「人理修復したし、ちょっと童貞捨ててくる」「えっ」 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
久しぶりの投稿。
収まらぬリビドーを解放するために、久しぶりの投稿。
ほかの作品は書いているのに()
正直、待っていた人とかおるんかな。
メリー苦しみますな日常。
増田よ、苦しむがいい。
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
12月25日。
恋人たちが愛し合う、クリスマスの日。
とあるカルデアにて、マスター、増田は頭を抱えてベッドに寝ていた。
「あああああ・・・!!女子といちゃつきたいいいいいい!!!」
彼の抱き枕となっているフォウ君は「こいつ、どうしようもねえな。
マーリンシスベシ、フォーウ」とつぶやく。
うっ、うっ、と少し涙を流しながら、崩れた顔がさらに崩れて、
何とも言えない顔つきとなっていた。
彼、増田は童貞である。
好きになった女の子は星の数。
しかし、成就した数はゼロ。
本命には振られ、小学校の子供にさえ相手にされない、
恋愛くそ雑魚ナメクジ。
カルデアにて、見た目と中身が素晴らしい女性たちに囲まれても、
どうせ、俺なんて・・・とぐずる面倒臭さ。
しかし、仕事はまじめにやり、投げやり気味だが女子とも気楽に、
コミュニケーションをとり、サーヴァントたちに支えられ、また、
支えとなっている彼は、実は並々ならぬ数の女性たちに想われていた。
もちろん、当人はそんなことを知る由もなく、
一人、ベッドにてさざめなく。
「うっ、うっ・・・。俺もモテたいよぉ・・・フォウ君・・・。
また、振られるのは嫌なんだよぉ・・・。」
「フォウフォーウ(婚活すれば?)」
「俺じゃ無理でしょ・・・。ああ、サンタさん、俺に可愛い彼女をくれ・・・。」
ついにサンタ頼みになったチキンに、奇跡が舞い降りる。
「----ファラオである!!!」
「フハハハハハハハ!!!」
----なんか、めちゃくちゃめんどくさい黄金と、太陽のコンビが、
スフィンクスが引くソリに乗ってやってきた。
もちろん、部屋の壁を突き抜け、堂々たる侵入である。
「貴様、我がマスターともあろうものが伴侶がいないくらいで泣きおって!!」
「あんた、嫁さんもちだろうが!!・・・リア充の言葉など聞きたくない!!」
「雑種よ。別に童貞だろうと関係ないであろう。・・・童貞!!で!!
あろうと!!」
「強調するなあああああああ!!!ギルギルウウウウウウ!!」
美人で気立てのいいい奥さん持ちの勝ち組と、
人類最古のプレイボーイでもある金ぴかの二人によって、
さらなる精神的ダメージを負った増田は布団を頭からかぶり、
聴かざるとなる。
「ううう・・!!くそっ・・・!!俺だって努力したよ・・・!!
デートの店抑えたりとか・・、イルミネーションがきれいな場所探したりとか・・!!見た目に気を使ったりとか・・・!!でも・・・!!でも・・・・!!
一回目のデートにすらたどり着けないんだよおおお!!」
それまでかろうじて押さえていた感情を彼は爆発させ、
フォウ君をぎゅうううっと抱きしめて、深呼吸する。
「ああ・・・。もう、フォウ君がいれば俺にはほかに何もいらない・・・・。」
「フォウフォウ(うれしいこと言ってくれるじゃないか、娑婆増。
・・・まっ、もうちょっといい男になったら考えてやるよ。)」
ケモナーに落ちかけていた彼の枕元に、二人はそっととあるものを置いた。
「・・・・?なんだこれ?」
「フハハハハハ!!むせび泣いて喜ぶがいい雑種!!メリー苦しみます!!」
「ハハハハハハ!!・・・・そろそろ初日の出を準備させねば。」
相変わらずうるさい二人は、うるさい笑い声をあげつつ、
部屋の外に出て行った。
マスタがその紙切れらしきものを手に取る。
「・・・"カルデア、特別ガールズバー"・・・?・・・!!?」
◆
「き、来てしまった・・・・。」
チケットの裏側に書かれている地図を頼りに、
カルデアから少し離れた、怪しい山小屋にやってきた増田。
外は吹雪が吹き荒れる山岳であり、そこから移動するのも一苦労であった。
こんな場所にガールズバーなんてあるわけがない。
しかし、しかしだが、黒ひげとかあたりがもしかしたら、
開いているかもしれない。
ダヴィンチちゃんあたりが、ふざけてクリスマスパーティーの催しを、
こっそりやっていて、あの二人にチケットを渡させたのかもしれない。
一人でクリスマスを過ごすくらいなら、騙されてもいい。
そう思った彼は部屋を飛び出し、確かめにやってきた次第である。
なので、クーフーリンや、ロビンフッドなどの男性サーヴァントが同行し、
彼を目的地まで届けることとなった。
「みんな、あんがとな。・・・おみやげ持って帰るわ。」
