設定を調べてみると色々面白そうで、参考になった。少し今考えてる新作のプロットと似た所もあったし、やっぱバルドは世界観や設定が良いと思う。インスピレーションが刺激されて、プロット完成まであと少し。頑張ろう。
「やっほー古城くん、元気にハーレムしてた?」
「おいおい、それが兄貴に向ける言葉かよ」
古城は我が物顔で家に入って来た少女、暁凪沙の言葉を聞いて溜め息を吐いた。
我が物顔なのは当たり前だ。何せ、彼女は古城の妹で、この家は彼女の家でもあるのだから自宅へ入る事に遠慮などあろう筈もない。
もっとも、ここ一週間程は凪沙は家を留守にして叶瀬の家……即ち那月の家に泊まっていたのだが。
その魂胆は、当然古城のハーレム入りするメンバーが古城と関係を持ち易くする為である。何を隠そう凪沙は今回のハーレム騒動を仕組んだ張本人の一人であり、全ての事情を知っているのだから。
「けど、皆抱いたんでしょ? 雪菜ちゃんに、浅葱ちゃんに、煌坂さんに、ラ・フォリアさんに、夏音ちゃん。うわ、改めて数えると凄い人数だね」
「茶化すなよ。そうなるよう仕組んだのはお前だろうが」
「まあね。だって古城くん、いつまで経っても答えを出しそうにないんだもん。自分でやらかす気がないなら、こっちから背中を押してあげるしかないじゃん。ま、結果的に皆幸せになれて良かったじゃない。今の古城くんは王様なんだから、そのくらいの甲斐性は持たなきや駄目だよ」
凪沙は古城の言葉には一切動じず、不敵な笑みでそう言い返した。反論の言葉が思いつかず、古城は言葉に詰まる。
なんだかんだ言いつつも、今の状況が最善である事は疑いようがないのだ。これでもし強引に一人を決めてしまっていれば、古城の治める
だからこそ、ハーレム形成という今の状況は今後を考えても最善なのだ。一般的な倫理観にさえ目を瞑れば、誰も不幸にならないハッピーエンドなのだから。
そもそも、吸血鬼の古城に一般的な倫理観を説く事自体、おかしな話だ。古城自身は常識人を気取っていても、その本質は夜の王……紛れもなく、超常の力を備えた君臨者なのだから。
「それとも、まだ開き直りが足りてないの? 王様らしく、でんと構えてればいいのに」
「あのな、無茶言うなよ。そりゃ今じゃ
あくまでそう言って反論する古城に対し、凪沙はくすり、と笑みを浮かべた。
「そんな事はないと思うよ? 雪菜ちゃんに聞いた古城くんの所業を聞く限り、素質は充分にあると思うなあ。暴君的な意味で」
「あいつ……一体、何を話したんだか……」
雪菜の事だから今まで古城がやらかした建造物の破壊歴や女性遍歴を赤裸々に語ったものと思われるが、割と正確な情報を握っていそうな雪菜から語られたとなると、何処まで凪沙が知ったか非常に不安である。
何せ、吸血行為を行う時は相手の女性を半裸にして吸血する事もザラだったのだ。そのあたりのエピソードを語られたとなると、古城としては非常に気まずい。
何が楽しくて、実の妹に自分の女生徒の関係を赤裸々に語られなければならないのか。それをやらかした雪菜には後でやり返すとして、問題は凪沙への対応だ。
何処まで雪菜から聞いたか分からない以上、下手に誤魔化しても無意味だろう。しかもその表情からして、古城を弄り倒す気満々である。これは、逃げ場はないと思った方が良さそうだ。
「それでさそれでさ、私もハーレムに入れて欲しいんだけど、いいかな?」
「うん? いいぞ……って、何言ってんだお前……っ!?」
しかし、次の瞬間出て来た言葉に適当に相槌を打とうとして、その言葉の意味を理解して古城は仰天して絶句した。とうの凪沙本人は、自然体で古城に微笑みかけている。
「あー、その様子じゃ気付いてなかったね? 私ね、古城くんの事が好きなんだ。妹としてだけじゃなく、一人の女の子として。変だと思う? でも、本当の事なんだ」
「凪沙……」
古城は訥々と語る凪沙の瞳に、縋るような必死さを感じて息を呑む。軽い感じで話しているが、凪沙の覚悟は本物だった。
