第一話
しんしんと雪が降っていた。
時刻はまだ夕暮れ前だが厚く空を覆う雲は日光を塞いでおり、街灯が学園艦の街並みを薄く照らしている。
アスファルトに薄く積もる雪に、厚手の長靴が小さな足跡をつけてゆく。
「ふぅ……」
ポンチョに積もる雪を身体を振るって落としつつ、プラウダ戦車道隊長“小さな暴君”カチューシャは目的地のマンションを見上げた。エントランスに入り、セキュリティ付き自動ドアの横のインターホンで部屋番を押す。
数度の発信音の後、インターホンから男性の声が流れてきた。
『は、はい! こちら伍堂……』
「遅いわよ、ゴロドク! このカチューシャ様が来てあげたんだから、一回鳴ったらすぐ出なさい!」
伍堂六郎、通称ゴロドクの応答にカチューシャはいきなり叱りつけた。しかし、その表情には嬉しさが浮かんでいる。
『カ、カチューシャ!?』
「驚いた? 今日は特別に、ゴロドクにこのカチューシャの料理を作ってあげようと思って来てあげたの!」
『あ……あ、ああ、嬉しいよ。カチューシャ……うっ!?』
「ゴロドク、どうしたの?」
ゴロドクの呼吸が荒い。カチューシャは怪訝な顔でインターホンに尋ねた。
『い、いや、ちょっと急いで出たら、くうっ! 足の小指を打って……』
「ドジね、全く! ドア、開けてもらえる?」
『ああ、い、今開けるから……』
少しの間の後、自動ドアが音もなく開く。カチューシャはポンチョを取りつつ、足早にエレベーターへと向かった。
ゴロドクとの“交際”が始まって一ヵ月、何だかんだで彼の部屋に行くのは初めてだ。
インターホンで怒鳴りつけこそしたが、その表情には隠しきれない嬉しさが滲んでいた。
ベッドに机に書棚にテレビ、独り暮らしの男性が住むには非常に一般的なレイアウトのマンションの一室。
インターホンから指を離し、ゴロドクは呻きつつ視線を自身の足元に向けた。
「ノ、ノンナ、ヤバいって! く、くうっ!」
「ちゅ、じゅぷっ……ぷはっ……口を挟まないでください」
艶やかな黒髪をかき上げつつ、ゴロドクの硬く勃起した肉棒を舐めしゃぶる長身の少女。
プラウダ高校戦車道において“ブリザード”の異名を持つ副隊長、ノンナは制止しようとするゴドロクの声に喉奥まで呑み込んでいた肉棒を解放すると、竿に手を添えて扱きつつ言った。
「いや、だから! カ、カチューシャがもう上がってくるって!」
「カチューシャの歩幅で一階のエレベーターまで向かい、そこからエレベーターが降下。少し背伸びをしてボタンを押し、この階まで上がってきたところで部屋番を探し、この部屋のベルを押すまで約2分から3分弱と予測されます。一度射精していただくには十分です」
「そ、そんな無茶苦茶な……ううっ!」
「では、このズボンの上からでも分かる程にコレを勃起させた状態でカチューシャに会うおつもりですか?」
「だ、だったら最初からカチューシャが来るって教えてくれれば……」
「私も、貴方がこんなに簡単に勃起すると知っていれば先に教えたのですが……んむっ……じゅっ、じゅるっ……」
「っ!? うっ、くうっ!」
言葉を惜しむようにノンナは再びゴロドクの肉棒を咥えこみ、唇で竿を締め付けつつ頭を前後させはじめた。焼けるように熱い口腔内のぬめりに、ゴロドクの背が跳ねる。
ノンナがゴロドクの部屋に唐突にやってきたのは、つい数十分前の事だ。
教えた覚えもない住所に当たり前のように訪れた彼女は、食材の詰まったスーパーの袋を両手に持ちつつゴロドクの部屋のベルを鳴らし、挨拶もそこそこに上がり込んできた。
