DEVILMAN REBORN ~LOST DESTINY~ 作:カナト
結局、救援要請に出て行ってみれば、次から次へと呼び出され、気づいたら夜になっていた。
世界も変わったもので、今では人々からだけでなく、悪魔からも救いを求められる。
人類、デーモン、双方の救世主ってもてはやされるのも、もううんざりした気分になる。
そして、海辺の近くのリゾートホテルに宿泊する予定であったため、部屋に行けば既にそこには人の姿があった。
さやかだ。
先に戻っていたようだが、もはや着替えるのも面倒だったんだろう、ノースリーブのシャツにショートパンツのままテーブルに突っ伏して寝ていた。
おそらくだが、俺を待っていたのだと思う。
「待たせて悪かったな……さやか」
アルテミスAの力を手に入れた彼女も、俺と同等に注目される存在になっている。
救世主を支える女神なんて広告が流れるほどだ。
そう考えてみると、人々は象徴というものを求めたくてしょうがない存在なのかもしれない。
そして、その象徴を通じて実感したいんだ。
自分たちは平和な世界の中で生きていると。
そう考えると、何とも身勝手な欲望を押し付けられたものだと思う。
さやかの肩に上着をかけた後、俺はホテルを離れては1人で海辺に戻る。
砂浜に腰を掛け、暗い海を眺めながら物想いにふける。
「こんな日が続く……なんてことは、ねぇんだろうな」
俺もデビルマン軍団が宣戦布告してきたことは知っている。
ドクター・ヘルを倒したところで、戦争が終わるわけじゃない。
1ヶ月先には、多くの死と向き合うことになるだろう。
その時に、俺に求められる役割は何だ?
マジンカイザーにできることは、一体……。
こういう時、雷沼が言っていたことを思い出す。
「戦いのない世界では、英雄は求められない…か」
奴は自身が英雄であることを求め、世界に闘争を求めた。
そして、俺はそんな思想を否定した。
英雄になることを夢見ていた俺は、現実を知った。
だからこそ、その上で新しく望んだ俺の存在意義―――それが太陽だった。
それを形にしたのが、新しいマジンカイザーの姿……マジンカイザー・アポロ。
その力は強力であり、俺の意思を灼熱の光に変えて敵を焼き尽くす。
絶望の未来を燃やし、希望の未来を照らす守護神。
俺の求めた魔神の力は、セイクリッドセイヴァーに通じた。
だからこそ、想う。
これから先、雷沼虎之介は俺を倒すために行動するはずだ。
それは兜の血筋との因縁のため。
それは敗北の屈辱を晴らすために。
それは神のシナリオを実現させる修正者としての役割を果たすために。
人類…いや、今や世界の守護者となったマジンカイザーに乗った期待や信頼は、今や前よりも大きくなっているように感じる。
俺の……マジンカイザーの戦いは、もう決して負けが許されない戦いになったんだ。
これからの戦いに対して、頭を押さえながら唸ってしまう。
すると、後ろから声をかけられる。
「こんなところで黄昏て、何をしているのかしら?」
その声に振り返れば、そこにはさやかの姿が在った。
格好は昼に着ていたビキニに、俺がかけた上着を羽織っている。
「さやか……起きたのか?」
「ええ、もう疲れでぐっすり寝ちゃってたみたい……。だから、休みを邪魔されたのが悔しくて、こんな時間だけど泳ぎに来ちゃった」
流石に深夜の海辺には、人の通りはなく俺とさやかだけになる。
そして、彼女は俺の隣に体育座りで腰を下ろした。
「何を考えてたか、当ててあげようか?」
