暁古城×姫柊雪菜
「ひ、姫柊……っ!? い、一体何の真似だこりゃ……っ!」
「何って……先輩の監視役として最善の方法を思いついたので実行しているだけですが、何か?」
古城は突然の事態に狼狽えた声をあげるが、少女……姫柊雪菜は至って平静な声でそう告げる。声は平坦だが彼女の眼は全く笑っておらず、正直怖い。
時刻は深夜、今日は妹の凪沙も友達の叶瀬の家に泊まっているので早々と就寝した古城だったが、ふと身体に違和感を覚えて目を覚ませば……ベッドに両手を縛られた状態で、自分の身体の上に雪菜が座っているというワケの分からない有り様だった。
「ところで先輩、今日の放課後は何処に行っていたんですか?」
雪菜は古城の動揺など何処吹く風で、平然とそう尋ねて来た。古城は雪菜の理解不能な迫力に押され、正直に答えた。
「ど、何処って……ちょいとカス子に頼まれて買い物に付き合ってやってたんだが、それがどうかしたか……?」
「そうですか……雫梨さんと、そうですか……そうですか……」
古城の答えを聞くと、雪菜は俯きながら同じ言葉を何度も呟いている。下を向いている為かさほど長くはない筈の彼女の髪が眼元を覆い隠しており、正直今の雪菜は不気味ですらあった。
この少女は危険な力を持った吸血鬼の『第四真祖』である古城に対し、獅子王機関という組織から送られた
その為今回のように自分が監視していない時に他の少女達と一緒に過ごしているとそれだけで不機嫌になる事が度々あり、今回の蛮行もその延長線上と思われるが、いつもより数割増しで今の雪菜は妙なオーラを纏っており、今回ばかりは無事で済むか不安になって来た。
「……先輩は、いつもそうやって私の眼を離れて他の女性に手を出そうとして……不潔です軽薄です誠実さに欠けています……っ! 今回ばかりは、もう私も堪忍袋の緒が切れました……っ! 先輩には自分の立場というものを、今一度理解して貰う必要があります」
雪菜は激情のままそう捲し立て、ジロリと古城を睨んで来る。その視線は妙な迫力があり、邪眼もかくやといった有り様だった。
「あー……えっと、それがどうして俺がベッドに縛られる事に繋がるんだ?」
「……? そんなの、既成事実を作って先輩に手綱を付ける為ですが、何か……?」
「は……?」
雪菜は何を当然、といった風にそう告げるが、その内容はただ事ではなかった。困惑する古城を他所に、雪菜は淡々と告げる。
「私も、いい加減観念したんです。幾ら頑張った所で、先輩が他の女性に手を出す事は止められません。ですから、私が先んじて先輩と既成事実を作れば、先輩が誰と関係を持っても最終的に繋ぎ止める事が出来ますから。ね?」
「いや、ね? とか言われても……一体、何をトチ狂ってそんな結論に……」
「私は狂ってません。先輩の女癖をどうにかするには、こうするしかないんです。あ、逃げようとしたら斬り落としますのでそのつもりで」
何を斬り落とすか言わないところが非常に怖いが、心なしか雪菜の視線が古城の股間を向いているのは気の所為だろうか。
流石に男の大事な部分を人質に取られては逃げる事は出来ず、古城は据わった眼でこちらを見詰める雪菜を見詰め返す他無かった。
「ふふ、では始めましょうか」
古城が観念した事を察したのか、雪菜の口元に笑みが浮かぶ。そして、いそいそと古城のズボンに手をかけ、ずるりとズボンを剥ぎ取った。そのままパンツもずり下ろし、古城の逸物が雪菜の前に露出した。
勿論、まだ刺激を受けていないので逸物は勃起などしていない。その逸物の状態を見て、雪菜は不満気に口を尖らせた。
「……これが、先輩の
「な、なんでって……いきなり大きくなるもんじゃなくてだな……」
どう答えていいか分からずそう返すと、雪菜は溜め息を吐いた。
「ふぅん、そうですか……やっぱり、私も脱がなくちゃいけないんですね」
「ど、どうしてそうなる……っ!? お、おい……っ!」
雪菜は自分の中で自己完結したのか、一人で納得しながらスルスルと衣服を脱ぎ始めた。
腕を拘束されている以上雪菜の暴挙を止める事は出来ず、雪菜は上着を脱いでブラジャーを晒し、スカートを捲り上げてショーツを露出させた。
巨乳ではないが形の良い雪菜の乳房が古城の眼前に晒され、その青い果実を目の当たりにして古城は息を呑んだ。
捲り上げられたスカートから覗くショーツや太腿も古城の本能を刺激し、自然と逸物が硬くなった。
「ふふ、先輩の嗜好は調査済みです。全裸より、こうやって中途半端に脱いでる方が好きなんですよね」
「う……」
雪菜に図星を突かれた古城は言葉に詰まり、閉口する。疑問形ではなく断定形であるあたり、自分の性癖はあらかた知られていると思った方がいいだろう。どうやって調べたのかは、怖くて聞けたものではないが。
「やり方は本で覚えましたから、先輩は黙っていて下さい。あむっ」
「う、うぉ……っ!?」
雪菜はそう告げると古城の股間に顔を近付け、ぱくりと古城の逸物を口の中に咥え込んだ。雪菜の熱く狭い口腔に包み込まれ、古城のペニスがびくり、と震える。
