蒼明記‐The Unlimited Side Storys‐ 作:雷電p
「蒼くん……好き……♡」
心を擽る甘味にとろける艶声。
やわらかな抱擁に包まれる俺に、ことりはそっと囁いた。
互いに肌を重ね合わせ、抱きしめ、熱を分かち合う。交われば交わるほど互いの熱は上昇し続け、意識がもうろうしようとするが止めることはしない。
彼女の滑らかな肌からなのか、それとも流れる髪からか、欲望を駆り立たせられる媚臭が鼻孔を伝って血液に流れていく。全身がことりに支配されてしまいそうだ。ことりが俺のことを求めれば求めるほど、俺の身体は過剰に反応しだして、反動的に俺自身もことりを求めようとするのだ。
欲望が止まらない……留まることを知らない欲望は欲求へと変わり、欲求がいつか実行へと移していた。いま、目の前には、無防備な肢体を晒す彼女がいる。瑞々しい豊満な雌の身体を前に、俺の
「フッ……ホント、ことりは可愛いヤツだ……」
強い意志をもって呟いたこの言葉は偽らない。
それを示すかのように、肉欲に餓えたこの淫らな腕を、彼女の肢体へと伸ばした―――
―
――
―――
――――
俺はことりの部屋にいた。
正しく言わせれば、ことりも部屋にいる。
学校説明会とその打ち上げが終わってすぐに、俺たちは2人だけで帰り、連れられて家に上がっていた。部屋にはまだ片付けられていないダンボールがちらほらと積まれている。留学することを取り止めてから1日も経っていないのだからすぐ終わるはずもない。それでも、あともう少しと言うところで元に戻ろうとはしていた。
では、俺がここにいる理由は何なのか。
それはことりの家に着いたと同時に、突然、
「今日ね……お母さんは忙しいから、帰って来ないの……」
と、切なそうな声で訴えてくる。
恥ずかしいのか顔を薄く紅潮させて顔を逸らすのだが、その手は俺の片手をしっかり掴んで放そうとはしなかった。ことりの、ずるい誘いの仕方だ。そんなふうにしていることりをどうして無碍にすることができるだろうか? と、いままでの俺ならそう考えるだけだっただろう。
けれど、いまは違う。
俺はこの手を離したくなかった。もし今、この手を離してしまったとしたら、俺の
だから俺は、快く受け入れ、彼女の願い通りに家の中に入っていったのだ。
日も落ち、夜が街を包み始め出す。
同時に、人の本性が現れ出てくる時間だ。
現に、この俺もことりの家に入った途端に身体が疼き始めていた。この広い家に恋人同士の男女がたった2人だけ。親もおらず、邪魔する者などいない……。頭の中では、こう言った思考が働いてしまい、自分でも情けないと感じている。まるで俺が、そうなることを望んでいるようではないかと……
いかんいかん、何を考えているんだ俺は。俺はただ、ことりと一緒にいたいだけなんだ……ことりはずっと俺のそばにいてくれると言ってくれている。だが、それがいつまで続くか何てわかりやしない。そうしたものは突然強盗のように襲ってくる……なら、少しでも多くの時間を共に過ごしたいと願うのは当然のことじゃないか。
そうやって自分に言い聞かせるように言ってみせるのだが、どこか言い訳染みたように聞こえてならない。いまは考えないでおこう…、と深い溜め息を吐きだした。
「どうしたの蒼くん?」
「いや、何でもない……」
「そう? それじゃあ、こっちに来て」
ことりに悟られそうになるも避けることができ、そのまま彼女に連れられるがままに足を運ばせた。
そして俺は、ことりの部屋に入っていったのだ。
部屋の中を見回すと、仄かに鼻孔をつく甘い香りの中にことりの身体から発しているであろうものが含まれているように感じ取った。甘い…、ゆっくり吸い込むと鼻がひくひくと過敏に動いて感じ取る。
もし、あのままことりを留学させていたらこの香りを嗅ぐことはなかったのだろうと、不意に襲う安心感に胸がいっぱいになる。多分そうだ、俺はこの気持ちを実感するために来たのだと、そう言い聞かせた。
―――カチャ
鍵の閉まる音を耳にして、扉に向かってゆっくりと身体を振り返らせた。
すると突然、ことりが俺の胸目掛けて飛び込んできた。一瞬、体制が揺れて傾きそうになったが、一歩足を後退させることで免れる。けれど、不安定な体勢であるのには変わりなかった。それにさっきからことりのことばかりを考えていたせいか、鼓動が早まり動揺しだした。
