BALDR SKY Another World /世界X+Ω 作:デスイーター
「あ、あぅぅ……甲さぁん……」
開いたドアから姿を見せた真は頬を上気させ、とろんとした眼でこちらを見据えながら足をもじもじさせていた。
クリスと同じく襦袢を身に纏っていた真の下半身は彼女の愛液で湿っており、しっとりと濡れた彼女の指先を見る限り自分達の情事を見ながら自慰をしていた事は一目瞭然だ。
どうやら先手をクリスに譲ったはいいものの、待っているのが限界になり様子を見に来ていたのだろう。
そしてそのまま甲達の情事を覗き見て興奮してしまい、この有り様になったようだ。
「ふふ、禁欲が辛かったのは貴方だけじゃないのよ、甲。特に真は仮想では散々貴方に開発されたのに、実体は処女のままなんだもの……それなりの期間情事を禁止していたら、我慢出来なくなるのは当然よ」
「……お前、真が覗いてた事気付いてただろ?」
甲の問いかけに、クリスはくすりと微笑んだ。
「当然じゃない。私の気配察知能力を舐めないでくれる? 真は私達と戦場を巡ったと言っても、それは仮想での話……現実の傭兵に必要なスキルなんかは、特に備わっていないわ。実体は素人同然の真の気配くらい、分かって当然じゃない」
クリスはさも当然、といったようにそう告げる。
戦場ではずっと甲の脳内チップに常駐していた真と違い、クリスは甲と共に現実で戦場を巡って来たのだ。
当然その感覚は危険を事前に察知するべく研ぎ澄まされており、クリスの警戒網を抜ける事は非常に困難だ。
真は仮想のエキスパートとはいえ実体の方は見たままの女の子としての能力しか持ち得ていない為、クリスの鋭敏な感覚から逃れる事は不可能だ。
つまり、クリスは真がいる事を承知の上で甲との情事を決行した事になる。
相手が真だと分かってやったのだろうが、甲としては流石に気恥ずかしさを覚えてしまった。
久々の情事とあって、理性が飛んでいた自覚があるからだ。本能の赴くままにクリスの身体を貪った自分の姿は、さぞ滑稽であった事だろう。
だが、今の真はそんな事を露程も気にしていない……というよりも、既に理性は蕩けており一刻も早く甲に抱かれたくて仕方ないのだ。
真はふらふらとした足取りで部屋の中に足を踏み入れ、甲に近付くなりその身体に縋り付いた。
「甲さぁん、私、もう我慢出来ません……本当はその、ちゃんとした初夜ってやつをやろうとしてたんですけど……もう、そんな事より早く甲さんに抱いて貰いたいですっ!」
真は情欲の赴くまま、矢継ぎ早に捲し立てた。
「禁欲を申し出てから甲さんが私の事をエッチな眼で見る度に、その場で押し倒してくれないかなって期待してました……私、実体は処女なのにこんなに淫乱で……私の事、幻滅したりしないですよね?」
「ああ、勿論だ。いつもの頼りになる真ちゃんも、エッチな真ちゃんもどっちも大好きだ。真ちゃん……君の処女、俺にくれないか」
「はい、
真は甲の求めに笑顔で応じ、甲は真の返事を聞くなり真の服に手をかけて脱がしていく。
瞬く間に一糸纏わぬ姿となった真の真っ白な妖精のような裸身が、甲の眼の前に飛び込んで来る。
数年間実体を凍結されていた真の肉体は、あの灰色のクリスマスの日から成長が止まっていた。
実体を取り戻してから数か月程度しか経過していない為、その肉体年齢はお察しの通りだ。
結婚可能年齢は戸籍を参照している為法的には何も問題ないが、幼さの残る真の肉体は背徳的な色気を醸し出していた。
クリスはそんな二人を見て何も言わずにベットから降り、一糸纏わぬ姿のまま部屋の椅子に腰かけた。
その太腿には甲に注がれた精液が流れ落ちているが一切気にする様子はなく、口元を歪めて甲達の姿を見つめている。
「ほら、真。甲にどうして欲しいか言わなくちゃダメでしょう? 一杯、して欲しい事があったんじゃないの?」
クリスの茶々に真はぼーっとした顔で頷き、情欲に濡れた眼で甲を見つめ口を開いた。
「……あ、はい……甲さん、その……私のおっぱい……クリスさんにしたみたいに、しゃぶって下さい」
「……っ!」
「……っ! あふぁ……ん……っ!」
甲は真の懇願を聞くなり真の肢体に飛びつき、そのなだらかな胸部に吸い付いた。
