蒼明記‐The Unlimited Side Storys‐ 作:雷電p
前回の続き
真姫が蒼一と慣れ染めあっている中、その様子を眺める視線があった。
小泉花陽―――
真姫とともに彼の家に訪れ、一日を過ごしていた蒼一の恋人の1人。夕食を摂った後、真姫と混浴していたのだが、一足早く真姫が上がり花陽は1人で湯船に浸かっていた。そろそろのぼせてしまう頃だろうと、彼女も風呂から上がり濡れた身体を拭いていた。
そんな時だ、居間から聞き慣れないような声が聞こえてくるではないか。小心者な彼女はその声を聞くだけで肩をびくっと震わせるのだが、気になってしまう好奇心がくすぐった。何だろう、と思うまでに落ち付いた彼女はバスタオルで身体を覆うと、そのまま居間に向かいだす。
ゆっくりと、静かに。煌々と光る部屋の明かりを感じながら扉前までやってくる。
少し開いてる、わずかな隙間を見つけた彼女は、そこから中の様子を見ることに。
『あっ、ああっ、いイッ、はげっ、しぃっ! あッ、ひゃぅっ!』
「っ―――――――!!?」
彼女が目にしたのは――真姫と蒼一が淫らな行為をしている現場だった。
「(……ま、真姫ちゃんと蒼一にぃ……!? ど、どうして……!?)」
初めて目にする行為の瞬間に花陽は動揺した。ましてや、親友の真姫が花陽の恋人でもある蒼一とシテいるとは思いもしなかったからだ。当然のこと、花陽は顔を紅くさせ怯えた様子を見せる。
だが、花陽の視線は2人から離れなかった。むしろ釘付けになる。
普通なら目を逸らしたり、止めにかかろうとするのがしようとする気さえ見えない。いやらしく、淫らな快楽におぼれる2人をただ黙って眺めるのだった。
「(あっ……あんなに激しく腰を動かして……真姫ちゃん、気持ち良さそう……)」
すべてを曝け出す真姫は開いた素股に蒼一の肉棒を押し込められて喘いでいる。何度も腰を振るい、一途に責め立てる蒼一は我慢の表情を浮かべさせていた。あんな蒼一を見たことはない、目にする花陽は思う。力の籠る、暴力的な雰囲気があり、まるで別人のよう……。だが花陽は、そんな彼を羨望の眼差しで見上げた。
「(蒼一にぃに花陽のココを同じようにされちゃったら、きっと真姫ちゃんと同じで気持ち良くなっちゃうかも……)」
口が動くよりも早く、彼女の指先はタオルをめくり、隠してた秘所に伸びていた。触れた指先がぐっしょり濡れた。すでに花陽のは、2人の行為を眺めているうちにみるみる流れ始め出していたのだ。
花陽はこのことをまったく知らない無知な子などではない。むしろその逆で、メンバーらが知らない間に多くの知識を蓄えていた。もちろん、今の彼女の状態についても理解している。
「(あっ……わ、私……真姫ちゃんと蒼一にぃで濡らしちゃってる……はつじょう、しちゃってる……)」
顔を紅くさせる花陽はそう呟いた。
もう…だめっ……、我慢していた何かが解け、彼女の指がぱっくり分かれた秘所に入り込む。粘性のある、ぬるっとした透明の液体が指に絡み出し指先が奥に進み行く。
「(んっ――――!)」
びくんと身体を震え、全身の力が抜けていく刺激に襲われる。脚に力が入らなくなると、ゆっくり身体を下ろし床につける。同じ刺激が加われば間違いなく転んでしまうだろうと、先に腰を落ち着かせようとしたのだ。
そうしてわずかな余裕の中、花陽は2人の行為を眺めつつ指を動かし始めた。
「(こ、こんなことしたらいけなのにっ……ゆ、指が、勝手に動いちゃうっ……!)」
口ではそう言うものの身体は正直だ。今、彼女は満ち足りたい気持ちに浸りたがっている。目の前であのようなモノを見せられているのだ、彼女の感性が黙っていられるはずもない。
膣内に指を滑らせ、ゆっくり動かし、ぐちゅぐちゅと音を立てる。いやらしい水音を落とし、熱の籠った吐息が漏れ出る。
「(脚に力が入らないのに、指はこんなにも動くなんて……んんっ!)」
感度の高いところを触れ、思わず嬌声が漏れ出た。幸い、口を抑えていたため2人には聞こえていないようだ。一瞬焦ってしまったものの、今の感じが忘れられず、また動かす。ビクンビクンッ、と電流が走ったようないい動きをしつつ、声を抑えて快感を得る。
「(真姫ちゃ、んとっ、蒼一にぃの……見てわたしっ……えっちなことしてる……こんなのっ、見せたくない……見せたくないのに……き、気持ちいいのぉおおっ!!)」