「最初は、我慢しようとしたんだ。私と古城くんは兄妹だから、そんな気持ち抱いちゃいけないって……でも、気付いたんだ。王様になった古城くんなら、そんなちっぽけな常識乗り越えてくれるかもしれないって……」
凪沙はそう告げると、何処か自嘲気味な笑みを浮かべた。
「だからね、徹頭徹尾自分の為なんだ。古城くんがハーレムを作るように勧めたのも、雪菜ちゃん達の為じゃなくて、私が古城くんのハーレムに入る為だったんだ。ハーレムさえ作っちゃえば、妹の私でもなんとか入り込めるかなって」
凪沙はそこまで言うとすっ、と古城に身を寄せ、上目遣いで見上げて来た。潤んだ凪沙の瞳を正面から直視し、古城は何も言えなくなる。
「ごめんね、驚いたよね? おかしいと思ったよね? でも、もう気持ちを抑え切れないんだ……古城くんが好きで好きで、たまらないの。今までは、妹として愛して貰えれば満足だった……けど、もうそれだけじゃ足りないの。私も、古城くんに身も心も愛して欲しい……お願い、一度だけでいいから私も愛して。古城くん」
凪沙の声は最後には泣きそうなトーンになり、その手は古城の服に縋りついている。瞳は不安に揺れ、今にも涙が溢れ出しそうだ。
こんなにも、こんなにも凪沙は自分の事を想ってくれている。瞳を潤ませ縋りつく凪沙の姿に、古城は今までにない衝撃を受けた。
正直、凪沙を恋愛対象として見た事などない。凪沙は守るべき大切な妹であり、
しかし、
自分は、凪沙を泣かせたくなどない。普通であれば此処で凪沙を諭し、禁断の恋の道を諫めるのが正解だろう。
だが、そんな誰も幸せにならない
「んん……」
古城は縋りつく凪沙を抱き寄せ、そっとその唇を重ねた。口内に入り込む古城の舌を凪沙は迷いなく受け入れ、古城の唾液を嚥下していく。そのまま二人は夢中になって、互いの唇を貪っていた。
「ん……嬉しい、古城くん。私の気持ち、ちゃんと受け止めてくれたんだ」
「ああ、びっくりしたのは確かだけどな。けど、そこまで覚悟を決めてるお前を拒む事なんて、俺に出来るワケがないだろ。相手が妹だろうが、知った事か……こっから先は、俺のルールでやらせて貰うぜ」
古城の言葉を聞き、凪沙はくすり、と笑みを浮かべた。
「ふふ、恰好つけちゃって……でも、ありがと。古城くん……私、幸せだよ。夢が、叶わないと思ってた夢が、叶っちゃった……こんなに幸せで、いいのかな?」
「勿論だ。妹としても女の子としても、ちゃんと愛してやるからな。安心しろ、凪沙……俺はずっと、お前と一緒にいるからな」
「古城くん……」
古城の言葉に感極まった凪沙はもう一度キスをねだり、再び唇を重ねた。古城は凪沙の柔らかな肢体を抱き締めながら口付けを交わし、その小さな身体を腕の中に収めた。
すっぽりと古城の腕の中に納まった凪沙は、赤らんだ顔で古城を見詰める。その瞳には情欲の炎が揺れ、彼女が何を訴えたいのかは明白だった。
「行こうか、凪沙」
「うん、古城くん」
凪沙は古城に導かれるまま、寝室へと足を踏み入れた。そして古城は後ろ手でドアを閉めると、凪沙を優しくベッドに押し倒した。
「……脱がすぞ」
「うん」
古城は凪沙の許可を得て、凪沙の上着を脱がしブラジャーに包まれた小ぶりな胸が露わになる。
「んぁ……っ!」
古城は凪沙の胸に顔を寄せ、その乳房にむしゃぶりついた。胸を吸われる感触に、凪沙の身体はびくびくと痙攣し秘所が愛液で濡れ始める。
「こ、古城く……うぁ……っ!」
凪沙の胸を貪る傍ら、古城は左手を凪沙の秘所に差し入れ、中をいじくり回した。処女という事を差し引いても狭い凪沙の膣内は差し入れた古城の指を強く圧迫し、ひくひくと痙攣している。
「……ふぅ……これだけ濡れてりゃもういいだろ」
「あ、あぅぅ……」
凪沙の秘所が充分に潤った事を確認した古城は、ようやく凪沙の胸から離れ、服を脱ぎ去った。そして、既に勃起していた逸物が凪沙の前に晒される。
「う、うわ……こ、これが古城くんの……おっきい……」