そんなことりは顔をあげると、切なそうな表情を見せてくる。水のように澄んで光る瞳。ぽっと火が付いたみたいに赤くなる頬。守ってあげたくなるような愛くるしい上目遣いが、俺の心を射止めてくる。どこから見ても非の打ちどころのない美少女。それがいま俺の胸の中に収まっている。それだけで、この胸が苦しくなっていく。
すると、ことりは少し背伸びして顔を近付けると、
「キス……して……」
とせがんだ。
思わず生唾を呑んだ。ついさっきの部室でのことや空港での時とでは勝手が違う。まったく余裕がない。
なのにどうしてか、ことりを見ているとそんな心配さえ忘れてしまいそうになる。彼女に惹き込まれそうになるんだ。あの幼く見えていたことりが、俺の心を掴んでしまいそうな大人の色気を放たせている。まるで、私に任せて、と言っているような健気さに俺の心は打たれる。
俺は足を少しかがませ、ことりの身体をぐっと引き寄せる。
「……ことり」
そっと唇が触れ合う。
『んふぅ……ちゅ、ちゅる……んふ……』
やわらかな感触が唇に直接伝わってくる。ともに、桃のように甘酸っぱく、蕩けてしまいそうなことりの愛液が口いっぱいに広がっていくようだ。するといきなり、その唇から温かく
『ちゅ……んっ……んくっ、あ……んんっ』
舌を絡みあわせたことでさっきよりも深いキスになる。そのせいなのか、ことりが俺を抱きしめる腕の力が強くなり、豊満で厚艶な肉体を寄り合わせて俺とぴったり密着しだす。唇もまた余裕をなくしたみたいに密着させて息が荒々しくなっていく。どれだけ俺のことを強く求めているのかが、その仕草だけで分かる。
キスする時の大人っぽい艶めかしさから彼女の女っぷりが増したことを実感させられる。なのに、時々目を開き仰ぎ見る金色の瞳は純粋でまだ幼かった。
『あむ……ん、んん……そ、うふぅん……ちゅっ』
熱くて、甘い、情熱的なキス。ことりは必死に俺のことを求めている。
女としてはまだ未熟――だが、俺はそんな
けれど俺は、ことりを1人の女にしてあげたい。未熟で青々としたそのベールをとり、まだ見たことのないことりをこの目で見てみたかった。
口溶けるようなキスの最中に思っていると、ことりは唇を放して、妖艶な表情で囁いた。
「蒼くんの、したいようにシテ……♡」
官能的な言葉が身体を疼かせた。それがどういう意味を含んでいる言葉なのか、言わなくたって分かる。
鍵が閉められた2人だけの密室。
いずみさんのいない家。
露骨に誘いをかけていたことり。
これだけの証拠が並び立てられているのだ、ことりは本気なのだろう。俺とそうなりたいと訴えかけているのだ。きっとそうに違いない。
けど俺は、以前口に出していたことを思い出し躊躇った。
「ことり、俺は迷っている。以前に、お前のそれを奪わない、と言ったことがあった。その日が来るのを待て、とも言った。それが今日なのか、わからない……」
“奪う”ということは、それなりの覚悟がいる。一度奪ってしまえば、元には戻れない。俺がことりや他の彼女たちと縁を結んだ時に交わした時と同じ状況。大事なことだからこそ躊躇するのだ。
迷いが心を支配しかけようとしている中、ことりがぐっと身体を引き寄せて、もう一度キスをした。熱い吐息が口の中に充満して、頭がぼぉーっとしていく。考えることが次第とできなくなっていく……
ことりが口を放し、唾液でできた透明な糸が伸びていく。恍惚とした瞳を滲ませると、そっと告げる。
「迷う必要なんてないよ……。だって、ことりはもう、蒼くんの恋人さんなんですよ? 蒼くんのしたいようにしていいの。それに……ことりは、欲しいの……。蒼くんからの愛の証を、ことりの中に注いで欲しい……。ことりと蒼くんが、本当の意味で繋がっているんだって、自分に自信を付けたいの。だからそう……今日がその日なんだよ……」
やや荒れ出した呼吸を繰り返しつつ、
「シテ……ことりのすべてを、蒼くんの思うままに……蒼くんのものに、しちゃって……♡」
「―――――っ!」
その言葉に、嘘偽りなんてなかった。ことりは俺と、本当の意味でひとつになりたいと言っている。胸が熱くならないはずがなかった。穂乃果の時もそうだ、アイツもそう言って俺とひとつになった。穂乃果が求めていることとことりが求めているものは、どちらも同じなのだと改めて理解した。
なら俺は……言葉通りに、思うがままにことりのことを――――
「ことりっ!!」
吹っ切れたみたいに声を荒げた俺は、ことりを抱きしめると、そのままベッドの上に押し倒した。ことりが小さく驚嘆を発したのを気にもせず、俺は四つん這いとなって上に覆い被さり、再び小さな唇を重ね合わせた。
