蒼明記‐The Unlimited Side Storys‐ 作:雷電p
「もっと、激しくしてっ――!!」
情熱の紅は焼き焦げるような吐息で彼を覆った。
滴る汗を振り撒き、狂ったように身体を揺らす。
突き上がるような嬌声を高らかに叫び、まるで音楽を奏でるように歌い尽くす。
全身が、音楽となって、歌を歌う。
喜びの唄を。
歓喜の歌を―――
「わたっ、しのっ! ナカにッ! キテッ!!」
――淫らに唱える。
―
――
―――
――――
――時はわずかに遡る。
短い時計の針が8を過ぎようとしていた。
窓の外を眺めれば、辺りは暗く、所々で外灯が灯され始めている。夜も深まりだすといったところだろう。普段なら外から聞こえてくる虫の音色に想いを馳せ、近付く秋の足音を感じることだろう。
しかし、今晩は――いや、今晩
湯立つシャワーの水音が聞こえてくる。
リビングのソファーでくつろぐ蒼一の耳に、その音が強調されて通り抜けた。
風呂場にいるのはもちろん彼ではない。
真姫と花陽なのだ。
と言うのも、彼女たちは昼間にこの家に訪れた。
彼も認知しない時に、ふらりと来ては自然と、あたかもこの家の住人のように行動していた。彼は一瞬、そんな彼女たちに戸惑ったが、あまり深く考えてはいけないと半ば諦めて受け入れた。と言うより、諦めた。
そしていま、彼女たちは蒼一の風呂場で入浴を楽しんでいる途中だ。賑やかな声が聞こえ、少し朗らかな気持ちになる蒼一。夏も終わりに近付く中、残りわずかな一時をこうして恋人たちと過ごすのも悪くはないと思いにふける。
特に、最近は真姫と花陽との関わりが少ない。それがもとで不安がらせてはいけない。こういう時だからこそ、もう少し2人と過ごす時間を増やしたいものだ、と何かを模索し始めようとした。
すると、彼女たちの声がピタリと止んだ。
あんなに賑やかだったのにそれが一瞬にして聞こえなくなる。彼の耳に入る唯一と言っても過言ではない音は消え、静寂が訪れる。風呂から出たのか? 無音の中で、彼はそう呟いた。
それから間もなく、ひたひたと床を進む音を耳にする。
綺麗な足取りで一定のリズムを刻むように進んでいく。このように繊細なことをできるのは彼女しかいない、と彼の中で理解した。
そう思った次に、リビングの扉が開き少女が1人入ってくる。振りむき様にそんな彼女を一目見た彼は、思わず身体をこう着させ凝視した。
それもそのはず、彼の前に立つ彼女はというと―――
「いいお湯をありがとね、蒼一♪」
――湯立った身体にタオル一枚巻いて立っていたからだ。
「……ちゃんと、身体拭いてこいよ」
「してるわよ。あと、髪もね」
右手で巻いたタオルを掴みつつ、見せつけるかのように左手で髪をかき上げた。さらさらとなびかせ見るにしなやかな髪からシャンプーの香りがほのかに漂う。彼の風呂場にあるいつものシャンプー。けれど、真姫から発する匂いはいつものやわらかなモノではなく、濃厚で妖しげな甘さが含んでいるようだった。
すると、真姫は彼の前に立つとゆっくり身体を傾けてこう話す。
「蒼一、どうかしら……?」
「どう、とは……?」
「ニブイわね……私のカ・ラ・ダ♡ 見て、何も思わない……?」
そう言われて、蒼一の視線は真姫の顔から徐々に下がる。
そしてすぐに、息を飲み、視線が一点に集中する。
胸の谷間だ。
彼はそこを凝視した。いや、そこにあって、それも強調するかのように指でタオルをずらすのだ。
手の平に収まるであろうちょうどよい実りある双子山。
胸の谷間をつくるにはちょうどいい大きさだ。
触り心地の良さそうな滑らかな肌。
ふっくらと弾力のありそうな肉厚。
白のタオルと重なって見えるほどの純白の肌色。
おまけに、風呂から出てきたばかりで一層艶目いて見える。
欲情しない方が難しかった……。
「あら、こっちの方は正直ね♪」
