変態これくしょん―freak girls collection― 作:Parada
明石.夕張.白露型.長門.望月
エロ無し
響.鳳翔
今回は前回ネタバレしちゃった響のシーンが入ってます。
アレは痛かった……
どこかの海上。暗い、昏い霧の中…
その中に、海に立つ二人の人影があった。
「キ、サマ…一体…!?」
一人は頭に巨大な一本の角を生やした青白い女の姿。
ほんのりと赤く発行するその姿は、この女が強い力を持つ個体であると言うことを示していた。
しかしその女は、既に満身創痍。
ぼろぼろになった体をかばいつつ、目の前の怨敵を睨んでいた。
「よもや、深海棲艦におとりを使う知能があるとは」
ちゃぷん…
水音を立て、銀髪の少女は嗤う。
「よもや、深海棲艦がこれ程高尚な作戦を立てるとは」
ちゃぷん…
「ク、来ルナ…!」
その歩みに、女は必死に後退った。
「よもや、1度に複数の水鬼級が出るとは」
ちゃぷん…
しかし少女は止まらない。
敵地のど真ん中で機関以外の艤装さえ展開しておらず、今なら全力で殴るだけで粉砕できてしまえるほどだというのに、その姿は堂々たるモノだった。
「そんなことを、ウチの人間が考えないとでも思ったかい?」
大作戦の裏側で、実はもう一つの大部隊が動いていた。
霧に紛れて波に紛れて。
闇中を移動するその巨大な部隊は、人に気付かれること無く…
「何ナンダ貴様等ハ…!?アノ数ヲドウヤッテ…!」
そのほとんどが、海の藻屑へと消えていった。
「ん…?これは意味の分からないことを…。君達を殺すのに、コレ以外でどうやるんだい?」
ぶん…、と瞬時に左手に現れる砲。
本来なら駆逐艦の砲撃など取るに足らず…その、取るに足らないモノに全てが打ち砕かれた。
「今回は割と数が多かったね…。時津風も連れてきて良かった。これで彼女も少しは強くなるだろう」
ちら、と後ろを振り返る響。
遙か遠くから、連続した砲撃音が響き渡っていた。
「随分とはしゃいでいるようだ。…しかし、君達も粋な事をする。」
ぷかり…
足元に漂ってきた何かの塊…恐らく、ヲ級の頭部ユニットの残骸らしきモノを蹴飛ばし、ニヤリと笑った。
「やたらと本隊に壁役が多いなと思えば、裏で攻撃役だけ集めるとは…。もし私達が居なければ、今頃国は大損害かも知れないな」
「ク、ソ…」
「しかし、この霧の中でヲ級部隊とは…。良い稼ぎ場だったよ。しかしそれもこれで、終わりだ」
かちゃ…と水鬼の頭部に砲を突きつける響。
しかしその瞬間、水鬼の顔が突然歪んだ。
「バカメ…!終ワルノハオ前ダ!」
ざばあっ!
「なっ!」
突如水面を突き破り、巨大な手が現れる。
その手は響の体を掴み、ギリギリと絞り上げていた。
「が、ぐっ…!?」
「足元ガオ留守ダゾ化ケ物メ…!コノママ押シ潰シテヤル…!」
ミシミシミシミシ…!!!
「グ、ぎゃ、あ……!!!」
その太い指が少女の華奢な体にギリギリと巻き付き、そして
「ああああああああぁぁぁぁぁ!!」
めきり
厭な音が、暗い海に響き渡った。
「と言うことがあってね」
ずずー…とお茶を啜り、ほぅ…と一息つく響。
その言葉に、新堂は何とも言えない顔をしていた。
「…どうした?鳩が豆鉄砲喰らったような顔して」
「…いや、どうもこうも…今の言い方だと…と言うか、鍵は」
「…ん?もしかして、私が殺されたとでも思ったのかい?」
「…。いやまぁ、実物は目の前にいるんだが」
「まぁ、その程度で死ぬようなら一人で任されては居ないさ。まだ私には姉妹が3人もいるだろう?」
「じゃあ、どうやって」
「それは…」
『足元ガオ留守ダゾ化ケ物メ…!コノママ押シ潰シテヤル…!』
ミシミシミシミシ…!!!
『グ、ぎゃ、あ……!!!』
その太い指が少女の華奢な体にギリギリと巻き付き、そして
『ああああああああぁぁぁぁぁ!!』
ギシギシギシ…!!!
