DEVILMAN REBORN ~LOST DESTINY~ 作:カナト
さやかの説明を、俺は黙って聞いていた。
爺…兜十蔵博士の遺言を聞いた彼女は、雷沼の修正者の力に抗うために光子力を制御する方法を模索した。
そして、この光子力空間を行き来しては、多くの情報と力の扱い方を身に着けたという。
「兜博士の言う通り、この光子力空間は私の知りたいことを全て教えてくれたわ」
さやかが目を閉じて念じれば、空間が変化しては草原から図書館の一室へと変化する。
そこには膨大な数の分厚い本が、天に届くほど螺旋状に並んでいた。
「こ、この本全てを……読んだのか…?」
俺は思わず、腰を曲げながら口がポカーンっと開いてしまう。
「もうっ、さやかを誰だと思ってるの?これくらい、お安い御用よ」
あ、改めてさやかの恐ろしさに気づかされる。
兜家の変態科学者どもに匹敵するほどの、天才だったんだな。
そして、彼女は人差し指で自身の指を指す。
「蓄えた知識は頭の中に入っているわ。光子力がいかなるものなのか、この世界の
さやかはもう、辿りついていたのか。
光子力エネルギーというものの真意に。
「光子力が導き出した未来の中には、神のシナリオに記されたように、あなたが終焉の魔神となった後の世界があった。……あなたに、それを知る覚悟はある?」
「神の導き出した、俺の未来の姿ってことか……」
俺にはわかる。
さやかは、この未来を本当は見せたくないはずだ。
それでも、俺は……兜甲牙はその未来と向き合わないといけないと感じた。
「見せてくれ、さやか。俺は知りたい。雷沼の言う通りに、魔神と化した俺が行きつく成れの果てを」
「……わかったわ」
さやかは額から頬に玉の汗を流しながら、本棚から一冊の本を取った。
そして、それを開いては周りの景色が変わった。
「今から私たちが見るのは、終焉の未来…‼英雄というものに
ーーーーー
これは、少し先の未来の話。
光子力が見せる可能性の光の先。
そこに最初に広がったのは――――地面に倒れるマジンカイザーの姿だった。
場所はホーリースパークの本部。
俺とさやかは、その光景を見ていることしかできない。
『んぐっ…‼雷沼っ……貴様ぁああああっ‼』
未来の俺…兜甲牙が睨みつける先には、雷沼の姿が在る。
それだけでなく、そこには未来のさやかの姿があった。
2人は変身しておらず、衣服も下着も着ていない。
全裸の状態で、未来の俺に見せつけるように繋がり合う。
ズブッ、ズブッ、ズブッ、ズブッ‼
『あんっ‼はっ‼はぁんっ‼いやぁんっ‼』
『無様な姿だなぁ、マジンカイザー!?おまえは、この私に全てを奪われる‼女もっ、英雄となる未来もっ、そしてっ……最後まで、俺の掌の上で踊らされながら死んでいく‼それがおまえの運命なのだぁ‼』
彼女の身体を後ろから、両手で膝裏を持ち上げながら犯す雷沼。
その光輝く魔羅が、さやかの膣内を上下に突いては愛液が漏れ出ているのがわかる。
奴の動きに合わせ、彼女の豊満な乳房がたゆんったゆんっと揺れている。
『やめろっ……やめてくれぇえええええええ‼‼‼』
あまりの絶望的な光景に、未来の俺は絶叫しながら変身が解けてしまう。
そして、雷沼は容赦なくその精液をさやかの子宮に注ぎ込んだ。
『ひぁはああぁ~~~~~っ‼‼‼』
仰け反りながら絶頂に達するさやか。
その瞳には、もはや光は無かった。
魔羅が抜け、前のめりになって倒れてしまう。
そして、未来の俺に向かって言うのだ…。
『甲牙……ごめんなさい。私はもう……あなたの下には、戻れない…』
堕ちた女の目をしていた。
もはや、彼女の中に希望は無かったのだ。
あるのは、雷沼からの快楽を求める衝動のみ。
彼女は今、甲牙を絶望の底に突き落とすという駒としての役目を完遂した。
『ありがとう、さやか……。君の役目は―――ここまでだ』
グサッ‼
次の瞬間には、奴はセイクリッドセイヴァーへの変身を遂げていた。
そしての、あのシャドーレイランスで――――さやかの背中を刺し貫いたのだ。