『んんっ……! んちゅっ、くちゅ……!』
どっぷりと溺れてしまいそうなキスで身体を抑え付ける。突然の激烈なディープなキスにことりは吐息を漏らし、びくびくと身体を動かしていた。
蛇のような舌を捻じ込んで口内を蹂躙し、熱い吐息で頭を沸騰させてしまえ。この暴力的な口付けが俺が彼女を求めている度合いなのだろう。これまでにないくらいに長く、深く、唇同士を重ね合わせた。
行為が長引けば、感情も激しさを増す。
キスを続けながらも俺の手は彼女のシャツに手を掛け、ボタンを上から順に取り外しだす。手慣れた手つきで肌蹴けさせ、花柄のかわいらしいブラジャーと、それに包まれる白く豊かな果実が顔を出す。むっちりとした肉厚な様相はこのブラジャーだけでは収まりきらないほど溢れている。
あまりにも窮屈そうな果実を、俺は両手で鷲掴みにした。
「んぁっ、んんぅっ……!」
触れるとまるで電流が走ったかのように、びくんっと、ことりの身体は震えた。
ブラジャーの上からその大きさを再び実感するが、この手が物足りなさを抱きだすと、ブラジャーを外して剥き出た白い果実を撫で回した。この手でしっかりと掴むと、指の合間からやわらかな肉がはみ出てくる。力を弱めれば指が押し返される適度な弾力。理想的な胸だ。時間が許されるのならば、いつまでも揉み続けていたくなってしまう。
その上、ちょこんとかわいらしく乗っている乳首が、羨望の眼差しを送るかのように俺の方を向いていた。
「そんなに求めているのか……この胸は……」
蕩け顔になるまでキスし尽くした唇を離すと、今度は白い果実をしゃぶりだす。
「ひゃん! お、おっぱいが、あっ! す、しゅっちゃ、ひゃぁぁぁん♡」
呂律が回らなくなった口から甘々な嬌声を鳴かせる。それをBGM代わりに実った果実を頬張り尽くす。
「こ、ことりの……おっ♡ お、おおおっぱいをすっても、ミルクはでな、うっ♡ でないよぉ♡」
と喘ぎながら言うので、
「昼間の搾り立てミルクはここからきているんだろう? だったら、空になるまで絞り尽くしてやるさ」
と言って返す。
マシュマロのような乳房を吸い、痛々しいほど柔らかかった乳首も舌で転がされて硬くなる。決して、母乳が出てくるかもと吸っているわけではなく、女性の象徴でもある乳房を吸うことに、性的な意味で彼女を食べていると言う愉悦を味わっているのだ。
「そ、しょん、なっ、ひぃぃぃん♡ しょ、そうくんに、しゅわれてぇぇぇ♡ おっぱいがあつくなってりゅぅぅぅ♡」
火照った乳房を吸いあげると、気持ち良さそうに喘いだ。やはりキスのしすぎで頭が沸騰してしまったのだろう、呂律も相まって思考も低下しているように思える。
けれど、上気させた表情はとても喜んでいるように見えた。
燃えるような吐息を荒々しく零すことり。
豊満な果実で腹を満たすと、いよいよ我慢の限界が来る。
無意識の中、自然と下半身に血流が激しく行き交い力がみなぎる。しわだらけのその種に、再び天をも突き刺す槍のような凶暴さが蘇る。すべては快楽による満足を得るため、それ以外になんの役割も果たさない実にわかりやすいものだ。おおよそ、俺の身体の中でも一番性欲に忠実で、短絡的思考回路を併せ持つのはコイツしかない。
この猛々しくそそり立つ肉器官は、予想通りに目の間に転がる無防備な彼女に激しく反応しだした。どくんどくんと、まるで心臓がこっちに移植されたみたいな強い脈動が打ちこまれる。早くここから出してくれと、下着とズボンの下から叫んでいるみたいに何度もノックしてくる。
「ことり」
息苦しい肉器官を抱えながら一度声をかけると、まるで来るのを待っていたかのように、あかねさす顔を向けて言ってくる。
「うん……やっと、だね……」
頬をわずかに緩ませて返事すると、ことりはおもむろに脚をくの字に折り曲げて、素股を見せつける体制になる。M字開脚させた中心には、スカートに隠れる淡いピンクのイチゴパンツが縦スジからぐっしょり濡らしていた。
「ことりのパンツ……脱がせて……」
恥ずかしいのだろう、顔を少しばかりか横に逸らしてねだった。改めてそう言われると、むず痒い気持ちになる。ブラを外す感覚とは明らかに異なるだろう。あの布の下に潜ませているのは、紛れもない性の奥地。女性が持つエロスの塊とも呼べる器がある。その器に俺のエロスを挿入させることで初めてひとつの愛とオーガニズムを完成する。
