※この作品はR-18です。

太陽の王、グウィン(偽)が征くFate/Zero~残された一振りの剣~   作:KeI77777

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こんにちはんこそば。
KEY(ドM)と申します。

今回は戦闘回。


あ、ヒロインはアルトリアだゾ。

聖杯問答の時に、「別に過去に戻って
やり直すとか。諦めないとかいいんじゃね?
(ダクソプレイヤーも似たもんだし)」とか
言っちゃうからだゾ(セルフネタバレ)

なお、現代で彼女の悩みを受け止めてくれる
唯一の人間として認識されるので、クッソ重たくなる模様。

いやー、きついっす(素)


それでは、ご覧ください(KBTIT)

KEY(ドM)


グウィン(偽)は戸惑う(内心)~サーヴァント?・・・・ええ・・・(困惑)

頬をかすめる鋭利な刃物。

あれが直撃すればただでは済まない

ことを悟り、必死に体を動かして

雨あられと降り注ぐ武器をさばく。

 

五体を十全に使い、押しのけるも

圧倒的に物量の前には相性が

悪いらしく、徐々にかすめる回数が

増えていく。

 

 

「・・・・・。」

 

両腕を組みながら、真紅の眼で

俺を見つめ、何かを見定めんとする

金髪の男の背後の空間から、大量の

武具が一斉発射される。

 

 

グウィンの力を持っているのに、

なんで押し負ける?

もしや、死にかけの時の王様の

力だったのか?

 

いや----。

 

(違う。)

 

俺がまだ、この力を扱えていないだけだ。

もし、これが王様本人だったら雷を

天空から降り注がせ、あっという間に勝利を

収めているだろう。

 

 

ここにいるのは力こそ持っているが、

戦い方も知らない素人。

自分がなぜ、こんなところいるのか知りたくて、

この異常な場所に首を突っ込んだけの野次馬。

 

 

大剣を力任せに振るい、打ち放たれる武器を

払い落す。

剣の炎が徐々にその強さを増していく。

 

 

(・・・・こんなもんじゃない。)

 

 

 

そうだ。アルトリウスを、オーンスタインを、

四騎士を、シースを、ニトを、イザリスを、

四人の公王を従え、世界を征服した神族の王が

こんなもののはずがない。

 

竜を狩りつくした黒騎士、銀騎士たちの

頂点に立つ男がこれだけなわけがない。

 

シュボッ、と自分の身体の内側から何かが

燃える感覚と共に、体中に力がみなぎる。

 

 

 

◆

 

 

(・・・・・・・・。)

 

宝具を展開し続ける古代の英雄王、

ギルガメッシュはじっと目の前に立つ、

王らしき男を見定めていた。

 

この星の果てを全て見た彼にとって

それは興味深いモノだった。

 

 

---未来が見えない相手。

 

この星の支配者たる彼にとって

それは屈辱以外の何者でもないが、

燃え盛る剣を握りながら、攻撃をさばく

男の姿にしばしの愉悦を感じた。

 

 

身体能力は高いというのに、戦い方は

素人のそれ。

点数をつけるならば、0点。

だというのに、目の前の男は英雄王の

宝具をさばき続け、今なお、こうして

抗っていた。

 

(・・・少しは,愉しめそうだな。)

 

醜悪な現代に降臨し、退屈なマスターに呼ばれた

彼の心中には激情がただただ存ったが、それも

新しいおもちゃを見つけたことによって、

口の端が思わず吊り上がるほど、機嫌を良くした。

 

何よりも、その体から洩れている神と

同じオーラが、ギルガメッシュにとっては

最高に目障りであった。

 

 

---彼の唯一の友を奪った、女神を思い出させるからに他ならない。

 

無聊を慰めさせた褒美として、死をくれてやろう。

そう思い、さらに宝具を展開しようとした

瞬間、それまで防戦一方だった男の姿がぶれ。

 

 

バチバチ、と雷が孟け狂う轟音が

彼の耳に届いた。

 

 

 

◆

 

 

(・・・・・で、できた・・・!)

 

これでいいのか。

これがあっているかはわからない。

 

だが、必死だった。

命がけだった。

 

それほどきつかった。

 

---右手には、俺がよく見慣れた

光り輝くものが握られていた。

 

 

「なっ!?・・・・あ、あれって・・・!?」

「むうっ!こりゃまずいっ!!伏せろっ!!坊主っ!!」

「・・・!!」

「・・・くっ!!」

 

 

勘がいいのか、散り散りに逃げていく他の者たち。

それまで、俺と金の鎧をまとっている男の戦いを

見守っていたが、俺が何をしようとしているのか

気が付いたのだろう。

 

 

「grrrraaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!」

 

そんな中、1人で突っこんでくる

黒い甲冑を身にまとった騎士。

 

「不敬であろうっ!!この我を誰と・・・!!」

 

目の前の男は逃げる気はないのか、

また武器を空中から発射せんと

手をあげ、構える。

 

関係ない。

何であろうと。

 

--------貫く。

 

 

 

「-----『太陽の槍っっっっっ!!!』」

 

 

 

あたりが閃光に包まれた。

 

 

 

◆

 

 

 

「ひ、ひえ・・・・。」

「・・・ふはははは!!おい、坊主!!ありゃ何だ!?

