※この作品はR-18です。

BALDR SKY Another World /世界X+Ω   作:デスイーター

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 人物紹介続きです。今回は残りのサブキャラを紹介します。ではどうぞ。


人物紹介/サブキャラクター2~Character material Ⅳ~

 

 『久利原直樹』

 性質:秩序・悪

 電脳適応:C 格闘能力:EX

 仮想戦闘:A+ 機体性能:B

 計略:B 精神:A+

 搭乗機:震機狼

 

 解説

 

 甲達の恩師であり、アセンブラの開発者。灰色のクリスマス以降は消息を絶った為最有力の容疑者として多くの者達から追われていたが、実際は神父に電子体を乗っ取られグレゴリー神父として活動していた。

 

 しかしそんな中でも僅かな自意識を残しており、そもそも本来ならばすぐさま精神を書き換えられる筈のノインツェーン・ウイルスに冒されながら長期間耐え続けたその精神力は称賛に値する。

 

 神父に乗っ取られている間も朧げながら意識があった為、神父の行う悪行をまざまざと見せつけられながらも機会を信じて耐え続けた。

 

 その精神力を神子(クリス)に危険視され、実体との連結(リンク)を切り離され死亡処理を施されてしまう。

 

 Xクリスは原作亜季ルートの最後で出て来て神父に一矢報いた久利原の姿も見ているので、「こいつを生かしておいたら何されるか分からない」と最大限に警戒し、最初から用が済んだら即座に切り捨てるつもりだった。

 

 自分自身もノインツェーンを浸蝕し返した経験のあるXクリスにとって、神父に乗っ取られながらも微かな自我を残す異様な精神力を持つ久利原はとてつもない脅威に映ったのである。

 

 電子体もレヴィアタンに取り込まれたがその際に神父の切り離しに成功しており、レヴィアタンの内部で元の久利原直樹として甲と再会する。

 

 甲に鍵となる言葉(キーワード)を思い出す切っ掛けを与え、最終局面ではシュミクラムを纏って一時的に復活。ブレオンで無双を繰り広げ甲の勝利に貢献した。

 

 最後にはレヴィアタンの討伐を見届け、満足して昇天して行った。彼がアセンブラによって浄化された世界を目にする事が出来たかは、神のみぞ知る。

 

 基本的には善人で、少々陶酔癖があるが世界の今後をしっかり考えており、その為に自らの身を厭わず奔走する革命家気質の人物。

 

 溢れる熱意が仇となってバルドルに接続した結果、神父に浸蝕されてしまった。

 

 ある意味被害者ではあるものの、原作のラストの真とのやり取りを見る限り「自分が世界を救いたい」という功名心があったように見受けられる為、完全に非がないワケでもない。

 

 対抗策を用意したのは流石だが、危険を分かっていたのならその時点で研究を止めていればあの悲劇は起こらなかったのでは、と思わなくもない。

 

 その辺りは自覚していた為、レヴィアタン内部で甲達に会った時にはクリスの『ケジメ』は素直に受け入れた。

 

 総評

 

 原作では菜ノ葉ルートで神父によって狂気に堕ちた姿を、亜季ルートで神父に一矢を報い、真ルートではクライマックスの見せ場を持って行った甲達の恩師。

 

 このキャラを書く時は自然と脳内に子安ボイスが再生されていました。最終局面の復活場面はなんとしてでも書くと最初から決めていました。

 

 原作では見せ場は専ら回想シーンだったが、作中では現代編でもしっかり見せ場をキメている。

 

 日本刀だけで銃で武装した兵士を蹴散らすなんて真似を原作でもやってるので、近接格闘能力は相当なものな筈、と考えた末があのブレオン無双。ブレオン無双は男のロマン。見た目的にも映えるしね。

 

 久利原に関しては電子体幽霊(ワイアード・ゴースト)として生き残らせる選択もありましたが、他の死者がきちんと浄土に還る中、彼だけ特別扱いは出来ないと思いそのまま昇天。物語的にもそっちの方が美しいと思ったからという理由もありますが。

 

 『ノインツェーン』

 性質:混沌・悪

 電脳適応:EX 格闘能力:ー

 仮想戦闘:A 機体性能:A++

 計略:A 精神:B

 搭乗機:ノインツェーン

 

 解説

 

 原作ラスボスであり、物語の元凶とも言うべき存在。しかしこの作品のノインツェーンは世界0の戦いで敗北した後という設定の為、結果としてバルドルに仕掛けられたノインツェーン・ウイルスの浸蝕を逆に食い尽くしたXクリスによって言い様に利用される事になる。

