※この作品はR-18です。

蒼明記‐The Unlimited Side Storys‐   作:雷電p

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※第161話後になります
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偽りきれない欲情

 

 薄暗い街にしとしとと雨が降り注いでいた。

 地面を濡らし、肌を震わせる生温い空気が漂う。部屋の中にわずかに香る雨の匂いに気持ちを落ちつかせていた。

 ニコは今、屋内のとある一室のベッドの上に腰掛けていた。買い物に出かけていたら急に雨が降り出して、雨宿りとしてここに立ち寄った。けど、ここがどんな場所なのかなんて遠目じゃわからなかった。近くに来て、見て、ようやく理解できた。ニコがいるのは……ホテル――それも一般的なのじゃなくって……いかがわしい雰囲気のあるラブホテルだった……。

 

 あぁっ……どうしてこんなところに来てしまったのよ!! 偶然通りかかっただけだと言うのに、こんなことをしちゃうだなんて、ニコってばホントバカじゃないの! 仮にもスクールアイドルなんだからこんなことが知れたら一大事よ! 魔が差したからとかそう言うことで片付けたくないけど、やっぱり頭のネジがブッ飛んでいたのかもしれないわ。冷静になり初めて今がおかしい状態なんだってわかってくる。

 今なら間に合うかもしれない――そう思って脚に力を入れて立とうとしたのだけど、身体が言うことを聞かなかった……。多分、その原因と言うのは……隣で熱した水音を立て、身体を温める蒼一がいたから……。

 

 無論、ニコはここにたった1人で来たわけじゃないわ。昼間に偶然、蒼一と出くわして一緒に買い物をしていたら、さっきも言ったように雨が突然降りだしたの。そしたら蒼一がニコに雨が当たらないようにって、雨避けになってくれたのだけど、おかげで蒼一は頭からビショビショに濡れてしまった。

 さすがにこのままだと風邪引いちゃうだろうし、何より申し訳なかった。でも、ママたちが帰ってくることを考えると家には上げられない。だから、ちょうど目に入ったここならシャワーも付いてるってことだしいいかなと軽い気持ちで入ってみただけ。そしたら、まさかこんなところだっただなんてね……。

 

 落ち付いて……落ち付くのよ、ニコ……! ここで動揺とかしちゃダメよ。ちゃんと、大人の余裕ってヤツを見せなくちゃダメなんだから!

 で、でも……ら、ラブホなのよ……! ラブホって言ったら……えっとぉ……男の人と、女の人が一緒に……そ、その……ふぇっ……だ、だめだめだめぇっ!! か、考えただけで頭の中がパンクしちゃいそうよ! だ、だってそれってつまり……ゴニョゴニョ……

 も、もうっ! 違うから違うからぁ!! これじゃあ、ニコがエッチな子にしか見えないじゃないのよ……。

 

 頭を抱えて悩む中、まだ耳にはシャワーの音が反響している。

 

 ふと、なら蒼一はどうして何も言わないで一緒に入ってきてくれたんだろう? いつもだったら止めてくれるはずなのに、誘ってから今に至るまで何も言わないでいた。それってつまり……蒼一はニコとそう言うことがしたいってことなのかしら!? え、ええっ!?! だ、だとしたらどうしよう……蒼一ってば、期待しちゃってる!? ニコとシたいって思っちゃってるのかしら?! ど、どうしたらいいのよ………

 考えれば考えるほど深まってくる複雑な思い。そ、そりゃあ、ニコは蒼一のことが大好きよ! 時間があれば、蒼一ともっとイチャイチャしたいって思ってるし、このままずっとできたらって考えてるわ。キスもしてくれたし、ニコの身体を見たり、触れてくれたりとスキンシップをたくさんしている。

 で、でも……シちゃうってことには多少の抵抗感がある。それって、ニコの身体の隅々までも見られちゃうってことなのよね? まだ見せたことのないところも全部、蒼一に見せちゃうのには正直恥ずかしい気持ちが残っている。意外そうなことを言われそうだけど、ニコだって純粋な乙女なのよ! 恥じらいだってあるんだから仕方ないでしょ!