さやかは膝裏に両手を回し、横目を向けて言う。
「わかるのか?」
「当たり前よ。さやかは甲牙のことなら、何だってお見通しなんだから」
そう言っては、少し心配するような表情になる。
「これからの戦いのことを、考えてたんじゃないの?さっきだって、世間の動きに対して気にしてたもんね」
彼女にはお見通しなようで、俺は目を逸らした。
「マジンカイザーへの信頼が戻ってきてから、ずっと引っ張りだこだもんね。たまの休みにも、こうして助けを呼ばれたら行かなきゃいけないんだもの……。気が休まらないわよ」
さやかは目の前の海を見つめては、言葉を続ける。
「私、アルテミスAの力を手に入れてから……本当の意味で、甲牙の辛さがわかったような気がするの。あなた1人に掛かっていた重圧が、どれだけ大きなものだったのか。そんなあなたが、セイクリッドセイヴァー…雷沼虎之介が現れたことで、どれだけ傷ついてきたのかも」
人類の希望などと評されながら、それよりも大きな力が現れたら世間の期待はそっちに移動する。
そして、今まで戦ってきたマジンカイザーの存在は薄れていく。
きっと、俺はその薄情な人間の性質に嫌気が刺していたんだと思う。
だからこそ、今の世界が自分にどう映るのかを確かめたかった。
この世界は、守るに値するのかどうか。
「さやかと旅をして、おじいちゃんを失って、雷沼と戦って……敗けて、そして、一緒に光子力研究所を取り戻して……思ったんだ。俺はこの世界を守りたいんじゃない……。俺が守りたいのは、誰もが当たり前に過ごす日常なんだって。そして……」
隣に居る、何物にも代えがたい存在の手を握る。
「情けない話だけどよ。そんな俺の世界には、さやかが居てくれなきゃダメなんだ。俺の隣で支えてくれる人は、さやか以外に思いつかねぇ」
「甲牙……」
さやかは手を握り返し、身を寄せては俺の肩に頭を傾ける。
「私もそうだよ……。私の居る世界には、甲牙が居てくれないとダメなの。代わりなんて居ない。他の誰でもなく、あなたじゃないと……さやかは戦えないの」
そう言っては、潤んだ目を向けてくる。
その目から、何がしたいのかは一目瞭然だった。
「さやか……」
俺たちは互いに顔を近づけ、唇を重ねた。
「んんっちゅ…。フフッ、甲牙ったら、まだ拗ねてるの?」
「えっ……拗ねてるって、何をだよ?」
さやかは今のキスで何を感じ取ったのか、立ちあがっては上着を脱ぎ捨てては海に向かって走っていく。
そして、両膝に手をついては谷間を強調するような体勢になる。
「ほらっ、帰ったら続きするって言ったでしょ?さやかが欲しかったら、捕まえてみなさーい?」
そう言って、乳房をぶるんっぶるんっと揺らしながら走って行ってしまう。
あっ…そう言えば、そうだったじゃねぇか!?
俺はその言葉があったから、貴重なプライベートを削ってまでマジンカイザーとしての仕事をやり遂げたんじゃねぇか‼
「全くぅ…‼しゃー‼やってやらぁ‼」
いつかの光子力空間での時みたいに、俺とさやかは夜の海辺で駆けまわる。
そして、俺は彼女を追いかけながら衣服も下着も脱ぎ捨ててはフルチンで砂浜を走る。
「ちょ、ちょっと、甲牙ぁ!?何で走りながら裸になってるのよ!?」
俺の行動に動揺し、さやかは頬を紅潮させながら目を見開く。
人類の希望にはあるまじき行動だろうが、今は関係ない。
俺は今、ただの兜甲牙として、さやかが欲しいという気持ちを身体で表す。
「さやか、好きだー‼」