『ああぁぁぁぁぁ………』
ミシミシミシ……!!!!
『ああぁぁ』
メキメキメキ…!!!
『あーあ。』
次第に悲鳴は適当になり、遂には呆れたような声を上げる響。
巨大な指は、響の体を握り潰す事も出来ずにブルブルと震えていた。
『…何ヲシテイル!?早ク殺セ!!』
その様に、焦りを浮かべる戦艦水鬼。
しかし響はぶらんと釣り下がったまま、のんびりと答えた。
『いや、多分無理だと思うよ?この子力弱いし。』
『…!?ダガキサマハ艤装ヲ…!?』
『あんまり出してないね。でも、砲と機関は出してる。』
艦娘は通常時でも一部艤装は出しているために人より力は強い。
そして解放している割合に応じてその真価を発揮し、全て解放したときに初めて深海棲艦と渡り合う力を得るのだ。
…しかし、それはあくまで初めの内の話である。
『その二つを出してるなら…残念だが、君達では私に傷は付けられない。よっと』
めきり
厭な音が鳴り響き、巨大な指があらぬ方向にへし折れた。
最強武器と最強の籠手だけをセットしたレベル100の勇者に、スライムは果たしてまともなダメージを与えられるかと聞かれれば…それは些か、怪しいところではある。
つまりはそれを体現したその滅茶苦茶な戦法…と言うかただの縛りプレイに、戦艦水鬼は開いた口が塞がらなかった。
『バカ、ナ…』
『…ま、安心しなよ。君の力は練度60くらいまでの艦娘なら、直撃すれば一撃だったと思うよ。と言うわけで、お休み』
『ヤメ』
どぉんっ!
「って事で、適当にケリは付けてきたよ。本作線も終わったみたいだし、コレで今回は終わりだね。」
「…」
ずずー…
新堂は茶を啜る響の容赦のなさに、内心少し引いていた。
(いや…まあ、戦争なんだけどさ)
「でも、捕まったんだろ?次からは気を付けろよ。」
「いや?別に、下から来てるのには最初から気付いてたよ。まぁ気遣いだけは受け取っておこう」
「え」
「そもそも私達駆逐艦は対潜任務もやるんだよ?注意の行き難い上ならともかく、下に気付かないわけないじゃないか」
「じゃあ、何故」
男が疑問を零した瞬間、扉がバタン!と音を立てて開いた。
「それは!」
びくっ!と肩をふるわせる男に、扉から入ってきた少女は勢い良く叫んだ。
「響が!筋金入りのドMだからよ!」
その少女―――雷の姿に、響は眉をひそめる。
「雷。人の性癖は白昼堂々大声で叫ぶもんじゃないよ」
しかし雷は気にした様子もなくずかずかと近付いた。
「ならその変な癖を直す事ね!」
「それは無理だ」
「変な癖?」
「そう!響は相手が何か姑息な手を取ると、取りあえずその攻撃を食らっちゃうの!」
「それ、マズいんじゃ…」
「ただの死にたがりね!0点以下だわ!」
「失敬な…本当に死にそうならちゃんと避けるよ。暁の攻撃はいつも避けてるだろう?」
「でも万が一はあるじゃない!」
「万が一なんか気にしてたら戦場は楽しめないさ…」
「とにかくダメなものはダメ!」
「はいはい…」
「分かってないわね!」
姦しい二人の姿に、男は首を振りながら部屋を出ようとし…
がしり
両肩を掴まれた。
「何処に行くつもりかしら?」
「さぁ司令官…トレーニングの時間だよ…耐えて、耐えて、耐えて…そして願わくば、私を雌豚にさせてくれ…❤」