『さやかっ……さやかぁああああああああああああああああ‼‼‼』
怒りが、絶望が、憎しみが。
その全ての感情が、魔神を宿す青年に襲いかかる。
『うわぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああ‼‼‼』
魔神カイザの力が、甲牙の身体を侵食する。
そして、その姿は人類の希望と呼ばれていたものから一変する。
『ぐぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああ‼‼‼』
魔神化が限界値を越え、人間の原型を保てなくなっていく。
その果てに成り果てるのは、完全なる魔神。
漆黒の身体に覆われ、紅のマントをなびかせる巨大な魔神だった。
『それが英雄の姿か!?人類の希望か!?救世主というものか!?やはり、そう呼ばれるのは私しかありえない‼魔神カイザよ、その身を生贄として、私が真の英雄となろう‼』
魔神と真の救世主の戦いは、あくることなく続いた。
その戦いの際中には、かつての戦友と呼ばれた仲間たちの姿があった。
しかし、それでも魔神の暴走は治まらなかった。
そして、最後に悲しき魔神の暴走に終止符を打ったのは、セイクリッドセイヴァーであった。
魔神の首は斬り落とされ、救世主によって掲げられる。
『今ここに‼セイクリッドセイヴァー、雷沼虎之助の名の下に魔神は討ち取られた‼これからは、私が皆を導く救世主となろう‼』
セイクリッドセイヴァー…新たな英雄の誕生だった。
そして、人々はその英雄に全てを委ねることになる。
人類の救世主、希望、象徴。
その全ては彼のことを指し、彼の指し示す道に人類は追随する。
そこには自分の意志などなく、1人の英雄の決断が絶対となる世界が広がっていた。
そして、その英雄の導き出す結論とは―――神の意志に従うこと。
ーーーーー
空間が図書館に戻ると同時に、俺は膝と両手を床についていた。
「これが……神のシナリオの内容だって!?こんな未来が、俺に…‼」
さやかは俺に駆け寄り、優しく肩に手を置く。
「無理も無いわ。本当なら、私もあなたにこんな結論は見せたくなかった。だけど、さやかは信じてる。あなたなら、この絶望的な未来を打ち砕くことができる……その力を、想像することができると。だから、知っておいてほしかった。この未来を、否定するために」
知ることは、変わるということだ。
俺は今、さやかの導きによって最悪の未来を知った。
だからこそ、変えられる未来がある。
神のシナリオから、そのルートを外れることが。
そして、ある事実に気づく。
「もしかして、あの未来のさやかは……」
「雷沼の修正者の力に、抗うことができなかった未来の私。でも、今の私は違うわ」
そう言って、俺の手を取って引いては立ちあがらせてくれる。
「改めて言うわ。私が愛する人は兜甲牙、あなたよ。あなたと共に、戦うことを望んだ。だから、今のさやかがあるの。そして、甲牙……あなたを魔神化のリスクから、救い出す方法も見つけることができた」
「さやか、それは…‼」
さやかの真剣な眼差しから、全てと向き合う覚悟を感じた。
「甲牙……今まで、辛かったわよね。でも、もう…1人で抱え込まなくても良いの。私は……さやかは、あなたをあんな魔神になんてさせないわ」
そう言って、両手を広げては長い後ろ髪がパサッと広がり、さやかの身体から白い光が放たれる。
「さぁ、イメージして、甲牙。今の絶望の未来を見たあなたなら、それに抗うための力を想像できる。光子力を原動力として、イメージを膨らませるの…‼」
イメージ…。
俺は目を閉じて、自身に問いかける。
俺は何になりたいのか。
人々に認められる英雄。
それが行きつく先を、俺は見た。
1人の強大な力を持つ英雄は、人々の思考を放棄させてしまう。
英雄が決めたから、それが正しい道だ。
それが自分たちの進むべき道なのだと。
それは堕落だ。
俺が目指していた英雄は、そんなものじゃない。
それなら、俺が求めていた姿とは何だ?