そして、その器を開く権利がいま、俺が握ろうとしている。これはまさに、一種の儀式のようなモノなのだ。
再び生唾を呑み込み、息を殺した。
じわじわとゆっくり手を伸ばし、スカートを取り外して投げる。そして見える、むっちりさせた太ももに挟まれる一枚の布。真珠のような乳白の肌に指を滑らせ、布と布の端に手をかける。するするとゆっくり外そうとすると、体温と湿気でムレムレとなった秘所から意識が朦朧としてしまいそうな危険な香りが漂ってくる。
甘くて、しっとりしていて、おまけに官能部が強烈に刺激させられる。吸えば吸い上げるほど動悸が早まり、性欲が掻き立てられる。これは麻薬だ。性欲淫らな感情を暴走させる危険な麻薬。一度味わってしまえば虜になってしまいそうになるほど濃密。現に俺の性欲の塊である肉器官が激しく反応させ、金属の扉でさえも突き破ってしまいそうな凶暴さを抱かせた。
もはや、我慢の猶予さえもない。
「もうこんなに濡らして……ことりは本当にえっちなヤツだ……」
「言わないでよぉ……はずかしい……」
羞恥に顔を隠そうとすることり。
湿ったパンツを脱がすと、ようやくことりの秘所を拝められる。ベッドの上でM字開脚させた下半身は、まるで皿に乗せられたメインディッシュ。性欲のフルコースの主要格に相応しいそれがお披露目される。
ぷくっと小さく膨れる乳白色の肉2つに挟まれて、希薄なピンクの縦に細く伸びた生肉が愛液と言う極上のソースをひたひたかけて待っている。その上には、クリトリスと呼ばれる豆のような形の敏感な突起物がすでに固く立たたせ、ちょこんと髪と同じ色の陰毛も薄く敷かれている。その様相は美を追求させ尽くし整えさせた庭園。俺のためだけに与えられた快楽園と言うべきだろう。
その美しさにも魅せられる俺の肉器官。女の味を知り始めた
これを止めることなど出来やしない。むしろ、アレを喰らうためにここにいるようなものだ。躊躇う必要もなく、ただただ俺は、自らの性欲に従順となっていく。
「もう、我慢ができなくなっちまってる……。ことりを、いますぐにでも喰らってしまいたい……ことりのすべてを喰らい尽してしまいたいんだ……!」
「――――うんっ! やって……ことりを食べて……。そして、ことりのすべてを味わって……! 蒼くんのことが大好きなことりの、全部を蒼くんだけのモノにしちゃって……♡」
もう我慢などする必要もなかった。
すぐさま俺は、肉器官を鞘から抜刀する。天さえ突いてしまいそうな実直さ、屈強に鍛え上げられた鋼鉄の肉器官をことりの前に突き出す。いつ見てもグロテスクで暴力的な形をする俺のそれ。それをことりは恍惚な瞳で熱い眼差しを送り、興奮させている。俺に秘所を見られていることよりも、これを見たことでひくひくと秘所を動かしている。我慢などはしていないが我慢汁と呼ばれるねっとりとした蜜のような液体を、だらだらとよだれのように流してしまうほど待望させていたのだ。
ことりの奥底から俺のことを渇望している事実が、俺の生殖的本能を再び花開かせる。
仰向けになることりの肢体に覆い被さりながら、この肉器官の先端をことりの膣口につける。くちゅ、とぬかるんだ音を出しながら正確な位置を探り、ハマる位置を確認できたら腰に力を加える準備をする。
「準備はいいか……ことり?」
「う、うん……や、やさしく……やさしく、してね……?」
両手でシーツを握りしめて、来るのをひたすら待っている。緊張からか息が上がり始め、2つの乳房が上を見上げて上下させていた。余裕のない表情。そこから垣間見える乙女の素顔がとても愛おしい。可憐に芽生えた花のような初々しい様子が俺の心を擽る。
そっと上半身を重ね合わせた俺は、乙女の唇に口付けを交わし、
「大丈夫、ゆっくり落ち付いて……力を抜いて……」
と手ほどきする。
ゆっくり落ち着いてきたのを肌で感じ取ったなら、下半身を少しずつ下へ下へと降ろしていく。
ズブッ、ニュチュッ、チュプチュプ――――
卑猥な音を立てながら俺の肉器官がことりの
ただ、沈んでいけばいくほど膣肉がみっちり肉器官に絡み付き、何とも言えぬ快感に襲われる。これ以上進めないだろうキツさなのに、そこに注がれるアツアツの愛液が潤滑液となってヌルヌル進む。だからその分、この窮屈さからの快感が程良く惹き立ち、至極の快楽へと堕とそうとしている。
「あっ……ひゃっ、あぁ…………」
肉器官が進む度、ことりの口から甘い吐息が吹きかけられていくと、ついに――――
ジュブッ、グチュ―――ブチッ――――!