 あぁ、考えても埒が明かないわ。ただ背中から緊張の汗をたくさん流すだけで何も始まらない。いっそのこと何も起こらないようにするしか―――

 

 

「――何してるんだ、にこ?」

「――って、わああぁぁっ!!?」

「おいおい、大丈夫かよ?」

「へ、平気……平気よ……!」

 

 不意に声を掛けられたから背筋がビクンと跳ね上がってしまった。視線を回すと、いつの間にか蒼一が私の前に立っていた。それも肩から足首にまで伸びた真っ白なバスローブを着て、開いた胸元から白い蒸気が上がっている。むせ返りそうな熱気なのかしら、見ているだけ熱くなるし……なんだか、どきどきしちゃう……。

 湯上がりの蒼一の身体がすべて赤く熱くなってて、口から漏れる吐息も普段とは違ってどこか情熱的。シャワーで綺麗にされた肌はみずみずしく綺麗で、バスローブから垣間見える胸がいつもより艶っぽく見えるの。

 なんで……なんでなの? 今日の蒼一、なんだか一段と大人びてて、とっても色っぽい……。スラッと伸びる高身長に、鋼のようにガッシリと引き締まった肉体。それにギュッと抱きしめられたら、とてもじゃないけど正気を保てられないくらい魅力的。強い意志を眼差す瞳に、それに負けないくらいにやさしく慈愛に満ちた緩んだ表情。見慣れてたはずなのに胸がこんなにも高まってしまうだなんて、今日のニコはなんだかおかしいわ……。

 

「隣、いいか?」

「えっ……えぇ、いいわよ」

 

 声を上ずらせながらも返事をすると、私の左隣に蒼一が座った。思ってた通り――いやそれ以上に、蒼一の身体から熱が私に伝わってきた。この熱は私の気持ちを溶かすのではなくって、逆に緊張で固めてしまうの。

 

「悩んでいるのか?」

「……! わかる、の……?」

「顔を見ればわかるよ。表情を固くしちゃって、それに顔も下向きになってたんだから。いつものニコらしくないなって」

「そう、かしら……」

 

 横から覗きこむようにして蒼一はニコのことを見つめていた。蒼一はわずかに口角を上げて笑うと落ち付いた声で聞いてくる。一瞬驚かされた私だけど、その顔を目にし、その声を耳に入れると気持ちが和らぎ出した。幾分か楽な気持ちになった気がした。

そんな時だ。

 

「あっ……」

 

 蒼一の右手が私の左の頬を触れたの。急に触られたから驚いて身体がビクンとさせちゃった。触るなら何か一言入れてほしいわ、と拗ねたくなったけど、久しぶりに触れることができた蒼一の温もりは嫌じゃなかった。だから少し複雑な気分。でも、嬉しかった。

 

「理由、聞いてもいい?」

 

 ゆったりとした口調で話してくる蒼一は、どこか心配そうな顔でニコを見つめるの。それがどうしてか、見ていると胸をきゅっとさせられるような気持ちになっちゃう。震える手で頬に触れる蒼一の手に重ねると、目を瞑って小さく呼吸して言った。

 

「ごめんなさい……まだ、心の準備ができてなくって……なのに、ここに連れこんじゃって……それに……恐いの……ニコの知らないことが起こるのが……」

 

 声が震えていた。胸の鼓動が激しく打ち立てて来るからその反動が声にまで表れている。自分が情けなくさえ思ってくるほどに……。

 

 

「ふふっ―――」

 

 いきなり蒼一が小さく笑った。表情が少し緩んで落ち付いた声で言うの。

 

「そうだな、初めてのことだから恐いのは当然かもな。でも、ニコはシたいって思わないの?」

「そ、それは……! そのっ……」

「俺は無理強いしないよ。やりたくないのにやったら身体を痛めてしまうことを知っているから。それに、俺はニコのことを悲しませたくないからね」

「………!」

 

 蒼一の緩んだ表情がこぼれ落ちた。それがとてもやさしくて、やさしくて……つい、気持ちが前に出てきちゃう。

 

「シたい……わよ……蒼一と、もっと……」

 

 心が締め付けられて。落ち付かなくって。無性に欲しくなる。手を出せば私の渇いたところが一気に潤ってしまうようなものが目の前にある。それを無視することなんてできない、できるわけがない。ニコはもう、蒼一のことしか考えられないの。

だから―――、

 

 

『んっ―――』

 

 身体が動いて、キスしちゃってた。

 

「んぁっ……ちゅっ、ん……」

 

 抱きつくように両手で蒼一の顔を掴むと唇を押し付けた。唇のふっくらとした感触が柔らかい。マシュマロみたいな感触にイチゴのように甘酸っぱい味が口の中に入ってくる。ニコの大好きな味。何度でも頬張ってしまいたい。唇を合わせる度に不安だった気持ちが晴れてきて、代わりに蒼一を感じていることに胸をドキドキさせていた。