「あむ、んちゅ、んむ……」
「く、うぉ……っ!」
勉強した、と言うだけあって雪菜のフェラチオは初めてのものにしては非常に巧みで、古城のペニスの弱い部分を的確に刺激して来る。
勤勉な雪菜の事だからイメージトレーニングを繰り返したのだろうが、彼女であれば古城のオナニーを覗いていたから、と言われてもなんら不思議はないのが怖い所である。
「く、
「んむ……っ!」
雪菜のフェラに耐え切れず、古城は射精欲が限界に達しペニスを口から引き抜こうとするが、雪菜は迷う事なく古城のペニスを根本まで飲み込み、腰に腕を回して抱き着いた事で古城に逃げ場はなくなり、そのまま口内射精に至った。
「く、おぉぉ……っ!」
「んん……っ! んぅ、んん……っ!」
古城のペニスを喉奥まで飲み込んだ雪菜は古城の吐き出した精液を躊躇いなく呑み込み、雪菜の喉がペニスの脈動と共に揺れ動き、精液が直接喉を通って雪菜の体内に送り込まれる様がまざまざと見せつけられる。
「ぷは……っ! いっぱい出ましたね、先輩……」
「く、ふぅ……む、無茶するなよな……」
結局最後の一滴まで精液を飲み干してから、雪菜はようやく古城のペニスを解放した。本当に一滴も零さず飲み込んだらしく、雪菜の口周りに付着した精液もすぐに舌で舐め取って嚥下してしまう。
雪菜に精液を飲まれた事で確かに興奮は高まったが、雪菜の古城への執着心が眼に見えるようで、何処か落ち着かなくもあった。そんな古城の心情を察したのか、雪菜がくすりと笑って古城を見詰めた。
「先輩は本当にいやらしい人ですね。私の口にあんなに出して、まだ足りないんですか? 仕方のない人ですね。先輩の性欲をどうにかするのも、監視役である私の務めですから」
雪菜はそう言うと四つん這いになって古城にお尻を向け、スカートを捲り上げてショーツをずらし、愛液で濡れた秘所を古城の前に曝け出した。とろりと透明な液体が秘所から太腿に流れ落ち、その光景に古城は息を呑んだ。
古城が自分の秘所に視線を釘付けにしている事を認識した雪菜は、悪戯っぽい笑みを浮かべた。
「私のここ、先輩のを飲んでこんなになってます。入れたいですか? 先輩が私の言う事をちゃんと聞くのであれば、腕を自由にしてあげても……」
「──いいや、こっから先は俺の番だ」
「え……? きゃ……っ!」
意気揚々と挑発の言葉を口にする雪菜だったが、いつの間にか拘束を脱した古城にがっしりと腕を掴まれて、思わず悲鳴をあげた。
見れば古城を拘束していた紐は千切れ飛んでおり、強い力で引きちぎられた事が伺える。
「吸血鬼の力なら、このくらいは千切れるんだぜ? 昼間だったらどうか分からなかったが、今は夜だからな。これまで好き放題された分、たっぷり仕返ししてやるよ」
「う……一応それ呪力の籠った呪具だったんですが、先輩相手では力不足でしたか……」
雪菜は観念したように俯き、しおらしい雪菜の様子を見て古城の獣性に火が点いた。そのまま雪菜の身体を引き寄せると、秘所にペニスを押し当てる。
「じゃあ、望み通り抱いてやるよ。いくぞ」
「……どうせ抵抗しても無駄ですから、いいですよ。どうぞ、先輩……っ!!」
雪菜の投げやりな許可を聞いた古城はそのまま腰を進ませ、後背位で雪菜を貫いた。結合部から破瓜の鮮血が流れ落ち、雪菜の太腿を濡らしている。
流石に処女喪失の痛みは相応のものらしく、雪菜は歯を食い縛って痛みに堪えている。その様子を見て、思わず古城は声をかける。
「お、おい、大丈夫か……?」
「し、心配要りません。これでも、痛みには慣れているので……早く、続けて下さい……」
どう見ても大丈夫そうには見えないが、雪菜は古城を急かすように腰を揺らしてペニスを刺激して来る。
何を言っても雪菜が前言を撤回しない事を悟った古城は、ゆっくりと腰を動かし始めた。
「く、おぉ……っ! キツ……っ!」
「んぁ……っ! くぅ……っ! あぁ……っ!」
古城は雪菜の両手を掴んだまま、彼女を引き寄せつつ腰を打ち付ける。パァン! と肉を打つ音が響き、根本まで古城にペニスが雪菜の膣に挿入される。
雪菜の膣内は処女であっただけあってとても狭く、ぎゅうぎゅうと古城のペニスを締め上げて来る。たまらなくなった古城は片手を雪菜の胸に伸ばし、腰を突き上げながら乳房を揉み始めた。
「くぁ、うぅ、おっぱい、そんな……っ! あぁ……っ!」
「く、やべ、これ……っ!」
小ぶりな乳房を揉みしだきながらピストン運動を続けていると、再び射精が近付いている事を本能で理解する。
雪菜は自分からも腰を押し付けるようにして古城のピストンを受け入れており、その健気な姿勢が古城の興奮を後押しする。
「く、
「は、はい……っ! 中に、中に下さい、先輩……っ!」
雪菜は迷う事なく種付けを懇願し、半ば以上理性が飛んでいた古城はそのままラストスパートをかけ、最後に勢いよく腰を打ち付けると、最奥までペニスを挿入したまま腰をガクガクと震わせ、射精を開始した。
びゅるるるるるるるるるる! びゅる! びゅるるるるるるるるる!