「はうあっっっ!!!」
「んはっ……!」
肉器官が奥に到達した瞬間、何かが破れる音と悶絶することりの声が混ざった。
この光景は以前も見たことがある――、そう感じると、2つが交わる入口を触れると手には赤黒い血が……。
処女貫通――これこそ、俺とことりが本当の意味で繋がったことを示す瞬間なのだ。ことりのナカに俺のが入り、鼓動と血流を直に感じる。血の一滴さえも把握できてしまうことが実感できることに歓喜した。
「ことり……全部、入った……。これで、お前と俺はひとつに繋がった……」
嬉々して声に出していると、ことりは目元を濡らし涙ぐんでいた。
「うれ、しい……ことりが……やっと蒼くんと繋がれて……蒼くんがことりのことを、いっぱいいっぱい求めてきてくれて……わたし、蒼くんのそばにいてもいいんだって、やっと実感できて……」
「そうさ……ことりは俺のそばにいていいんだ……。このままずっと、一緒に繋がってもいい……もっと俺のことを感じ取ってくれ……」
声を震わせて泣く顔に、そっと触れてキスをして慰める。
心の中に秘めていた不安を取り除かれてほしい、そう願いを込めて。
「ことり。もっと俺に感じさせてくれ……。ことりのすべてを見たい。見て、俺のモノにしたい。絶対に絶ち切ることができない繋がりを持ちたいんだ……!」
「……うんっ……! キテ、蒼くん……! ことりの全部を見て! ことりの全部を奪って! ことりを、蒼くんなしじゃ生きていけない身体にしちゃって……!」
わかった、そう言うと再び腰に力を込めると、奥まで突き刺した肉器官を引っ張り出す。じゅぶじゅぶとまた、溢れんばかりの淫音が膣内から鳴いている。出ていくことを惜しんでいるようにも聞こえたので、もう一度、今度は奥に向かって早く突く。
「ひゃぁっ、ひぐっ! お、奥にはいってきてりゅぅ!!」
不意打ちに余裕のない嬌声が響く。それがよかったのか、また膣内から愛液が溢れ飛び身体をビクビクさせる。絶頂したのだろう、以前見た時と同じだらしない表情がそうだと告げていた。
「まだ最初だと言うのに、もうイったのかよ。やっぱりえっちなヤツだ」
「ら、らってぇ……そ、そうくんのおちんちん、とってもきもち……いいんだもん……。そ、そんなのをなんどもつかれたら、ことり、こわれちゃう……」
頭が沸騰して呂律が回らなくなっているのだろう。まだ序盤だと言うのに、こんなに早いのを見ると逆に心配になる。俺が絶頂を迎えるまでに何度絶頂するのだろうか?