 

「ん、んんっ……んはっ……いきなりだなんて落ち着きがないな……」

「だってぇ……そんなに見つめられちゃったらしたくなっちゃうわよ……♪」

 

 キスした後の気分はとてもいい。今まで悩んでいたことが何だったのかさえ忘れてしまうほど、私の頭の中が蒼一でいっぱいになるの。キスする度に肌の感触と微熱、吐息、胸の鼓動から何までもがニコの中に入ってきて書き換えてるって感じ。あぁ……頭がぼぉーっとしちゃう……。

 

「キスしてる度に余裕が無くなってきてるな。表情、蕩けちゃってきてるぞ?」

「ふぇ……っ?」

 

 してる最中に手が伸びてきて、私の頬に触れられたかと思うと、身体を押されてベッドの上で仰向けにさせられた。ドキッとしたかと思いきや私の身体の上を四つん這いになって覆ってくる。まるで、逃がさないよと言うような目を向けられたので胸がくすぐったくなった。

 

「あっ……」

 

 気付いた時には、ニコは檻の中に閉じ込められた一匹の子ウサギのようで、身体を委縮させていた。やさしそうな表情を浮かばせる蒼一だけど、その裏に隠れる野獣のような鋭いものはあるのをニコは知っている。

 鼓動が速くなっちゃう。

 

「おかえし、しないとな――」

「あっ―――ん、んんんっ、んちゅるる……はんっ、んちゅっ、はふっ……♡」

 

 言葉を落とすように言うと、蒼一は唇を押し付けてきた。ぐいぐい押し込んでいくような深いキスをされて、息ができない。鼻息が荒くなってくる。そこに口のわずかに開いた隙間から舌が入り込んできて、ニコの中を掻き混ぜてくるの! 舌に絡み付くだけじゃない、上顎も歯茎のところも執拗にいじめられちゃってる…! なのに……なのに……嫌じゃ、ない……! 蒼一がいじめる個所からの刺激が気持ち良く感じちゃってる自分がいる…! ニコ、舐められただけで身体が敏感に反応しちゃってるの……!! 現に、ニコの身体がビクビクってしちゃってるし、身体が火照り出してきちゃってる。終いにはキスするだけで快感を覚えちゃってて……ニコ、いろんなところがおかしくなってる……

 

「キスしただけで顔がこんなにトロトロになっちゃって。とてもいやらしい感じになってきたじゃないか?」

「あ……あぅ……」

 

 唇を放した蒼一は少し意地悪そうな笑みをこぼすと、震える私の唇を指でなぞってくる。とてもくすぐったいし、感じちゃってる。指なんかで満足させられちゃって、なんていやらしいんだろうと思ってしまう。

 興奮からか口から荒れてくぐもった吐息が漏れてきては、わずかだけど蒼一の指に当たって熱になって返ってくる。そんなので顔を熱くさせられちゃうだなんて……もぅっ……

 

「身体も熱くさせちゃって、ココも形がわかっちゃうくらい硬いよ?」

「ひゃっ……く、くぅん……!」

 

 顔に触れられていた手をゆっくり落とすと、ニコの胸の辺りで指を止める。そして回すようにおっぱいを触れられる。それに乳首も……。キスで敏感にさせられたところを蒼一は指で転がすように触るから身体に電流みたいな刺激がビクってくるの。それで思わず恥ずかしい声が出ちゃうの……///

 

「かわいい反応♪ ニコのおっぱい、直に見たくなっちゃった♪」

「ふぇっ……!? ま、まって……!!」

 

 クスリと笑ったかと思うと、今度は手を服の裾を掴んでてたくし上げようとしていた。それがあまりにも滑らかに進めていくから、ニコが制止を呼びかけても間に合わない。ゆっくり首元にまで上げられて、ブラ以外のお腹やわき腹も一気に見られちゃってる。そして、おっぱいを隠してたブラさえも……

 

「ニコのおっぱい……かわいい♪」

「や……ぁっ……」

 

 ブラさえもたくし上げられちゃって、ニコの上半身全部が蒼一に見られちゃってる……///

 

「見てるだけじゃ、我慢できそうもないや」

「や、蒼一……あっ、あんっ……ふわあぁぁぁ♡」

 