救世主、英雄、希望の象徴。
その全ては、人々が求めるマジンカイザーの姿だった。
そして、俺は1度、それに呑み込まれて道を踏み外した。
俺は欲張りだ。
皆を守れるほどの力が欲しい。
いや、創り出す‼
さやかを、シローを、ボスたちを……もっと、多くの人を守るための力を‼
それが俺が、守護者としての特異点に目覚めた理由だ‼
『友よ』
イメージの中で、魔神カイザがその鎧の姿で現れる。
『私は君と共にある。君の求める夢を実現させるために、何者にでもなろう。君と共に、悪を討つために』
カイザ……ありがとう。
俺の求めるヒーローとは、誰かの意志によって
違う‼
そんなものは、兜甲牙の求めたヒーローじゃない‼
俺はもう、誰かに認められることだけを求めたガキじゃねぇ‼
兜甲牙が求めた、ヒーローの形とは―――。
その答えに辿りついた時、空間内の俺の身体から強い光が全方位に放たれては図書館の空間が消し飛んだ。
「こ、これはっ…はあぁ~~~~~んっ‼」
さやかはその光を浴びれば、全身に燃えるような火照りを感じ、自身を抱きしめるように両手を回しては身体を仰け反らせながら喘ぐ。
(身体がっ……熱いっ…‼さっき、甲牙に抱きしめられた時と似ている……だけど、今はそれ以上に…身体がっ、雷沼虎之助の時以上にっ……火照るうぅ‼)
彼女の高揚感が、俺にも伝わってくる。
そして、何を欲しているのかも。
「さやか……見てくれ。これが求めた、光子力の形だ」
さやかが思わず尻をついて座り、光に慣れて薄く目を開いた先に広がっていたものは―――太陽だった。
大きく丸い日輪が、俺を後ろから照らしてくれている。
世界は白い空間に戻り、2人を照らすように太陽だけが浮かんでいる。
「何てっ…なんて、温かい光なのっ…!?これが、甲牙の求める光子力の形…!?」
「そうだ。俺は人類だけの英雄にはならない。俺が守りたいのは、人類だけじゃない。この世に生きとし生けるもの全てを、理不尽から救いたい。そのために、俺は……全てを照らす太陽になる」
そう言って、さやかに歩み寄ってはギンギンに反り立っては炎のようなオーラが波打つ魔羅が視界に入る。
「甲牙……あなたが太陽になるのなら、私は月よ。あなたの隣で、一緒に世界を照らしてみせるわ。だから、その覚悟の証明として、甲牙の温もりでさやかを染めて」
その言葉の意味が伝わり、俺はさやかを横にさせては股を開かせて間に入る。
「さやか……愛してる」
「私もよ…愛してるわ、甲牙」
互いに愛の言葉を交わした後、俺は燃え滾る魔羅を亀頭から膣内に挿入した。
ズブプププっ‼
「ひっ…あ…あぁあ~~~~んっ‼」
挿入されただけで、全身に力が入ってはさやかは両脚を爪先までピンっと伸ばし、頭は上を向いて身体が仰け反る。
全身が痙攣しており、彼女は目を見開きながら悦を感じる。
「す、凄いわっ…‼甲牙のっ…逞しくてっ、硬いのがっ…一気にっ…‼」
根元まで挿入し、甲牙の魔羅の亀頭は子宮口まで届いている。
そして、膣内を通じて全身に快楽が広がっている。
「さやか……動くぞ」
「まっ、待ってっ…‼まだっ…‼」
さやかの静止も聞かず、俺は腰を前後に振り始める。
ズブッ、ズブッ、ズブチュっ、ズブッ‼
「あぁんっ‼はんっ‼あっ‼むぁんっ‼甲牙っ、熱いわっ‼さやかのなかが、燃えそうなのぉ‼はあぁ~んっ‼」
「それはっ、さやかへのっ、愛のっ、熱さだっ‼もっと、俺の熱さを感じるんだっ‼さやかぁ‼」
ズチュッズチュッズチュッズチュッ‼
光子力空間が、俺とさやかの望む世界を映しだす。
それは宇宙だ。
俺たちは今、1つになることで官能の宇宙の中で交わっている。
そして、体位をバックに変えてはさやかを四つん這いにさせ、腰を掴んでは燃える魔羅を激しく打ち付ける。