それでも、挿れてしまったこれを抜くわけにもいかない。それに……
「どんな姿でも俺に見せてほしい……それもことりなのなら見てみたい。ことりの全部を知りたいから……」
貪欲な心が疼き始めていたのだ。
腰をあげてゆっくり引き出し、再び奥まで挿入。このストロークを徐々に回数を増やしていき、スピードも上げる。出し入れを何度も繰り返す度に、膣内の肉壁が緩まり俺のサイズに合わさろうと解れていく。肉器官に当たり引っかかる
肉自体のやわらかさは穂乃果を凌ぐのに、この執着心だけは遥かにことりが上回る。この膣内はことりの心そのものを表しているかのようだった。
「んっ……あっ、ひゃっ……ふわああぁぁっ♡ やあぁぁんっ、しゅ、しゅごいよぉっ!! しょぉぅくんにょぉおちんちんがぁっ!! なっ、何度も何度も奥に当たってぇ……♡
脳天を突き刺すかのような嬌声が部屋の中で反響する。必死に腰振ると、駄肉が詰まったお尻に下半身が何度も衝突して、パチュンッパチュンッと生々しい肌同士の快音も混合する。聞くになんて卑猥な合唱なんだろう。艶めかしく官能的で、俺の性欲を掻き立たせるこの音が肉器官を強くさせる。もっとこの声を聞きたいと力強く腰を動かす。その度に、互いの秘所同士が繋がるところからは、ずぷずぷと抜ける音と、ぐちゅぐちゅ水跳ねる音が大きくなる。それに、ことりが大声で喘ぐ度に膣内から大量の液が湧き出てベッドを濡らす。大方、さっきのように絶頂しているのだろう。それも何度もしちゃっているから身体中のいろんなところが緩々になり酷くだらしないことに……
「あっ、あっ、あああぁぁっ♡ いい、いいよ、じゅごくひいぃっ♡ らんどもちゅかれて、しゅきになっちゃうぅぅぅ♡」
突けば突くほど身体を大きくくねらせ、卑猥な声ばかりを吐き散らす。理性もほとんどなくなっているんじゃないかって心配になってしまうほど呂律も回っておらず、瞳孔が小さくなって白目の部分が広がっているのも気になる。さらに付け加えれば、ことりがイッちゃってる回数がもうそろそろで5回に入りかけている。どこかで聞いた話だと、何度も続けてイキ続けると、イクまでの間隔が狭くなるらしい。それに、何をしても簡単にイッてしまう身体になってしまうそうだ。そう言う意味では、早くこっちもイッて終わらせたい。これ以上、ことりが淫乱になってしまっても困るのは俺だからだ。
一旦抜いて、手でシゴクしかないかもな……、と腰を止めて肉器官を抜こうとした。
「抜かないでっ――!!」
「―――っ?!」
瞬間、ことりの両足が腰に絡んできた。ぎゅっと、クロスさせた感じになって抜くことができなくなる。
「おねがいっ、ことりをもっと犯してっ! 蒼くんのおちんちんでことりのナカをもっと掻き回してよ!」
ついさっきまで淫乱だったことり――(と言うより、いまも淫乱なのだが)――が切なそうに訴えてくる。
「これ以上ヤッたらことりが壊れるのは目に見えている。それでもヤリ続けるってなると気が引けてな……」
「ヤッてよ……! 壊れるくらいことりのことをメチャクチャにしちゃって……! もう、だめなの……ことりは、蒼くんじゃないとイケない身体になっちゃってるから……」
俺じゃないとイケない…? この言葉が気にかかると、切ない顔で覗きこむ。
「ことりね……この日が来るのをずっと待ってた……こうやって繋がることを、ね……。ずっと、蒼くんのことばかり考えて、ココをたくさん弄ってた……。蒼くんの恋人になってからはもっと意識するようになって、いつかことりのナカにも蒼くんのが入るんだって想像して、たくさんシテたの……一日に何度も何度もイッちゃって、その度にシーツを取り変えたりしてた……。あと、ね……留学しようか迷っていた時も、飛行機に乗ろうとしていたあの前の日の夜もずっと、蒼くんのことばかり考えて……」
「ことり……」
「ごめんね、蒼くん……ことりはもう、壊れちゃってるの……。蒼くんが望んでいることりは、もういないの……えっちでイケないことりなの……」
目元から涙を零し、とても悲しい顔をしていた。俺が望んでいないから、そんなことりを望んでいないのだと思い込み泣いているのだ。人一倍小心者で不安を抱くことりだからそう言うのだろう。