 ニコのおっぱいを眺めていたら、顔を近付けてると乳首にキスしてきた。とろっとした柔らかな感触に触れられて思わず変な声が出てきちゃう。

 蒼一はそれだけにとどまらず、乳首を唇ではみ、舌で転がし、吸い上げてくる! まるで赤ん坊みたいに! 初めての感覚。口でされる度に感じるこの刺激に身体が悦び震えてる。刺激が強い快感になってニコの頭の中を駆け回っていって気持ち良くなってきてる。頭がふわっとしてきた。

 こんなのっ、知らない……おっぱいを口で吸われるのがこんなに気持ち良かったなんて知らなかった……! こんなのされ続けたら、ニコ、頭がおかしくなっちゃいそう……!

 そんなニコの思いとは裏腹に、蒼一は顔を埋め続けてはおっぱいに口を吸い付けてくる。しかも片方だけじゃ飽き足らないのかもう片方にも吸い付いてきては同じようにされちゃって、もう限界よ……

 

「に、ニコのおっぱい、ちっちゃいから楽しくないでしょ……?」

「いいや、そんなことない。小さくてもちゃんと膨らみがあって、白い肌に一際目立つピンッと硬く立つピンクの乳首が俺に主張してくるし、こうして触ったり舐めたりしてるとニコの反応が変わったりしてかわいい。それだけで俺は、ニコのことをもっと好きになっちゃいそうだ……」

「ッ~~~~!!」

 

 そ、そんなことを今言われたら、本当におかしくなっちゃいそう! ちょっとだけ甘えてくるような言い方で返されるからニコの胸がキュンキュンときめきだしてくるの! こんなに胸を熱くさせちゃったのは初めて……。このままじゃ、ニコ、意識がどこかへもっていかれそう……!

 身体に感じる蒼一からの刺激に私は声を殺した。息することも忘れてしまうほど悶えているのが恥ずかしくって、唇にギュッと力を込めてみるけれど、想像以上に蒼一が気持ち良くさせてくるからつい口が緩んで喘いじゃう。いっぱいキスされちゃったから閉じないのよぉ!

 

「あっ、だめっ……そ、そこいじめちゃ……あ、あああぁぁぁぁっ!!!!!」

 

 イッちゃう……! ニコ、おっぱい吸われただけでイッちゃった……!! 全身を駆け回る強い快感に大きくビクつかせてる。蒼一にイカされて身体が悦んじゃってるのぉ!! 頭の中なんかもう気持ちいいことばかりしか思い浮かばなくって他は何も考えられないくらいぼぉーっとしちゃう。自分でやっても得られなかった快感に溺れてしまいそうだった。

 

「ん、んふぅ……身体をビクビクさせちゃって、そんなに気持ちが良かったのかな?」

「はぁ――はぁ―――、そ、そんなに激しくされちゃったら、に、ニコ、おかしくなっちゃうところだったわよ……」

「そう? でも、気持ち良くなっていくニコの反応かわいかったな。もっと見ていたいくらい……♪」

 

 こ、このドSめ……ニコが身悶えしてるのにそれを楽しそうに見ているだなんて趣味が悪いじゃない。怒りたかったけど、悪気はなさそうに爽やかな笑みを浮かべて見つめられると怒るに怒れなかった。逆に責め立てられて得られた快感に身体が悦び疼いていたのだ。

 

 すると、蒼一はニコの身体をまさぐり始め――ついには、スカートの中にまで!

 

「ちょっ――そ、そこはっ……ひゃぅっ!!」

「指先に湿っぽいのが……ニコのパンツ、かなり濡れちゃってるな」

「あっ……やぁ……」

 

 そ、蒼一の指先がアソコに……!

 ずっとキスとおっぱいを弄ばされたからニコのパンツはぐっしょり湿っている。蒼一に言われなくてもわかっていたし、恥ずかしくって知られたくなかった……。そして、スジに沿うようにゆっくり動かされて、アソコが悦んじゃって、また濡らしちゃう。生温かいニコのいやらしいお汁がどんどん溢れてきちゃうの……!

