リーンボックスはゲイムギョウ界の四大国の内の一つであり、女神グリーンハートの治める国である。
グリーンハート――またの名をベールは、四女神の中でも特に大人びた性格と外見を備えたお姉さん的なイメージの女性だ。
変身中は緑のポニーテールになる長髪は、平時では美しい金色に輝き、スラリと伸びた肢体は起伏激しく女性の魅力に溢れていた。
自分の容姿(特に胸)に自信を持つからこその、余裕のある佇まいがどこか高貴な雰囲気を醸し出している。
そんなベールの元に、今日はネプテューヌが訪れていた。
子供姿のネプテューヌではなく、変身後の大人姿なので、正しくはパープルハート。
プラネテューヌを守護する四女神の一人である。
「ようこそネプテューヌ。わざわざリーンボックスまで脚を運んで頂いて感謝しますわ」
「えぇ、少しの間お邪魔するわねベール」
ネプテューヌがリーンボックスを訪れたのは、プラネテューヌとリーンボックスの友好記念式典の為だ。
国同士の対立が無くなりゲイムギョウ界は平和になったが、だからと言って後は放っておいても平和が維持出来る訳ではない。
友好的な関係を継続する為、国と国の交流は非常に重要と言える。
まぁしかし、本人達はそれ程重く考えているわけでもなく、友人の家に遊びに来たくらいの感覚でもあった。
「式典まで日にちはあるんですし、それまではゆるりと私の国を楽しんでいってくださいな」
ベールとネプテューヌの仲は良好であるし、両国民達も今は対立している訳では無い。
もちろん仕事は大事だが、式典は七日後であり、その間ベールの家で遊んだり観光したりして過ごそうというのがネプテューヌの目的だった。
当然その時は子供姿で遊び回ることになるだろうが、取り敢えず今はお仕事モード。
「ありがとう、ゆっくりさせて貰うわ」
パープルハートがお礼を言い、ベールも快く受け入れる。
しかし、ベールは不思議そうな顔を作って視線をパープルハートの背後に向けた。
「それで、その子はどうしたんですの?」
そこには、彼女の背中に隠れるようにしてこちらを伺っている、小学校高学年くらいの年頃の少年が居た。
妹のネプギアなら兎も角、ネプテューヌに弟に居るなどという話は聞いたことが無い。
ネプテューヌは少し困ったような顔をして、
「実は、この子は親が居なくて協会で私が一時的に預かっているのだけど、リーンボックスに行くと言ったら付いていきたいと言い出してね。仕方無いから一緒に連れてきたのよ。よかったかしら?」
「あらあら、そうなんですの。そういうことなら構いませんわ。お優しいのねネプテューヌ」
ベールが優しい微笑みを向けると、少年は顔を赤くして頭を下げた。
慣れない土地に来て緊張しているのだろう。
それでも付いてきたのは、余程ネプテューヌと離れたくなかったのか。
随分と慕われているんですわねと、微笑ましい気持ちになった。
「うふふ、そんなに恥ずかしがらなくても良いんですのよ? わたくしのことも姉のように接してくださいまし。 わたくしは妹には誰よりも優しいですけれど、弟にだって優しくしますわ」
穏やかな物腰の言葉は、確かにお姉さん的な包容力を感じさせる。
少年も幾らか警戒心を薄めたようで、ようやく口を開いた。
「よ、よろしくお願いします……」
「あまり迷惑を掛けないようにするのよ」
パープルハートが年下の少年を注意する姿は、傍目には本物の姉弟、もしくは母子のようにも見えた。
「それじゃあ部屋に案内しますわね。滞在中はわたくしの自室の隣に部屋を用意してありますから、そこに泊まって頂きますわ」
「えぇ、ありがとう」
「あ、ありがとうございます……」
パープルハートと少年はベールの案内に従って部屋へと連れて行かれ、そこに荷物を降ろすと、早速パープルハートは女神化を解除して子供姿のネプテューヌへと戻った。
「イヤッホー! それじゃベールの部屋でゲームしようよー! え、式典会場の下見? そんなの後々! ベールと遊ぶために新作ゲームいっぱい持ってきたんだから!」
女神姿の時とは落差の激しすぎるハイテンションで、ネプテューヌは飛び跳ねるようにベールの部屋に向かった。
「相変わらずの変わりっぷりですわねぇ。ちょっと待って下さいまし!」
駆け出すネプテューヌを追いかけ呼び止めるが、ネプテューヌはさっさと先へ行ってしまう。
ベールも自室に向かうが、その前に後方の少年へ振り返る。
どうやらネプテューヌのテンションについていけていないようだ。
「ほら、貴方も一緒に遊びましょう?」
「! ……うん!」
ベールが呼びかけると、少年は強く頷き走り寄ってきた。
(素直でいい子そうですわね。ネプテューヌが気にいるのも分かりますわ)
ベールは納得して、少年と共に自室へと向かった。
その後3人はベールの部屋でテレビゲームをして盛り上がると、あっという間に時間は過ぎていった。
