※この作品はR-18です。

DEVILMAN REBORN ~LOST DESTINY~   作:カナト

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内海明人の崩壊☆

 これが運命なのだとしたら、どこで選択を間違えた。

 白藤に美佐樹を捕らえられ、俺は今、重圧に押しつぶされそうになりながらも翼を広げて屋上に向かう。

 屋上に行ける可能性があるのは俺1人だった。

 ジュンさんも冬夜も、ほかの仲間も重圧に耐えながら襲い来るデビルマン軍団に対抗していて助けを求めることができない。

 デビルマン軍団はあえて、俺を狙っていないようにも見える。

 白藤の野郎が、俺のことを挑発しているんだ。

 力があるなら、俺から女を取り戻してみろと。

 

 息を切らしながらも屋上に到着し、白藤、ケルベロス、デビルマン・ゴッドと相対する。

 白藤の左腕に抱かれている美佐樹は、まだ目を覚ましていない。

 

「早かったねぇ、もうちょっと時間が掛かると思っていたんだけど。流石は1度戦った相手で、俺の恐怖に耐性はあるみたいだね。……それでも、ゼノンとの闘いで消耗して万全とは言えないようだ」

「否定はしない。それでも、俺にはおまえと戦わなきゃいけない理由がある!!」

「早とちりされたら困るなぁ。今日は君と戦いたい気分じゃないんだ。だから、ゴッドを連れてきた。君と止めるためにね」

 

 デビルマン・ゴッドが俺に迫り、オーラをまとった拳を振るってくる。

 それを俺を片手で受け止める。

 

「さぁ、レクスを追い詰めた力を見せてみろよ、ゼロさんよぉ」

「今はおまえに構ってる暇は……ないっ!!」

 

 ゴッドを振り払い、白藤に向かおうとする。

 すると、白藤が不適な笑みを浮かべて右手の人差し指を立てて美佐樹の首筋に当てる。

 

「ベタな脅し文句を使ってあげるよ。……動くな。抵抗すれば、加藤美佐樹を我が黒炎で燃やす」

「っ……!!」

 

 白藤の目は本気だ。

 殺意すら感じる。

 

 その一瞬の動揺が隙を作ってしまった。

 

 ケルベロスに背後を取られ、その巨大な足で床に全身を押し付けられる。

 

「あがぁあっ!!」

 

 鎧を装着していなかったら、全身の骨が折れていた。

 そうなっていなくても、激痛と体力の限界で起き上がることができない。

 ケルベロスは俺から足を離したが、次はデビルマン・ゴッドが両手を広げて俺に光線を放つ。

 それを受け続けていると、ダメージの蓄積で限界がきてしまい変身が解除されてしまった。

 

「うぅぁあああっ!!!」

「どうだ、苦しいか。このまま無残に苦しみ続けるがいい!!」

 

 動けない。

 身体に力が入らない。

 すぐそこに美佐樹が……そして、白藤が居るのに、身体が言う事を聞かない。

 圧倒的に力が足りないのだ。

 

 白藤は俺を見下ろし、クフフッと笑う。

 

「身体だけじゃない……精神的にも苦しめてやるよ」

 

 気を失っている美佐樹の左胸を揉みだし、陰部を中指で弄り始める。

 

「へぇ……これで童貞卒業したんだ。おっぱいも大きいし、このオマンコに何度も何度も突っ込んで、サルみたいに腰振ってたんだろ?羨ましいねぇ。……あぁ、でも良かったんじゃない?前の世界では、牧村美樹って最後、暴徒に魔女だの悪魔の娘だの言われながら、処女だったのを散々犯された末に身体をバラバラにされて殺されたらしいし。愛する者どうしで仲良く……いやぁ、微笑ましい」

「やめろっ!!……美佐樹に……触るんじゃねぇ!!」

「そんな口の利き方で良いのかなぁ!?俺は今、君と君の恋人の命を握ってるんだぜ?もっと、へりくだっても良いじゃないの!?『お願いします、触らないでください』ってさぁ!!ほら、本当にやめてほしいなら言ってみろよ!?なぁ!!」

 

 力が使えればここに居る全員を倒すことができるが、それでは美佐樹をこの手で殺すことになる。

 意地を捨てろ。今大切なことは、美佐樹を助けることだ。

 

「…お願い……しま……す……触……ら…ないで……くださいっ……!!」

 

