渚はリビングのソファに座ったまま、片方の手で私の乳房を愛撫し、もう片方の手で背中を触るという行為を、両手を変えて繰り返した。
「ハァ ハァ ハァ ハァ・・・」時間が経つにつれ、私の呼吸は次第に荒くなっていった。
「ねえ、続きは寝室でやろうか?」という渚の提案に、私は即座に首を縦に振った。
寝室の電気をつけると、渚は情熱を帯びた唇を、私のそれに重ねてきた。
キスと同時に彼は、私が羽織っていたジャケットを脱がせ、ノースリーブ型ワンピースの、背中のジッパーを掴むと素早く下におろし、ワンピースの肩を掴むと素早く脱がせた。
この間、わずか1、2分。
あっという間に、私は下着だけの姿になった。
「えっ?えっ?」
驚きのあまり言葉にならない。
気がつくと、渚もパンツ一丁の格好になっていた。
「あかり・・・愛している」彼は私の耳元で囁くと、おでこに優しくキスをした。そしてベッドの上に座るよう、目線で促した。
同じタイミングで、私と渚はベッドに腰掛けると、彼はリビングでの行為を繰り返した。
「アア・・・ハァ・・・」
あまりの気持ちよさに、私は喘ぎ声をこらえることができない。
やがて彼の指がブラの背中のホックに触れると、彼はゆっくりと時間をかけて、それを外した。そしてパンティを剥ぎ取り、私をベッドの上に寝かせた直後、自身のパンツを脱いだ。
私たち二人は、ベッドの上で生まれたままの姿になった。
渚は私の髪の毛をゆっくり愛撫すると、指で私の顔全体を思う存分なで回した。そして情熱のこもった両手で、私の身体全体をゆっくり愛撫する。
「アアッ・・・ハアッ・・・」
快感に身をよじらせながらも、私はまだ事態を把握できずにいた。
渚は、いったい私に何をしようというのか?
私が、渚にずっと好意を抱いていたのは事実だ。だとしたら、彼も私の好意に気づいたって認識でいいのかな?私を「色気のある女」にすると考えていないだろうね?
アタマの中でいろんなことを考えているうちに、渚の両手は、私の乳房をわしづかみにしていた。
「ふっくらしているね」私の乳房を揉みしだきながら、ヤツはにっこり微笑む。
「な、な、なにを・・・」私はアタマがパニックになって、なにを言ったらいいのか、どう反応したらいいのかわからない。
「あかり、君は色気がほしいっていっていたね」
私の乳房を揉みしだきながら、渚が笑顔で私に話しかける。
「ええ・・・ハァ・・・そうよ・・ハァハァ・・・・いったわよ・・・アァ・・・ッ」
喘ぎ声が混じりながらも、私は答える。
「じゃあさ・・・僕がなぜ君にこんなことしているか・・・わかるよね?」
小悪魔的な笑みを浮かべて、渚が話しかける。彼は私に声をかけなから、たっぷりと時間をかけて私の乳房を愛撫する。いつの間にか、私の乳首は硬くなっていた。
渚はカチカチに硬くなった私の乳首をめがけて、丹念に舌で舐めていく。コロコロという舌の感触が伝わり、ピチャピチャという音が聞こえるたびに、私のカラダを走る快感が強くなっていくのがわかる。
「ハァッ・・・イヤッ・・・ヤダ・・・ヤメテ・・・」
私は頭を左右に振り、身をよじらせて渚の攻勢に耐える。しかし中学時代の時と同様、彼が簡単に諦めるはずがない。
彼は両手で、丹念に私のカラダをまさぐっていく。お尻に、腰に、カラダの横側に、太ももに。気が済むまでこれらの部分を愛撫すると、両腕を私の背中に回した。そしてリズムを変えて、私の背中を愛撫する。
「なぎさ・・・いい・・・きもちいい・・・」
うっとりとした目つきで、私は渚に話しかける。
彼は片手で、再び彼の乳房を揉みしだきながら、私に話しかける。
「僕たちが今やっている行為は、汚らわしいものでも何でもない。愛する人同士の間では、ごく自然な行為なんだよ」再び、彼と私の唇が重なる。
「なぎさ・・・」快感で、私の意識が徐々に遠のく。
「ベッドシーンに抵抗があるんだろ?だったら僕が、免疫をつけてあげるよ。劇中に出てきたら、僕との行為を思い出せばいい。そうすれば、君にとってプラスになるよ」
いつの間にか、渚の片手は、私の秘部にあった。その部分はぐしょぐしょに濡れている。
そして彼はもう片方のてで私のてのひらを掴むと、自分のナニを掴ませた。
それはとても熱く、硬く、大きく、太いものだった。
「もう我慢できない・・・挿れて、いいかい・・・」
彼の呼びかけに、私はハッとなった。
「渚、ちょっと待って!」私は慌てて上半身を起こすと、枕元のクローゼットからコンドームの箱を取り出し、そこからコンドーム1個を、渚に手渡した。
