DEVILMAN REBORN ~LOST DESTINY~ 作:カナト
美佐樹を部屋のベッドまで運べば、俺は部屋を出ようとする。
今の彼女には1人でいる時間が必要だ。
俺がデビルマンだと知って、頭が混乱していないはずがない。
「待って、明人」
呼び止められてドアの前で足を止めれば、彼女は駆け寄って俺を後ろから抱きしめてきた。
「……1人にしないで」
「美佐樹……」
「怖いの……。このまま明人が行ったら、もう……会えない気がする」
それは、牧村美樹が不動明と交わした最後の言葉だった。
彼女は明がデビルマンであることを知り、取り乱しそうになりながらも彼を受け入れた。
しかし、その後の結末は……。
「会えない……。俺は、居ない方が良いのかもしれない」
「明人!?」
俺は美佐樹を離し、前を向いて彼女を見る。
「俺が居るせいで、おまえは狙われてしまった。悪魔の力を持つ俺が居ない方が―――」
「そんなこと、言わないで!!」
美佐樹は涙目になりながら声を発する。
「……明人が居ない世界なんて、あたしは嫌だよ……!!」
「だけど、俺は―――」
「明人と一緒に居られるなら、あたしはどんな辛いことだって耐えられるわ!!」
俺の胸板に顔を当て、そのまま抱きしめてくる。
「あたしを抱いて……」
「み、美佐樹!?」
「言葉だけじゃなくて、身体で証明したいの。あたしは、あなたの女なんだって……。あなたの居場所は、ここなんだって」
美佐樹の目は真剣だ。
俺はデビルマンであり、美佐樹は人間。
本来ならば、相いれるはずのない存在同士。
しかし、それを超える感情が存在する。
「わかった。おまえを本当の意味で、俺の女にする」
ベッドの上に移動し、俺は着ている物を全て脱いでは彼女を横にさせる。
上になって唇を重ねた後、頬を紅潮させながら美佐樹は言う。
「良いよ?明人。あなたの、好きなように……したいように……して」
俺はまず、左手で彼女の大きくて柔らかい右の乳房を優しく触って揉む。
「あっ、ん……。お願い……もっと…もっと触ってぇ…」
俺は彼女の胸を回すように揉み、首に何度もキスをする。
「あぁ!良い…明人ぉ!!」
「美佐樹……美佐樹っ!!」
俺は彼女の両胸を鷲掴みにして揉みしだきながら唇を吸い、舌を絡めながらそれも吸う。
「んっ…はむ……んちゅ…んんっ……んらっ」
これは、どういう感情なんだ。
初めて抱く感情だ。
愛する女を、自分の意思で滅茶苦茶にしている。
しかし、そうされている本人は頬を染めながら快感を得ている。
戦い以外で、高揚感があるのだ。
唇を離し、右胸の乳首に顔を近づけて吸いつき、左胸を右手で揉み回しながら左手で陰部のクリトリスを人差し指で弄る。
「あ、きとっ!!明人おぉ……あぁんっ!」
右胸の乳首を舌先で転がしたり吸ったりを繰り返し、左胸も揉みながら人差し指で乳首を転がすと、彼女の喘ぎ声が大きくなり、乳首が両方とも硬くなる。
「あっ!……あぁ……むぁあんっ!」
もう、美佐樹の声が耳に入ってこない。
俺は今、自分の欲望のままに彼女の身体を弄んでいる。
これは許されざる行為なのだろうか。
もう、わからない。
ただ1つわかることは、美佐樹を俺1人のものにしたいという欲望に、俺は抗わずに支配されているということだ。
これは愛ゆえのことなのか。
それとも、デビルマンとしての獣欲なのか。
そんなのは、どちらかなんて決まっている。
「美佐樹、良いか?俺……もう、我慢できない」
俺は美佐樹の陰部の中に人差し指と中指を入れて軽く出し入れし、火照って顔を赤くさせている彼女を見る。
美佐樹は身体を起こして俺の背中に両腕を回して抱きしめてくれた。
「初めてだから、優しくしてね」
「……ああ」
美佐樹は自分から閉じていた股を開き、濡れている陰部を露わにする。
そこに、俺は自身の大きく硬くなった肉棒を近づけ、入口に先を付ける。
「来て、明人……あたしの中に。あなたの温もりを、あたしに刻んで」