人の性行為を見ながらの自慰行為には何とも言えない気持ちにさせられる。ましてや、恋人と親友のモノであればなおさらのこと。自慰の快感と覗き見している背徳感が織り混ざり、さらなる快感へと昇華させていく。この瞬間が花陽の経験したことのない自慰の快楽に溺れているのだ。
『真姫っ、こっちもイキそうだ! 真姫の、ナカにっ、俺の全部を、出すぞっ!!』
『だっ、だしてえぇっ! いっぱいだしてええぇぇぇ!! まきちゃんのいやらしいグチュグチュおまんこにたくさん出してぇっ!! わたしのナカを、アナタのいろにそめちゃってぇぇぇ!!』
2人の行為が一層激しさを増した。蒼一の我慢が限界に近付いたのか、息苦しく上ずった声をあげる。同じく真姫も余裕などがまったくなく、口からは淫らな嬌声と膣内からは粘性のある愛液をいっぱいに漏らす。
「(んっ、ハァ……はぁ、あっ、ふあっ、あぅあ……! やっ……きもちい、っ、ここ、んぁ、す、すごいよぉ……あんなに、はげしくっ、こわれちゃ、う……けど、されてみたい、蒼一にぃに、はなよのをっ、してほしいですぅ!)」
まさぐる指の動きは激しくなる一方、もう止まることはできない。一度この快感に陥ると、ヤリきるまでシなくてはならない。目が虚ろに上気した顔になりながら彼女たちは絶頂する。
『あっ、あっあっ、あっッ、ああっ! いくっ、いくイクイクッ、イっくぅぅぅぅッッッッ♡♡♡』
「(ひゃっ、く、くるっ、きちゃう、これっ、きちゃうよぉおおっ♡ ん、くぅんんんんんっっっ♡♡♡)」
身体を激しく痙攣させながら彼女たちは絶頂する。
その快感は想像を越えるモノで、全身から力が抜け落ちるほど酔わされるほどに、だ。花陽は絶頂した膣内から指を抜くと、水を浴びるほどに手が濡れていた。
「(……はぁ、はぁ……はなよ、イっちゃった……手が、すっごくえっちな匂いをしてる……)」
手をかざし見て口にした。艶めかしく滴る自らの膣液に高揚、羞恥の念を抱いて眺めてしまう。自らの、変貌した様子に、ただ深い息をつき思い収めた。
「………何してるのよ、花陽?」
「っ~~~!!?」
瞬間、自分にかかった声に驚嘆した。声のする方を見上げると真姫が扉を開いてこちらを見ていたのだ。それも、股の間から白い粘液を垂らしながら……
ぼぉーっとしていたのかまったく気付かなかった。絶頂してからしばらく全身が火照り、意識が宙に浮いているような気分となっていたからだろう。当然、花陽は焦りを見せる。
「ま、ままま真姫ちゃん!!? なっ…ど、どうしちゃったのかな……?」
「どうしちゃったのって、こっちが聞きたいくらいよ。裸のままこんなところでへたり込んで?」
「ま、真姫ちゃんだって、なんで裸なの?! それに、蒼一にぃと一緒にえっちなこともしちゃって!」
「えっちな……? あぁ……そういうことね」
一瞬、真姫はきょとんとした様子を見せるが、花陽の下部から流れている体液を目にした途端、ニタリとした笑みを浮かばせた。小悪魔の悪戯な笑みだ。
すると、真姫はへたり込む花陽に向けて手を差し伸ばした。えっ、と戸惑う花陽だったが、来なさい、と誘われたため恐る恐るもその手を握った。
ぐっと引っ張られて立ち上がった花陽は、足は覚束なく、目は虚ろのまま手を引かれていく。
わたしはどこに連れて行かれるんだろう――、未だに頭の回りが鈍く思考が釈然としない彼女。その様子はまるで、親に手を引かれる無垢な子供のようだ。そのすべてを真姫に任せているのだった。
「蒼一、あとは―――」
そう耳にした瞬間、いきなり花陽は手を放され身体が左右にふらつく。あっ、と意識を手放しそうな声を口にして前に倒れそうになった。
「―――っと、大丈夫か?」
身体が落ちてしまいそうになる直前、花陽は蒼一の腕に受け止められる。ぼぉーっとしてて受け身のために手を前に出さず腰の辺りで待機していたため、頭から飛びこむことに。花陽自身、何が起きているのかわからず、しばらく放心していた。そのわずかな時間が過ぎると、ハッと我に帰り意識がしっかりしだす。すると見る見るうちに身体が真っ赤に熱く火照り出す。
「ひゃっ―――!」
蒼一に触れられていることがわかると、小動物のような声が出てしまう。
どうして蒼一にぃが――?