おそらくは学校から帰宅せずに直接来たのだろう。プラウダの制服のままのノンナは呆気に取られるゴロドクを他所にキッチンに入り、洗い場に残ったままだった食器を手早く洗うと部屋の片づけを始めた。てきぱきとシワの付いたままのシーツを整え、床に転がったままの雑誌を整え、換気をして空気を入れ替える。その手際はホテルマンと見紛う程だ。
彼女が一度ある行動を決めたならば、それを終えるまではこちらの話を聞かない。それがある程度分かってきていたゴロドクはノンナに事情を尋ねる事を早々に諦め、自身の部屋を整える様子を眺めていた。
同時に、彼女が週末に自分の部屋を訪れた事への期待感もあった。
一度ならず身体を重ねた女性が初めて自室を尋ね、料理の準備を持ち込んで部屋の掃除をしてくれている。健全な一般的男性であれば、この状況で期待するのは当然であろう。
ふと見れば、食材と一緒に買ってきたであろう粘着ロールを手にノンナはカーペットの埃や毛を取っていた。腰を曲げ、丁度尻をゴロドクに突き出しているような格好だ。プラウダの女生徒の制服はスカートは短めで、多くの女生徒は脚の暖をタイツで補う。今日の彼女はベージュのタイツのようだった。タイツ越しに下着の形がくっきりと浮き上がり、布地越しからでも分かるほど肉付きのよい尻が揺れている。
それを見ている内にゴロドクは自然と勃起し、ノンナに触れようとしたところで彼女が何かを言おうとし───インターホンが鳴った。そして、今の状況に至る。
「ンッ、ンッ……ちゅうぅ……」
「んあっ! そ、そんな、吸ったらっ!」
「ぷはっ……そろそろ、近くなってきました。床を掃除する時間もありませんので、このまま……あむっ……」
「ああっ! ノ、ノンナっ!」
大きく口を開けて強く吸い付きつつ、舌先を亀頭に絡め舐め上げる。ただひたすらに相手の肉棒から精液を搾り取ろうとするノンナの舌と口の動きに、彼女の頭に手を添えつつゴロドクは大きく喘いだ。
自分の前に跪き肉棒に奉仕するノンナの姿は否応なくゴロドクの支配欲を満たし、同時に興奮を煽る。次第に腰が震え、射精感がこみ上げてきた。
「ううっ、で、出るっ!」
「ふっ、んんっ、じゅるっ……」
「うっ、うああっ!」
「………っ!」
ゴロドクの腰が一際大きく震え、精液が亀頭から迸った。ノンナは苦し気に眉を歪ませつつも、口を肉棒から離す事無く生臭い白濁液を嚥下してゆく。
どくどくと精液が精管を駆け登る度、ゴロドクの背に堪らない快感が走る。数度の震えの後にようやく射精が治まり、ゴロドクは大きく息をついた。
「はぁ~……」
「……!」
「痛ーっ!?」
突然の股間からの痛みに、ゴロドクは慌てて腰を引いた。ノンナが半勃起したままの肉棒に軽く歯を立てたのだ。
「な、何するんだよ!?」
「終わったのならば早く口から抜いてください。
「あ、ああ……」
そう言われ、快感に浸っていたゴロドクはカチューシャが向かってきている事を思い出した。慌てて近くのティッシュを数枚出し、股間を大急ぎで拭く。ノンナは腰を起こすと、口の端に精液の残渣を残しつつ洗面台へ向かって行った。口を漱ぐ音が聞こえる。
部屋のインターホンが鳴ったのは、その数秒後だった。
「お疲れ様です、カチューシャ。材料の準備と下ごしらえは終えています」
「ありがと、流石はノンナね」
どうやら、ノンナは最初からカチューシャに指示されてここに来たらしい。二人が出くわしてどうなるものかと内心穏やかでなかったゴロドクは、ひとまず胸を撫でおろした。
