BALDR SKY Another World /世界X+Ω 作:デスイーター
その後の顛末は、今までとそう変わらなかった。
とんとん拍子で結婚式の予定が決まり、甲とノイは無事式を挙げる事が出来た。
ノイまで甲の妻となった事で永二は仰天していたが、それが甲の決めた事ならと事更に反対する事はなかった。
流石の聖良もノイまで甲の妻になるとは思っていなかったらしく、慌てて根回しをしていた姿が印象的だった。
結婚式自体は、滞りなく終了した。
流石に四回目の重婚式となると皆も慣れたもので、式典というより宴会のような有り様だった事を覚えている。
今は結婚式を終え、初夜の準備をしている真っ最中だ。
既にシャワーを浴び終えた甲は自室のベッドに座りながら、そわそわしながらノイを待っていた。
「うう……何回やってもこれは緊張するなあ」
甲は一人、ベッドの上で溜め息を吐いた。
都合四回目になる初夜だが、甲も初夜には特別な雰囲気を感じているらしく、相手が来るまではこうして悶々としているのが常だった。
暫くすると、遠慮がちなノックの音と共に扉の外からノイの声が聞こえて来た。
「は、入るぞ。甲くん」
「え、ええ、どうぞ」
甲はそう言って、ノイを招き入れる。
そして、ようやく目にしたその姿に目を奪われた。
……ノイが纏っているのは、薄いピンクのネグリジェのような服だった。
透き通っているその生地の上からは肌が丸見えで、瑞々しいノイの肌がくっきりと浮かび上がっていた。
いつも付けているヘッドドレスは外されており、普段以上に幼さが強調されている。
しかし、その瞳に宿るのは紛れもなく情欲の光であり、その眼から愛しい男に抱かれたいという欲望が溢れ出ていた。
「そ、その……初夜の作法は、よく分からないんだ。だ、だからその……リードしてくれると、助かる」
もじもじと恥じらうように告げるノイの姿に強烈な愛おしさを感じ、甲の声に明確な欲情が混じる。
「ええ、勿論。さあ、来てくれ。ノイ」
「あ、ああ……」
甲に言われるがまま、ノイはふらふらとベッドに座る俺に近付いて来る。
甲は近付いて来たノイの手を掴むと、そのまま腕の中に抱き寄せて唇を奪った。
「むぅ……っ!? むぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっぅっぅ……っ!?」
「ん……」
甲は舌でノイの唇を割り開くと彼女の舌を掴ませ、舌同士を絡め合わせた。
そのまま唾液を送り込み、ノイは迷う事なくそれを嚥下する。
「ぷは……っ! い、いきなりキスとは、マナーがなっていないのではないかね……っ!?」
「ごめんなさい。ノイ先生があまりにも可愛らしくて、つい」
「むぅ……い、いや、そうだよな。うん、私が可愛いのが悪いのだものな!」
顔を赤らめたノイは、あっさりと甲の言い分を信じて引き下がった。
性経験については百戦錬磨の筈の彼女がキス程度でこれ程までに慌てふためくのは、恐らく互いを気遣うような情事が初めてである為だろう。
今までのノイの性体験は、お世辞にもまともなものとは言い難い。
そんな中、愛しい相手と行う情交がどんなものか、まるで想像が働いていないのだ。
だから、甲相手にこんな可愛らしい姿を晒しているのだ。
ノイが誘惑の時に余裕癪癪だったのはあくまでそれが遊びだからで、
「ほ、ほら、早くその逸物を出したまえ。ま、まずは口で奉仕してやる」
「は、はい」
甲はノイに言われた通りに服を脱ぎ捨て、勃起した逸物を露わにした。
ノイはそんな俺の逸物を熱っぽい視線で見詰めると、ぱくりとそれを口内に飲み込んだ。
「うっ……!」
「んむ、あむ、ぺろ……」
根本まで甲のペニスを据え込んだノイはすかさず肉棒を舐め上げ、小さな口でしごいていく。
幼い見た目の少女の口を自分の肉棒が汚している光景は酷く倒錯的で、甲のペニスは瞬く間に膨張していく。
「んちゅ、あむ、むぅ……」
「う、あ……っ!」
ノイは顔を上下に振りたくり、甲のペニスを容赦なくしごき上げる。
巧みなフェラチオに甲の射精欲はすぐに限界を迎え、ペニスの先端が膨れ上がった。
「で、る……っ!」
「むぅぅぅ……っ!」
びゅるるるるるるるる! と凄まじい勢いで甲のペニスから精液が吐き出され、ノイの口内に多量の白濁液が流し込まれる。
ノイは喉を鳴らしながら注ぎ込まれた精液を呑み込むが、射精の勢いが強過ぎたのか甲のペニスはノイの口から飛び出し、ノイの顔や胸に精液を飛び散らせた。
「はぁ、はぁ……」
「で、出たな。す、凄い量だな、まったく」
