※この作品はR-18です。

DEVILMAN REBORN ~LOST DESTINY~   作:カナト

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渇望する獣☆

 肌寒く感じる地下の牢獄の中で、ジュンは目を覚ました。

 全裸のまま両手を上で鎖で縛られており、身動きが取れない。

 暗闇に目が慣れてくると、視界に映る物を見て冷や汗が流れた。

 

 床に転がっているのは、見渡す限りの骨だらけ。

 そして、異臭として血生臭さがあった。

 

「ここは一体……」

 

 ジュンは思い出す、黒崎と戦っていた時のことを。

 あの並外れた能力の前に成す術なく、倒れてしまった。

 

(まさか、私をここに縛り付けたのはっ…!?)

 

 嫌な予感が当たったのか、外から誰かが階段を降りてくる音が聞こえてきた。

 

「誰!?」

 

 敵意を放ちながら声を張り上げれば、不気味な笑い声が地下に響いた。

 

「目が覚めたのかい?良かった」

「あおいっ……!!」

「そんなに怒らないでくれよ。こうでもしないと、君はまた俺から離れていくだろ?」

 

 牢獄に入り、黒崎はジュンの頬に人差し指を這わせる。

 

「今でも思い出すよ。初めて君と繋がった時のことを…」

「私にはもう思い出したくないことよ!!」

 

 怒りに任せて変身しようとするが、いくら集中しても身体はデビルマンには変わらない。

 それを察したのか、黒崎の笑みが増してはジュンの両手を縛り上げている鎖を指さす。

 

「変身しようとしても無駄だよ、その鎖はデビルマンの能力を封じるものなんだ。それに……クククッ、君が変身したところで、俺には勝てないでしょ?」

 

 人差し指を頬から首筋となぞっていき、左乳房をなぞっては乳首を指先で転がした。

 

「さ、触らないっ…で!!」

「そう言って、喜んでるくせに……。んっ……んっちゅ……レロっヘロっ」

 

 ジュンの唇に吸い付き、舌を絡める黒崎。

 左乳房を揉みしだき、陰部を反対の手で中指を入れながら弄りだす。

 

「んっ!!んむっ……んんっ!!」

 

 身をよじらせながら抵抗しようとするジュンだが、感じる部位を攻められては身体に力が入らない。

 

「っ!!……止めてっ…!!あおいっ!!」

「どうして、俺を拒むんだ?昔は何度も愛し合ったじゃないか。また、あの頃のように愛し合おうよ」

「私はっ……もうっ!あなたを愛してはっ……いな―――んっ!」

 

 これ以上聞きたくないというかのように、黒崎は再度ジュンの唇にしゃぶりつく。

 

「君はずっと俺のものだ……。俺が一生、君のことを愛してあげるんだからねぇ!!」

 

 ズボンのファスナーを下ろし、脈打つ大きな肉棒が露わになる。

 それを見て、ジュンは目を見開いた。

 

「私には、あなたの他に大切な人が居るっ…!!その人を裏切ることなんてできないわ!!」

「関係ないよ。君が誰をどう思おうと、俺が君を愛していることに変わりはない!!」

 

 ジュンの両足を持ち上げて肉棒の先を陰部の入り口に擦りつけ、黒崎は狂気の笑みを見せる。

 

「さぁ……再び愛し合おう、ジュン!!」

 

 愛を求める狂気の獣は、その肉棒をジュンの陰部の中に押し込んだ。

 あまりの大きさに、オマンコの中は押し広げられていく。

 

「いっ!いやぁああああ!!!」

 

 ジュンの涙を流した悲痛な叫びも虚しく、黒崎はおぞましい表情で一心不乱に腰を振って悦を得る。

 

「ふんっ!うっ!ふんっ!ふんぬっ!!」

「あっ!いっ!あぁ!んぁあ!!」

 

 身動きが取れない状況で無理矢理犯される。

 ジュンは思い出す、前の世界で邪教の集団に捕まり、生贄として多くの男に凌辱された時のことを。

 あの時も、身体を何度も弄ばれた。

 悪夢が再度蘇る。

 