するとどうだろう、真姫が視線を送る先には、明らかに膨らみを見せる山が蒼一の下半身から起こる。とても窮屈そうに膨れ上がっているのだ。しかし彼は何も臆することなく、ただ笑っているかのように彼女を見つめ返した。
「いつだって俺は正直さ。ただ今日は、いつもより
「フフッ、おもしろいわね。蒼一の口よりも先にこっちが返事しちゃって……もう、えっちね♡」
「よく俺に色仕掛けしてきたヤツの言葉じゃないな。いまもこうやって俺のことを惑わそうとしている」
「惑わしてないわ、誘ってるのよ♪ 久々に蒼一と2人っきりになれたのよ、もっと甘えさせてもらってもいいわよね?」
「もちろんだとも……けど、今日は一段と色っぽいな真姫。かわいいぞ」
蒼一は手を伸ばすと、彼女の頬っぺたを擦る。上気する彼女よりも熱い手で、まるで猫をあやすかのような手つきで。それに好感する真姫は、彼のその手に自分の手をかざし彼の熱を感じだす。それをまた、頬を赤くして愛おしそうにするのだ。
「んっ……当然、この真姫ちゃんがかわいいのは当たり前♪ 色っぽいのは……蒼一のせいよ……」
「俺の?」
「そう。最近、蒼一が構ってくれなくってイライラしてたのよ?」
「そうか……それはすまない……」
「それに、最近は穂乃果たちとイイコトしてるじゃない? 私を差し置いてシテるなんて許せないんだから!」
「もう真姫の耳にも届いてたのか」
「当たり前じゃない! 私は、蒼一の最初の彼女! 恋人なのよっ! なのに……するいわよ。幼馴染だからって、穂乃果たちにハジメテをあげちゃうだなんて……蒼一の
真姫は残念そうな声で不満を漏らした。膨れっ面で、ちょっぴりムスッとした様子に。
そんな彼女に、蒼一はくすっと朗らかになり、身体を起こして彼女の耳元に顔を近付けた。
「なら……真姫のハジメテは……誰にあげるのかな?」
「っ―――――!!」
耳元で囁く彼の声に真姫は身体をビクつかせる。ぽっと一瞬にして赤面し、恥ずかしそうにする。
もう……わかってるくせに……いじわる……♡ と垣間見る乙女な素顔で彼女は答える。
「もちろん、蒼一よ……♪ アナタにしか渡さない……アナタにしか差し上げない……アナタにしか奪わせない……! 私のすべて、それは蒼一のモノ。アナタに助けられてから、この身体はずっとアナタのものよ。だから……もう……準備は、できてるんだからぁ……♡」
真姫はタオルにかける指に力を加え、留めていた個所を外した。しゅるり、と軽い音を立ててタオルが床に落ちる。そして露わにされる真姫の姿―――
ヴィーナスのような美しい女体が、真珠のような乳白を彩って現れる。
「……やっぱり、綺麗だな。真姫の身体は」
改めて彼女を見る蒼一さえも唸るほどで、一切の無駄がない美を追求した見事なプロポーションを晒した。
「ありがと、蒼一♪ アナタに抱いてもらうため、磨き上げたボディよ。すべて、蒼一に満足してもらうため……アナタのためだけに整えてきた姿よ……」
そう誇らしげに語る彼女は、座る彼の足に跨り両腕を首に回した。ぐいっと身体を押し付け、視線を彼の目に合わせるように頭を固定した。
彼もまた彼女と視線を合わせる。
熱の回った紅い顔をする彼女の顔をじっと見つめ、水晶のように輝かせた瞳の中に彼が収まっていた。
真姫は蒼一しか見ていない。真姫は彼に何かを期待するように甘い吐息を吹きかける。
蒼一もまた真姫しか捉えていない。彼女からの大胆なアプローチを受けても顔色一つ変えずに不動する。
すると、ようやく蒼一は彼女の後頭部と背中にそれぞれ手を添えると、朗らかな笑みを立てて呟いた。
「真姫のすべてを、俺にくれ」
「っ――――!!」
ぞくぞくっ、と全身を震撼させる。彼の、蒼一の口から零れたそれを耳にした途端のことだ。
蒼一が私のことを求めている……!
率直で分かりやすい、彼の想いを受け取った真姫は、身体がよじれるほどの喜びに満たされる。
こんなにも蒼一が私を欲しているだなんて……嬉しい、嬉しすぎる……!