ノイは自分の身体に付着した精液を拭いつつ、蕩けた顔で甲のペニスを見つめた。
甲のペニスは射精直後だというのに未だにガチガチに勃起しており、何かを期待するように震えている。
クリスを始めとした女性陣と性交を繰り返すうちに絶倫といっていい程精力が増している甲にとって、一度の射精などウォーミングアップに過ぎない。
その目には、既に剥きだしの獣欲が宿っている。
「ほ、ほら、もういいだろう? 抱いてくれ、甲」
そう言いながら、ノイは自分の秘所を手で広げて見せる。
幼い秘所を自ら晒すその光景に思わず甲は息を呑むが、ふと甲は自分の秘所を広げるノイの手が震えている事に気が付いた。
……恐らく、ノイはまだ不安を拭い切れていないのだろう。
こんな自分が、本当に幸せになっていいのかと。
長年培った諦観は、そう簡単に捨てる事など出来ないのだろう。
──だから、未だそんな不安に駆られているノイに対し、甲は迷う事なく唇を重ねた。
「む、むぅぅぅぅ……っ!?」
自分の放った精液で顔が汚れるのも構わず、甲はノイに深く口付けた。
暫く唇を重ね、彼女を解放した時にはノイの顔は真っ赤に染まっていた。
「い、いきなりキスする奴があるか……っ! まったく、自分のものとはいえよくフェラチオした後の精液塗れの女とキスなんか出来るものだな」
「他でもないノイ先生ですから、汚いなんて思いませんよ。それに、自分をいじめるのも程ほどにしてくれないと、見てるこっちが気が気じゃないです。どんな経験をしていても、ノイ先生はノイ先生ですよ」
「甲くん……」
ノイの顔が、情欲とはまた違った意味で朱に染まった。
恐らく、今まで情交の時にこんな風に優しい言葉をかけられた経験が殆どなかったのだろう。
だからこんなにも、可愛らしい反応を見せてくれるのだ。
ノイは普段おちゃらけた態度と過激な言動で掴みどころのない女性に思えるが、それでも……人の優しさに飢えていた事は、事実なのだ。
そうでもなければ、菜ノ葉相手にあんな風に甘えたりなどしないだろう。
普段の態度は、そんな寂しがりやの性根を隠す為の仮面なのだ。
性体験が豊富なのは事実だろうが、まともに男と愛し合った経験などない事はその言動から明らかだった。
彼女はようやく、そんな自分の願望に気が付いた。
だからこそこうして、素の自分を曝け出しているのだ。
「正直、俺が先生の事を
甲はそう言って、ノイに笑いかける。ノイはそんな甲の言葉を聞き、瞳を潤ませ涙を流した。
ボロボロと零れ落ちる涙は、次から次へと溢れ出てノイの服を濡らしている。
「……はは……参ったな、こうまで惚れさせてくるとは。責任は取ってくれよ、甲くん……いや、甲」
「……ああ、勿論だ。ノイ」
俺達は再び口付けを交わし、俺はノイの服を脱がせ始めた。
「ん、あぁ……!」
胸や秘所を愛撫しながら、俺はゆっくりとノイの服を脱がせる。
そして、ノイの裸身が目の前に晒された。
一糸纏わぬノイの裸は透き通るような真っ白な肌色で、肉体的には未成熟ながらもその幼い裸身には怪しい色香が漂っていた。
ほのかに膨らんだ乳房の真ん中にある乳首は、期待の為かつんと尖っている。
無毛の秘所は愛液を垂れ流し、今か今かと愛しい雄の挿入を待ち侘びていた。
「は、早く……私を、君の女にしてくれ……甲」
ノイはそう言いながら、再び秘所を手で広げて見せる。
もう、その手に震えはない。彼女なりに覚悟を決め、俺に身体を預ける決意を固めたのだ。
それを確認した甲はノイの腰を掴んで自分の身体に引き寄せ、勃起したペニスの上にノイの秘所を当てがった。
「入れますよ、ノイ先生」
「ああ……っ!!」
甲はそのままノイの身体を下ろし、重力に従って落下したノイの秘所にペニスを突き立てた。
「くっ、はぁ……っ!」
「うぉっ、せま、い……っ!」
幼い少女そのもののぴたりの閉じられた膣に甲の肉棒が突き立ち、ノイの下腹が甲のペニスの形にぽこりと膨れ上がる。
甲はノイの膣内の強烈な締め付けに思わず呻き、自分のペニスが半ばまで突き立ったノイの膣口を凝視する。
幼い秘所を醜い肉棒が蹂躙する光景は、見るからに犯罪的だった。
「え……?」
そこで甲は、有り得ないものを眼にした。
ノイとの結合部からは、血が……どう考えても破瓜の鮮血と思われるそれが、ペニスを埋め込まれたノイの秘所から滴っていたのだ。
話によれば、ノイは処女ではない筈だが……。
「ふ、ふふ……クリスの処女膜を再生させたのは、誰だと思っているのかね? 私はただ、それと同じ事をしただけだよ。仮初の純潔ではあったが、せめてこれくらいはやりたくてね」
ノイはそう言って、乾いた笑みを浮かべた。