「……お手柔らかに」
がっしりと掴まれる両肩に、男はいよいよ諦めた。
「ダメだ」
「ダメよ❤」
許されはしなかった。
二人にすっかりすっからかんにされた男は、ガクガクと腰を震わせながら工廠へと向かった。
最近どうやら明石と夕張の股から漂う香りらしいと判明した、異臭を漂わせるドアをくぐり中へ入る男。
どぢゅ!❤どぢゅ!❤どぢゅ!❤どぢゅ!❤どぢゅ❤
「おっぎ❤❤おっぎゅ❤❤イグッ❤イグッ❤イグッ❤ああぁぁ!!❤イッでるのに止まらないいぃ!!❤❤❤」
ぢゅー❤
「えへえへえへ❤❤お゛~この薬キクっ…う゛っ…効きすぎ…て…やば…バッドトリップ……お゛え゛っ゛」
相変わらず何かが崩壊している工廠に、男は
(大作戦の後だし疲れてるのかな…)
と、順調に染まってきている思考を浮かべつつ二人の元へと近付いた。
「お゛っ…お゛え゛っ…やば……目の前がぐらぐら……しぬ……」
取りあえず男は顔が真っ青になっている夕張の元に近付くと、高速修復材(この鎮守府以外に最も人気の無い注射器タイプ)を手に取り、その首筋に押し当てた。
ぢゅー
「お゛け゛っ…頭ガン…ガン……ん?あれ、提督じゃないですか。いつからいたんです?」
皮膚が硬くなり、紫色の注射痕だらけだった首筋もすっかり元の綺麗な肌に戻り、ケロッと生気を取り戻した夕張は提督に尋ねた。
「さっきからいたぞ……それで何か、精力剤とか無いか?」
男が呆れつつも返すと、夕張はがさごそと箱を漁り始めた。
「精力剤ですか?んー…これとかどうです?」
そう言って夕張が取りだしたのはドロッとした濃い緑色の何かが入った注射器だった。
「いや…出来れば注射は無しの方向で…」
明らかに打ったら無事ではすまなさそうな色合いに、男は拒絶の意を示す。
「あ、そうですか…じゃぁ、これで」
そう言って夕張は缶を取り出すと、男の方に放り投げた。
いつぞや喉に流し込まれたそれと同じ見た目に、男は多少の躊躇を覚えつつも受け取った。
ぢゅー❤
「ああ、済まないな…これ、何かあったら貰っていって良いか?」
「いーれしゅよぉ❤❤えへえへえへ❤❤ついでにたまごもどーれしゅかー❤❤」
「まだ良いよ。後で来るかも知れないからその時はよろしく」
ぢゅー❤
「じゃーいっぱいためときますねぇ~~❤❤❤…う゛っ……お゛え゛っ………」
無事再び惨状に戻った工廠に背を向け、男は歩き始めた。
「あ゛…そういえば……あ゛れ゛、あ゛た゛ら゛し゛い゛や゛つ゛お゛え゛え゛っ!!」
「フーッ!フーッ!フーッ!フーッ!フーッ!」
男はいきり立っていた。
夕張から貰った缶を飲み干してみれば、即座に股座は天を突き、睾丸はボコボコと音を立てて膨らみ始めた。
「雌雌雌雌雌雌雌雌雌雌雌雌雌雌雌……」
最早正常では無い思考で、男は女を捜し始めた。
そして何やら良い匂いのするドアの前に来ると、服を脱ぎ捨てて中へと飛び込んだ。
『………………』
中にいた色取り取りの髪をした少女達は、全裸の変質者の姿を何故か驚きもせずにじっと見つめ……
「雌ぅ!!」
好都合と言わんばかりに、男は近場にいたクリーム色とピンクのグラデーションがかった髪を持つ女に襲いかかった。
ばたん。
そしてドアが閉まり、男が一切読まなかった張り紙がひらりと捲れあがった。
『
注意!
