復力の高さが、破瓜の痛みにも働いたのか…それとも、リィエル自身がグレンと繋がっている今の状況に幸福を感じて痛みを凌駕したのか…それは、分からないが。
「ん、もう大丈夫。グレン、動いていいよ」
「そ、そうか…じゃあ、動くぞ」
グレンは処女を失ったばかりのリィエルを気遣いつつも、彼自身リィエルの膣の暴力的なまでの締め付けに限界だったのか、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「ん…っ!」
「く、ふぅ…っ!」
グレンはリィエルの尻を掴み、ゆさゆさと上下へ揺らしていく。その度にリィエルの小さな膣からむりむりとグレンの陰茎が抜き出され、ぱちゅん、という水音と共に根本まで飲み込まれていく。膣が狭すぎるのか、グレンの陰茎の形にリィエルのお腹がぽこりと膨れており、その光景は幼い少女を蹂躙する倒錯的な興奮を与えてくる。
「く、ふぅ、ふぅ…っ!」
「んあ、んぅ、ん…っ!」
ぱんぱんと腰を突き上げる度、リィエルの膣壁は圧搾機のようにグレンのペニスを締め上げ、力任せに快楽を絞り上げていく。鍛えている所為もあってかリィエルの秘所は名器と呼ぶに相応しく、その中を陰茎で抉る度に膣内のヒダが絡みつき、凄まじい快楽を与えて来る。
「く、やべぇ、もう出そうだ…っ!」
「ん、じゃあ、出して…ルミア達みたいに、中に、全部…」
リィエルからの種付けの懇願を受け、グレンは腰を突き上げるスピードを上げていく。続けざまに肉を打ち付ける音が部屋中に響き、最後にリィエルの尻を力任せに掴み、思い切り自分の腰に押し付け…その膣奥で、堰を切ったように精液が溢れ出した。
「ん…っ! んぅ…っ!」
「くっ、おぉぉぉぉぉぉ…っ!」
びゅるるるるるるるる!と止め処ない勢いでグレンのペニスから精液が吐き出され、リィエルの膣内を白く染めていく。びゅくり、びゅくり、と精液がリィエルの膣奥を叩く度、リィエルの身体がびくびくと痙攣し、注ぎ込まれる白濁液を歓喜と共に受け入れていく。
「うぉ、まだ出る…っ!」
「ん、グレンの、あつ、い…」
グレンの腰がぶるぶると震える度、リィエルの胎内に突き刺さったペニスが脈動し、挿入されたペニスによって膨らんだ腹部がその脈動に合わせて揺れ動き、次から次へと新たな精液を送り込んでいる様子を直に見せつける…1分以上が経過してようやく射精が終わり、リィエルはくたりと脱力してグレンに身体を預けた。
「はぁ、はぁ、はぁ…」
「ん…すご、かった…これが、セックス…」
グレンの胸板に顔を寄せるリィエルは、赤らんだ顔で呟いた。その顔からは多幸感が垣間見え、それを見ていたシスティーナとルミアはため息を吐いた。
「まったく、これで三股ですね、先生。でも、私達を蔑ろにしたら許しませんからね」
「そうだね。私達にも構ってくれないと、嫌ですよ、先生」
二人はそう言いつつ、グレンに身体を寄せて来る。今夜もまた、情事はまだまだ終わりそうになかった…
リィエル編、完了です。正直最初はリィエルを書くつもりはなかったんですが、同居人が全員ねんごろになってる中リィエルがいつまでも気付かないのはおかしいよな、と考え急遽プロットを立ち上げた話になります。リィエルの口調は書き難かったですが、これはこれで楽しんで書けました。やっぱ書くのが楽しくないと小説は書けませんからね。
しかし、中々ロクアカの二次創作で見たいSSが見つからないんだよなぁ。オリ主もので原作ヒロインとオリ主がくっつく展開は拒否反応があるのでオリ主ものは女性オリ主しかダメなので、中々好みに合ったものが見つけられないんですよね。今回ロクアカの話を書いたのはそういった鬱憤を晴らす意味もあったりします。
まあ、ロクアカって原作の話の完成度が高いから二次の構想が練り難いってのはわかるんですよね。それこそ変化を入れるにはオリキャラや他作品キャラ投入が手っ取り早いのは理解出来ますし。あとはグレンの設定や能力の変更くらいかな。主人公の設定能力変更モノでいいなと思ったのは、昔ネットで見たデュエルセイヴァー原作の『幻想砕きの剣』ですかね。あれは面白かった。クロスオーバーも無理のない形で取り入れていたし。ああいうのはもっと増えてもいいと思います。
ロクアカ最後の話はイヴにしたいと思います。原作で色々不憫な彼女ですが、話の中だけでもそれなりに幸せにしたいと思います。ああいうキャラも結構好きですしね