真の胸部は左程大きくない方であるクリスと比べてもあるかないか分からない程の膨らみではあったが、ふにふにした感触はそれが確かに女性の乳房である事を訴えている。
クリスのものとはまた違った感触に甲は夢中になり、一心不乱にむしゃぶりついた。
甲の口の中で真の乳首が舌で転がされる度、真の身体はびくんびくんと痙攣し、彼女が感じている快感をストレートに訴えて来る。
「あぅ……っ!? そ、そこは……っ!」
やがて甲は乳房に吸い付くだけではなく、片手で真の秘所を弄りだした。
愛液がたっぷり溢れ出ている真の秘所はぴったりと閉じられており、本当に此処にペニスが入るのか不安になる程だった。
甲が指を挿入すると温かく窮屈な感触が甲の指先を包み込み、そこが確かに肉棒を受け入れる場所であると訴えて来る。
甲は真の処女膜をうっかり破ったりしないようにしながらも指で秘所を刺激しており、真は甲の愛撫に身体をひくつかせて反応し、その姿を見ていた甲の逸物はすっかり膨張しきっていた。
「あ……甲さん、おっきくなってる……今、ご奉仕しますね」
勃起したペニスに眼が釘付けになった真はよろよろと身体を起こし、四つん這いで甲の逸物に顔を近づけるとそのまま舌を出し、ぺろぺろとペニスを舐め始めた。
「くぅ……っ!」
「あむ、んちゅ、ぺろ……」
ペニスを襲う快感に、甲が思わず呻いた。
クリスのディープスロートの時のような強烈な快感ではないが、真の小さな舌がチロチロと肉棒を這い回り、もどかしい刺激を与えて来る。
真の容姿が幼い事もあってかその光景は酷く背徳的で、視覚効果も相俟って甲のペニスは益々固さを増して行った。
「……真ちゃん、そろそろ……」
「あ、はい……お願いします」
本格的に我慢が効かなくなって来た甲の言葉に真は頷き、躊躇いなく仰向けになってベットに寝転がった。
甲は真にのしかかるような体勢になり、ペニスを真の秘所に押し当てる。
「いくよ、真ちゃん……いや、真」
「……っ! 来て下さい、甲さん……っ!」
甲が真を敢えて呼び捨てにした事で真は歓喜の笑みを浮かべ、甲に挿入を催促した。
甲は真の腰を掴むと、真の秘所にゆっくりとペニスを沈めて行った。
「……っ! 狭、い……っ!」
「うぅ、くぅぅ……っ!」
真の秘所は恐ろしい程狭く窮屈で、割り開かなければならない、という考えが脳裏を駆け巡った。
真は唇を噛み締めて痛みを堪えており、愛液の潤滑油があって尚ペニスを進ませるのは一苦労だった。
「真……っ!」
「んむっ!? むぅぅぅぅ……っ!」
甲は少しでも真の気を紛らわせようと真と唇を重ね、それと同時に腰に体重をかけ、一息にペニスを根本まで挿入した。
ぶちり、という感触と共に真の処女膜が破け、結合部からは鮮血が流れ落ちている。
真の表情が一瞬苦痛で歪むが、すぐにその表情は笑顔に切り替わった。
痛みを、感じていないワケではない。しかし、元々真の身体は仮想では甲の手で散々開発されていた。
そのフィードバックは当然実体の方にも影響を及ぼしており、最初の痛みを耐え切れば後は慣れ親しんだ情事の快楽が真を包み込んだのだ。
それに、真にとってこの破瓜の痛みは甲と結ばれた証でもある。仮想では既に処女を捧げていたとはいえ、実体の処女もいつかは捧げたいと熱望していた彼女だ。
念願が叶った今となっては、多幸感で痛みなど最早気にしてもいないのだろう。
「ん……」
真の痛みが退いた事を感じたのか、甲がゆっくりと唇を離す。
互いの唇の間に唾液の糸が繋がっており、その光景は酷く淫蕩だ。
「……動いて下さい、甲さん。もう、大丈夫ですから」
「……ああ、動くぞ」
甲は真の言葉を受け、腰を動かし始めた。
ゆっくりと腰を引くと真の膣壁が切なそうに甲のペニスに絡みつき、逃がすまいと逸物を締め上げて来る。
亀頭が引っかかるギリギリまで腰を引き、次の瞬間根本までペニスを叩き込んだ。
真の身体がびくりと震え、膣全体が甲のペニスを歓迎するように締め付けて来る。
その締め付けに耐えかねた甲は、気付けば無我夢中になってピストン運動を開始していた。
「うぁ、うぅん、あぁ……っ!」
「お、おぉ、おぉぉぉぉぉ……っ!」
