「まず始めにお
指名され、水色の髪のクラスメイトが立ち上がる。
「はい。魔導とは大衆魔法・固有魔法・魔術・魔導具・魔具等、全ての魔に関する学問のことです」
「よし、正解だ。なら次は
次に起立するのは、赤みがかった黒髪のクラスメイト。
「はい。大衆魔法は理屈上誰もが後天的に会得できる魔法のことで、固有魔法はその人が生まれもったその人だけの魔法であり総じて大衆魔法より強力な魔法と言われています」
「そうだ。厳密に言えば固有魔法の中にも愚にもつかないものはあるが、基本的に固有魔法は大衆魔法よりも強力とされている。無論その分固有魔法を保有する者は少ない。まぁもっともこの学園には能力者含めごろごろ居るがな」
そこでちらりと視線が向けられる。
能力者。読んで字の如しそれは能力を持つ者の事だ。
能力は固有魔法以上に稀少で、固有魔法よりも理不尽な力が多いとされている。
実際芽依が保有する能力、【魔法会得】は視界内の他人が所持する魔法を大衆・固有問わず己の物とすることができる理不尽極まりない代物で、芽依が備える魔法は全てこれにより会得されていた。
「……」
もっともだからなんだという話だが。
芽依は授業から完全に意識を外し、個人をピンポイントで遠視可能な固有魔法【監視】を発動する。
まだまだ全快には程遠いがこの程度なら余裕で行使できる程には魔力が回復しているのだ。
(あ、起きたんだ。ていうか、あれ? 泣いてる?)
芽依の視界に映し出されたのは、お風呂場で泣きながら精子を掻き出す紅音の姿。
最後は自分からキスを求め始めていたのですっかり堕ちたと思ったのだがこの様子だとどうも違うようだ。
まぁだがよくよく考えれば、昨日の今日で完全に堕ちる方がどうかしている。
(ふ~ん。てことはあれかな。今朝のは犯されてる現実から逃げたくて、一時的に性を求めただけだったのかな?)
強姦されてる事から目を背けるために快楽を受け入れるというのは、本末転倒のような気もするが。
しかし紅音の立場からするとそうでもしなければ精神が保てなかったのかもしれない。
(あ、またむらむらしてきた)
目の前の苦痛から逃避するため性を享受するなんて、なんて甘美な響きか。
芽依は下腹部が熱を宿すのを感じながら、紅音の観察を続けた。
彼女は左手に持ったシャワーでお湯をかけながら内部の精液を必死に掻き出し続ける。
サーモンピンク色の穴からドロッとした濃い粘液が溢れ出す様は、かなりそそるものがある。
正直この場で自慰を始めたいぐらいだ。教室で自慰等絶対にしないが。
(うぅ。身体に悪いから、終わりにしよ)
芽依は魔法を切る。
発散できない場所であの光景を見続けるのは最早拷問だ。
(……そういえば生徒が先生を犯すなんて内容の本もあったっけ)
芽依はじっと先生ーー
シャツを押し上げる服越しにもわかる巨大な双丘に、モデルのようなスラッとしたスタイル。
できる女を思わせるきりっとした切れ長の瞳に、大層整った綺麗な顔立ち。
芽依はごくりと生唾を呑み込んだ。
あの美人と称するのが的確な美貌を滅茶苦茶にできたらどれだけ楽しいだろか。
紅音の発展途上の身体とは違い、成熟した大人特有の色気溢れる肉体を汚せたらどれほどいいか。
「ん。もうそんなに経ったか。それじゃお前ら次は外で体育だ。遅れるなよ」
鐘の音が鳴り終わると共に退出する朱実の後ろ姿を眼で負う。
その瞳には途方もない邪な感情が宿っていた。
輪姦物が書きたい今日この頃。