徒然なるエロ小説〜ショートショート〜 作:更新は終了いたしました
佐藤優里:後輩。百合の気があり
先輩:名前つけ忘れた。母性お化け
エロなし。例のアレ要素あり。気をつけて
「ね、ねぇ……もうやめてよぅ……」
か細い声が目の前から聞こえてくる。嬌声の混じった荒い息は、先程までの情事……いや、レイプの後の名残だ。
「ねぇ、お願いだからぁ……」
「うーん、どうしようかなぁ?私まだ満足してないですし?」
嘘だ。先輩の可愛い姿を見る事が出来ただけで既に満足だ。だけど、まだ見ていたい。
「もっと可愛い所、見せて下さいよ」
そう言って徐に唇を重ねた───。
〜〜〜
「何やってるの?」
「わっひゃい!?せ、先輩!?どうしてここに!?」
後輩×先輩モノのエロ小説を書いている最中にモデルとなった先輩が現れた。慌てて別のページ───これは、健全なイラストだな。うん、大丈夫大丈夫。
「いや、佐藤さんが熱心に何か書いてるから何してるのかなーって思って……もしかして黒歴史?」
大きく縦に首を降る。ちょっと先輩が引いてる……いや、これはチャンスだ。
「マジで黒歴史なんで出来れば聞かないで下さいホントにお願いします許して下さい何でもしますから───あ」
「ん?今なんでもするって言ったよね?」
乗ってきやがったこの先輩。くっそ、なんで例のアレに若干詳しいんだこの先輩。
「そんなこと言ってないで「言いました」言ってn「言ったよね?」言っt「これ、バラしちゃいますよぉ?」先輩詳しいな!?」
先輩がいつの間にか持っていた私のノートを持ってヒラヒラと振ってみせる。私はガックリと項垂れるしかなかった。
〜〜〜
「お邪魔しまーす……」
「あまり広くないけど、ゴメンね?」
先輩が私に出した条件。それは先輩と添い寝する事。まあ別に先輩の事嫌いじゃないし良いんだけど、良いんだけどさ……。
「ご飯にしましょ?お昼ご飯」
なんでこの先輩こんなにウッキウキなんだろう。私にそんな魅力あったかなぁ。
「あまり料理得意じゃないけど、ちょっとそこで待っててね」
「お構いなく」
ダウト、先輩は校内料理コンテストで3位の持ち主だ。つまり料理の腕はかなり高い。
なに?睡眠薬を入れてこないのかだって?最近の睡眠薬は大概変な味がしたり混ぜると色が変わったりするからすぐにわかると思う。
「おまたせ、カニ玉炒飯にしてみたよ」
「美味しそう……」
プロ顔負けでしょこれ……最高に美味そうなんだけど。
「「いただきます」」
蓮華で掬って一口。優しい甘みと炒飯の塩気が絶妙に絡み合う。卵もふわふわだしカニの旨みが口に広がる。
「美味しい……」
「ふふ、ありがとう。うん、中々よく出来てる」
言葉もそこそこに夢中で口に掻き込む。あっという間になくなってしまった。少し名残惜しいがお腹もちょうどよく膨れたので良しとしよう。
「ごちそうさまでした」
「お粗末さまでした」
その後しばらく食休みしてベッドに横になる。うっわ、ベッドもふかふか……何だこの天国。
「な、なんか恥ずかしいですね」
「ふふ、顔赤くしちゃって、可愛いわね」
おっふ、頭撫でられてる……。後頭部を空くように手櫛されるのが心地好くて目が細まる。
意外と適応力があったのか私も段々と楽しくなってきた。
「先輩暖かいですね」
胸元にひっつきながらそんな事を言ってみる。それでも撫でるスピードは変わらない。眠くなってきた。
「ふあぁ……」
「ふふ、先に寝ちゃってもいいよ?おやすみなさい、優里ちゃん」
「おやふみなしゃい……」
〜〜〜
「ふあああぅぅ……んふぅ」
ここどこ……?
しばらく考え込んで、そういや先輩と添い寝したなと思い出す。そう言えば先輩の姿が見えない。むくりと起き上がってリビングへと向かう。
「あ、おはよ。良く寝てたね、晩御飯作ったけど食べる?」
「いや、悪いですよ、親に連絡もしてないですし」
「その点は大丈夫。さっき連絡しておいたから。佐藤さんのお母さんも『好きなだけ泊まっていいよ』って言ってたし」
「外堀埋められた感がすごい。まあいいや、お世話になります」
「いいよそんな畏まらなくても。なんて言っても私達の仲でしょ?」
お茶目に笑う先輩に困ったように笑う。まあいいか。先輩のご飯美味しいし。
「さ、出来たよ。じゃん、何となく肌寒いし今日はお鍋だよ。水炊きだけどね」
すげぇ、一人暮らしが土鍋とかカセットコンロ持ってるとか初めて見た……。
「じゃあ早く食べようか。ゆず醤油とゴマだれあるけどどっちがいい?」
「じゃあゆず醤油で」
二人で鍋をつつく。久々に鍋を食べるなぁと思いながら舌鼓をうつ。
「そう言えばさ、実は黒歴史の中身見えちゃったんだ」
「んぐむっ!?ゲホッ、マジっすか……」
「だからちょっとからかうつもりで添い寝したんだけど凄い幸せそうに寝ちゃったから罪悪感がすごくて……ごめんね?」
「ああだから添い寝したのか……べつにいいですけどね、私的にはとても気持ち良かったですし」
鍋を囲んでとんでもないことを話している気がする。
「たまに添い寝頼んでいいですか?」
「なんなら膝枕でもいいよ?」
「マジっすか」
この後めちゃくちゃ膝枕してもらった。
正直すまんかった