白露型、現在発情期により隔離中。
死にたくなければ男性はドアを開けないように。
』
「あは…❤」
にちゃにちゃにちゃにちゃにちゃにちゃにちゃ……❤
『雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄雄…❤❤❤』
「ゆる……じで……」
男は性懲りもなくピンチを迎えていた。
数人の少女に全身を拘束され、目がキマっている二人の少女に耳を舐められつつ発情したメス声を聞かされながら、騎乗位で乗っかった少女に途轍もないスピードで腰を振られていた。
ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱん!!!!❤❤❤❤
最早残像さえ見えそうなほどのそれに何度も何度も絞り上げられながら、男はこの部屋に入ったことを後悔し始めた。
びゅるるるるるるるるっ!!!!❤❤❤❤
一際強い射精を行い、子宮を揺さぶられた少女はようやく落ち着きを取り戻し始めた。
「へっ❤へっ❤へっ❤へっ❤わおんっ!!❤❤……ふぅ…ちょっとだけ落ち着いたっぽい…❤さ、次は次は時雨だよ…❤」
ぬぽ…❤
ごぽりと溢れる白濁は、ベッドへと垂れる前に緑色の髪の少女に舐め尽くされた。
「んふー❤これが提督の味…❤」
もちもち❤とその硬めのザーメンゼリーを味わいだした少女を見る間も無く、男の上には黒髪の少女が乗っかった。
「ふぅーっ❤ふぅーっ❤ふぅーっ❤ふぅーっ❤ふぅーっ❤」
ぬぷぷぷぷ…❤
荒い息を吐く少女は即座にその巨大な陰茎を胎内に飲み込むと、ピストンすることなく腰を振り始めた。
へこへこへこへこへこへこへこへこへこへこへこへこ❤❤❤❤
「あっ❤あっ❤あっ❤あっ❤あっ❤あっ❤あっ❤」
「う、あ、ぁ…」
猛烈なグラインドによってぷりぷりぷりぷり❤❤と時雨の子宮口が男の亀頭で弾かれまくり、男女ともに途轍もない快感を与え始めた。
「はっ❤早くしてくれ時雨姉貴…❤もう、我慢、でき…っ❤」
男の耳元で囁いていた赤髪の女は、男の手の平を股間とベッドで挟みこんで情けない床オナを続けながら懇願する。
「ダメよ江風…❤次は私なんだから…❤ねぇ、提督…❤」
しかし同じように男の手でまんずりを扱いていた白髪の少女がニッコリと微笑んだ。
男は両手両足と股間に少女達の股座の熱を感じながら、薄れ行く意識の中で
(後6人も……耐えられるのかな……)
微かな後悔を浮かべた。
「あっ…❤また疼いてきちゃったっぽい…❤時雨ー❤早く❤早くー❤」
「 」
一回ずつで終わるなんて誰も言ってはいなかった。
結局3桁になるまで搾られ、部屋に置いてあった救急セット(うっかり部屋に入った男用に工廠特性の回復剤と精力剤がたっぷり詰め込まれたモノ)をあっさり使い切った女達は、漸く落ち着きを取り戻した。
「ごめんね提督…。もう少しで殺してしまうところだった。」
「 」
「でもようやく発情期終わったっぽい!これで自由に動けるっぽい!」
「 」
「後何時間かで終わりそうな感じだったけど…とりあえず、お礼は言っとくね…?」
「 」
「まぁ、なンだ、その…何があったのかは知らねェが、次からちゃんと張り紙は見ろよ?」
「 」
「換気しないとな…メスくさいったらありゃしねぇ…」
「 」
「じゃあね提督!出来れば次回もよろしく!」
「 」
男は少女に捕まれ、ずりずりと引き摺られていった。
ぽいっべちゃっ
例によって例の如く部屋から放り出された男は、しばらく動けないでいた。
「ん、提督。何をしているんだ?…あっ」
何かデシャヴを感じる反応をしつつ、通りがかった長門は男と部屋を交互に見た。
「…まさか、入ったのか?」
「 」
こくり
真っ白になった男は、辛うじて残った体力で僅かに肯いた。
「それはまた、豪毅な…とりあえず、生きてはいる…のだな?それでは、少し休憩しに行こうか。」
男は長門に背負われ、食堂へと連れて行かれた。
「あら…❤提督…お久しぶりです…❤」
鳳翔のその反応に、長門は疑問符を浮かべる。
「…?手を出されたと聞いたが…?」
「ええ、でもあれから来てくれなくて…❤」