その言葉に俺は頷き、ゆっくりと彼女の中に自身の男の証を挿入した。
「っ!!…あっ!あぁ~~~!!」
苦しそうな表情をしている。
下を見ると、俺の肉棒は美佐樹の陰部の中に根元まで入っている。
俺たちは今、1つになったんだ。
「はぁ……動いても……大丈夫…だから……明人の……したいように……」
「わかった。できるだけ、優しくするから…な」
俺は腰をゆっくりと前後に動かし、陰部の中を肉棒でかき乱す度に美佐樹は頬を紅潮させて声が出てくる。
「あっ……はっ!あぁんっ!!んっ……はぁ、あぁ~っ!!」
足や両胸など、身体全体を弾ませながら感じている美佐樹。
俺はそんな彼女が愛おしくて、唇を吸いながら少しだけ動きを激しくする。
すると、美佐樹は俺の首の後ろに両腕を回してきてキスに集中する。
「んっちゅ!んっ!んっ!んっ!んちゅっん!!」
唇を離し、俺は目の前に居る愛しい女をまっすぐに見る。
「美佐樹……俺はどこにも行かないっ…!!ずっと、一緒だ!!」
「あんっ!あぁ!!離れない!!あたしも、明人と一緒に居る!!」
もう……駄目だ。
肉棒への快感の刺激が頂点に達しそうになり、無意識に腰の動きが激しくなる。
「あっあっあっあっはんっ!あっあっ!!イクっ……あたし……あと少しで……気持ちよ過ぎて……イっちゃうのぉ~~!!」
「俺もだ!!もう……限界だっ」
「ならっ……一緒に!!中にっ!!」
美佐樹は俺を強く抱きしめて離さず、俺も腰を激しく振るのを止めない。
そして、お互いに絶頂に達し、俺は彼女の中に大量に射精した。
「あっ!あぁ~~~~!!!!」
その瞬間、美佐樹は両足を天井に向かって伸ばして震わせ、脱力してベッドの上に下した。
陰部から肉棒を抜くと、彼女の中から白い粘り気のある液が血が混じりながら漏れ出てきた。
美佐樹の隣で横になると、汗だくになった彼女が俺の身体に手をはわせ、足を絡めてきた。
「……はぁ……はぁ……ふぅ……気持ち良かったわ、明人。初めてがあなたで……本当に良かった」
「俺もだ。……いい女になった美佐樹を、俺の物にできたんだからな」
「何よ、それ……もう、バカ」
愛する人の頭と腰に手を回し、強く抱きしめた。
俺は今、満ち足りている。
生きる希望、生きる幸せ、生きる意味。
そのすべてを、今、両手で抱きしめている。
-----
美佐樹が眠った後、俺はベッドから起き上がってスマホで了さんに電話をかけた。
「もしもし、了さん。俺です、明人です」
『どうした?アキト。何かあったのか?』
「何かはもう終わりましたよ。襲撃に合いました。相手はデビルマンです。そして……美佐紀に、俺がデビルマンだってことを知られてしまいました」
『……』
了さんは黙りこんでしまった。
当然だろう。
信じられないことと本当はあってはならないことが起きたことが伝えられたのだから。
俺はさっきあったことを順番に話して彼に全てを伝えた。
すると、了さんは少しして唸り声をあげて言った。
『敵がデビルマンだったことには少し驚いたが、それは明日1日、私が回収して研究させてもらおう。何、悪いようにはしない。それよりも、美佐紀ちゃんに君のことを知られてしまったか……しかし、良かったじゃないか。受け入れてもらえたのだろ?』
「え、ええ……まぁ。でも、俺は……」
『何も気にすることはない。君は受け入れられたことを喜ぶべきだ。デビルマンにとって一番の苦痛は、人間からもデーモンからも存在を認められないことにある。人間からはデーモンとして見られ、デーモンからは精神が人間であるがゆえに自分たちの敵だと認識されてしまう。その中で、存在を認められることは大きな支えになるはずだ』
美佐紀は俺を受け入れてくれた。
大好きだと言ってくれた。
しかし、美佐紀は俺と一緒に居ることでまた危険に巻き込んでしまうのではないだろうか。
そんな不安を抱えながらも、これからも俺は彼女を守るために戦い続ける。