──斯くして、冒頭の状況に至る。
ノンナの助けを得つつ、ゴロドクはカチューシャの身体を丁寧に愛撫していった。以前クラーラの処女を奪った時よりも繊細に、かつ綿密に。
高校生としては成熟した肉体を持っているクラーラに比べカチューシャの秘唇は遥かに小さく、狭い。対して勃起したゴロドクの男根の大きさは少なくとも標準か、それ以上ある。十分に解し、濡れさせなければカチューシャに痛みを与えるだけになってしまうだろう。破瓜の痛みを完全に無くす事はできないだろうが、それでも最小限に留めたいとゴロドクは思っていた。
「ハァ、ハァ……!」
そして、その粘り強い試みは着実に実を結びつつあった。彼女が信頼するノンナの愛撫によって、カチューシャの陰唇は透明感のある愛液によって濡れ、ノンナの指が挿いる程度には緩んできている。
「……そろそろ、でしょうか」
その反応を測るようにノンナはカチューシャを見つめると、すっと身体を離した。彼女の片手を握ったまま視線をゴロドクに向ける。
「ゴロドク、もう大丈夫なはずです。カチューシャの処女を、貴男が奪ってください」
「………!」
「ごくり」とゴロドクの咽が鳴った。腰を落とし、カチューシャの折れてしまいそうな華奢な脚に手を添える。
ゆっくりと脚を広げると、愛液に濡れたカチューシャの小さな秘所はひくひくと震え、ゴロドクの肉棒を待ち受けるように更に愛液を滲ませる。その反応に、ゴロドクは彼女が「子供」ではなくれっきとした「女性」なのだと理解した。
しかし、それでもなお怒張したゴロドクの肉棒を受け入れるにはカチューシャの身体は小さく、そして狭く思えた。今にも挿入したがる股間からの衝動に耐えつつ、ゴロドクは腰を止める。
「ゴ……ゴロ、ドク……!」
その考えが伝わったのだろう。カチューシャは潤んだ瞳でゴロドクを見上げると、懇願するように言った。
「お、お願い、来て……」
「……ああ、分かった」
既に彼女は覚悟している。ここまで女性の側からお膳立てさせて腰を引いては、男として失格であろう。
ゴロドクは息を呑み、カチューシャの秘唇に亀頭を押し当てた。
「ンッ……!」
カチューシャが喘ぐ。くちくちと亀頭の先端で幾度か陰唇を擦ると、ゴロドクの先走りとカチューシャの愛液が混ざってゆく。
「行くぜ、カチューシャ」
「……!」
こくり、とカチューシャが頷く。ゴロドクは腰に力を入れ、そのまま肉棒を突き入れる。
「(……あれ?)」
その瞬間、カチューシャの身体が少しずり上がった。狙いを外した亀頭がクリトリスを撫でる。
「ンンッ! も、もう、入ったの?」
「いや……すまない、まだだ。もう一回……」
目を固く閉じたままカチューシャが尋ねる。ゴロドクは答えると、再び腰を突き入れた。
「……あれ?」
思わず声が出る。またカチューシャの身体がずり上がったのだ。
「ど、どうしたの?」
「いや、カチューシャ……カチューシャの身体が上に行ってる。これじゃ挿いらない」
「え、ええ?」
戸惑いつつカチューシャは眼を開いた。手を握ったまま傍らのノンナが言う。
「カチューシャ、怖くないですから……」
「わ、分かってるわよ!」
彼女の反応からして、カチューシャは本当に意識せず動いてしまっている。無意識に身体が異物の挿入を拒み回避しようとしているのだ。
「(これじゃ駄目だな……)」
ゴロドクは内心で頭を抱えた。
強く圧し掛かれば彼女の動きを止める事はできるだろうが、カチューシャの身体はゴロドクに比べ二回り小さい。如何に戦車道で身体を鍛えていると言っても、ゴロドクの全体重がかかれば流石に苦しいだろう。今も彼女の身体に重さがかからないよう、腕立て伏せのようにカチューシャの頭の上あたりに手を置き、何とか腰の動きだけで挿入しようとしているのだ。
「ご、ごめんなさい、ゴロドク……」
「いや、仕方ないって」
申し訳なさそうに言うカチューシャにゴロドクは首を振って答える。しかしどうしたものか──