男は罪悪感からか、鳳翔に会いに行くことが出来ていなかった。
「 」
「全く男らしくない…寝取った女にくらい堂々と会わんか!」
ばしりと背中を叩かれ、男はびくりと震えた。
「どうなさったのですか?」
余りに生気の無い男の姿に、鳳翔は長門に問いかける。
「発情期の白露型の群れに突撃したのだ」
「…?発情、期…?」
前にいた鎮守府ではそんなものは無かったはずだが…
そんなことを考える鳳翔に、長門は疑問に答えた。
「ああ、白露型は程度の差はあるが…練度が上がると、何故か獣っぽくなるんだ。」
「獣…?」
鳳翔の脳裏に、毛むくじゃらのワーウルフみたいな白露の姿が思い浮かんだ。
「あぁ、といっても別に毛深くなるとかじゃなくてな?夕立の改装後…改二を見たことあるか?」
「1度だけ…」
改二。
弛まぬ鍛錬の果てに行き届くと言われるその境地。
そこに辿り着いたモノは少ししかいなかった。
鳳翔も過去に演習で何度か見かけたくらいであり、昔の鎮守府では規模が小さかったというのもあるが、それに至ったモノは誰一人としていなかった。
「犬耳っぽいのが付いてなかったか?」
「ええ、確か…あれはファッションだと思ってましたが…」
「アレは地毛だ。他の白露型にも付いてるだろ?」
「確かに…」
「あんな感じで、練度が上がると少しずつ…何というか、イヌ科っぽくなる。」
「イヌ科」
「そして、その性質も段々強くなっていき…最終的には、発情期が現れる」
「終着点がそこなんですか…」
「ちなみに発情期の白露型は、一人で男を二、三人は絞り殺すぞ。それを10人同時に相手したらしいから、こいつは太鼓判だな」
「まぁ…❤」
鳳翔は何か間違っているところに興奮を覚え、死にかけの男を熱っぽい目で見つめた。
「ということで何か精の付くモノを作ってやってくれ…流石に堪えたらしい」
「それでは、特別メニューをお出ししますね…❤」
鳳翔は、厨房の裏手へと入っていく。
その姿を、男は光の無い瞳で見つめていた。
すっぽんを血まで丸々使った料理を流し込まれ、何とか復活を遂げた男はふと気になったことを尋ねた。
「そういえば…長門は、その…」
「ん?何だ?」
「そういうことは…しないのか?」
「ああ…それか。そうだな…」
ふむ、と顎に手を当てて何かを考える長門。
少しして手をぽんと打った。
「よし、では少し付き合って貰おうか。付いてきてくれ」
「?」
長門は立ち上がるとどこかへと歩いて行く。
男は黙ってその後を着いていった。
『望月』
やたらと達筆で無骨な文字でそう書かれた表札を読んだ男は
(望月…駆逐艦だよな?)
記憶を辿り、その子細を思い出していた。
「さて…望月、入るぞ」
『んぁー』
長門がコンコン、と扉をノックすると、中から気の抜けたような声が聞こえてきた。
長門に続いて男も部屋に入っていくと、何やら散らかった部屋が目に入った。
「またこんなに汚して…」
「私の部屋なんだからいーじゃん」
声のする方を見れば、テカテカしたベッドの上で羽毛の掛け布団にくるまってうつぶせで寝転がり、何かのゲームをする望月の姿があった。
「んで何の用?今日は非番なんだけど」
こちらを見ることもしない望月に、長門は話しかける。
「望月、お前そろそろ…溜まってるだろ?」
そこまでしてやっと望月は画面から目を離し、じとっとした半目でこちらを見た。
「男連れてきてそんな話する?」
「そんな話をするから連れてきたのだ」
ごもっともな意見に、しかし堂々と言い放つ長門。
大きくため息をついた望月は、また画面に目を落とした。
「悪いけど私はいーよ。今忙しいしねー」
そしてゲームに熱中し始める。
長門は肩をすくめると、ベッドへと近付いていった。
そしてベッドと同じようにやたらとテカテカする布団に手をかけると、手招きで男を呼んだ。
「…?…!?」
ぐいっ
男が近付いた瞬間、長門はその頭を掴むと望月の体の上で固定する。
そして掴んだ布団をぴらっと捲った。
ぬっとおぉぉぉぉぉ…❤❤❤
「…!?」
布団を捲った瞬間目の前が曇るほどの湯気がもわりと立ち、持ち上げたそれからはねとっ❤とした液体が垂れ下がった。