触られてるの――?
それに私、裸になっちゃってるのぉっ――!?
花陽の身体に直に触れられている感触に動揺が走った。しかし倒れる直前、身体に巻いていたタオルが勢いで外れたので、今それは花陽の足元でぐったりしている。つまりはそういうことなのだ。
今起きていることに気持ちが追い付かない花陽は、目をぐるぐるさせて慌てふためく。
すると、そっと頬に手の感触を知ると、一瞬だけだが焦点を一か所に集中させる。目の前にいる、自分の恋人の顔に向かって。
「どうしたんだ、花陽。こんな格好じゃ身体が冷えるぞ?」
しっかりと花陽を目で捉えながら、やんわりとした声で尋ねる。
「えっ?! やっ、そ、そのっ……!」
対照的に、花陽は蒼一の尋ねに答えられず、それどころかまたしても慌てふためくのだった。何か話さないと、と心の内で思うのだが、困惑したままでは思い付くはずもない。口をパクパクさせて空気が抜けるような声を漏らすことしかできなかった。
その瞬間だった。
「―――――んひっ!!」
全身に電気が走り抜けるような刺激が走る。ピリピリと毛が逆立ち、チクチクと血管がかゆくなるようなそんな刺激だ。全身をビクつかせる花陽だが、それがどこから生じたものなのか理解していた。
「へ~、花陽のココがぐっしょり濡れちゃってるじゃないか」
花陽の秘所を蒼一は撫でている。ゆっくり指先を動かしては濡らし、目を薄ら細めて囁いた。
「ひゃっ……い、言わないで……」
花陽は小さな抵抗を見せる。が、それがとてもくすぐったく、思わず耳を遠ざけたくなるようなモノだったが身体が言うことを聞かなくなっていた。蒼一に秘所を触れられていることで全身から力が抜け落ちていたのだ。そのため、花陽は理性を保てるほどに我慢をし続ける。
だが、そんな彼女の抵抗も彼の前では無意味に等しかった。
「言ってみなさい、そうしないと……」
「っ………!!」
そう言うと、彼の手は秘所の辺りを大きく回すように弄り始めだす。すると、さっきよりも強い刺激が走りだして思わず声が出てしまう。ただ触れて、小さく動かしていたのとは訳が違う。範囲を広め、動きも早くし、しかも今花陽が敏感になっているところを重点的に弄っているのだ。反応するななど出来るはずもない。
「そんなに隠したいことなのかな? それとも、俺に言われたい? 当ててみようか?」
意地悪な、若干笑みを含んだ声で聞いてくる。花陽は答えられない。彼に恥部を触られ、耳にむせる息を吹きかけられ感じちゃっている。考える余裕さえもなく、下半身と上半身からくる刺激に頭が沸騰しそうだった。
そんな花陽をよそに、蒼一は彼女の後頭部に触れると、彼の顔に引き寄せた。上気して紅くなった顔を眺めるも、彼の口元は真っ赤な耳元に添えるのだ。蒼一にぃの鼻息を強く感じる――、考えることができない花陽は、ただ感じることのみを頭に過らせるしかない。
そして、そんな彼女の余裕を打ち消す言葉を口にする。
「エッチ、しちゃってたんだよね? 俺と、真姫がしているところを盗み見てさ―――」
「ッッッ!!!」
瞬間、花陽の全身が熟れたリンゴのように真っ赤に染まるほどの羞恥に襲われる。目を大きく見開き、唇を震わせて震撼するのだ。
知られるのは当然のことだと覚悟はしていた。だが、いざそれを耳にされた時の恥ずかしさときたら筆舌し尽くせなかった。しかも、それをあろうことか恋人である彼の口から聞かされることが恐ろしいくらい堪えてしまうのだ。
しかしながら、彼はそこで終わろうとはせず、彼女の髪を掻き上げて耳にしっかりと聞こえるように囁く。
「どんな気分だったかな、誰かのエッチを見ながら自分のココを愛撫するのは? いつも自分1人でするのとは違うんじゃないのかい? 緊張感があって、普段味わえない刺激も感じちゃってよかったんじゃないのかな?」