お腹が空いてくる時間になると、ベールが豪華な料理を振る舞い、食事の後はまたネプテューヌがゲームをしたいと言い出したのでそれに付き合うことに。
まぁ勿論ベール自信も重度のゲーマーなので、それは望む所であるのだが。
少年は大丈夫なのかと思ったが、そこは意外に平気な様子でしっかりとネプテューヌの元気さにも付いてきていた。
普段から姉弟のように仲が良いのだろうなと想像すると、なんだか本当に妹や弟を見守る姉のような気分になってしまう。
少年とも今日一日だけで随分と打ち解けることが出来た。
一週間同じ屋根の下で過ごすことになるが、これなら楽しく過ごして貰えそうだとベールは胸を撫で下ろした。
◆
「ふぅ、今日一日遊んでるだけで終わってしまいましたわ。……明日からは仕事もしませんとね」
時間は夜。ベールは浴槽の湯船に浸かりながら独りごちた。
一日の疲れが温かいお湯に溶けていくようで、「ふぅ」とリラックスした息を吐く。
一日中ゲームをしているのもそれはそれで疲れる。
と言っても、廃ゲーマーであるベールにとっては、この程度の長時間プレイなどはまだまだ序の口であるのだが。
ネプテューヌと少年は先に入浴を済ませ、自分たち用の部屋に戻っている。
男女同室だが、まぁ姉弟のようなものだし問題は無いだろう。
「はー、いいお湯でしたわ」
バスルームから出たベールは、温まった身体が冷めない内にネグリジェに着替え、自室へ続く廊下をゆったりと歩いていた。
夜ではあるが、温かい時期なので廊下もそれほど寒くない。
ネプテューヌ達はもう寝てしまっただろうか?
家の主が来客より遅く起きるわけにもいかないし、今日は早く寝てしまおうと、少し足早になりネプテューヌ達がいる部屋を通り過ぎようとした時、
「……あ…………ああ………んん…………」
ネプテューヌ達の部屋から、何か声が聞こえて、ベールは足を止めた。
「あら?」
何か話でもしているのだろうと、気にする程のことでは無いと思ったのだが、なぜだろう、そんな声では無かったような気もする。
あまり褒められた行為ではないが、気になって部屋の扉に耳を近づけてみる。
「んああっ…………くううぅ……ん、んんん……っ」
(な、なにをしているんですの?)
パープルハートの、何か苦しんでいるような声が聞こえる。
遊んでいる、という感じでもない。
不穏な雰囲気を察して、ベールは部屋のドアノブに手を掛ける。
「……ごめんなさいネプテューヌ、少しだけ覗かせてもらいますわよ」
小さな声で呟き、ゆっくりとドアノブを回す。
言い様のない嫌な予感。
見てはいけない物を見てしまいそうな不安感が募るが、同時に抗えない興味も湧く。
僅かに開けたドアの隙間から、部屋の中を覗き見た。
来客用にテレビや机、冷蔵庫などが置かれた部屋の奥に、ベッドが二つある。
二人のために用意した物だが、人が居るのは片方のベッドのみ。
うつ伏せで寝そべる女神姿のパープルハートの上に、少年が乗っていた。
ギシギシとベッドが揺れている。
マッサージでもしているような体勢だが、おかしい部分がある。
二人共全裸なのだ。
これではまるで……。
「せ、セックスしていますの……!?」
ベールは目を見開き、見た光景をそのまま口にした。
自分の呟いた言葉が信じられなかった。
だが、裸の女性の上で腰を振る少年の様子は、どう見ても男女の交わりにしか見えず、
それに、
「はあああんっ♡ ああっ、ああああ……!」
聞いたことのないパープルハートの艶やかな声は、明らかに感じている女性のモノだった。
混乱する。
あの二人は姉弟のような関係だと思いきっていたのに、まさかこんな関係だったとは。
いや、幾ら女神とはいえ女性なのだからそういう相手がいること自体は不思議では無いのだが、だからといってその相手が人間の子供だなんて。
ベールが困惑している間も、二人の性交は続く。
小さな身体を自分よりも大きな女性の尻肉にぶつける少年。
パンッ! パンッ! と、小気味いい音がこちらにまで届く。
「ひゃぁん! そこっ、気持ちいいわ……。もっと、もっと突いて! ふあああ……!」
紫髪の美女が、心底気持ちよさそうな声を上げている。
ここからは見えないが、あの肉付きのいいお尻を掻き分けて、少年のモノが彼女の中に埋まっているのだろうことは容易に想像出来た。
「あんまり大きい声出すと、ベールお姉ちゃんに聞こえちゃうよ」
「!」
少年の言葉に、パープルハートだけでなくベールまでドキリとする。
まさか、気づかれている?
そんな考えが脳をよぎるが、目を逸らすことが出来ない。
上から押し潰すように、少年は体重を掛けて秘所にペニスを捩じ込む。
奥まで密着した後も、ぐりぐりと腰を揺さぶって膣内の感じる部分を刺激している。
「んんっ、んん~~~~♡ ふぅぐううう……」
パープルハートは大きな音を出さないように声を噛み殺しているが、うめき声のような嬌声は我慢しきれていない。
(そんなに、良いんですの……?)