「ねえ渚、やりたいのはわかるけど、ナマ挿入というのはいろいろとまずいんだ・・・」
芸能事務所にとって一番最悪の事態は、所属女優の妊娠だ。これは既婚も未婚関係ない。ましてや私が抱える今の状況は、女優人生の瀬戸際なのだ。今ここで一時の快楽に走った結果、妊娠したということが発覚した時点で、私の「芸能界引退」は事実上確定する。それに、私たちはまだ学生だ。妊娠引退した女優を、正社員として採用してくれる奇特な企業があるとは思えない。
それは渚も察してくれたようで、彼はうんわかったといい、即座に目の前でコンドームを装着してくれた。それを見て、私もベッドに横になる。
「それじゃあ、挿れるよ・・・」渚はぽつりといった。
「優しくしてね」と、私も応じる。
「あかり、今日が初めてなんでしょ?」渚の問いかけに、私はこくんと首を縦に振る。
「今までの発言から、君がバージンだということは想像がついた」
ニヤニヤしながら、渚が話しかける。
「僕も、初めてなんだよ」
私は、驚きのあまり目を大きく見開く。
彼の今までの仕草からを見る限り、とても「童貞」とは思えない。というか、信じろというのがムリだろう。
「最初は痛いかも知れないけど、じきに気持ちよくなるから、それまでは我慢してね」
そう言うやいなや、渚は硬くなった自分のイチモツを、勢いをつけてグイッと私の中に挿入した。
「イタ・・・ァ・・・ァァ・・・イィィ────────────────────ッ!!!!」
処女喪失は痛いものだということは知っていたから、ベッドに横になった時点で覚悟はしていた。だがこれほどまでに痛いものだなんて!
私が痛がるのもかまわず、渚はピストン運動を繰り返す。彼が私を突くたびに、私の中に強烈な痛みに混じり、快感が混じるようになる。
「アア────────ッ!!!!イヤ────────ッ!!!!ウワ────────ッ!!!!」
渚に突かれるたびにわたしは大声を出し、身をくねらせ、頭を振る。やがて彼は、私の上で腰を振り始める。一緒に腰を振っていると、これまでとは違った快感を覚えた。
「イ、イ、イ、イヤ────────ッ!!!ダ、ダ、ダ、ダメ────────ッ!!!!」
「アギャ────────────────────────────────ッ!!!!」
「ウワァァ────────────────────────────────ッ!!!!」
次々と私のカラダに押し寄せる快感の前に、私はもう限界だった。それでも必死なってカラダをくねらせ、両手足をばたつかせて最後の抵抗を試みる。だがそれはムダな抵抗だった。
「アアアアァァァァ────────────────────────────ッ!!!!」
彼の腰の動きに、私のわずかに残っていた理性は完全にすっ飛んだ。
コンドーム越しに渚の情熱が私の中に注ぎ込まれ・・・そして私はの記憶は、遙か彼方にまで飛んでしまった・・・・。
「キモチよかったようだね」
再び私が意識を取り戻した時、渚はタオルで、私のカラダを丁寧に拭っていた。
「ずいぶん、汗かいていたね」
渚が拭いてくれたとはいえ、まだ私のカラダは汗で湿ったままだ。渚の身体も、ところどころ汗が滲み出ている。もちろん私のベッドも、二人の体液をかなり吸収し、かなりべちょべちょの状態だ。
そしてベッドのシーツには、私が処女であったという痕跡が、しっかりと残っている。
「大事にするよ」渚はそう言うと、私の身体を優しく抱きしめた。そして指で、私の乳房を優しくつつく。彼が乳房に触れるたびに、私の身体に快感が走る。
私はしばし渚にされるままになっていたが、やがて急速に睡魔に襲われた。
「眠くなってきた・・・」と私が言うと
「じゃあ、そのまま寝ようか」と渚がいった。
毛布を掛け、二人は横になって手を繋ぐと・・・そのまま寝入ってしまった・・・。
翌日の昼前。
私は今度出演する予定のドラマの打ち合わせのために、テレビ局の中にいた。
「おはようございます」と挨拶した局員は、直後にびっくりした表情を見せ、私をじろじろ見た。
「あの、私なんかしましたか・・・?」戸惑いの表情を浮かべながら、私は尋ねる。
「いや、今日の磨瀬ちゃんって、なんか色っぽいなーって」
「そうですか?」社交辞令だとは思うが、とりあえずは悪い気がしない。
「なんか、肌の色艶が今までとは全然違う・・・なんかありましたか?」
「いやいや、なにもありませんよ」
背中から、冷や汗が流れ落ちるのがはっきりわかる。
夕べ渚と寝たこと、しかも昨晩は調子にのって何回もイタしたなんてことを、この場ではいえないや・・・フーッ。