けど、それは違う。ことりの言うことはすべて間違いなのだ。ことりはまだ、俺の本心を理解しきれていない、それが彼女を不安にさせているのだ。
「バカなヤツ……。ホントにバカなヤツだよ、お前は――」
「ふぇっ……?」
ことりの首を抱きしめると、流れる涙に沿って何度も口付けをする。
「俺の望んでいないことりだって? バカ言うんじゃない。俺が望んでいるのは、ことり、ただお前1人だけだ。裁縫が得意なことり。おいしいお菓子をつくることり。可愛い声で囁いてくれることり。そして、俺のことを想像してえっちなことをすることり―――」
「はぅ………」
「どれもことりなんだよ……愛しい俺のことりじゃないか……! どれも間違いじゃない、どれも正解なんだ! お前がどんなに変わろうとも、俺は全部ひっくるめて受け止めてやるし、愛して欲しいなら愛してやるさ! だから分かれっ! 俺がお前の全部を愛せる世界で唯一の男なんだってことを!!」
「そ、う…くん……」
「えっちなことりも歓迎してるんだぜ……? 俺のことばかり考えてえっちなことをしているなんて、とっても可愛いじゃないか?」
「い、いいの……? こんなえっちなことりでもいいの?」
「あぁ……」
「これからもずっと、蒼くんのことばかり考えてえっちなことをしたちゃってもいいの?」
「ああ」
「ことりがガマンできなくなったら、一緒にシちゃってもいいの?」
「もちろんさ。ことりが望むのなら、満足するまでお前のことを犯してやる。だから安心して、俺に全部を見せてくれ。お前のすべてを俺にくれ……!」
「……っ!! うんっ……! あげる……蒼くんに全部アゲル……! だから……だから、ことりの全部を見て……! とってもえっちなことりを見て……!」
「あぁ、全部見せてくれ――」
俺の言葉に安心したのか、緊張させていた表情を緩ませ、クロスさせていた足を解いた。再び腰を動かせるようになると、少しずつ膣奥から肉器官を引き出す。そして、もう一度ことりの顔を見ながら、
「じゃあ、いくよ」
「うん。キテ……♡」
と合図を送り、腰を振るう。
クチュン、クチュン――――♡
ズブッ、ヌブッ、ブリュッ――――♡
「ひゃああぁぁん♡ やぁん、やんっ、はあぁぁぁん♡」
股同士の絡み合いの中で、わずかに開いた隙間から淫らな快音を鳴らす。外気の激しい出入りがそうさせているのだが、まるでことりの膣内が俺に突かれて喜んでいるみたいに聞こえてしまう。気持ち良くさせてやりたいと腰を強く打ち、感じやすいところを重点的に突き動かせた。
「す、すごいよ蒼くんっ! 気持ちいいよ! さっきよりも全然気持ちいいよぉ!! こんなに気持ちいいの初めてだよぉぉぉ♡」
「それはよかった……! 俺もさっきよりも締め付けが強くなってて、気持ち良くなっているぞ! ぐっ、こ、こりゃあ、思った以上に早くイキそうだな……!」
「やぁん、嬉しいっ♪ もっと気持ち良くなろ? ことりともっともっとキモチ良くなってぇ♡」
ガツガツとことりの生肉を貪る俺の獣。極上の仕上がりとなった餌に待ってましたと言わんがばかりの喰らい付きを見せ始める。さっきと比べて掛かる快感が断然違い過ぎる! 俺が的確にことりの弱いところを狙おうとするのと同じように、俺の弱いところもよく理解しながら吸い上げてくる!
それとさっきから耳元で囁くようにあげる嬌声が艶めかしい。媚薬のような作用を与えてくれるのか、ますます性欲を掻き立てられる! あまくてトロちまいそうなこの声が、脳みそにまで響いて、こっちもエロいことしか考えられなくなってくる……! ことりのことをメチャクチャに犯してしまえと囁いてくるっ……!!
下半身から漏れ出る水飛沫もそうだが、額と身体から溢れ出る汗も相当なものだ。水でも被ったのかと疑ってしまうくらいびしょ濡れだ。ことりの髪を結んでいたリボンも解けて、長い髪をベッド一面に敷いて乱れている。俺に吸われた2房の果実たちも俺が突く度に上下に激しく揺さ振らせている。こんなに見せられたら、またいじりたくなってしまう!