 

「どうかな? 1人でしている時よりも興奮しちゃってる?」

「なっ――なんでそれをいま……!」

「俺にはわかってるよ。ニコが俺のことを考えてココを慰めているのを……それも、一度か二度、だけじゃないよね?」

「っ―――!!」

 

 背筋が跳ねた。一瞬、息が止まりそうになった。見られている……? ニコがシているところを見られちゃってるのかと身体が強張った。

 確かに……シた……それも蒼一の言う通り一、二度どころじゃない。もう夜な夜なと言ってもいいくらい――いえ、蒼一のことを思う度に、つい指が伸びてしまって……気付いたら自分で自分を慰めていた……。パンツを濡らすだけに留まらず、ベッドも、制服のスカートも――あと、ライブ衣装にも……。

 さすがにやり過ぎだとは思っている――でも、止められないの! アソコを弄ることで味わう快感をニコは覚えてしまったの……! 指でアソコをなぞり、いやらしい音を立てて得る快感が癖になっていた。

 でも今回は違う。蒼一の指でされちゃってる……! 太くてゴツゴツとした力のある指がニコのトロトロに蕩けちゃってるアソコに触れて慰めてくれている。ゆっくりと丁寧になぞられて今までにない快感に身をよじらせた。

 な、なにコレ――?! 指で触られているだけなのに、いつもと同じなはずなのに――気持ちいいっ!!

 快感と言う電流がバチバチと全身を行き廻り、感じちゃう度に背筋を仰け反らせちゃう! だ、だめぇっ……も、もう、余裕が……あっ、何かキそう……キちゃう、キちゃうのぉっ!!!!

 

 そしたら、蒼一は突き立てるように指を立てて、グッと力を込めていた。それがどういうことなのかも理解してて、身を強張らせた。それを今入れられたら、ホントにおかしくなるんじゃないかって――でも同時に、それが欲しくて、堪らなくなってしまっていて……

 

「あぁ、あああぁっ、ひやぁぁあああ!!!!」

 

 それが身体の中に入り込んだ瞬間、身体が引き千切られそうになるほどの快感に襲われ絶頂しちゃうっ!!!

 あっっっ!! か、身体中がすごく熱いっ! ビクビクしちゃって、私の知らないのをたくさん感じ取っちゃって、頭が沸騰しそう!! 指でするのがこんなに気持ち良かっただなんて知らなかった……自分でシてるのよりも遥かにイイっ……!!

 蒼一にまさぐられた身体は今まで経験したことがなかったほど興奮と快楽に溺れた。こんなことを知っちゃったら、もう前のようなことじゃ満足できなくなってきていた。やっぱり、想像しているするのよりも蒼一にシてもらうのが断然によかったんだと気付かされる。あぁ……まだ、アソコが疼く……

 

「ニコ……俺、もう……」

 

 四つ這った身体を起こした蒼一は、くぐもった声で伝えてくる。顔が赤くなっている。なんだかとっても苦しそうに見えて同情しそうになる。視線を落とすと蒼一の下半身から一部が盛り上がっていて、それが少なからず私の身体に当たってすり寄ってきている。

 シたい、のかな? 男なんだし当然のことなんでしょうね。でも、それを素直に受け取っちゃってもいいのかな? アイドルは処女性が大事、簡単に渡すものじゃないんだろうけど……ニコにとって蒼一は本当に大切な人。アイドルになることと同じくらい、いえ、も しかしたらそれ以上……かな?

 だから……ニコのゼンブを見てもらいたい……。

 両手を高く伸ばして蒼一にお願いするの、キテ――、って。

 ニコのゼンブを、蒼一に……。

 

 そしたら、着ていたバスローブを脱いで放り投げて、ニコの前で裸になるの。バッキバキに割れたお腹と首から足まで揃った硬そうな筋肉。そして、下半身から伸びる大きくって強そうなそれがニコの視線を釘付けにさせるの。

 お、おっきい……股の間から生え伸びてて、先端がおへそよりも高いところにまであるものなのかしら? 虎太郎のよりもはるかに大きい……男の人のって本当はこんな形をしていたのね……!

 初めて目にする男の人のそれ――強くてたくましくって、力があるのを見せつけているかのようなそんな様相。思わず息を飲んでしまいそうになる。

 アレが、ニコのアソコに入るの……? あんなの絶対入らないって……ニコの身体小さいから、ナカを押し通されてお腹を突き破ってしまいそうなイメージしか湧かない……! あらためて想像させられるとまた急に恐くなってくる……。

 

 でも……どうしてかしら……アソコの疼きは収まろうとしない。それどころかとっても欲しがってる……本能が、私を掻き立てている……

 

「やさしく、してあげるから―――」

 

 まるでニコの不安を打ち消してしまうようなやさしい声を囁いてくる。そんなこと言われちゃったら、ニコは……ニコは―――!!