「……ぅっ、ち、ちがっ、んんぅっ!!」
「違う? 違わないはずだよ。だって、俺がココを触れた時、すっごく濡らしてたじゃないか。それって、とっても気持ちがよかったっていう証拠なんだよ。それに今だってこんなに……」
「ひゃぁああっ!! ち、違いっ、まっ……!」
「まだ違うと言うのかい? なら、ちょっとお仕置きしなくっちゃね……」
そう言うと蒼一は、愛撫していた指を止めると、今度は人差し指を秘所の割れ目に宛がった。
「あっ」
花陽は細い悲鳴をあげた。花陽は大きく身体を震わせる。
彼の指先はパックリ割れた隙間に潜り込み、抵抗もなく進んでいく。生温かく柔らかな肉壁と、甘く絡みつく濃厚な蜜が指を呑みこませた。
「すごいなぁ、指が一気に入ってしまったよ。こんなにもゆるゆるになっちゃってるだなんて、相当激しくシちゃってたんだね」
「いやぁ……いわないでぇ……」
彼の指に愛撫される花陽は、くぐもった声で返した。だが、その声はとても小さく、耳にすることが難しいほど。けれど、蒼一はその虫の羽ばたきのような声さえも耳にした。が、それをまったく聞こえなかったかのように指を動かし、彼女を言葉で弄ぶ。
「わかるか、花陽。今キミのココには俺の指が入ってるんだよ。それも何の抵抗もなく入っちゃってる……まるで、上の口と同じだ。好物を食べる時みたいにパクッといっちゃって……欲張りなんだね、花陽は」
「ひぐぅっ……そ、そんなこと、ないよぉ……」
「そうか? でも、ココはそうでもなさそうだよ。指を引こうとすると肉壁が吸盤みたいに吸い付いてきて取れないや。こんなにしゃぶりついちゃってる、えっちだ」
「やぁ……えっちじゃ、ないもん……花陽は……花陽は……!」
囁かれる誘惑に花陽は必死に抵抗しようとしている。
だが、身体はすでに出来上がりつつあった。花陽自身もそれに気付かないはずもない。自覚はしている、けどそれを認めてしまえば何かが変わってしまうことを恐れていたのだ。故に、力ある限り抵抗しようとするのだ。
だがしかし、それさえも打ち消されてしまうこととなる。
「ひゃあぁっ! そ、蒼一にぃ、んぁっ、だめえぇっ!!」
ぐちゅり、と滑った音を立てて蒼一の中指がゆっくり入り込んだ。膣内に二本の指が入ったことで、花陽の身体は身悶えするように身体をよじり始めた。この指もまた花陽の熱い粘液が絡みつき、弄りだす。
「花陽がいけないんだよ、早く素直にならないから指をもう一本入れちゃったよ。もっと気持ち良くさせてあげるからね」
「あぁっ! あ、ああ……んんっ、そ、蒼一にぃ、蒼一にぃっ!!」
彼の二本の指は膣内深くにまで侵入させ、彼女の内部を掻き混ぜる。それに過剰に反応した花陽は、力の入った声で彼の名を無意識に口にだした。そこに静止して欲しいという意味が籠っていたのかはわからない。だが、ブルブル震えるこの脚では彼から逃れることはできない。逆に彼女は、彼の首に抱きつき身体を支えていた。
「くぅ…あっ、ああっ……はぁ、んっ、あああっ!」
「そろそろ余裕がなくなってきているみたいだね。もう白状した方がいいんじゃないのかい? ココをこんなにも濡らしちゃって、もう止まらなくなっちゃってるじゃないか」
「やぁっ、や、やだぁ……ぇ、えっちな花陽なんて……んっ、は、はずかしいよぉ……ひんっ、蒼一にぃに、嫌われちゃうよぉ……」
「恥ずかしい? 何も恥ずかしくなんかないさ。そんなことで俺が花陽のことを嫌うと思ったのか? 違うよ、俺はお前を嫌ったりなんかしないさ。いいじゃないか、えっちなことが好きでもさ。俺はかわいいと思うぞ」
「か、かわいい……?」
「そうとも。今だって、えっちなことをしただけでこんなにかわいくなってるんだ。顔も熱っぽくって大人の色気さえも感じちゃうなぁ」