誰も居ないことを良いことに、俺は声をあげて好意を伝える。
「バカ!そんな大声で言われたら恥ずかしいじゃないのぉ‼」
走りながら、恥ずかしさのあまり怒るさやか。
「俺から逃げ続ける限り、ずっと叫んでやるぜ!好きだ、さやか!大好きだ!さやか以上の女なんて居ねぇ‼俺が心底惚れた、最高の彼女だぁ‼俺はさやかを、絶対に手放したりしねぇー‼」
俺の告白に対する恥ずかしさから、彼女は徐々に減速していく。
そして、振りかえっては顔を真っ赤にして怒声をあげる
「もうっ‼嬉しいけどっ、私も同じ気持ちだけどっ、そんなに大声で言わないでって言ってるでしょ!?――って、きゃあぁ‼」
そして、追いついた俺はさやかを抱きしめては、そのまま自分を下にして砂浜に倒れた。
「甲牙、大丈夫!?」
すぐに身体を起こし、顔を覗かせてくるさやか。
「いつつっ…‼けど……捕まえたぜ、さやか?」
「えっ…あぁんっ‼」
俺は迷わず、左手を彼女の腰に回したまま、右手で豊満な乳房を掴んでは揉み回す。
「こ、こらぁ…‼急にぃ…おっぱい、揉まないでぇ…‼」
そう言いつつ、さやかは俺の手を振り解こうとはせず、逆に自身の手を這わせている。
「捕まえたら、続き……してくれるんだろ?」
俺が意地悪な笑みを浮かべて確認を取れば、彼女は半ば呆れたような笑みを浮かべた。
「もうっ……スケベなんだから♡」
さやかは上半身を起こしては、自らもビキニの紐を解いて脱ぎ捨てては乳首をさらけ出して全裸になる。
そして、俺の下半身に移動しては反り立つ肉棒を見てフフっと笑う。
「頑張って来た救世主様に、女神からご褒美をあげるわ」
そう言っては、彼女はその豊満な乳房を持ち上げては肉棒を挟んだ。
「おほぉ…‼さやかの、おっぱいがっ…俺のを‼」
柔らかい感触が広がり、思わず声が漏れる。
「男の人ってっ、こういうのがっ、好きなんでしょ?さやかのおっぱいっ、いつもっ、揉み揉みしてくるっ、お返しよぉ」
ずりゅっ、ずりゅっ、ずりゅっ。
彼女が自ら、乳房を上下に動かすことで得られる悦楽は凄まじく、俺は頭が真っ白になる。
「さやかっ、すげぇぞっ…‼気持ち良過ぎるぜ、これっ…‼」
「ふふっ、可愛い声出しちゃって……。ほらほらっ、もっとっ、さやかに溺れなさいっ?もっともっと、さやかに夢中にさせてみせるわ」
そう言っては、パイズリだけでなく、舌先でチロチロと亀頭を舐める。
「ヘロっ、レロレロレロっ。……甲牙のがっ、熱くなってきてるっ…‼もうっ、出しそうなのね?」
「出るっ、こんなのされたらっ、我慢できねぇ…‼んああぁ‼」
俺は自制心が働かないまま、亀頭の鈴口からびゅーっ、ぶぴゅるっと白濁した液を吐き出した。
それは上に向かって放たれると、下に落ちてはさやかの顔や乳房に掛かる。
彼女は笑みを浮かべては、鼻についた精液を人差し指ですくっては口に含む。
「フフッ、昼にあんなに出してたのに、もうこんなに濃いのが出るなんて……。元気な証拠ね?」
「ははっ…俺もさやかと一緒で、溜まってたからなぁ」
もちろん、1度の射精で満足できるはずがなかった。
魔羅は未だに、ギンギンに反り立っている。
「さっきは、甲牙が動いてくれたから……今度は、さやかがしてあげる♡」
そう言っては、俺の上に跨っては亀頭を膣口に擦りつけるさやか。
そして、ズブププっと挿入しては声を漏らした。
「あぁはあぁんっ‼」
色っぽく喘いでは、そのまま腰を前後に動かし始める。
ずちゅっ、ぬちゅっ、じゅぶちゅっ‼