 

 蒼一の手がニコのスカートに触れてファスナーを下ろした。ゆっくりスカートが腰から離れて外される。残されたパンツも両端を掴まれて下ろされていく。すぅーっと冷たい空気がアソコに当たってちょっと冷っとしちゃう。でもこれで、蒼一に隠すところが無くなった、ってことなのよね。そう思うとやっぱり恥ずかしくって頬を熱くさせちゃう。

 

「かわいいな。顔や性格だけじゃなくって、ココもこんなにかわいいだなんてね」

「と、当然よ……ニコは宇宙一カワイイんだから当然じゃない……」

「あぁ。俺の自慢のかわいい恋人だよ♪」

「っ~~~~~///」

 

 こ、こんな時にまでそんなことを言う……! もぅ、ばかぁ……///

 恥ずかしすぎて死んじゃいそう! こんなにされたら……ほんとに……

 

 

「いくよ―――」

「あっ――――!」

 

 気持ちが宙に浮いていたところに蒼一の先端がニコのアソコにくっ付いた! そして、考える間もなく、ソレがニコのナカに入って――――

 

「いん゛ん゛ん゛ッッッ――――!!!!」

 

 何かを破った痛みが走った。肌を切った時のような感覚に近かったけど、それよりは遥かに痛い。ナカでうごめいてる。お腹を内側から押されてるって感じで変な気分……

 

「大丈夫ニコ? 気分悪くない?」

「そ、そういちぃ……」

 

 心の余裕がなくなり始めたタイミングで声をかけてきたから、つい蒼一の手を握ってしまう。

 

「握ってて……な、なんだか怖いの……」

 

 こうでもしてないと、ニコがニコじゃなくなっちゃうような気がして怖かった。そして蒼一は、うんいいよ――、とこんな私を慰めるように握り返してくれる。そうしてくれるだけで、気持ちの持ちようが全然違う。

 しばらく私は動けなかったと思う。違和感で頭がぼーっとしてて、気付いた時にはそれが薄らいでいた。蒼一が慣れるようにと止まってくれたおかげなのかもしれない。気持ちが落ち着いてきた私は蒼一に、動いていいよ――、と耳打ちしてようやく再開する。

 ぐぐっと蒼一が腰を下ろすと、またお腹の中が押されていく。ゆっくり探るような動きでニコの膣内(ナカ)を掻き混ぜられていくようなの。さっきよりは楽になってて痛みをあまり感じてはいないけど、今度は違った感情が湧き起こってくる。

 

 

きもち――いい―――

 

 

 蒼一のソレがニコの膣内(ナカ)を行ったり来たり繰り返していると、膣内(ナカ)で擦れてそれが刺激になるの。擽られているのとは違って、触れられるだけで気持ちがいいの。おっぱいを触られたのやアソコを触られた時のとは違うぴりぴりっと感じちゃう刺激。あぁっ、また擦れちゃって―――!

 

「あっ……あぁっ……あ、あぁんっ♡」

 

 つい口から変な声が出ちゃう。こ、こんなの……無理……。声を抑えろって言われても抑えられないわよ。こんなに気持ちいいのに止められないわよ。

 しばらくはゆっくりとこう前後に動かされて余裕が出てきた感じになってきた。そしたら、蒼一がこう言ってきた。

 

「かなり馴染んできたみたいだな。それじゃあ―――ゼ(・)ン(・)ブ(・)、挿(い)れていい?」

「――――え?」

 

 一瞬、思考が止まった。ゼンブってどういうことなのかって……も、もしかして、今入ってるのでゼンブじゃないってことなの……? ようやく落ち付いてきたのに、さらに押し込まれちゃったら本当にどうなるかわからないわよ! それにこれ以上奥になんて入らないわよ!!

 

「まっ――――」

 

 咄嗟に声にして止めてもらおうかと思ったのだけど、先に腰の方が動きだして―――

 

 

「お゛ぅ゛っ―――――!!!!!」

 

 奥に突き刺さるっ―――!!!!!

 身体が仰け反っちゃう―――!!!!!

 イっちゃうのっ―――!!!!!

 

 な、な……なんなの、コレ……お腹を叩かれたような衝撃が伝わってきちゃって……お、おかしくなりそう……! く、くるしい……身体の中の内臓をすべて持ち上げられるみたいに押し込まれてるぅぅぅ!!! こんなの何度もされちゃったら壊れちゃうっ!!!!