そして望月の股間部にはとろとろとした湖が出来上がり、沈み込んだベッドのお陰でどうにかそれは外に零れないでいるようだった。
「ちょっと-。寒いんだけどー」
その有様を見られたというのに望月は特に何の反応も無く操作を続ける。
長門は男に話し出した。
「まあ、ご覧の通りでな。望月は自分からは言い出さないから…部屋を尋ねたとき、この防水布団に入って出て来なかったらその合図だから、時折気にかけてやってくれ」
「あ、ああ…」
「それ本人の前で言う?」
「では服を全部脱げ。でないと濡れ鼠になるぞ…私はこれを始末するからな…❤」
そう言うと長門は、男が服を脱ぎ始めた隣で望月の下着に手をかけ一気に引きずり下ろす。
ぷりっ❤とした汗だくの尻が現れ、汁を限界まで吸い込んでずっしりと重くなったパンツを1度股間付近の湖の中にくぐらせ…それをポケットから取りだした密閉袋の中に詰め込んだ。
「ふふふ…❤」
「…」
怪しく笑う長門に、大凡の性癖を理解した男は静かにズボンのベルトを外した。
アレは関わらない方がいい奴だ。
黙るという手段を覚えた男は、少しだけ賢くなっていた。
ベッドに手をついてじゅるじゅる❤と『排水作業』をし始めた長門を無視し、男は下着までを脱ぎ終えた。
「けぷっ…❤さぁ提督。望月が寒がっているぞ…❤布団の中で温めてやれ❤」
「布団捲ったせいでしょーが」
男が望月にのしかかると、長門は上から布団をかぶせた。
望月の汁でぬるっ❤とするそれは、持ち上げられたことで少しひんやりと冷たくなっていた。
「では私は急用が出来たのでな…❤後は楽しんでくれ…❤」
密閉袋を手にいそいそと部屋を出て行く長門。
男は布団の中で望月にピッタリと密着し、どうしたものかと頭を悩ませていた。
「早く…」
「!」
小さく、本当に小さく。
男が聞こえるぎりぎりの声で、望月は一言呟いた。
男が顔を見ようとしても消して目を合わせようとはしないが、男はその一言で覚悟を決めた。
そして男は望月の腿と布団のすき間に陰茎を差し込むと、ずりずりと擦り上げながら股間に手を這わせた。
一応解すついでに前戯はしようと思った男であったが
もにゅっ❤❤もにゅっ❤❤もにゅっ❤❤くにぃぃっ❤❤
(柔らか…)
手先から伝わってきた異常な柔らかさのそれに驚く。
発情しきって垂れ流した汁に漬け込まれたそれは、今までそんな柔らかさのものに触れた事が無いと言い切れるほどのモノであった。
腿から伝わるふにふにとした感触と共に楽しんでいた男であったが、やがて望月がぷるぷると震えているのに気が付いた。
「………う………ぐすっ……」
「!!」
望月が啜り泣いている姿を見た男は即座に布団の中で望月にのしかかり、陰茎をゆっくりと挿入していった。
「はぁぅ…❤」
直ぐに熱い息と共に嬌声を吐き出す望月。
男は腰を振りながら耳元で囁いた。
「ごめんな望月…我慢できなかったのに弄ばれて辛かったな…」
「…ん、許してあげる。でも暫くそうしててね。」
泣き止んだ望月は、少しばかり震える指でまた画面を操作し始めた。
男はその邪魔にならぬようゆるゆると腰を振り続けた。
3時間後
その布団端には望月の服が全て脱ぎ散らされていた。
くちゅっ……❤くちゅっ……❤くちゅっ……❤くちゅっ……❤くちゅっ……❤
「ふぅ…❤ふぅ…❤ふぅ…❤ふぅ…❤ふぅ…❤」
「はー……はー……はー……はー……はー……」
どうやら望月はゆっくりとしたセックスで少しずつ高まるのが好きらしいと気が付いた男は、決してガチイキ出来ない程度の速度で小さくピストンを繰り返していた。
ぷるぷる❤と甘イキを繰り返す望月はバッテリーの無くなったゲーム機を置き、股間にしっかりと意識を集中させていた。
「ふぅ…んっ❤なか…なか…上手いじゃん…❤やる…ね…しれーかん…❤」
突かれる度に言葉を途切れさせながらも、望月は男を褒め称えた。
ピストンする度に外の空気が入ってきて冷たいと気が付いてからというものの、お互いの首だけを布団から出してひたすらスローセックスし続けたせいで中では二人の汗が混ざり合い、酷いことになっていた。
まるでお互いの体が溶け合ってしまったかのように感じる中で、男はひたすら腰を振り続けていた。