甲は最早真への気遣いを忘れ、猛然と腰を叩きつける。
処女の身体相手にする事ではないが、真は愛しい男を受け入れて感極まり全身で悦びに震えている。
既に真は快感しか感じておらず、それは彼女の口から漏れ出る嬌声からも明らかだ。
「よっ、と……っ!」
「うぁ……っ!」
甲は不意に真の背中に手を回すと、真の身体を引っ張り上げて対面座位の姿勢になった。
甲にだっこされるような恰好になった真は秘所にペニスがより深くまで食い込み、その感触に甘い声を漏らした。
「いく、ぞ……っ!」
「あぅ……っ! うぅ、あぁ、ん……っ!」
真の腰をがっしり掴んだ甲は真の身体を上下に揺さぶり始め、甲のペニス目掛けて身体を叩きつけられる度、真の身体が痙攣し、その快感を訴える。
甲は真の小ぶりなお尻の感触を楽しみながら真の身体を揺さぶり続け、真の膣内でしごきあげられたペニスは益々硬く大きくなっていく。
「そろそろ出そうだ、真……っ! 全部、中に出すぞ……っ!」
「はい、甲さん……っ! 私のお腹の中、甲さんの精液で一杯にして下さい……っ!」
真から種付けの許可を得た甲はより一層真を揺さぶる速度を上げ、本能のままに腰を突き上げ真の秘所を思う存分貪って行く。
そして遂に限界が訪れ、甲の腰がぶるりと震えて子宮口に突き付けられた亀頭が膨れ上がり、白濁した液体を真の膣内に流し込んだ。
「お、おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ……っ!」
「うぅ、あぁぁぁぁぁぁ……っ! 出て、る……っ! 甲さんの、一杯……っ!」
ビュルルルルルル! と勢いよく吹き上がった精液はあっという間に真の膣内を白く染め上げ、胎内に注ぎ込まれた液体の熱さを感じ取った真は感極まった声をあげる。
甲は真の尻肉に両手を食いこませて自分の身体にぐいぐい押し付けながら、どくりどくりと次から次へと新たな精液を真の中に送り込んでいる。
真の狭い膣内はすぐに精液で満杯になり、結合部からはドロドロした白濁液が流れ落ちてシーツを濡らしている。
「く、ふぅ……」
「あぅぅ……」
数分に渡って行われた射精が終わり、甲はようやく真を抱き締める力を弱め真も脱力して甲に寄りかかった。
未だ秘所に突き刺さっているペニスがその刺激にびくりと震え、真の口元に笑みが浮かんだ。
「……ふふ、あんなに注いだのにまだ足りないんですね、甲さん。いいですよ、このまま続けても……まだまだ、夜は長いんですし……ね」
真はまるで小悪魔のような淫蕩な笑みを浮かべ、その笑みに魅入られた甲のペニスが一気に硬くなり再び真の身体を掴む力が強まった。
しかし背後から柔らかな感触が甲に密着し、背後を振り向けば真と同じように淫蕩な笑みを浮かべたクリスが甲にしなだれかかっていた。
「あら、一度最後までやらせてあげたんだから今度は私の番でいいじゃない。我慢していたのは、私も同じなんだから……それとも、3人一緒にやってみる?」
そう告げるクリスの瞳は怪しく輝いており、甲ばかりではなく真にも情欲に濡れた眼を向けている。
その視線に身の危険を感じた真はびくりと身体を震わせるが、クリスに耳元で何かを囁かれ……一転して、クリスと同種の笑みを浮かべた。
「……そうですね。女の子同士のテクニックもこれから
「あら、それだったらちゃんと用意してあるから二本差しやってもいいかしら。ねぇ甲……アナルって、興味あるかしら?」
甲は二人の妙な迫力に冷や汗をかきつつも、美しい女性二人に迫られて理性を保持出来る程甲は枯れてはいない。
結局その夜は明け方近くになっても二人の嬌声が響き渡り、次の日は昼過ぎまで眠りこける事になったのだった。
というワケでアフターストーリーNO1、『三人の結婚』はこれで終了です。お楽しみ頂けたでしょうか?
最初書くアフターストーリーを何にするかは悩みましたが、取り敢えず正妻二人との結婚話は書かなきゃいかんだろうとこれにしました。まあ、ストーリーはほぼ2話で終わり、後は濡れ場回でしたが。
次は多分、千夏とレインの話になります。明日は諸事情で更新出来ませんので、明後日楽しみにしてて下さい。