腰を激しく動かしつつ、器用に背を曲げて白い魅惑の果実を再び口にする。
「ひゃぁん!? またことりのおっぱいを吸ってっ、んんんっ~~~~♡♡♡」
「ちゅっぱっ――、こんなに俺に吸って欲しいって切なくさせているのに、吸わないわけにはいかないじゃないか……! それに、吸われている時、突かれるのとは違った可愛い声をあげる。前から思っていたが、ことりの性感帯はココだったってわけか……」
「ひ…んうっ、あっ! ら、らめだよぉ!! も、もう、おまんこらけれもひもちぃぃぃにょぃ、ほれひじょうきほちりょくなったらあああぁぁぁぁ♡♡♡」
また、ことりの身体がビクビクと震えだす。イッたのか、と思った瞬間、身体を仰け反らせる。
「ひりゃあああぁぁぁ♡♡♡ ナカがグチュグチュ擦れてキモチイイィィィ……! ことりもぉ……! もうあたままっしろでっ、あんっ…! 何も考えられないよぅ♡」
だらしない舌を口から出し、トロトロに蕩けた目元から熱い涙がヨダレと一緒に混ざり落ちる。目の焦点もどこを向いているのすらわからず、ただ激しく腰を振るい、俺の肉器官を貪っている。
キタ、のか…?
俺が予想した通りの状態――何度もイキ過ぎて、簡単にイッてしまう淫乱な身体になってしまったのだ! 突く度に絶頂した時と同等の喘ぎ声を高らかに上げ、乳房を弄るだけでも激しく身体を逸らす! かすかに口からこぼれるのは、俺の名前だけ……。
ことりはもう、肉体的にも、精神的にも俺の虜となり、俺のことしか考えられない身体となったのだ! もう、彼女を止めることはできない……なのに、そんな彼女がますます愛おしく感じてしまうのだ。絶対に手放したくないという気持ちにさせられるのだ! おかしいかもしれないが、俺はいま、全身全霊で俺を求めることりのことが好きで堪らなかったのだ……!
震える華奢な身体を抱きしめ、意識虚ろとなったことりに最後のピストンをかける!
「ことりっ! イクぞっ、ことりっ! 俺の、全部を、お前にっ! お前の全部で、俺のをっ、受け止めろっ……!!」
「だしてだしてぇぇぇ!! いっぱいだしてぇぇぇ!! ことりのおまんこのナカに、アツアツでドロドロのせぇいきをビュッビュッしてぇっ……♡ ことりにいっぱいいっぱいのそうくんをちょうだぁぁぁい♡♡♡」
「ああっ、イクっ! 淫乱になっちまったことりの
「くりゅぅっ♡ そうくんのすごいのがきちゃってるよっ!! あっっっ! やぁぁぁぁんっ!! そうくぅぅぅぅぅん♡♡♡」
ドクッ! ドビュルルルルルッ―――!!
肌と肌を重なり合わせて互いの名前を叫びながらの絶頂だ。自分にとってもあまり感じたことのないほどの快楽に、思わず頭が真っ白になりかける。睾丸に溜まりに溜まったドロッドロの白濁液が彼女の膣奥に向かって、どくっ、どくっ、と脈打ちながら注ぎ込まれていく。しばらく止まる様子もなさそうだ。
打ち止めしてからは反応をみせないが、ことりは息絶え絶えで未だに下半身を繋げた状態で仰向けに転がっている。初めてのことなのに、こんなにも濃密に激しくやったのだ、まともに動けるはずもない。むしろ、よくここまでできたものだと感心してしまうくらいだ。
俺のことを考えて自慰行為をし続けていたことが、幸いして体力を付けたのだろう。不本意だが……
けれど、いま見降ろすことりを見て、ちょっと嬉しく感じる。これでもう、自分に自信がないなどと言うことが無くなるのだろうと思うと胸を撫で下ろしてしまう。ありのままの姿を見せることりが、一番可愛いのだと感じるばかりだ。
さてと、そろそろ抜き出すか…、と腰を引こうとした時だ。
グッ――――!
「ん……?」
ことりの足が、また腰辺りに絡み付くようにクロスされる。その瞬間、にへら顔をしたことりが、ムクッと起き上がって俺の唇にキスをした。舌を絡め出すフレンチキスをしたかと思うと、唇を離して妖艶な笑みを浮かばせていた。
「だめだよぉ~まだ抜いちゃぁ~♪ ことりにもっと、もっと蒼くんのをちょうだぁ~い♡」
どうやらまだ、帰れそうもないようだ……
しかも困ったことに、俺のコレも疼き始めて……
「フッ……ホント、可愛いヤツだ……」
肉器官に鋼鉄の固さが蘇る。
そしてまた、猛威を振るう。
夜はまだ長い―――
(次回へ続く)
ドウモ、うp主です。
久しぶりに書いてみましたが、まだうまく書けない感があります。
次回も余裕があれば書きます。(多分
各話のエロさは十分でしょうか?
-
ドチヤクソエロい
-
もっとだ…もっとすごいのをくれ…!