 今の衝撃で思考がブッ飛んじゃうところだったのに、蒼一の腰がどんどん引いていって今度は内臓が下がってくるっ! 蒼一の、おちんちんに引っかかってニコの膣内(ナカ)をごっそり持ってかれるみたいなのっ! ヤバイ、コレ、また来ちゃって―――

 

「んあぁぁぁぁぁっ♡ また入ってくるぅぅぅっ♡」

 

 一気に押し上げられちゃってたくさん擦れちゃってるぅっ!!! ニコの膣内(ナカ)をたくさん擦られていいのぉっ!!!

 快感の刺激が全身に行き渡って行くっ! さっきのとは全然比べものにならないくらい気持ちいいっ!! 膣内(ナカ)をゴリゴリ押されてまだ痛むけど、おちんちんに擦れるのと突き当てられるのが同時に来ていいのぉっ!!

 

「あっ……あぁああっ♡ ひっ、はひゃっ……ふあぁっ……あっくぅっ♡」

 

 手を握られながら腰を打ち付けられる私は何度もイカされちゃっている。おっきなおちんちんを何度も出し入れされちゃうから押し上げられる快感と擦られる快感の2つを同時に迫られて頭が変になりそう。呼吸だってちゃんとできないから息が詰まっちゃいそうになってぼぉーっとしちゃう。何より、蒼一に犯されちゃっているっていう事実に全身が悦んじゃってた。

 

「んぁっ……うぅんっ……んくっ、あぁあぁっ♡」

「だんだんセックスする身体になってきたんじゃないか? さっきよりも解れて出し入れがしやすくなってるし、肉襞(にくひだ)がいい感じに絡み付いてきてる。これはもう少し頑張ってやんないとな♪」

「あ、ああぁぁっ!!! 奥にぃっ♡ ニコの奥に、蒼一のおちんちんが当たってるぅぅぅっ♡」

 

 蒼一が必死になって腰を振ってくれている! ニコの気持ちいいところをガツガツ掘削するみたいに突いてくるのがとってもいいのっ! 全身が燃えるように熱くなって、汗もたくさん出てきてる。この熱が逆にこの行為を激しくさせてくれて、どんどん入り浸っちゃう。

 気持ちいい……気持ちいいのよぉ……! ニコの膣内(ナカ)を蒼一のおちんちんが掻き混ぜられているのがいいのぉっ! 犯されてるっ、犯されちゃってるっ! 凶暴な蒼一おちんちんに乱暴にされちゃってるのぉっ!! ニコの身体の中ゼンブを犯されちゃってるみたいでとっても気持ちいいのぉぉぉっ!!!

 

 バカみたいに悦んじゃって、バカみたいに喘いじゃって、ホントにバカみたい。セックスし始めてからもういっぱいいっぱいになっちゃってて、何も考えたくないって感じ。さっきまでの悩みが嘘みたいにどっかに行ってしまったみたい。あれ? 私は、何に悩んでいたのかしら……? まあもうどうでもいいわ。今はこうして蒼一とセックスすることだけを感じていたいわ……♡

 

「はぁぁぁぁん!!! そ、そういちぃ♡ キスぅ、キスしてぇ♡ ニコのお口にちゅっちゅしてぇ♡」

「欲張りさんだな。ほら、口を向けな――」

「はぁん……んちゅっ、ちゅ……はふぅ、ん、んはっ……ちゅるるるる♡」

 

 はうぅぅぅんっ!!! ニコに覆い被さるように身体を密着されながらキスしてるぅぅぅっ♡ 寂しかった唇に蒼一の濃厚な唇が押し当てられてたくさん吸われちゃってるのっ♡ 絡み付く舌から出てくる生温かい唾液がニコの中に……♡ 蒼一の味をおいしく味わってるって思うとますます興奮してきちゃった♡

 

「んはっ―――まったく、アイドルがしちゃいけない顔をしやがってさ……こんなの誰にも見せられないわな」

「はぁ―――はぁ―――、いいのよ……今のニコは、蒼一だけのモノ。アナタだけのアイドルなんだから、蒼一を喜ばせるためなら何でもしちゃうっ! 全身でアナタを喜ばせるだけのアイドルになっちゃうんだからぁ♡」

「そう言ってくれると嬉しいねぇ♪ それじゃあ俺は、ニコを喜ばせるためにもう少し頑張っちゃうかな♪」

 

