イナズマエロティック 作:リポビタンW
表は主人公視点、裏は犠牲となったヒロインが連れて来られた年数主人公とどんな生活を送って来たかです。
イナズマイレブン――――。
それは超次元サッカーという名目のサッカーのRPGゲームである。
このゲームの見どころは何と言っても超次元な所だろう。
必殺技があったり化身と呼ばれるスタ〇ドを使ったり、過去や未来に行ったり宇宙に行ったりするなど本当に超次元な世界である。そして何と言っても女の子が可愛いことだ。
しかしながら僕こと九十九木在はサッカー選手になることが出来なかった。
前世で運動音痴な人間が今生でサッカーなんて出来るものか。
そんな訳で今生もフラグが立たないと諦めていたそんな時だった。
僕がタイムマシンを手に入れたのは。
未来でエルドラドが使っていたスフィアデバイスというやつを僕は手に入れてしまったのだ。
洗脳にタイムスリップ、何でもござれなスーパーアイテムさえあれば何でも出来ると言えるだろう。しかも僕が手に入れた物は最新のものであるらしく、年齢もある程度操作が出来る。
これは良い物を手に入れたと僕はスフィアデバイスを利用して様々なものを手に入れた。
エイリア石にギャラクシーノーツ号等、現在の人類の文明では計り知れない物すらも容易く物に出来た。
「よしよし、これで僕が欲しいものは一通り手に入れたな」
とは言え、まだ終わっていない。
ここまで準備をしたのは全てが前世からある目標の為、そう、ハーレムイレブンを作る為なのだ。
その為に女の子達を手に入れないといけない。幸いなことに時間移動に制限は無い。早速スカウトという名の拉致をしていこう。
尤も、選手を手に入れる際に洗脳はダメである。化身使いならば無効化が可能なのだ。それならばやることはただ一つ、化身に目覚める前に攫ってくれば良いのだ。
そうと決まれば早速スカウトに行こう。
※
先ず一人目のメンバーは雷門イレブンから菜花黄名子ちゃんからだ。
彼女は未来人。下手に攫ってもこちらのスフィアの機能を知っていてもおかしくは無いのだ。だが流石は最新式のスフィアデバイスかな、その機能は他のスフィアデバイスとは次元が違う。とは言え、警戒に警戒を重ねても困ることは無いだろう。
「さて、菜花黄名子ちゃんは何処に居るのかなぁ?」
スフィアの機能を使って自分がここに居ることが自然なことと周囲に認識させながら僕はある部屋を見つける。
その部屋の扉を開けると中には一人の赤ん坊が居た。
この赤ん坊こそが菜花黄名子ちゃんである。
何故赤ん坊の彼女を攫うのか、その理由はやっぱり抵抗されると辛いからである。
何かの拍子で化身に目覚められたら大変だ。
そう思いながら黄名子ちゃんにスフィアを向け、封印する。
これで歴史が改変され、この時代では黄名子ちゃんは亡くなったことになる。僕が元に戻せばまた元に戻るのだが、そのつもりは今のところ無いので元には戻らないだろう。
そう思いながら時間を移動して過去、恐竜が居た時代にタイムスリップする。
過去には僕が手に入れたギャラクシーノーツ号が存在し、赤ん坊の頃の僕もそこに居る。アルファがやっていたように時間改変の帳尻を合わせることも出来るので、僕が消えることは無い。
「よし、まずは一人目っと」
赤ん坊の僕が入ったケースの隣に置いておく。
このギャラクシーノーツ号には未来から持って来たアンドロイド達が存在するため、世話は彼らがやってくれる。命令権は過去と未来の僕にしか無いけれど、まぁそれはどうでも良い話だろう。
「…………ん、よし。記憶改変も良く出来てるな」
過去を改変したことにより、今の僕の記憶も変わる。
スフィアの所有者であるために、時間改変が行われていても前の記憶も失われない。
だから記憶の更新といった現象も起こり得るのだ。
「さて、と…………この時代から14年後の世界に行くとするか…………」
僕はその時代から過去に転移したことになっているみたいだし。
そう思いながらスフィアのボタンを押してタイムジャンプをする。
「まぁ、たった十年じゃそうは変わらないか」
一応この14年の間にアンドロインド達の数も増え、性能も向上しているとはいえギャラクシーノーツ号の改造は一朝一夕にできる物じゃない。
改造と言っても車両の数を増やしたり、施設を増やしたりしているだけなのだが。
そう思いながら今自分が居る部屋から外に出て行く。
「でも、白亜紀にこれ程の文明を作ることが出来るとは思わなかったけどね」
外の光景ははっきり言ってこの時代にしてはあまりに発展した街があった。
ギャラクシーノーツ号の車両はバラバラになっており、それぞれが役割を持った建物になっている。
そしてその周囲では働いているアンドロイドたちの姿があった。
いやぁ、本当にアンドロイドというものは便利な物だ。どっちかっていうとロボットに近いのかもしれないが。
「車両の数も増えて、農耕も十分安定しているし、恐竜達からの襲撃も無し。いたって平和平和」
ジャミング電波も張っているから未来からの干渉も受け付けないし、良いことしかない現状だ。
そう考えていると遠くの方から女の子の声が聞こえた。
「…………何ていうか、聞き慣れているんだけどやっぱり違和感があるな」
改変前の記憶があるとこう感じるのか、そう思いながら僕は自分に声を掛けてきた少女の方に視線を向ける。
そこにはこの時代にあった服装を身に纏った菜花黄名子がそこに立っていた。
「木在、探してたやんね。どこに行ってたの?」
「ゴメンね。ちょっと探し物をしてたんだよ。黄名子の方こそどうしたの?」
「一緒にサッカーをしようって思ってたやんね」
そう言ってはにかむ黄名子を見て、僕は笑みを浮かべる。
相変わらず可愛らしい幼馴染だ。その幼馴染を本来結ばれていた人との間に産まれてくる息子の存在を無かったことにされたというのに笑顔を向けて来るのだから。まぁ彼女はその事実を知ることは無いのだが。
取り敢えずは僕の目的は成功である。だがこれはまだ始まりに過ぎない。
僕の最終目標はハーレムイレブンを作る事なのだから。
ちなみにまだSEXはしていない、というより出来ていない。
なまじ中学生の肉体だから身体が危ないし、黄名子はフェイを産んで命を落としたということもある。その為、SEXはもう少し用意が出来てから行う予定だ。
兎も角、これは僕が自分だけのハーレムイレブンを作るお話なのである。