「あっ!はっ!あぁんっ!熱いっ、熱くてっ、気持ち良いぃ‼身体の中がっ、甲牙のチンポで熱くなってるぅ‼」
「それは生きてる証拠だぜっ、さやか」
俺は彼女に身を委ね、目を閉じながら、ぶるんっぶるんっと乳房を揺らして悦を得るさやかを見上げる。
じゅぼっ、じゅぼっ、じゅぼっ、じゅぼっ‼
「はぁんっ!んんっ!むぁんっ‼あはぁんっ‼気持ち良過ぎてっ、腰がっ、止まらないよぉ‼甲牙っ、甲牙好きっ、甲牙とのエッチっ、好きぃ‼」
さやかは魔羅から悦を得ながら、自らの両方の乳房をむにゅむにゅと自分で揉んでさらに快楽を求める。
そして、そんな彼女の後ろには三日月が浮かんでいる。
月に照らされながら、俺の女神様は身悶えている。
そして、心なしか彼女の身体から黄金のオーラ…光子力が微かに放出されているのがわかる。
それは主に、彼女が揉み回しながら揺れる乳房からだ。
ずぶっ、ずぶっ、ずぶっ、ずぶりゅっ‼
「ひぁんっ‼あっ!あっ!むぁはぁんっ‼」
光子力を持つ者同士が交わることで、新しくエネルギーを生成しているのか。
俺とのセックスを通じて、さやかの中で光子力が生成されては蓄えられているのがわかる。
だとしたら、そのエネルギーを活用する方法は……。
「さやかっ‼」
俺は起き上がっては、思わず彼女を押し倒しては乳房を鷲掴みにする。
「ああぁんっ‼甲牙っ、どうしたのっ…?」
怪訝な顔を浮かべるさやかだが、俺はそれを気にせずに彼女の乳首にしゃぶりついた。
「はむっ、ちゅるるるっ‼」
「ひぁはぁんっ‼」
唐突に乳を吸われ、彼女の身体がビクッと震える。
そして、ちゅーっちゅーっと吸っていると乳首を通じて俺の中に母乳とは違うエネルギーが流れ込んでくるのがわかる。
「ちゅぱっ‼思った通りだ、さやか‼やっぱり、フォトンエンゲージの時に、あのチューブはおっぱいにも着けようぜ‼」
「はっ、はぁ!?いきなり、何の話っ―――あぁんっ‼」
さやかが状況を呑み込めないまま、俺は乳房を揉み回しながら腰を前後に振って魔羅でさらに悦を与える。
パンっパンっパンっパンっパンっパンっ‼
「俺とさやかの光子力をっ、掛け合わせて増幅させるんだ‼そしてっ、交わる時に生まれる光子力エネルギーをっ、おっぱいを通じてカイザーに共有するっ‼さやかのおっぱいでっ、マジンカイザーはさらに強くなれる‼」
「あっ!あっ!あっ!あっ!あぁんっ‼ど、どういうっ、んんっ‼理屈よっ、それぇ!?むぁんっ‼もうっ、激しすぎて…‼はあぁんっ‼」
興奮状態から、俺のピストン運動が激しさを増して速くなる。
そして―――。
「い、イクっ…‼イクゥ~~~~~~‼‼‼」
さやかが絶頂に達すると同時に、俺も―――。
どぴゅるっ、ぴゅるるるるるるっ、びゅっ‼
膣内…子宮内に精液を注ぎ込んでは、そのまま前に倒れてはさやかの身体に覆いかぶさる。
魔羅がヌポッと抜けては、ドボドボドボっと精液が漏れ出ている。
「はぁ…はぁ…はぁ……。そんなにっ……さやかに、あんな恥ずかしい格好をさせたいの?しかも、次はおっぱいまでって……」
「わ、わりぃ……ただ、それが一番……燃えると思って」
「もう……しょうがないんだから♡」
結局、さやかはフォトンエンゲージの時に、光子力チューブを乳首に装着することを承認してくれたのだった。
この休暇で一番の収穫は、それだったのかもしれない。
これも兜家の血筋ゆえか……。
イメージが想いついたら実践しようとするのは、甲牙も科学者の素質があるかもしれない。