「……ゴロドク、一度横になってもらって良いですか?」
その時、何か思いついたのかノンナが言った。
「え? あ、ああ」
何を思いついたのかは分からないが、ノンナの発想なら間違いはあるまい。ゴロドクはとりあえず素直に従い、カチューシャから身を離すと布団の上に横になった。仰向けになった身体に、勃起したままの肉棒が屹立して存在感を示している。
ノンナはカチューシャの手を取ったまま彼女の身を起こし、ゴロドクの身体へと促した。
「ノンナ?」
「無意識に動いてしまうなら、逃げようのない体勢で結ばれるのが一番かと」
「……!」
ここまでの快感で紅潮していたカチューシャの顔が真っ赤になる。ノンナの言葉の意図を理解したのだろう。そして、その反応でゴロドクもノンナが何をしようとしているのか理解した。
「うぅ……」
ごくりと息を呑み、カチューシャは柱のように屹立するゴロドクの男根へと視線を向けた。ゴロドクの内心の嗜虐欲が刺激されたのか、竿がぴくりと跳ねる。
その反応にノンナは柔らかく、しかし有無を言わせぬ強さを込めて言った。
「……カチューシャ」
「へ、平気よ……」
そう言いつつ、カチューシャはその小さな身体でゴロドクに跨ると胸板に手をあてた。大きく脚を広げて膝立ちになり、片手で身体を支えつつ一方の手をゴロドクの肉棒に添える。
「な、なあ、カチューシャ……」
明らかな強がりを見せているカチューシャをゴロドクは制止しようとした。その一方で、女児めいたカチューシャの手を添えられた肉棒は背徳的な状況に更に昂りを見せている。自分の一部とはいえ勝手なものだ。
「……ゴロドク」
カチューシャの身体が止まる。
「あ、ああ……もっと、ゆっくりやって行こう、そんなに焦っても……」
「カチューシャが、こうしたいの」
そう言うと、カチューシャはそのまま一気に腰を落とした。
「うっ、ぐぁっ!?」
「くっ、くうっ……!」
ノンナやクラーラとは比較にならない強烈な締め付けと粘液の熱さを唐突に受け、うめき声にも似た喘ぎをゴロドクは漏らした。一方のカチューシャも大きく身体を震わせながら、それでもゴロドクの肉棒を全て納めようと更に腰を揺する。
彼女の手を握りつつノンナが言った。
「カチューシャ、もう少しです……」
「ノ、ノンナ……! 強く、握っていて……あぁぁっ!」
ぷちぷちと何かが千切れるような感触を肉棒に感じる。カチューシャの処女膜を亀頭が押し広げているのだ。ゴロドクは彼女を気遣い何かを言おうとしたが、肉棒から届く強烈な刺激が言葉を許さない。それだけカチューシャの秘所は熱く、狭く、そして気持ちよかった。
「ううっ、カ、カチューシャ……す、凄い……っ!」
「くうっ……は、入ってくる、ゴロ、ドクのが……!」
カチューシャの顔が苦しそうに歪む。しかし彼女の腰は更に下がり、遂にはゴロドクの男根を完全に呑み込んだ。
「あ……は、はぁ……っ!」
「……お見事です、カチューシャ」
ノンナが握る手の力を緩めつつ言う。カチューシャは大きく息を吐きながら、未だ治まらない圧迫感と刺激を堪えているようだ。
「ど、どう、ゴロドク……カチューシャの、中は……?」
「ああ……キツくて、暖かくて、凄く、気持ちいい……!」
「そ、そりゃ、当たり前じゃない……このカチューシャは、全部、完璧なんだ、からぁ……!」
痛みも感じているだろう。しかしカチューシャは汗ばんだ顔で、震えながらも不敵に笑った。
早く終わらせて、カチューシャを解放させたい。そう思い、ゴロドクは腰を揺すった。それだけでカチューシャが大きく跳ねる。
「ふぁぁっ!」
「カチューシャ、すまない。早く、終わらせるから……」
「……!」
「うおっ!?」
声をあげたのはゴロドクの方だった。
初めてで、挿入の直後で疼きも治まっていないだろうにカチューシャは自ら腰を振り、ゴロドクの肉棒に刺激を与え始めたのだ。
