DEVILMAN REBORN ~LOST DESTINY~ 作:カナト
兜甲牙(かぶと こうが) 17歳。
この物語の準主人公。
幼いころからヒーローになることを夢みていたが、現実を見て平和を退屈な日々と感じていた少年。
ある日、2体のデビルマンと接触して危機的状況に陥ったとき、魔神カイザの力を手に入れて状況を打破する。
それからは悪魔の力を持つ者は危険と判断し、全ての悪魔を狩ることを決意する。それに見境はなく、凶悪な者はもちろん、良心を持っているデーモンだろうと容赦はなかった様子。暴走したデビルマン・ゼロと対決したときは、一時苦戦したようだが、サポートロボットのマジンガーZとの連携によって勝利を収めた。
その後、彼に止めを刺そうしたときに勇者アモンと魔将軍ガーラにそれを止められ、復活した明人との再戦では敗北し、自分が独善で動いていたことを思い知らされた。
昔から祖父である兜十蔵に対してコンプレックスを抱いており、祖父を超えるために悪魔を殲滅して世界から認められたいとも思っていた。それも歪んだ正義の原因だ。
友人のボスたちや弓さやかのことは大切に思っており、さやかに対しては素直になれない一面がある。
マジンカイザーの姿は、マジンサーガのZの鎧みたいな感じ。
兜十蔵(かぶと じゅうぞう) 74歳。
光子力研究所の所長にして、今の対デーモン研究の第一人者。
世界から認められている天才科学者であるが、人間を含めて全てのものは自分の道具としか思っておらず、孫の甲牙やシローのことも例外ではない。
甲牙の悪魔狩りを全面的に指揮っており、それと同時進行で悪魔の体内に流れているデーモン細胞について研究している。
サポートロボットをいくつか開発しており、その中でも戦闘に特化しているのは白カラスとの戦闘で活躍したマジンガーZである。
Drヘルと呼ばれるデビルマンと旧知の中であったそうだが、何かが原因で袂を分かっている。
弓さやか 17歳
長い茶髪にカチューシャをしており、スタイルは抜群。胸囲はFカップ
甲牙と同じ高校に通う美少女にして俊才。
甲牙の幼馴染であり、何かと面倒を見たり心配することがあるが、彼には鬱陶しいと思われている。
デーモンのことを知り、甲牙だけでなく自分も戦うために兜博士から露出度の高いバトルスーツをもらう(本人は見た目的に最初は装着することに抵抗していた)。
ミネルバX
兜博士が開発したサポートアンドロイド。
光子力を原動力としている。
甲牙をサポートしており、カイザーパイルダーや遠隔でマジンガーZを操縦することができる。
ボス、ムケ、ヌチャ
甲牙の悪友で、良き理解者。
白カラス出現後は下水道にあったロボットの残骸からボスボロットを作り出し、甲牙をサポートするようになる。
Drヘル
兜博士のかつての旧友であったが、今はデビルマンとなっている。
その言動や技から、デビルマン軍団に属しているものと思われる。
マジンカイザーの力を目のあたりにし、危惧している。
ほかにもデビルマン軍団にはあしゅら男爵やゴーゴン大公も属している。
ダイジェスト
デビルマンとしての力に覚醒してから半年が経ったある日、内海明人は美佐樹を人質に取られ、父親の身体を乗っ取ったジンメンと戦うことになるが、なんと母親は奴によって食われていた。動揺を隠せなかった明人だが、母の言葉に覚悟を決め、ジンメンを殺して大切な者を助け出すことに成功する。思えば、これが明人の心の闇の始まりだったのかもしれない。
時を同じくして、平凡な高校生である兜甲牙は退屈な日常の中で悪魔と遭遇し、危機を脱するために魔神カイザの力を手に入れ、幼いころから夢見ていた英雄を目指すようになる。そして、同時に力に溺れてしまうことにもなるのだ。
2人の戦士の道は交わることなく月日は過ぎていき、明人の通っている学園がデーモンの総攻撃を受けることになる。鈴谷たち他のデビルマンや味方のデーモンの力を借り、明人はスラムキング=魔王ゼノンと戦って彼の怒りを受け入れることを決意するが、その間に美佐樹は敵に捕らえられてしまう。そして、機を伺っていたかのように現れた白藤隆一率いるデビルマン軍団によって追い詰められ、美佐樹を助けに向かう明人の眼の前で、白藤は彼女をレイプしてしまう。それが崩壊への引き金となった。
明人の中の破壊皇ゼロの力が暴走し、その姿は彼の面影はどこにも無い巨大な白いカラスとなった。
白カラスは日本中を破壊していき、人間もデーモンもデビルマンも見境なしに殺していく。
そんな中、いろいろな人々や悪魔の力を持つ者たちの想いが交錯していく。
飛鳥了の前には、なんとあのバイオレンスジャックが姿を現し、特異点の真実を話す。
白カラスの体内では、明人が破壊皇ゼロの案内で前世界の歴史をアストラル体なって目撃する。
その中で、自分たちが戦わなければならない本当の敵の正体に気づく。
そして、元の世界に戻るために試練を受け、絶望を乗り越えようとするが……。
現実の世界では、白カラス討伐作戦が施行された。
兜甲牙を中心とした作戦で白カラスを追い詰めることに成功し、彼に止めを刺そうとするが、それを勇者アモンあ将軍ガーラが止める。
そして、その間に美佐樹が明人を絶望から救出し、見事、彼は現実世界に戻ることができた。
現実世界では、悪魔であっても守るべきものがあると知る明人と、全ての悪魔を殲滅しようとする甲牙が激突する。
復活した明人は破壊皇ゼロの力を使いこなし、マジンカイザーの力に囚われて歪んだ正義に飲まれていた甲牙を解放することに成功した。
そして、明人は大切な者たちが待つ、彼の居場所に戻ることができたのだ。
しかし、戦いはそれで終わりではない。
天界では、大天使ミカエルが地上に降り立つための準備を整えていた。