お互いの利害の一致がなされた瞬間でもある。欲情と情熱で熱せられた身体が疼く。女としての欲が、彼に向けられる。満たす、満たして、満たされて欲しい――彼女の気持ちは止まらなかった。
1人の女としての、欲を、留めることなど出来なかった。
「いいわ……受け止めて、私のすべてを……!奪って、私を。汚して、何もかもを……!」
そう言うと彼女は、身体を、顔を近付けさせる。お互いの鼻が重なり合い、そこから漏れる息に擽られる。止まらない、もう止められない、止めることなどしたくない。彼女の心は決まっている、だから熱した唇を持って彼の唇に押し付けた。
『んっ、ちゅっ―――――』
鼻から息がこぼれるほどの濃厚な口付け。少々荒々しい気持ちでするのだが、それが何とも言わし難い感覚に浸るきっかけとなる。
『ちゅぱっ―――ちゅ、はふっ―――んんっ!!』
先走らせたのは真姫だったのだが、それを強引に惹き込ませたのは蒼一だ。ぐっと唇を押し付けるのではなく、ぷるんと柔らかな感触を持つ真姫の唇を食すように吸い上げる。蛇のようにしなやかな舌もゆっくりと真姫の中に入りうごめく。
それに驚いたのは言うまでもなく真姫だ。こちらから仕掛けたと言うのに、逆にこちらが翻弄されているような気がして戸惑っている。しかし、彼からのこの情熱的で渇望するような口付けに全身が蕩けそうになる。こんなにも蒼一からしてもらったことはなかった。故に、いままでにないくらいに身体が過剰に反応し、歓喜の熱を発するのだ。
「ひゃぁっ……! ご、強引過ぎるわ……」
「ふふっ。とは言うけど、とっても嬉しそうな顔をするんじゃないか。素肌を曝け出して冷えると思ったのに、こんなに熱くさせちゃって……もしかしたらさっきよりも熱くなってるんじゃないのか?」
「それは……蒼一が強引にするからぁ……」
「本当にそうかな? 背中からの汗がこんなにぐっしょり出てるのに? 身体を捻ってしまうほど喜んでいたのに? 本当は、嬉しくって発情してたんじゃないの? その証拠に、俺の足もぐっしょりだ。どういうことなのかなぁ?」
「も、もうっ、ばかぁ……言わなくたってわかるでしょ……///」
「いいや、わからないね。ちゃんと言わないとわからないや。かしこい真姫ならちゃんと言えるよね?」
「うぅっ……そ、そうよ……! わ、私は蒼一のキスで興奮しちゃって、アソコを濡らしちゃいました……蒼一のキスが気持ち良すぎちゃって、もうアソコはぐちゅぐちゅなのっ……!」
「はい、よくできました―――♪」
小悪魔的な笑みを浮かばせると、今度は真姫の乳房に顔を埋め思いっきり吸い上げる。
「ひゃあぁぁっ―――!! あぁああぁぁっ、い、いきなりぃ!!」
「ごめんな、さっきからずっとこの綺麗な2房の果実が目に入ってな、思わずしゃぶり付きたくなったのだ」
「だ、だからって急にだなんて驚くじゃない! もっとやさしくしてよ!」
「ん、ならやさしくするのならしてもいいのかな?」
「それは……え、えぇ、いいわよ……」
恥じらう赤面を浮かばせながらつつも、求めてくる彼の願いを断ることはできずにいた。真姫は抵抗することなく完全無防備な状態でその乳房を晒すと、蒼一は言葉通りにそっと口を添え始める。
それじゃあ、と言うと彼は彼女の乳首に吸いつく。薄いピンク色に艶めくピンッと立った突起物は、彼の唇を感じ取るとピクッとわずかに揺れる。程良い固さのそれは彼が吸い上げるのにも、舌で転がされるのにも適していた。彼の乳房を唇で吸い上げるのもさながら、舌を使うことも手慣れていた。くるりと乳首の周りを焦らすように舐め、彼女の神経を擽る。擽られる神経は焦らされれば焦らすほど敏感となり、現に彼女の表情にも余裕が無くなっていく。乳房がピクピクッと揺れた時、ここぞとばかりに唇で一気に吸い上げる。
「あっっっ!! あっ、あああぁぁぁああぁっっっっ!!!」