 屈辱感を背負いながらも口にすれば、ゴッドが光線を止めて俺の頭を踏んで耳の部分に手を当てる。

 

「ん~?レクス、今の聞こえたか~?近くに居た俺にはボソボソと呟いていることしかわからなかったぜ」

「そうだねぇ、俺も聞こえなかった。なら、どうぞ好きにしてくださいってことなのかもしれないよ?……なら、王のキスでプリンセスを起こしてあげよう」

 

 白藤は左胸を揉んでいた手を美佐樹の頭の後ろに回して固定し―――唇を奪った。

 

「!!白藤ぃ……!!」

 

 俺に見せつけるように、美佐樹の口の中に舌を入れ、陰部の中に中指を入れてかき乱す。

 美佐樹の頬は紅潮しだし、ゆっくりとその目が開いてしまった。

 

「んっ……んむっ!?…ぅんっ、んぬ!」

 

 目が覚めて驚いたことだろう。目を見開き、俺以外の男とキスをして陰部を弄ばれているのだから。

 美佐樹の意識が戻ったことを確認し、白藤は唇を離して彼女を見る。

 

「おはよう、加藤美佐樹さん?お目覚めのキスはいかがだったかな?」

「あ、あなたは……白藤くん!?どうしてっ……んっ!あぁ……や、やめてっ!」

 

 白藤は美佐樹の意識が戻ろうと、陰部を弄る手を止めない。

 

「やめてって言いながら、気持ちいいから顔を紅くしてるんじゃないのかなぁ。恋人の前で俺に弄ばれて感じちゃってさぁ」

 

 その言葉で俺のことに気づいて驚愕の顔を浮かべれば、美佐樹はすぐに白藤を振りほどこうとする。

 すると、ゴッドが俺に両手を向ける。

 

「おっと、変なことをすれば、内海明人はあのゴッドによって止めを刺されてしまうだろうねえ。……どうする?このまま君が無抵抗に俺に身体を許すのなら、彼の命は助けてあげるよ」

「白藤っ!!」

「君もだ、内海明人。加藤美佐樹を殺されたくなければ、無駄なことはしないで、事が済むまで這いつくばってもらおうか」

「っ……!!」

 

 美佐樹と目が合うが、目に涙を浮かべて逸らされてしまう。

 今の俺には、変身する余力がない。

 生身でゴッドの攻撃を受けすぎて、指一本動かすこともできない。

 

 白藤は黒炎で自身の首から下を燃やすと全裸になり、美佐樹の頭を下に押して両膝をつかせ、自身の反り立って脈打っている肉棒の前に顔を固定する。

 

「フェラチオをしろ。内海明人にもやったことがあるだろ?」

「……はい」

 

 美佐樹は白藤の肉棒に手を添えて先端を数回舐めるが、俺の目の前でその行為をすることを躊躇っている。

 すると、白藤が「早くしゃぶれよ」と言って髪を引っ張り、美佐樹が悲痛の声を上げて口を開けたと同時にそのまま肉棒を咥えさせる。

 

「んむっ!…んっ……んっ……んっ……んっ」

「あ~、舌の使い方が良いねぇ。愛しの明人くんに奉仕して上手になったのかなぁ?」

 

 大人しくフェラチオをする美佐樹だが、時々俺に目を向けてくる。

 それは助けを求める目ではなく、罪悪感を感じている目だ。

 美佐樹は、俺が殺されないように耐えているんだ。

 そして、俺は無力で、美佐樹が殺されないように無抵抗に見ているしかない。

 

「哀れだねぇ、無力だねぇ、情けないねぇ、内海明人。良い眺めだよ?男の目の前でその女を犯すのって。こういう風に……さぁ!!」

 

 口から肉棒を離させ、美佐樹の腕を引っ張り立たせる白藤。

 そして、彼女の右膝の後ろに手を回して持ち上げる。

 

「ほら、見ろよぉ!!俺に弄られて、フェラチオしている間にオマンコはこんなに濡れてたんだぜぇ!?」

 

 白藤の肉棒が美佐樹の陰部に擦りつけられる。

 そこから先は、考えなくてもわかる。

 

「やめろっ…!!俺を殺せ、白藤!!そうすれば、美佐樹を解放してくれるんだろ!?」

「うるさいなぁ。……都合が良過ぎない?そんな君に都合のいい話があっていいのかなぁ?ダメだよねぇ、世界は誰にでも平等に……残酷なんだよっ!!」

 

