DEVILMAN REBORN ~LOST DESTINY~ 作:カナト
その日は結局、悪魔特捜隊の疑惑がまた向けられるかもしれないという理由で、美佐樹をマンションの俺の部屋に泊めた。
「はぁ!あぁ!ああぁ!!あんっ!!あぁ~!!」
ベッドの上で全裸の美佐樹は背中に両腕を回して強く抱きしめ、俺も彼女を抱きしめながら正面体位で腰を振り、肉棒がオマンコの中で激しく暴れる。
「はぁー、はぁー」
「あああぁ~!!あんっ!!んっ!はぁんっ!!」
俺から与えられる悦楽に頬を紅潮させて目を瞑りながら浸る美佐樹の顔を見ていると、頭に今とは関係ない女の悪い笑みが見え始める。
『良いっ‼良いわぁ……もっと、もっと奥まで突いてぇ~‼』
柊木ツバサの顔が見えるだけでなく声も聞こえ、あの女と繋がっているような錯覚を覚える。
そして、美佐樹とツバサの顔が重なって見える。
「『あんっ!はっ!はんっ!明人……明人ぉ~‼‼』」
声も2重になって聞こえてくる。
これは幻覚か、幻聴か?
俺は今……誰なんだ?
「はぁんっ!あぁ!!ああぁんっ!!あんっ!むぁんっ!!」
美佐樹の愛する内海明人か?
『あはぁんっ!!んっ!!あぁ!!ひんっ!!んぁあっ!!』
柊木ツバサの言う通りの悪魔なのか?
身体はただ、女と繋がることで得られる悦楽を求め欲している。
誰とするかは関係ないのか。
悦に浸る美佐樹とツバサの顔。
俺は幻覚と幻聴を払おうと、美佐樹の大きくて豊かなおっぱいに顔を埋めながら腰を激しく振ってオマンコに肉棒を打ち付ける。
パンッパンッパンッパンッパン!!
「あんっあんっあんっあんっあんっ!!あぁ~!!」
美佐樹は俺の頭を抱きしめ、顔全体に柔らかい感触がさらに広がる。
あまりの激しさに抱きしめる力が強くなり、身体が弾みながら喘ぐ声も間髪入れずに大きくなる。
「あっ!あっ!あっ!!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あぁんっ!!あっ!あっ!あぁ!!あっ!はぁん!!あっ!あっ!あっ!あっ!あんっ…!!はぁぁあっ!!」
俺は一心不乱に腰を振り続け、すぐに絶頂に達してオマンコの中に射精してしまった。
「うっ…!!」
「ああ~~~っ!!」
お互いに肩で息をし、美佐樹は俺の顔に両手を這わせて見上げさせる。
「はぁ…はぁ……明人、どうしたの?何か……いつもと違った」
「えっ……悪い、乱暴だったか?」
「ううん、そういうわけないけど……。まぁ、良いわ。明人が気持ち良かったなら、あたしは満足だから」
美佐樹は最後は笑顔で言い、俺がオマンコから肉棒を抜くと精液が溢れ出てきた。
すぐにティッシュで陰部を拭き、美佐樹は隣に寝転がった俺をじっと見る。
「……何かあったなら、ちゃんと言ってよ?」
「わかってる。……悪かったな、今度から気を付けるよ」
美佐樹は首を横に振り、俺の肩に頭を埋めながら横になる。
「あたし、明人に激しくされるの好きだよ?それだけあたしを求めてくれるってことだし、愛されてるんだって実感する。だから、明人のしたいようにしてくれて良いからね」
「あ、ああ……」
優しい言葉をかけてくれる美佐樹に対して、罪の意識が半端ない。
途中、別の女の幻覚が見えていたなんて言えるはずもないよな。
しっかりしろ、内海明人。
大切な恋人を裏切るようなことをしてどうする。
気づけば、ツバサの顔はいつの間にか消えていた。
俺は美佐樹のことが好きだ……愛してる。
しかし、柊木ツバサの言葉が大きな不安を募らせる。
これから俺はどうすれば良いんだ……。
美佐樹のことを抱きしめ、今側に居てくれている女の温かさを感じる。
「美佐樹……愛してる」
「……あたしも」
この言葉は内海明人としての本心だ。
だけど、前世界の罪悪感が心に残る。
黙示録の分岐点となる運命の日を前に、最悪な問題が出てきたもんだ。
しかし、俺の意志は変わらない。
何があっても、美佐樹を守る。
彼女を傷つけようとする者は、全て俺の敵だ。
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深夜の中央公園に了は立っていた。
彼だけが察知できる不穏な気配を辿り、ここに着いたのだ。
了は目を閉じ、少し怒気を孕んだ声を出した。
「何のつもりかは知らないが、もう下界に降りてきたのか……ミカエル」
名前を呼べば、タキシードを着たピエロの仮面の男が姿を現す。
「……久しぶりだな、兄上。会えて嬉しいよ、元気にしていたかい?」
「ふざけているのか。おまえが下界に降りてきたということは、戦いに来たのだろ」
了はコートを翻してデビルマンのベルトを露わにする。
それを見て、ミカエルは仮面の下で笑みを浮かべる。
「落ちる所まで堕ちたな、ルシファー……それとも、サタンと呼ぶべきか?」
「その名を捨てたとは言わない。しかし、今の俺は1人のデビルマンとしておまえの前に立っている。飛鳥了として、この世界で生きている」
「くだらない。そのようなことに何の意味がある?下劣な人間に成り下がり満足か?」
「少なくとも、前の世界よりも悪くないさ」
了とミカエルは対面し、少しの間静寂が流れる。
「白藤隆一という男を知っているな?」
「さぁ……何のことやら」
ミカエルは両手を広げて首を傾げる。
「レクスなどと言う悪魔はいない。あれは闇の帝王ハデスの力を入れる器として用意された『力』だ。神の力を入れる器を大天使の力で作ったとしか考えられない」
「そうかそうか、流石は兄上だ。そこに気づくとは恐れいる。しかし、それに気づいたからと言って、神のシナリオを変えることができるとは思えないが……」
「何故、彼にハデスの力を与えた。おまえは一体……いや、神は何をしようとしている!?」
仮面を取り、不敵な笑みを見せるミカエル。
「私の意志は神の意志だ。そして、神のシナリオ通りに筋書きは進んでいる。例え兄上が邪魔をしようとも、この世界のリセットは止まらない」
「俺だけでは止まることはないだろう。しかし、反逆者が俺だけではないことを忘れるな」
「……ほぉ」
手に持っている白く分厚い本を見て、ミカエルの笑みが増す。
「今日はただの挨拶のつもりで来ただけだ。そして、私は必ず天の裁きを下界に降り注いで見せる。全ては、神の名の下に……。近々、懐かしいものを見せてあげるよ」
ミカエルの姿が透けていき、消えていく。
双子の再会は静かに終わった。
そして、これからの戦いに対する序曲となった。
ちょっと、明人くん浮気はダメよ?
何をツバサちゃんのこと思い出してんの!!最低!!
了さんに関しては、双子の再会だけど素っ気ない感じにしました。
これからのミカエルの陰謀を止められるとしたら、それは誰なのか。
確実に『おまえかよ!!』という展開になると思います。