「人理修復したし、ちょっと童貞捨ててくる」「えっ」 作:KeI77777
KEY(ドM)と申します。
ちょっとした短編だゾ(白目)
もし、マシュがまだマスターが
童貞を捨てようとしていることを
盗み聞きしていなかったら、というケース。
アルトリア顔系の鯖が
勢揃いなんだよなぁ・・・(震え声)
それでは、ご覧ください(KBTIT)
KEY(ドM)
「・・・・・・・。」
「・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・・・。」
「・・・・・。」
「」
拝啓。おかあ様。
人理を修復し、あなたもこの世に
蘇って、いつものように過ごしておられると
思います。
私は今、カルデアという人理保機関にて
働いており、世界を救ったばかりです。
前世では40を越えても独身だったため
両親をガチ泣きさせてしまい、今回の
人生では恋人なるものを所望している
次第であります。
-----早速ですが、職場の雰囲気が最悪です。
誰か、誰か助けてください----。
風俗に行こうとしたことが職場に
人たちにバレました。
◆
呑気な顔してダヴィンチちゃんからもらった
鍵を手でもてあそび、廊下をスキップで
駆ける男が一人。
白紙にされてしまった人理を修復し、
世界を救った人物である、増田課金である。
ちなみに、名前の由来は昨今の世の中で
社会問題となっているソシャゲに対して
あまり課金しすぎないように、との両親の
願いが込められている。
彼は無邪気な笑みで、これからの
自分が歩みだすバラ色の未来に向けて
その足を動かし、歩み続けていた。
(やっべぇ。俺の時代来た?来ちゃった?
童貞を綺麗な女の子に捧げて完全勝利?
UC流す?流れちゃう?)
走っているからか、女性とのエロ行為を
妄想して興奮しているからか彼の心臓は
これ以上ないほど高鳴りしており、
ハートは熱く燃え滾っていた。
溢れる性欲のリビドーに突き動かされ、
彼が廊下を進み続けているととある
人物とすれ違う。
「あ。先輩。」
「おや。マスター。」
「あー。マスターじゃないですかー。」
マシュキリエライト、リリィのアルトリア、
そして沖田が前の方から歩いてきて
鉢合わせになる。
若干、ハイになっている増田は
いつもなら挙動不審気味になるところを
堂々と声をかけて挨拶する。
「うおーっす!元気か?元気だな?
ははははははっ!」
「・・・先輩が壊れた。」
「マスター。特異点を巡る旅で
疲れてしまったんですね・・・。」
「おいたわしや・・。」
悲痛な声で彼の身を案じる声も、
今の増田には寝耳にウォーターであり、
右から左へと流されていった。
そんないつもとは違う様子の彼に
どうしたのかと身を案じて
尋ねる3人。
「先輩、随分機嫌が良さそうですけど、
どうしたんですか?」
「ん?それか?それは----。」
そこで、初めて増田は今、自分が
置かれている状況を自覚した。
冷静になった彼の首元から
汗がたらりと流れ、手が少し
震えだし、体が強張り始めた。
---俺、今から風俗行って、
童貞捨ててくるんだ----。
そう滑りかけた口を何とか済んでの
所で抑え込み、苦笑いをしつつ、
ダヴィンチちゃんにも言った嘘を
彼女たちにものたまう。
「・・あ。あああれだ!!ほ、ほら!!
実家に帰省するんだよ!!」
「へー。先輩のご実家ですか。」
「そういえばマスターは日本出身でしたね。」
「沖田さんと一緒ですね!!」
「う、うんうん。一緒でうれしいナー。」
「やだー♡マスターったらもー♡」
はははは、と場が和み、さて
別れて俺は外に出ようとすると、
肩をがっちりと彼女たちに掴まれる。
「・・・どうした?」
「先輩。そろそろご両親に挨拶に
伺いたいな、なんて・・・。」
「恥ずかしくない格好をしないと、ですね。」
「沖田さん、和服しか持ってないんですよねー。
・・・・・洋服着ようかなぁ。」
「・・・・え?」
一体彼女たちが何をいっているのか
わからず、俺は素でそんな声を出して呆ける。
---え?ついてくる気?
だが、それはいくらなんでもまずい。
今はノリでなんとか会話できているが、
この興奮も収まれば結局、彼女たちと
話すときにどもってしまう。
何よりも、ムラムラした状態で
女子と一緒に行動とか精神的に
死ねる未来しか見えないので、必死に
言い訳を述べる。
「あ、ほら。俺、自分の分の
パスポートしか持っていないし・・・。」
「ダヴィンチちゃんが私たち全員分の
パスポートを用意してくださいましたよ?」
「へ、へー・・・。そうなのか・・・。」
ダヴィンチちゃあああああんっ!?
何を余計な事してくれちゃってるのおおおお!?