 最悪な男の肉棒が、勢いよく美佐樹の陰部に後ろから挿入されてしまった。

 

「っ!!あぁ~~~~!!」

 

 美佐樹は紅くなった顔で声を上げる。

 白藤は美佐樹の右足を持ち上げては軽く降ろしを繰り返し、上下に動かして肉棒でオマンコの中を擦る。

 

「さぁ、どうだ!?愛する者を俺みたいな男に奪われる気分は!?最悪だろ!?俺を殺したくて仕方がないだろ!?でも、できない!!これが……強き者と弱き者の違いなんだよ!!」

「っ!……っ!……っ!……っ!」

 

 美佐樹は涙を流しながらも必死に唇を噛みしめ、声を出さないようにしている。

 これは抵抗だ。

 決して白藤の恐怖には屈しないという、美佐樹の覚悟だ。

 

「美佐樹ぃ…!!」

 

 俺はそれが見ることができず、目を伏せてしまう。

 しかし、デビルマン・ゴッドが頭を掴んで白藤と美佐樹の交わりを見せつけようと位置を固定する。

 

「目をそらさずに見ろ、これが現実だ。おまえは、1人では女1人も救えない弱者なんだよ!!」

「んぐぅぅぅ……がぁああ!!!」

 

 嘆いたとしても、状況は変わらない。

 白藤は肉棒でオマンコに刺激を与え続けながら、左手の人差し指で左胸の乳首を転がし始める。

 

「虚しい叫びだなぁ。見なよ、俺と繋がり始めてから、美佐樹ちゃんの乳首は硬くなってるんだぜ。感じてるんだよ、俺とのセックスになぁ。……面白いものを見せてやるよ」

 

 白藤は美佐樹の身体を肉棒を中心に半回転させて対面すれば、彼女は反射的に倒れまいと奴の首の後ろに両手を回してしまい、宙ぶらりんの両足は太股で奴が支える。

 その体制のまま、白藤は美佐樹の耳元に俺に聞こえないように呟く。

 

「自分で動いて喘げよ」

「!?そんなことっ……!!」

「良いのかなぁ、俺に逆らって。さもなければ……わかってるよねぇ?君の恋人の命は無いよ?」

「っ!……わかりました」

 

 美佐樹は自分で身体を上下に動かしてオマンコで肉棒に刺激を与えながら、真っ赤になった顔で喘ぎ声を出す。

 

「あんっ!あっ…!あんっ!あぁん!…はっ!はぁんっ!むぁんっ!」

 

 み……さ……き…?

 

 与えられる快楽を欲するように自ら身体を動かし、俺のではなく、白藤の肉棒で喘ぎ声をあげている美佐樹が視界に入る。

 その瞬間、俺の中で何かが壊れた。

 

「はっ!あんっ!あんっ!はぁんっ!」

 

 心か?

 

「んぁ!あむっ!はんっ!むぁんっ!!」

 

 理性か?

 

「はぁ!はぐっ!ひぐっ!んむっ!あぁ~んっ!!」

 

 違う……ずっと抑え込んでいた衝動の壁が、崩壊したんだ。

 

 その瞬間、全身が心臓になったかのように弾んだ。

 

 白藤は俺を見ては目を見開き、ニヤァっと笑む。

 

「さぁ、ラストスパートかなぁ……はむっ」

「んっ!!」

 

 奴は美佐樹の唇を無理やり吸い、彼女の両足を降ろして腰を片手で支え、今度は自分から腰を激しく振って肉棒とオマンコに刺激を与える。

 

(ここまで加藤美佐樹を使って殺意と怒りを与えれば、内海明人はゼロの力を確実に使うに違いない。さぁ、暴れろ、破壊の皇帝。俺のシナリオ通りになぁ!!)