「カ、カチューシャ!?」
「お願い、ゴロドク……カ、カチューシャで、もっと気持ちよく、なって……カチューシャのこと、忘れ、ないでっ……!」
結合部から愛液と先走り、それと僅かな血液が混じったものが溢れ出る。カチューシャの腰の動きが激しくなるのに合わせその量は増してゆく。
「……カチューシャ!」
ゴロドクは自分の胸板にあてられていたカチューシャの手をとり、強く握った。同時に自分からも腰を突きあげる。カチューシャの未熟な膣内を肉棒が押し広げ、奥の子宮口に亀頭が乱暴にキスをする。
「あぁんっ! ゴ、ゴロ、ドクッ!?」
「……忘れない。絶対に忘れない。だからカチューシャ。お前も感じてくれ。俺の、全部っ!」
「ふあぁっ! ゴロドク、ゴロドクッ!」
カチューシャの身体がゴロドクの上で踊る。片手はゴロドクと、もう片手はノンナと繋がりながら、身長127㎝の小柄で華奢な身体が男性器を受け入れ、快感と苦悶の入り混じった表情で悶える。それはゴロドクの中の欲情を一層熱くさせてゆく。
「ゴロドクッ、ゴロドクっ!」
「ああ、カチューシャ! 俺は、ここにいるっ!」
「あっ、はあっ! ひあぁっ!」
カチューシャの声にゴロドクが答える。最早相手を気遣う余裕もなくゴロドクは腰を突きあげる。
「……カチューシャ、失礼します」
手を握りつつ、ノンナがカチューシャの背後からゴロドクに跨った。カチューシャの僅かな膨らみを見せる乳房を柔らかく撫で、首筋に舌を這わす。
刺激が連動しているのだろうか。ノンナの動きに合わせて膣内が収縮し、ゴロドクは声を漏らした。
「うっ、くうっ! し、締まるっ!」
「ノ、ノンナ……!」
「……私も、一緒です」
「あ、ンッ、ああっ!」
びくびくとカチューシャの身体が震える。破瓜の痛みを快感が上回りつつある。ゴロドクはカチューシャの手を握ったまま、気持ち捏ねるような動きを加えつつ彼女の小さな膣内を蹂躙してゆく。
「あっ! ああんっ! ゴロ、ドクぅっ!」
「ああっ、一緒だ! 俺も、ノンナもっ!」
思わずノンナを呼び捨てている事も忘れ、ゴロドクは更に腰を動かす。同時にノンナは胸や首筋や耳、唇などを丁寧に愛撫してゆく。カチューシャは白い肌を火照らせ、同時に与えらる快感に嬌声をあげながらも腰を止めない。ゴロドクに自分の身体で感じてもらおうと、献身的に腰を振る。
やがて、一際強くカチューシャの締め付けが強くなってきた。絶頂が近づいている事を察し、ゴロドクは言った。
「カ、カチューシャ、そろそろ、イかせる、から……!」
「くうっ! だ、駄目っ! ゴロ、ドク、貴男も、うぁっ! ぜ、全部、カチューシャの、中に……!」
「い、いや、それは……っ!」
「大丈夫、だからっ! しゃ、射精しないと、ゴロドクの方は、駄目、なのよね? だったら、カチューシャの中に、全部……全部、出してっ!」
「ぐっ、ぐうっ!」
今まで近所に住んでいる幼い少女のように思い接してきた少女が、自ら腰を振って射精を求める。その状況に、否応なくゴロドクの股間からぞくぞくと快感が昇ってくる。
「うっ、うおぉっ! カチューシャぁっ!」
「あっ! はぁっ! やっ、ああっ! ゴ、ゴロ、ゴロドクぅっ!」
こつこつと連続して子宮口に亀頭が当たる。急激に迫る射精感と、自分の手を強く握るカチューシャの手の感触を覚えつつゴロドクは遂に絶頂に達した。
「ぐっ、で、出るっ!」
「ふぁっ、あ、はぁぁっ!」
どくどくと溢れ出る精液がカチューシャの未踏の子宮内を満たしてゆく。同時にカチューシャも絶頂に達したのだろう。根元から竿を強く絞るような膣内の動きと共に、カチューシャは背を反らし、舌を出して悶絶した。
「……っ!」
「あぁ……お、お腹、一杯に、来てる……ゴロドクの、一杯……」
恍惚とした声を漏らしつつ、カチューシャは糸が切れた人形のようにゴロドクの胸板に倒れかかった。
「ふぅ……」