「く、うぉぉぉぉぉぉ……っ!」
「あぁぁぁ……っ! 先輩の、いっぱい、出てます……っ!」
雪菜の尻に腰をぐいぐい押し付けて、びゅくびゅくと精液を少女の中に注ぎ込んで行く。
ペニスがポンプのように脈動する度、熱い白濁液が次から次へと雪菜の膣内へ押し寄せる。
雪菜は最奥を灼く精液の感触にびくびくと痙攣し、きゅうきゅうと締め付けて来る膣壁が更なる射精をねだり、古城のペニスから精液を搾り取っていく。
びゅく……びゅくくっ、びゅくん……っ!
「くぉ、ぉ……」
「ぁ……まだ、出て……」
古城の射精は治まらず、既に精液で満タンになっている雪菜の膣内に容赦なく精液を流し込んでいく。
その勢いは徐々に衰えつつも中々止まる様子を見せず、シーツがぐしょぐしょになるまで精液を注ぎ込んでからようやく射精が終わりを迎えた。
「く、ふぅ……やべ、こんなに出るとは……」
「……ふふ、私を犯して随分興奮したんですね。お腹の中、苦しいくらいに先輩の精液が詰め込まれてます。これはもう、妊娠してしまったかもしれませんね」
冗談めかして言う雪菜に空恐ろしいものを感じつつ、古城は努めて真摯に応えた。
「そ、そうだな……まあ、万一の時は責任は取るよ。これでも、
その答えを聞き、雪菜はくすり、と笑みを浮かべた。
「そうですか……計画通りですね……」
「ん? 何か言ったか?」
「いいえ、何も? それより先輩、まだ足りないんじゃないですか? だって、まだこんなに硬いですし……」
雪菜は笑みを浮かべながら何かを呟いたようだが聞いてもはぐらかすばかりで、それを誤魔化すかのように腰を揺らし、雪菜に挿入したままだった剛直がびくり、と震えた。
あれだけ出したにも拘らず、古城のペニスは未だに衰えてはいなかった。吸血鬼故の精力なのかどうかは分からないが、ともあれこのままでは収まりがつきそうにない。
「……そうだな。悪いけど、このまま付き合ってくれるか?」
「はい、勿論! 私は、先輩の
古城は喜んでいる様子の雪菜に口付けを落とし、情事を再開した。この一件が、後に『暁の帝国』と呼ばれる事になる
というわけでストブラ第一回目は国家公認ストーカー、雪菜ちゃんです。そういえばこの子、ストーカー気質で尚且つヤンデレ気質だよなあという事を思い出したら割と筆が進んだので、結果的には良かったのかも。
何が恐ろしいって、原作でも古城の様子や古城と他の女の子との会話をびっしり書き連ねたノートや古城の細かな好みや癖を記した『第四真祖の取り扱いマニュアル』を持ってたりと、割と真正なんだよねこの子。
次誰にするかは未定です。煌坂か浅葱あたりにしようかなとは思ってますが。
ところで、実はこうやってエロパロを執筆する傍ら、実は『BALDR GENESIS~Revive of Future World~』というタイトルの新作プロットを作ってたりします。
タイトルの通り、バルドシリーズの一作品(二次)という感じの世界です。自分はバルドはフォース、パレット、スカイしかやってないのですが、今回はスカイからの派生作品、みたいな感じで書くつもりです。
世界設定や主人公、ヒロインなんかは大体決まったのですが、サブキャラ、サブヒロインや細かな設定、敵や味方のシュミクラム設定なんかを構築している最中です。
主人公の苗字を『なくも』か『やくも』あたりにしたいんですが、どの漢字を使ったらいいかとか、サブヒロインをどういうキャラにするかで迷ってたりします。ヒロインの名前は六条有栖で
『世界X+Ω』を書いた経験上、最初にプロットを決めてしまってそこから駆け抜けた方がしっかり完結まで書き挙げられるので、プロットが完成してからスタートさせるつもりです。
プロットが完成するまではこうしてエロパロを書いていますが、完成したら『世界X+Ω』の時みたいにそっちに専念する事になると思います。いつ書き始めるかは未定ですが、予告だけはしておきます。