尖った神経にこの強烈な刺激は抜群だ。
絶頂。快感の頂点に立った瞬間だ。淫らな嬌声を口から大きく零し、彼の上で大いに乱れる。初めて得るこの身体をつんざくような刺激に翻弄される。
「ふふっ、かわいい声を出しちゃって。そんなに気持ち良かったのかい?」
「ふひゃっ―――、あぁっ、き、気持ちいいわよ……こ、こんなの、はじめてぇ……///」
彼の腕に抱かれる真姫は口籠らせて、この快感の感想を述べた。終始彼女の許にあると思われた優位はこうして奪われる。そして彼女は、喉を鳴らし媚びるネコのように骨抜きにされるのだった。
すると蒼一は、上気する真姫の身体をまさぐり始める。絶頂した身体はとても敏感だ。髪を撫でることでさえも強く反応する。そして、その手は今一番敏感となる
「あんっ―――♡」
「さっきもかなり濡らしていたが、また一段と濡れたな」
「だっ、だってぇ……そ、そんなところを触られたら……わたしっ……ひゃぁんっ!!」
ぷっくらと膨れた肉の谷間に指が呑み込まれていく。ナカの肉ひだが絡みつき、とても窮屈で指一本入るのがやっとのところ。ただ、水のように湧き出たこの愛液により指がするすると奥に入ってこうとする。少し曲げれば、ぐちゅぐちゅといやらしい水音を立たせる。同時に、彼女の口からもいやらしい嬌声が漏れ出る。全身に電流が走るような衝撃に、苦しそうに顔を強張らせるが、それなのにその声は随分と気持ち良さそうなのだ。
それもそのはずで、蒼一は彼女の感部をうまく捉えそこを重点的に突いている。変にナカを大きく動かさず、傷付けず、絶妙なタッチで感じさせている。その快感に溺れ掛けそうになるのだ。
「―――ココだな」
「ッッッ―――!! ああぁっぁああぁぁっっ!!!」
真姫の快感部を見つけた蒼一は、そこをくいっと捻るように指を押しあてると、真姫は言葉にならないほどの嬌声をあげた。びりびりと衝撃が全身に行き渡り、再び絶頂する。それも先程よりも強く感じて、全身をびくびくと痙攣させるほどに。
彼に2度も絶頂させられた真姫は、息荒々しく全身が汗だくになっていた。まるで、シャワーを浴びた後のような濡れ具合。ぼぉーっと上気した顔は、意識をあやふやにさせていた。
「おっと、すまんな。少しやり過ぎてしまったか?」
そう口にするのも遅すぎるような気もする。彼女は先程から呆けた様子で聞き入っていないように思えた。
だが……
「っ――――――!」
「んぐっ!?」
突然、真姫が蒼一に口付けし、その唇を強く押し付けた。その急なことに狼狽する蒼一は、彼女の行為に為す術がない。結果、彼女の勢いに押され、彼の身体はソファーの上で押し倒される。口を放した彼女は彼の上に乗ると、真っ赤な顔で微笑みながらこう言うのだ。
「それで勝ったつもりなのかしら? このくらいで私を翻弄しようなんて考えないことね。今晩は、私がアナタを虜にしちゃうんだから♪」
「………!」
口角を引き上げる彼女の表情からは余裕があった。こんなにされても強気でいられる彼女に彼も驚くばかり、少しばかりか冷汗を垂らすのだ。
「ねぇ、見て―――」
膝立ちをし、汗が滴るその身体が彼に見えるようにすると、彼女は片方の手から伸びるその指を自らの秘所に入れる。彼がまさぐりベトベトに濡れた秘所に、だ。
「ねぇ、どうだったかしら、私のカラダ……? 私がここにいた時、あなたに愛してもらったこのカラダに触れて、どう感じたのかしら?」
ぐちゅぐちゅと音を鳴らして秘所をかきまわしつつ、もう片方の手はハリのある乳房を撫でまわした。まるで、つい先程彼がしたように……。
「あなたに抱かれて、口付けされて、揉みしだかれて……私のカラダはもう、あなたのカタチに収まっちゃってるの……。あなたにしか見せない、あなたしか知らない、あなただけの真姫ちゃんよ」