外套を脱ぎ、ひと息ついたカチューシャはびしっとゴロドクを指さすと言った。
「さてと、ゴロドク! カチューシャが何を作るか分かるかしら?」
「ええっと……ロ、ロシア料理?」
少し自信なさげにゴロドクは答えた。
おそらくは、反応を含めて期待通りの答えだったのだろう。カチューシャは満足そうに頷くと言葉を続けた。
「
「はい、カチューシャ。エプロンも用意していますのでお付け下さい」
小さな歩幅でぱたぱたとキッチンにカチューシャは向かう。それに静かに続くノンナ。おそらくは食材と一緒に用意してきたのだろう、その手には二着のエプロンが持たれている。
「………」
ゴロドクは少しばつが悪そうにノンナを見た。
「………」
ノンナは何も言わずにカチューシャを追った。
ゴロドクとノンナの関係はあの日──カチューシャと交際する事になったゴロドクがノンナに拘束され、結果的に彼女と激しく交合し、ノンナからも求めてくるようになった日──から、微妙な距離感で続いていた。
“関係”と言っても大っぴらに交際している訳でも、普段から親しく話をしている訳でもない。互いが互いに相手の身体を求めたくなった時、都合が合えば身体を重ねる。そんな関係だ。
プラウダ高校戦車道が紅白戦を行った、ノンナから初めて誘われた日。ゴロドクは誘われるままに近くの倉庫で彼女と何度も交わった。
外では雪が積もる中、暖房もない倉庫でゴロドクの身体から熱を求めるようにノンナは乱れ、ゴロドクは彼女を求めた。
幾度目かの射精を終えた後に競技場の客席に戻った時には、試合は終わる直前だった。
ノンナは平時の落ち着いた態度でカチューシャを出迎え、ゴロドクは「途中で腹が冷えてトイレに駆け込んでいた」と言い訳して、あまり試合を見られなかった事を謝罪した。カチューシャは若干不満そうにしながらも、ゴロドクが試合を観てくれた事に嬉しそうだった。少し、胸が痛んだ。
その後──ノンナとは表向き、廊下で軽く話をする程度の関係になった。
学校の話、戦車道の話、カチューシャの話をする程度の軽い関係──少なくとも、ノンナの素っ気ない態度からそれ以上を読み取る事は他人にはできないだろう。当のゴロドク自身がそうなのだから。
それでも、自分が彼女を求めればノンナは応えてくれるし、ノンナが求めればゴロドクも応える。
例えば、ゴロドクがふとノンナを抱きたくなったとする。廊下で会った時などに、ゴロドクはこう言う。
「その……この後、いいか?」
するとノンナは普段の話題と全く変わらない無表情のまま、こう答える。
「戦車道のミーティングが終わり、撤収が完了するのが18時頃です。それまで時間を潰していてください」
OKのサインとしては余りに事務的な言い方だが、ある意味彼女らしいとゴロドクは思う。
授業が終わり、図書室などで時間を潰す。やがて時計の針が18時付近まで来て閉館の音楽が流れ始める頃、のんびりと図書室を出てぶらぶらと戦車道ガレージ──とは反対方向の自己批判室周辺へと向かう。カチューシャや、他の戦車道履修者と出くわすのを避けるためだ。
すると、大体ノンナがその先に立っている。ゴロドクに気付くと、ノンナは首を横に振った。
「同志ゴロドク、自己批判室は使用中です」
「あちゃ……」
自己批判室はこのプラウダ高校で最も防音性、気密性の高い施設だ。後からノンナに聞いたところでは、この部屋をホテル代わりに使っている生徒も実際いるらしい。
残念だが、今日は無理か。そんな気持ちが表情に表れていたのだろう。ゴロドクの顔を見つつノンナは言った。