 

 彼の自意識というべきものはレヴィアタンの制御中枢(セキュリティ・コア)の防衛ユニットに組み込まれており、Xクリスは万が一レヴィアタン中枢に侵入された時に自動的に敵を迎撃する衛兵として利用するつもりだった。

 

 元はノインツェーンは人類滅亡を企んでいた為、人間に悪感情を持っているなら自我の弱まった今の状態であれば自動的に迎撃してくれるだろうとXクリスは自分へ直接攻撃する事を禁じただけで済ませてしまった事が後の逆転劇の引き金となる。

 

 世界0の戦いを経たノインツェーンは、空や甲の感情を学習する事で自分の最初の目的、即ち淘汰の中で消してしまった女性人格である『フィーア』を蘇らせる事を思い出し、その演算能力によってそれが不可能であると結論付けてしまう。

 

 その為一刻も早く眠りに戻りたかったが、自分を倒した甲に対して内心で『今度こそ勝ちたい』という想いを抱いており、甲がレヴィアタンの中枢にやって来た時には中枢のトラップを予め無効化した上で甲に勝負を申し込んだ。

 

 弱体化した状態であるにも関わらず当時の性能(スペック)を再現して戦おうとした結果命を削りながら戦う羽目に陥っており、放置すれば崩壊の運命を辿る事になる。それでも尚、彼に『戦わない』という選択肢は有り得なかった。

 

 ある程度自身の境遇を納得出来たとはいえ、彼が人類に抱く潜在的な嫌悪感はなくなっていない。

 

 故に甲達に協力する理由もないのだが、『望み通り真っ向から自分を倒したら褒美として協力してやろう』くらいの考えで自身の打倒を条件に起動する中枢の防衛システムに対する停止プログラムを準備していた。

 

 ただし発動条件が自身の『打倒』である為、時間制限によって自壊した場合にはこのプログラムは発動しなかっただろう。

 

 最後には甲との一騎打ちに敗北して元の姿を晒すが、それでも自分を尊重してくれた甲に敬意を表し、空の魂を呼び寄せるというファインプレーまでやってくれた。

 

 甲に看取られながら消滅する彼は、安堵の中旅立つ事が出来ただろう。

 

 総評

 

 言わずと知れた原作ラスボス。空ルートでは好き放題やって倒されたが、そんな彼の一種の『救済』もこのストーリーには組み込むと最初から決めていた。

 

 原作で彼は機械生命故の苦悩を語られながらも徹頭徹尾『倒すべき敵』として終わった為、何かの形で救いを与えてもいいんじゃないかと考え、実行しました。

 

 結果として満足行くシーンに仕上がったと思います。ちなみに彼の求める女性人格の名称が『フィーア』なのは独自設定です。

 

 感情を司る女性人格が何番目なのか分からない為、女の子っぽい響きの名前を19までのドイツ語の数字から適当に選んだだけです。

 

 ノインツェーンの性格骨子は幼い男の子なんじゃないかと個人的に思っています。

 

 母親を求めたり、初恋の少女を求める姿なんかは幼い少年っぽい行動だと思ったからです。

 

 ノインツェーンは胎児の脳を組み合わせたものらしいので、人格の精神年齢は子供が妥当だとも思いましたし。

 

 実際、ノイ先生はノインツェーンの事を子供の精神と評していましたしね。イメージとしては膨大な知識『だけ』を持った子供、ですかね。

 

 『シゼル=ステインブレッシェル』

 性質:秩序・中庸

 電脳適応:C 格闘能力:A

 仮想戦闘:B 機体性能:B

 計略:C 精神:C

 搭乗機:フレスベルク

 

 解説

 

 傭兵部隊『フェンリル』の一員であり、原作では何かと絡む機会が多いが、この作品では早期に永二との円滑な関係を結ぶ事が出来ている為、打ち合わせの時にも永二が直接出て来る事が多く、その分出番も控えめになった。

 

 任務一筋に思えるが、茶目っ気もあり冗談にも理解を示すがやり過ぎると手が出て来るのはご愛敬。しかし例の施設では当然の如くノイに弄ばれている。

 

 最終局面ではレインと千夏に合流し、モホークと共に敵を駆逐し勝利に貢献した。レインのモホークのサポート二枚看板を得ての戦闘は蹂躙劇に近く、多くの敵を駆逐している。

 