真姫は見せつけていた、彼に。今の自分の姿を、ありのままをすべて晒すように。強気に見える姿勢なのに、これは服従の証にも捉えられる。彼女の見せるすべてを、彼女は確かに見せている。
才色兼備。
とても15とは思えない大人の美貌と魅惑の肉体。
表現豊かな音楽性を持ち、その上家庭のことさえもできるようになった、まさに絵に描いたような美女。そんな美女は愛すべき彼の前で生まれたての姿となり、痴態を晒している。美しいピアノの旋律を生み出した指先が秘所に触れ、今は卑猥で性欲を掻き立たせるかのような淫音を奏でている。
もう一方の指は、自らの身体をまさぐり、快感を味わっている。その快感が口から漏れる嬌声として奏でられる。淫らな独奏曲を歌うのだ。
観客は1人。
彼女の生演奏をすぐ近くで眺める彼だけだ。普段からは想像もつくことのできない、この淫乱な音楽家を前に黙していた。こんな彼女を見て、普通の人ならば驚愕するかもしれない。
しかし彼は、逆に彼女を見上げて薄ら笑みを浮かばせたのだ。
「真姫が、どんな姿になっても、どんなことになっても……俺は、真姫を愛してる。それは今も変わることがないし、これからも変わることはないだろう。真姫を救ったあの日から、恋人となったあの日と重ねて、ずっと思っていた。いつかこうなる日がくるんだと……そしてそれが今なんだと……。もう一度言いたい……真姫。俺はお前のすべてを、知りたい。奪い取ってしまいたい。真姫と、本当の意味でひとつになりたい……。いいよな?」
それを耳にした真姫は動きを止めた。一瞬、我に返ったかのように顔色を変えると、また顔を赤くさせた。
「もう……蒼一には敵わないわ……」
すると、真姫は彼の身体に覆い被さるように重ねると、色めいた声で呟く。
「ねぇ……あの頃よりも強く、私を抱いて……あなたを、感じさせて……」
それを耳にした蒼一は、すべてを悟ったかのように微笑んで。
「当たり前だ。俺のも感じられるくらい、真姫を抱こう―――」
そう告げると、また2人は口付けを交わす。どっぷりと浸けこまれるような濃厚なキス。
口元が忙しくなっている中、彼女の手が彼のズボンに手を掛ける。ボタンを外し、チャックを下ろす。そこから勢いよく抜き出されたのは、隆々とそびえる彼のモノ。彼女からの激しいアプローチによって限界にまで高まっている肉棒が姿を現す。
「すごい……以前見た時より全然違う……!」
「前は立たせていなかったからな。けど今は、真姫がこんなにも俺のことを求めてくれるから自然とこうなってしまったんだ」
「嬉しい……! でもそれって、以前の私には魅力がなかったってこと?」
「いいや違うさ。以前は、真姫とこういうことをしたいと思っていなかったから自制してただけだ。けど今は、真姫とシたいって思ってるから抑えてないんだ」
「蒼一……!」
彼からのアプローチに彼女の気持ちは大いに高まらせる。その言葉に胸を打たれた彼女はガマンができず、彼の肉棒を掴むと先端を自らの秘所に押し当てた。
「私から、するから……ちゃんと、見てて……」
少し震えながら言う彼女に、彼は身体に触れながら、あぁ、見てるからな、と励ます言葉を口にする。彼からの勇気をもらった真姫は、恐る恐る先端部分を秘所内に入れていく。
「あっ……ああぁっ……んぁあああぁっ!!」
ブチッ、と処女膜が破れると同時に彼女は苦しそうな声をあげた。肉棒はずぶずぶと彼女のナカを進んでいく。膣内はすでに十分なほど潤っていたため、肉棒は何の抵抗もなく奥に奥にへと突き進んでいく。
「大丈夫か、真姫?」
「へ、平気……ちょっと恐かったけど、全部入っても全然大丈夫だったわ……」
若干、苦しげな様子を見せてはいるが、問題はなさそうだった。
「入って、るのね……今、ようやく、蒼一と繋がれたのね……!」
「そうだ。俺も今、真姫と繋がっているってことを感じている。ココに俺のが入っているんだと、真姫の熱が教えてくれている」