「気にすんなよ、坊主。・・・逝ってこい。」
「ああ。大将。・・・逝ってきな。」
(・・・何か、文字がおかしかったような。)
みんなからなぜか、生きて帰って来いよ、みたいな視線を感じたが、
無視して小屋のドアノブに手を掛ける。
ノブを回してドアを引き、中に入ると真っ暗だった。
(・・・うえ、さむさむ・・・。)
持ってきたスマホの明かりで中を照らすと、さらに奥のほうに続いているようだった。
部屋の正面は洞窟みたいに穴が空いており、先に進むことができる。
恐る恐る一歩、一歩を踏み出して歩いていく。
はあ、と漏れた息が白く染まり、ぶるぶると体が思わず震えた。
カンテラも持ってきてはいたので、スマホをしまい、
代わりにカンテラを灯して、明かり代わりにすることにした。
先ほどよりもはっきりと中がみえる。
自然の洞穴かと思っていたが、やけに人が歩きやすいように整備されているような気もした。
(・・・・・お、なんか明かりが・・・。)
奥のほうまで来ると、なんだか一つの扉が見える。
扉の周りからは明かりが漏れている。
駆け寄って、扉のドアノブを引っ張る。
「「「「「「メリー・クリスマース!!!」」」」」」
「」
----なんか、よく見る顔ぶれがサンタガールの格好をして、
クラッカーを鳴らしていた。
◆
「・・・え?これ、ぐだ子とマシュの提案なの?」
「うん。・・・ほら。毎年何かにまきこまれていたでしょ?、
だから、今年のクリスマスくらいは、ね?」
「はい。・・・・ご迷惑、でしたか?」
「いやいやいやいやいやいやいやいや!!
あんがと!!・・・・あんがと!!」
周りに視線を送ると、そこは天国であった。
様々なタイプのサンタガールのコスプレをした、
絶世の美女、美少女たちが酒やジュースを片手に談笑している。
部屋の中はとてつもなく広く、
カルデアの修練場よりも大きいのではないかと思うほどであった。
せっかくなので、気になったことも聞いてみることにした。
「ちなみに、なんでカルデアの中でやらないん?」
「あー。それは・・・。」
「ふふん。それは私の提案さ。」
「あ、ダヴィンチちゃん。」
どや顔でドンペリ片手に出来上がってるダヴィンチちゃんが、
ふらふらとした足取りで近寄ってきて、
しなだれかかって・・・ほわああああっ!?
「ダ、ダヴィンチちゃん!?ちょっ、まずいですよ!?」
「・・・女性陣だけで、楽しめるように、
カルデアじゃなく、こっそりとここに拠点を作って・・・zzz」
「はいはい。向こうのソファーで寝ようねー。」
「よいしょっと。」
正面から抱き着いてきた彼女は寝てしまい、
それをブーディカとメデューサが介抱して、
近くのソファーまで運んで行った。
「つまりですね。たまには女子だけの女子会とやろう、って話になりまして。」
「うん。・・・・・男子は男子だけで楽しんでいるはずだよ。」
「なるほど。」
前世で会社勤めしているときとかも、確かに男女でぎくしゃくすることが何度かあった。
気を遣わずに遊べるほうがいい、というのには確かにうなずける部分がある。
(・・・・ん?あれ?じゃあ、なんで俺は・・・?)
唯一、男なのにこちらの女子会に参加して、というかファラオと英雄王がおいていったチケットによって招かれた俺は参加しているが、いいのだろうか。
そう思い、聴こうとしたがいろんな女子サーヴァントたちが詰め寄ってきて、
それどころではなくなる。
「お兄さん。わたしと一緒にシャンメリーを飲んでほしいの。」
「ふははははは!!美食を極めた余の至高の美酒であるぞ!!のめのめー!!」
「ふん。・・・・ま、まあマスターちゃんが一緒に飲みたいっていうなら、私は別に・・・・。」
「マスター。一緒に飲みましょう。そうしましょう。」
「ちょっと!!あんた、抜け駆けしてんじゃないわよ!!」
「司令官。アルコールの取りすぎは臓器に負担がかかります。
今日のところは清涼飲料水の摂取を推奨いたします。」
「センパーイ♡BBちゃんの特別なコップ、貸してあげます♡♡」
「ぶごごごごご!?」
一気に詰め寄られ、壁際に追い込まれる。
やばいやばいやばいやばいやばい・・・!
女子がこんな近くに・・・!!
(・・・・・・・計画通り。)
女子が近くにいてどぎまぎしている俺は気が付かなかった。
これからが、本当のクリスマスパーティ・・・・。
あの二人が言った通り、メリー苦しみますになるなんて。
酒をガンガン飲ませて、酔わせようとする女性サーヴァントたち。
男子たちは事前に排除しており、用意周到に・・・あっ(察し)
なお、アストルフォ、デオンちゃんくん、ラーマきゅん、ヴェディヴィエールは
参加してもOKな模様。
ボトルに紛れて、精力剤もたくさん用意されている状況。
一体ナニが始まるんでしょうねぇ(すっとぼけ)
感想、くれ。
れ。
KEY(ドM)