パンっパンっパンっパンっパンッ‼
「あっあっあっあっあぁんっ‼はっ!あぁはっ‼あぁんっ‼」
魔羅を打ち付けられる度に、豊満な乳房がたゆんったゆんっと揺れる。
「熱いっ‼あぁんっ‼熱くてっ、良いんっ‼んんっ‼熱いのにっ、気持ち良いのぉ‼身体中がっ、悦んでるぅ‼甲牙にっ…大好きな人にっ、抱かれてるっ…‼染め直されてるっ‼浄化されてるぅ‼好きっ、甲牙好きっ、大好きぃ‼」
「さやかぁ‼」
俺はさやかの身体を持ち上げ、背面座位になっては彼女の脚がM字に開き、結合している部分が露わになる。
そして、後ろから両方の乳房を掴んではむにゅっむにゅっむにゅるっと揉み回す。
ズブッ‼ズブッ‼ズブッ‼ズブッ‼
俺が下から突き上げ、さやかも爪先立ちになりながら腰を浮かせて上下に動き、子宮口に自ら魔羅を迎え入れる。
「あっ!はっ‼むぁんっ、はぁんっ‼甲牙っ、好きって言ってぇ~‼さやかの心をっ、甲牙の熱い愛で満たしてぇ~‼」
俺だけじゃない。
さやかの身体からも、俺のように波打つ燃えるような光子力が放出されている。
「さやかっ、好きだっ、大好きだぁ‼望むなら、何度でも言ってやる‼この世界で一番、誰よりも愛してる‼さやか、俺が心底惚れた女だ‼もう絶対にっ、手放したりしないっ‼俺が絶対にっ、どんな相手からも守ってやる‼」
ズブッ‼ズブブっ‼ズブリュっ‼ズバパンっ‼
「あぁんっ‼はぁんっ‼あぁはぁんっ‼むあはぁんっ‼嬉しいっ‼私もっ、甲牙のことをっ、守るわっ‼一緒にっ、戦いましょうっ‼これからもっ、2人でっ…‼あなたをっ、1人になんてっ、させないわっ‼どんな相手だろうとっ、勝ってみせるっ‼私たちのっ、愛のっ、力でぇ‼」
甲牙の太陽と共に、さやかの月が宇宙の中に浮かび上がる。
その2つは左右から近づき――――。
ズパンッ!ズパンッ‼ズパンッ‼ズバパァンっ‼
「あっ!あっ!あっ!あぁんっ‼…甲牙っ、イクわっ…‼さやかがっ、甲牙の熱い愛でっ、イクゥ~~~~‼‼‼」
今までにないほどの大きな絶頂を迎えた。
びゅーっ、びゅるるるるるっ、ぶぴゅるっ‼
「あぁふぁはあぁ~~~~~~~~~~~っ‼‼‼」
俺たちは互いに身体を仰け反らせ、魔羅の亀頭はさやかの子宮口を押し付けられ、灼熱のように熱い精子が注がれる。
稲妻が走るような快楽が、子宮を通じてさやかの身体に広がっていく。
その時、俺たちの頭上で太陽と月が重なり、日食と共に光輪ができていた。
「はぁ…はぁ…はあぁ~~~っ。まるで脳天まで貫かれたみたいに、気持ち良かったわ。迷いとか、苦しみが嘘みたいに消えていく……。私、本当に甲牙に浄化してもらえたのね」
「ああ、存分に染め直してやったぜ、俺の女にな。……おかえり、さやか」
今の燃えるような性交で、さやかの顔が晴れやかになったのがわかる。
そして、彼女は腰を持ち上げては繋がったまま片足を上に伸ばして180度回転させ、対面で向き合う。
「甲牙……酷い女だと思っても構わないわ。あなたを理由にして、他の男と過ちを犯したんですもの……。でも、私を1人にしないで。さやかは、甲牙と一緒じゃなきゃ戦えなのっ。どれだけ嫌われても良いっ、そうしなきゃ、私は弓さやかじゃいられないのっ…‼」
さやかは繋がったまま、俺の方に顔を向けて願望を口にする。
だからこそ、彼女の手をとって絡めて握る。
「手放さないって言っただろ?俺はさやかを、どこにもやる気はないぜ。また他の男に目移りしないように、側に居て抱きしめてやる。……俺とさやかは、ずっと一緒だ」
その決意の一言と共に、目を閉じて口づけを交わした。
兜甲牙、鋼のメンタル‼
無事に弓さやかの寝取り返しに成功‼
そして、ここでの経験がマジンカイザーの新たなる覚醒への兆しとなる。