DEVILMAN REBORN ~LOST DESTINY~ 作:カナト
肌寒く感じる地下の牢獄の中で、ジュンは目を覚ました。
全裸のまま両手を上で鎖で縛られており、身動きが取れない。
暗闇に目が慣れてくると、視界に映る物を見て冷や汗が流れた。
床に転がっているのは、見渡す限りの骨だらけ。
そして、異臭として血生臭さがあった。
「ここは一体……」
ジュンは思い出す、黒崎と戦っていた時のことを。
あの並外れた能力の前に成す術なく、倒れてしまった。
(まさか、私をここに縛り付けたのはっ…!?)
嫌な予感が当たったのか、外から誰かが階段を降りてくる音が聞こえてきた。
「誰!?」
敵意を放ちながら声を張り上げれば、不気味な笑い声が地下に響いた。
「目が覚めたのかい?良かった」
「あおいっ……!!」
「そんなに怒らないでくれよ。こうでもしないと、君はまた俺から離れていくだろ?」
牢獄に入り、黒崎はジュンの頬に人差し指を這わせる。
「今でも思い出すよ。初めて君と繋がった時のことを…」
「私にはもう思い出したくないことよ!!」
怒りに任せて変身しようとするが、いくら集中しても身体はデビルマンには変わらない。
それを察したのか、黒崎の笑みが増してはジュンの両手を縛り上げている鎖を指さす。
「変身しようとしても無駄だよ、その鎖はデビルマンの能力を封じるものなんだ。それに……クククッ、君が変身したところで、俺には勝てないでしょ?」
人差し指を頬から首筋となぞっていき、左乳房をなぞっては乳首を指先で転がした。
「さ、触らないっ…で!!」
「そう言って、喜んでるくせに……。んっ……んっちゅ……レロっヘロっ」
ジュンの唇に吸い付き、舌を絡める黒崎。
左乳房を揉みしだき、陰部を反対の手で中指を入れながら弄りだす。
「んっ!!んむっ……んんっ!!」
身をよじらせながら抵抗しようとするジュンだが、感じる部位を攻められては身体に力が入らない。
「っ!!……止めてっ…!!あおいっ!!」
「どうして、俺を拒むんだ?昔は何度も愛し合ったじゃないか。また、あの頃のように愛し合おうよ」
「私はっ……もうっ!あなたを愛してはっ……いな―――んっ!」
これ以上聞きたくないというかのように、黒崎は再度ジュンの唇にしゃぶりつく。
「君はずっと俺のものだ……。俺が一生、君のことを愛してあげるんだからねぇ!!」
ズボンのファスナーを下ろし、脈打つ大きな肉棒が露わになる。
それを見て、ジュンは目を見開いた。
「私には、あなたの他に大切な人が居るっ…!!その人を裏切ることなんてできないわ!!」
「関係ないよ。君が誰をどう思おうと、俺が君を愛していることに変わりはない!!」
ジュンの両足を持ち上げて肉棒の先を陰部の入り口に擦りつけ、黒崎は狂気の笑みを見せる。
「さぁ……再び愛し合おう、ジュン!!」
愛を求める狂気の獣は、その肉棒をジュンの陰部の中に押し込んだ。
あまりの大きさに、オマンコの中は押し広げられていく。
「いっ!いやぁああああ!!!」
ジュンの涙を流した悲痛な叫びも虚しく、黒崎はおぞましい表情で一心不乱に腰を振って悦を得る。
「ふんっ!うっ!ふんっ!ふんぬっ!!」
「あっ!いっ!あぁ!んぁあ!!」
身動きが取れない状況で無理矢理犯される。
ジュンは思い出す、前の世界で邪教の集団に捕まり、生贄として多くの男に凌辱された時のことを。
あの時も、身体を何度も弄ばれた。
悪夢が再度蘇る。
「うっ!…あっ!…うむっ!…あぁんっ!!ひんっ!あはぁんっ!!」
「可愛いよ、ジュン。喘ぎ声なんて出して、気持ち良いんだね?もっと、俺の愛を感じてくれ!」
抵抗できず、オマンコの中で肉棒を擦りつけられるジュン。
彼女は1日中犯され、もはや朝が明けた頃には目の焦点は合っておらず、満身創痍の状態になっていた。
その中で彼女の脳裏に浮かぶのは、大切なパートナーの憂う顔だった。
絶頂に達し、オマンコの中に射精された時、ジュンは涙を流しながら叫んだ。
「いやぁああ~~~~!!!!」
(助けて……了っ……!!)
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結局、ジュンは夜が明けても戻ってこなかった。
了はその事実を重く受け止め、何度もメールや電話をしても繋がらないので不安で仕方が無かった。
眠れない夜を1人で過ごし、その顔には疲れが見えた。
ずっと、寝ずに『共存の園』について調べていたのだ。
特に黒崎あおいについて。
「黒崎あおい……奴には何かがある。そうとしか考えられない」
ジュンがデビルマンになった5年前のことと、その後の消息が無かった黒崎。
5年間の空白の期間、黒崎は何をやっていたのか。
「どうしても、頭から抜けないな……あの夢の光景が」
頭を押さえながら溜め息をつくと、突然スマホの電話が鳴った。
画面に出てくる名前は『不動ジュン』。
「もしもし、ジュン!今、どこに居るんだ!?」
『……』
「ジュン!……答えてくれ、ジュンっ!!」
必死に呼びかけるが、愛する彼女の声は聞こえてこない。
代わりに、不気味な男の笑い声が響いた。
『クククククッ、そうかそうか。もしやとは思っていたが、この世界でも俺とジュンの愛を邪魔をするのだな、アスカ欄』
それは了が前の世界で、神の目を欺くために使っていた偽名だ。
その時、了は自身の身体を女体化させていた。
このことを知っているのは、ジュンと不動明のみのはず。
了の声音が低くなった。
「……おまえは誰だ?」
『覚えていない…か。この声だと仕方ないか。前の世界で、俺は女として生を受けていたからねぇ』
前の世界では女。
そして、ジュンを執念深く愛する者。
黒崎あおいという名に不快感を感じた理由が理解できた。
「黒崎あおい……だな」
『クククッ、わかってくれたのなら嬉しいよ。前の世界では世話になった。ジュンと私の愛を裂き、よくも私を殺してくれたなぁ!!』
「……何故、おまえが前の世界の記憶を持って転生している?」
『私の魂は神によって救われたのさ。この世界でもう1度、ジュンを愛するために!!』
ジュンへの愛は、もはや狂気に変わっているということを了は認識した。
「ジュンはどこだ……?彼女を返せ!!」
『ジュンは元々私のものだ。もう誰にも渡さない。例え、相手が伝説の大魔神サタンであっても、負けることはない』
「そんなことはどうでも良い。彼女を返す気がないのであれば、奪い返しに行くだけだ」
決意と怒気を孕んだ声で言えば、了の神経を逆撫でするような笑い声が聞こえてくる。
『愛し合っている時に何度も叫んでいたよ、了……了って!!私の名前ではなく、恨めしいおまえの名ばかりな!!だから!ジュンの目の前でおまえを殺してやる……共存の園の本部で待っているぞ、おまえ1人で来いサタン!!』
一方的に電話を切り、後に流れるのは静寂のみ。
その中で、了は静かに闘志を燃やしていた。
「待っていろ……ジュン!!君は助け出す……俺の全てを賭けてっ……!!」
人間の魂が芽生えた堕天使の覚悟を、その場にあった『力』は感じ取った。
凌辱されるジュンを助けに行く了。
次回、黒崎あおいの正体が明らかになり、了は……。