「仕方がありません、第二候補に向かいましょう」
そう言うとノンナはゴロドクに背を向け、先導しつつ何処かへ歩き始めた。とりあえずその後をついてゆく。
階段を降り、幾つかの角を曲がった廊下の先、とあるドアの前でノンナの足は止まった。用途を示す札には何も書かれていない。
ノンナはポケットから鍵を出し、そのドアを開けた。中に入ってみると、幾つかのベッドと戸棚が整然と並んでいる。
「ここは?」
「災害時などの緊急時用の予備保健室です。鍵はノーチェックで職員室からお借り出来ます」
なろほど、確かに数千人の学生を抱える学園艦の校舎であればそういった部屋の幾つかもあるだろう。
しかし、ゴロドクには引っかかる部分があった。
「なあ、用意が良すぎないか?」
「………」
ノンナは答えず、部屋の鍵をかけ直すと窓の厚手のカーテンを引いた。電灯の点いてない室内は僅かに差し込む光だけの暗さとなる。
おずおずと、ゴロドクは更に尋ねた。
「ひょっとして……ノンナも『したかった』とか? だから、あらかじめ第二候補の部屋まで……んんっ!?」
ゴロドクの言葉は、途中でノンナの唇に遮られた。熱い吐息と、柑橘系の香水の匂いがゴロドクの脳を刺激する。
「ンッ、ンンッ……!」
「んはっ、はっ、はぁっ……」
ノンナの身体がゴロドクに押し付けられる。大きさと弾力を兼ね備えた重みのある乳房の感触が制服越しに伝わってくる。
じっくりと舌を絡み合わせた後、口を離すとノンナは言った。
「……誘ったのは貴方ですよ、ゴロドク?」
「ノ、ノンナ……さん?」
ノンナの身体が熱い。ゴロドクの制服のシャツのボタンを外しつつ、ノンナはスカートの中へゴロドクの手を導いた。むわっとする熱量が掌に伝わる。ノンナの意図を察したゴロドクは彼女のタイツをずり下げ、ショーツの隙間から女陰へと指を伸ばす。
「んっ……!」
「……!」
既に陰唇は潤み始めていた。陰毛のショリショリした感触の中、ノンナの秘所を弄る。
一方、ゴロドクのシャツの前を全開にしたノンナは次にズボンへと手を伸ばした。器用に片手でベルトを外し、ジッパーを下げるとゴロドクのパンツの上から肉棒を撫でさする。
「ノ、ノンナ……っ!」
「はっ、はぁっ……!」
堪らず、ゴロドクは近くのベッドにノンナと共に転がり込むように倒れ込んだ。互いの秘所を弄る手を止めないまま、再度唇を重ねる。ゴロドクの手がノンナの制服を荒々しく掴んだ。
「や、破らないでください。帰れなく、なりますから……」
「あ、ああ……」
喘ぎの合間のノンナの言葉に、ゴロドクは慌てて手の力を緩めた。自身の興奮を抑えつつ、ゆっくりとノンナの制服のボタンを外してゆく。窮屈そうに厚手の布地に包まれていたノンナの乳房はボタンをひとつ外すごとに拘束から開放され、露わになる黒いブラは赤みを増す白い肌と煽情的なコントラストを造り上げる。
「んっ、はっ、はふっ……!」
「ああっ!」
ブラによって作り出された深い谷間に顔を押し当てつつ、ゴロドクはノンナの制服を脱がしきるとスカートのホックを外した。ノンナが脚を上げるのに合わせ、タイツをめくるように脱がせて丸め、足元に落とす。
「ふうっ……も、もう、こんなに……」
「うっ! ノ、ノンナ、まだっ!」
一方でノンナはゴロドクの肉棒を扱く手を止めないでいた。パンツをずり下げられ剥き出しになった肉棒は臍に当たりそうな程に反り返り、先端の皮が剥けて露わになった赤黒い亀頭がノンナの手の動きに合わせてビクビクと震える。最初の時は肉棒を削るような勢いで扱いていたノンナだったが、今では加減が掴めたのかゴロドクの肉棒を痛みと快感のギリギリの所で刺激してくる。