タオルを頭の上に置き、ゴロドクは岩風呂の中で大きく息をついた。この時間に露天風呂が使えるようになっているのもクラーラの気遣いだろうか。
初めての絶頂を知ったカチューシャが汗を拭い、そのまま寝てしまったのはつい十数分前の事だ。
「まだ火照ったままですし、少しカチューシャの身体を涼しくさせてから寝かせます」
団扇を片手にカチューシャの寝姿に柔らかな風を送りつつ、ノンナはそう言うとゴロドクを見送った。先程まで身体を交えていたというのに、慈愛の目で団扇をあおぐノンナの姿はやはり親子めいて見える。
そして、ゴロドクは汗を流しに浴場に来ていた。最後、カチューシャとノンナの二人を上に乗せての腰の突き上げは流石に少し堪えた。腰周りの肉を湯の中でマッサージしつつ、ゴロドクは夜空を見上げた。
冬の夜空は寒い分澄んで見えると聞くが山奥というのもあるのだろう、見事な星空が広がっている。オリオン座程度しか分からなかったが、その見事さにゴロドクは圧倒された。戦車道メンバーの慰安旅行の本番では、この夜空を見てため息をつく少女もいるだろう。
「……それが終わったら、お別れか」
カチューシャとも、ノンナとも、そしておそらくはクラーラとも。
それは仕方ない事だと分かる気持ちもある。戦車道の名門校として知られるプラウダ高校の戦車道において、数多の戦車乗りの頂点に立つ三人のエリート。そもそも自分とは世界が違うのだ。
──だが、それで納得できない気持ちがある事も否定できなかった。
果たして、自分はこのままで良いのだろうか。「住む世界が違うんだから仕方ない」と割り切って、ただこの半年だけの思い出として忘れてゆくに任せる事が本当に最良の選択肢なんだろうか。
「………」
「星を見ている割には、随分と陰気な顔をされていますね」
「占星術で悪い結果でも出ましたか?」
「へ?」
唐突に声をかけられ、星から声の方向へと視線を下ろす。
「!?」
そこには、バスタオルを巻いたノンナとクラーラが立っていた。止める間もなくゴロドクの浸かる湯船に入ってくる。
「ど、どうしたんだよ二人とも?」
「どうしたも何も……私も少なからず汗をかきましたから。カチューシャも熟睡しましたし、丁度良かったので」
「私もひと仕事終えましたから、汗を流そうかと」
「……お疲れ様でした」
そう言われればゴロドクは何も言えない。実際、彼女らの協力が無ければ自分とカチューシャは気まずい空気のままで終わっていただろう。
だが、何だかんだで付き合いの長い彼女らである。ゴロドクは“もう一つの疑問”を尋ねた。
「それで、俺が出てくる前に入って来た理由は?」
「……なかなか鋭くなりましたね、ゴロドク」
「ふふっ、ノンナ様の影響でしょうか?」
クラーラが楽しそうに微笑む。湯船に浸かったままのゴロドクに、二人は左右から迫る。右の二の腕にはノンナの豊かな重みある胸が、左にはクラーラの白く弾力ある胸が押し当てられる。
「カチューシャとゴロドクが結ばれる様を前に私も感じていたのですが、やはり直接ゴロドクを受け入れないと、身体が満足しないようでして……」
「私も、ひと仕事終えた“報酬”をゴロドクから戴こうかと」
「あの、俺、さっき頑張ったばかりなんだけど」
「……ゴロドク、
「うっ……」
そう言うとクラーラはゴロドクの股間に滑らかな指を伸ばした。果たして、ゴロドクの肉棒は先ほどの射精が無かったかのように逞しく勃起している。
湯船の中でゆらめきつつも存在を示すゴロドクの肉棒に視線を向けつつ、ノンナが言った。
「これならまだ、大丈夫そうですね」
「……とはいえ、ゴロドクの言う事にも一理あります。一番頑張ってくれたのは確かですし、ここは先にゴロドクに“報酬”を差し上げた方が良いかもしれませんね」
「報酬?」
怪訝な顔をするノンナにクラーラが耳打ちする。ノンナは少しだけ眉を動かしたが、了承したのか頷く。
クラーラは今度はゴロドクに顔を向けた。