余はこれでも博識であると自負心があるが、あんな奴は

初めて見たぞ!!・・・・ううむ。ぜひとも我が軍門に

下らせたい・・・・!」

「お、お前はこの期に及んでまた・・!!」

 

空飛ぶ牛車で射程圏外から離れ、事なきを

得たウェイバーは、自身のサーヴァントの相変わらずな

態度にため息をつきながらも、先ほどの一幕について

考え始めた。

 

(・・・あいつは一体?!もしやキャスターか!?)

 

アサシンは脱落し、キャスター以外の面々が

この場に全員そろっている。

 

ならば、突如乱入してきたあの男は、

自然と考えればキャスターでしかありえない

はずだがウェイバーにはそう思えなかった。

 

剣を振るって戦っていたところから

キャスターである可能性は低い。

 

 

ならば、一体何者なのか。

彼の頭の中は混乱する。

 

 

「・・・・くっ。」

 

その俊敏さを活かし、遠くのコンテナまで

飛んで逃げたディルムッドは先ほどの光景を

思い出す。

 

いきなり男の手に雷が握られていたかと思うと、

昼夜が逆転したかと錯覚するほどの光に満ち溢れ、

雷鳴が轟いた。

 

魔力のようであって、そうではない何かを

感じつつも、彼にとってそれは身の覚えのない

ものであった。

 

「・・・・・・・無事ですか?アイリスフィール。」

「え、ええ・・・。」

 

同じく、アイリスフィールを抱え、少し離れた

場所からセイバーが彼女の身を案じそう問いかけると

アイリスフィールは戸惑いながらも自分が無事であることを

伝える。

 

その眼は、信じられないものを見てしまった、

と言わんばかりに驚愕の色に染まっていた。

 

 

「そういえば・・。あのアーチャーとバーサーカーは!?」

 

いち早くそれまでに何があったのか

冷静になった頭で思い出したウェイバーは叫んだ。

 

あたりには煙が立ち込め、雷が落ちた場所を

中心に包まれており、視界が塞がれていた。

 

一陣の潮風が吹き、煙を吹き飛ばしていくと

状況が露になった。

 

 

「・・・aaa・・・・raaaaa・・・」

 

 

---雷をまともに受けてしまったのか、

鎧にぴり、ぴりとほのかに紫電がほとばしっている

状態で地面に倒れ伏すバーサーカー。

 

 

 

「------ふ、ふははははははは!!」

「・・・ぬう・・!!」

 

 

 

----そして口から血を流し、焼け焦げた

黄金の鎧を身にまといながら嗤う英雄王。

 

 

----かたや、右腕に鎖を巻きつけられ

苦しそうにうめくグウィン(偽)。

 

彼は知る由もないが、その鎖は

『神に関係している生物』にとっては

最悪の代物であった。

 

「慢心していたとはいえ、よもや、友以外に

この我をここまで追い詰めるとは・・・。

くくく・・・。時臣めのつまらぬ策に

のって正解であったわ・・・。」

「ぐっ・・・!」

 

 

あの瞬間、確かに雷はギルガメッシュに向かって

放たれるはずだった。

しかし、横やりを入れてきたバーサーカーに

向かっても放電したため、力が分散し、

英雄王を倒すまでには至らなかった。

 

自分が死ぬかもしれない、という認めがたい

未来を見たギルガメッシュは即座に天の鎖を

彼に向かって放ち、拘束しようとするも、

避けられ、結果として右腕にだけ巻き付いた。

 

「褒美をやろう・・・!!貴様相手ならば

我の至宝の剣、抜いて・・・。」

 

その瞬間だった。

それまで上機嫌だった彼の顔から

笑みが消え、無表情でどこかにいる

誰かに向かってつぶやく。

 

 

「・・・貴様ごときの忠言で我に

矛を収めよと?・・・大きく出たな、時臣・・・!!」

 

---そして、それまでグウィン(偽)の身体に

巻き付いていた鎖が引っ込み、彼は解放されると

すぐにギルガメッシュから距離を取るために後ろに飛んだ。

 

考えてのモノではなかった。

ギルガメッシュがまだ、何か奥の手を隠しているような、

ぞっとする気配を感じたものによる、反射であった。

 

 

「---雷の男よ。貴様を殺すのはこの我であることを

ゆめゆめ忘れる出ないぞ。」

 

言いたいことは言った。

そうであるかのように、黄金の粒子となって

英雄王は消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(こ、怖かったあああああああああああああああ!!)

 

 

---実は、内心震えながら死にたくない思いで

放った雷槍で命をつなぎとめたことに安堵した彼は

思わず、小さくガッツポーズするのだった。




グウィン(偽)「ねえ。これどういうこと?何が起きているん?
       俺は何をやってしまったんだ?(震え声)」

魔術協会が激おこ不可避なんだよなぁ・・・・。

補足。

グウィンの『全盛期』ってことは
『シース、ニト、四人の公王、イザリス』にソウルを
分ける前であり、『時代を焼くためにソウルを使う』前の
状態だから・・・。

うわあ、考えたくもない(思考放棄)

両腕が使えて、盾を持っているアルトリウス
並にエンカウントしたくないんだよなぁ(確信)

読者の皆はどんなダクソキャラが好きだゾ?

俺はやっぱり・・・・・・。




無名の王やな(裏切り)


感想、くれ

れ(おかわり)

読者の感想をもとに書いているから
くれくれおくれまん


KEY(ドM)
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