初めて見る男性器に興味津々な様子で、凪沙は逸物をぺたぺた触って来る。その刺激がなんともこそばゆく、古城は思わずびくり、と身体を震わせた。
「あ、ごめん。痛かった?」
「い、いや、平気だ。くすぐったいような感じがしただけで」
「そっか、それなら良かった。じゃあそろそろ、本番かな」
凪沙はそう言うと悪戯っぽい笑みを浮かべ、ベッドに仰向けになった状態で力を抜いた。古城はそんな凪沙に覆い被さるようにのしかかり、秘所にペニスを押し当てた。
「入れるぞ」
「うん。来て、古城くん」
古城はそのまま体重をかけ、ゆっくりと凪沙の膣内にペニスを埋めていく。今まで身体を重ねた少女達の誰よりも狭い膣が古城の逸物によって掘削され、遂に処女膜に亀頭が触れた。
「ん……っ!!」
「く、ぅ……っ!」
ズン、とペニスが一気に挿入され、凪沙の処女膜が突き破られた。破瓜の鮮血が流れ出し、凪沙の太腿を伝ってスカートに流れ落ちた。
「あ……そんなに、痛くない……?」
「どうやら俺の、というか吸血鬼の唾液には沈痛作用があるらしくてな、さっきキスした時に唾液を飲ませたから、その効果だよ。どうだ? まだ痛むか?」
「う、ううん、平気。痛いっていうより、むしろ……うぁ……っ!」
気持ちいい、と言おうとした凪沙だったが、古城が腰を動かした事で言葉が途切れ、びくん、と身体が震える。
「じゃあ、続けるぞ」
「う、うん……っ! うぁ、あぁ……っ!」
古城は最初はゆっくりと、徐々に勢いを付けながら凪沙に腰を打ち付けていく。
勃起した逸物が凪沙の中に入り込む度、古城の背筋に得も言われぬ快感が迸り、凪沙の身体にも快楽が蓄積していく。
「うぅ、あぁ、うぁぁ……っ!」
「く、締ま、る……っ!」
古城は凪沙の膣内のきつい締め付けに悶えながらも、腰の動きを加速させていく。古城は凪沙の足を抱え、種付けプレスの体位で猛然と腰を突き込んでいく。
「凪沙、凪沙……っ!」
「古城くん、古城くん……っ!」
ペニスの抽挿はラストスパートに入り、古城は一心不乱に腰を打ち付けていく。古城の腰が叩きつけられる度にぱちゅんぱちゅん、という音が鳴り、凪沙の口から嬌声が漏れる。
「くっ、
「中に……っ! 中に頂戴古城くん……っ! お願い……っ!」
凪沙の種付けの懇願に、古城は迷わず腰を思い切り振り下ろし、深々と胎内を抉った後亀頭を子宮口にめり込ませ、全力で射精を開始した。
「く、うぉぉぉぉぉぉぉぉ……っ!」
びゅる! びゅるるるるるるるるるる! びゅる!
「あぁぁぁぁぁぁぁ……っ! こ、古城くんの熱いのが、いっぱい……っ!」
亀頭を最奥に突きつけたまま、びゅくりびゅくりと大量の精液が吐き出され、凪沙の膣内を白く染めていく。
古城は腰をぐいぐいと押し付けながら、有りっ丈の精液を凪沙の胎内に流し込んで行く。
「く、うぉ……っ!」
びゅるる! びゅるるるる!
「ぁ……まだ、出て……」
古城の射精の勢いは留まる所を知らず、暫くの間凪沙の中に夥しい量の精液を注ぎ続けた。
最後の一滴まで注ぎ終えるとようやく射精が止まり、古城の身体の下で凪沙がくたり、と脱力した。
「……ふぅ……」
「……お腹の中、あつい……これが、古城くんの精液なんだ……」
凪沙はとろんとした眼でそう呟き、下腹部に残る古城の精液の感触に身悶えている。古城はそのまま凪沙にキスを落とし、腰を僅かに揺らした。
「悪いけど、まだ足りないんだ。付き合って貰っていいか?」
「うん、勿論だよ。じゃあよろしくね、
そして古城は再び情交に没頭し、その夜は凪沙の嬌声が絶えず響き渡る事になったのだった。
というわけで凪沙編でした。凪沙は原作の何巻だったかは忘れたけど、欲望に素直になったら古城に告白しかけていたので、好意があるものと判断しハーレム入りさせました。妹キャラを書くとなると何故か気合いが入るんだよね。なんでだろ。次は那月ちゃんいくかなあ。
そろそろ途中で放置してた『世界X+Ω』のアフターストーリーもひと段落させるかな。亜季と菜ノ葉書いて、ノイ先生で締めにするかな。一応。