「ゴロドク、そこに腰かけてもらっていいですか?」
「へ? ええっと……これでいいのか?」
クラーラが指さしたのは岩風呂の縁だった。彼女の意図が読めぬまま、ゴロドクは言われる通りにそこに腰かけた。
ノンナとクラーラの二人が、身に巻いていたバスタオルを外す。幾度も身体を重ねる度に見た、それでいて見飽きる事のない魅力的な二人の肢体が露になる。
二人は膝立ちの態勢で腰かけるゴロドクへと近づくと、左右からまるで跪くようにゴロドクの脚に身体を押し当てた。畢竟、湯気に濡れる乳房は肉棒に触れんばかりまで近くなる。
「では始めましょうカ、ノンナ様」
「いきますよ、ゴロドク」
「ふおおっ!?」
突然、肉棒を左右から弾力ある乳房で挟み込まれゴロドクは身を跳ねさせた。
「ここではローションはありませんので……」
「くっ、熱っ……!」
そう言いつつ、クラーラが手桶で湯を汲んで肉棒と乳房に振りかける。湯を浴びた亀頭がひくひくと脈動し、二人の豊満な乳房の谷間からひょっこりと頭を出している。
「呼吸を合わせますよ、クラーラ」
「お任せください、ノンナ様」
「いや、ちょ、待って、これ……うわっ!」
制止する間もなく、ゴロドクの肉棒は四つの乳房によって扱かれ始めた。ノンナの重量感ある乳肉が竿全体を締め上げたかと思うと、クラーラの弾力ある乳房が跳ねるように鈴口を撫でる。何より、日頃クールな姿しか人前に見せないプラウダ戦車道のNo.2、No.3を務める二人の美しい才女が豊かな乳房を互いに押し当てつつ自分の肉棒を刺激する様は、堪らない征服感をゴロドクに与えていた。
「ふぁ……む、胸が熱くなってきました……如何ですか、ゴロドク?」
「ああ、さ、最高だっ……ノンナの胸も、クラーラの、胸も……!」
「ふふっ、光栄です、それではノンナ様、次へ……はむっ」
「分かりました……んっ」
「……!」
身を寄せ、互いの乳房を押し当てて竿を締め付けつつ二人の少女はゴロドクの亀頭を舐め始めた。クラーラがカリの裏を舐め上げると、ノンナは舌先を尖らせてつつくように鈴口を弄る。ゴロドクは声をあげる事もできず快感に震えた。
されるがままのゴロドクの反応をノンナも楽しんでいるようだった。切れ長の瞳を潤ませ、口の端から涎を溢しつつも亀頭への刺激を止めない。
「ま、まずい、イクっ……!」
「お湯に出してはいけませんよ、ゴロドク。42度以上の温度で精液は固まってしまいます……ノンナ様、貴女に譲ります」
「恐縮です、クラーラ……構いません、ゴロドク。私の口に吐き出してください」
「そんな……くうっ!?」
Wパイズリによる心地よい圧迫感に加え、今度は亀頭全体が柔らかいものに包まれた。ノンナがかぷりと亀頭を口に含んだのだ。
十分に昂っていたゴロドクの快感はそこで頂点に達し、腰をびくびくと震わせつつゴロドクは達した。
「イ、イクっ!」
「………!」
先ほどのカチューシャへの射精に勝るとも劣らない大量の精液がノンナの口腔内に迸った。苦しそうに眉をひそめつつも、ノンナはそれを躊躇なく嚥下してゆく。
幾度もの射精感を終えようやく最後のひと噴きを終えたのを確認すると、ノンナは尿道に残る精液を吸い取るように口をすぼめ、本当に湯船に精液を一滴も落とすことなく肉棒を解放した。
「ケホっ……ゴロドク、出し過ぎです」
「わ、悪い……」
「さて、これでゴロドクへの“報酬”もお渡しできましたし、次は……私たちに、いただけますか?」
蠱惑的な笑みをクラーラは浮かべ、再び湯船にゴロドクを誘う。
「……ああ、俺で良ければ」
「『貴男だから』ですよ、ゴロド……んんっ!」
湯船に揺れる豊かな乳房に吸い付かれ、ノンナが喘ぎを漏らす。
──やっぱり、違う。ここで彼女らと別れるのは、最良の選択肢ではない。
再び固さを取り戻してゆく肉棒を自覚しつつ、ゴロドクはある決意を胸に二人の柔肉を弄り始めた。
【エピローグ「春のモスクワにて」に続く】