「そ、そうっ、なの……? は、花陽は、えっちな子でもいいの……?」
「いいんだ、花陽。もっと俺に見せてくれ。えっちな花陽を俺に見せてくれ……!」
「蒼一にぃ……んっ! 蒼一にぃ…蒼一にぃ、蒼一にぃ……ッ!! ああっ、やっ、あああぁぁっっっ♡♡♡」
何度も呼びかける声に交らせながら、花陽は身体を激しく痙攣させた。ビクンビクンと背筋が勢いよく跳ね、気持ちの良い嬌声を高らかに上げる。蒼一の言葉で彼女を縛っていた
全身から力が抜けたみたいに彼の膝にぺたんと座った彼女は、そのまま抱きついたまま息を整えた。深く吐き出す甘い吐息は熱く、素肌も同じくらい発熱させていた。
蒼一は、膣内に入れていた指をゆっくり抜き出し、目の前に置く。ドロッドロに蕩けた花陽の蜜が手の平いっぱいになって包み込んでいる。指を少し動かせば、指と指との間から透明に光る糸が伝っている。これが花陽の膣液なんだと、見ているだけで欲情が高まっていくものだ。
「ぅんんん……」
「どうした、花陽?」
力無くへたり込んでいた花陽が唸りだしたので、気になって顔を近付けた。
すると突然、花陽は顔をあげるやいなや、彼の唇に向かってキスをしだしたのだ。不意を突かれた彼は、瞳孔を開いて驚愕しつつ、花陽の貪るようなキスを受けるのだった。
鼻息が荒い。唇が開いたり閉じたりと忙しく動く。その度に、口の中に甘味が広がり、気持ちが和らいでいこうとする。ちゃんと息ができない苦しさは別として。
ぷはっ――、とようやく唇が離れたのはそれから少し時間が経った後だ。荒い息遣いになった彼は、深く息を吸って呼吸を整えようとした。そして、花陽を見ようと目を向けると、少し異様な雰囲気が彼女から来るのを感じた。マズイと思ったがもう遅い。彼女はゆっくり口角を引き上げて、ニッコリとした表情で言ってくる。
「そ~いちにぃ~♪ 花陽はね、もう隠すことやめちゃいました♪ 花陽は、大好きな蒼一にぃが言う通りエッチが大好きな女の子なんです♪ だからですね、花陽はこれからたくさん、蒼一にぃとエッチしちゃいます♡」
「…………は?」
これにはさすがの蒼一も呆然とするしかなかった。彼女の口調が急に早口になり、さらにはその口から堂々と性行為するということを耳にするとは思いもしなかったのだ。
急に焦燥感を抱き始めてしまったのは言うまでもない。
「わぁ~! これが蒼一にぃのおちんちんなんですね! とってもおっきくって、ガチガチしてて硬いです♪ これを花陽のナカに
花陽は、まるで小動物に触れるような感覚で彼の肉棒を握り、両手で愛撫し始めた。その手つきがかなりいやらしく、彼の神経を過剰に刺激させた。気持ちいい――、そうした感覚が脳裏を過る中、花陽はゆっくり腰をあげる。その手は彼の肉棒をしっかり掴み、もう一方は半熟の桃を思わせる自らの秘所を指でぱっくり開かせて、
「蒼一にぃ……
狂ったように言葉を並び立てて迫り立てる花陽。つい先程の控え目だった少女はどこかへ消え、代わりに狂気と淫乱を纏った少女が彼の上に現れたのだ。彼はそれを押し退けることもできず、ただ流れに身を任せるしかなかった。
「花陽、まっ―――」
彼が制止しようとした、その刹那―――
「っっっっ~~~~~!!!」
「んああぁぁぁっ!! 入ったぁ! 蒼一にぃのおちんちんが花陽のナカに入りましたぁ♡♡♡」
声をかき消すように彼女の陰部が彼の肉棒を呑みこんだ。先っぽに留まることなく、緩く滑った肉壁を一気に突き抜け全部を奥にまで捻じ込んだのだ。その衝撃は彼女と彼の双方に加わり、特に彼はこの一瞬の出来事で絶頂しかけそうになった。逆に、乙女の膜を破った彼女には、これまでの子とは異なり痛みを感じることが無かった。しかしそれでも、そこからは赤黒い液体が流れ出ていた。