いつの間にか、ベールは二人の性交に見惚れてしまっていた。
「ねぇ、自分が今どういう状況なのか説明してよ。女神様が今何処で何してるのかをさぁ」
「は、はいっ、私は、パープルハートは……ハァン! ゆ、友人の家で、自分よりも小さな子どもにぃぃ! お、おちんぽで躾して貰っています!」
高圧的な態度の少年と、従順な女神。
二人とも、今日一緒に居た時とは全く違う顔を見せている。
あんな子供に、女神が屈服させられているというのだろうか。
「よしよし、素直だねパープルハート。ご褒美にもっと可愛がってあげるからね」
「くひいっ♡ あ、ありがとうございますぅ……!」
女神は、すらりと伸びた両足を跳ね上げ、おもちゃのように反応しながら媚びた声を上げる。
明らかに少年が上位であり、その関係はペットと飼い主のそれに見えた。
先程まで見せていた二人の関係は偽りだったのだろうか? ベールにはもう分からなくなっていた。
(あのパープルハートが、あんなに乱れるなんて……)
歓喜の表情で喘ぐ紫の女神を見ていると、自分まで身体が熱くなってしまう。
心臓の鼓動が早くなり、ショーツにはしたない染みが滲む。
「あんっ、あ、あぅ……おほぉ!? ふあぁぉぁっ♡」
ベッドに顔を埋めて身体をピンと伸ばし完全に無抵抗な女神を、少年は容赦なく上から突きまくる。
ベールが入浴している間ずっと交わっていたのだろう。
二人共、じんわりと汗を出しながら身体を重ねていた。
「そろそろ出すよ! 一緒にイこうね、パープルハート」
「はひぃぃぃっ……ふむ、ふぐうううぅ……!」
言葉にならない呻き声で返事をする美女。
だが言葉は無くとも、もう限界が来ていることは傍目にも分かった。
少年の細い身体が前後に小刻みに動き、射精への道筋を急速に駆け上がる。
「そらっ、イケっ、淫乱女神! イッちゃえ!」
一際強く肉棒が打ち付けられると、それと同時に女体が反り返り、激しく跳ねた。
「い、いぐうううう!! おっ、おおおおぉぉ~~~……♡♡」
白目を剥く程の快楽に防波堤が決壊し、絶頂の雄叫びが響いた。
もう隣の部屋にベールが居るかもしれないことは完全に頭から抜け落ち、本能のまま吠える。
「ん……ッ、出る……!」
少年も腰を震わせ、追い打ちの射精を決める。
びゅるびゅると吹き出す精子が逃げ出すことの無いよう、奥まで密着させての中出し。
「ふあああぁぁ……、で、出てる……うっ、うぅっ……」
中出しされている間、びくんびくんと身体が痙攣している。
危険な反応にすら見えたが、彼女の顔は至福の表情に包まれていた。
長い射精が終わり、ようやくパープルハートの上から少年が離れる。
そこでようやく、女神の膣内で暴れていた陰茎がベールの目に映った。
「……な、なんですのアレ……!?」
思わず声に出してしまう程、遠目に見ても分かるくらい、予想以上に少年のソレは大きかった。
小さな身体には不釣り合いな、子供とは思えないサイズの肉の塊。
あんなものが女性の大切な部分を何度も何度も蹂躙していたのかと戦慄した。
少年は愛液と精液で汚れたペニスを、未だ息を切らせている少女の顔の前に近づけると、少女は何を言われるでもなく自分からペニスに口づけし、纏わりつく粘液を啜り始めた。
「ちゅう……ちゅる、んぐっ、んごっ……ぷぼっ、んッ」
「あー……、そうそう、お掃除も上手になったね」
「んんぶぅ……ぬりゅ……、ずる、ずずぅ……、えろれろ……」
優しく頭を撫でられながら、舌を使って精子を掬い取っていく。
雌として雄に奉仕する喜びを知った女の姿を覗き見るベールの瞳には、いつしか羨望の色が混じっていた。
「これから一週間、楽しみだね」
少年が言ったその言葉は、己のモノを舐める女神に言ったのだろうか。
一瞬、少年と目が合った気がした。
「ハッ!」
ベールは慌てて扉から離れ、熱く脈打つ心臓を抑えながら自室へと駆けた。
部屋に戻るとドアの鍵を掛け、すぐにベッドに潜り込む。
ベッドの上で丸くなっても、胸のドキドキは一向に止む気配がない。
目を閉じても、今見た光景が瞼に焼き付いて離れない。
美女と少年の交わり、友人の初めて見る女の顔、凶悪な雄の男根……。
他人のセックスを実際に見るのは初めてだった。
それは想像を超えて荒々しく、二次元では無い本物の生々しさがあった。
「こんな……こんなの、いけませんわ……」
分かっていてもどうしようもない身体の疼きを止めるため、自然と手が下半身へと伸びてしまう。
あんな風に、自分も激しく犯される光景を想像してしまい、秘所を蜜が濡らす。
――これから一週間、楽しみだね。
少年の言葉が頭の中に浮かぶ。
「これから一週間……どんな顔をして一緒に過ごせばいいんですの……」
ベールの受難は、まだ始まったばかりだ。