危うく挿入前に射精感が昇りかけたゴロドクだったが、何とか堪えるとノンナの黒いブラのフロントホックを外し、仰向けでなお形を崩さずに震える豊かな乳房に舌を這わせた。
「ま、待てって……んっ、はあっ……」
「っ! ゴ、ゴロ、ドク……んあぁっ!」
相変わらずノンナの身体は感じやすい。半勃起している乳首を咥え、舌で転がすだけで身長170㎝超の長身を反らし悶える。
硬さを増し、尖る乳首をゴロドクは舌先でしばらく堪能した後、彼女の脚を抱えると大きく広げた。薄暗い中、てらてらと光るノンナの女陰に肉棒を宛がう。
「んっ……あ、あれ?」
「あっ、ああっ……」
だが、亀頭はノンナの女陰の上を何度か滑った。暗がりだけに、膣口の位置を亀頭で探るが上手くいかない。
もどかしそうにノンナは腰をくねらせると、細い指をゴロドクの肉棒に添えた。
「ノ、ノンナ?」
「そ、そのまま……腰を、突き出して、ください……」
そう言いつつ、ノンナは顔を反らした。
恥じらいながらも挿入を求めるノンナの姿に、ゴロドクは更に肉棒を熱くさせると腰を突き入れた。
「うっ、うあっ! ノンナ……っ!」
「ああっ! は、入って、きます……熱い、のが……っ!」
ノンナの膣内は熱く潤み、それでいてゴロドクの肉棒を強く締め付ける。
「ノンナ、ノンナっ!」
「ふあぁっ! ゴロドク、ゴロドクっ!」
ゴロドクは夢中で腰を振り、荒々しくノンナの膣深くまで肉棒を挿入してゆく。
ノンナはそれに応えるように悶えつつ、ゴロドクの背に手を回し強く抱きしめた。
結局、その日は保健室内で三時間以上セックスを繰り返し、夜回りを警戒しつつ帰る事になった。
──シーツと布団の洗濯は、ゴロドクに任された。
状況によって多少の差異はあれ、二人の関係は概ねそんな感じだ。
一般的には、ゴロドクとノンナの関係は“セフレ”と呼ぶのが一番近いのだろう。恋愛感情を伴わない、セックスだけの関係。
それはゴロドクがカチューシャと交際する事になったのが切っ掛けで生まれた、奇妙な関係だ。だからこそゴロドクは考える。自分とノンナの関係は、どこまで続くのか。
カチューシャとの交際が当初のノンナの思惑通りに自然消滅すれば、この関係は無くなるのだろうか。ゴロドクは平凡な大学生となり、ノンナはカチューシャを敬愛し続ける副官として大学戦車道で活躍してゆくのだろうか。
またもう一つ、ゴロドクの勝手な気がかりもあった。果たしてノンナは、自分とのセックスをどう捉えているのだろうか。
そもそもノンナ自身の勇み足で彼女は処女を散らし、快感を知った。最初に彼女が意図していた「カチューシャを襲わないよう、ゴロドクの性欲を発散させる」という目的は雲散霧消している。
ならば今の彼女の相手は、別に自分でなくても良いのではないか。自分よりもより強い快感を与えてくれる相手が現れたならば、こちらを一瞥もせずそちらに行ってしまうのではないか。否、既に自分以外と交わっているのではないか。
手前勝手な独占欲と勘繰りだとはゴロドク自身も思う。しかしそれでも、そういった気持ちが自身の中に有る事は否定できなかった。
「よい……しょ! ノンナ、そこの玉ねぎを取ってもらえる?」
「はい、カチューシャ」
楽し気に料理を進めるカチューシャとそれを的確に補佐するノンナの姿を見つつ、ゴロドクはそんな事を考えていた。