肉棒に強い刺激を受けて悶える彼に対し、花陽は実に嬉しそうな様子で腰をあげる。グチュグチュと
「はぁ……はぁ……気持ちいいですぅ……蒼一にぃのおちんちんが熱くって、お腹の中が火傷しちゃいそうです♪ でも、これで蒼一にぃと繋がることができたんですね! 花陽も立派に蒼一にぃの恋人さんとなれたんですね!!」
「んぐぁっ! あっ、は、花陽……! くっ、キツっ……!」
「もっとしましょう! もっともっと、花陽とエッチなことをしましょうよ、蒼一にぃぃっっっ!!」
花陽は再び腰を下ろした。そうして徐々に上下に腰を動かすことに慣れてきたのか、激しく腰を振るって彼の肉棒をいじめたのだ。堪らない膣内の締め付けに彼は今にも吐き出しそうだ。おまけに、偶然なのか彼の弱いところを何度も当てているために全身が痺れ、苦悶させられていた。いつもは彼が主導権を握っていたのに、今回ばかりは彼女に握られることとなりそうなのだ。
「あんっ……あっ…あぅんん……あっ、あっ! き、きもちいいですぅ~~!! 腰を激しく動かすだけでこんなに気持ちいいことができるだなんて最高ですぅっ!! もっとぉ、もっとぉ花陽の奥にィ蒼一にぃのおちんちんをォ~~~~♡♡♡」
短いストロークで何度も膣奥を突き、その快感に酔いしれている。裸の彼女の身体から溢れんばかりの汗が大量に流れ出し、湯船に浸かっているみたいに発熱させていた。
その彼女の顔は熟れたリンゴよりも真っ赤に燃え、瞳孔がハート型のシュルエットに見えるような執着した目付きで彼を捉えていた。そこには、いつぞやの狂気を彷彿させるようなものを感じさせられる。
「ひあっ……くうぅんっ、ひゃあぁんっ!! 感じます、おっ奥にっ、だめぇ、ああっ、そこイイっ!!」
パチュンパチュンと卑猥な水音を跳ねさせ、花陽は何も考えられず、一心不乱に腰を振る。何度も動かすのでどう動かすかのコツも掴みかけ、実に見事な腰遣いをさせていた。
そんな花陽からの激しいアプローチに蒼一は、必死に抵抗して耐えていた。
「ああんっ! こんなことを花陽に隠れて真姫ちゃんとしていたなんて許せません!! イケナイこのおちんちんは花陽のおまんこでお仕置きですぅ! たっぷり絞りあげちゃいますから覚悟して下さいね♡」
「っ―――――!!」
花陽は舌をペロリとだして、唇を沿うように舐める。妖艶な顔を見せるようになった彼女は、もう止まることを忘れて行為に走る。今の彼女にとって最高の時間がこの瞬間。ライブに立って観客に自分の姿を披露すること以上の快感を得ているに違いない。やめられない。止められない。味わってしまった、この美味を。それを目の前にあるのだ――頬張るしかないのだ。
「蒼一にぃ苦しそうですよぉ~? 我慢しちゃだめなんですよぉ~? 花陽のココのナカがとっても気持ちいいんですよね? だったらもう、思いっきり出しちゃってください……全部受け止めてあげちゃいますからね♪」
蒼一の我慢も限界に来ていた。これ以上、彼女の膣内で擦られ続ければ確実に精を絞り獲られることは目に見えていた。
だが、これで終わるほど彼は軟じゃない。蒼一は絶頂寸前のところで花陽の腰を掴んで抑えた。痺れて力半分な状態ではあったが、彼女を抑えるには十分な力だった。
急に止められたことに驚く花陽。すると、呼吸を整えた蒼一は腰に力を込め出して今度は逆に突き出した。
「お゛ぅっっっ!!!!?」
長いストロークをかけて一気に肉棒の先端が膣奥を突き刺した。この衝撃に思わず花陽は濁った声をあげるが、その実はかなり喘いでいた。
さっきまでのとはまったく違う……全然気持ち良すぎますぅ……――、彼女の余裕は彼のこの一突きで変化させられようとしていた。膣奥深くにまでねじ込められた肉棒を伝って、たくさんの膣液が水のように流れ出てきている。大方、彼女が