 

「んっんっんっんっんっんんっ!!……ぐむっ!プハっ」

 

 美佐樹は白藤の手の拘束を強引に破って唇を離した。

 もう耐えられなかったのだ、内海明人の前で他の男に身体を弄ばれるのが。

 

「あんっ!あぁんっ!はぁあん!!……あっ!……あきっ!……あはぁんっ!!」

 

 白藤はそれは気にせず、俺を一点に見ながら腰を振り続ける。

 

「さぁ、見ろ、内海明人!!おまえの誤った選択が招いた、おまえの悲劇を!!おまえの女に、王の血脈の証が流れる瞬間をぉおお!!」

 

 白藤の肉棒は美佐樹の奥の奥まで食い込み、無慈悲に彼女のオマンコの中に溢れんばかりの精液が注がれた。

 

「あっ!……明人ぉ~~~っ!!!!」

 

 その瞬間、俺のベルトのマークが勝手に回転して奥に押し込まれる。

 そして、全身の血管が浮かび上がり、目が深紅に染まった。

 今まで抑えていた衝動のダムが、決壊した。

 

「あぁぁぁ……がぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」

 

 それは嘆きなのか、叫びなのか、雄たけびなのか。

 声に呼応するように、地面が揺れる。

 デビルマン・ゴッドとケルベロスは、見えない何かに吹き飛ばされる。

 俺の身体は立ち上がり、赤い涙を流しながら、全身を黒と白のオーラが包んで大きくなる。

 

 その光景を見て、白藤は美佐樹を突き放して両手を広げる。

 

「やっと使ったか、俺はそれを待っていたんだ!!さぁ、ミカエルの言っていた破壊皇ゼロの力を、もう1度俺に見せてみろ、内海明人ぉお!!!」

 

 オーラは巨大になり、それはグラウンドに居る全ての者が確認できる大きさだった。

 

 

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 天界から下界を見下ろすミカエルは、座っている黄金の玉座のひじ掛けを拳を握って叩いた。

 

「レクス……余計な真似をしおって。……まぁ、良い。これで破壊の皇帝の力を内海明人は惜しみなく使うだろう」

 

 ミカエルの計画では、加藤美佐樹をラズバに捕らえさせ、スラムキング……ゼノンに内海明人の目の前で彼女を殺すはずだった。

 そして、暴れだしたゼロに制裁を与え、人間たちにデーモンの存在を知らしめすはずだったのだ。

 しかし、白藤隆一の介入でそれは遂行できなくなったのだ。

 

「加藤美佐樹は殺さなければならない。……あの娘の特異点の力は我らにとっても危険すぎる。そのことを、彼女と性交したレクスが最も理解することだろうがな。しかし……何かがおかしいな」

 

 白と黒の巨大な球状のオーラを見て、ミカエルは目を細める。

 

「あれは本当に……デビルマン・ゼロが本来の力を使う前兆なのか?」

 

 大天使の胸に、奇妙な……恐怖にも似たざわつきがあった。

 

 

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 白藤は、内海明人がデビルマン・ゼロの本当の力を使う時を今か今かと待っていた。

 本来の力を使えるようになった明人に、怒りと憎悪に任せて辺り一面を破壊させる。

 そして、それがデビルマン軍団の宣戦の狼煙とするのが白藤の計画だ。

 

「さぁ、破壊の特異点の力を存分に振るえ!!!俺の理想の世界を実現させるためになぁ!!」

 

 美佐樹はレイプされた脱力感も無視し、球状のオーラの塊に手を伸ばす。

 

「明人っ……あなたは……!!」

 

 その場に居た全員が、敵味方を問わず戦いを止めてオーラの塊を見る。

 

「何なんだ、あれは……」

「見たことがないぞ」

「何だ……レクスとは違った力を感じるっ!!」

 

 塊に割れ目が入れば、そこから白と黒の強大な光線が伸び、蜘蛛の糸の結界や空の雲まで貫通した。

 そして、まるで卵から羽化するかのように、オーラの巨大な球から一体の巨大な何かが出現した。

 

 それは、前に白藤が目撃したデビルマン・ゼロの本来の姿ではなかった。

 それは、人間の姿をしたデビルマンの姿ではなかった。

 

 それは身体が純白で巨大で雄々しく、黒い翼を広げており、足の爪も大きく鋭い、そして、先端に鋭いノコゴリのような刃がある尾があり、カラスのような頭をしていた。

 

 白く巨大な、鳥の怪物だった。

 

 ファアアアアアアア!!!

 

 怪物は大声で鳴いた。

 何故鳴くのかは、怪物にもわからないのかもしれない。

 

 怪物は翼を羽ばたかせ、全ての者を見下ろすように下を見る。

 

 そして、口を開いて白と黒の入り混じった光線を発射した。

 




 白い怪物の正体は何なのか。
 あれはデーモンなのか、それとも……。

 話が大きく動き出しました。
 これから先はちょっと盛り上がりと思います。
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