彼女としては、処女膜を再生する事で疑似的な初体験を体感したかったのだろう。
そんな健気なノイの乙女心に、なんとも言えない気分になる。
今まで目にしなかったノイの一面に、俺の心臓の動悸が高鳴った。
「く、ぅ……」
ペニスを包む締め付けのきつさに、俺は呻き声を漏らす。
ノイの胎内はとても狭く、無理に動かせば裂けてしまうのではないかという錯覚すら起こさせる。
だが、ノイの声に苦痛の色はなく、むしろ陶然とした表情で己を貫く剛直を受け入れている。
その瞳は、限りない情欲で濡れていた。
「ふ、ふ……どうした、甲くん。まだ、全部入っていないぞ……私は大丈夫だから、ひと思いに根元まで突き刺してくれ。君と、深い場所で繋がっていたいんだ」
甲の背中に手を回しながら、ノイは絶え絶えの息でそう告げる。
見るからに辛そうだが、それでも尚彼女はより深い繋がりを求めている。
甲は彼女の意志を汲み、再びノイの腰を掴むと力任せにペニスを根本まで押し込んだ。
「く、ぁぁあぁぁぁぁぁぁぁ……っ!」
甲のペニスが根本まで突き刺さり、ノイはそれだけで絶頂を迎えた。
甲とノイの腰は完全に密着し、甲の肉棒はその全てがノイの膣壁に包み込まれている。
隙間なく密着したノイの肢体が、強烈な一体感を甲に感じさせて肉棒が更に固くなる。
「さあ、甲くん……思う存分、動いてくれ。知っての通り、私は乱暴にされた方が感じるんだ」
「そんな事しませんよ、とは言えませんね……俺も、もう……我慢の、限界ですから……っ!」
「……っ! うぁ、あぁぁぁ……っ!」
四方八方から締め付けられる快感に甲の理性が弾け飛び、ノイの身体を掴んで激しい上下運動を開始した。
甲のペニスがノイの膣内に飲み込まれる度、ぱちゅんぱちゅんと淫らな水音が響き、二人は汗だくになりながら交合を深めていく。
「うぉ、おぉ、おぉぉぉ……っ!」
「あぁ、うぁ、あぁぁ……っ!」
共に痕が残る程に互いの身体を強く抱き締め、ピストン運動は続いていく。
上下へノイの身体が揺さぶられる度、ノイの僅かだが確かにある胸の膨らみが甲の胸板に擦りつけられ、ふにふにと柔らかな感触が甲を楽しませる。
情欲を更に滾らせた甲はより一層抽挿のスピードを上げ、射精欲を耐えるのも限界になっていく。
「く、出ます……っ!」
「あぁぁ……っ! き、来てくれ、甲くん……っ! 私の、ナカに……っ!」
中出しの懇願に遂に甲の快感が臨界を迎え、ぱぁん、と勢いよく腰を突き上げる。
そしてそのまま甲は力任せにノイの身体を逃がさないとばかりに全身で抱き締め、肉棒の栓を解放した。
「うぉ、おぉぉぉぉぉぉぉ……っ!」
「うぅ、あぁ……っ! 出てる、ぞ……甲くんのどろどろの精子が、私のナカに……っ!」
びゅるるるるるるるる! と凄まじい勢いで精液が吐き出され、ノイの膣内を瞬く間に白く染め上げる。
ペニスがびくりびくりと脈動する度ペニスの形に膨らんだノイの下腹部が痙攣し、膣内に精液が注ぎ込まれる様をありありと見せつけている。
「うぉ、とまら、ねぇ……っ!」
「くぅ、うぅ……っ! すごい、な……こんなに、出るのか……っ!」
甲の身体がぶるぶると震える度、甲の腕の仲でノイの身体もびくびくと痙攣して未だ注がれ続ける甲の精液を受け止めている。
いつまで経っても射精は止まらず、収まり切らなかった精液がソファーや床に垂れ流され、白濁液の水溜まりが形成されていく。
結局2分近い射精の末ようやく精液の放出が止み、甲は体から力を抜いた。
「ふぅ、ふぅ、ふぅ……我ながら、こんなに出るとは……」
「く、ふふ……体の中が、君のもので一杯だ。これは、もう……孕んでしまったかも、しれんな」
大量の精液を溜め込んだ下腹を撫でながら、ノイはうっとりとした声でそう呟いた。
その声に秘められた色香を感じ取り、彼女に挿入したままの肉棒が再び硬くなる。
「ふふ、もっとしたいのか。いいぞ、何度でも付き合ってやる。君の欲望の滾りを、全て私の中に解き放ってくれ」
「ああ、今夜は寝かさないから覚悟しろよ……っ!」
そうして甲は体勢をバックに変え、再び腰を打ち付け始める。
その日、その部屋からは彼女の嬌声が途切れる事はなかったという。
甲は遂に安息の地を見つけた永遠の少女と、その日深い絆を結ぶ事が出来たのだった。
というわけでアフターストーリーラスト、ノイ先生編でした。これにてアフターストーリーは一応終了となります。
これからは新作の執筆の方に専念します。私の新作、『BALDR GENESIS~Revive of Future World~』の方もよろしくお願いします。