それを見て蒼一は余裕を取り戻した笑みを浮かばせた。
「はぁ……はぁ……かなりかわいかったじゃないか花陽……さすがに今のヤバかったなぁ、本当に
するとだ、花陽の背後から近付く影が……。振り向く間も無く、花陽の背中にピッタリくっ付くと、その豊満な胸を鷲掴みにさせられたのだ。
「んあぁっ!! ま、真姫ちゃんっ!!?」
「あら、花陽のおっぱいって見てたのより大きいものなのね。私の手がお肉で呑み込まれちゃいそうだわ」
冷静な声で分析する真姫。彼女はずっと2人がシテいるところをずっと眺めていて、嬉しそうに笑っていた。それは変貌する花陽の姿を見てなのか、それとも弱りたてる蒼一を見てなのか……それでも真姫は、このちょうどいいタイミングでやってきたのだ。
「な、ななな、何してるのぉ!?」
「何って、見ての通りおっぱいを揉んでいるのよ? だめかしら?」
「だ、だめだってっ! い、今そんなに揉まれたら……ひゃうんっ!!」
「あらぁ、イイ声出すじゃないの? ふふ、かわいいわよ花陽♪」
「ま、真姫ちゃぁん……んくぅ!!」
真姫の繊細な指遣いで花陽の胸が揉みしだかれる。つい先程の威勢が掻き消されるほどに余裕を失いかけていた。
「おっと、こっちも忘れちゃダメだぞ?」
「んああっ!! お、奥ぅぅぅっっ!! また奥に入ってきますぅぅっっ!!」
弱りかけている彼女に容赦など無かった。
蒼一は花陽の腰を抑えて、再び激しく突き上げる。メキメキと硬く反りたった肉棒は、彼女の膣内に潜り込み、奥の奥、子宮の入り口と呼ばれる扉を何度も打ち叩く。その度に彼女の身体に激震が走り、言葉通り子宮から突き上がる嬌声が呼吸として吐き出てくる。
前からは突かれ、後ろからは揉みしだかれる。その真ん中に挟まれる花陽は、今までにないほどの快楽に堕ちていく。
「あらぁ? 花陽ったらこんなに乳首を固くしちゃって、エッチなことをしすぎちゃって興奮してるのね」
「うおっ?! かなり締まりが強くなってきたんじゃないの? 真姫に乳首を弄られて感じちゃってるのかな?」
「ひゃああぁぁんっ!! まきちゃん、ら、らめれしゅぅ~~~!! は、はなよのおむねをいじらにゃいでぇぇぇ~~!! あっ、ああぁっっ!! お、おまんこもぉ、にぃにぃのおちんちんにいじめられてりゅのぉぉ~~!! おまんこ、しんしんないちゃってりゅのぉぉぉ~~!!」
激しく突かれて花陽の陰部は膣液が溢れ出てグチョグチョに、胸は揉みに揉まれて蕩けてしまうくらいだ。そして、燃えるような熱にも犯されて、今にも爆発しそうな状態に。何度も絶頂したのにも関わらず、それでも物足りない様子。思考回路が吹き飛び、ただ意識だけを保たせている彼女はイキ狂う存在となっていた。
控え目で奥手、お人よしの花陽が今、こんなにも変貌するとは誰しもが想像できなかっただろう。そして、最後の絶頂の時を迎えようとしていた。
「うぐっっっ!! そろそろこっちも限界のようだっ! 花陽、しっかりと受け止めろよ!!」
「ほら花陽、あともう少しよ! あなたのおまんこで蒼一をイカせちゃいないさい! 蒼一の濃厚な精液をたっぷり受け止めちゃいなさい!!」
「ひゃ、ひゃいいいぃぃ~~~!! イキますっ、イっちゃいますっ、はなよはイキますぅ!! わらしのナカに、ひっぴゃいひっぴゃいらしてくらさいぃぃぃ~~~!! にぃにぃのをはなよのナカにぃぃぃ~~~~!!!」
「ああっ!! 花陽ッ! 花陽ッ!! 花陽ぉぉぉっっっ!!!!」
「イっちゃう!! あ゛っ♡ んあっ、んあああああぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ♡♡♡♡」