 ストーリー終了後も変わらずフェンリルの一員として戦い続けている。しかし清城市に来た際にはハーレムを築きつつある甲を冷やかしに訪れている。

 

 甲に対する男女間の感情も特にない為、クリス達も快く歓待している。しかしそんな甲達の姿を見て、若干自分の婚期を気にする様子もあるようだ。

 

 総評

 

 褐色美人の女傭兵というある種の人達にはたまらない属性を持つ年上女性キャラ。

 

 原作では甲の上官的ポジションのキャラとして何かと絡む機会が多いが、親父を優遇した結果出番が減少したキャラ。

 

 打ち合わせシーンでは聖良、永二、勲、甲、レインの5人が出て来る事が多く、フェンリルからは永二とレインの二人が出ておりわざわざシゼルを引っ張り出す理由が薄かったという要因もある。

 

 実は最後の復活ラッシュの際、レイン達と合流させる直前までその存在を忘れており思い出して急遽登場シーンを挿入した経緯がある。

 

 最終決戦の際はレヴィアタンから若干離れた場所で戦っていた為、レヴィアタンの暴威に巻き込まれる事なく生き残り、友軍であるレインの反応をキャッチして急行したという設定。忘れがちになるかもだけど、この作品ではレインはフェンリル所属なので。

 

 『モホーク』

 性質:中立・善

 電脳適応:C 格闘能力:A

 仮想戦闘:A 機体性能:B

 計略:B 精神:A

 搭乗機:メギンギョルド

 

 解説

 

 フェンリル所属の傭兵で、寡黙な巨漢。特に原作との差異はなく、言葉ではなく行動を結果を示すいぶし銀。性格や立場上自ら目立つ事が少なく、シゼルより更に出番は少ない。

 

 しかし最終局面ではシゼルと共にレイン達に合流し、そのサポート能力で勝利に貢献した。

 

 ストーリー後も変わらずフェンリルの一員として戦っている。菜ノ葉の農家レストランは気に入った様子で、暇があれば通っている模様。

 

 総評

 

 「よし」が印象的な大らかなイメージのキャラクター。決して目立つ事はないけれど自分の仕事はきっちりこなすその姿は安心感を覚えます。

 

 特に手を加えていない為基本的には原作と一緒。性格的にもわざわざテコ入れする部分もないしね。

 

 『米内武』

 性質:秩序・悪

 

 解説

 

 時報。原作でも必ず殺されるキャラクターだが、実はジルベルトの父親だったり真を攫った張本人だったりする人物。立場的には重要キャラの筈だが、基本的に登場即殺される為影は薄い。

 

 この作品でも長官が味方として存在する以上無理に活かす必要性は薄く、原作と同じく自分の息子に殺される末路を辿る。

 

 自宅の手記の設定等は勿論捏造だが、あの演説を聞く限りあのくらいはやっててもおかしくなさそう。

 

 原作ではあっさり潜脳で死亡した為、仮想(ネット)への備えはないも同然だったと判断し米内防衛戦では彼を狙う者だけが仮想(ネット)で護衛をするという事態になっている。

 

 総評

 

 彼が持っている情報は後からでも手に入れる事が出来る為、タラスクお披露目の為に犠牲になったキャラクター。

 

 台詞は断末魔の叫びのみ。自宅の設定は勿論捏造しました。私は作中色んなキャラに救済の手を伸ばしていますが、モブキャラにまではその手は及んでいません。

 

 米内は後から重要なポジションだったと知らされても、イマイチ印象が薄かった事もありましたしね。

 

 『阿南よしお』

 性質:混沌・悪

 

 解説

 

 『豚が豚箱に入った』は思わず笑ってしまった。汚職政治家の鏡のような人物。原作と特に変わりないが、今作では名前が出て来るだけで直接の出番は一切ない。

 

 最後はアセンブラ起動のパーツとして死亡した。醜態を晒すまでもなく退場したので、果たして原作とどちらがマシだったかは分からない。

 

 総評

 

 今作ではグレゴリー神父関連の独自の情報を持つクリスと真が実体を切り離された経緯を知るノイと早期に親密になる事が出来た為、ストーリー上で阿南を直接登場させる意味がなくなってしまい、出番を一切与えられないまま死亡する事になった。名前だけは度々出てきたものの、特に印象を残す事なく終了した。




 最後に敵キャラクターの紹介で終了となります。お楽しみに。
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