「うっ!…あっ!…うむっ!…あぁんっ!!ひんっ!あはぁんっ!!」

「可愛いよ、ジュン。喘ぎ声なんて出して、気持ち良いんだね?もっと、俺の愛を感じてくれ!」

 

 抵抗できず、オマンコの中で肉棒を擦りつけられるジュン。

 彼女は1日中犯され、もはや朝が明けた頃には目の焦点は合っておらず、満身創痍の状態になっていた。

 

 その中で彼女の脳裏に浮かぶのは、大切なパートナーの憂う顔だった。

 

 絶頂に達し、オマンコの中に射精された時、ジュンは涙を流しながら叫んだ。

 

「いやぁああ~~~~!!!!」

 

(助けて……了っ……!!)

 

 

 -----

 

 

 結局、ジュンは夜が明けても戻ってこなかった。

 了はその事実を重く受け止め、何度もメールや電話をしても繋がらないので不安で仕方が無かった。

 眠れない夜を1人で過ごし、その顔には疲れが見えた。

 ずっと、寝ずに『共存の園』について調べていたのだ。

 特に黒崎あおいについて。

 

「黒崎あおい……奴には何かがある。そうとしか考えられない」

 

 ジュンがデビルマンになった5年前のことと、その後の消息が無かった黒崎。

 5年間の空白の期間、黒崎は何をやっていたのか。

 

「どうしても、頭から抜けないな……あの夢の光景が」

 

 頭を押さえながら溜め息をつくと、突然スマホの電話が鳴った。

 画面に出てくる名前は『不動ジュン』。

 

「もしもし、ジュン!今、どこに居るんだ!?」

『……』

「ジュン!……答えてくれ、ジュンっ!!」

 

 必死に呼びかけるが、愛する彼女の声は聞こえてこない。

 代わりに、不気味な男の笑い声が響いた。

 

『クククククッ、そうかそうか。もしやとは思っていたが、この世界でも俺とジュンの愛を邪魔をするのだな、アスカ欄』

 

 それは了が前の世界で、神の目を欺くために使っていた偽名だ。

 その時、了は自身の身体を女体化させていた。

 このことを知っているのは、ジュンと不動明のみのはず。

 

 了の声音が低くなった。 

 

「……おまえは誰だ?」

『覚えていない…か。この声だと仕方ないか。前の世界で、俺は女として生を受けていたからねぇ』

 

 前の世界では女。

 そして、ジュンを執念深く愛する者。

 黒崎あおいという名に不快感を感じた理由が理解できた。

 

「黒崎あおい……だな」

『クククッ、わかってくれたのなら嬉しいよ。前の世界では世話になった。ジュンと私の愛を裂き、よくも私を殺してくれたなぁ!!』

「……何故、おまえが前の世界の記憶を持って転生している?」

『私の魂は神によって救われたのさ。この世界でもう1度、ジュンを愛するために!!』

 

 ジュンへの愛は、もはや狂気に変わっているということを了は認識した。

 

「ジュンはどこだ……?彼女を返せ!!」

『ジュンは元々私のものだ。もう誰にも渡さない。例え、相手が伝説の大魔神サタンであっても、負けることはない』

「そんなことはどうでも良い。彼女を返す気がないのであれば、奪い返しに行くだけだ」

 

 決意と怒気を孕んだ声で言えば、了の神経を逆撫でするような笑い声が聞こえてくる。

 

『愛し合っている時に何度も叫んでいたよ、了……了って!!私の名前ではなく、恨めしいおまえの名ばかりな!!だから!ジュンの目の前でおまえを殺してやる……共存の園の本部で待っているぞ、おまえ1人で来いサタン!!』

 

 一方的に電話を切り、後に流れるのは静寂のみ。

 その中で、了は静かに闘志を燃やしていた。

 

「待っていろ……ジュン!!君は助け出す……俺の全てを賭けてっ……!!」

 

 人間の魂が芽生えた堕天使の覚悟を、その場にあった『力』は感じ取った。




凌辱されるジュンを助けに行く了。

次回、黒崎あおいの正体が明らかになり、了は……。
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