心の中で叫び声をあげここにはいない
中身男な美女に対して怨嗟の雄たけびを
漏らして慟哭する。
(・・・・・だ、ダメだ。)
断る大義名分が思いつかない。
このままでは俺がムラムラした状態で
彼女達美少女組と一緒に行動を余儀なくされるという
悪夢が手ぐすねを引いて待つこととなってしまう。
---かくなる上は。
「あ!!あんなところに野生のヒロインXがっ!!!」
「「「!?」」」
俺が指さした方向を振り返り、
身体をびくつかせる彼女達。
セイバーである二人と、その2人に
挟まれ、同調行動をとってしまったのか
マシュも振り返っているすきにダッシュでその場から逃げ出す。
「あ!?先輩!?」
「ちょっ・・!どこに行くのです!?」
「マスター!?結納は!?」
遠ざかっていく彼女たちの声を
聴きながら俺はボル〇も驚きの俊敏さを
発揮し、ぐんぐんと彼女たちから離れる。
(性欲を持て余すっ・・・!)
オナホで自己処理する日々はもう
嫌なんじゃ、と心の中で泣きながら
明日への撤退をするのだった。
◆
「行ってしまいました・・・。どうしたんでしょう?」
「さあ?」
「も、もしや沖田さんの事が嫌いに・・・?」
残された3人は呆然とその場に立ち尽くし、
先ほど自分のマスターがとった奇行に対して
推測を立てる。
だが、まさか件の人物がただ
性欲を解消し、童貞を捨てるためだけに
こっそり見栄を張ってカルデアから
外出しようなんてことを知る由もなかった。
とりあえず、マスターの事を追おう。
実家に挨拶する件に関してまだ、
話が終わっていないし。
そう思って歩みを進めようとする
彼女たちの後ろからとある人物が
ダッシュで走って彼女たちを追い越した。
と思ったら、彼女たちに気が付いた赤い服を
身にまとっている白髪褐色の人物が
3人に必死の形相で声をかけた。
「おお!君たちか!」
いつも余裕があるはずのエミヤが
そこまで取り乱している姿を初めて見た
彼女たちは顔を合わせ、マシュが尋ねる。
「あの・・・。どうしたのですか?」
「マスターを見なかったかね?!」
鬼気迫るその様相に若干引きながらも
マシュは指で増田が走り去った方角を
指し示し告げる。
「マスターなら、さっきものすごい剣幕で
走って行っちゃって・・・。」
「ありがとう!!・・・・・マスタあああああ!!
考えなおせええええええ!!君は死ぬ気かアアアア!!」
叫びながら走って行くエミヤの
後姿を見て、一体何事だ?
とマシュたちは身をすくめていると、
後ろの方からまた、別の男性サーヴァントたちが
やってきた。
「はあっ・・。全く、あいつは必死だなー。
・・・無理もねえか。」
「バレたら全面戦争だもんなぁ。・・・・とおっと。」
彼女たちの姿に気が付いたロビンが
自分の口を右手でふさぐ仕草をし、
背中を向けて他のサーヴァント達と
こそこそと内緒話をし始めた。
『おい。ばれたらやばくね?』
『せ、拙者はハーレム好きですが
重たい女はノーセンキューですぞ!!』
『・・・・俺も、妻のことでその
気持ちはよくわかるぞ・・・・。
グルンヒルド・・・・。』
『どうする?』
『すまない・・・・・。マスターを
止められず・・・・。すまない・・・・。』
『あはははは!!マスターすっごい
たのしそー!!僕も全裸で追いかけたーい!!』
『とにかく隠すしかないでしょうなぁ。
・・・ううむ。それにしても女性関係で
そこまでマスターが悩んでおられたとは
このハサン、気づけませんでした・・・。』
『いや、気が付いたら逆にすげぇよ・・・・。』
「何を話しているのですか?」
『『『『『『『『いや、なんでも。』』』』』』』』
それまでバラバラに、思い思いの事を話していた
サーヴァント達がマシュの言葉に対して
一斉に同じことをシンクロして言う。
とりあえず、俺たちが口を割らなければ
大丈夫。世界を救ったというのに、カルデア内部で
最終戦争が起きて、終末が訪れたらとんでもない。
だから、絶対に隠し通そう。
そう思っていた矢先、この場で最も空気を読まない
男がにやにやと笑いながら愉悦のために全てぶちまけた。
「----ああ。あの男なら商売女を
抱きに外の世界に行ったぞ。」
----ぴしり、とカルデアの窓ガラスにひびが入った。
(やばい・・・・。さっきのマシュたちの甘い匂いで
ちょっと硬くなっている・・・・。は、はやく
行かねば・・・。)
ちん〇を勃たせながら男として
一皮むけるために、増田は若干前かがみで
走り続けるのだった。
このルートの場合、一度マシュたちに会ってから
発覚するため、よりひどいことになる模様。
ギルならたぶんこうするだろうからね。
仕方ないね。
賢王モードなら普通に黙っていてくれだけど、
英雄王だから仕方ないよネ。
マシュ リリィ 沖田さん
絆レベル ??(ヒエッ)
読者からの感想が多かったので
続きを書いてみたゾ。
更に続くかは未定。
感想オナシャス!!
感想くれるとやる気が更に出てくるから、くれ(直球)
KEY(ドM)