くぽんっ❤くぽんっ❤くぽんっ❤くぽんっ❤くぽんっ❤
元々柔らかかった望月の胎内は男の固い陰茎に何度も何度も打ち据えられてぐでぐでになり、子宮口さえもがくってり❤と開いて男の亀頭を優しく迎え入れるまでになっていた。
「何、しれーかん…?❤そんなにあたしのこと孕ませたいの~…?❤」
もうすっかりお腹が男を受け入れていることに気が付いた望月は、にやっと笑って問いかける。
そのいやらしくもどこか爽やかな笑みに、男の亀頭がぷくっと膨らんだ。
「亀頭で返事するなよ…❤いいぜぇ…❤司令官の子供産んでやるよ…❤いいか?司令官…❤」
そう言うと望月は、その尻をくいっ❤と横に動かした。
男の陰茎がぐどっ❤とどこかにぶち当たり、その今までと違う感触に男は固まった。
「そこが卵管の出口だ…❤感触を覚えろ…覚えたな?❤そこに子種叩き込んだらメスなんて一発だからな…❤卵巣に精子ぶっかかって、直接受精卵を排卵するようになっちまうから…❤普通の女には絶対やるなよ…?❤」
そう言うと望月は、尻を戻して男に言う。
「さーテストの時間だぞしれーかん❤10本ノックで8本卵管と尿道口がキスできたら親になれるぞぉ…❤ほぉーらがんばれぇ~…❤」
うりうり❤と尻を押し付ける望月に、男は奮い立った。
どちゅっ❤どむっ❤どむっ❤どむっ❤どちゅっ❤どむっ❤どむっ❤どちゅっ❤どちゅっ❤どむっ❤
「ひっ❤ひっ❤ひっ❤ひっ❤ひっ❤ひっ❤ひっ❤ひっ❤ひっ❤ひっ❤……4本かぁ❤残念だったなぁ~❤まだやるかい?❤」
「当たり前だ…!」
「ひひっ…❤今日の私は気分が良いからなぁ…❤何度でも挑戦させてやるぜぇ…❤せいぜい頑張るこった…❤ひっ❤ひっ❤ひっ❤」
どちゅどちゅ❤どむどむ❤という音が、望月の中で響き渡った。
そして二十分ほどが立ち
……どちゅっ❤どちゅっ❤どちゅっ!❤
「…9本、か…❤…いいぜぇ…❤そこで出せよ❤そしたら数日は新造艦建造任務やらなくて良くなるからな…❤お前のせーしが死ぬまでの間…❤受精卵作りまくって子供産みまくってやるから…❤」
「……うっ!」
どぷっ!❤ごぷぷぷぷ…❤ぬちゃ…❤ぐりっ❤どちゅっ❤びゅるるるるっ!❤❤
「ぅひっ…❤ふーっ…❤ふーっ…❤んん…?❤うくっ!❤あっ❤うくくくく…❤…あっつ…❤出し過ぎだバーカ…❤ご丁寧に両方に精子詰め込みやがって…❤毎日卵巣違いの双子が生まれちまうだろ…❤」
望月は荒い息を吐きながら振り返り……そしてここで初めて、男の目を見詰めた。
「まぁ、でも、なんだ。その…気持ち良かったぞ。ありがと、な…❤」
しかし気恥ずかしさからか直ぐに目を逸らし、口を尖らせながら呟くように言い放った。
その余りのかわいらしさに、男は望月の頭を撫でながら唇を奪った。
「!んむ…❤」
一瞬驚いた望月は、直ぐに顔を蕩けさせ舌を絡ませ始めた。
そして暫くして頭を離した二人の唇の間には銀色の橋が架かり…望月は、直ぐに男を突き飛ばした。
「ちょーしにのんなよ!❤お前なんかただの肉バイブなんだからな…!❤さっさと出てけこの…❤」
げしげしと男を蹴り飛ばし、そして布団に頭までくるまってしまう望月。
男はその姿に微笑み、服を着て部屋を出て行った。
男はくたくたになった体を休ませるために自室へと歩いて
「あ!てーとくさん!あそび、ま…しょ…」
「夕立…?」
「……ふーっ❤ふーっ❤ふーっ❤ふーっ!❤ふーっ!!❤」
「……!?」
「そのすっごい匂い…!❤ちょっと子宮にキちゃったっぽい…!!❤てーとくさん、頂きまーす…!!!❤」
「あっ、待って、許して……ああぁっ!」
今日の豆知識
白露型の発情期は他の艦娘の強い発情臭からも移る。
また一つ大事なことを学んだ男は、凄まじい力で服を剥ぎ取る夕立に諦めの姿勢を見せ
「夕立……?何し、て……ふっ❤ふっ❤ふっ❤」
「時雨姉…?………はーっ❤はーっ❤はーっ❤」
「あれー?二人ともどう……はっ❤はっ❤はっ❤」
「 」
今日の豆知識その2
白露型は群れる習性もある。
実は響のセリフは、声真似を除けば最初から『酷い事』絡みのシーンしか❤を付けてなかったと言うオチ