「嬉しいわ……本当に、あなたとひとつになれてよかった……。私の、本当に大好きな、愛してる蒼一と繋がれて嬉しいの……!」
真姫は今にも涙してしまいそうな気持ちになって喜んだ。蒼一もまた、彼女の気持ちを酌んで共に喜びを分かちあった。
「それじゃあ……今度は、2人の愛のカタチをつくらなくっちゃ……♪ 蒼一のゼンブを私のナカに注ぎ込んで頂戴……♡」
「もちろんさ。さあ、動かすぞ」
うん、と真姫が頷くと蒼一は彼女の腰に両手を添えると、自らの腰を動かし始めた。
「んっ……あっ、あんっ……んっ……ああっ♡」
行為を始めて間もなく、真姫の口から嬌声が漏れ出し身体をビクビク震わせた。少し腰を浮かせた彼女に彼の腰はゆっくり上下運動を行う。膣内にすっぽり収まった彼の肉棒がおもむろに引き抜かれて、その太くて長い異様な姿を見せる。そして、すべてが出ない程度に止めて、もう一度突く。この長いストロークをじわじわと行うことで不慣れな彼女の膣内を掻き回すのだ。
「随分とナカが解れてきたじゃないか。真姫のココも俺のコレの扱い方がわかってきたみたいで上手に絡んでいるぞ」
「あっ、あっ……だ、だって、蒼一のおちんちんが気持ち良すぎるんだから……私のナカもアナタのモノになっちゃうのよぉ♡」
恍惚な視線を彼に落としつつ、とろけた口調になって話す。引き締まる力が弱かった真姫の膣内もさらに解れ、彼の肉棒を丁度良い締め付けで包み悦ばせる。だが、それ以上に敏感になっていたこの性感帯を何度も突かれるので、彼以上に身体を悦ばせている。
「真姫はいやしんぼだからな、自然と身体がそういうふうに感じちゃってるんだな。まったく、真姫はとんでもないくらいエッチな子だな」
「し、仕方ないじゃない、こんな身体になっちゃったんだからぁ……! 責任……とってよね……?」
「元よりそのつもりさ」
不敵な笑みを浮かばせた蒼一は上半身を起こすと、下が繋がったまま真姫を抱き抱えた。今度は彼女をソファーの上に寝転ばせてからゆっくり行為に戻る。
「真姫のカラダを、俺に預けて……」
「うん……蒼一にゼンブ任せるわ……♡」
綻んだ笑みを浮かばせて伝えると、彼は彼女の足を開いてゆっくり腰を動かし始める。すると、突かれる度に艶めかしい声をあげ豊満な身体を揺らす彼女を見て自然と腰のスピードが速くなっていく。
「あっっ、ああっ! す、すごい、はやく、あっ、すごいのっ、ああんっ!!」
ビクンビクンッと痺れるような刺激に犯されて全身を激しく震わせる真姫。激しいその行為に喘ぐようにギシギシと軋むソファー。お互いの陰部同士が繋がる結合部分からどんどん粘液性の蜜を溢れだし、彼と彼女の太ももを伝ってソファーを濡らした。
「……っ、あぁぁああん…! あ、アソコがっ! わたしのっ、おまんこが、蒼一のおちんちんで掻き回されてるのぉっ!」
「すごいな、突けば突くほど真姫のナカが引き締まってきて、俺のがとろけちゃいそうだ……! 真姫のおまんこは俺の腰さえもとろけさせようとしているのか……!」
腰を目一杯動かさなければ持ってかてしまう、彼女の卑しい膣内に蒼一は翻弄されつつあった。ナカに挿れれば熱々に解れた肉ひだが彼の肉棒をやさしく包み込み、抜き取ろうとするとその柔軟な肉ひだが吸盤のように肉棒に吸い付き外に出ることを拒ませる。
受け入れるのは容易く、離れることを拒否しようとする、まさに彼女自身の性格が表れているかのようだ。
「蒼一、キスして……♡」
もろ手を広げ、彼をねだるポーズをとると、彼はゆっくりと彼女とキスをする。乱れた吐息を互いに吐き出し、唇同士の甘ったるい契りを交わす。
顔が燃えるように熱くなる。