 すると、蒼一はニコの腰を掴むと、力を込めて腰を振り始め出した。

 

「な、な、なにコレぇぇぇぇぇっっっ!!!!? あっ、ああああぁぁぁああっっっ!!!!! す、すごひいぃぃぃぃっっ!!!!! そ、そういちのおちんちんがっ、たくさん突くのぉぉぉっ!!!!! ニコのおまんこにガンガン突かれてたくさんイっちゃってるのぉぉぉっっっ♡♡♡」

 

 下半身に与えられる衝撃は考えられないほどよ! 高速でおちんちんを出し入れされちゃってるからその度に感じる快感が激しいのぉっ!! イっちゃってるっ、イっちゃってるのぉっ!! イカされたらまたイカされて、間髪入れすに奥を突かれちゃうから全然余裕が無いのっ!! 高速ピストンおちんぽでニコの身体が壊れちゃいそうなのぉぉぉっっっ♡♡♡

 

「くっ―――そ、そろそろ出そうだ! たくさん出すからな! いっぱい出すけど問題ないな!?」

「は、はいぃぃぃっっっ♡ ら、らしてぇ、いっ、いっぱいらしてぇ、ニコのアイドルおまんこにぃ、いっぱいらしてぇぇぇっっ♡ ニコのカラダにそういちのものにさせてぇぇぇっ♡」

 

 蒼一のおちんちんが急に膨れたみたいに大きく感じてる。何かがきそう、そんな予感を抱くとともに、身体がそれを欲しがっていて心なしか膣内(ナカ)が広くなったような気がした。蒼一のをゼンブ受け取れる準備ができていたの♡

 

「い、イクぞ、ニコ! 膣内(ナカ)の一番奥に届くくらい思いっきりブチまけてやるからなっ!」

「キテっ!! ニコの膣内(ナカ)にっ! そういちのゼンブだしてぇええぇぇっっっ!!」

「ニコっ、にこっ、にこ……!! くっ……あ、ああっっっ!!!!!」

「そういっ……ぁ……あぁっ、あ……あああああぁぁぁぁぁっっっっっっっ♡♡♡♡♡」

 

 ニコの膣内(ナカ)にたくさんのっ! たくさんの蒼一のがでてるぅううぅぅっっ!!! お腹の中の一番奥の部屋に当たってのがわかるのっ!!! びゅっびゅっかけられて悦んじゃってるのがわかっちゃうのぉおおぉぉぉっ♡♡♡

 

「あ―――あっ―――ぁ―――♡」

 

 だし、きられた、の……? 蒼一のおちんちんの動きが完全に止まっちゃってる……。私のカラダは覆い被さる蒼一にギュッと抱きしめられながらチカチカする目を上に仰がせていた。

 もう……何も考えたくない……。激しい運動をした後の気だるさが全身に襲いかかって身体も頭も働かない。ただ口で荒れた呼吸をするだけの抜け殻みたいになっちゃった……。なのにこの状態が、今とっても嬉しく感じちゃっていた……。

 

 

 あれ……メール……?

 スマホのライトがチカチカ目に映るから手に取って開いてみた。するとそれはママからのだった。

 

 

 

『今日はこころたちと外で食事をしますので、夜は遅くなります―――』

 

―――と。

 

 それってつまり―――

 

 

「―――まだ、時間があるってことだね」

「―――っ!」

 

 スマホを覗き見ていた蒼一が薄笑いを浮かばせて囁いた。ぞくっ――、とさせられる言葉。全身を、心まで絡み付かれるようなこの感触……。そして、それに応じようとしている私のカラダ……。もう、考える必要もなかった―――

 

 

「もっと……シテ……♡ ニコのカラダをもっと、犯して……蒼一だけしか考えられないようにして……♡」

 

 止められない……一度味わってしまったこの快楽の虜になってしまった私は貪欲になる。自分で自分を慰めることより、蒼一に犯されることの気持ち良さを知ってしまった私は、もう元には戻れなかった。たっぷりの精子を膣内(ナカ)に注がれて、喘いじゃう時の自分が一番輝いているって、気付かされそうになる。

 

 だから……ね……

 

 

 ニコのことを……満足させてね……♡

 

 

(次回へ続く)

 




やっと書けた。

各話のエロさは十分でしょうか?

  • ドチヤクソエロい
  • もっとだ…もっとすごいのをくれ…!
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