花陽の絶頂が終わる前に、蒼一の睾丸から溢れんばかりの白濁液を彼女の膣内に吐き出した。ドクンドクンと強い脈動を打ちながら、何度も跳ね上がりながら、花陽の膣の奥深くにまで流し込まれていく。
花陽は身体を仰け反り、そのまま断続的な痙攣に見舞われることとなる。身体をビクンビクン震わせ、深く呼吸する。幸いにも意識は飛ぶ寸前だったようで、行為が終わってその場に倒れたがしばらく後に気持ちを落ち着けることにまで回復することができたのだった。
一方、蒼一はと言うと、激しい性行為を2度も行ったためか疲弊した様子が見られた。呼吸も荒れ、全身からは滂沱の汗が噴き出て流れた。
「お疲れ様、蒼一♪」
「はぁ……はぁ……まったくだ……気持ちいいことしてるのに、苦しくなるってのは辛いもんだ……」
「仕方ないじゃない、みんな必死だったんだもの。でも、その分たくさん気持ち良くさせてもらったんだけどね♪」
「まったく、タフなヤツだな真姫は……」
蒼一とは対照的に、真姫は妖艶な雰囲気を残しながら話しかけてくる。この様子では、またシそうな感じがする。
「こんなに汗かいちゃったし、風呂に入らないとだな」
「賛成。それじゃあ、私も一緒に入ってあげるわ♪」
「待て。どうしてそうなるんだよ?」
「見て分からない? 私だって汗かいたのよ? こんなに汗びっしょりかいて、そのままでいろだなんてアナタ正気?」
「はぁ……わかったよ、一緒に入ろうか……」
「ふふっ、それでいいのよ、それで♪」
汗で瑞々しいほどに艶めく身体を押し付け、得意気な顔で誘ってくる真姫。口からはまだ荒れた息を吐き、何をしてもらいたいのかを伝えてくる。それがわからないはずもなく、やや呆れ気味になりながらも、そっと彼女の身体を抱き寄せ受け入れる。やるなら満足しきるまでしてやる――、彼はそう心に決める。
「……ふぇへへ……そ~いちにぃ~♪」
「……花陽……!?」
床にへたり込んでいたからすっかり忘れていた花陽が、真姫と同じく彼の身体にしがみ付く。まさかあれだけのことをしたのにまだ足りないと言うのか――?! と彼女の測り知れない性欲に冷汗が流れた。その花陽は、いやらしい手つきで彼の身体に触れると、どこか嬉しそうな様子を見せていた。
「真姫ちゃんだけとするなんて、許しませんよぉ~? 花陽のことも、ちゃぁ~んと愛しちゃってくださいね♡」
恍惚とした瞳が彼を捉える。執着することに躊躇いを見せない彼女の欲望を退けることは困難だった。それに加え、傍らにいる真姫も花陽に負けじと訴えかけてくる。どちらも独占的で、固執する、悩ましいくらいの2人なのだ。一瞬、どうしようかと考えたが、結論からすればただひとつしか答えは無かった。
やると決めたのならやりきろう――、彼の意志は曲げることをせず、熱望する2人を受け入れる。
「そんなにシたいって言うなら……わかってるよな?」
「「………ッ!!」」
ぞくぞくっ、とする身震いが2人を襲うも、それを嬉々した様子で感じ取っていた。妖艶とした笑みを浮かばせた2人はもう、彼の虜となっている……。
「「はい……私たちを、満足させて……♡」」
――この後、風呂場から2人の狂った嬌声が何度も響いたのは言うまでもない。
また、正気を取り戻した花陽が、狂気していた時のことを思い出して悶絶したというのは別の話―――
(次回へ続く)
ドウモ、うp主です。
ドS(エロス)っぽい何かに目覚める花陽……割といいかもしれないと思った。
※本編に反映されるかは知らない。
各話のエロさは十分でしょうか?
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ドチヤクソエロい
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もっとだ…もっとすごいのをくれ…!