頭がぼぉーっとしてくると唇が離れてゆき、代わりにお互いの舌同士を交らせだす。柔らかく、滑らかで、しなやかな動きをし、互いを舐め回す。ぴちゃぴちゃといやらしい水音をここでも立て熱を増していく。キスに満足して舌を離すと、透明な糸が口同士を繋ぐ橋とつくられるのだった。それを見て彼の感情は高ぶり出し、つい腰に力が入り込んでもっと激しく動かしてしまう。
「ひぐぅっ!! ああっ、いイッ、はげっ、しぃっ! さっきからおまんこがキュンキュン泣いてるっ、しゅごく感じちゃってるのぉっ! あぁあっ、おかしくなる……わたしのおまんこがっ、グチュグチュにされて、おかしくなっちゃうのぉっ!!」
蒼一の高速ピストンで掻き乱される真姫の膣内。そのあまりの激しさに膣内からは溢れんばかりのドロドロの蜜が流れ出し、彼女が言うように泣いているみたいなのだ。
しかし、そう言われても彼の腰は止まらない。むしろ激しくなる一方だ。ずんずん突き進む人間蒸気機関のような勢いで腰を振るい、嬌声と言う汽笛を高らかに上げさせる。
もうすでに彼女は何度も絶頂している。この激しい行為に身を任せ、自分でも数え切れないほどイかされているのだ。
「イかされてるっ、ハジメテなのに、蒼一のおちんちんに何度もイかされちゃってるぅっ!! わたしのおまんこも、蒼一のおちんちんのカタチにされちゃってるのぉ! わたしのおまんこはもう、蒼一だけのなのぉっ!!」
何度も奥を突かれた彼女の理性は寸前のところで止まっている。自らが悦んで受け入れたこの快楽は彼女の満足度を想像以上に超えた。痛みを伴うこの快感は彼女の感覚を鈍らせた。
目から涙。
口からよだれと嬌声。
美しく象られたその顔も今では淫乱な笑みを浮かばせたものとなっている。性に溺れる身体は、もはや自分の力ではどうすることもできなくなっていた。手綱を手にする彼しかどうすることもできない。
そろそろ彼の下半身に痺れが走ると、そろそろだと感付く。
「真姫っ、こっちもイキそうだ! 真姫の、ナカにっ、俺の全部を、出すぞっ!!」
「だっ、だしてえぇっ! いっぱいだしてええぇぇぇ!! まきちゃんのいやらしいグチュグチュおまんこにたくさん出してぇっ!! わたしのナカを、アナタのいろにそめちゃってぇぇぇ!!」
「ぐぅっ、イクっ、イっちゃうぞ! かわいい俺の真姫の
「ちょうだいっちょうだいっ♡ そういちのたくさんのをわたしのナカにそそいじゃってちょうだぁいっ♡ あっ、あっあっ、あっッ、ああっ! いくっ、いくイクイクッ、イっくぅぅぅぅッッッッ♡♡♡」
彼女の絶頂する嬌声と共に、蒼一の白濁とした精が膣内に注ぎ込まれる。
ビクンビクンと何度も跳ね上がりながら余すことなく注ぎ込むのだった。
「はあぁぁっ……そ、蒼一の……あ、熱いのが……たくさん、入って……」
ようやく性の快楽から解放された真姫は、失いかけていた理性を取り戻しつつあった。大きく捻らせた身体も今ではグッタリとさせている。そんな彼女を覆い被さるようにゆっくりと顔を近付けた蒼一は、頬を擦りながら話した。
「どうだった、初めての感想は?」
「すごく……気持ち良かったわ……壊れちゃいそうになったけど」
「やりすぎちゃったかな……? 痛くなかったか?」
「ちょっとね。でも……アナタをたくさん感じられたわ……私の知らなかった蒼一のもう一面を見れたような気がするの……必死に私を求めていたアナタは最高だったわ……♪」
「ふっ。意外だったか? こんな俺を見て?」
「少しだけよ。でも、アナタは変わらないわ……私の、世界でたったひとりだけ心から愛した蒼一は、何ひとつ変わらないのよ……♡」
汗で滲んだ笑顔で返すと、そのまま彼の顔を引き寄せて再びキスを交わす。
少し大人なフレンチキスを、酔いしれるほどに―――
(次回へ続く)
ども、うp主です。
デレデレエロエロな真姫ちゃんが見たかった。
悔いはありません。
各話のエロさは十分でしょうか?
-
ドチヤクソエロい
-
もっとだ…もっとすごいのをくれ…!